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技術 モータの固定子の製造方法

出願人 株式会社東芝
発明者 千葉弘則
出願日 1996年1月30日 (24年5ヶ月経過) 出願番号 1996-014029
公開日 1997年8月15日 (22年10ヶ月経過) 公開番号 1997-215246
状態 拒絶査定
技術分野 電動機、発電機の巻線 電動機、発電機の巻線の絶縁、固着
主要キーワード 垂下がり 巻付け部分 使用部品点数 巻付け後 巻終端 中継ピン 巻始端 胴部側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年8月15日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

ボビンに対する巻線巻装のみならず渡り線の処理まで巻線機で自動的に行なうことができて、ボビンを鉄心に装着した状態でそれらができ、その上、中継ピン及びこれに対する渡り線の接続の手間も不要ならしめ得るようにする。

解決手段

鍔部6b〜9bに突起6d〜9dと切欠部とを形成すると共に、その間に溝部6f〜9fを形成し、且つその溝部6f〜9fの胴部6a〜9a側の壁6h〜9hの高さを反胴部側の壁6i〜9iの高さより低くしたボビン6〜9を具え、このボビン6〜9を鍔部6b〜9bを中心側にしてティース鉄心2に2個ずつ対向状態に装着し、主巻線4及び補助巻線5を、それぞれその各対向組の一方側のボビン6,8の胴部6a,8aに巻装した後、該ボビン6,8の突起6d,8dから隣る位置のボビン8,7の溝部8f,7fを通し他方側のボビン7,9の切欠部に引掛けて該ボビン7,9の胴部7a,9aに巻装するようにした。

概要

背景

従来より、モータ固定子においては、鉄心ボビンを介して巻線装設したものが供されている。このものにおいては、最初にボビンに巻線が巻装され、この巻線を巻装したボビンが鉄心に装着されて、その後に主巻線及び補助巻線としての渡り線処理及び中継ピンへの接続が行なわれている。

概要

ボビンに対する巻線の巻装のみならず渡り線の処理まで巻線機で自動的に行なうことができて、ボビンを鉄心に装着した状態でそれらができ、その上、中継ピン及びこれに対する渡り線の接続の手間も不要ならしめ得るようにする。

鍔部6b〜9bに突起6d〜9dと切欠部とを形成すると共に、その間に溝部6f〜9fを形成し、且つその溝部6f〜9fの胴部6a〜9a側の壁6h〜9hの高さを反胴部側の壁6i〜9iの高さより低くしたボビン6〜9を具え、このボビン6〜9を鍔部6b〜9bを中心側にしてティース鉄心2に2個ずつ対向状態に装着し、主巻線4及び補助巻線5を、それぞれその各対向組の一方側のボビン6,8の胴部6a,8aに巻装した後、該ボビン6,8の突起6d,8dから隣る位置のボビン8,7の溝部8f,7fを通し他方側のボビン7,9の切欠部に引掛けて該ボビン7,9の胴部7a,9aに巻装するようにした。

目的

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ボビンに対する巻線の巻装のみならず渡り線の処理まで巻線機で自動的に行なうことができて、ボビンを鉄心に装着した状態でそれらができ、その上、中継ピン及びこれに対する渡り線の接続の手間も不要で、コスト安にできると共に、品質を安定して高く得ることのできるモータの固定子の製造方法を提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

胴部の両端部に鍔部を有し、その一方側の鍔部に第1及び第2の引掛部を形成すると共に、その間に溝部を形成し、且つその溝部の胴部側の壁の高さを反胴部側の壁の高さより低くしたボビンを具え、このボビンを前記一方側の鍔部を中心側にして鉄心に2個ずつ対向状態に装着し、主巻線及び補助巻線を、それぞれその各対向組の一方側のボビンの胴部に巻装した後、該ボビンの前記第1の引掛部から隣る位置のボビンの溝部を通し他方側のボビンの前記第2の引掛部に引掛けて該ボビンの胴部に巻装するようにしたことを特徴とするモータ固定子の製造方法。

請求項2

主巻線及び補助巻線の少なくとも巻始端部を、各対向組の一方側のボビンに設けた端子ピンに下から上に巻付けた後、上から下に巻付けてからげたことを特徴とする請求項1記載のモータの固定子の製造方法。

請求項3

ボビンの一方側の鍔部の第2の引掛部側の角部を面取りしたことを特徴とする請求項1記載のモータの固定子の製造方法。

請求項4

主巻線及び補助巻線のいずれかの巻終端部を、ボビンの第1の引掛部に引掛けて、該ボビンの胴部に巻装した巻線の巻終端部と共通の端子ピンに接続したことを特徴とする請求項1記載のモータの固定子の製造方法。

請求項5

ボビンに、端子ピンを挿入する穴の周囲部分を端子台が当接する面より低くする段差を設け、端子ピン挿入時には穴にその段差とほゞ同じ深さの未挿入部を残しておいて、最終的にその穴の底部に向け端子ピンを挿入するようにしたことを特徴とする請求項1記載のモータの固定子の製造方法。

請求項6

ボビンの第1の引掛部の高さを溝部の底部の位置より高く且つ端子台が当接する位置より低く定めたことを特徴とする請求項1記載のモータの固定子の製造方法。

技術分野

0001

本発明は鉄心ボビンを介して巻線装設するモータ固定子の製造方法に関する。

背景技術

0002

従来より、モータの固定子においては、鉄心にボビンを介して巻線を装設したものが供されている。このものにおいては、最初にボビンに巻線が巻装され、この巻線を巻装したボビンが鉄心に装着されて、その後に主巻線及び補助巻線としての渡り線処理及び中継ピンへの接続が行なわれている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上記従来のものにおいては、ボビンに対する巻線の巻装は巻線機にて自動的に行なわれるものの、渡り線の処理は巻線機で自動的に行なうことが困難であるため、手作業で行なわれており、そのため、その渡り線の処理が面倒で、コスト高になると共に、品質が安定して高く得られないという問題点を有していた。又、渡り線の接続に中継ピンを用いるため、部品が多く必要で、その中継ピンに対する渡り線の接続の面倒もあり、更にコスト高になるという問題点を有していた。

0004

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ボビンに対する巻線の巻装のみならず渡り線の処理まで巻線機で自動的に行なうことができて、ボビンを鉄心に装着した状態でそれらができ、その上、中継ピン及びこれに対する渡り線の接続の手間も不要で、コスト安にできると共に、品質を安定して高く得ることのできるモータの固定子の製造方法を提供するにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明のモータの固定子の製造方法においては、胴部の両端部に鍔部を有し、その一方側の鍔部に第1及び第2の引掛部を形成すると共に、その間に溝部を形成し、且つその溝部の胴部側の壁の高さを反胴部側の壁の高さより低くしたボビンを具え、このボビンを上記一方側の鍔部を中心側にして鉄心に2個ずつ対向状態に装着し、主巻線及び補助巻線を、それぞれその各対向組の一方側のボビンの胴部に巻装した後、該ボビンの上記第1の引掛部から隣る位置のボビンの溝部を通し他方側のボビンの上記第2の引掛部に引掛けて該ボビンの胴部に巻装するようにしたことを特徴とする。

0006

上記手段によれば、ボビンを鉄心に装着した状態で、その各対向組の一方側のボビンの胴部に対する巻線の巻装、該ボビンから他方側のボビンへの渡り線処理、並びに該他方側のボビンの胴部に対する巻線の巻装がすべて巻線機で自動的に行なうことができる。

発明を実施するための最良の形態

0007

以下、本発明の一実施例につき、図面を参照して説明する。まず図2及び図3にはモータの固定子の完成品を示しており、鉄心1はティース鉄心2とヨーク鉄心3とで構成され、そのうちのティース鉄心2に主巻線4と補助巻線5とがボビン6,7,8,9を介して装設され、これらの上部に端子台10が組付けられて、この端子台10に埋設された接続板11に、ボビン6〜8に設けられた端子ピン12,13,14が挿通され半田付けにより接続されている。

0008

ここで、ボビン6〜9は同一の部品であり、そのうちのボビン6を図4及び図5に代表して示す。すなわち、ボビン6(7〜9)は角筒状の胴部6a(7a,8a,9a)を主体としており、その各両端部にほゞ角板状の鍔部6b(7b,8b,9b)及び6c(7c,8c,9c)を有している。又、その一方側の鍔部6b(7b,8b,9b)には、上縁部の一端部(図中、右端部)に第1の引掛部である突起6d(7d,8d,9d)を形成し、他側縁部(図中、左縁部)の上部に第2の引掛部である切欠部6e(7e,8e,9e)を形成していて、その間の上縁部に溝部6f(7f,8f,9f)を形成している。

0009

なお、溝部6f(7f,8f,9f)は、切欠部6e(7e,8e,9e)側から突起6d(7d,8d,9d)側に漸次深くしており、切欠部6e(7e,8e,9e)の開口下縁の位置はボビン6(7〜9)の胴部6a(7a,8a,9a)の上面の位置より低くしている。

0010

更に、ボビン6(7〜9)の一方側の鍔部6b(7b,8b,9b)の切欠部6e(7e,8e,9e)側の角部には、図6に示すように面取り6g(7g,8g,9g)を施しており、溝部6f(7f,8f,9f)の胴部6a(7a,8a,9a)側の壁6h(7h,8h,9h)の高さは、図7にH1 で示すように、反胴部6a(7a,8a,9a)側の壁6i(7i,8i,9i)の高さH2 より低くしている。又、突起6d(7d,8d,9d)の高さH3 は、溝部6f(7f,8f,9f)の底部の位置より高く、且つ、前記端子台10が当接する位置である反胴部6a(7a,8a,9a)側の壁6i(7i,8i,9i)の上端より低く定めている。

0011

そして、ボビン6(7〜9)の他方側の鍔部6c(7c,8c,9c)には外側方張出す凸部6j(7j,8j,9j)及び6k(7k,8k,9k)を形成しており、その一方側(図4及び図5中、左側)の凸部6j(7j,8j,9j)には、前記端子ピン12(13,14)を挿入するための穴6l(7l,8l,9l)を形成している。又、その凸部6j(7j,8j,9j)には、図8に示すように、穴6l(7l,8l,9l)の周囲部分6m(7m,8m,9m)を前記端子台10が当接する面である周縁部6n(7n,8n,9n)の上面より低くする段差Sを設けている。

0012

巻線時には、上述のように形成したボビン6〜9を、図1に示すように、鉄心1のヨーク鉄心3と組合わせる前のティース鉄心2に、それぞれ一方側の鍔部6b〜9bを中心側にして対向状態に装着する。次いで、ボビン6〜9のうちのボビン6〜8の穴6l〜8lに端子ピン12〜14を挿入する。このとき、図8に示すように、穴6l〜8lにはその周囲部分6m〜8mと周縁部6n〜8n(端子台10が当接する面)との段差Sとほゞ同じ深さの未挿入部15を残しておく。

0013

そして、端子ピン12に主巻線4の巻始端部を巻付ける。このとき、その巻付けは、図9に矢印C,Dで示すように、主巻線4の巻始端部を端子ピン12に下から上に巻付けた後、上から下に巻付ける方法で行ない、以て主巻線4の巻始端部を端子ピン12にからげる。

0014

この後、主巻線4をボビン6の胴部6aに巻装し、その後、該主巻線4の渡り線4aを突起6dから、隣る位置のボビン8の溝部8fを通し、他方側のボビン7の切欠部7eに図10に示すように引掛けて、該ボビン7の胴部7aに巻装する。巻装後、主巻線4の巻終端部は、端子ピン13に巻始端部同様に、下から上に巻付けた後、上から下に巻付けてからげ、その先端を切断する。

0015

そして、端子ピン14に補助巻線5の巻始端部を、やはり主巻線4の巻始端部同様に、下から上に巻付けた後、上から下に巻付けてからげ、そして、該補助巻線5をボビン8の胴部8aに巻装し、その後、該補助巻線5の渡り線5aを突起8dから、隣る位置のボビン7の溝部7fを通し、他方側のボビン9の切欠部9eに図11に示すように引掛けて、該ボビン9の胴部9aに巻装する。巻装後、補助巻線5の巻終端部は、ボビン9の切欠部9eからボビン7の突起7dに引掛けて、ボビン7の胴部7aに巻装された主巻線4と同方向にほゞ半周巻いて、端子ピン13に主巻線4の巻終端部同様に下から上に巻付けた後、上から下に巻付けてからげ、その先端を切断する。

0016

なお、こうした巻線の完了後、端子ピン12〜14の線巻付け部分には半田を例えばディップにより付着させ、その後に、端子ピン12〜14を上端より押圧して穴6l〜8l(未挿入部15)の底部に向け挿入する。又、ティース鉄心2にはヨーク鉄心3を組合わせ、それらの上部に端子台10を組付けて、この端子台10に埋設された接続板11に、端子ピン12〜14を挿通させ半田付けにより接続する。

0017

図12は如上の工程を順に示しており、特に主巻線4と補助巻線5との線径が同一である場合には、巻線作業を同一の巻線機で行ない、線径が異なる場合には、巻線作業を別々の巻線機で行なうものである。

0018

このように本構成のものでは、ボビン6〜9をティース鉄心2に装着した状態で、その各対向組の一方側のボビン6,8の胴部6a,8aに対する主巻線4及び補助巻線5の巻装、該ボビン6,8から他方側のボビン7,9への渡り線4a,5aの処理、並びに該他方側のボビン7,9の胴部7a,9aに対する主巻線4及び補助巻線5の巻装ができる。

0019

特にボビン6〜9はそれぞれ一方側(ティース鉄心2に装着した状態では中心側)の鍔部6b〜9bに、突起6d〜9dと切欠部6e〜9eとを有すると共に、その間に溝部6f〜9fを有し、そして、その溝部溝部6f〜9fの胴部6a〜9a側の壁6h〜9hの高さH1 を反胴部6a〜9a側の壁6i〜9iの高さH2 より低くしているので、これらにより渡り線4a,5aを鍔部6b〜9bから外方や内方へ落とすことなく渡して処理できる。

0020

よって、ボビン6〜9の各胴部6a〜9aに対する主巻線4及び補助巻線5の巻装だけでなく、渡り線4a,5aの処理も巻線機で自動的に行なうことができるものであり、従来の手作業で行なったもののような手間を要しないので、コスト安にできると共に、品質を安定して高く得ることができる。

0021

又、渡り線4a,5aの処理は、従来のもののような中継ピンを要さず、一方側のボビン6,8から他方側のボビン7,9へと連続で行ない得るから、使用部品点数を削減できると共に、その中継接続の手間も不要ならしめ得て、一層コスト安にでき、且つ、品質を更に安定して高く得ることができる。

0022

又、特に上記構成のものの場合、主巻線4及び補助巻線5の巻始端部と巻終端部を、端子ピン12〜14に下から上に巻付けた後、上から下に巻付けてからげたので、その最初に下から上に巻付けた部分を次に上から下に巻付け部分で締付けることができて、端子ピン12〜14からの解け離れを効果的に阻止でき、より確実な接続ができる。

0023

なお、この場合、主巻線4及び補助巻線5は、巻付け後にボビン6,8への巻装、渡り線4a,5a処理、及びボビン7,9への巻装をする関係上、引張力の強くかかる巻始端部のみをそれぞれ端子ピン12,14に上述のごとく巻付けてからげるだけにしても良い。又、こうした端子ピン12〜14に対する主巻線4及び補助巻線5の巻始端部と巻終端部の巻付けも、巻線機にて自動的に行なう。

0024

又、ボビン6〜9の一方側の鍔部6b〜9bの切欠部6e〜9e側の角部には、面取り6g〜9gを施したので、渡り線4a,5aをそれぞれ溝部8f,7fに通して切欠部7e,9eに引掛けるときに、面取り7g,9g部分で渡り線4a,5aを滑り落として切欠部7e,9eに円滑に引掛けることができ、渡り線4a,5aの処理が一層容易にできる。

0025

更に、補助巻線5の巻終端部を、ボビン9の突起9dに引掛けて、該ボビン9の胴部9aに巻装した主巻線4の巻終端部4aと共通の端子ピン13に接続したので、端子ピン13を共用できて、全端子ピンの使用個数を3個に済ませることができ(4個を要することのないようにでき)、使用部品点数を更に削減できて、一段とコスト安にできる。しかも、この場合、補助巻線5が主巻線4とクロスオーバーするものの、クロスオーバーする部分はともに巻終端部で、ほゞ同電位の部分であり、従って、それらの間に絶縁部材別途必要とすることもない。

0026

なお、この場合、補助巻線5と主巻線4の関係は逆にしても良く、従って、補助巻線5を前述の主巻線4のように巻装し、主巻線4を前述の補助巻線5のように巻装するようにしても良い。

0027

そして、ボビン6〜8には、端子ピン12〜14を挿入する穴6l〜8lの周囲部分6m〜8mを端子台10が当接する面である周縁部6n〜8nの上面より低くする段差Sを設け、端子ピン12〜14挿入時には穴6l〜8lにその段差Sとほゞ同じ深さの未挿入部15を残しておいて、最終的にその穴6l〜8lの底部に向け端子ピン12〜14を挿入するようにしたので、その最終的な端子ピン12〜14の挿入により、付着(ディップ)半田の垂下がりによって形成される角を圧してなくすことができるばかりか、特にはその折りに、図13に示すように、端子ピン12〜14に対する主巻線4及び補助巻線5の巻始端部及び巻終端部の巻付けを周縁部6n〜8n以上の位置にできて、挿入したときにも、図14に示すように、それら巻始端部及び巻終端部が穴6l〜8lに引き込まれることをなくし得、その引き込みによる断線のおそれをなくすことができる。

0028

なお、図15には端子ピン12〜14を挿入したときに主巻線4及び補助巻線5の巻始端部及び巻終端部が引込まれたものを参考として示しており、このものでは、その引き込みにより主巻線4及び補助巻線5の巻始端部及び巻終端部が穴6l〜8lの上縁部16に強く圧せられて断線しやすい。

0029

加えて、上記構成のものでは、ボビン6〜9の突起6d〜9dの高さH3 を溝部6f〜9fの底部の位置より高く且つ端子台10が当接する位置である反胴部6a(7a〜9a)側の壁6i(7i〜9i)の上端より低く定めたので、突起6d〜9dに渡り線4a,5aを確実に引掛け得ると共に、突起6d〜9dが端子台10の組付けの邪魔にもならないようにもできる。

発明の効果

0030

本発明は以上説明したとおりのもので、下記の効果を奏する。請求項1のモータの固定子の製造方法によれば、ボビンに対する巻線の巻装のみならず渡り線の処理まで巻線機で自動的に行なうことができて、ボビンを鉄心に装着した状態でそれらができ、その上、中継ピン及びこれに対する渡り線の接続の手間も不要で、コスト安にできると共に、品質を安定して高く得ることができる。

0031

請求項2のモータの固定子の製造方法によれば、端子ピンからの少なくとも主巻線及び補助巻線の巻始端部の解け離れを効果的に阻止できて、より確実な接続ができ、主巻線及び補助巻線のボビンへの巻装、渡り線の処理による引張力にも充分耐えてその接続を維持することができる。

0032

請求項3のモータの固定子の製造方法によれば、渡り線の処理が一層容易にできる。

0033

請求項4のモータの固定子の製造方法によれば、端子ピンの使用個数を少なく済ませることができて、一段とコスト安にでき、しかも、この場合に主巻線と補助巻線とがクロスオーバーするものの、そのクロスオーバーする部分に絶縁部材を別途必要とすることもない。

0034

請求項5のモータの固定子の製造方法によれば、主巻線及び補助巻線の巻始端部及び巻終端部を巻付けた後の端子ピンの挿入によるそれら巻始端部及び巻終端部の断線のおそれをなくすことができる。

0035

請求項6のモータの固定子の製造方法によれば、突起に対する渡り線の引掛けが確実にできると共に、その突起が端子台の組付けの邪魔にもならないようにもできる。

図面の簡単な説明

0036

図1本発明の一実施例を示す主要部分の平面図
図2全体の平面図
図3端子台組付け部分の正面図
図4ボビン単体の平面図
図5ボビン単体の正面図
図6面取り部分の拡大斜視図
図7図4のA−A線に沿う拡大断面図
図8図4のB−B線に沿う拡大断面図
図9端子ピンに対する巻線の巻付け部分の拡大正面図
図10渡り線の処理部分を示す部分拡大斜視図
図11渡り線の異なる処理部分を示す部分拡大斜視図
図12工程図
図13端子ピンに対する巻線の巻付け部分の拡大縦断側面図
図14端子ピンに対する巻線の巻付け部分の端子ピン挿入完了状態の拡大縦断側面図
図15端子ピンに対する巻線の巻付け部分の端子ピン挿入完了状態の参考図

--

0037

1は鉄心、2はティース鉄心、4は主巻線、5は補助巻線、6〜9はボビン、6a〜9aは胴部、6b〜9b及び6c〜9cは鍔部、6d〜9dは突起(第1の引掛部)、6e〜9eは切欠部(第2の引掛部)、6f〜9fは溝部、6g〜9gは面取り、6h〜9hは溝部の胴部側の壁、6i〜9iは溝部の反胴部側の壁(端子台が当接する位置)、6l〜9lは穴、6m〜9mは穴の周囲部分、6n〜9nは穴の周囲部分の周縁部(端子台が当接する面)、10は端子台、12〜14は端子ピン、15は未挿入部を示す。

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