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技術 建築物の排水管清掃方法

出願人 株式会社クボタ
発明者 仲石正雄
出願日 1988年7月8日 (33年7ヶ月経過) 出願番号 1996-320099
公開日 1997年6月30日 (24年7ヶ月経過) 公開番号 1997-170251
状態 特許登録済
技術分野 流し・廃水用設備
主要キーワード 導水ホース 螺着接合 室内作業 リング状ゴム 居住室内 耐熱合成樹脂 交換工事 剛性管
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年6月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

室内の排水器具室外排水立管に接続する横排水枝管清掃を、室内に立ち入って行うのでは、室内作業が長くなって作業全体が煩雑になる。

解決手段

排水立管6への横排水枝管5aの接続部に設けた室外側の掃除口21から、横排水枝管5aの配管施工時に測定したこの横排水枝管5aの長さに応じた距離だけ、清掃用導水ホース27を横排水枝管5aに挿入して清掃する。これにより、作業者は室内に立ち入る必要はなく、また、室内の排水器具における封水部の破壊生起せしめることなく清掃作業を行うことができるので、全体的な作業性が向上する。

概要

背景

集合住宅ホテル事務所のような建築物にあっては、居住室内に設けられた排水器具からの排水は、一端を横排水管に連結すると共に、他端を排水立管に連結した横排水枝管により行っており、排水立管は居住室内に配置され、横排水枝管は単管とされていた。

そこで、排水立管が劣化した場合はこれを交換する必要があるが、従来装置では排水立管が居住室内に配置されていたため、交換の際には作業者が居住室内に立ち入る必要がある。しかし、居住室内に、現に人が住んでいるときは、管交換工事は煩わしいものとなる。また、台所排水が流れる横排水枝管は、詰まりを防止するための清掃が行われるが、劣化が激しく、定期的に交換が必要であり、居住室内での交換工事は煩わしく、床板を剥すこともあってコストも嵩むものであった。

本出願人は、かかる問題点を解消すべく、すでに、横排水枝管を二重管構造として内管のみを交換可能ならしめ、しかも排水立管を室外に設置して交換工事を容易に行いうるようにした排水装置を提案している。

概要

室内の排水器具を室外の排水立管に接続する横排水枝管の清掃を、室内に立ち入って行うのでは、室内作業が長くなって作業全体が煩雑になる。

排水立管6への横排水枝管5aの接続部に設けた室外側の掃除口21から、横排水枝管5aの配管施工時に測定したこの横排水枝管5aの長さに応じた距離だけ、清掃用導水ホース27を横排水枝管5aに挿入して清掃する。これにより、作業者は室内に立ち入る必要はなく、また、室内の排水器具における封水部の破壊生起せしめることなく清掃作業を行うことができるので、全体的な作業性が向上する。

目的

本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、室外の排水立管と室内の排水器具とを連結する横排水枝管の清掃作業を容易に行うことができる建築物の排水管清掃方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
0件

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請求項1

建築物の室内に配設された排水器具室外に設置された排水立管とを連結する横排水枝管清掃方法であって、排水立管への横排水枝管の接続部に設けた室外側の清掃具挿入口から、横排水枝管の配管施工時に測定したこの横排水枝管の長さに応じた距離だけ清掃具を横排水枝管に挿入して清掃することを特徴とする建築物の排水管清掃方法。

技術分野

0001

本発明は、例えば中・高層住宅等の建築物において用いられる排水管、特に汚水雑排水を同一の排水管に流す一管式排水配管清掃方法に関する。

背景技術

0002

集合住宅ホテル事務所のような建築物にあっては、居住室内に設けられた排水器具からの排水は、一端を横排水管に連結すると共に、他端を排水立管に連結した横排水枝管により行っており、排水立管は居住室内に配置され、横排水枝管は単管とされていた。

0003

そこで、排水立管が劣化した場合はこれを交換する必要があるが、従来装置では排水立管が居住室内に配置されていたため、交換の際には作業者が居住室内に立ち入る必要がある。しかし、居住室内に、現に人が住んでいるときは、管交換工事は煩わしいものとなる。また、台所排水が流れる横排水枝管は、詰まりを防止するための清掃が行われるが、劣化が激しく、定期的に交換が必要であり、居住室内での交換工事は煩わしく、床板を剥すこともあってコストも嵩むものであった。

0004

本出願人は、かかる問題点を解消すべく、すでに、横排水枝管を二重管構造として内管のみを交換可能ならしめ、しかも排水立管を室外に設置して交換工事を容易に行いうるようにした排水装置を提案している。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記のように室外の排水立管と室内の排水器具とを連結する横排水枝管の管内清掃を例えば高圧水洗浄方式で行う場合に、室内に立ち入って室内側から洗浄機の挿入を行うのでは、室内での配管分解作業清掃後再組立作業なども含めて、この清掃のために煩雑な作業を室内で長時間行うことが必要となる。

0006

そこで、洗浄機の挿入を室外側から挿入することが考えられるが、この場合に、洗浄機を室外側から過度に挿入し、その先端で排水器具のトラップ等の封水部を突き破ってしまうと、洗浄水が排水器具から室内に噴出する。したがって、このような噴出事故が生じないように、洗浄機の挿入に際し、例えば事前長さ測定具を横排水枝管に挿入し、その先端が室内の排水器具の位置に達したことを室内に立ち入って確認する等の作業を行うことにより、この横排水枝管の長さを清掃作業を行う度に測定することが必要になって、この場合も全体的な清掃作業が煩雑になるという問題を生じる。

0007

本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、室外の排水立管と室内の排水器具とを連結する横排水枝管の清掃作業を容易に行うことができる建築物の排水管清掃方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、本発明の建築物の排水管清掃方法は、建築物の室内に配設された排水器具と室外に立設された排水立管とを連結する横排水枝管の清掃方法であって、排水立管への横排水枝管の接続部に設けた室外側の清掃具挿入口から、横排水枝管の配管施工時に測定したこの横排水枝管の長さに応じた距離だけ清掃具を横排水枝管に挿入して清掃することを特徴としている。

0009

すなわち、本発明法によれば、横排水枝管の清掃が、排水立管への横排水枝管の接続部に設けた清掃具挿入口を通して清掃具を挿入することにより、室外側から行われる。しかも、その挿入長さは、横排水枝管の長さがこの横排水枝管の配管施工時に測定されているので、この測定値に応じて設定することにより、前記したような封水部の破壊による洗浄水の室内噴出事故を生起せしめることなく清掃作業を行うことができる。この場合には、この横排水枝管の長さを清掃の度ごとに改めて測定する等の作業は不要であるので、全体的な作業性が向上する。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、図面に基づいて本発明の一実施形態について説明する。図2は、高層集合住宅の一居住室1の排水配管平面図であって、この居住室1は壁2によって室外区域3と隔てられている。居住室1の内部には、台所流し台4a、便器4b、洗面器4c、浴槽4d、洗濯場4e等の排水器具が配設され、これら排水器具からの排水は横排水枝管5a,5b を通して排水立管6に導かれ排出される。

0011

なお、横排水枝管5a,5b は系統を区別しており、一方の枝管5aは台所流し台4a専用で二重管構造とされ、他方の枝管5bは、台所流し台4a以外の排水器具に接続された単管により構成されている。これら枝管5a,5b は室外区域3側では互に略平行でこの壁2を直交状に貫通している。二重管構造の横排水枝管5aは、一端が台所流し台4aに連結されると共に、他端が排水立管6にエルボ継手管7及び集合管8を介して連結され、集合管8と直接直交しないようにされている。該枝管5aの外管9は剛性管で、可撓内管10は耐熱合成樹脂製の可撓管(例えば、ポリエチレンパイプポリブデンパイプなど)である。

0012

なお、横排水枝管5bの集合端は、集合管8の枝管接合部11に、集合管8と直交状に連結されている。排水立管6は、室外区域3に配置されており、図3(a)に示すように、建築物の各階床スラブ12に固定された集合管8の上下接合部13,14 に連結されている。前記エルボ継手管7は、図3(b)に示すように、集合管8に管軸と直交方向に設けられた前記枝管接合部11と同様にこれと直交方向に設けた枝管接合部15に、その一端が平面からみてL形状でしかも他端開口が枝管接合部11の開口と同一方向に向くように、ボルト16により着脱自在に取付けられている。また、該継手管7の他端開口は、枝管接合部17とせられ、図4に示されているように、袋ナット18、リングシール19を介して前記横排水枝管5aの外管9の一端に螺着接合された調整用外管20が連結されている。

0013

さらに、ベンド継手管7の上面に掃除口21が清掃具挿入口として設けられ、開閉蓋22が着脱可能にボルト23により固着されている。そして、前記外管9の配管固定後に、掃除口21から可撓内管10が、その長さを測定しながら挿入され、図2に示すように可撓内管10の先端を外管9から突出させて台所流し台4aの封水トラップ(図示省略)直下のエルボ管24に連結する。他方、可撓内管10の後端は、図4に示すように、エルボ継手管7の枝管接合部17の内面に、リング状ゴムシール25を介して水密状に固定し、この可撓内管10の挿入時に測定されたその長さを、開閉蓋22の上面に表示26(例えばトラップまで8m、とか挿入長8mなど)してある。

0014

なお、トラップまでの長さは、上記測定方法のほか、外管9の長さを配管施工時に測定することによって測ることができる。上記構成によれば、まず、横排水枝管5a,5b の清掃を行う場合は、図1(a)(b)に示すように、開閉蓋22を取外して掃除口21を開き、該掃除口21から、清掃具としての清掃用導水ホース27を、前記枝管5a,5b 内に挿入し、該ホース27先端に取付けたノズル28から高圧水29を、挿入方向とは逆方向に噴出させて管内面の付着物あるいは滞留物分離除去する。このとき、清掃排水及び付着物等の固形物混合排水は、横排水枝管5a,5b 内を集合管8に向かって流れ、排水立管6を通して流下する。

0015

特に、横排水枝管5aの可撓内管10内の清掃に際しては、可撓内管10の長さが開閉蓋22の上面に表示26されているので、前記導水ホース27の挿入長さをチェックしながら挿入し、表示26長さに達すれば、導水ホース27の挿入を停止すると、ノズル28は前記エルボ管24のところに位置しており、トラップを破って排水器具4aに至ることがなく、従って、洗浄水の噴出事故は生起しない。

0016

さらに、前記清掃用導水ホース27の挿入方向が、壁2面に対して直交する方向であるから、該ホース27の挿入が容易である。なお、前記横排水枝管5bの清掃に際しては、配管の構成上、導水ホース27を掃除口21から排水器具4b〜4eまで挿入することが困難であるため、居住室床に開閉蓋を設け、前記枝管5bの途中に設けた補助清掃口等を利用して行う。この場合、補助清掃口から各排水器具4b〜4eの封水部までの長さを目測等によって知ることができ、前記ノズル28が封水部を突き破ることはない。

0017

一方、排水立管6を清掃する場合は、上記と同様に、掃除口21から清掃用導水ホース27を挿入し、順次上階から下階へと行えばよく、室外で作業できる。なお、前記エルボ継手管7の枝管接合部17は複数並設でき、又、表示26は開閉蓋22以外の見易い場所例えば前記接続部近傍建築物壁面扉部分を含む)に設けることができる。また、上記では、横排水枝管5aが二重管構造のものについて述べたが、二重管構造を採用していない枝管についても、同様の方法により、室外側から容易に清掃することができる。

発明の効果

0018

以上の説明のように、本発明の清掃方法によれば、横排水枝管の清掃が、排水立管への横排水枝管の接続部に設けた清掃具挿入口を通して清掃具を挿入することにより、室外側から行われ、しかも、その挿入長さは、横排水枝管の長さがこの横排水枝管の配管施工時に測定されているので、この測定値に応じて設定することにより、前記したような封水部の破壊による洗浄水の室内噴出事故を生起せしめることなく清掃作業を行うことができる。そしてこの場合には、横排水枝管の長さを清掃の度ごとに改めて測定する等の作業は不要であるので、全体的な作業性が向上する。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明の清掃作業要領を示すものであって、同図(a) は要部平面図、同図(b)は要部側面図である。
図2上記清掃作業を行う排水配管の全体構成を示す平面図である。
図3上記排水配管における排水立管に介設されている集合管とエルボ継手管とを示すものであって、同図(a) は側面図、同図(b) は平面図である。
図4上記エルボ継手管と横排水枝管との接合部の拡大断面図である。

--

0020

1居住室
3室外区域
4a台所流し台(排水器具)
5a 横排水枝管
6排水立管
21掃除口(清掃具挿入口)
22開閉蓋
26 表示
27清掃用導水ホース(清掃具)

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