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技術 養毛剤

出願人 株式会社ノエビア
発明者 今堀篤子
出願日 1996年2月14日 (25年10ヶ月経過) 出願番号 1996-052302
公開日 1997年8月26日 (24年4ヶ月経過) 公開番号 1997-221413
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード フォームタイプ 収れん 口臭予防効果 草本植物 TSR 抽出部位 薬草抽出物 オランダガラシ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年8月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

男性禿頭のみではなく、加齢に伴う薄毛脱毛にも有効で、しかも副作用や安全性の面で問題のない養毛剤を得る。

解決手段

テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤パセリ(Petroselium saticum)の抽出物を併用して成る。テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤としては特に、セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物から選択した、1種又は2種以上よりなることが好ましい。

概要

背景

男性禿頭脱毛症は、男性ホルモンの過剰によるといわれている。特に毛根皮脂腺等の器官におけるこの男性ホルモンの本体は、これら標的器官においてテストステロンがテストステロン5α−リダクターゼ(TSR)によって還元されて生成する、5α−ジヒドロテストステロン(DHT)であることが知られている。すなわち、精巣副腎生合成され分泌されたテストステロン(男性ホルモン)は、血流によって皮脂腺に到達し、皮脂腺細胞中のTSRによってDHTに変換される。このDHTは細胞内の受容体と結合し、核に作用して皮脂腺細胞の増殖を促す一方、毛母細胞にも作用してその細胞分裂を抑制し、毛の成長を妨げるものとされる。

そこで、従来男性型禿頭や脱毛症の治療には、エストラジオール等の女性ホルモン作用を有する物質や、酢酸シプロテロン等の抗男性ホルモン作用を有する物質、強い酸化力を有する物質,二酸化塩素(ClO2等)が用いられてきた。しかし、ホルモン剤酸化剤は、副作用や安全性の面で問題があり、化粧料への配合が不可能なものや、医師の管理下でのみ使用が可能なものばかりであった。

そのため、副作用や安全性の面で問題がなく、化粧料などに配合の可能な薬草抽出物スクリーニングを行った結果、セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物が、TSR阻害活性を有することが明らかとなった(特公平6−47554)。

しかしながら脱毛症には、頭皮の血流も深く関与することが知られており、特に加齢に伴う薄毛脱毛の場合は、TSR阻害剤のみでは充分な養毛効果が得られなかった。

また、パセリ(Petroselium saticum)は、セリ科(Umbelliferae)の2年生草本植物であり、原産は地中海であるが全世界で主に食用を目的として栽培されている。このパセリ抽出物皮膚外用剤への応用としては、美白効果(特開昭54−49344)、口臭予防効果特公昭61−40646)等が開示されている。

概要

男性型禿頭のみではなく、加齢に伴う薄毛・脱毛にも有効で、しかも副作用や安全性の面で問題のない養毛剤を得る。

テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤とパセリ(Petroselium saticum)の抽出物を併用して成る。テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤としては特に、セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物から選択した、1種又は2種以上よりなることが好ましい。

目的

従って、本発明においては、男性型禿頭のみではなく、加齢に伴う薄毛・脱毛にも有効で、しかも副作用や安全性の面で問題のない養毛剤を得ることを目的とした。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
9件

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請求項1

テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤パセリ(Petroselium saticum)の抽出物を併用してなる養毛剤

請求項2

テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤が、セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物から選択した、1種又は2種以上よりなる請求項1に記載の養毛剤。

技術分野

背景技術

0001

本発明は、養毛剤に関する。テストステロン5α−リダクターゼ阻害剤養毛効果相乗的に向上させ、しかも副作用のない養毛剤に関する。

0002

男性禿頭脱毛症は、男性ホルモンの過剰によるといわれている。特に毛根皮脂腺等の器官におけるこの男性ホルモンの本体は、これら標的器官においてテストステロンがテストステロン5α−リダクターゼ(TSR)によって還元されて生成する、5α−ジヒドロテストステロン(DHT)であることが知られている。すなわち、精巣副腎生合成され分泌されたテストステロン(男性ホルモン)は、血流によって皮脂腺に到達し、皮脂腺細胞中のTSRによってDHTに変換される。このDHTは細胞内の受容体と結合し、核に作用して皮脂腺細胞の増殖を促す一方、毛母細胞にも作用してその細胞分裂を抑制し、毛の成長を妨げるものとされる。

0003

そこで、従来男性型禿頭や脱毛症の治療には、エストラジオール等の女性ホルモン作用を有する物質や、酢酸シプロテロン等の抗男性ホルモン作用を有する物質、強い酸化力を有する物質,二酸化塩素(ClO2等)が用いられてきた。しかし、ホルモン剤酸化剤は、副作用や安全性の面で問題があり、化粧料への配合が不可能なものや、医師の管理下でのみ使用が可能なものばかりであった。

0004

そのため、副作用や安全性の面で問題がなく、化粧料などに配合の可能な薬草抽出物スクリーニングを行った結果、セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物が、TSR阻害活性を有することが明らかとなった(特公平6−47554)。

0005

しかしながら脱毛症には、頭皮の血流も深く関与することが知られており、特に加齢に伴う薄毛脱毛の場合は、TSR阻害剤のみでは充分な養毛効果が得られなかった。

発明が解決しようとする課題

0006

また、パセリ(Petroselium saticum)は、セリ科(Umbelliferae)の2年生草本植物であり、原産は地中海であるが全世界で主に食用を目的として栽培されている。このパセリ抽出物皮膚外用剤への応用としては、美白効果(特開昭54−49344)、口臭予防効果特公昭61−40646)等が開示されている。

0007

従って、本発明においては、男性型禿頭のみではなく、加齢に伴う薄毛・脱毛にも有効で、しかも副作用や安全性の面で問題のない養毛剤を得ることを目的とした。

0008

上記目的を達成するために、植物抽出物の中からスクリーニングを行った結果、TSR阻害剤とパセリ(Petroselium saticum)の抽出物を併用することにより、相乗的に良好な養毛効果が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。

0009

本発明で使用されるTSR阻害剤としては特に限定されないが、好ましくはセージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Mentha piperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物から選ばれる1種又は2種以上が用いられる。

0010

セージ(Salvia officinalis L.)、ホップ(Humulus lupulus L.)、ローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)、オトギリソウ(Hypericum erectum Thunb.)、ハッカ(Mentha arvensis L.var.piperascens Malinv.)、セイヨウハッカ(Menthapiperita L.)、カミツレ(Matricaria chamomilla L.)、アルニカ(Arnica montana L.)、タイム(Thymus vulgaris L.)のエタノール抽出物製造方法は、好ましくは、前記薬草乾燥粉末を99.5%又は50%エタノールに1g/10mlの割合で各々浸漬し、1週間静置した後濾過して調製される。

0011

本発明で使用されるパセリの抽出物を得る際の、抽出部位は特に限定されないが、中でも葉,,根,種子部分から抽出するのが好ましい。抽出時には、葉,茎,根,種子等を単独で、あるいは2種以上を組み合わせてもよく、また全草を用いることもできる。また、パセリを生のまま若しくは乾燥した状態で抽出することができる。

0012

抽出溶媒としても特に限定されないが、水、エタノール,メタノール,1,3-ブチレングリコールグリセリンジグリセリンポリグリセリンイソプロピルアルコール等のアルコール類アセトンエーテルテトラヒドロフラン等の有機溶媒等が例示され、これらを単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、抽出効率を高めるために、モノラウリンポリオキシエチレン(20)ソルビタン等の界面活性剤を添加してもよい。

0013

さらに、抽出方法としては、室温,冷却又は加温した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気等の蒸留法を用いて抽出する方法、生のパセリから圧搾して抽出物を得る圧搾法等が例示され、これらの方法を単独で又は2種以上を組み合わせて抽出を行う。

発明を実施するための最良の形態

0014

また、抽出物としては、粗抽出物をそのまま、若しくは粗抽出物を精製,分画したものを用いることができる。

0015

本発明において、上記TSR阻害剤及びパセリ抽出物の養毛剤への配合量は、それぞれ0.001〜5重量%が適当である。配合量が0.001重量%以下であると、十分な養毛効果が得られないが、あまり多量に配合する必要もない。

0016

本発明にかかる養毛剤は、ローション油剤乳剤クリーム軟膏等の形態をとることができる。またさらに、通常のボトルジャー充填した形状の他、エアゾールフォームスプレー等の形状をとることもできる。

0017

本発明においてはさらに必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品医薬品等に一般に用いられている油性基剤エモリエント剤ゲル化剤、各種乳化剤香料酸化防止剤防腐剤染料等の着色剤メントール等の清涼剤殺菌剤湿潤剤等の各種成分を添加配合することができる。

0019

さらに本発明の特徴について、実施例により詳細に説明する。

0020

[実施例1]フォームタイプ養毛剤
原液処方)
(1)ジメチルポリシロキサン5.0(重量%)
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油2.0
(3)精製水69.8
(4)ジプロピレングリコール7.0
(5)エタノール15.0
(6)香料0.1
(7)パセリ(99.5%エタノール)抽出物0.7
(8)ホップ(99.5%エタノール)抽出物 0.4
(充填処方)
原液 90.0
液化石油ガス10.0
(1)を(2)〜(4)の溶解物に添加し、ホモミキサーで均一に乳化する。これに(5)〜(8)の溶解液を添加して原液を調製する。充填は、に原液を充填し、バルブ装着後、ガスを充填する。

0021

[実施例2]クリームタイプ養毛剤
(1)流動パラフィン15.0(重量%)
(2)ワセリン15.0
(3)ミツロウ2.0
(4)パラオキシ安息香酸ブチル0.1
(5)精製水58.75
(6)カルボキシビニルポリマー0.1
(7)キサンタンガム0.1
(8)グリセリン5.0

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