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技術 移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムとその通信方法及び移動体電話装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 石本真一
出願日 1996年2月19日 (24年9ヶ月経過) 出願番号 1996-030837
公開日 1997年8月26日 (23年3ヶ月経過) 公開番号 1997-223088
状態 未査定
技術分野 カ-ドリ-ダライタ及び複合周辺装置 計算機・データ通信 移動無線通信システム 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード ファンドライバ データ書き込み装置 自動オフ 移動体電話装置 データ書込装置 ブランク状態 肩掛け 携帯電話インターフェース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年8月26日)のものです。
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図面 (7)

課題

移動体電話装置モデム装置とを備えた通信ステムにおいて、フォンドライバパーソナルコンピュータ記憶装置に記憶させておく必要がない通信システムとその方法及び移動体電話装置を提供する。

解決手段

モデム装置に接続される制御装置からモデム装置を介して移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおいて、入力される転送指示応答して、少なくとも1つのフォンドライバを第1の記憶手段から読み出して、モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信し、送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して第2の記憶手段に書き込む。

概要

背景

従来の携帯電話装置においては、例えばノート型又はラップトップ型などの携帯型パーソナルコンピュータ(又はマイクロコンピュータともいう。)の所定のスロットに内蔵されるいわゆるモデムカードと呼ばれるICカードモデム装置などの外部装置通信を行うための専用の接続コネクタが備えられ、その接続コネクタには、上記外部装置からの信号を入出力するための通信回路が接続されて携帯電話装置に内蔵されている。ここで、モデム装置は、例えば電話回線を介して通信を行うためにデータ信号アナログ電話信号に変調して送信する一方、受信されたアナログ電話信号をデータ信号に復調する変復調装置である。

携帯電話装置を使ってパーソナルコンピュータから通信を行う場合、パーソナルコンピュータからモデムカードを通して携帯電話装置の動作を直接に制御するために、パーソナルコンピュータに接続されたフロッピーディスクドライブ装置内のフロッピーディスク又は記憶装置より、携帯電話装置の方式及び機種毎に異なり携帯電話装置の動作を制御するためのソフトウエアプログラムであるフォンドライバを、モデムカード内のRAMにロードする必要がある。モデムカードへのフォンドライバのロードが完了すると、モデムカードと携帯電話装置を専用ケーブルで接続し、携帯電話装置を使ってパーソナルコンピュータから、例えばパソコン通信コンピュータに対してアクセスして通信を行う。

概要

移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信システムとその方法及び移動体電話装置を提供する。

モデム装置に接続される制御装置からモデム装置を介して移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおいて、入力される転送指示応答して、少なくとも1つのフォンドライバを第1の記憶手段から読み出して、モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信し、送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して第2の記憶手段に書き込む。

目的

本発明の第1の目的は以上の問題点を解決し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信システムを提供することにある。

本発明の第2の目的は以上の問題点を解決し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信方法を提供することにある。

本発明の第3の目的は以上の問題点を解決し、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない移動体電話装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

移動体電話装置モデム装置とを備えた通信ステムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記第1の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする通信システム。

請求項2

移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記モデム装置に接続された制御装置からの転送要求信号に応答して、当該転送要求信号を上記移動体電話装置の上記第3の制御手段に送信して転送し、これに応答して上記第3の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第4の制御手段とを備えたことを特徴とする通信システム。

請求項3

上記フォンドライバは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータであることを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。

請求項4

上記フォンドライバは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータであることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の通信システム。

請求項5

上記第1の記憶手段は予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶したことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の通信システム。

請求項6

上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置データ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれたことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の通信システム。

請求項7

上記移動体電話装置は、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1つに記載の通信システム。

請求項8

モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、入力される転送指示に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含むことを特徴とする通信方法。

請求項9

モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、上記制御装置から出力される転送要求信号を上記モデム装置を介して上記移動体電話装置に転送することと、上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含むことを特徴とする通信方法。

請求項10

モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備えたことを特徴とする移動体電話装置。

請求項11

モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備えたことを特徴とする移動体電話装置。

請求項12

上記フォンドライバは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータであることを特徴とする請求項10又は11記載の移動体電話装置。

請求項13

上記フォンドライバは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータであることを特徴とする請求項10乃至12のうちのいずれか1つに記載の移動体電話装置。

請求項14

上記第1の記憶手段は予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶したことを特徴とする請求項10乃至13のうちのいずれか1つに記載の移動体電話装置。

請求項15

上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれたことを特徴とする請求項10乃至14のうちのいずれか1つに記載の移動体電話装置。

請求項16

上記移動体電話装置は、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備えたことを特徴とする請求項10乃至15のうちのいずれか1つに記載の移動体電話装置。

技術分野

0001

本発明は、携帯電話装置などの移動体電話装置の動作を制御するためのソフトウエアプログラムであるフォンドライバ転送するための、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信ステムとその通信方法、及び移動体電話装置に関する。

背景技術

0002

従来の携帯電話装置においては、例えばノート型又はラップトップ型などの携帯型パーソナルコンピュータ(又はマイクロコンピュータともいう。)の所定のスロットに内蔵されるいわゆるモデムカードと呼ばれるICカード型モデム装置などの外部装置と通信を行うための専用の接続コネクタが備えられ、その接続コネクタには、上記外部装置からの信号を入出力するための通信回路が接続されて携帯電話装置に内蔵されている。ここで、モデム装置は、例えば電話回線を介して通信を行うためにデータ信号アナログ電話信号に変調して送信する一方、受信されたアナログ電話信号をデータ信号に復調する変復調装置である。

0003

携帯電話装置を使ってパーソナルコンピュータから通信を行う場合、パーソナルコンピュータからモデムカードを通して携帯電話装置の動作を直接に制御するために、パーソナルコンピュータに接続されたフロッピーディスクドライブ装置内のフロッピーディスク又は記憶装置より、携帯電話装置の方式及び機種毎に異なり携帯電話装置の動作を制御するためのソフトウエアプログラムであるフォンドライバを、モデムカード内のRAMにロードする必要がある。モデムカードへのフォンドライバのロードが完了すると、モデムカードと携帯電話装置を専用ケーブルで接続し、携帯電話装置を使ってパーソナルコンピュータから、例えばパソコン通信コンピュータに対してアクセスして通信を行う。

発明が解決しようとする課題

0004

従って、モデムカードと携帯電話装置とを備えた通信システムにおいて、パーソナルコンピュータからモデムカード経由で直接に携帯電話装置を、例えば自動発信又は自動着信などを行うように制御する場合、携帯電話装置の方式及び機種毎に異なるフォンドライバを、パーソナルコンピュータからモデムカードにロードする必要がある。そのため、使用する携帯電話装置を変更した場合、その都度にフォンドライバをロードする必要があり、そのフォンドライバを、パーソナルコンピュータに内蔵又は接続される記憶装置に常に記憶させておく必要があるという問題点があった。

0005

本発明の第1の目的は以上の問題点を解決し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信システムを提供することにある。

0006

本発明の第2の目的は以上の問題点を解決し、携帯電話装置などの移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムにおいて、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない通信方法を提供することにある。

0007

本発明の第3の目的は以上の問題点を解決し、フォンドライバをパーソナルコンピュータの記憶装置に記憶させておく必要がない移動体電話装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

第1の発明に係る通信システムは、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記第1の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。

0009

また、第2の発明に係る通信システムは、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記モデム装置に接続された制御装置からの転送要求信号に応答して、当該転送要求信号を上記移動体電話装置の上記第3の制御手段に送信して転送し、これに応答して上記第3の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第4の制御手段とを備えたことを特徴とする。

0010

上記通信システムにおいて、上記フォンドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。

0011

また、上記通信システムにおいて、上記フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータである。

0012

さらに、上記通信システムにおいて、上記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶した。

0013

またさらに、上記通信システムにおいて、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれた。

0014

またさらに、上記通信システムにおいて、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。

0015

第3の発明に係る通信方法は、モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、入力される転送指示に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含む。

0016

第4の発明に係る通信方法は、モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、上記制御装置から出力される転送要求信号を上記モデム装置を介して上記移動体電話装置に転送することと、上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含む。

0017

第5の発明に係る移動体電話装置は、モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備えたことを特徴とする。

0018

第6の発明に係る移動体電話装置は、モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備えたことを特徴とする。

0019

上記移動体電話装置において、上記フォンドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。

0020

また、上記移動体電話装置において、上記フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータである。

0021

さらに、上記移動体電話装置において、上記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶した。

0022

またさらに、上記移動体電話装置において、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれた。

0023

またさらに、上記移動体電話装置において、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。

発明を実施するための最良の形態

0024

以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態について説明する。

0025

実施の形態1
図1は本発明に係る実施の形態1である携帯電話装置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータとを備えた通信システムの構成を示すブロック図であり、図2図1の通信システムの構成を示す外観図である。この実施の形態1の通信システムは、携帯電話装置300と、いわゆるモデムカードと呼ばれるICカード型モデム装置(以下、モデム装置という。)200と、例えばノート型又はラップトップ型などの携帯型パーソナルコンピュータ100とを備え、携帯電話装置300は、複数N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予め格納するフォンドライバROM33と、フォンドライバPD−1乃至PD−NのどのフォンドライバをフォンドライバROM33から読み出してモデム装置200のRAM12に送信し転送して書き込むことを指示する複数N個のスイッチSW−1乃至SW−N(以下、記号を総称して、SW−n(n=1,2,…,N)とする。)とを備えたことを特徴とする。ここで、フォンドライバPD−1乃至PD−Nは、携帯電話装置300の方式及び機種毎に異なり、携帯電話装置300の動作を制御するためのモデム装置200用ソフトウエアプログラムデータであり、ここで、制御される携帯電話装置300の動作の処理は、発信処理及び着信処理などの処理であり、より具体的には、オンフックオフフック選択信号の送信などである。

0026

なお、当該明細書において、CPUは中央演算処理装置であり、ROMはリードオンリメモリであり、RAMはランダムアクセスメモリである。

0027

モデム装置200は、その回路がICカード型パッケージ内に形成され、図2に示すように、その接続コネクタCN1が、制御装置であるパーソナルコンピュータ100の接続コネクタCN2に直接に接続されて当該ICカード型パッケージがパーソナルコンピュータ100内に内蔵される。また、アンテナ25を有する携帯電話装置300とモデム装置200との間は、両端に接続コネクタCN3及びCN4を備えた通信ケーブルCB1を介して接続される。

0028

図1において、パーソナルコンピュータ100の接続コネクタCN2は、インタフェース回路(図示せず。)を介してパーソナルコンピュータ100内のバスに接続され、パーソナルコンピュータ100には、データ又は指示データを入力するためのキーボード101と、パーソナルコンピュータ100の処理結果などを表示するCRTディスプレイ102とが接続される。

0029

モデム回路10はCPUを備え、モデム装置の動作を制御するための制御回路であって、モデム回路10には、モデム装置の動作を制御するためのプログラムとそれを実行するときに必要なデータとを記憶するROM11と、当該プログラムを実行するときのワークエリアとして用いられるとともに、携帯電話装置300の動作を制御するためのフォンドライバを記憶するRAM12と、パーソナルコンピュータインターフェース(以下、PCインターフェースという。)13と、ネットワークコントロール回路(以下、NCU回路という。)14と、携帯電話インターフェース15とが接続される。

0030

パーソナルコンピュータ100の接続コネクタCN2は、モデム装置200の接続コネクタCN1を介して、パーソナルコンピュータインターフェース(以下、PCインターフェースという。)13に接続され、PCインターフェース13は、パーソナルコンピュータ100とモデム回路10との間の信号変換などのインターフェース処理を実行する回路であって、モデム回路10を制御するための例えばATコマンドなどの制御データや、送信すべき信号データを、パーソナルコンピュータ100から接続コネクタCN2及びCN1を介して受信した後その制御データをモデム回路10に出力するとともに、モデム回路10で受信された信号データや、上記制御データに応答してモデム回路10で発生される応答データを接続コネクタCN1及びCN2を介してパーソナルコンピュータ100に出力する。

0031

また、NCU回路14には、電気通信事業者交換機に接続された1対の電話回線20に接続される。なお、携帯電話装置200を利用してパーソナルコンピュータ100から通信を行うときには、パーソナルコンピュータ100は上で載置されず外出携帯中であるので、電話回線20は接続されていない。さらに、携帯電話インターフェース15は、モデム回路10と、携帯電話装置300との間の信号変換などのインターフェース処理を実行する回路であって、接続コネクタCN3、通信ケーブルCB1、接続コネクタCN4、及び携帯電話装置300内のICカードインターフェース35を介してCPU20に接続される。

0032

例えばIC(集積回路)の形式で提供されるモデム回路10は、パーソナルコンピュータ10から接続コネクタCN2,CN1及びPCインターフェース13を介して入力される制御データに応答してモデム回路10内の制御設定処理を実行する一方、その応答データや、例えばリンギング信号呼び出し信号)などのNCU回路14又は携帯電話装置300からの回線制御信号に対応した制御データをPCインターフェース13及び接続コネクタCN1及びCN2を介してパーソナルコンピュータ100に出力する。また、モデム回路10は、パーソナルコンピュータ100から接続コネクタCN2,CN1及びPCインターフェース13を介して入力される信号データに従って搬送波信号を、例えばFSKPSK又はQAMなどのデジタル変調方式変調信号に変調して、当該変調信号を、NCU回路14を介して電話回線16に送信し、もしくは携帯電話インターフェース15を介して携帯電話装置300に送信する一方、モデム回路10は、電話回線16からNCU回路14を介して受信される変調信号、もしくは、携帯電話装置300から携帯電話インターフェース15を介して受信される変調信号を、信号データに復調した後、PCインターフェース13及び接続コネクタCN1,CN2を介してパーソナルコンピュータ100に出力する。

0033

例えばICの形式で提供されるNCU回路14は、モデム回路10と電話回線14との間に接続され、パーソナルコンピュータ100からPCインターフェース13及びモデム回路10を介して入力される制御データに応答して、電話回線16に対して自動オフフック又はオンフックを実行し、ダイヤルパルス信号DP信号)又はプッシュボタン信号PB信号又はDTMF信号)である選択信号を発生して電話回線16に送出する。NCU回路14内のリンギング信号検出回路は、電話回線16を介して入力されるリンギング信号を検出し、これに応答して、例えばHレベルである検出信号を発生してモデム回路10に出力することにより、着呼があったことをモデム回路10に知らせる。これに応答して、モデム回路10はリンギング信号の着信を示す制御データを、PCインターフェース13を介してパーソナルコンピュータ100に出力する。

0034

携帯電話装置300は、携帯電話装置300の動作を制御するCPU20と、マイクロホン21と、スピーカ22と、変復調器23と、送受信機24と、アンテナ25とを備える。CPU20には、携帯電話装置300の動作を制御するためのプログラムと当該プログラムを実行するときに必要なデータを格納するためのROM31と、当該プログラムを実行するときのワークエリアとして用いられるRAM32と、ICカードインターフェース35と、キーインターフェース36と、フォンドライバROM33と、ROMライタインターフェース34とが接続される。ここで、ICカードインターフェース35は、CPU20とモデム装置200との間の信号変換などのインターフェース処理を実行する回路であり、当該インターフェースは、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)などの予め決められたシリアルインターフェースである。キーインターフェース36には、フォンドライバPD−1乃至PD−NのどのフォンドライバをフォンドライバROM33から読み出してモデム装置200のRAM12に送信し転送して書き込むことを指示するスイッチSW−1乃至SW−Nを介して接地され、1つのスイッチSW−nがオンされたとき、キーインターフェース36はスイッチSW−nがオンされたことをCPU20に通知する。

0035

フォンドライバROM33は、例えばEEPROM(Electrically Erasableprogrammable read only memory:電気的に消去可能なROM)であって、携帯電話装置300の方式及び機種毎に互いに異なる複数N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予め格納する。フォンドライバROM33は、ROMライタインターフェース34、接続コネクタCN5、通信ケーブルCB2及び接続コネクタCN6を介して、ROM33へのデータ書き込み装置であるROMライタ装置400のROMライタ回路50に接続される。ここで、ROMライタインターフェース34は、ROMライタ回路50とフォンドライバROM33との間の信号変換などのインターフェース処理を実行する回路である。また、フォンドライバROM33は、ROMの装着手段であるROMソケット33s内に着脱可能に装着されており、フォンドライバROM33内のプログラムデータを書き換えたいときは、詳細後述するROMライタ装置400を用いて電気的に消去又は書き込みを実行することができ、もしくは、フォンドライバROM33を取り外して別のフォンドライバを内蔵したROMを装着することもできる。

0036

ROMライタ回路50には、プログラムデータやROMライタ回路50への指示データなどのデータを入力するキーボード51と、ROMライタ回路50の動作及び入力データを表示する液晶ディスプレイ52とが接続され、キーボード51を用いて入力された指示に応答して、ROMライタ50は、ROMライタインターフェース34を介してフォンドライバPD−1乃至PD−Nのうち所定の1つ又は複数のフォンドライバを消去するとともに、別のフォンドライバをフォンドライバROM33に送信し転送して書き込む。

0037

変復調器23と送受信機24の動作はCPU20によって制御され、変復調器23は、マイクロホン21を介して入力される音声音声信号に従って、例えばFM又はPSKなどの所定の変調方式中間周波数の搬送波信号を変調する一方、送受信機24から出力される受信中間周波信号を所定の復調方式で復調して音声信号に変換してスピーカ22に出力する。送受信機24は、変復調器23から出力される変調された中間周波信号を所定の無線周波数無線信号周波数変換した後電力増幅してアンテナ25から放射する一方、アンテナ25で受信された無線信号を低雑音増幅して所定の中間周波数の中間周波信号に周波数変換して変復調器23に出力する。

0038

以上のように構成された第1の実施形態におけるフォンドライバPD−nのロード処理について図4を参照して以下に説明する。まず、1つのスイッチSW−nがオンされたとき、キーインターフェース36はスイッチSW−nがオンされたことをCPU20に通知する。これに応答してCPU20は、スイッチSW−nに対応するフォンドライバPD−nをフォンドライバROM33から読み出して、ICカードインターフェース35、接続コネクタCN4、接続ケーブルCB1、接続コネクタCN3及び携帯電話インターフェース15を介してモデム回路10に送信されて転送された後、モデム回路10は、受信されたフォンドライバPD−nをRAM12に書き込んで、当該フォンドライバPD−nを携帯電話装置300の動作を制御するためのモデム装置200用プログラムとして用いる。

0039

次いで、モデム装置200のモデム回路10が実行する制御処理について、図6を参照して説明する。なお、モデム回路10のデータの入出力処理はその割込処理で行われる。

0040

まず、ステップS1において、モデム回路10は、RAM12にフォンドライバがロードされているか否かを判断し、ロードされていないときはステップS2においてその旨をパーソナルコンピュータ100に通知して異常終了する。一方、フォンドライバがロードされているときは(ステップS1でYES)ステップS3においてパーソナルコンピュータ100から選択信号を受信したか否かを判断し、受信するまで待機する。選択信号を受信すれば、ステップS4においてオフフック信号及び選択信号を携帯電話装置300に送信する。すなわち、それらのデータは、モデム回路10から、携帯電話インターフェース15、接続コネクタCN3、接続ケーブルCB1、接続コネクタCN4、及びICカードインターフェース35を介してCPU20に送信されて転送される。このとき、応答動作ステップN1に示すように、これに応答して、携帯電話装置300のCPU20は受信した選択信号で発呼して、相手方のモデム装置と接続される。従って、携帯電話装置300に接続されたモデム装置200は、相手方のモデム装置と、携帯電話装置300の回線を介して、接続され、そして、ステップS5において、モデム回路10は、相手方のモデム装置と通信を行う。次いで、ステップS6において通信が終了したか否かが判断され、通信終了していないときはステップS5の処理を繰り返す。一方、ステップS6で通信終了しているときは、ステップS7でオンフック信号を携帯電話装置300のCPU20に送り、これに応答して、応答動作ステップN2において携帯電話装置300のCPU20はオンフックして、当該制御処理を終了する。

0041

以上の実施の形態1においては、パーソナルコンピュータ100からモデム装置200にフォンドライバを供給するのではなく、携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵させ、具体的には、複数N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予めフォンドライバROM33内に格納し、スイッチSW−nがオンされるとそれに対応するフォンドライバPD−nをフォンドライバROM33から読み出してモデム装置200内のRAM12に送信し転送してロードすることにより、パーソナルコンピュータ100はモデム回路10を制御して、携帯電話装置300の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、携帯電話装置300を、機種の異なる携帯電話装置に変えてもフォンドライバは携帯電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0042

以上の実施の形態1においては、フォンドライバROM33内のフォンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存して異なるフォンドライバを格納しているが、本発明はこれに限らず、モデム装置200の機種に応じて互いに異なる複数のフォンドライバをフォンドライバROM33に格納する一方、これらのフォンドライバに対応するスイッチSW−nを設けてもよい。これにより、ロードしたいモデム装置200の機種に対応するスイッチSW−nをオンすることにより、これに対応するフォンドライバをフォンドライバROM33から読み出して、モデム装置200のRAM12に送信し転送して書き込む。この場合、モデム装置200を交換しても携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵しているためモデム装置200に合ったフォンドライバをRAM12にロードすることができる。さらに、上記フォンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存して異なりかつモデム装置200に依存して異なるものであってもよい。

0043

実施の形態2
図3は、本発明に係る実施の形態2である携帯電話装置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータとを備えた通信システムの構成を示すブロック図である。図3において、図1と同一のものについては同一の符号を付している。この実施の形態2の通信システムは、図1の実施の形態1と比較して、携帯電話装置300aはキーインターフェース36及びスイッチSW−1乃至SW−Nを備えず、フォンドライバROM33からのフォンドライバPD−nの読み出し及びロードは、パーソナルコンピュータ100のキーボード101を用いて指示データを入力することにより、フォンドライバPD−nのロード指示データを含むフォンドライバ転送要求信号をモデム装置200のモデム回路10を介して携帯電話装置300のCPU20に送信して転送し、これに応答して、CPU20は、フォンドライバPD−nをフォンドライバROM33から読み出して、モデム装置200のモデム回路10に送信されて転送された後、モデム回路10は、受信されたフォンドライバPD−nをRAM12に書き込んで、当該フォンドライバPD−nを携帯電話装置300の動作を制御するためのモデム装置200用プログラムとして用いることを特徴とする。以下、相違点について図5を参照して詳細に説明する。

0044

図5において、パーソナルコンピュータ100のキーボード101を用いて、フォンドライバROM33内のフォンドライバPD−nを読み出してRAM12に送信し転送してロードする指示データを入力することにより、フォンドライバPD−nのロード指示データを含むフォンドライバ転送要求信号を、PCインターフェース13を介してモデム装置200のモデム回路10に送信して転送する。これに応答して、モデム回路10は、当該フォンドライバ転送要求信号を携帯電話インターフェース15及びICカードインターフェース35を介して携帯電話装置300のCPU20に送信して転送する。これに応答してCPU20は、フォンドライバPD−nをフォンドライバROM33から読み出して、ICカードインターフェース35、接続コネクタCN4、接続ケーブルCB1、接続コネクタCN3及び携帯電話インターフェース15を介してモデム回路10に送信されて転送された後、モデム回路10は、受信されたフォンドライバPD−nをRAM12に書き込んで、当該フォンドライバPD−nを携帯電話装置300の動作を制御するためのモデム装置200用プログラムとして用いる。

0045

以上の実施の形態2においては、パーソナルコンピュータ100からモデム装置200にフォンドライバを供給するのではなく、携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵させ、具体的には、複数N個のフォンドライバPD−1乃至PD−Nを予めフォンドライバROM33内に格納し、パーソナルコンピュータ100のキーボード101を用いて指示データを入力することにより、これに対応するフォンドライバPD−nの読み出し及びロードを指示するフォンドライバ転送要求信号をパーソナルコンピュータ100からモデム回路10を介して携帯電話装置300のCPU20に送信して転送し、これに応答して、それに対応するフォンドライバPD−nをフォンドライバROM33から読み出してモデム装置200内のRAM12に送信し転送してロードすることにより、パーソナルコンピュータ100はモデム回路10を制御して、携帯電話装置300の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、携帯電話装置300を、機種の異なる携帯電話装置に変えてもフォンドライバは携帯電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0046

以上の実施の形態2においては、フォンドライバROM33内のフォンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存して異なるフォンドライバを格納しているが、本発明はこれに限らず、モデム装置200の機種に応じて互いに異なる複数のフォンドライバをフォンドライバROM33に格納する一方、これらのフォンドライバに対応する指示データをキーボード101を用いて入力することにより、フォンドライバ転送要求信号を発生させてもよい。これにより、モデム装置200の機種に対応する1つのフォンドライバPD−nを送信して転送することを要求する特定のコードを含むフォンドライバ転送要求信号がパーソナルコンピュータ100からモデム回路10を介して携帯電話装置300のCPU20に送信されて転送され、これに応答して、これに対応するフォンドライバをフォンドライバROM33から読み出して、モデム装置200のRAM12に送信し転送して書き込む。この場合、モデム装置200を交換しても携帯電話装置300にフォンドライバを内蔵しているためモデム装置200に合ったフォンドライバをRAM12にロードすることができる。さらに、上記フォンドライバは、携帯電話装置の方式及び機種に依存して異なりかつモデム装置200に依存して異なるものであってもよい。

0047

変形例
以上の実施の形態において、いわゆるモデムカードと呼ばれ電話回線16を介して通信を行うICカード型モデム装置200を用いているが、本発明はこれに限らず、ICカード型のモデム装置に限定されず、机上に載置されるいわゆるボックス型モデム装置であってもよい。また、モデム装置は、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線やDDX(Digital Data Exchange)回線などのディジタル通信回線を介して通信を行ういわゆるディジタル通信カードと呼ばれる通信装置であってもよい。

0048

また、携帯電話装置300は、例えばパーソナルハンディフォンシステム(PHS)のための簡易型携帯電話装置であってもよく、さらに、自動車電話装置肩掛け電話装置などの他の種類の移動体電話装置であってもよい。

0049

以上の実施の形態において、EEPROMであるフォンドライバROM33を用いているが、本発明はこれに限らず、ROM内のデータを紫外線で消去可能なEPROM、消去不可能なROMなどの不揮発性メモリであってもよい。

0050

以上の実施の形態において、フォンドライバROM33内のフォンドライバPD−1乃至PD−Nは予め格納されているが、本発明はこれに限らず、フォンドライバROM33内には製造時、フォンドライバのプログラムデータを格納せず、ブランク状態であってもよい。この場合、携帯電話装置300においてROMライタ装置を備え、携帯電話装置300の製造後に、フォンドライバを、パーソナルコンピュータ100からモデム装置200のモデム回路10を介して携帯電話装置300のフォンドライバROM33に送信し転送して書き込んでもよい。もしくは、携帯電話装置300においてROMライタ装置を備え、携帯電話装置300の製造後に、携帯電話装置300が通信中の相手方の携帯電話装置のフォンドライバROMなどの記憶装置から携帯電話無線通信回線を介して、携帯電話装置300のフォンドライバROM33に送信し転送して書き込んでもよい。

0051

以上の実施の形態において、携帯電話インターフェース15とICカードインターフェース35との間のインターフェースは、例えば、RS−232Cなどのインターフェースであってもよい。

0052

以上の実施の形態においては、1つのファンドライバを送信し転送しているが、本発明はこれに限らず、複数のフォンドライバを送信し転送してRAM12に書き込むようにしてもよい。

発明の効果

0053

以上詳述したように本発明によれば、第1の発明に係る通信システムは、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記第1の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0054

また、第2の発明に係る通信システムは、移動体電話装置とモデム装置とを備えた通信システムであって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備え、上記モデム装置は、少なくとも1つのフォンドライバを記憶するための第2の記憶手段と、上記モデム装置に接続された制御装置からの転送要求信号に応答して、当該転送要求信号を上記移動体電話装置の上記第3の制御手段に送信して転送し、これに応答して上記第3の制御手段によって送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込んだ後、上記制御装置からの所定の制御データに基づいて、上記第2の記憶手段に書き込まれたフォンドライバに従って、上記移動体電話装置の動作を制御する第4の制御手段とを備えたことを特徴とする。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0055

上記通信システムにおいて、上記フォンドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従って、移動体電話装置を、方式及び機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、方式及び機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0056

また、上記通信システムにおいて、上記フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従って、上記モデム装置を機種の異なるモデム装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0057

さらに、上記通信システムにおいて、上記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶した。予めフォンドライバが記憶されているので、製造後にフォンドライバを第1の記憶手段にロードする必要はない。

0058

またさらに、上記通信システムにおいて、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれた。従って、データ書込装置により、フォンドライバを自由に書き換え可能である。

0059

またさらに、上記通信システムにおいて、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。従って、フォンドライバを記憶する第1の記憶手段を容易に交換することができる。

0060

第3の発明に係る通信方法は、モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、入力される転送指示に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含む。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0061

第4の発明に係る通信方法は、モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段を備えた移動体電話装置と、モデム装置とを備えた通信システムにおける通信方法であって、上記制御装置から出力される転送要求信号を上記モデム装置を介して上記移動体電話装置に転送することと、上記転送要求信号に応答して、少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信することと、上記送信された少なくとも1つのフォンドライバを受信して上記第2の記憶手段に書き込むこととを含む。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0062

第5の発明に係る移動体電話装置は、モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置の第2の記憶手段に転送して書き込むことを指示するための転送指示を入力する第1の入力手段と、上記第1の入力手段によって上記転送指示が入力されたとき、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第1の制御手段とを備えたことを特徴とする。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0063

第6の発明に係る移動体電話装置は、モデム装置に接続される移動体電話装置であって、上記移動体電話装置は、上記モデム装置に接続される制御装置から上記モデム装置を介して上記移動体電話装置の動作を制御するためのモデム装置用プログラムデータである少なくとも1つのフォンドライバを記憶する第1の記憶手段と、上記モデム装置からの転送要求信号に応答して、上記第1の記憶手段に記憶された少なくとも1つのフォンドライバを上記第1の記憶手段から読み出して、上記モデム装置に接続された第2の記憶手段に送信する第3の制御手段とを備えたことを特徴とする。これにより、上記制御装置は、モデム装置を制御して、移動体電話装置の発信処理や着信処理などの動作を制御することができる。従って、移動体電話装置を、例えば、機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0064

上記移動体電話装置において、上記フォンドライバは、好ましくは、上記移動体電話装置の方式及び機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従って、移動体電話装置を、方式及び機種の異なる移動体電話装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、方式及び機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0065

また、上記移動体電話装置において、上記フォンドライバは、好ましくは、上記モデム装置の機種毎に互いに異なるプログラムデータである。従って、上記モデム装置を機種の異なるモデム装置に変えてもフォンドライバは移動体電話装置からロードするだけでよく、機種毎のフォンドライバを持ち歩く必要が無くなるという利点がある。

0066

さらに、上記移動体電話装置において、上記第1の記憶手段は、好ましくは、予め少なくとも1つのフォンドライバを記憶した。予めフォンドライバが記憶されているので、製造後にフォンドライバを第1の記憶手段にロードする必要はない。

0067

またさらに、上記移動体電話装置において、好ましくは、上記第1の記憶手段は不揮発性記憶装置であり、少なくとも1つのフォンドライバは、記憶装置のデータ書込装置によって上記第1の記憶手段に書き込まれた。従って、データ書込装置により、フォンドライバを自由に書き換え可能である。

0068

またさらに、上記移動体電話装置において、上記移動体電話装置は、好ましくは、上記第1の記憶手段を着脱可能に装着する装着手段をさらに備える。従って、フォンドライバを記憶する第1の記憶手段を容易に交換することができる。

図面の簡単な説明

0069

図1本発明に係る実施の形態1である携帯電話装置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータとを備えた通信システムの構成を示すブロック図である。
図2図1の通信システムの構成を示す外観図である。
図3本発明に係る実施の形態2である携帯電話装置とICカード型モデム装置とパーソナルコンピュータとを備えた通信システムの構成を示すブロック図である。
図4実施の形態1の通信システムにおいてフォンドライバを転送する制御処理を示す制御フロー図である。
図5実施の形態2の通信システムにおいてフォンドライバを転送する制御処理を示す制御フロー図である。
図6実施の形態1及び2のICカードモデム装置における制御処理を示すフローチャートである。

--

0070

10モデム回路、11 ROM、12 RAM、13パーソナルコンピュータインターフェース(PCインターフェース)、14NCU回路、15携帯電話装置インターフェース、16電話回線、20 CPU、21マイクロホン、22スピーカ、23変復調器、24送受信機、25アンテナ、31ROM、32 RAM、33フォンドライバROM、34ROMライタインターフェース、35ICカードインターフェース、36キーインターフェース、50 ROMライタ回路、51キーボード、52液晶ディスプレイ、100 パーソナルコンピュータ、101 キーボード、102CRTディスプレイ、200ICカード型モデム装置、300,300a 携帯電話装置、400 ROMライタ装置、CN1乃至CN6接続コネクタ、SW1乃至SWN スイッチ。

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