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技術 ネットワーク監視装置

出願人 富士通株式会社
発明者 岡安弘之
出願日 1996年2月27日 (24年10ヶ月経過) 出願番号 1996-040191
公開日 1997年9月5日 (23年3ヶ月経過) 公開番号 1997-233159
状態 特許登録済
技術分野 広域データ交換 デジタル伝送の保守管理 伝送一般の監視、試験
主要キーワード 監視体 監視スケジュール バックアップ完了通知 接続解除処理 バックアップ状態 データ処理装置間 バックアップ完了 接続コマンド
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題

モデムを介して接続された専用回線を用いてデータ通信を行なうネットワーク監視する際に用いて好適なネットワーク監視装置において、モデムによる他の回線への自動的なバックアップを、監視スケジュール時間により制御することにより、不必要な課金の防止及びネットワーク監視システムの性能を向上させることができるようにする。

解決手段

監視スケジュールファイル6Aと、バックアップモデムファイル6Bと、現時刻監視対象時間内か否かを判定する監視対象時間判定部6Cと、現時刻が監視対象時間外であると判定された場合にバックアップ解除コマンドを該当モデムに出力するバックアップ解除コマンド出力部6Dと、現時刻が監視対象時間内であると判定された場合にバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力するバックアップ接続コマンド出力部6Eとをそなえるように構成する。

概要

背景

図10は一般的なネットワーク監視装置が適用されたデータ通信ネットワークを示すブロック図であり、この図10において、101はデータ通信ネットワークであり、このネットワーク101は、データ通信を行なう端末102A,102Bとホスト102Cとがモデム103−1〜103−6を介して専用回線104で接続されている。

即ち、端末102Aはモデム103−1,専用回線104及びモデム103−2を介してホスト102Cに収容され、端末102Bはモデム103−3,専用回線104,モデム103−4,交換機107−1,107−2,モデム103−5,専用回線104及びモデム103−6を介してホスト102Cに収容されている。

さらに、各モデム103−1〜103−6は、公衆回線又はISDN回線等の他の回線105にも接続され、専用回線104を用いたデータ通信時に専用回線104の障害発生を検出すると、専用回線104による通信から他の回線105による代行通信に自動的に切り換わるバックアップ接続機能を有している。これにより、端末102A,102Bは、ホスト102Cとの間で専用回線104又は他の回線105を介してデータ通信を行なうことができるようになっている。

なお、モデム103−3〜103−6における他の回線105への接続状態については、図示を省略している。また、106はデータ通信ネットワーク101の状態を監視するネットワーク監視装置であり、108はホスト102Cを監視するホスト監視装置であり、109は各モデム103−1〜103−6からの回線使用状況に関する情報等を収集するモデムデータ収集装置である。

即ち、ネットワーク監視装置106においては、上述のモデムデータ収集装置109にて収集されたモデム103−1〜103−6からの回線使用状況に関する情報等に基づいて、データ通信ネットワーク101の状態を監視するようになっている。ところで、上述のネットワーク監視装置106においては、モデム103−1〜103−6毎にデータ通信ネットワーク101の状態を監視するための時間帯を設定されるようになっており、これにより、ネットワーク監視装置106では、モデム103−1〜103−6毎に、実際のデータ通信を行なう時間帯のみのネットワーク監視を行なうようになっている。

例えば、上述の図10〜図12に示すデータ通信ネットワーク101においては、8:00〜17:00の時間帯において、モデム103−1〜103−6を介して通常のデータ通信が行なわれるとともに、オペレータがネットワーク監視装置106を介してデータ通信ネットワーク101を監視し、それ以外の時間帯においては、通常のデータ通信は行なわれず、オペレータによるネットワーク監視装置106を介したネットワーク監視は行なわれないようになっている。

このような構成により、上述のネットワーク101では、端末102A(又は102B)とホスト102Cとの間でモデム103−1,103−2(103−3〜103−6)を介してデータ通信を行なう。モデム103−1とモデム103−2との間では、通常は専用回線104を介してデータ通信が行なわれているが、例えば図11に示すように、専用回線104に障害が発生した場合には、モデム103−1,モデム103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)においてこれを検出する(図11においては、端末102B,モデム103−3〜103−6及び交換機107−1,107−2の図示を省略している)。

すると、回線異常を検知したモデム(この場合においては103−2)においては、モデム103−2に対してダイヤリングを行なう(電話をかける)ことにより、自動的に他の回線105に迂回させて、バックアップ接続を行なっている〔信号(A1)参照〕。なお、ネットワーク監視装置106では、モデム103−2からモデムデータ収集装置109を介してバックアップ接続動作が完了した旨の通知を受けることにより、ネットワーク101の状態を監視している〔信号(A2)参照〕。

その後、専用回線104が復旧した場合には、例えば図12に示すように、オペレータがネットワーク監視装置106を操作することによりバックアップの解除を行なっている。即ち、オペレータによるネットワーク監視装置106の操作により、モデム103−2に対して、モデムデータ収集装置109を介することによりバックアップ解除コマンドを送信する〔信号(A3)参照〕。

これにより、モデム103−2では、バックアップ接続の解除動作を行なった後に〔信号(A4)参照〕、ネットワーク監視装置106に対し、モデムデータ収集装置109を介することによりバックアップ解除動作が完了した旨を通知する〔信号(A5)参照〕。ところで、モデム103−1,103−2間の専用回線104が正常であり、バックアップ接続されていない状態においては、端末102B及びホスト102C間においてデータ通信を行なっていない状態においても回線は接続状態にあるが、実際に回線を使用した分(通信したデータ量)に応じて課金されるようになっている。

また、モデム103−1,103−2間の専用回線104に障害があり、バックアップ接続されている状態においては、端末102B及びホスト102C間においてデータ通信を行なっていない状態においても、他の回線105を介して接続状態にあり、実際に回線を使用していなくても、接続されている時間に応じて課金されるようになっている。

概要

モデムを介して接続された専用回線を用いてデータ通信を行なうネットワークを監視する際に用いて好適なネットワーク監視装置において、モデムによる他の回線への自動的なバックアップを、監視スケジュール時間により制御することにより、不必要な課金の防止及びネットワーク監視システムの性能を向上させることができるようにする。

監視スケジュールファイル6Aと、バックアップモデムファイル6Bと、現時刻監視対象時間内か否かを判定する監視対象時間判定部6Cと、現時刻が監視対象時間外であると判定された場合にバックアップ解除コマンドを該当モデムに出力するバックアップ解除コマンド出力部6Dと、現時刻が監視対象時間内であると判定された場合にバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力するバックアップ接続コマンド出力部6Eとをそなえるように構成する。

目的

本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、モデムによる他の回線への自動的なバックアップを、監視スケジュール時間により制御することにより、、不必要に課金されることを防止するとともに、ネットワーク監視システムの性能を向上させることができるようにした、ネットワーク監視装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数のデータ処理装置がそれぞれモデムを介して専用回線に接続され且つ各モデムが該専用回線の障害発生時に該専用回線による通信から他の回線による代行通信に切り換えバックアップ機能を有して構成されるネットワーク監視するとともに、前記の各モデムによるバックアップ状態を集中的に制御する機能をもつネットワーク監視装置であって、前記の各モデムの監視対象時間を保持する監視スケジュールファイルと、該専用回線の障害発生に伴い代行通信を行なうバックアップ接続状態になったモデムについての情報を登録されそのモデム情報をオペレータによるバックアップ接続状態解除操作が行なわれるまで保持するバックアップモデムファイルと、バックアップ接続状態になったモデムについての情報を該バックアップモデムファイルに登録する際に、もしくは、該バックアップモデムファイルに既に登録されているモデムについて定期的に、該当モデムの監視対象時間を該監視スケジュールファイルから読み出し現時刻が監視対象時間内か否かを判定する監視対象時間判定部と、該監視対象時間判定部により現時刻が監視対象時間外であると判定された場合にバックアップ解除コマンドを該当モデムに出力するバックアップ解除コマンド出力部と、該監視対象時間判定部により現時刻が監視対象時間内であると判定された場合にバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力するバックアップ接続コマンド出力部とをそなえたことを特徴とする、ネットワーク監視装置。

請求項2

該バックアップ解除コマンド出力部によりバックアップ解除コマンドを該当モデムに出力する際に、該当モデムの情報としてバックアップ解除状態になった旨を該バックアップモデムファイルに登録する一方、該バックアップ接続コマンド出力部によりバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力する際に、該当モデムの情報としてバックアップ状態になった旨を該バックアップモデムファイルに登録することを特徴とする、請求項1記載のネットワーク監視装置。

請求項3

該バックアップ解除コマンド出力部が、該バックアップモデムファイルに該当モデムの情報としてバックアップ状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ解除コマンドを該当モデムに出力することを特徴とする、請求項2記載のネットワーク監視装置。

請求項4

該バックアップ接続コマンド出力部が、該バックアップモデムファイルに該当モデムの情報としてバックアップ解除状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力することを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のネットワーク監視装置。

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0001

目次
発明の属する技術分野
従来の技術(図10図12
発明が解決しようとする課題(図13図15
課題を解決するための手段(図1
発明の実施の形態(図2図9
発明の効果

技術分野

0002

本発明は、モデムを介して接続された専用回線を用いてデータ通信を行なうネットワーク監視する際に用いて好適な、ネットワーク監視装置に関する。

背景技術

0003

図10は一般的なネットワーク監視装置が適用されたデータ通信ネットワークを示すブロック図であり、この図10において、101はデータ通信ネットワークであり、このネットワーク101は、データ通信を行なう端末102A,102Bとホスト102Cとがモデム103−1〜103−6を介して専用回線104で接続されている。

0004

即ち、端末102Aはモデム103−1,専用回線104及びモデム103−2を介してホスト102Cに収容され、端末102Bはモデム103−3,専用回線104,モデム103−4,交換機107−1,107−2,モデム103−5,専用回線104及びモデム103−6を介してホスト102Cに収容されている。

0005

さらに、各モデム103−1〜103−6は、公衆回線又はISDN回線等の他の回線105にも接続され、専用回線104を用いたデータ通信時に専用回線104の障害発生を検出すると、専用回線104による通信から他の回線105による代行通信に自動的に切り換わるバックアップ接続機能を有している。これにより、端末102A,102Bは、ホスト102Cとの間で専用回線104又は他の回線105を介してデータ通信を行なうことができるようになっている。

0006

なお、モデム103−3〜103−6における他の回線105への接続状態については、図示を省略している。また、106はデータ通信ネットワーク101の状態を監視するネットワーク監視装置であり、108はホスト102Cを監視するホスト監視装置であり、109は各モデム103−1〜103−6からの回線使用状況に関する情報等を収集するモデムデータ収集装置である。

0007

即ち、ネットワーク監視装置106においては、上述のモデムデータ収集装置109にて収集されたモデム103−1〜103−6からの回線使用状況に関する情報等に基づいて、データ通信ネットワーク101の状態を監視するようになっている。ところで、上述のネットワーク監視装置106においては、モデム103−1〜103−6毎にデータ通信ネットワーク101の状態を監視するための時間帯を設定されるようになっており、これにより、ネットワーク監視装置106では、モデム103−1〜103−6毎に、実際のデータ通信を行なう時間帯のみのネットワーク監視を行なうようになっている。

0008

例えば、上述の図10図12に示すデータ通信ネットワーク101においては、8:00〜17:00の時間帯において、モデム103−1〜103−6を介して通常のデータ通信が行なわれるとともに、オペレータがネットワーク監視装置106を介してデータ通信ネットワーク101を監視し、それ以外の時間帯においては、通常のデータ通信は行なわれず、オペレータによるネットワーク監視装置106を介したネットワーク監視は行なわれないようになっている。

0009

このような構成により、上述のネットワーク101では、端末102A(又は102B)とホスト102Cとの間でモデム103−1,103−2(103−3〜103−6)を介してデータ通信を行なう。モデム103−1とモデム103−2との間では、通常は専用回線104を介してデータ通信が行なわれているが、例えば図11に示すように、専用回線104に障害が発生した場合には、モデム103−1,モデム103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)においてこれを検出する(図11においては、端末102B,モデム103−3〜103−6及び交換機107−1,107−2の図示を省略している)。

0010

すると、回線異常を検知したモデム(この場合においては103−2)においては、モデム103−2に対してダイヤリングを行なう(電話をかける)ことにより、自動的に他の回線105に迂回させて、バックアップ接続を行なっている〔信号(A1)参照〕。なお、ネットワーク監視装置106では、モデム103−2からモデムデータ収集装置109を介してバックアップ接続動作が完了した旨の通知を受けることにより、ネットワーク101の状態を監視している〔信号(A2)参照〕。

0011

その後、専用回線104が復旧した場合には、例えば図12に示すように、オペレータがネットワーク監視装置106を操作することによりバックアップの解除を行なっている。即ち、オペレータによるネットワーク監視装置106の操作により、モデム103−2に対して、モデムデータ収集装置109を介することによりバックアップ解除コマンドを送信する〔信号(A3)参照〕。

0012

これにより、モデム103−2では、バックアップ接続の解除動作を行なった後に〔信号(A4)参照〕、ネットワーク監視装置106に対し、モデムデータ収集装置109を介することによりバックアップ解除動作が完了した旨を通知する〔信号(A5)参照〕。ところで、モデム103−1,103−2間の専用回線104が正常であり、バックアップ接続されていない状態においては、端末102B及びホスト102C間においてデータ通信を行なっていない状態においても回線は接続状態にあるが、実際に回線を使用した分(通信したデータ量)に応じて課金されるようになっている。

0013

また、モデム103−1,103−2間の専用回線104に障害があり、バックアップ接続されている状態においては、端末102B及びホスト102C間においてデータ通信を行なっていない状態においても、他の回線105を介して接続状態にあり、実際に回線を使用していなくても、接続されている時間に応じて課金されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0014

しかしながら、上述の図10図12に示すようなネットワーク監視装置においてては、モデム103−1,103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)において専用回線104に障害が発生したことを検出すると、この障害を検出したモデム103−2においてはバックアップ接続動作を行なうが、オペレータによるネットワーク監視装置106の操作を通じてバックアップ接続を解除するまでは、バックアップ状態のままとなる。

0015

このため、モデム103−1〜103−6の監視対象時間が、例えば時刻08:00〜17:00の間に設定され、この時間にのみオペレータがネットワーク監視装置106を介してデータ通信ネットワーク101の状態を監視している場合には、例えば深夜等のように、データ通信が行なわれずネットワーク監視装置106を操作するオペレータも不在となるような時間帯においては、本来ならばバックアップを行なう必要がない。

0016

ところが、このような時間帯においても専用回線104に障害が発生した場合には、モデム103−1又は103−2ではバックアップ接続動作を行なうので、オペレータが解除するまでは他の回線105により接続された状態にある。不必要な課金がかかるという課題がある。例えば図13に示すように、00:30においてモデム103−1,103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)において回線障害を検出した場合には、この回線障害を検出したモデム103−2においては自動的にバックアップ接続動作を行なう(参照)。

0017

続いて、時刻が05:00の時に回線障害が復旧した場合においては、監視対象時間外のためネットワーク監視装置106のオペレータは不在であり、回線が復旧してもバックアップの解除を行なうことができない(参照)。その後、時刻が08:00の時に監視対象時間内となり、この時点でネットワーク監視装置106のオペレータが回線の復旧を認識し、バックアップの解除操作を行なう。この時、05:00〜08:00までの3時間は、他の回線105による不必要な課金がかかっている(参照)。

0018

なお、監視対象時間内の時刻11:45においてモデム103−1,103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)において専用回線104の障害を検出した場合においても、障害を検出したモデム103−2では自動的にバックアップの接続を行なうが、ネットワーク監視装置106のオペレータは、このバックアップ接続した旨をモデム103−2からの通知により認識している(参照)。

0019

その後、監視対象時間内の時刻16:00において、回線障害が復旧すると、ネットワーク監視装置106のオペレータは、専用回線104が復旧したことを認識して、即時にバックアップ接続の解除操作を行なう。この場合においては不必要な課金はかからない(参照)。また、図14に示した場合においては、監視対象時間内の時刻11:45で、モデム103−1,103−2の少なくとも一方(例えばモデム103−2)において専用回線104の障害を検出し、障害を検出したモデム103−2では自動的にバックアップの接続を行なう。ネットワーク監視装置106のオペレータは、このバックアップ接続した旨をモデム103−2からの通知により認識している(参照)。

0020

その後、時刻が17:00となり、監視対象時間外へ移行するが、この時はまだ専用回線104の回線障害は復旧していない。時刻17:00を経過すると、翌日の時刻08:00までオペレータは不在となる(参照)。オペレータが不在となっている時刻19:30において専用回線104の回線障害が復旧するが、監視対象時間外であり、この時点ではバックアップ接続の解除を行なうことができない。即ち、監視対象時間内に移行する翌日の時刻8:00となるまでの、少なくとも12時間は不必要に課金される(参照)。

0021

また、図15に示した場合においては、監視対象時間内の時刻11:45で、モデム103−1,103−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム103−2)において専用回線104の障害を検出すると、障害を検出したモデム103−2において自動的にバックアップの接続を行なう。ネットワーク監視装置106のオペレータは、このバックアップ接続した旨をモデム103−2からの通知により認識している(参照)。

0022

その後、時刻が17:00となり、監視対象時間外へ移行するが、この時はまだ専用回線104の回線障害は復旧していない。時刻17:00を経過すると、翌日の時刻08:00までネットワーク監視装置106のオペレータは不在となる(参照)。翌日の時刻08:00に、監視対象時間内に移行するが、この時点では前日の11:45からの回線障害が継続しており、オペレータはバックアップの解除は行なわない(参照)。

0023

その後、時刻が10:00において、前日から継続していた専用回線104の回線障害が復旧すると、ネットワーク監視装置106のオペレータは回線の復旧を認識し、バックアップの解除操作を行なう(参照)。この場合においては、監視対象時間内の08:00〜10:00までの2時間は、他の回線105へのバックアップ接続による課金は必要なものであるが、監視対象時間外の前日の17:00から翌日の08:00までの15時間は、通常は通信は行なわれず、不必要に課金されている。

0024

本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、モデムによる他の回線への自動的なバックアップを、監視スケジュール時間により制御することにより、、不必要に課金されることを防止するとともに、ネットワーク監視システムの性能を向上させることができるようにした、ネットワーク監視装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0025

図1は本発明の原理ブロック図であり、この図1において、1はネットワークであり、このネットワーク1は、複数のデータ処理装置2がそれぞれモデム3を介して専用回線4に接続され且つ各モデム3が専用回線4の障害発生時に専用回線4による通信から他の回線5による代行通信に切り換えバックアップ機能を有して構成されている。

0026

さらに、6はネットワーク監視装置であり、このネットワーク監視装置6は、ネットワーク1を監視するとともに、各モデム3によるバックアップ状態を集中的に制御する機能をもつものであり、監視スケジュールファイル6A,バックアップモデムファイル6B,監視対象時間判定部6C,バックアップ解除コマンド出力部6D及びバックアップ接続コマンド出力部6Eをそなえている。

0027

ここで、監視スケジュールファイル6Aは、各モデム3の監視対象時間を保持するものであり、バックアップモデムファイル6Bは、専用回線4の障害発生に伴い代行通信を行なうバックアップ接続状態になったモデム3についての情報を登録されそのモデム情報をオペレータによるバックアップ接続状態解除操作が行なわれるまで保持するものである。

0028

さらに、監視対象時間判定部6Cは、バックアップ接続状態になったモデム3についての情報をバックアップモデムファイル6Bに登録する際に、該当モデム3の監視対象時間を監視スケジュールファイル6Bから読み出し現時刻が監視対象時間内か否かを判定するとともに、バックアップモデムファイル6Bに既に登録されているモデム3について定期的に、該当モデム3の監視対象時間を監視スケジュールファイル6Bから読み出して現時刻が監視対象時間内か否かを判定するものである。

0029

また、バックアップ解除コマンド出力部6Dは、監視対象時間判定部6Cにより現時刻が監視対象時間外であると判定された場合にバックアップ解除コマンドを該当モデム3に出力するものであり、バックアップ接続コマンド出力部6Eは、監視対象時間判定部6Cにより現時刻が監視対象時間内であると判定された場合にバックアップ接続コマンドを該当モデム3に出力するものである(請求項1)。

0030

ここで、バックアップ解除コマンド出力部6Dによりバックアップ解除コマンドを該当モデム3に出力する際に、該当モデム3の情報としてバックアップ解除状態になった旨をバックアップモデムファイル6Bに登録する一方、バックアップ接続コマンド出力部6Eによりバックアップ接続コマンドを該当モデム3に出力する際に、該当モデム3の情報としてバックアップ状態になった旨をバックアップモデムファイル6Bに登録することができるようになっている(請求項2)。

0031

さらに、上述の場合においては、バックアップ解除コマンド出力部6Dが、バックアップモデムファイル6Bに該当モデム3の情報としてバックアップ状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ解除コマンドを該当モデム3に出力することができる(請求項3)。また、上述の場合において、バックアップ接続コマンド出力部6Eが、バックアップモデムファイル6Bに該当モデム3の情報としてバックアップ解除状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ接続コマンドを該当モデム3に出力することもできる(請求項4)。

発明を実施するための最良の形態

0032

図2は本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置が適用されたデータ通信システムを示すブロック図であり、この図2において、11はデータ通信ネットワークであり、このデータ通信ネットワーク11は、データ通信を行なうデータ処理装置としての端末12Aと端末12Aを収容するホスト(データ処理装置)12Cとがモデム13−1,13−2を介して専用回線14で接続されている。

0033

即ち、端末12Aは端末側モデム13−1,専用回線14及びホスト側モデム13−2を介してホスト12Cに収容されている。さらに、各モデム13−1,13−2は、公衆回線又はISDN(IntegratedServices Digital Network)回線等の他の回線15にも接続され、専用回線14を用いたデータ通信時に専用回線14の障害発生を検出すると、専用回線14による通信から他の回線15による代行通信に自動的に切り換わるバックアップ接続機能を有している。

0034

即ち、モデム13−1,13−2は、それぞれ、専用回線14の障害発生を検出すると、自動的に通信相手側のモデム13−2,13−1に対してダイヤリングを行なうことにより、他の回線15を介して通信ができるようになっている。これにより、端末12Aは、ホスト12Cとの間で専用回線14又は他の回線15を介して間断なくデータ通信を行なうことができる。

0035

また、18はホスト12Cを監視するホスト監視装置であり、19は各モデム13−1,13−2からの回線使用状況に関する情報等を収集するモデムデータ収集装置である。ところで、16はネットワーク監視装置であり、このネットワーク監視装置16は、モデムデータ収集装置19からの各モデム13−1,13−2における回線使用状況に関する情報とともに、ホスト監視装置18からのホスト監視情報とを入力され、データ通信ネットワーク11全体を監視するものであり、監視情報は、オペレータにより認識されるようになっている。

0036

具体的には、ネットワーク監視装置16は、データ通信ネットワーク11が通常のデータ通信が行なわれる時間帯を監視対象時間として設定して、この監視対象時間内におけるネットワーク状態を監視するものであり、詳細にはバックアップ完了通知受信部16A,バックアップ状態チェック部16B,監視対象時間チェック部16C,バックアップ解除コマンド送信部16D,バックアップ接続コマンド送信部16E及び監視スケジュールファイル16Fをそなえている。

0037

なお、上述のネットワーク監視装置16にて設定される監視対象時間としては、各モデム13−1,13−2毎に設定されるようになっている。即ち、本実施形態にかかるネットワーク監視装置16が適用されたデータ通信ネットワーク11においては、通常、モデム毎に予め設定された監視対象時間内において、各モデムに収容される端末12A又はホスト12によりデータ通信が行なわれるようになっている。また、ネットワーク監視装置16においては、上述の設定された時間を監視対象時間として、オペレータにより監視情報を認識されるようになっている。

0038

ここで、バックアップ完了通知受信部16Aは、モデム13−1,13−2からの、専用回線14から他の回線15へのバックアップ接続が完了した旨の通知を、モデムデータ収集装置19を介して受信するものである。また、バックアップ状態チェック部16Bは、専用回線14の障害発生に伴い、代行通信を行なうためのバックアップ接続状態になったモデム13−1,13−2についての情報を登録され、そのモデム情報をオペレータによるバックアップ接続状態解除操作が行なわれるまで保持するバックアップモデムファイルをそなえている。

0039

さらに、監視スケジュールファイル16Fは、各モデム13−1,13−2の監視対象時間を保持するものである。また、監視対象時間チェック部16Cは、バックアップ接続状態になったモデム13−1,13−2についての情報をバックアップ状態チェック部16Bに登録する際に、該当モデム13−1,13−2の監視対象時間を監視スケジュールファイル16Fからの監視スケジュール読み出して現時刻が監視対象時間内か否かを判定するものである。

0040

さらに、監視体対象時間チェック部16Cは、バックアップ状態チェック部16Bに既に登録されているモデム13−1,13−2について定期的に、該当モデム13−1,13−2の監視対象時間を監視スケジュールファイル16Fから読み出して現時刻が監視対象時間内か否かを判定するものである。従って、上述の監視対象時間チェック部16Cにより監視対象時間判定部としての機能を有している。

0041

さらに、バックアップ解除コマンド送信部16Dは、監視対象時間チェック部16Cにより現時刻が監視対象時間外であると判定された場合にバックアップ解除コマンドを該当モデム13−1,13−2に出力するバックアップ解除コマンド出力部としての機能を有するものである。また、バックアップ接続コマンド送信部16Eは、監視対象時間チェック部16Cにより現時刻が監視対象時間内であると判定された場合にバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力するバックアップ接続コマンド出力部としての機能を有している。

0042

これにより、モデム13−1,13−2においては、バックアップ解除コマンド送信部16Dからのバックアップ解除コマンドを受信すると、バックアップ接続を解除する一方、バックアップ接続コマンド送信部16Eからのバックアップ接続コマンドを受信すると、上述した専用回線14の障害を検出した場合と同様に、バックアップ接続を行なうようになっている。

0043

ところで、バックアップ状態チェック部16Bでは、上述のバックアップ解除コマンド送信部16Dによりバックアップ解除コマンドを該当モデム13−1,13−2に出力する際に、該当モデム13−1,13−2の情報としてバックアップ解除状態になった旨を、バックアップモデムファイルに登録する一方、バックアップ接続コマンド送信部16Eによりバックアップ接続コマンドを該当モデム13−1,13−2に出力する際に、該当モデム13−1,13−2の情報としてバックアップ状態になった旨をバックアップモデムファイルに登録するようになっている。

0044

これにより、バックアップ解除コマンド送信部16Dにおいては、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに該当モデム13−1,13−2の情報としてバックアップ状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ解除コマンドを該当モデム13−1,13−2に出力することができる。

0045

また、バックアップ接続コマンド送信部16Eにおいては、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに該当モデム13−1,13−2の情報としてバックアップ解除状態になった旨が登録されている場合にのみバックアップ接続コマンドを該当モデム13−1,13−2に出力することができる。

0046

上述の構成により、本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を図3図6に示すフローチャートを用いて以下に説明する。まず、ネットワーク監視装置16においてモデム13−1,13−2からバックアップ接続完了通知を受信した場合には、図5のフローチャートに示すようなバックアップ登録処理を行なう(ステップS1のYESルートからステップS2)。

0047

即ち、モデム13−1,13−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム13−2)において専用回線14に障害が発生したことを検出した場合に、モデム13−2は他の回線15を介して、専用回線14を介して接続されていた相手方のモデム13−1に対してダイヤリングを行なうことを通じてバックアップ接続動作を行なう。

0048

特に、ネットワーク監視装置16側のオペレータが、監視対象時間内において、2つのモデム13−1,13−2よりも先に専用回線14に障害が発生したことを認識した場合には、オペレータの操作に基づいて、ネットワーク監視装置16からモデム13−1,13−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム13−2)にバックアップ接続を行なう旨の指示を行なうこともできる。

0049

上述の場合においては、バックアップ接続動作を行なうモデム13−2では、その接続動作が完了すると、ネットワーク監視装置16のバックアップ完了通知受信部16Aに対してバックアップ接続完了通知を送信するのである。上述のバックアップ接続完了通知を、ネットワーク監視装置16のバックアップ完了通知受信部16Aにおいて受信すると、バックアップ状態チェック部16Bでは、このバックアップ接続完了通知の送信元のモデム13−2にて行なったバックアップ接続動作が、バックアップ接続コマンドに基づくものか又は専用回線14の障害検出によるものであるかを判定する(ステップS21)。

0050

ここで、このバックアップ接続動作が、監視対象時間内におけるオペレータによる操作に基づいて行なわれたものである場合には、該当モデム(この場合においてはモデム13−2)がバックアップ状態になったことをバックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに登録する。これにより、バックアップ登録処理が完了する(ステップS21のYESルートからステップS22)。

0051

また、バックアップ状態チェック部16Bにおいて、上述のバックアップ接続動作がモデム13−2自身による専用回線14の障害検出に基づいたものであると判定された場合には、監視対象時間チェック部16Cにおいて、該当モデム13−2の監視対象時間を監視スケジュールファイル16Fから読み込む(ステップS23)。

0052

ここで、監視対象時間チェック部16Cにおいて、現在時刻と監視スケジュールファイル16Fからの監視対象時間とを比較することにより、現在時刻が監視対象時間内であるか否かを判定する(ステップS24)。監視対象時間チェック部16Cにおいて、現在時刻が監視対象時間内である場合には、そのままモデム13−2をバックアップ状態とすべきであり、該当モデム13−2がバックアップ状態になったことをバックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに登録する。これにより、バックアップ登録処理が完了する(ステップS24のYESルートからステップS22)。

0053

さらに、監視対象時間チェック部16Cにおいて、現在時刻が監視対象時間外である場合には、バックアップ解除コマンド送信部16Dにより、該当モデム13−2に対してバックアップ状態を解除する旨のバックアップ解除コマンドを送信する(ステップS25)。さらに、該当モデム13−2がバックアップ解除状態となったことを、バックアップモデムファイルに登録する(ステップS26)。

0054

これにより、モデム13−2をバックアップ状態から解除することにより、不必要な課金がかかるのを防いでいる。ところで、図3に示すフローチャートにおいて、モデム13−1,13−2のずれかから上述のバックアップ完了受信を受信していない状態において(ステップS1のNOルート)、ネットワーク監視装置16のオペレータによるバックアップ接続解除操作が行なわれた場合には、図5のフローチャートに示すようなバックアップ接続解除処理が行なわれる(ステップS3のYESルートからステップS4)。

0055

即ち、ネットワーク監視装置16のオペレータにより、バックアップ解除されたモデム(例えばモデム13−2)に対するバックアップ接続が行なわれた場合には、該当モデム(この場合においてはモデム13−2)について、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルにおいて、バックアップ解除状態となっている登録データを抹消する。

0056

同様に、ネットワーク監視装置16のオペレータにより、バックアップ接続されたモデム(例えばモデム13−2)に対するバックアップ解除が行なわれた場合には、該当モデム(この場合においてはモデム13−2)について、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルにおいて、バックアップ接続状態となっている登録データを抹消する(ステップS41)。

0057

また、図3に示すフローチャートにおいて、ネットワーク監視装置16のオペレータによるバックアップ接続解除操作が行なわれていない状態において(ステップS3のNOルート)、バックアップ状態又はバックアップ解除状態のモデムがある場合には、図6のフローチャートに示すようなバックアップ状態チェック処理が行なわれる(ステップS5のYESルートからステップS6)。

0058

換言すれば、モデム13−1,13−2毎に、監視スケジュールファイル16Fにて保持している監視スケジュール時間(監視対象時間)を用い、これを定期的にチェックすることで、監視対象時間にあわせたバックアップ接続解除制御を行なう。即ち、監視対象時間チェック部16Cにおいて、現在バックアップ状態またはバックアップ解除状態にあるモデム(例えばモデム13−2)の監視対象時間を、監視スケジュールファイル16Fから読み込み(ステップS61)、現在時刻と監視対象時間とを比較する。

0059

ここで、監視対象時間チェック部16Cでは、モデム13−2が現在バックアップ状態であり、且つ現在時刻がモデム13−2の監視対象時間内から監視対象時間外へ移行した場合には(ステップS62のYESルート)、バックアップ解除コマンド送信部16Dにより、該当モデム13−2に対してバックアップ解除コマンドを送信する(ステップS63)。さらに、該当モデム13−2がバックアップ解除状態になったことをバックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに登録する(ステップS64)。

0060

さらに、監視対象時間チェック部16Cにおいて、モデム13−2が現在バックアップ解除状態にあり、且つ現在時刻がモデム13−2の監視対象時間外から監視対象時間内へ移行した場合には(ステップS65のYESルート)、バックアップ接続コマンド送信部16Eにより、該当モデム13−2に対してバックアップ接続コマンドを送信する(ステップS66)。さらに、該当モデム13−2がバックアップ状態になったことをバックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに登録する(ステップS67)。

0061

その後、上述の場合と同様に、バックアップ解除状態又はバックアップ状態の全てのモデムについて、それぞれの監視対象時間のチェックを行なう(ステップS68)。続いて、本実施形態にかかるネットワーク監視装置16の動作を、図7図9に示す具体例を用いて更に説明する。

0062

なお、この場合においては、ネットワーク監視装置16においては、モデム13−1,13−2の監視対象時間がいずれも時刻08:00〜17:00の間に設定され、この時間にのみオペレータがネットワーク監視装置16を介してデータ通信ネットワーク11の状態を監視するようになっているとする。例えば、図7に示す場合においては、00:30においてモデム13−1,13−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム13−2)において回線障害を検出した場合には、障害を検出したモデム13−2は自動的にバックアップ接続動作を行ない、ネットワーク監視装置16に対してバックアップ接続完了通知を送信する。

0063

ネットワーク監視装置16では、上述のバックアップ接続完了通知を受信し、現在時刻が監視対象時間外であるため、バックアップ解除コマンド送信部16Dからバックアップ解除コマンドを送信する。これにより、モデム13−2ではバックアップ接続状態を即時に解除される(図7の,図4のフローチャートにおけるステップS24のNOルート,ステップS25及びステップS26参照)。

0064

続いて、時刻が05:00の時に回線障害が復旧するが、ネットワーク監視装置16のオペレータは不在であるが、既にバックアップ接続状態は解除されている(参照,図6のフローチャートにおけるステップS65のNOルート参照)。その後、時刻が08:00の時に監視対象時間内に移行するが(参照)、既にバックアップ接続状態は解除されているので、オペレータによるバックアップ接続動作を行なう必要がない。

0065

さらに、監視対象時間内の時刻11:45において、モデム13−1,13−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム13−2)において専用回線14の障害を検出した場合においても、障害を検出したモデム13−2では自動的にバックアップの接続を行なう。ネットワーク監視装置16では、モデム13−2がバックアップ接続状態となった旨をモデム13−2からの通知により認識している(図7の,図4におけるステップS24のYESルートからステップS22参照)。

0066

その後、監視対象時間内の時刻16:00において、回線障害が復旧すると、ネットワーク監視装置16のオペレータは、専用回線14が復旧したことを認識して、即時にバックアップ接続の解除操作を行なうので、不必要に課金されることはない(参照)。また、図8に示す場合においては、監視対象時間内の時刻11:45で、モデム13−1,13−2の少なくとも一方(例えばモデム13−2)において専用回線14の障害を検出すると、障害を検出したモデム13−2では自動的にバックアップの接続を行なう。

0067

ネットワーク監視装置16では、モデム13−2からのバックアップ接続通知を受けて、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに、モデム13−2がバックアップ状態となったことを登録する(図8の,図4におけるステップS24のYESルートからステップS22参照)。その後、時刻が17:00となり、監視対象時間外へ移行するが、この時はまだ専用回線14の回線障害は復旧していない。この時刻17:00から、翌日の時刻08:00までネットワーク監視装置16のオペレータは不在となる。

0068

ここで、ネットワーク監視装置16のバックアップ解除コマンド送信部16Dにより、バックアップ解除コマンドをモデム13−2に対して送信する。これにより、モデム13−2では自動的にバックアップ接続状態が解除される(図8の,図6におけるステップS62のYESルートからステップS63及びステップS64参照)。

0069

オペレータが不在となっている時刻19:30において専用回線14の回線障害が復旧するが、監視対象時間外であり、この時点ではバックアップ接続の解除は既に行なわれているので、不必要に課金されることはない(参照)。また、図9に示した場合においては、監視対象時間内の時刻11:45で、モデム13−1,13−2のうちの少なくとも一方(例えばモデム13−2)において専用回線14の障害を検出すると、障害を検出したモデム13−2において自動的にバックアップの接続を行なう。

0070

ネットワーク監視装置16では、モデム13−2からのバックアップ接続通知を受けて、バックアップ状態チェック部16Bのバックアップモデムファイルに、モデム13−2がバックアップ状態となったことを登録する(図9の,図4におけるステップS24のYESルートからステップS22参照)。その後、時刻が17:00となり、監視対象時間外へ移行するが、この時はまだ専用回線14の回線障害は復旧していない。この時刻17:00から、翌日の時刻08:00までネットワーク監視装置16のオペレータは不在となる。

0071

ここで、ネットワーク監視装置16のバックアップ解除コマンド送信部16Dにより、バックアップ解除コマンドをモデム13−2に対して送信する。これにより、モデム13−2では自動的にバックアップ接続状態が解除される(図8の,図6におけるステップS62のYESルートからステップS63及びステップS64参照)。

0072

翌日の時刻08:00に、監視対象時間内に移行するが、この時点では前日の11:45からの回線障害が継続している。ここで、ネットワーク監視装置16のバックアップ接続コマンド送信部16Eでは、バックアップ接続コマンドをモデム13−2に対して送信する。これにより、モデム13−2は自動的にバックアップ接続状態となる(参照,ステップS65のYESルートからステップS66及びステップS67参照)。

0073

その後、時刻10:00において、前日から継続していた専用回線14の回線障害が復旧すると、オペレータによるバックアップの解除操作が行なわれる(参照)。これにより、監視対象時間外の前日の17:00から翌日の08:00までの15時間の時間帯においてバックアップ接続を解除しているので、不必要に課金されることはない。

0074

このように、本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置によれば、監視スケジュルファイル16Fにて保持されている監視スケジュールに基づいて、現時刻が監視対象時間外であると判定された場合に、バックアップ解除コマンド送信部16Dによりバックアップ解除コマンドを該当モデムに送信する一方、現時刻が監視対象時間内であると判定された場合に、バックアップ接続コマンド送信部16Eによりバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力することができるので、監視対象時間以外の不必要な課金を防止することができるほか、監視対象時間内のモデムのデータ通信を保障することができる利点があり、ひいては、ネットワーク監視システムの性能及び操作性の向上に寄与するところが大きい。

0075

なお、上述の本実施形態においては、ネットワーク監視装置16において、ホスト12Cとホスト12Cに収容された端末12Aとの間で行なわれるデータ通信の際の、データ通信ネットワーク11を監視しているが、本発明によれば、その他の任意のデータ処理装置間におけるモデム及び専用回線を介した通信においても適用できることはいうまでもない。

発明の効果

0076

以上詳述したように、本発明(請求項1〜4)のネットワーク監視装置によれば、監視スケジュルファイルにて保持されている監視スケジュールに基づいて、現時刻が監視対象時間外であると判定された場合に、バックアップ解除コマンド出力部によりバックアップ解除コマンドを該当モデムに送信する一方、現時刻が監視対象時間内であると判定された場合に、バックアップ接続コマンド出力部によりバックアップ接続コマンドを該当モデムに出力することができるので、監視対象時間以外の不必要な課金を防止することができるほか、監視対象時間内のモデムのデータ通信を保障することができる利点があり、ひいては、ネットワーク監視システムの性能及び操作性の向上に寄与するところが大きい。

図面の簡単な説明

0077

図1本発明の原理ブロック図である。
図2本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置が適用されたデータ通信システムを示すブロック図である。
図3本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図4本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図5本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図6本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図7本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図8本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図9本発明の一実施形態にかかるネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図10一般的なネットワーク監視装置が適用されたデータ通信ネットワークを示すブロック図である。
図11一般的なネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図12一般的なネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図13一般的なネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図14一般的なネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。
図15一般的なネットワーク監視装置の動作を説明するための図である。

--

0078

1データ通信ネットワーク
2データ処理装置
3モデム
4専用回線
5 他の回線
6ネットワーク監視装置
6A監視スケジュールファイル
6Bバックアップモデムファイル
6C監視対象時間判定部
6D バックアップ解除コマンド出力部
6E バックアップ接続コマンド出力部
11 データ通信ネットワーク
12A端末
12C ホスト
13−1,13−2 モデム
14 専用回線
15 他の回線
16 ネットワーク監視装置
16Aバックアップ完了通知受信部
16Bバックアップ状態チェッ部
16C 監視対象時間チェック部
16D バックアップ解除コマンド送信部
16E バックアップ接続コマンド送信部
16F 監視スケジュールファイル
18 ホスト監視装置
19モデムデータ収集装置
101 データ通信ネットワーク
102A,102B 端末
102C ホスト
103−1〜103−6 モデム
104 専用回線
105 他の回線
106 ネットワーク監視装置
107−1,107−2交換機
108 ホスト監視装置
109 モデムデータ収集装置

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