図面 (/)

技術 自動現像機

出願人 富士フイルムホールディングス株式会社
発明者 吉澤誠一嶽川容子杉山章鈴木基野沢良衛
出願日 1996年2月15日 (24年4ヶ月経過) 出願番号 1996-027923
公開日 1997年8月26日 (22年10ヶ月経過) 公開番号 1997-222715
状態 特許登録済
技術分野 湿式写真処理装置
主要キーワード 単位時間数 補充単位 フィルム量 フィルム検出センサ 補給時期 補充液容器 用済み後 補充液タンク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年8月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

レベルセンサが備えられていない補充液パック交換時期を見極めると共に、複数の補充液パックを同時に交換し、補充液ポンプの異常を検出する。

解決手段

予め定められた枚数分の処理が終了した際に補充液パック内に補充液が残っている場合には処理槽強制的に補充する(106) 。このとき、強制補充した補充液量を検出し(108) 、強制補充量が100枚分を超えた場合(110、 Y)は異常メッセージを表示する。また、複数の現像液パックの強制補充量が全て100枚以内である場合(114、 Y)は補充液パックを交換するためのメッセージを表示し、一方のみの強制補充量が100枚以内であった場合(118、 Y)は異常メッセージを表示すると共に交換メッセージを表示する。一方、所定量の処理前に補充液パックが空であると検出された場合(102、 Y)は異常メッセージを表示する。

概要

背景

従来より、自動現像機では感光材料の処理に応じて、あるいは経時的に劣化する処理液に対して補充液を補充することにより、処理液の処理能力の維持を図っている。補充液は、補充液タンク内に貯留され、必要に応じてポンプを作動させることにより、必要量の補充液を処理槽へ補充する構造が一般的である。

このような構造の場合、必要時に補充液を補充し得るように常に補充液タンク内に一定量以上の補充液を維持しておくのが一般的である。このため、補充液タンク内に液面レベルを検出するためのレベルセンサが設けられ、これによって液面レベルを検出し、補充液タンク内への補充液の補給時期を見極めていた。

概要

レベルセンサが備えられていない補充液パック交換時期を見極めると共に、複数の補充液パックを同時に交換し、補充液ポンプの異常を検出する。

予め定められた枚数分の処理が終了した際に補充液パック内に補充液が残っている場合には処理槽へ強制的に補充する(106) 。このとき、強制補充した補充液量を検出し(108) 、強制補充量が100枚分を超えた場合(110、 Y)は異常メッセージを表示する。また、複数の現像液パックの強制補充量が全て100枚以内である場合(114、 Y)は補充液パックを交換するためのメッセージを表示し、一方のみの強制補充量が100枚以内であった場合(118、 Y)は異常メッセージを表示すると共に交換メッセージを表示する。一方、所定量の処理前に補充液パックが空であると検出された場合(102、 Y)は異常メッセージを表示する。

目的

本発明は上記事実を考慮して、液面レベルの検出を行うことができない補充液パックの交換時期を見極めることができると共に、複数の補充液パックを同時に交換することができ、更には補充液ポンプ(補充液供給手段)の異常を検出することができる自動現像機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

処理液に浸漬して処理される感光材料の量に比例する量の処理補充液を補充液容器から処理槽へ補充する自動現像機であって、前記補充液容器内に補充液がなくなった空状態を検出する空検出手段と、前記補充液容器から処理槽へ補充液を補充するための補充液供給手段と、一定量の感光材料の処理終了時と前記空検出手段が前記一定量の感光材料を処理するのに必要最少限の所定量の補充液を収納してあった前記補充液容器内の空を検出する時との前後関係に基づいて、前記補充液供給手段の機能を判断する判断手段と、を有することを特徴とする自動現像機。

請求項2

前記一定量の感光材料の処理終了時に前記空検出手段が補充液容器内の空状態を検出しないとき、前記制御手段は補充液容器に残っている補充液全量を強制的に処理槽へ供給するように前記補充液供給手段を駆動させることを特徴とする請求項1記載の自動現像機。

請求項3

強制的に供給される補充液量が予め定めた量を越えたときには、前記制御手段が自動現像機の表示部に警告を出すことを特徴とする請求項2記載の自動現像機。

請求項4

前記制御手段は前記空検出手段が補充液容器の空状態を検出したときに前記補充液供給手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項2記載の自動現像機。

請求項5

前記制御手段は前記空検出手段が補充液容器の空状態を検出するまでの前記補充液供給手段の作動時間に基づいて強制的に供給される補充液量を演算することを特徴とする請求項2記載の自動現像機。

請求項6

前記制御手段は前記一定量の感光材料の処理が終了する前に前記空検出手段が空を検出したときには、自動現像機の表示部に警告を出すことを特徴とする請求項1記載の自動現像機。

請求項7

一定量の感光材料の処理終了時に前記空検出手段が補充液容器内の空状態を検出せず、前記制御手段が補充液容器に残っている補充液全量を強制的に処理槽へ供給した後、補充液容器内に補充液がないことを示す警告を表示部に出すことを特徴とする請求項2記載の自動現像機。

請求項8

処理液に浸漬して処理される感光材料の量に比例する量の処理補充液を補充液容器から処理槽へ補充する自動現像機であって、前記補充液容器から処理槽へ補充液を供給する補充液供給手段と、前記補充液容器内に処理開始時点で一定量の感光材料を処理するのに必要最少限の所定量収納されていた補充液の前記一定量の感光材料についての処理終了時点での量に基づいて、前記補充液供給手段の機能を判断する判断手段と、を有することを特徴とする自動現像機。

請求項9

処理槽及びこの処理槽へ補充液を補充する補充液容器の組み合わせが複数設けられ、全部の補充液容器について残っている補充液を同時に強制的に補充されることを特徴とする請求項2記載の自動現像機。

技術分野

0001

本発明は、感光材料処理槽内の処理液へ浸漬して処理する自動現像機に用いられ、処理槽へ処理液の補充液を補充するための補充液供給手段を備えた自動現像機に関する。

背景技術

0002

従来より、自動現像機では感光材料の処理に応じて、あるいは経時的に劣化する処理液に対して補充液を補充することにより、処理液の処理能力の維持を図っている。補充液は、補充液タンク内に貯留され、必要に応じてポンプを作動させることにより、必要量の補充液を処理槽へ補充する構造が一般的である。

0003

このような構造の場合、必要時に補充液を補充し得るように常に補充液タンク内に一定量以上の補充液を維持しておくのが一般的である。このため、補充液タンク内に液面レベルを検出するためのレベルセンサが設けられ、これによって液面レベルを検出し、補充液タンク内への補充液の補給時期を見極めていた。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、補充液はその保存性の問題から供給直前調合するか、あるいは固い補充液容器封入されるのが普通であり、これを一旦補充液タンクに補給して使用されるようになっており、手間がかかる、あるいは容器回収等の問題があった。

0005

これに対して、補充液タンクを使用する代わりに、補充液を空気から遮断した状態に密封した補充液パックから補充液を直接処理槽へ供給する装置が提案されているが、袋形状の補充液パックにはその構造上、液面を検出するためのレベルセンサを設けることができないため、補充液残量を知ることができず、処理液パックの交換時期を見極めることができないという問題が生じていた。

0006

さらに、複数種の補充液(現像液用、定着液用)を使用する場合には各補充液は独立のポンプの作動により補充されるため、補充液パックの交換時期がずれることがあった。

0007

本発明は上記事実を考慮して、液面レベルの検出を行うことができない補充液パックの交換時期を見極めることができると共に、複数の補充液パックを同時に交換することができ、更には補充液ポンプ(補充液供給手段)の異常を検出することができる自動現像機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、処理液に浸漬して処理される感光材料の量に比例する量の処理補充液を補充液容器から処理槽へ補充する自動現像機であって、前記補充液容器内に補充液がなくなった空状態を検出する空検出手段と、前記補充液容器から処理槽へ補充液を補充するための補充液供給手段と、一定量の感光材料の処理終了時と前記空検出手段が前記一定量の感光材料を処理するのに必要最少限の所定量の補充液を収納してあった前記補充液容器内の空を検出する時との前後関係に基づいて、前記補充液供給手段の機能を判断する判断手段と、を有することを特徴としている。

0009

請求項1に記載の発明によれば、処理液に浸漬して処理される感光材料の量に比例する量の処理補充液を補充液容器から処理槽へ補充する自動現像機であって、この補充液容器内には一定量の感光材料を処理するのに必要最少限の所定量の補充液が収納されている。すなわち、補充液容器の所定量の補充液を補充しながら一定量の感光材料を処理することが可能である。補充液を補充液容器から処理槽へ供給するために用いられる補充液供給手段は、自動現像機が工場から出荷される前に所期の機能をもつように調整され、補充液容器内の補充液を全て供給したときに予め定められている一定量の感光材料の処理を終了するはずである。しかし、補充液供給手段の機能(能力)は変動する。特に長い年月にわたって使用されたポンプ等の補充液供給手段については所期の機能を有していないことも考えられる。従って、基準となる一定量の感光材料の処理が終了するときと補充液容器内に補充液がなくなるときのどちらが時間的に早いかによって、補充液供給手段の機能を判断することができる。

0010

請求項2に記載の発明は、前記一定量の感光材料の処理終了時に前記空検出手段が補充液容器内の空状態を検出しないとき、前記制御手段は補充液容器に残っている補充液全量を強制的に処理槽へ供給するように前記補充液供給手段を駆動させることを特徴としている。

0011

請求項2に記載の発明によれば、補充液供給手段の機能が低下しているときの態様を規定している。一定量の感光材料の処理が終了したときに補充液容器内に補充液が残っているということは、それまでの処理において補充液の供給量が所期の量より少なかったということであるから、残量をすべて処理槽へ供給することによってその時点の処理槽内の処理液の状態を次の感光材料の処理に備えて好ましいものにしておくことができる。

0012

請求項3に記載の発明は、強制的に供給される補充液量が予め定めた量を越えたときには、前記制御手段が自動現像機の表示部に警告を出すことを特徴としている。

0013

請求項3に記載の発明によれば、請求項2の発明における補充液の強制的な補充量、すなわち補充液容器に残った補充液の量が予め定めた量より多い場合には補充液供給手段の機能が許容範囲を越えていると判断して自動現像機の何らかの手当を施すように警告を出すことによって、オペレータに認識させることができる。例えば、補充液供給手段の交換又は調整を促す。

0014

一方、予め定めた量より少なかった場合には、補充液供給手段の機能が許容範囲内と考え、警告を出さない。

0015

請求項4に記載の発明は、前記制御手段は前記空検出手段が補充液容器の空状態を検出したときに前記補充液供給手段の駆動を停止させることを特徴としている。

0016

請求項4に記載の発明によれば、請求項2の発明において補充液容器に残った補充液を処理槽へ強制的に供給するために駆動される補充液供給手段を停止させることができる。

0017

請求項5に記載の発明は、前記制御手段は前記空検出手段が補充液容器の空状態を検出するまでの前記補充液供給手段の作動時間に基づいて強制的に供給される補充液量を演算することを特徴としている。

0018

請求項5に記載の発明によれば、請求項2の発明において警告を出すほど補充液容器に残った補充液の量が多いか否かを判断するために、強制的に供給した補充液の量を知ることができる。

0019

請求項6に記載の発明は、前記制御手段は前記一定量の感光材料の処理が終了する前に前記空検出手段が空を検出したときには、自動現像機の表示部に警告を出すことを特徴としている。

0020

請求項6に記載の発明によれば、請求項1の発明において一定量の感光材料を処理し終わる前に補充液容器が空となった場合には補充液供給手段の機能が所期より上っている状態の対処を規定している。この状態は処理槽内に補充液が過剰に供給されていることを示している。この場合に補充液供給手段の機能が許容範囲を越えていると判断して警告を出し、補充液供給手段の交換又は調整を促すことができる。

0021

請求項7に記載の発明は、一定量の感光材料の処理終了時に前記空検出手段が補充液容器内の空状態を検出せず、前記制御手段が補充液容器に残っている補充液全量を強制的に処理槽へ供給した後、補充液容器内に補充液がないことを示す警告を表示部に出すことを特徴としている。

0022

請求項7に記載の発明によれば、請求項2の発明において一定量の感光材料の処理終了時に空検出手段が補充液容器内の空状態を検出せず、制御手段が補充液容器に残っている補充液全量を強制的に処理槽へ供給した後、補充液容器内に補充液がない旨の警告を表示部に出して、オペレータに補充液容器を所定量の補充液が収納されている新たなものに交換、または補充液容器に所定量の補充液の補充を促すことができる。

0023

請求項8に記載の発明は、処理液に浸漬して処理される感光材料の量に比例する量の処理補充液を補充液容器から処理槽へ補充する自動現像機であって、前記補充液容器から処理槽へ補充液を供給する補充液供給手段と、前記補充液容器内に処理開始時点で一定量の感光材料を処理するのに必要最少限の所定量収納されていた補充液の前記一定量の感光材料についての処理終了時点での量に基づいて、前記補充液供給手段の機能を判断する判断手段と、を有することを特徴としている。

0024

請求項8に記載の発明によれば、一定量の感光材料の処理終了時の補充液容器内の補充液の量を知ることにより、補充液供給手段の機能を認識することができる。

0025

請求項9に記載の発明は、処理槽及びこの処理槽へ補充液を補充する補充液容器の組み合わせが複数設けられ、全部の補充液容器について残っている補充液を同時に強制的に補充されることを特徴としている。

0026

請求項9に記載の発明によれば、複数の補充液容器からそれぞれ処理槽へ処理液の補充液を供給するように鳴っている場合に、一定量の感光材料の処理が終了すると全ての補充液容器を強制的に空にすることによって、補充液容器をほぼ同時に空にして、これらを同時に未使用の補充液容器に交換することができる。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。

0028

図1には、本実施の形態に適用した自動現像機10の概略構成図が示されている。

0029

この自動現像機10には、箱体状の自動現像機本体12の内部にシート状の感光材料であるシートフィルム14を搬送しながら複数の処理液に順次浸漬して処理する処理液処理部16と、処理液処理部16で処理されたシートフィルム14を乾燥処理する乾燥部18が設けられている。

0030

処理液処理部16へは、挿入ラック28の一対の対向ローラ36によってシートフィルム14が送り込まれるようになっている。この挿入ラック28の入口近傍には、処理されるシートフィルム14の幅及び長さ(シートフィルム14の先端及び後端を検出し、シートフィルム14の搬送速度との関係で算出できる)を検出し、その面積を知ることができるセンサが配置されている。

0031

処理液処理部16内の処理槽20には、現像液、定着液及び水洗水を各々貯留している現像槽22、定着槽24及び水洗槽26が備えられている。各槽には、複数のローラ対ガイドによってシートフィルム14の搬送路が形成されている。現像槽22の上流側には、挿入ラック28が設けられている。また、水洗槽26と乾燥部18の間にはスクイズ部30が配設されている。

0032

挿入ラック28によって処理液処理部16内に引き入れられたシートフィルム14は、現像槽22、定着槽24及び水洗槽26を搬送路に沿って通過して、各処理液に順次浸漬されて処理された後、スクイズ部30で表面に付着した水分が除去されながら搬送され、乾燥部18へ送り込まれるようになっている。

0033

乾燥部18は、処理液処理部16より上方に配設され、千鳥状に配置された多数のローラ群32によりシートフィルム14を上方へ案内する搬送路が形成されている。このような構造により、シートフィルム54はローラ群32によって上方へ向けて搬送されながら乾燥されるようになっている。

0034

乾燥処理されたシートフィルム14は、乾燥部18の上部に設けられたターン部34によって処理液処理部16の上方の機外へ排出されるようになっている。なお、処理液処理部16ではシートフィルム14がその感光面(片面のみ感光面が形成されているとき)を上方に向けた状態で搬送されて処理されるようになっている。

0035

図2は、図1における処理液処理部16の現像槽22及び定着槽24へ補充液を補充するための配管構造を示したものである。

0036

所定の露光が終了したシートフィルム14は、図1に図示されているような自動現像機10によって現像定着水洗の順に処理される。すなわち、シートフィルム14は現像槽22、定着槽24、水洗槽26等の各処理槽へ順次浸漬され、続いて乾燥部18によって乾燥処理されて、自動現像機10の外へ排出される。

0037

ところで、各処理槽の処理液はシートフィルム14が処理される毎に劣化することは明らかであり、これを補う方法として現像槽22及び定着槽24のそれぞれの処理液に対応する補充液のパックを自動現像機10内に装填し、必要なときにフィルム処理量に比例する補充液をそれぞれの処理槽に供給する。補充される補充液が空気中の空気により変化することがないように、常に補充液パック内では補充液が空気から遮断されている必要があり、補充液パック内の補充液が空になった場合には直ちに補充液パックを交換することが必要である。

0038

本実施の形態において交換する対象としている補充液パックは、現像液の補充液が封入されている現像補充液パックと定着補充液が封入されている定着補充液パックの2種類の補充液パックである。両パックはそれぞれの補充液を空気と遮断した状態に保つ合成樹脂製の伸縮可能な袋状容器である。

0039

また、本実施の形態では図2に示すように現像槽22へ現像補充液が現像補充液パック68から補充される配管構造を例にとり説明する。定着槽24における配管構造も現像液の場合と同様であるので説明を省略する。

0040

図2に示されるように、現像槽22の上方には、パイプ62の一端が開口している。このパイプ62の他端はベローズポンプ64の吐出口に接続されている。このベローズポンプ64の吸引口には、パイプ66の一端が接続されている。

0041

パイプ66の他端には、現像補充液パック68の吐出口68Aと接続可能なジョイント部70が取り付けられている。

0042

現像補充液パック68は、ダンボール等の箱体状のケース69の内部に収納され、塩化ビニール等の酸素透過性の少ない合成樹脂製の薄肉軟弱シートを貼り合わせて袋状に形成した現像補充液パック68に空気がほとんど入っていない状態に現像補充液を密封したものである。現像補充液パック68は図2(A)に示す状態から図2(B)に示す状態のように変形自在となっている。変形自在の現像補充液パック68は、その補充液吐出口68Aがケース69内に収められているので、形状が変形した場合にも所定位置に保持されるようになっている。また、この現像補充液パック68の吐出口68Aは、前述したパイプ66の端部に取り付けられたジョイント部70によってパイプ66と接続されるようになっている。また、ジョイント部70は、吐出口68Aがパイプ66と結合されるまで現像補充液パック68内を密閉状態に保ち、ジョイント完了時に吐出口68Aとパイプ66とが連通するようになっており、現像補充液がこの吐出口68Aから漏れたり、空気が現像補充液パック68内に進入して現像補充液を劣化させることがないようになっている。

0043

この現像補充液パック68は、現像補充液がなくなったことを検出(空検出)した場合にケース69ごと交換するようになっている。現像補充液パック68の袋状容器は柔軟であるため、用済み後にはかさばらず、回収も容易となる。

0044

また、ベローズポンプ64は、モータ72の駆動力ベルト74を介してシャフト64Aで受け、このシャフト64Aを介して回転するカムの回転によって蛇腹部64Bを伸縮駆動することにより、吸引口からパイプ66を介して現像補充液パック68内の現像補充液を吸い込み、吐出口から吐出させることによって現像補充液をパイプ62を介して現像槽22へ補充することができるようになっている。

0045

現像槽22に補充される現像補充液の量は、ベローズポンプ64の伸縮回数、すなわちモータ72の駆動時間によって決定する。本実施の形態においてはモータ72を予め定めた単位時間駆動させるとベローズポンプ64の蛇腹部64Bが1伸縮し、これによって現像補充液が一定量の20cc補充されるようになっている。従って、通常はモータ72の回転速度は一定であると考えられるので、モータ72の駆動時間を単位時間の倍数で制御することによってベローズポンプ64による送液量(現像槽22への現像補充液の補充量)を20ccの倍数で決定することができる。時間間隔をおいて現像補充液を供給する場合もモータ72の駆動回数から新しい現像補充液パック68をパイプ66に接続した後にその現像補充液パック68から現像槽22へ補充された現像補充液の量を積算することができる。 なお、現像補充液20ccは四ツ切シートフィルム4枚相当の量を処理するために補充される量に相当する。ベローズポンプ64は、少量の液体を正確に送ることができないので20ccまでまとめて現像補充液を現像槽22へ供給するようにモータ72の駆動時間を単位時間を単位として駆動する。

0046

モータ72の回転数を検出するためにベローズポンプ64のシャフト64Aには、これと共に回転するパルスエンコーダ76が設けられている。

0047

パルスエンコーダ76の回転板はシャフト64Aに取り付けられており、シャフト64Aの回転に伴って、同時に回転するようになっている。また、パルスエンコーダ76の外周近傍には、白色及び黒色が交互に塗布された識別部76Aが設けられている。さらに、この識別部76Aに対面させて、反射式光電センサ76Bが取り付けられている。光電センサ76Bは、シャフト64Aが回転したときに同時に回転するパルスエンコーダ76の回転板の識別部76Aの白色、又は黒色を検出する。

0048

光電センサ76Bは制御部78に接続されており、識別部76Aの黒色による反射率が小さいローレベル、又は白色による反射率が大きいハイレベルの信号(図3又は図4に示すようなパルス信号)を制御部78へ供給するようになっている。このような構造によって制御部78はモータ72の回転状態監視することができる。

0049

次に、このモータ72の駆動を制御して現像補充液を補充する具体的方法について説明する。

0050

挿入ラック28の近傍に配置したセンサによって、センサを通過したフィルムの量(面積)を検出し、これに応じてモータ72を駆動させてベローズポンプ64を作動させ、現像補充液パック68から現像補充液を吸引して現像槽22へ供給する。例えば、モータ72が始動し、単位時間後にモータ72は停止すると、このモータ72の駆動中に現像補充液供給の最少補充単位としての20ccが現像槽22へ補充される。現像補充液パック68を新たなものに交換した後のモータ72の駆動単位時間数を積算し、その値と新品の現像補充液パック68内の所定量の現像補充液の全量を吸引するのに必要な予め予定している単位時間数とを比較して、後述のような制御を行う。

0051

新品(未使用)の現像補充液パック68内に封入されている現像補充液の量は、所定量のフィルムを処理するのに必要な量、すなわち所定量のフィルム処理が終了したときに現像補充液パック68内の現像補充液がゼロとなる(空となる)量にしてある。例えば、四ツ切サイズのフィルム4枚に相当する処理量のフィルムを挿入ラック28近傍のセンサが検出する毎に、モータ72を駆動させてベローズポンプ64を作動させ、最少補充単位の20ccの現像補充液を現像槽22へ供給するようになっている。このため、四ツ切サイズのフィルム400枚相当分のシートフィルムを処理するのに必要最少限の量の現像補充液を一つの現像補充液パック68内に入れておくとすると、現像補充液パック68に封入される現像補充液の量は2リットルということになる。

0052

現像補充液パック68から現像補充液が全て現像槽22へ供給されてゼロ(空)になった状態は、現像補充液パック68及びパイプ66の内部がベローズポンプ64の作動により負圧になり、ベローズポンプ64及び往復駆動するモータ72の負荷が大きくなってパルスエンコーダ76から出力されるパルス幅定常時のそれより大きくなったことを制御部78が検出することにより認識することができる。

0053

制御部78はさらに、新品の現像補充液パック68に交換した後に四ツ切サイズのフィルム400枚相当分の処理が行われたにもかかわらず、現像補充液パック68内に現像補充液がなお残っている(現像補充液パック68内が空であることを制御部78が検出しない)場合に、モータ72を連続駆動して残っている現像補充液を現像槽22へ強制的に補充する。例えば、四ツ切サイズのフィルム400枚相当分のフィルムを処理したとき、ベローズポンプ64の機能が正常であれば現像補充液パック68内の現像補充液を丁度使い切っており、現像補充液は現像補充液パック68内に残っていないはずである。これに対して、現像補充液が残ったということは、ベローズポンプ64の機能が低下していたためであり、現像槽22に補充された現像補充液の積算量不足していたとして現像補充液パック68に残った現像補充液の全量を強制補充する。

0054

このように、制御部78は現像補充液が空であることの検出やそのタイミング等から現像補充液パック68内の空を検出したとき、モータ72を停止させて強制補充を終える。現像補充液パック68の交換時期やベローズポンプ64の機能低下の程度が故障かあるいは許容範囲かを判断し、これらを外部表示させる機能も持っている。

0055

例えば、ベローズポンプ64の機能が低下して現像補充液パック68内に現像補充液が残り、これを強制補充するときに空検出まで駆動するモータ72の駆動単位時間の数により演算される積算補充量から、その強制補充量を知ることができる。この強制補充量が四ツ切サイズのフィルム100枚相当の処理に補充する必要な現像補充液の量以下の場合には、ベローズポンプ64の機能低下が許容範囲内と考えて、自動現像機本体12の外面の表示部に故障等の異常メッセージを表示せず、現像補充液パック68の交換を促す「交換メッセージ」を表示するようになっている。

0056

また、フィルム処理量が四ツ切サイズのフィルム400枚相当になる前に現像補充液パック68が空であることを検出したとき、及び強制補充量が四ツ切サイズのフィルム100枚相当の処理に補充する必要な現像補充液の量を越えた場合にはベローズポンプ64を含む装置又は走査に異常があることを示す「異常メッセージ」を表示部に表示するようになっている。

0057

以上、現像補充液及び現像補充液パック68について説明したが、定着補充液及びそのパックである定着補充液パックについても同様である。

0058

続いて、本実施の形態の作用を図3フローチャートに従って説明する。このフローチャートに示される各フローは、自動現像機10による処理が開始されると同時にスタートし、現像補充液パック68の交換メッセージ又は異常メッセージが出力されるまで繰り返し実行されるようになっている。

0059

以下、現像補充液パック68から現像槽22への補充構造を例として説明するが、これと並行して定着補充液パックについても同様の処理が行われる。

0060

まず、ステップ100において、シートフィルム14に対する処理が所定量(四ツ切400枚相当分)終了したか否かを判定する。

0061

これは、挿入ラック28の近傍に配置される図示しない挿入センサの出力から、これを通過したフィルムの面積を積算する信号によって判断することができる。

0062

ここで、所定処理量分の処理が終了していないと判定された場合はステップ102に移行し、現像補充液パック68内の現像補充液が空になっているか否かを検出する。

0063

以下に現像補充液パック68内が空になっているか、すなわち現像補充液が残っているかを検出する方法について説明する。

0064

現像補充液パック68及びパイプ66が真空状態になっているか否かによってこれを判断する。すなわち、ベローズポンプ64を往復駆動するためのモータ72の回転と共に回転するパルスエンコーダ76の識別部76Aによって出力されるパルス信号の幅が大きくなったことを検出することができるようになっている。

0065

モータ72が回転することによってパルスエンコーダ76の回転板が回転すると共に、ベローズポンプ64に駆動力が伝達され、パイプ66を介して現像補充液パック68から現像補充液が吸引される。このとき、現像補充液パック68内に現像補充液が十分残っている間は負荷が小さいので、光電センサ76Bで検出されるパルス信号は、一定のパルス幅で出力される。

0066

これに対して、現像補充液パック68内の現像補充液が残り少なくなったときに、さらに現像補充液を供給しようとするとパイプ66内が真空状態となりベローズポンプ64に負荷が加わることになる。この負荷に起因して、シャフト64Aの回転数が低下し、パルスエンコーダ76から得られるパルス幅が長くなる。このパルス幅が所定の時間より長くなったことを検出すると、制御部78では、表示部82へ現像補充液パック68内に現像補充液がないことを表す信号を出力するようになっている(空検出)。空検出されると、モータ72の駆動を停止させる。

0067

こうしてシートフィルム14の処理量が所定処理量(現像補充液パック68に予め密封されていた現像補充液の量に対応するフィルム量)に達していないにもかかわらず、現像補充液パック68内に現像補充液がないことが検出された場合(図4(A)参照)は、モータ72の駆動を停止し、ステップ104において異常を報知するメッセージを表示すると共に、現像補充液パック68を交換するためのメッセージを表示する。また、本実施の形態では、現像補充液パック68を例にとり説明しているが、同様の処理が定着補充液パックにも行われているため、定着補充液パック内が空となった場合(図4(B)参照)、又は現像補充液パック68と定着補充液パックが同時に空となった場合(図4(C)参照)にも上記と同様にモータ72の駆動を停止し、ステップ104において表示部82にメッセージを表示するようになっている。

0068

異常メッセージが表示される原因として、シートフィルム14の四ツ切4枚相当分の処理に使用される現像補充液の量がベローズポンプ64の能力又はその駆動が変化していることによって所定量(20cc)よりも多く供給されてしまったことが考えられる。このような場合はベローズポンプ64、パルスエンコーダ76又は制御部78に異常があると考えられる。

0069

一方、現像補充液パック68内に現像補充液がない(空である)ことが検出される前にステップ100において、シートフィルム14の所定処理量分の処理が終了したと判定された場合には、ステップ106に移行する。

0070

ステップ106では、現像補充液パック68内に残留している現像補充液の全量をベローズポンプ64を駆動して現像槽22内に強制的に補充する。現像補充液パック68が空になったことを検出するまでモータ72を駆動する。この空検出はステップ102と同様に行われ、モータ72の駆動を停止する。本来であれば、当初、現像補充液パック68内には2リットルの現像補充液が封入されているのであるから、四ツ切4枚分に相当するフィルムの処理に対して20ccの現像補充液を使用するため、所定処理量である四ツ切フィルム400枚相当分の処理が終了した時点で現像補充液パック68内の現像補充液は空になっていることが望ましい。しかし、ベローズポンプ64の機能に変化が生じたため、現像補充液が現像補充液パック68内に残留することになる。このことは現像槽22への補充液補充量が少なかったのであるから、その残留分を強制的に現像槽22へ補充し、所定処理量の処理が終わった時点で適正な補充液量とする。

0071

ステップ108において、現像補充液パック68内に残留していた現像補充液量を検出する。そのため、所定処理量の処理終了後に強制補充する補充液量がシートフィルム14の何枚分の補充量に相当するかを強制補充のために駆動されるベローズポンプ64の作動と共にパルスエンコーダ76から出力される信号から制御部78で演算する。

0072

上記の演算方法としては、ステップ100の演算方法と同様であり、モータ72の回転数を検出することによって現像槽22に補充された現像補充液の量を求めることができる。これより、強制補充された補充液量が計算上シートフィルム14の何枚分に相当する補充量かを検出することができる。

0073

また、現像補充液パック68内の残量は空検出までの強制補充のためのモータ72の作動時間によっても検出することができる。

0074

続いて、ステップ110において所定処理量のフィルムの処理終了後、現像補充液パック68内に残留していた現像補充液が四ツ切サイズのシートフィルム14の四ツ切フィルム100枚相当分を超えているか否かを判定する。すなわち、四ツ切フィルム4枚には20ccの現像補充液を必要としているので500cc以上の現像補充液が残っていたか否かを判定することになる。従って、本実施の形態においては、補充液補充系の補充量が少ない方の誤差を一つの補充液パックで処理することができる所定処理量(四ツ切フィルム400枚相当分)に対する現像補充液の残量が100枚相当分を限度として許容範囲内としている。すなわち、所定処理量のフィルム(四ツ切フィルム400枚相当分)の処理が終わった後にも一定量のフィルム(四ツ切フィルム100枚相当分)に相当する補充液量(500cc)より少ない量の補充液が残るのを正常とする。

0075

ここで、現像補充液の残量が四ツ切フィルム100枚相当分を処理する量を超えた場合、すなわち図5(D)に示されるように400枚相当量を検出した後にさらに100枚相当分の処理までの間で現像補充液パック68内が空になったことが検出されない場合には、ステップ104と同様に補充液の補充系に何らかの異常があると考えられるのでステップ112において異常メッセージを表示すると共に、現像補充液パック68を交換するためのメッセージを表示する。これに対する原因として、四ツ切フィルム換算で4枚分を処理する際に使用された現像補充液の量がベローズポンプ64の機能が低下していることにより、所定量(20cc)よりも少なかったことがあげられる。

0076

前述した処理では、現像補充液パック68に現像補充液が封入されており、これを現像槽22に補充し、現像処理を行う場合について説明してきたが、これと同様の処理が並行して定着槽24に対しても行われている。

0077

従って、ステップ110において現像補充液の残量及び定着補充液の残量が共に四ツ切フィルム100枚相当分以下であると判定された場合にはステップ114において、現像補充液パック68内の現像補充液及び定着補充液パック内の定着補充液がなくなったか否かを検出する。ここでの検出方法についてはステップ102において説明した方法と同様であるので説明を省略する。

0078

ここで、図5(A)に示されるように現像補充液、定着補充液に対するそれぞれの補充液パックについて空検出が行われた場合は、ステップ116においてそれぞれの補充液パックを交換するためのメッセージが表示部82に表示される。

0079

一方、ステップ118において現像補充液が封入されている現像補充液パック、又は定着補充液が封入されている定着補充液パックのどちらか一方に対して空検出が行われたか否かを判定する。これは、図5(B)及び(C)に示されるようなパルス信号が得られた場合である。

0080

このようにどちらか一方の補充液パックに対して空検出が行われた場合は、空検出が行われなかった方の補充液の補充系に異常が発生していると考えられる。

0081

従って、ステップ120において補充液パックの交換メッセージを表示部82に表示すると共に、異常メッセージも同時に表示する。ここで、異常メッセージが出力される原因としては、補充液パックから各処理槽への補充液補充量が所定量よりも少ないために補充液パック内に補充液が残ってしまったためであると考えられる。

0082

ステップ116及びステップ120において、補充液パックを交換するためのメッセージが表示部82に表示され、本フローチャートによる処理が終了し、モータ72の駆動が停止すると、オペレータは表示部82に表示された内容を確認し、ジョイント部70を外し、補充液がなくなった補充液パックを取り外す。そして、取り外した補充液パックに代えて、ジョイント部70に補充液が満たされている状態の補充液パックをその吐出口68Aを介して結合する。こうして、補充液パックの交換を終了する。

0083

このように、補充液パックに補充液の残量を検出するためのレベルセンサ等が取り付けられていなくても、モータ72の回転数を検出し、さらにモータ72を駆動することによって作動するベローズポンプ64に加わる負荷の状態に基づいて、補充液パック内に補充液が残留しているか否かを検出することができる。

0084

さらに、補充液の供給が正常とみなされる許容範囲内にある場合、予め定められている所定処理量に対するベローズポンプ64の補充液供給量の変化を補正するように補充液を強制補充することによって自動現像機10に装填されている複数の補充液パックの交換を促して同時に未使用の補充液パックの交換を行うことができると共に、自動現像機10本体又は処理過程での操作に異常があることを早急に発見することができる。従って、処理槽内の処理液の濃度を安定させることができる。

0085

なお、本実施の形態では補充液パックの交換メッセージ及び自動現像機10本体の異常メッセージを表示部82に表示する構成を例にとり説明したが、これに限定されるものではなく、これ以外にもスピーカー等の音声出力装置によってこれらのメッセージを報知するようにしてもよい。

0086

また、モータ72の回転数を検出するためのパルスエンコーダ76の回転板に設けられた識別部76Aを白色及び黒色で形成し、その反射光を検出することによりパルス信号を得ることができるように構成したが、識別部にスリット孔を設け、光が浸透するか否かによってパルス信号を得ることができるようにしてもよい。また、外周に切欠部を設けることによって、パルス信号を得ることができるようにしてもよい。

0087

さらに、本実施の形態においてはモータ72の回転駆動力をベルト74を介してシャフト64Aに伝達させ、ベローズポンプ64を駆動させるように構成したが、モータ72の回転駆動力はベルト74を介さず、モータ72の回転軸とシャフト64Aとを直結させたベローズポンプを用いた構成としてもよい。

0088

また、シートフィルム14の処理量を検出するために本実施の形態では、図示しない(例えば挿入ラック28に設けられた)フィルム検出センサによって、処理されるフィルムの面積の積算量を求め、これと四ツ切フィルムの面積とから処理量を算出していたが、この方法に限定されるものではなく、モータ72の回転数と四ツ切フィルム4枚相当分を処理するのに必要とする補充液の量を予め対応させておき、モータ72の回転数を検出することによって処理量を算出するようにしてもよい。

0089

さらに、補充液パックの内容量2リットル、所定処理量四ツ切400枚、四ツ切フィルム4枚相当分を処理するために使用される補充液の量20cc等の数値はこれに限定されるものではない。

発明の効果

0090

以上説明したように本発明の自動現像機の補充液パック交換は、液面レベルを検出するセンサが取り付けられていない補充液パックを装填して、所定処理量に達したときに残留している補充液を強制的に補充することによって、ポンプの機能低下により生じる補充液の残量を供給するので、複数の補充液パックを同時に交換することができるという優れた効果を有する。

0091

さらに、補充液を密封した容器を交換するので、補充液を使い切るまで空気に接触して、これを劣化させることはない。従って、補充すべき補充液量は最低量で済む。

図面の簡単な説明

0092

図1本実施の形態に係る自動現像機の概略構成図である。
図2本実施の形態に係る自動現像機の補充液配管構造の概略図である。
図3本実施の形態に係る自動現像機の補充液パック交換に関する制御ルーチンを示すフローチャートである。
図4所定処理量の処理終了前に異常が発生した場合に出力されるパルス信号を示すタイムチャートである。(A)は現像補充液パックが所定処理量の処理前に空検出された場合のタイムチャートを示し、(B)は定着補充液パックが空検出された場合のタイムチャートを示し、(C)は現像補充液パック及び定着補充液パックが共に空検出された場合のタイムチャートを示している。
図5所定処理量の処理終了後の現像補充液パックと定着補充液パックの残量によって得られるパルス信号を示すタイムチャートである。(A)は現像補充液パック、定着補充液パックが共に空検出され、誤差が100枚相当分以内である場合のタイムチャートを示し、(B)は現像補充液パックのみ、(C)は定着補充液パックのみが空検出された場合のタイムチャートを示し、(D)は現像補充液パック及び定着補充液パックが共に空検出されず、誤差が100枚相当分を超えた場合のタイムチャートを示している。

--

0093

10自動現像機
16処理液処理部
20処理槽
22現像槽
24定着槽
64ベローズポンプ(補充液供給手段)
68現像補充液パック
76パルスエンコーダ(空検出手段)
78 制御部(判断手段)
82 表示部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 凸版印刷株式会社の「 現像装置」が 公開されました。( 2015/08/13)

    【課題】本発明は、基板を水平に保持・搬送して処理する現像装置において、基板面内の均一な現像処理が可能な現像装置を提供することを課題とする。【解決手段】搬送手段により水平に搬送中の基板1に現像液を吐出す... 詳細

  • 三菱製紙株式会社の「 感光材料処理装置」が 公開されました。( 2014/03/27)

    【課題】可撓性支持体を有する感光材料の現像不良を改善し、且つ優れた耐刷性を有する刷版が得られる感光材料処理装置を提供する。【解決手段】感光材料を搬送する搬送手段と、感光材料の感光面に当接し感光材料の搬... 詳細

  • 株式会社JVISの「 ポストカードの製造方法」が 公開されました。( 2013/12/05)

    【課題】プリンターによって支障なく印刷可能なポストカードを製造でき、しかも製造コストを抑えることができるポストカードの製造方法を提供する。【解決手段】ラベルロール6から剥離紙5にラベル4を貼り付けたラ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ