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技術 キャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法

出願人 株式会社小松製作所
発明者 山田光伸渡辺健太郎
出願日 1996年1月9日 (24年11ヶ月経過) 出願番号 1996-018022
公開日 1997年7月22日 (23年5ヶ月経過) 公開番号 1997-188494
状態 特許登録済
技術分野 クレーンの細部(制御,安全) ジブクレーン(門形、ケーブルクレーン)
主要キーワード 長方形リング レバー支持ブラケット 作業許可 上昇用スイッチ ロッド位置 ブームクレーン 下降用スイッチ 油圧スイベル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年7月22日)のものです。
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図面 (14)

課題

キャビンが上昇した状態での走行時、及びキャビンが傾斜した状態でのキャビン上昇時の安全性向上を図ると共に、キャビン下降端での通常路面走行時の安全性を向上させるキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法を提供する。

解決手段

キャビン4を下降端にロックするロックピンと、ロックピンによるキャビン4のロック状態を検出するロックセンサと、キャビン4が下降端にあることを検出するキャビン下限検出器と、ロックセンサの出力信号アンロック状態のとき、又は、キャビン下限検出器の出力信号がキャビン4の下降端以外を示しているときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車10を走行させる場合には警報信号を出力するコントローラと、この信号を入力して警報を発する警報手段とを備えている。

概要

背景

概要

キャビンが上昇した状態での走行時、及びキャビンが傾斜した状態でのキャビン上昇時の安全性向上を図ると共に、キャビン下降端での通常路面走行時の安全性を向上させるキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法を提供する。

キャビン4を下降端にロックするロックピンと、ロックピンによるキャビン4のロック状態を検出するロックセンサと、キャビン4が下降端にあることを検出するキャビン下限検出器と、ロックセンサの出力信号アンロック状態のとき、又は、キャビン下限検出器の出力信号がキャビン4の下降端以外を示しているときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車10を走行させる場合には警報信号を出力するコントローラと、この信号を入力して警報を発する警報手段とを備えている。

目的

本発明は、以上説明したような従来の問題点を鑑みてなされたものであり、キャビンが上昇した状態での走行時、及びキャビンが傾斜した状態でのキャビン上昇時の安全性向上を図ると共に、キャビン下降端での通常路面走行時の安全性を向上させるキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

走行用作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)において、キャビン(4) を下降端にロックするロックピン(23)と、ロックピン(23)によってキャビン(4) が下降端にロックされたことを検出するロックセンサ(25)と、キャビン(4) が下降端にあることを検出するキャビン下限検出器(42)と、ロックセンサ(25)の出力信号アンロック状態を示しているとき、又は、キャビン下限検出器(42)の出力信号がキャビン(4) が下降端以外にある状態を示しているときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車(10)を走行させようとした場合には警報信号を出力するコントローラと、コントローラの警報信号を入力して警報を発する警報手段(43)、(47)とを備えたことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置

請求項2

走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)において、キャビン(4) の傾斜角度が0度を含む所定の角度範囲にあることを検出する傾斜センサ(44)と、傾斜センサ(44)の出力信号が所定の角度範囲以内であることを示しているときにのみ、キャビン上昇用スイッチ(83)又はキャビン下降用スイッチ(82)の操作信号に基づいてキャビン(4) の昇降指令を出力するコントローラと、コントローラからのこの昇降指令によって作動し、キャビン(4) を昇降させる昇降装置(50)とを備えたことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置。

請求項3

走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)において、キャビン(4) の傾斜角度が0度を含む所定の角度範囲にあることを検出する傾斜センサ(44)と、傾斜センサ(44)の出力信号が所定の角度範囲以外であることを示しているときは、キャビン下降用スイッチ(82)の操作信号に基づいてキャビン(4) の下降指令を出力し、かつ、キャビン上昇用スイッチ(83)の操作信号は無効とするコントローラと、コントローラからのこの昇降指令によって作動し、キャビン(4) を昇降させる昇降装置(50)とを備えたことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置。

請求項4

走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)のキャビン(4) の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン(4) がアンロック状態のとき、又は、下降端以外にあるときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車(10)を走行させようとした場合には警報を発することを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法。

請求項5

走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)のキャビン(4) の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン(4) の傾斜角度が所定の角度範囲以内にあるときのみ、キャビン(4)の昇降操作を可能とすることを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法。

請求項6

走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン(4) を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車(10)のキャビン(4) の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン(4) の傾斜角度が所定の角度範囲以外にあるときは、キャビン(4) の下降操作のみを可能とし、上昇操作は不可とすることを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法。

技術分野

0001

本発明は、キャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法に関する。

0002

ラフテレンクレーン通常走行用クレーン作業用とを兼用した運転室(以後、キャビンと呼ぶ)を有しており、一般的に、下部走行体上に旋回自在に設けられた上部旋回体の前方にこのキャビンが配設されている。一方、移動式クレーンの中に、高所への吊り荷作業時に作業者が吊り荷の状態を確認しながらクレーン操作を可能とした、昇降式キャビンを有するものがある。この昇降式キャビンを有する移動式クレーンとしては、例えば特開平5−124788号公報に記載されているようなものがある。図12はこれを示しており、以下同図に基づいて説明する。

0003

自動走行車1の車台上に旋回自在に上部旋回体2が設けられ、上部旋回体2上には伸縮自在で、かつ、起伏自在なブームクレーン3、及びブームクレーン3や上部旋回体2等の操作が可能なキャビン4が設けられている。また、ブームクレーン3と上部旋回体2との間には起伏シリンダ5が設けられていると共に、上部旋回体2の後部にはカウンタバランス6が設けられている。上部旋回体2の下部には、上部旋回体2をスムーズに旋回させるためのガイドローラ2aを有している。

0004

また、自動走行車1の前部左右には一対のフロントアウトリガ7、7が設けられ、後部左右には一対のリアアウトリガ8、8がそれぞれ設けられている。このフロントアウトリガ7、7は水平垂直型に構成されており、リアアウトリガ8、8は後面視がX型に構成されている。さらに、上部旋回体2上には衡立した油圧シリンダー9がキャビン4の側部に設けられており、この油圧シリンダー9の端部9aはキャビン4の側面部に取り付けられている。そして、油圧シリンダー9の伸縮によってキャビン4自体が矢印Yで示すように上下方向に昇降可能なように構成されている。

0005

このような昇降式のキャビン4によると、住宅建築現場等の部材組み立て工程の進行に伴ってクレーン吊り荷作業が高所になっても、キャビン4を上昇させることによりクレーン作業者の視界も広くなる。例えば、視界を遮るような壁等の障害物があっても、作業者はブームクレーン3によって吊り上げた部材Aの状態を確認することができる。よって、荷崩れ等の心配もなく安全性を向上でき、また、クレーン作業者に操作時の指図をする中間者との合図や中間者の安全性の確認も充分に行うことができるので作業性もよくなる。

発明が解決しようとする課題

0006

ラフテレンクレーンにおいても、上記のように吊り荷の状態やクレーン作業の安全性を作業者が確認しながらクレーン作業を可能とするように、昇降式キャビンの要求が多くなっている。しかしながら、昇降式キャビンを有するラフテレンクレーン(以後、キャビン昇降式油圧クレーン車と呼ぶ)において、キャビン4が上昇している(下降端にない)状態でクレーンを走行させるとキャビン4の安定性が悪いので、作業者(運転者)にとっては危険性が大きくなるという問題がある。

0007

また、キャビン昇降式油圧クレーン車を停止させてクレーン作業する時は、前後のアウトリガを張り出してキャビン昇降式油圧クレーン車を水平状態にしているが、アウトリガ接地路面の状況によっては車体の傾斜を完全に除去できない場合も多い。このように車体が傾斜している状態でキャビン4を上昇させると、キャビン4内でクレーン操作する作業者にとって操作性が悪くなるばかりでなく、キャビン4の安定性を損ない、さらにはクレーン全体の安定性が無くなるので危険であると言う問題が生じる。

0008

さらに、キャビン昇降式油圧クレーン車で通常の一般道路上を走行する場合に、キャビン4が下降端で完全に固定されてない状態で走行すると、キャビン4が不安定な状態で運転手操縦することになり非常に危険である。

0009

本発明は、以上説明したような従来の問題点を鑑みてなされたものであり、キャビンが上昇した状態での走行時、及びキャビンが傾斜した状態でのキャビン上昇時の安全性向上を図ると共に、キャビン下降端での通常路面走行時の安全性を向上させるキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法を提供することにある。

0010

上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、走行用作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10において、キャビン4を下降端にロックするロックピン23と、ロックピン23によってキャビン4が下降端にロックされたことを検出するロックセンサ25と、キャビン4が下降端にあることを検出するキャビン下限検出器42と、ロックセンサ25の出力信号アンロック状態を示しているとき、又は、キャビン下限検出器42の出力信号がキャビン4が下降端以外にある状態を示しているときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車10を走行させようとした場合には警報信号を出力するコントローラと、コントローラの警報信号を入力して警報を発する警報手段43、47とを備えた構成としている。

0011

請求項1に記載の発明によると、キャビンが下降端以外にあることはキャビン下限検出器によって検出され、また、キャビンが下降端にあってもアンロック状態であることはロックセンサによって検出される。少なくともこのいずれか一方にあるときに、キャビン昇降式油圧クレーン車の走行可能なモード(例えば、走行モード、走行と作業の同時可能モード)が選択された場合は、コントローラは警報手段を介して警報を発する。これにより、作業者にキャビンが不安定な状態で走行することを知らしめて注意喚起し、安全性を高めることができる。

0012

また、請求項2に記載の発明は、走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10において、キャビン4の傾斜角度が0度を含む所定の角度範囲にあることを検出する傾斜センサ44と、傾斜センサ44の出力信号が所定の角度範囲以内であることを示しているときにのみ、キャビン上昇用スイッチ83又はキャビン下降用スイッチ82の操作信号に基づいてキャビン4の昇降指令を出力するコントローラと、コントローラからのこの昇降指令によって作動し、キャビン4を昇降させる昇降装置50とを備えた構成としている。

0013

請求項2に記載の発明によると、キャビンの傾斜角度が所定の角度範囲以内であることを傾斜センサによって検出し、この傾斜角度が所定の角度範囲以内にあるときにのみ、コントローラはキャビン上昇用スイッチ又はキャビン下降用スイッチの操作信号が入力されると昇降装置を介してキャビンの昇降を制御する。よって、傾斜したままでキャビンを昇降することを防止でき、キャビン昇降操作の安全性及び操作性を向上できる。

0014

また、請求項3に記載の発明は、走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10において、キャビン4の傾斜角度が0度を含む所定の角度範囲にあることを検出する傾斜センサ44と、傾斜センサ44の出力信号が所定の角度範囲以外であることを示しているときは、キャビン下降用スイッチ82の操作信号に基づいてキャビン4の下降指令を出力し、かつ、キャビン上昇用スイッチ83の操作信号は無効とするコントローラと、コントローラからのこの昇降指令によって作動し、キャビン4を昇降させる昇降装置50とを備えた構成としている。

0015

請求項3に記載の発明によると、傾斜センサによって検出されたキャビンの傾斜角度が所定の角度範囲以外であるときは、コントローラはキャビン下降用スイッチの操作信号が入力されると昇降装置にキャビンの下降指令を出力するが、キャビン上昇用スイッチの操作信号が入力されるとこれを無効にして上昇指令は出力しない。よって、傾斜したままでキャビンを上昇させる方向に操作することを防止でき、キャビン昇降操作の安全性及び操作性を向上できる。

0016

請求項4に記載の発明は、走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10のキャビン4の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン4がアンロック状態のとき、又は、下降端以外にあるときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車10を走行させようとした場合には警報を発するキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法としている。

0017

請求項4に記載の発明によると、キャビンが下降端以外にあるとき、又は、キャビンが下降端にあってもアンロック状態のときの少なくともいずれか一方のときに、キャビン昇降式油圧クレーン車を走行可能なモードが選択された場合は、作業者に警報を発する。これにより、作業者にキャビンが不安定な状態で走行することを知らしめて注意を喚起し、安全性を高めることができる。

0018

また、請求項5に記載の発明は、走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10のキャビン4の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン4の傾斜角度が所定の角度範囲以内にあるときのみ、キャビン4の昇降操作を可能とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法としている。

0019

請求項5に記載の発明によると、キャビンの傾斜角度が所定の角度範囲以外にあるときは、キャビンの昇降操作ができないようにしている。よって、傾斜したままでキャビンを昇降することを防止でき、キャビン昇降操作の安全性及び操作性を向上できる。

0020

また、請求項6に記載の発明は、走行用と作業用を兼用し、かつ、昇降自在に設けられたキャビン4を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車10のキャビン4の昇降を制御するキャビン昇降制御方法において、キャビン4の傾斜角度が所定の角度範囲以外にあるときは、キャビン4の下降操作のみを可能とし、上昇操作は不可とするキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御方法としている。

0021

請求項6に記載の発明によると、キャビンの傾斜角度が所定の角度範囲以外にあるときは、キャビンの下降操作は可能とし、上昇操作はできないようにしている。よって、傾斜したままでキャビンを上昇させる方向の操作を防止でき、キャビン昇降操作の安全性及び操作性を向上できる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下に、本発明に係るキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン昇降制御装置及び制御方法の第一の実施の形態を、図1図11を参照して詳述する。ここでは、図12で説明した従来技術の構成と同じものには同一符号を付けて説明を省く。

0023

図1は、キャビン昇降式油圧クレーン車の外観側面図である。キャビン昇降式油圧クレーン車10は自走できる車輪12を有する下部走行体を設け、この下部走行体上の略中央部に旋回自在な上部旋回体2を設けている。下部走行体の前部左右にはフロントアウトリガ7、7が、また後部左右にはリアアウトリガ8、8が配設されている。上部旋回体2上にはキャビン4を昇降可能とする昇降装置50が備えられており、昇降装置50の上部支持フレーム台62上にキャビン4が取着されている。また、上部旋回体2上で、かつ、昇降装置50の側方には伸縮自在なブーム13を起伏自在に設けており、さらにブーム13のトップブームの先端部には伸縮自在で、かつ、起伏自在な図示しないジブブーム張出し可能に設けられている。なお、ジブブームは伸縮自在で、かつ、起伏自在なジブに限定されるものではなく、またこのジブブームは無くてもよい。キャビン4を昇降可能とすることによって、作業者は吊り荷の状態や荷を降ろす位置等を自身で直接確認でき、安全な作業を進めることができるようになっている。

0024

図2は、キャビンの昇降装置50の側面図を表している。同図において、昇降装置50の上端部にはキャビン4を支持する上部支持フレーム台62が設けられ、下端部には上部旋回体2上に取着される下部支持フレーム台64が設けられている。上部支持フレーム台62と下部支持フレーム台64との間には、X型に交差した支持フレーム63a、63bが設けられている。支持フレーム63aの一端は上部支持フレーム台62に回動自在に取着され、他端は下部支持フレーム台64にガイドローラ66を介して下部支持フレーム台64の長手方向に移動自在に取着されている。また、支持フレーム63bの一端は下部支持フレーム台64に回動自在に取着され、他端は上部支持フレーム台62にガイドローラ65を介して上部支持フレーム台62の長手方向に移動自在に取着されている。

0025

支持フレーム63aと支持フレーム63bとの交差部には昇降用シリンダ52のロッド側端部が回動自在に取着されていて、昇降用シリンダ52のチューブ側端部は下部支持フレーム台64に回動自在に取着されている。昇降用シリンダ52の伸縮によって支持フレーム63aのガイドローラ66及び支持フレーム63bのガイドローラ65が移動するので、上部支持フレーム台62を昇降することができる。キャビン4が下降端にある状態でキャビン昇降式油圧クレーン車10を走行させるときに、上部支持フレーム台62と下部支持フレーム台64とを固定するために、2種類の固定部、すなわちロック部P及びクランプレバー部Qを設けている。

0026

上部支持フレーム台62には、キャビン4が下降端であることを検出するためのキャビン下限検出器42が取着されている。本実施例では、キャビン下限検出器42はリミットスイッチで構成しているが、これに限定されず、例えば近接スイッチ等で構成してもよい。キャビン下限検出器42の一例のこのリミットスイッチは、上部支持フレーム台62に設けられた下限検出器取付用ブラケット15の下部に取着されている。これに対応する下部支持フレーム台64側には下限検出用検知片16が設けられており、上部支持フレーム台62が下降端にあるとき、上記リミットスイッチが下限検出用検知片16によって作動するようになっている。

0027

上部支持フレーム台62にはキャビン4の傾斜角度を検出するための傾斜センサ44が取着されており、本実施例の傾斜センサ44は検出角度所定角度範囲以内(例えば、±3度以下)のときに出力接点オンするようになっている。傾斜センサ44は、上部支持フレーム台62に設けられた傾斜センサ取付用ブラケット17の下部に取着されている。

0028

図3及び図4はそれぞれ図2のロック部Pの詳細側面図及び図3のZ視図を表しており、以下同図に基づいて説明する。上部支持フレーム台62の側面にはブラケット21が下方に突出して設けられ、ブラケット21の下端近傍には水平方向に貫通する孔hb が設けられている。また、下部支持フレーム台64の側面には水平方向の所定の隙間をおいて対向して設けられた固定ブラケット22a,22baを設け、さらに固定ブラケット22aには同じく水平方向の孔ha を有するロックピンガイド22を設けている。固定ブラケット22a,22baには、上記孔ha と同軸心上の孔ha を水平方向に設けている。孔ha に挿入されているロックピン23の先端部には、ロックピン23の軸心に垂直なロックピンレバー23aを設けている。

0029

図5及び図6は、それぞれロックピン23のアンロック状態及びロック状態を表している。ロックピン23の側面には位置決めピン24が軸心に垂直に設けられ、また、ロックピンガイド22内部の孔ha から外周側面に貫通する溝28を設けている。溝28は、ロックピンガイド22の軸心に平行な溝28bと、溝28bの前後端に設けられ、かつ、ロックピンガイド22の外周に沿って軸心に直角方向に設けられた溝28a及び溝28cとからなっている。ロックピン23の位置決めピン24は溝28内に挿入されており、ロックピンレバー23aを操作することによって位置決めピン24及び溝28がガイドとなってロックピン23の軸心方向に沿ってロックピン23を移動させることができる。

0030

上部支持フレーム台62が下降端に来たときに、ブラケット21の下部が下部支持フレーム台64の対向するブラケット22a、22bの隙間に挿入され、ブラケット21の孔hb と、ロックピンガイド22及びブラケット22a、22bの孔ha との軸心が一致するようになっている。この状態でロックピン23を孔hb に挿入することにより、上部支持フレーム台62と下部支持フレーム台64とを固定するようになっている。

0031

ロックセンサ25はロックピン23が孔ha 、hb に挿入されたことを検出するものであり、上部支持フレーム台62の所定位置に設けられている。本実施例では、ロックセンサ25は近接スイッチで構成されているが、これに限定されず、例えばリミットスイッチ等でもよい。また、ロックピン23側にはロックセンサ用検知片26が取着されている。本実施例では、ロックピンレバー23aを操作してロックピン23を孔hb に挿入したとき、ロックセンサ用検知片26がロックセンサ25の所定検知位置に来てロックセンサ25が作動し、近接スイッチの出力電圧オフするようになっている。

0032

図5はロックピン23が孔hb に挿入されてないアンロック状態を示しており、昇降装置50は昇降自在な状態になっている。このとき、ロックピンレバー23aを操作して位置決めピン24を溝28aの位置に持って来ると、ロックピン23が簡単にロック方向に移動しないようになる。また、図6はロックピン23が孔hb に挿入されたロック状態を示しており、上部支持フレーム台62のブラケット21と下部支持フレーム台64のブラケット22a、22bとが固定されている状態を示している。このとき、昇降装置50は下降端で固定されており、位置決めピン24を溝28cの位置に持って来ると、ロックピン23が簡単にアンロック方向に移動しないようになる。

0033

図7図9図2のクランプレバー部Qの詳細図を示し、それぞれクランプレバー側面図、平面図及びアンロック状態図を表している。以下、図7及び図8を参照しながら説明する。下部支持フレーム台64の側面にブラケット33が設けられ、ブラケット33上には上方に突出したフック32が固設されている。また、ブラケット33上には、レバー31の一端側をピン39の回りに回動自在に支持するレバー支持ブラケット38が設けられている。レバー31の略中央部は長方形リング状のフレーム37の短辺の一方に連結され、その連結部はピン40aの回りに回動自在になっている。

0034

ピン40aと反対側のフレーム37の短辺の側面部には孔H1が設けられていて、ロッド35がこの孔H1を貫通して設けられている。ロッド35の基端部はリング状のフレーム37の内側にあってプレート35aに固設されており、プレート35aの左右両端部はフレーム37の長辺側の両側面部に設けられたカイド溝29により移動自在に支持されている。そして、プレート35aとフレーム37の内側の側面との間で、かつ、ロッド35の外周部には、コイルバネ36が伸縮自在に挿入されている。また、ロッド35の先端部には長孔39が設けられていて、前記フック32の上端部フックがこの長孔39の中に入るようになっている。なお、長孔39は丸孔にしてもよい。

0035

また、上部支持フレーム台62側の側面にはブラケット34が側方に突出して固着されている。ブラケット34には、所定位置に上下方向の孔H2が貫通している。なお、孔H2は長孔又は丸孔のどちらでもよい。上部支持フレーム台62が下降端に来たとき、下部支持フレーム台64のブラケット33に固着されたフック32は上部支持フレーム台62に固着されているブラケット34の孔H2を貫通し、ブラケット34の上部に突出するようになっている。この後、レバー31をピン39を中心にして2点鎖線で示しているレバー31bの位置まで移動させると、ピン40aはピン40bの位置まで移動し、ロッド35の先端部の長孔39を上記のフック32に挿入可能となる。

0036

そして、この長孔39をフック32に挿入し、ロッド35をブラケット34の上部に被せた状態で、レバー31をレバー31bからレバー31aの位置までピン39を中心に回動させると、フレーム37はコイルバネ36を介してプレート35aをレバー31の方に押す。これによりロッド35がレバー31の方に引っ張られ、ロッド35の先端部がフック32に係合する。ロッド35はフレーム37、レバー31a及びレバー支持ブラケット38を介してブラケット33に支持されているので、下部支持フレーム台64のブラケット33とロッド35は上部支持フレーム台62に取着されているブラケット34をみ込んで固定する。なお、ロッド35のコイルバネ36によって、ロッド35のクランプ力が保持されると共に、ロッド35に加わる衝撃が吸収される。

0037

図9は、ロッド35がアンロック時のロッド位置詳細図を示している。上部支持フレーム台62を上昇させているときは、次にクランプするまでロッド35、コイルバネ36、フレーム37及びプレート35a等を退避させて置く必要がある。このときは、これらを図9のようにレバー31aの側に回動させて退避させて置く。

0038

図10及び図11にはそれぞれ本実施例に係わるキャビン昇降制御を行なうコントローラの電気制御回路及び油圧制御回路の一例を示しており、次に図10及び図11を参照して説明する。図10において、作業モード選択スイッチ80はキャビン4内に配置されており、キャビン昇降式油圧クレーン車10の作業モードを選択するものである。同図では、作業モード選択スイッチ80は3つの切換接点を有しており、各切換接点は3つの作業モードに対応している。切換接点80a1はクレーン作業を主体とするモードである「作業2」モードに対応しており、電源ラインV1 に接続されている。また、切換接点80a2は走行しながらクレーン作業を可能とするモードである「作業1」モードに対応し、切換接点80a3は走行のみを可能とするモードである「走行」モードに対応しており、この切換接点80a2、80a3は並列に電源ラインV2 に接続されている。電源ラインV1 には、作業モードが選択され、かつ、運転席左右に設けられた作業許可レバー(図示せず)が許可状態になっているときに電源が供給されるようになっている。電源ラインV2 は、図示しない車載バッテリーからメイン電源スイッチを介して供給されるものである。

0039

切換接点80a2、80a3の並列回路出力側は走行リレー103のコイルに接続されている。また、電源ラインV2 から所定のヒューズFを介して供給される電源ラインV3 は、キャビン下限検出器42のb接点42bを介して、リレー102のコイルに接続されている。同様に電源ラインV3 は、ロックセンサ25を介してリレー107のコイルに接続され、また、電源ラインV3 は傾斜センサ44を介してリレー101のコイルに接続されている。

0040

ロックセンサ25は、ロックピン23がアンロック状態のときに、所定電圧を出力してリレー107のコイルを励磁する。キャビン下限検出器42のb接点42bは、キャビン4が下限位置にあるときオフしてリレー102のコイルの通電をオフする。また、傾斜センサ44は、キャビン4の傾斜が±3度以内になったときに出力接点がオンしてリレー101のコイルを励磁する。さらに、電源ラインV3 は、走行用警報手段43(例えば、ブザー等)と警報ランプ47との並列回路に接続されている。この走行用警報手段43と警報ランプ47との並列回路の出力は、リレー107のa接点107aとリレー103のa接点103a1との直列回路、及びリレー103のa接点103a2とリレー102のa接点102a1との直列回路に並列に接続されている。

0041

前記切換接点80a1の出力側は、リレー101のa接点101a を介して、キャビン昇降用メインスイッチ81に接続されている。そして、キャビン昇降用メインスイッチ81の出力はキャビン上昇用スイッチ83及びキャビン下降用スイッチ82に並列に接続されている。キャビン上昇用スイッチ83の出力は方向切換弁57のソレノイド57cに接続されると同時に、順方向のダイオードD2を介して昇降用警報手段41(例えば、ブザー等)と昇降用警報ランプ46に並列に接続されている。また、キャビン下降用スイッチ82の出力は方向切換弁56のソレノイド56cに接続されると同時に、順方向のダイオードD1を介して昇降用警報手段41と昇降用警報ランプ46との並列回路及び上記ダイオードD2の接続点に接続されている。

0042

油圧ポンプ58から吐出された圧油は、油圧スイベルジョイント59及び管路110を介して方向切換弁57の入力ポートに導かれる。方向切換弁57の出力ポートの一つは管路116を介して旋回用切換弁51の入力ポートに接続され、また、他の出力ポートは管路111、逆止弁54、管路112、安全弁55を介して昇降用シリンダ52のボトム側に接続されている。昇降用シリンダ52のヘッド側は管路114、管路115を介して、タンクへ接続されている。また、管路112は絞り弁49及び方向切換弁56を介して管路114に接続されている。

0043

次に、図10及び図11を参考にしながら、作動を説明する。いま、作業1モード又は走行モードが選択されているとすると、それぞれ切換接点80a2又は切換接点80a3がオンしてリレー103のコイルが励磁され、これによってリレー103のa接点103a1、103a2がオンする。このとき、キャビン4が下限端にあり、かつ、ロックピン23がアンロック状態のときはロックセンサ25が非作動となり、よってリレー107が作動してa接点107a がオンする。これによって、警報手段43及び警報ランプ47に通電され、警報が発せられる。また、キャビン4が下限端にないときは、キャビン下限検出器42のb接点42bがオンするので、リレー102が作動してa接点102a1がオンする。これによって、同じく警報手段43及び警報ランプ47に通電され、警報が発せられる。この警報によって、作業者はキャビン4が下限端にない、あるいは、ロックされていないという不安定な状態にあることを知ることができ、作業1モードでの走行作業時に、又は、走行モードでの通常走行時に注意を促される。作業者は、キャビン4を下限端に下降させ、ロックピンを挿入してキャビン4をロックすることにより、上記警報を解除することができる。

0044

また、作業2のモードが選択されているとすると、a接点80a1を介してリレー101のa接点101a に電源電圧印加される。ここで、キャビン4の傾斜が所定角度(例えば、±3度)より大きくなっているときは、傾斜センサ44の出力接点はオンしないのでリレー101はオフしている。これによってa接点101a がオフしているので、キャビン昇降用メインスイッチ81をオンしてもキャビン4の昇降操作はできない。キャビン4の傾斜が所定角度以内となるように、作業者は車両を移動させたり、又はアウトリガを操作する。この結果、キャビン4の傾斜が所定角度以内になったときは、傾斜センサ44の出力接点がオンしてリレー101がオンするので、a接点101a がオンされる。これによって、キャビン昇降用メインスイッチ81に電源電圧が印加される。この状態において、作業者がキャビン昇降用メインスイッチ81をオンすると、キャビン4の昇降操作が可能となる。

0045

そして、このときキャビン上昇用スイッチ83をオンすると、方向切換弁57のソレノイド57cが通電され、方向切換弁57はb位置に切り換わる。と同時に、このことを作業者に知らせしめ、かつ、注意を喚起するために、ダイオードD2を介して昇降用警報手段41及び昇降用警報ランプ46を作動させて警報を発する。油圧ポンプ58から吐出されて油圧スイベルジョイント59及び管路110を介して方向切換弁57に導かれた圧油は、管路111、逆止弁54、管路112、安全弁55を介して昇降用シリンダ52のボトム側に流入する。昇降用シリンダ52のヘッド側から流出する油は、管路114、管路115を介して、タンク48にドレーンされる。その結果、キャビン4は上昇し、昇降用警報手段41及び警報ランプ46を鳴らしながら作業者の注意を喚起させる。

0046

また、上記と同様に、キャビン昇降用メインスイッチ81をオンした状態でキャビン下降用スイッチ82をオンすると、方向切換弁56のソレノイド56cが通電されて方向切換弁56はb位置に切り換わると同時に、作業者の注意を喚起するために、ダイオードD1を介して昇降用警報手段41及び昇降用警報ランプ46を作動させて警報を発する。このとき、昇降用シリンダ52のボトム側の油は安全弁55、管路112、絞り弁49、方向切換弁56を介して管路114からヘッド側に戻される。また、管路114からは、油の一部が管路115を介してタンク48へドレーンされる。

0047

なお、キャビン上昇用スイッチ83がオフのときは、方向切換弁57はa位置に切り換わり、油圧ポンプ58からの圧油は管路116を介して旋回バルブ51に流れており、旋回レバー(図示せず)の操作によって上部旋回体2が旋回できるようになっている。

0048

このようにして、昇降式キャビンによって視界性を向上したので、吊り荷状態及び周辺の作業者の安全を確認できる。そして、キャビン4が不安定な状態のときに昇降させる場合には昇降不可とし、さらに走行時にはキャビン4が下限端で、かつ、固定されていない場合には警告を発している。これにより、作業者の注意を促して安全に作業及び走行ができる。

0049

次に、第二実施例を図12に基づいて説明する。第一実施例と異なる構成について説明すると、切換接点80a1の出力側は、キャビン昇降用メインスイッチ81を介して、キャビン上昇用スイッチ83及びキャビン下降用スイッチ82に並列に接続されている。キャビン上昇用スイッチ83の出力はリレー101のa接点101aを介して方向切換弁57のソレノイド57cに接続されると同時に、上記a接点101aの出力側は順方向のダイオードD2を介して昇降用警報手段41(例えば、ブザー等)と昇降用警報ランプ46に並列に接続されている。また、キャビン下降用スイッチ82の出力は方向切換弁56のソレノイド56cに接続されると同時に、順方向のダイオードD1を介して昇降用警報手段41と昇降用警報ランプ46との並列回路及び上記ダイオードD2の接続点に接続されている。なお、油圧制御回路は図11と変わらない。

0050

図11及び図12を参考にしながら、第二実施例の作動を説明する。作業1モード及び走行モードのときの作動は第一実施例と変わらないので、作業2モードのときを説明する。作業2モードが選択されていると、a接点80a1を介してキャビン上昇用スイッチ83及びキャビン下降用スイッチ82に電源電圧が印加される。本実施例では、キャビン4の傾斜状態に関係なくキャビン下降方向の操作が常に可能なように構成している。すなわち、キャビン昇降用メインスイッチ81をオンした状態でキャビン下降用スイッチ82をオンすると、方向切換弁56のソレノイド56cが通電されて方向切換弁56はb位置に切り換わると同時に、作業者の注意を喚起するために、ダイオードD1を介して昇降用警報手段41及び昇降用警報ランプ46を作動させて警報を発する。このとき、昇降用シリンダ52のボトム側の油は安全弁55、管路112、絞り弁49、方向切換弁56を介して管路114からヘッド側に戻される。また、管路114からは、油の一部が管路115を介してタンク48へドレーンされる。これによって、傾斜角度に関係なくキャビン4を下降させることができる。

0051

キャビン昇降用メインスイッチ81をオンした状態でキャビン上昇用スイッチ83をオンすると、リレー101のa接点101a に電源電圧が印加される。ここで、キャビン4の傾斜が所定角度(例えば、±3度)より大きくなっているときは、傾斜センサ44の出力接点はオンしないのでリレー101はオフしている。これによってa接点101a がオフしているので、キャビン上昇用スイッチ83をオンしてもキャビン4の上昇操作はできない。キャビン4の傾斜が所定角度以内となるように、作業者は車両を移動させたり、又はアウトリガを操作する。この結果、キャビン4の傾斜が所定角度以内になったときは、傾斜センサ44の出力接点がオンしてリレー101がオンするので、a接点101a がオンされる。これによって、作業者がキャビン上昇用スイッチ83をオンすると、リレー101のa接点101a を介して方向切換弁57のソレノイド57cが通電され、方向切換弁57はb位置に切り換わる。と同時に、このことを作業者に知らせしめ、かつ、注意を喚起するために、ダイオードD2を介して昇降用警報手段41及び昇降用警報ランプ46を作動させて警報を発する。

0052

このとき、油圧ポンプ58から吐出されて油圧スイベルジョイント59及び管路110を介して方向切換弁57に導かれた圧油は、管路111、逆止弁54、管路112、安全弁55を介して昇降用シリンダ52のボトム側に流入する。昇降用シリンダ52のヘッド側から流出する油は、管路114、管路115を介して、タンク48にドレーンされる。その結果、キャビン4は上昇し、昇降用警報手段41及び警報ランプ46を鳴らしながら作業者の注意を喚起させる。

0053

このように、キャビン4の傾斜角度が所定角度より大きいときは、キャビン4の上昇方向の操作を無効とし、下降方向のみの操作を可能としている。よって、傾斜状態でキャビン4が上昇して不安定になることを防止できると共に、下降操作によって不安定な状態を解除することを容易にしている。

図面の簡単な説明

0054

図1本発明に係わる実施例のキャビン昇降式油圧クレーン車の側面図である。
図2本発明に係わる実施例のキャビン昇降装置の側面図である。
図3本発明に係わる実施例の図2のロック部Pの側面図である。
図4本発明に係わる実施例の図3のZ視図である。
図5本発明に係わる実施例のロックピンのアンロック状態図である。
図6本発明に係わる実施例のロックピンのロック状態図である。
図7本発明に係わる実施例の図2のクランプレバー部Qの側面図である。
図8本発明に係わる実施例の図2のクランプレバー部Qの平面図である。
図9本発明に係わる実施例のレバーアンロック時のロッド位置図である。
図10本発明に係わる第一実施例の電気制御回路図である。
図11本発明に係わる実施例の油圧制御回路図である。
図12本発明に係わる第二実施例の電気制御回路図である。
図13従来技術を説明する昇降式クレーンの側面図である。

--

0055

1…自動走行車、2…上部旋回体、2a…ガイドローラ、3…ブームクレーン、4…キャビン、5…起伏シリンダ、6…カウンタバランス、7…フロントアウトリガ、8…リアアウトリガ、9…油圧シリンダ、9a…油圧シリンダ端部、10…キャビン昇降式油圧クレーン車、12…車輪、13…ブーム、15…下限検出器取付用ブラケット、16…下限検出用検知片、17…傾斜センサ取付用ブラケット、21…ブラケット、22…ロックピンガイド、23…ロックピン、23a…ロックピンレバー、24…位置決めピン、25…ロックセンサ、26…ロックセンサ用検知片、28a、28b、28c…溝、29…ガイド溝、31、31a、31b…レバー、32…フック、33…ベース、34…ブラケット、35…ロッド、35a…プレート、36…コイルバネ、37…フレーム、38…レバー支持ブラケット、39…長孔、41…昇降用警報ブザー、42…キャビン下限検出器、43…警報手段、44…傾斜センサ、46…昇降用警報ブザー、47…警報ランプ、48…タンク、49…絞り弁、50…昇降装置、51…旋回バルブ、52…昇降用シリンダ、53…リリーフ弁、54…逆止弁、55…安全弁、56、57…方向切換弁、58…油圧ポンプ、59…油圧スイベルジョイント、61…油槽、62…上部支持フレーム台、63a、63b…支持フレーム、64…下部支持フレーム台、65、66…ガイドローラ、80…作業モード選択スイッチ、80a1、80a2、80a3…切換接点、81…キャビン昇降用メインスイッチ、82…キャビン下降用スイッチ、83…キャビン上昇用スイッチ、90…走行モード、91…作業1モード、92…作業2モード、101、102、107…リレー、103…走行リレー、110、111、112、113、114、115、116…管路、ha 、hb 、H1、H2…孔。

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