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技術 キャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置

出願人 株式会社小松製作所
発明者 山田光伸渡辺健太郎
出願日 1996年1月9日 (24年11ヶ月経過) 出願番号 1996-018021
公開日 1997年7月22日 (23年5ヶ月経過) 公開番号 1997-188493
状態 特許登録済
技術分野 クレーンの細部(制御,安全)
主要キーワード 昇降段 シザーズ シザース 変形箇所 操作用油圧 ケーブルダクト パイロット配管 ラフテレーンクレーン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年7月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

キャビン昇降式油圧クレーン車のキャビンと車体とを簡単な構造の油圧配管で接続する。

解決手段

下部走行体(1) 上に旋回自在に搭載された上部旋回体(2) 上に、上部旋回体(2) の油圧旋回制御クレーンの油圧俯仰制御及びキャビン(3) の油圧昇降制御等を司る油圧バルブを備えたキャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビン(3) に操作用油圧バルブを設けると共に、この操作用油圧バルブと前記油圧バルブとを接続する可撓式油圧配管(22)を収納する可撓保護管(23)を、前記キャビン(3) の後方に配設した。さらに配置は、上部旋回体(2) 外周の内側とし、またキャビン(3) の後壁に沿って前後方向より見て逆U字形とするのが好ましい。

概要

背景

キャビン昇降式油圧クレーン車は、下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体上に、この上部旋回体の油圧旋回制御クレーンの油圧俯仰制御、キャビンの油圧昇降制御、また油圧走行車にあっては油圧走行制御等を司る油圧バルブを備えている。この内、キャビンの昇降装置としては例えば特開昭56−48393号記載の技術が知られる。

即ち、上部旋回体とキャビンとの間にシザーズタイプの昇降装置を介在させたもので、油圧シリンダ伸縮によりシザーズ機構を作動させてキャビンを昇降させる。

かかるキャビン昇降式油圧クレーン車において、従来、キャビンに設けた操作装置と油圧バルブとは電気的に接続され、その配線シザース装置の部材に沿設されている。

概要

キャビン昇降式油圧クレーン車のキャビンと車体とを簡単な構造の油圧配管で接続する。

下部走行体(1) 上に旋回自在に搭載された上部旋回体(2) 上に、上部旋回体(2) の油圧旋回制御、クレーンの油圧俯仰制御及びキャビン(3) の油圧昇降制御等を司る油圧バルブを備えたキャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビン(3) に操作用油圧バルブを設けると共に、この操作用油圧バルブと前記油圧バルブとを接続する可撓式油圧配管(22)を収納する可撓保護管(23)を、前記キャビン(3) の後方に配設した。さらに配置は、上部旋回体(2) 外周の内側とし、またキャビン(3) の後壁に沿って前後方向より見て逆U字形とするのが好ましい。

目的

本発明は上記の問題点に鑑み、キャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビンに操作用油圧バルブを設け、操作用油圧バルブと油圧バルブとに接続された可撓式油圧配管に無理な曲げが加わらず、かつコンパクトに配置できる(即ち、快適な旋回が阻害されない)キャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体上に、上部旋回体の油圧旋回制御クレーンの油圧俯仰制御及びキャビンの油圧昇降制御等を司る油圧バルブを備えたキャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビンに操作用油圧バルブを設けると共に、この操作用油圧バルブと前記油圧バルブとを接続する可撓式油圧配管収納する可撓保護管を、前記キャビンの後方に配設したことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置

請求項2

請求項1記載のキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置において、可撓保護管を上部旋回体外周の内側に配置したことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置。

請求項3

請求項1記載のキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置において、可撓保護管をキャビンの後壁に沿って前後方向より見て逆U字形に配置したことを特徴とするキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置。

技術分野

0001

本発明は、キャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置に関する。

背景技術

0002

キャビン昇降式油圧クレーン車は、下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体上に、この上部旋回体の油圧旋回制御クレーンの油圧俯仰制御、キャビンの油圧昇降制御、また油圧走行車にあっては油圧走行制御等を司る油圧バルブを備えている。この内、キャビンの昇降装置としては例えば特開昭56−48393号記載の技術が知られる。

0003

即ち、上部旋回体とキャビンとの間にシザーズタイプの昇降装置を介在させたもので、油圧シリンダ伸縮によりシザーズ機構を作動させてキャビンを昇降させる。

0004

かかるキャビン昇降式油圧クレーン車において、従来、キャビンに設けた操作装置と油圧バルブとは電気的に接続され、その配線シザース装置の部材に沿設されている。

発明が解決しようとする課題

0005

ところでかかるキャビン昇降式油圧クレーン車に対して、キャビンに、前記電気式の操作装置に替え操作用油圧バルブを設け、この操作用油圧バルブと油圧バルブとを接続する例えば油圧パイロット配管等の可撓式油圧配管を、前記配線同様、シザース装置に沿設しようとすると、油圧パイロット配管の配管が複雑になる。またシザーズ装置を昇降させた場合、これら可撓式油圧配管に無理な曲げが加わったり、曲率が各昇降段階で変化し、可撓式油圧配管がシザーズ装置に挟み込まれたりする危険もあり、信頼性、耐久性を確保することが困難である。

0006

本発明は上記の問題点に鑑み、キャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビンに操作用油圧バルブを設け、操作用油圧バルブと油圧バルブとに接続された可撓式油圧配管に無理な曲げが加わらず、かつコンパクトに配置できる(即ち、快適な旋回が阻害されない)キャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置を提供することを目的としている。

0007

上記の目的を達成するために、下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体上に、上部旋回体の油圧旋回制御、クレーンの油圧俯仰制御及びキャビンの油圧昇降制御等を司る油圧バルブを備えたキャビン昇降式油圧クレーン車において、キャビンに操作用油圧バルブを設けると共に、この操作用油圧バルブと前記油圧バルブとを接続する可撓式油圧配管を収納する可撓保護管を、前記キャビンの後方に配設したことを特徴としている。

0008

上記第1発明の構成によれば、操作用油圧バルブと油圧バルブとを接続する可撓式油圧配管を可撓保護管に収納し、この可撓保護管をキャビンの後方に配設したため、キャビン昇降時、可撓式油圧配管自体に無理な曲げが加わらず、かつコンパクトに配置できる。即ち、在来の油圧クレーン車のキャビンには操作用バルブを設けているのが普通であるが、これを電機制御式に変更することなく、油圧制御式のままとすることが可能となる。

0009

また第2発明なるキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置は、上記第1発明の構成において、可撓保護管を上部旋回体外周の内側に配置したことを特徴としている。

0010

上記第2発明の構成によれば、可撓保護管が上部旋回体からはみ出すことがなくなるため、上部旋回体が旋回しても可撓保護管が他の器物に接触することがない。従って可撓保護管の自損や他の器物への損傷を阻止できる。即ち、快適な旋回を行える。

0011

また第3発明なるキャビン昇降式油圧クレーン車の油圧配管装置は、上記第1発明の構成において、可撓保護管をキャビンの後壁に沿って前後方向より見て逆U字形に配置したことを特徴としている。

0012

上記第3発明の構成によれば、可撓保護管の前後方向の寸法が小さくなる。しかもキャビンの昇降に伴う可撓保護管の曲げ変化は前後方向に生じないため、可撓保護管の前後方向の寸法はキャビンの昇降に係わらず小さいままとなる。従って、単にコンパクトな配管構造であるばかりか、上記第2発明と同様、上部旋回体が旋回しても可撓保護管が他の器物に接触することがない。従って可撓保護管の自損や他の器物への損傷を阻止できる。即ち、快適な旋回を行える。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下に本発明の形態例を図面を参照して詳述する。図1は例機なるラフテレーンクレーンの全体側面図であり、図2は平面図である。下部走行体1には、上部旋回体2が旋回自在に搭載され、上部旋回体2の図示左側に、ブラケット4を介してクレーンのブーム5が俯仰自在に装着され、一方図示右側に、シザーズタイプの昇降装置10を介してキャビン3が昇降自在に装着されている。従ってクレーン作業時は必要に応じてキャビン3を図1の細い2点鎖線に示すように上昇させてオペレータ視界を向上可能とし、これにより作業能率の向上や安全性の確保を図っている。

0014

図3は、シザーズタイプの昇降装置10の側面図であり、上部旋回体2上に固設される下部フレーム11と、キャビン3の底板に固設される上部フレーム12と、下部フレーム11と上部フレーム12とに連結された第1リンク13及び第2リンク14と、第1リンク13と第2リンク14とに連結された油圧シリンダ15とで構成されている。

0015

従って油圧シリンダ15を伸長させると、図の実線に示すように上部フレーム12が上昇し、一方、油圧シリンダ15を短縮させると、図の細い2点鎖線に示すように上部フレーム12が下降する。即ち、油圧シリンダ15を伸縮させることにより、キャビン3を昇降自在としている。

0016

図4は、本発明に係る油圧配管装置を備えたキャビン昇降式油圧クレーン車のキャビン付近の側面図であり、図5は、図4のA矢視である後面図である。図5は可撓保護管の断面図である。キャビン3には、クレーンの操作用、上部旋回体の旋回モータ操作用、キャビン3の昇降操作用、走行車体1の走行モータ操作用等の操作用バルブ(図示せず)が設けられている。そして各操作用バルブには適数鋼管でなるパイロット配管20が接続されている。一方、上部旋回体2には、上記同様、クレーンの駆動用、上部旋回体の旋回モータ駆動用、キャビン3の昇降駆動用、走行車体1の走行モータ駆動用等の各種油圧バルブ(図示せず)が備えられ、これら各油圧バルブに前記パイロット配管20と同数の鋼管でなるパイロット配管21が配設されている。そして各パイロット配管20、21は、これらと同数の可撓式油圧配管なる可撓式パイロット配管22(例えばゴムホース)の両端に接続されている。そしてこれら可撓式パイロット配管22は、図6に示すように、可撓保護管23に収納されている。

0017

可撓保護管は、ケーブルベアケーブルダクトランナーフレックス等の商品名で知られる。即ち可撓保護管は、図5図6に示すように、対面にそれぞれ例えばピン連結部を有する複数個角形筒部材を、順次ピン連結されて構成されることにより、ピン回りに可撓性を持たせた一条の管である。このような可撓保護管は、所定距離を相対的に移動可能とされた2装置に対して両端を接続され、その内部に2装置間に架け渡される電線を収納するものである。

0018

例機では、このような可撓保護管23を、キャビン3の後方に、また図4に示すように上部旋回体2外周の内側に、さらに図5に示すようにキャビン3の後壁に沿って前後方向より見て逆U字形に配置してある。

0019

詳しくは次の通りである。パイロット配管21はブラケット4の上部まで沿設され、ブラケット4の上部に一端を取着した可撓保護管23に収納された可撓式パイロット配管22の一端に接続されている。可撓保護管23は逆U字形とされ、他端はキャビン3の床面6近傍に取着され、可撓式パイロット配管22の他端はパイロット配管20にそれぞれ接続されている。尚、パイロット配管20、21は可撓管でもよく、また互いに接続されるパイロット配管20、21、22は一本の可撓管であってもよい。

0020

記事例によれば、キャビン3を細い2点鎖線のように上昇させたとき、可撓保護管23はキャビン3の上昇に伴って変形箇所を変え、最上昇したときには図5に示す細い2点鎖線のようになるが、この間、最小曲げ半径Rは変化しない。従って可撓式パイロット配管22に無理な曲げが加わったり、他の部材に挟まれて損傷することもない。また可撓保護管23は一端をブラケット4の上部に固設してあるため、可撓保護管23の全長を短くできる。

0021

また、図4に示す可撓保護管23の幅Bは、図5に示す逆U字形の可撓保護管23の外幅Wより小さい。そして可撓保護管23は前述のようにキャビン3の後壁に沿って前後方向から見て逆U字形に配設したため、キャビン3が昇降しても前後方向の寸法はBのままで小さく、従って車体全体のコンパクト化を図れる他、上部旋回体2が旋回しても、可撓保護管23が他の器物に接触する危険性がなく、快適な旋回を行える。

0022

しかも可撓保護管23を上部旋回体1外周の内側に配置したため、可撓保護管23が上部旋回体2からはみ出すことがなく、従って上部旋回体2が旋回しても可撓保護管23が他の器物に接触することもない。即ち可撓保護管23の自損や他の器物への損傷を阻止できる。従ってこれによっても、快適な旋回を行える。

図面の簡単な説明

0023

図1例機の全体側面図である。
図2図1の平面図である。
図3キャビンの昇降装置の構成を示す側面図である。
図4本発明の油圧配管装置を装着したキャビンの側面図である。
図5図4の後面図である。
図6可撓保護管の断面図である。

--

0024

1…下部走行体、2…上部旋回体、3…キャビン、4…ブラケット、20,21…パイロット配管、22…可撓式パイロット配管、23…可撓保護管。

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