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技術 梱包物の端面部梱包材除去装置

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 笠原孝宏
出願日 1995年12月13日 (23年0ヶ月経過) 出願番号 1995-346893
公開日 1997年6月24日 (21年5ヶ月経過) 公開番号 1997-165021
状態 未査定
技術分野 加工の種類に特徴のある切断 制御その他IV(荷解)
主要キーワード 落とし装置 把持ヘッド つかみ装置 運搬台車 ロール状物 集積位置 ヘッドブロック ロータリーアクチュエータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年6月24日)のものです。
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図面 (8)

課題

円筒状の梱包物1の端面部梱包材3aを切断し、所定場所に確実に排出可能な装置を提供する。

解決手段

梱包物1を支持ロール6上で回転させ、その端面の端面部梱包材3aを押付け装置17の押えコロ17aで押えた状態で周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離し、切断中又は切断後その梱包物の内容物と端面部梱包材3aとの間にへら16aを挿入し、つかみ装置18のパッド18aをそのへら16aの上に押し付けることによって、切り離された端面部梱包材3aをへら16aとパッド18aでつかみ、そのへら16a及びパッド18a等を保持した梱包材把持ヘッド14を移動させることにより、端面部梱包材3aを所定の排出位置に搬送し、その位置で端面部梱包材を放すと共に、払い落とし装置22で端面部梱包材を確実に払い落とす構成とする。

概要

背景

輪転印刷機に使われるロール紙は、クラフト紙、板紙、塩化ビニル樹脂シート等の梱包材により外周面及び両端面が覆われており、ロール紙の使用前にそれらの梱包材を除去する必要がある。一般に、梱包材を除去するには、まずその両端の端面部の梱包材を除去し、次いで周面部の梱包材を除去している。

本出願人は先に、梱包物の端面部梱包材を除去する装置を開発し特許出願した(特開平4−242529号公報参照)。この装置は、図7に示すように、梱包物1を支持して回転させる支持ロール6と、その梱包物1の回転中に周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離す切断刃7と、切断中端面部梱包材3aを押さえ押えコロ17aを有する押付け装置17と、切断刃7によって形成された切断部分8内にへら16aを挿入させるへら挿入装置16と、へら16aとの間に端面部梱包材3aをはさんで保持するためのパッド18aを備えたつかみ装置18と、これらのへら挿入装置16、押付け装置17及びつかみ装置18を保持して水平に移動する梱包材把持ヘッド14等を備えている。

そして、この装置では、梱包物1を支持ロール6上で回転させ、その端面の端面部梱包材3aを押付け装置17の押えコロ17aで押えた状態で周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離し、切断中又は切断後その梱包物の内容物と端面部梱包材3aとの間にへら16aを挿入し、つかみ装置18のパッド18aをそのへら16aの上に押し付けることによって、切り離された端面部梱包材3aをへら16aとパッド18aでつかみ、そのへら16a及びパッド18a等を保持した梱包材把持ヘッド14を移動させることにより、端面部梱包材3aを所定の排出位置に搬送し、その位置でパッド18aを後退させることにより端面部梱包材3aを放し、下方の台車21上に排出し集積するという動作を行っており、円筒状の梱包物の端面部梱包材を倒れないように押えながら切断し、かつ切り離した端面部梱包材を確実につかんで所定の集積位置に排出することができ、従来人手で行っていた切断後の端面部梱包材の除去作業を自動化できるという効果を有していた。

概要

円筒状の梱包物1の端面部梱包材3aを切断し、所定場所に確実に排出可能な装置を提供する。

梱包物1を支持ロール6上で回転させ、その端面の端面部梱包材3aを押付け装置17の押えコロ17aで押えた状態で周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離し、切断中又は切断後その梱包物の内容物と端面部梱包材3aとの間にへら16aを挿入し、つかみ装置18のパッド18aをそのへら16aの上に押し付けることによって、切り離された端面部梱包材3aをへら16aとパッド18aでつかみ、そのへら16a及びパッド18a等を保持した梱包材把持ヘッド14を移動させることにより、端面部梱包材3aを所定の排出位置に搬送し、その位置で端面部梱包材を放すと共に、払い落とし装置22で端面部梱包材を確実に払い落とす構成とする。

目的

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、梱包物から切り離した端面部梱包材を所定の排出位置に運んで来た後、確実のその位置に落下させることを可能とした梱包物の端面部梱包材除去装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

円筒状の梱包物から端面部梱包材を除去する装置であって、周面部梱包材と端面部梱包材との境界を切断する切断装置と、切断中、前記端面部梱包材を内容物に押付ける押付け装置と、周面部梱包材と端面部梱包材との境界の切断部分から内容物と端面部梱包材との間にへらを挿入させるへら挿入装置と、前記端面部梱包材の外側から、内容物と端面部梱包材との間に挿入されたへらに当たる部分を押さえつかみ装置と、前記へら挿入装置及びつかみ装置を保持した梱包材把持ヘッドを備え、該へら挿入装置及びつかみ装置を梱包物の端面に近接したつかみ位置と離れた排出位置とに移動させる搬送装置と、前記排出位置に運ばれた端面部梱包材を払い落とすための払い落とし装置を有する梱包物の端面部梱包材除去装置

請求項2

前記払い落とし装置が、前記つかみ装置と押付け装置を保持した梱包材把持ヘッドに保持されており、前記つかみ装置と押付け装置との間で端面部梱包材を押し出すように配置された押し棒と、その押し棒を往復動させる駆動装置を有することを特徴とする請求項1記載の梱包物の端面部梱包材除去装置。

技術分野

0001

本発明は、ロール梱包物のような円筒状の梱包物から、その端面部の円板状の梱包材を切断して除去する装置に関する。ここで、本発明の対象とする梱包物の内容物としては、主として、輪転印刷機用のロール紙であるが、ロール紙以外にも、プラスチック、紙、金属、木等の素材、またはこれら素材の複合物よりなるロール状物を含む。また、梱包材としては、クラフト紙、板紙、プラスチックシート等の種々の梱包材が含まれる。

背景技術

0002

輪転印刷機に使われるロール紙は、クラフト紙、板紙、塩化ビニル樹脂シート等の梱包材により外周面及び両端面が覆われており、ロール紙の使用前にそれらの梱包材を除去する必要がある。一般に、梱包材を除去するには、まずその両端の端面部の梱包材を除去し、次いで周面部の梱包材を除去している。

0003

本出願人は先に、梱包物の端面部梱包材を除去する装置を開発し特許出願した(特開平4−242529号公報参照)。この装置は、図7に示すように、梱包物1を支持して回転させる支持ロール6と、その梱包物1の回転中に周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離す切断刃7と、切断中端面部梱包材3aを押さえ押えコロ17aを有する押付け装置17と、切断刃7によって形成された切断部分8内にへら16aを挿入させるへら挿入装置16と、へら16aとの間に端面部梱包材3aをはさんで保持するためのパッド18aを備えたつかみ装置18と、これらのへら挿入装置16、押付け装置17及びつかみ装置18を保持して水平に移動する梱包材把持ヘッド14等を備えている。

0004

そして、この装置では、梱包物1を支持ロール6上で回転させ、その端面の端面部梱包材3aを押付け装置17の押えコロ17aで押えた状態で周面部梱包材3bの端部を切断して端面部梱包材3aを切り離し、切断中又は切断後その梱包物の内容物と端面部梱包材3aとの間にへら16aを挿入し、つかみ装置18のパッド18aをそのへら16aの上に押し付けることによって、切り離された端面部梱包材3aをへら16aとパッド18aでつかみ、そのへら16a及びパッド18a等を保持した梱包材把持ヘッド14を移動させることにより、端面部梱包材3aを所定の排出位置に搬送し、その位置でパッド18aを後退させることにより端面部梱包材3aを放し、下方の台車21上に排出し集積するという動作を行っており、円筒状の梱包物の端面部梱包材を倒れないように押えながら切断し、かつ切り離した端面部梱包材を確実につかんで所定の集積位置に排出することができ、従来人手で行っていた切断後の端面部梱包材の除去作業を自動化できるという効果を有していた。

発明が解決しようとする課題

0005

ところが、この装置にも問題点のあることが判明した。すなわち、梱包物1から切り離して除去する端面部梱包材3aには、比較的硬くて円板状を保つものもあるが、軟らかくて折れ曲がりやすいものや、放射状に多数の折り目折り)を持ったものがあり、これらの端面部梱包材3aはつかみ装置18のパッド18aや押付け装置17の押付けコロ17aに絡み付きやすく、端面部梱包材3aがこれらのパッド18aや押付けコロ17aに絡み付いてしまうと、端面部梱包材3aをへら16aとパッド18aではさんで排出位置に運んで来た後、そのパッド18aを後退させて端面部梱包材3aを放しても、端面部梱包材3aはパッド18aや押付けコロ17aにくっついたままで、落下せず、次の除去作業に支障を来すという問題があった。

0006

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、梱包物から切り離した端面部梱包材を所定の排出位置に運んで来た後、確実のその位置に落下させることを可能とした梱包物の端面部梱包材除去装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は上記問題点を解決するため、へらとつかみ装置とでつかんで排出位置に運んで来た端面部梱包材を、その位置で払い落とすための払い落とし装置を設けたものである。これにより、つかみ装置或いは押付け装置に端面部梱包材が絡み付いていても、その端面部梱包材をつかみ装置或いは押付け装置から離し、確実に落下させることができる。

発明を実施するための最良の形態

0008

本発明は、周面部梱包材と端面部梱包材との境界を切断する切断装置と、切断中、前記端面部梱包材を内容物に押付ける押付け装置と、周面部梱包材と端面部梱包材との境界の切断部分から内容物と端面部梱包材との間にへらを挿入させるへら挿入装置と、前記端面部梱包材の外側から、内容物と端面部梱包材との間に挿入されたへらに当たる部分を押さえるつかみ装置と、前記へら挿入装置及びつかみ装置を保持した梱包材把持ヘッドを備え、該へら挿入装置及びつかみ装置を梱包物の端面に近接したつかみ位置と離れた排出位置とに移動させる搬送装置とを備えた梱包物の端面部梱包材除去装置において、更に、前記排出位置に運ばれた端面部梱包材を払い落とすための払い落とし装置を設けるという構成を備えたものである。

0009

このように払い落とし装置を設けると、へらとつかみ装置とで端面部梱包材をつかんで排出位置に運び、その位置で端面部梱包材を放した時、その端面部梱包材がつかみ装置或いは押付け装置に絡み付いていても、払い落とし装置がその端面部梱包材を払い落とすので、端面部梱包材を確実に排出することができる。

0010

ここで、払い落とし装置としては、つかみ装置や押付け装置に絡み付いている端面部梱包材を払い落とすことができる構成のものであれば任意であり、また、その払い落とし装置は、排出位置に運ばれてきた端面部梱包材を払い落とすことができる位置に動かないように設けたものでもよいが、後述する理由により、前記つかみ装置及び押付け装置を保持した梱包材把持ヘッドに保持させる構成とし、しかも、前記つかみ装置と押付け装置との間で端面部梱包材を押し出す押し棒と、その押し棒を往復動させる駆動装置を有する構成とすることが好ましい。

0011

このように払い落とし装置を梱包材把持ヘッドに保持させると、払い落とし装置を取り付けるための余計な架台を必要とせず、構造が簡単となると共に、梱包材把持ヘッドがどの位置にあっても払い落としを行うことができる。更に、その構成として、前記つかみ装置と押付け装置との間で端面部梱包材を押し出す押し棒を備えたものとすると、端面部梱包材がつかみ装置と押付け装置のいずれに絡み付いていても確実に払い落とすことができ、しかも、構造が単純で小型のものであるので、安価に製造でき、省スペースを図ることができる。

0012

以下、図面について本発明の好適な実施例を説明する。図1は本発明の一実施例による端面部梱包材除去装置の概略構成を示す正面図、図2はその要部を概略的に示す斜視図であり、1は端面部梱包材を除去すべき梱包物である。この梱包物1は、図6に示すように、内容物(例えばロール紙)2の外周面及び両端面を梱包材で覆ったものであり、端面部梱包材を符号3aで、周面部梱包材を符号3bで示す。図8の例では端面部梱包材3aが端面保護用の板紙3a1 とその外側のクラフト紙3a2 とからなっており、周面部梱包材3bが内容物2の外周面に1周巻かれた塩化ビニール樹脂シート3b1 とそれを覆った2〜3枚のクラフト紙3b2 とからなっている。

0013

図1図2において、5は端面部梱包材3aを周面部梱包材3bから切り離すための切断装置である。この切断装置5は、梱包物1を乗せて回転させる2本の支持ロール6と、梱包物1が支持ロール6に保持されて回転する間に、端面部梱包材3aと周面部梱包材3bとの境界で周面部梱包材に切り込み切断するための切断刃7等を備えている。8は切断刃7により周面部梱包材3bの両端に形成された切断部分である。なお、切断装置5としては、公知のもの、例えば、特開平1−103293号公報に開示の装置を使用できるので、詳細な説明は省略する。

0014

切断装置5の上方には、支持ロール6に平行になるようにボールスクリュー11とガイドロッド12がフレーム13に取付けられて配置されており、そのボールスクリュー11とガイドロッド12に梱包材把持ヘッド14が取付けられている。この梱包材把持ヘッド14はボールスクリュー11と係合し、ボールスクリュー11の回転によって矢印A−A方向に搬送されるようになったヘッドブロック15と、そのヘッドブロック15に取付けられたへら挿入装置16、押付け装置17、つかみ装置18、払い落とし装置22等を備えている。

0015

へら挿入装置16は、薄いへら16aとそのへら16aを梱包物1の端面に平行な面内で回動させるロータリーアクチュエータ16bを有している。押付け装置17は、回転可能な押えコロ17aと、その押えコロ17aを梱包物1の端面に押付けるエアシリンダ17bを有している。つかみ装置18は、パッド18aと、そのパッド18aを梱包物1の端面に押付けるエアシリンダ18bを有している。払い落とし装置22は、つかみ装置18と押付け装置17の間に配置されており、つかみ装置と押付け装置との間で端面部梱包材を押して払い落とす押し棒22aと、その押し棒22aを往復動させるエアシリンダ等の駆動装置22bを有している。ここで使用される押し棒22aは単に1本であってもよいし、複数本が用いられてもよい。その押し棒22aの先端は、図示したように単純な棒状でもよいし、端面部梱包材を押す面積を大きくするため平板を取り付けた構成としてもよいし、更には端面部梱包材が絡み付きにくくするため球状のボールを取り付けた構成としてもよい。

0016

ボールスクリュー11には、モータ20が接続されており、従ってモータ20でボールスクリュー11を回転させることにより、梱包材把持ヘッド14を往復動させることができる。この梱包材把持ヘッド14、モータ20及びボールスクリュー11等はへら挿入装置16及びつかみ装置18を、梱包物1の端面に近接したつかみ位置とそこから離れた排出位置とに移動させる搬送装置を構成しており、ボールスクリュー11は梱包材把持ヘッド14に必要な移動ストロークを与えることができるようにその長さを定められている。なお、図中、21は、排出位置に移動した梱包把持ヘッド14から排出される端面部梱包材を受け取る位置に停止している梱包材運搬台車である。

0017

次に、上記構成の装置による動作を図1図2及び図3を参照して説明する。まず、梱包物1が搬送され切断装置5の支持ロール6上に乗せられる。この時、梱包材把持ヘッド14は梱包物1の装着に支障のない位置に待機している。梱包物1が支持ロール6上に乗せられると、モータ20によりボールスクリュー11が回転し、梱包材把持ヘッド14が梱包物1に向って走行しその端面近傍で停止する(停止位置の検出は図示せぬセンサにより梱包物端面を検出することにより行う)。この時の停止位置は、図3(a)に示すように、へら16aが梱包物1の内容物2の端面より若干内側に入った位置である。

0018

次に、押付け装置17が作動し、押えコロ17aが端面部梱包材3aを外側から押え、内容物2の端面に押付ける。この状態で、支持ロール6が回転して梱包物1をゆっくりと回転させ、その回転中、切断刃7が梱包物1の端部近傍の周面に切り込み、周面部梱包材3bと端面部梱包材3aとの境界を切断してゆく。この切断中或いは終了後も押えコロ17aが端面部梱包材3aを押さえているので、端面部梱包材3aは内容物2の端面に押付けられ、切断前と同じ位置に保持される。

0019

この切断中に、へら挿入装置16のロータリーアクチュエータ16bが作動してへら16aを梱包物1の周面上に押付ける〔図2図3(b)参照〕。

0020

切断が進行し、切断部分8が梱包物1の回転により、へら16aの近傍に来たら、例えばタイマ等によりそれを検出し、モータ20が作動し、梱包材把持ヘッド14が梱包物1から離れる方向に走行する〔図3(c)参照〕。この時、押付け装置17のエアシリンダ17bのストロークは十分大きくとっており、へら16aが梱包物1の端面に到達しても押えコロ17aは端面部梱包材3aを内容物2に押付けた状態に保たれている。

0021

梱包材把持ヘッド14の移動により、へら16aが梱包物1の端面まで到達した時には、へらの部分の梱包材はすでに切断されており、その切断部分8では、内容物2と端面部梱包材3aの間に若干の隙間が生じている。へら16aが移動してきてこの隙間の位置に達すると、へら16aはロータリーアクチュエータ16bにより回転力を与えられているため、へら16aは内容物2と端面部梱包材3aとの間に挿入され、図3(d)に示す位置となる。へら16aが内容物2と端面部梱包材3aとの間に挿入されると、モータ20が停止し、梱包材把持ヘッド14はその位置に停止する。

0022

梱包物1の全周に対する梱包材の切断が終了した後、或いはその少し前に、つかみ装置18が作動してパッド18aを端面部梱包材3aの外側から押付ける。この時、パッド18aを押付けた部分の内側にはへら16aが存在するので、端面部梱包材3aはへら16aとパッド18aによりつかまれる状態になる〔図3(e)参照〕。

0023

切断終了後、エアシリンダ17bにより押えコロ17aを端面部梱包材3aから離す〔図3(f)参照〕。

0024

モータ20が再び回転してボールスクリュー11を介して梱包材把持ヘッド14を梱包物1から遠ざかる方向に移動させる。これにより、へら16aとパッド18aでつかまれた端面部梱包材3aが搬送される〔図3(g)参照〕。

0025

その後、梱包材把持ヘッド14は所定位置に待機している梱包材搬送台車21の上方の排出位置で移動を停止し、その場所で、つかみ装置18のエアシリンダ18bがパッド18aを後退させながら、へら挿入装置16のロータリーアクチュエータ16bによりへら16aを元の位置に戻し、へら16aとつかみ装置18のパッド18aによる端面部梱包材3aの把持解除する。次いで、払い落とし装置22を作動させて押し棒22aを前進させる。これにより、例え、つかみ装置18のパッド18a或いは押付け装置17の押えコロ17aに端面部梱包材3aが絡み付いていても、押し棒22aがその端面部梱包材3aを押してパッド18a及び押えコロ17aから離し、落下させる。かくして、端面部梱包材3aは確実にパッド18a及び押えコロ17aから離れ、梱包材搬送台車21上に集積される。なお、端面部梱包材3aの払い落としのために払い落とし装置22の押し棒22aを往復動させる回数は1回でもよいが、複数回行った方が、より確実に、引っ掛かっている端面部梱包材を払い落とせるため、好ましい。端面部梱包材3aを払い落とした後、払い落とし装置22の押し棒22aを元の位置に戻し、次の梱包物に対する端面部梱包材の切断除去動作に備える。

0026

以上の工程を、梱包物1の両側について同時に行い、それを繰り返すことにより、次々と梱包物の端面部梱包材の切断、除去、集積を行うことができる。

0027

なお、上記実施例では、つかみ装置18を、パッド18aと、そのパッド18aを梱包物1の端面に押付けるエアシリンダ18bとで構成しているが、このパッド18aに変えて、図4に示すように、押えコロ18cを用いることも可能である。つかみ装置18に押えコロ18cを用いる場合には、梱包物1を回転させながら切断刃によって周面部梱包材3bと端面部梱包材3aとの境界を切断してゆく際、押付け装置17の押えコロ17aのみならず、つかみ装置18の押えコロ18cも端面部梱包材3aに押し付けておく。これにより、切り離された端面部梱包材3aの位置が一層安定する。切断後、へら16aを内容物端面と端面部梱包材3aとの間に挿入する際には、つかみ装置18の押えコロ18cを端面部梱包材3aに押し付けたままとしておいてもよいが、へら16aの挿入を容易とするためには、へら16aの挿入前に押えコロ18cを一旦離すことが好ましい。この場合には、へら16aを所定位置に挿入した後、再び押えコロ18cを端面部梱包材3aに押し付け、その端面部梱包材3aをへら16aと押えコロ18cではさんで把持することができる。

0028

また、上記実施例では、押付け装置17とつかみ装置18とを別の装置としてそれぞれ設けているが、押付け装置をつかみ装置として兼用することも可能である。図5はその場合の動作を説明するものであり、25はつかみ装置を兼用する押付け装置である。この押付け装置25は押えコロ25aとエアシリンダ25bとからなっており、この押えコロ25aは、図5(b)に示すように、内容物と端面部梱包材との間に挿入されたへら16aに対向する位置に配置されている。この場合には、押付け装置25の下方に払い落とし装置22が配置される。その他の構成は前記した実施例と同様である。この装置では、図5(a)に示すように、押えコロ25aで端面部梱包材3aを押えた状態で切断を行い、切断終了時に図5(b)に示すようにへら16aを内容物と端面部梱包材との間に挿入する。このへら16aの挿入により、端面部梱包材3aがへら16aと押えコロ25aでつかまれる。この後は前記した実施例と同様に端面部梱包材3aをつかんだ状態で排出位置に搬出する。この実施例においても、切り離される端面部梱包材を確実につかんで所定位置に排出することができる。

0029

以上の実施例はいずれも押付け装置17に押えコロを1個用いたが、これに限らず複数個の押えコロを用い、端面部梱包材の支えをより確実とすることもできる。また、上記実施例ではへら挿入装置、押付け装置、つかみ装置、払い落とし装置がヘッドブロック15に固定されており、上下方向の位置調整ができないようになっているが、この代わりに、梱包材把持ヘッドに上下動機構を付け、へら挿入装置、押付け装置、つかみ装置、払い落とし装置を上下に移動させ得るように構成することもできる。この構成とすると、径の異なる梱包材の処理も可能となり好ましい。又、本実施例では、梱包材を切断装置両側に搬送、集積しているが、切断装置の片側、或いは別の場所一ヶ所に搬送、集積し省スペース化を図ることもできる。

発明の効果

0030

以上に説明したように、本発明装置によれば、円筒状の梱包物の端面部梱包材を倒れないように押えながら切断し、かつ切り離した端面部梱包材を、へら及びつかみ装置によって確実につかんで所定の排出位置に搬送し、その位置で、端面部梱包材の把持を解除すると共に、払い落とし装置によって払い落とすことによって、例え、端面部梱包材がつかみ装置或いは押付け装置に絡み付いていても、それを確実に離して排出することができ、端面部梱包材がつかみ装置や押付け装置に絡み付いたまま次の切断動作移行してトラブルを起こすということを防止できる。かくして、本発明では、従来人手で行っていた切断後の端面部梱包材の除去作業を自動化でき、このため、ゴミ処理という単純かつ不快な作業から作業員解放するとともに、人件費の削減という効果が得られる。

0031

ここで、前記払い落とし装置を、前記つかみ装置及び押付け装置を保持した梱包材把持ヘッドに保持され、前記つかみ装置と押付け装置との間で端面部梱包材を押し出す押し棒と、その押し棒を往復動させる駆動装置を有する構成としておくと、構造が簡単となって製造コストを低くすることができると共に省スペースを図ることができ、しかも、梱包材把持ヘッドがどの位置にあっても払い落としを行うことができ、また、端面部梱包材がつかみ装置と押付け装置のいずれに絡み付いていても確実に払い落とすことができるという効果が得られる。

図面の簡単な説明

0032

図1本発明の一実施例による端面部梱包材除去装置の概略構成を示す正面図
図2図1に示す実施例の要部の概略斜視図
図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)は上記実施例の動作を説明する要部の概略正面図
図4本発明の他の実施例における要部を示す概略正面図
図5(a)、(b)は、本発明の更に他の実施例における動作を説明する概略正面図
図6梱包物の1例を、一部を破断して示す概略斜視図
図7従来の端面部梱包材除去装置の概略構成を示す正面図

--

0033

1梱包物
2 内容物
3梱包材
3a 端面部梱包材
3b 周面部梱包材
5切断装置
6支持ロール
7切断刃
8切断部分
11ボールスクリュー
12ガイドロッド
13フレーム
14 梱包材把持ヘッド
15ヘッドブロック
16へら挿入装置
16a へら
16bロータリーアクチュエータ
17押付け装置
17a押えコロ
17bエアシリンダ
18つかみ装置
18aパッド
18b エアシリンダ
18c 押えコロ
20モータ
21 梱包材搬送台車
22 払い落とし装置
22a押し棒
22b エアシリンダ

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    【課題】 容易に斜断面を作製することができ、再現性の高い試料の作製および精度の高い検査を行うことができる断面試料作製装置に用いる試料ホルダーを得る。【解決手段】 直方体形状の基体2からなり、基体2... 詳細

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