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技術 高圧リード線

出願人 株式会社村田製作所
発明者 堂西清行
出願日 1996年2月1日 (24年3ヶ月経過) 出願番号 1996-016836
公開日 1997年8月15日 (22年8ヶ月経過) 公開番号 1997-213393
状態 未査定
技術分野 つきさし又はネジ・ナットによる接続 離間導体の接続器及び電線端子
主要キーワード 高圧部品 高圧コネクタ 導電性シリコンゴム 高圧リード線 コネクタ部内 高圧発生装置 金属ピン フォーカスパック
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図面 (17)

課題

金属線の先端が、他の物品引掛かったり、突き刺さったりする恐れが少ない形状を備える高圧リード線を提供する

解決手段

高圧リード線1は、金属線2を絶縁材3で被覆し、先端近傍において絶縁材3を剥離し、金属線2を露出させ、さらに、この先端近傍にキャップ4を装着してなる。ここで、金属線2の先端は、頭頂部5と、傾斜面7a、7bを有する傾斜部7とからなり、全体として軸芯2aに向かってすぼまった形状をなす。したがって、高圧リード線1が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、金属線2の先端と、コネクタ部内の鍔部(図示せず)との間の距離は容易に確保され、金属線2の先端が鍔部に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線2の先端の頭頂部5は点でなく、平面状をなすので、金属線2の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

概要

背景

従来の高圧リード線の構成を、ビデオプロジェクタに内蔵される高圧CRブロックに用いられる場合を例に取り、図14を用いて説明する。

図14において、61は高圧リード線であり、絶縁材63で被覆された金属線62の先端近傍において、絶縁材63が剥離されることにより、金属線62が露出され、さらに、この先端近傍に、金属からなり底部64aを備えるキャップ64を装着してなる。ここで、キャップ64の底部64aには挿通孔64bが形成されており、金属線62の先端が挿通孔64bを介して突出している。また、金属線62の先端には、金属線62の長手方向および径方向に対して傾斜した傾斜部65が形成される。すなわち、金属線62の先端は、径方向における一方側において、略針状に点をなしてっている。

このように構成される高圧リード線61は、ビデオプロジェクタに用いられる高圧発生装置、例えばフライバックトランスから引き出され、高圧CRブロックに接続される。この接続のしくみを図15を用いて説明する。

図15において、66は高圧CRブロックの外装ケースであり、コネクタ部67を備えるとともに、内部に抵抗コンデンサ等の回路素子68が収納され、樹脂69が充填される。コネクタ部67の一方の開口部70は外装ケース66の内部に配置され、他方の開口部(図示せず)は外装ケース66の外部に配置される。また、導電ゴム等の弾性体からなる端子71が、コネクタ部67の一方の開口部70から挿入され、コネクタ部67の内周面に設けられた環状の鍔部72に当接され、固定される。さらに、コネクタ部67の一方の開口部70は蓋73によって封止されるとともに、金属ピン74の一端が、蓋73に設けられた挿通孔75を介して、端子71に挿入される。金属ピン74の他端には、回路素子68から引き出された配線76が接続される。

そして、高圧リード線61が、コネクタ部67の他方の開口部から挿入され、キャップ64が、鍔部72に連続して設けられたガイド部77に嵌挿され、さらに鍔部72に当接するとともに、金属線62が鍔部72を通過し、金属線62の先端が端子71に挿入されることにより、高圧リード線61が外装ケース66の内部の回路素子68に接続される。なお、鍔部72には、金属線62の通過を容易にするためのテーパ78が形成されている。

概要

金属線の先端が、他の物品引掛かったり、突き刺さったりする恐れが少ない形状を備える高圧リード線を提供する

高圧リード線1は、金属線2を絶縁材3で被覆し、先端近傍において絶縁材3を剥離し、金属線2を露出させ、さらに、この先端近傍にキャップ4を装着してなる。ここで、金属線2の先端は、頭頂部5と、傾斜面7a、7bを有する傾斜部7とからなり、全体として軸芯2aに向かってすぼまった形状をなす。したがって、高圧リード線1が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、金属線2の先端と、コネクタ部内の鍔部(図示せず)との間の距離は容易に確保され、金属線2の先端が鍔部に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線2の先端の頭頂部5は点でなく、平面状をなすので、金属線2の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

目的

そこで、本発明においては、金属線の先端が、他の物品に引掛かったり、突き刺さったりする恐れが少ない形状を備えた高圧リード線を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

金属線絶縁材で被覆してなる高圧リード線において、前記金属線の先端が、前記金属線の軸芯と交わる位置を含み、または前記金属線の軸芯近傍を含んで配置された頭頂部と、前記金属線の外周面および前記頭頂部を連結する傾斜部とを備えたことを特徴とする高圧リード線。

請求項2

前記頭頂部が、前記金属線の径方向に対して平行または略平行で、かつ、前記金属線の径寸法と同一または前記金属線の径寸法より小さい長さ寸法の直線部分を有することを特徴とする請求項1に記載の高圧リード線。

請求項3

前記頭頂部が矩形状の平面をなし、前記傾斜部が四つの傾斜面からなることを特徴とする請求項2に記載の高圧リード線。

請求項4

前記頭頂部が線分状をなし、前記傾斜部が四つの傾斜面からなることを特徴とする請求項2に記載の高圧リード線。

請求項5

前記頭頂部が、前記金属線の外周の一部と直線とで規定される平面をなし、前記傾斜部が二つの傾斜面からなることを特徴とする請求項2に記載の高圧リード線。

請求項6

前記頭頂部が線分状をなし、前記傾斜部が二つの傾斜面からなることを特徴とする請求項2に記載の高圧リード線。

請求項7

前記頭頂部が、前記金属線の径寸法と同一の幅寸法を有し、曲面状をなすとともに、前記傾斜部が、前記頭頂部に連続して一体に形成された傾斜面からなることを特徴とする請求項1に記載の高圧リード線。

技術分野

0001

本発明は、例えばカラーテレビディスプレイプロジェクションテレビビデオプロジェクタ等、CRTを用い、高電圧を必要とする装置、および、例えば複写機レーザビームプリンタ等、CRTを用いることなく高電圧を必要とする装置に用いられる高圧リード線に関し、とくに、一端が、導電性シリコンゴム等の弾性体からなる端子に挿入されて用いられる高圧リード線に関する。

背景技術

0002

従来の高圧リード線の構成を、ビデオプロジェクタに内蔵される高圧CRブロックに用いられる場合を例に取り、図14を用いて説明する。

0003

図14において、61は高圧リード線であり、絶縁材63で被覆された金属線62の先端近傍において、絶縁材63が剥離されることにより、金属線62が露出され、さらに、この先端近傍に、金属からなり底部64aを備えるキャップ64を装着してなる。ここで、キャップ64の底部64aには挿通孔64bが形成されており、金属線62の先端が挿通孔64bを介して突出している。また、金属線62の先端には、金属線62の長手方向および径方向に対して傾斜した傾斜部65が形成される。すなわち、金属線62の先端は、径方向における一方側において、略針状に点をなしてっている。

0004

このように構成される高圧リード線61は、ビデオプロジェクタに用いられる高圧発生装置、例えばフライバックトランスから引き出され、高圧CRブロックに接続される。この接続のしくみを図15を用いて説明する。

0005

図15において、66は高圧CRブロックの外装ケースであり、コネクタ部67を備えるとともに、内部に抵抗コンデンサ等の回路素子68が収納され、樹脂69が充填される。コネクタ部67の一方の開口部70は外装ケース66の内部に配置され、他方の開口部(図示せず)は外装ケース66の外部に配置される。また、導電ゴム等の弾性体からなる端子71が、コネクタ部67の一方の開口部70から挿入され、コネクタ部67の内周面に設けられた環状の鍔部72に当接され、固定される。さらに、コネクタ部67の一方の開口部70は蓋73によって封止されるとともに、金属ピン74の一端が、蓋73に設けられた挿通孔75を介して、端子71に挿入される。金属ピン74の他端には、回路素子68から引き出された配線76が接続される。

0006

そして、高圧リード線61が、コネクタ部67の他方の開口部から挿入され、キャップ64が、鍔部72に連続して設けられたガイド部77に嵌挿され、さらに鍔部72に当接するとともに、金属線62が鍔部72を通過し、金属線62の先端が端子71に挿入されることにより、高圧リード線61が外装ケース66の内部の回路素子68に接続される。なお、鍔部72には、金属線62の通過を容易にするためのテーパ78が形成されている。

発明が解決しようとする課題

0007

ところが、従来の高圧リード線61においては、次のような問題点があった。すなわち、図16に示すように、金属線62の先端が径方向における一方側において尖っているため、キャップ64から突出した金属線62が、高圧リード線61の長手方向に対して傾いたり、折れ曲がったりしている場合、金属線62が鍔部72を通過する際に、金属線62の先端が、鍔部72に形成されたテーパ78に突き刺さり、組立作業に支障をきたす恐れがあった。また、鍔部72にテーパ78が形成されない場合も同様に、金属線62の先端が鍔部72に突き刺さる恐れがあった。さらに、金属線62の先端は点をなし、略針状に尖っているため、他の物品に突き刺さったり、引掛かったりしやすく、取扱いに支障をきたす恐れがあった。

0008

そこで、本発明においては、金属線の先端が、他の物品に引掛かったり、突き刺さったりする恐れが少ない形状を備えた高圧リード線を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の問題点を解決するため、本発明においては、金属線を絶縁材で被覆してなる高圧リード線において、前記金属線の先端が、前記金属線の軸芯と交わる位置を含み、または前記金属線の軸芯近傍を含んで配置された頭頂部と、前記金属線の外周面および前記頭頂部を連結する傾斜部とを備えたことを特徴とする。

0010

また、前記頭頂部が、前記金属線の径方向に対して平行または略平行で、かつ、前記金属線の径寸法と同一または前記金属線の径寸法より小さい長さ寸法の直線部分を有することを特徴とする。

0011

さらに、前記頭頂部が矩形状の平面をなし、前記傾斜部が四つの傾斜面からなることを特徴とする。

0012

また、前記頭頂部が線分状をなし、前記傾斜部が四つの傾斜面からなることを特徴とする。

0013

さらに、前記頭頂部が、前記金属線の外周の一部と直線とで規定される平面をなし、前記傾斜部が二つの傾斜面からなることを特徴とする。

0014

また、前記頭頂部が線分状をなし、前記傾斜部が二つの傾斜面からなることを特徴とする。

0015

加えて、前記頭頂部が曲面状をなすことを特徴とする。

0016

すなわち、本発明にかかる高圧リード線を構成する金属線の先端は、軸芯に向かってすぼまった形状をなす。したがって、これらの金属線が高圧リード線の長手方向に対して傾いたり、折れ曲がったりしている場合にも、高圧リード線が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、金属線の先端と、コネクタ部内に設けられた鍔部との間の距離が容易に確保される。このため、金属線の先端が鍔部に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線の先端の頭頂部は点ではなく、面または線分からなるため、金属線の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

発明を実施するための最良の形態

0017

本発明の第一の実施例にかかる高圧リード線の構成を、高圧CRブロックに用いられる場合を例に取り、図1および図2を用いて説明する。

0018

図1において、1は高圧リード線であり、金属線2を絶縁材3で被覆し、先端近傍において絶縁材3を剥離し、金属線2を露出させ、さらに、この先端近傍に、金属からなり底部4aを備えるキャップ4を装着してなる。また、キャップ4の底部4aには挿通孔4bが形成されており、金属線2の先端が挿通孔4bを介して突出している。なお、キャップ4は、必ずしも装着されなくともよい。

0019

ここで、金属線2の先端は頭頂部5および傾斜部7からなる。このうち、頭頂部5は、図2に示すように、金属線2の径方向に対して平行で、かつ金属線2の径寸法より小さい長さ寸法の辺5a、5bで規定される矩形状の平面であり、金属線2の軸芯2aと交わる位置を含んで配置される。また、傾斜部7は傾斜面7a、7aおよび傾斜面7b、7bからなる。そのうちの傾斜面7a、7aは、金属線2の外周面と頭頂部5を規定する辺5aとを連結するものであり、また、傾斜面7b、7bは、金属線2の外周面と頭頂部5を規定する辺5bとを連結するものである。すなわち、金属線2の先端は、軸芯2aに向かってすぼまった形状をなすとともに、頭頂部5は点ではなく、平面をなすものである。

0020

このように構成される高圧リード線1は、プロジェクションテレビに用いられる高圧発生装置、例えばフライバックトランスから引き出され、高圧CRブロックに接続される。この接続のしくみを図3を用いて説明する。

0021

図3において、8は高圧CRブロックの外装ケースであり、コネクタ部9を備えるとともに、内部に抵抗、コンデンサ等の回路素子10が収納され、樹脂11が充填される。コネクタ部9の一方の開口部12は外装ケース8の内部に配置され、他方の開口部(図示せず)は外装ケース8の外部に配置される。また、導電性シリコンゴム等の弾性体からなる端子13が、コネクタ部9の一方の開口部12から、その弾性を利用して挿入され、コネクタ部9の内周面に設けられた環状の鍔部14に当接され、固定される。さらに、コネクタ部9の一方の開口部12は蓋15によって封止されるとともに、金属ピン16の一端が、蓋15に設けられた挿通孔17を介して、端子15に挿入される。金属ピン16の他端には、回路素子10から引き出される配線18が接続される。なお、とくに図示しないが、端子13が鍔部を有し、その鍔部がコネクタ部9の一方の開口部12に当接することにより、蓋15を用いることなく、コネクタ部9が封止される場合もある。

0022

そして、高圧リード線1が、コネクタ部9の他方の開口部から挿入され、キャップ4が、鍔部14に連続して設けられたガイド部20に嵌挿され、さらに鍔部14に当接されるとともに、金属線2が鍔部14を通過して端子13に挿入されることにより、高圧リード線1が外装ケース8の内部の回路素子10に接続される。なお、鍔部14には、金属線2の通過を容易にするためのテーパ19が形成されている。

0023

ここで、前述のように、高圧リード線1を構成する金属線2の先端は、軸芯2aに向かってすぼまった形状をなすとともに、平面状の頭頂部5を有する。したがって、図4(a)、(b)に示すように、キャップ4から突出した金属線2が、高圧リード線1の長手方向に対して傾いたり、折れ曲がったりしている場合にも、金属線2がコネクタ部9の鍔部14を通過する際、金属線2の先端と鍔部14、もしくは鍔部14に設けられたテーパ19との間の距離が容易に確保される。このため、金属線2の先端が鍔部14もしくはテーパ19に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線2の先端の頭頂部5は平面状であるため、頭頂部が点である場合に比べて、金属線2の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

0024

次に、本発明にかかる第二の実施例を、図5および図6を用いて説明する。なお、第一の実施例と同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。

0025

図5および図6に示す高圧リード線21においては、金属線22の先端が頭頂部23および傾斜部25からなる。このうち、頭頂部23は、金属線22の径方向に対して平行で、かつ金属線22の径寸法より小さい長さ寸法の線分であり、金属線22の軸芯22aと交わる位置を含んで配置される。また、傾斜部25は傾斜面25a、25aおよび傾斜面25b、25bからなり、そのうちの傾斜面25a、25aは、金属線22の外周面と頭頂部23の両端とを連結するものであり、また、傾斜面25b、25bは、金属線22の外周面と頭頂部23全体とを連結するものである。すなわち、金属線22の先端は、軸芯22aに向かってすぼまった形状をなす。

0026

このように構成される高圧リード線21によれば、図7(a)、(b)に示すように、高圧リード線21が外装ケース8(高圧CRブロック)のコネクタ部9に挿入され、金属線22が鍔部14を通過する際、キャップ4から突出した金属線22が、高圧リード線21の長手方向に対して傾いたり、折れ曲がったりしている場合にも、第一の実施例と同様に、金属線22の先端と鍔部14、もしくは鍔部14のテーパ19との間の距離が容易に確保される。このため、金属線22の先端が鍔部14、もしくはテーパ19に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線22の先端の頭頂部23は線分状であるため、頭頂部が点である場合に比べて、金属線22の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

0027

次に、本発明にかかる第三の実施例を、図8および図9を用いて説明する。なお、第一の実施例と同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。

0028

図8および図9に示す高圧リード線31においては、金属線32の先端が、頭頂部33、傾斜部34、および金属線32の外周面の一部32a、32aからなる。このうち、頭頂部33は、金属線32の外周の一部32b、32bと、金属線32の径方向に対して平行で、かつ金属線32の径寸法より小さい長さ寸法の辺35、35とで規定される平面であり、金属線32の軸芯32cと交わる位置を含んで配置される。また、傾斜部34は、金属線32の外周面と頭頂部33とを連結する傾斜面34a、34aからなる。すなわち、金属線32の先端は、軸芯32aに向かってすぼまった形状をなすとともに、頭頂部33は点ではなく、平面をなすものである。

0029

このように構成される高圧リード線31によれば、とくに図示しないが、高圧リード線31が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、キャップ4から突出した金属線32が傾いたり、折れ曲がったりしていても、第一の実施例と同様に、金属線32の先端とコネクタ部内の部材との間の距離が容易に確保される。このため、金属線32の先端が突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線32の先端の頭頂部33は面をなすものであるため、頭頂部が点である場合に比べて、金属線32の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

0030

次に、本発明にかかる第四の実施例を、図10および図11を用いて説明する。なお、第一の実施例と同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。

0031

図10および図11に示す高圧リード線41においては、金属線42の先端が、頭頂部43、傾斜部44、および金属線42の外周面の一部42a、42aからなる。このうち、頭頂部43は、金属線42の径方向に対して平行で、かつ金属線42の径寸法と同一の長さ寸法の線分であり、金属線42の軸芯42bと交わる位置を含んで配置される。また、傾斜部44は、金属線42の外周面と頭頂部43とを連結する傾斜面44a、44aからなる。すなわち、金属線42の先端は、軸芯42bに向かってすぼまった形状をなすとともに、頭頂部43は点ではなく、線分をなすものである。

0032

このように構成される高圧リード線41によれば、とくに図示しないが、高圧リード線41が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、キャップ4から突出した金属線42が傾いたり、折れ曲がったりしていても、第一の実施例と同様に、金属線42の先端とコネクタ部内の部材との間の距離が容易に確保される。このため、金属線42の先端が突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線42の先端の頭頂部43は線分をなすものであるため、頭頂部が点である場合に比べて、金属線42の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

0033

次に、本発明にかかる第五の実施例を、図12および図13を用いて説明する。なお、第一の実施例と同一もしくは相当する部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。

0034

図12および図13に示す高圧リード線51において、金属線52の先端は、頭頂部53、傾斜部54および金属線52の外周面の一部52a、52aからなる。このうち、頭頂部53は、金属線52の軸芯52bと交わる位置を含んで配置されており、金属線52の径寸法と同一の幅寸法を有し、曲面状をなすものである。また、傾斜部54は、頭頂部53に連続して一体に形成され、金属線52の外周面と頭頂部53とを連結する傾斜面54a、54aからなるものである。すなわち、金属線52の先端は、軸芯52bに向かってすぼまった形状をなすとともに、頭頂部53は点ではなく、曲面状をなすものである。

0035

このように構成される高圧リード線51によれば、とくに図示しないが、高圧リード線51が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、キャップ4から突出した金属線52が傾いたり、折れ曲がったりしていても、第一の実施例と同様に、金属線52の先端とコネクタ部内の部材との間の距離が容易に確保される。このため、金属線52の先端が突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。また、金属線52の先端の頭頂部53は曲面状をなすものであるため、頭頂部が点をなす場合に比べて、金属線52の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

0036

なお、上記第一の実施例においては、金属線の先端の頭頂部が、矩形状をなす場合について説明したが、金属線が三角形の頭頂部、および三つの傾斜面からなる傾斜部を有する場合、ならびに、金属線が五角形以上の多角形の頭頂部、およびその角数に対応する数の傾斜面からなる傾斜部を有する場合にも本発明を適用することができる。

0037

また、上記第一乃至第三の実施例においては、高圧リード線を構成する金属線の先端の頭頂部を規定する各辺、または頭頂部の線分が、金属線の径方向に対して平行である場合について説明したが、略平行、すなわち多少のずれがあってもよい。

0038

さらに、上記第一乃至第四の実施例においては、金属線の先端の頭頂部が、金属線の軸芯と交わる位置を含んで配置される場合について説明したが、金属線の先端が軸芯に向かって、すぼまった形状をなしていれば、頭頂部が軸芯と交わらず、軸芯近傍を含んで配置されていてもよい。

0039

また、上記第一乃至第五の実施例においては、ビデオプロジェクタに内蔵される高圧CRブロックに用いる高圧コネクタを例に取って説明したが、フォーカスパック等の他の高圧部品に用いる高圧コネクタにも、本発明を適用することができる。

0040

さらに、上記第一乃至第五の実施例においては、端子が導電性シリコンゴムからなる場合について説明したが、導電性および弾性を有するものであれば、他の素材からなるものでもよい。

0041

また、上記第一乃至第五の実施例においては、高圧リード線の先端近傍にキャップを装着する場合について説明したが、キャップを装着しない高圧リード線にも本発明を適用することができる。

発明の効果

0042

本発明にかかる高圧リード線を構成する金属線の先端は、軸芯に向かってすぼまった形状をなす。したがって、これらの金属線が高圧リード線の長手方向に対して傾いたり、折れ曲がったりしている場合にも、高圧リード線が高圧CRブロック等のコネクタ部に挿入される際、金属線の先端と、コネクタ部内に設けられた鍔部との間の距離が容易に確保される。このため、金属線の先端が鍔部に突き刺さって組立作業に支障をきたす恐れは少ない。

0043

また、本発明にかかる高圧リード線を構成する金属線の先端の頭頂部は点ではなく、面または線分からなるため、金属線の先端が他の物品に突き刺さったり、引掛かったりして取扱いに支障をきたす恐れも少ない。

図面の簡単な説明

0044

図1本発明の第一の実施例にかかる高圧リード線を示す斜視図である。
図2図1の高圧リード線を構成する金属線を示す上面図である。
図3図1の高圧リード線が高圧CRブロックに接続された状態を示す断面図である。
図4(a)(b)とも、図1の高圧リード線が高圧CRブロックのコネクタ部に挿入される過程を示す要部図解図である。
図5本発明の第二の実施例にかかる高圧リード線を示す斜視図である。
図6図5の高圧リード線を構成する金属線を示す上面図である。
図7(a)(b)とも、図5の高圧リード線が高圧CRブロックのコネクタ部に挿入される過程を示す要部図解図である。
図8本発明の第三の実施例にかかる高圧リード線を示す斜視図である。
図9図8の高圧リード線を構成する金属線を示す上面図である。
図10本発明の第四の実施例にかかる高圧リード線を示す斜視図である。
図11図10の高圧リード線を構成する金属線を示す上面図である。
図12本発明の第五の実施例にかかる高圧リード線を示す斜視図である。
図13(a)(b)とも、図12の高圧リード線を構成する金属線を示す側面図である。
図14従来の高圧リード線を示す斜視図である。
図15図14の高圧リード線が高圧CRブロックに接続された状態を示す断面図である。
図16図14の高圧リード線が高圧CRブロックのコネクタ部に挿入される過程を示す要部図解図である。

--

0045

1、21、31、41、51高圧リード線
2、22、32、42、52金属線
2a、22a、32c、42b、52b軸芯
3絶縁材
5、23、33、43、53頭頂部
7、25、34、44、54 傾斜部
7a、7b、25a、25b、34a、44a、54a 傾斜面

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