図面 (/)

技術 ノンメタリック自己支持型光ケーブル

出願人 古河電気工業株式会社
発明者 渡辺文雄
出願日 1995年11月9日 (25年3ヶ月経過) 出願番号 1995-291202
公開日 1997年5月20日 (23年9ヶ月経過) 公開番号 1997-133847
状態 未査定
技術分野 光ファイバケーブル ガラス繊維またはフィラメントの表面処理
主要キーワード 電力送電線 FRPロッド 光ケーブルコア 撥水性材料 自己支持型光ケーブル 架空送電線 中心テンションメンバ メタリック
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年5月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

解決手段

一本または複数本光ファイバ心線2を有する光ケーブルコア3と、吊線1、5および15とを有し、前記光ケーブルコア3と前記吊線1、5および15はシース14で一括被覆されているノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、前記シース14は外表面が撥水性材料からなる。

概要

背景

光ファイバ電力線からの電磁誘導を全く受けないという特徴を有している。そこで、ケーブル構成部材として全く金属を用いない、具体的には吊線と光ケーブルで構成されたノンメタリック自己支持型光ケーブルが、架空送電線に併設されて使用されている。従来のノンメタリック自己支持型光ケーブルは、例えば図5に示す構造をしている。このノンメタリック自己支持型光ケーブルは、一本または複数本FRPロッドからなる吊線1を、一本または複数本の光ファイバ心線2をFRPロッドからなるテンションメンバ5の回りに撚り合わせた光ケーブルコア3から所定間隔離した状態で並行に縦添えしたものに一括してポリエチレン(以下、PEという)、ポリ塩化ビニル(以下、PVCという)などのシース4を押出被覆したものである。2aはバッファ層である。また、他の例として、図6に示すように、中心テンションメンバ15aとコア上テンションメンバ15bからなるテンションメンバ15が吊線の機能を有する構造のものがある。

概要

トラッキングを防止したノンメタリック自己支持型光ケーブルを提供する。

一本または複数本の光ファイバ心線2を有する光ケーブルコア3と、吊線1、5および15とを有し、前記光ケーブルコア3と前記吊線1、5および15はシース14で一括被覆されているノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、前記シース14は外表面が撥水性材料からなる。

目的

このノンメタリック自己支持型光ケーブルは高圧架空電力送電線に沿って共架される。このノンメタリック自己支持型光ケーブルのシースはPEまたはPVCで構成されているので、高電圧印加された状態で降雨積雪に繰り返し合うと、その表面にトラッキング劣化が生ずるという問題があった。即ち、シース表面上に水の膜が長手方向に連続して形成された状態から不連続な膜に変わった状態において、高電圧の送電線からの誘導で水の膜の間に電圧が発生し、この電圧により水の膜と膜の間でしばしば放電が発生する。その放電によりシース表面が炭化劣化して、シースの機能を損なう。また、このシースの劣化によりノンメタリック自己支持型光ケーブル内部の光ファイバ心線自体に損傷が及ぶこともある。そこで、本発明では、トラッキングを防止したノンメタリック自己支持型光ケーブルを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

一本または複数本光ファイバ心線を有する光ケーブルコアと、前記光ケーブルコアに並行に添っている吊線とを有し、前記光ケーブルコアと前記吊線はシース一括被覆されているノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、前記シースは少なくともその外表面が撥水性材料からなることを特徴とするノンメタリック自己支持型光ケーブル。

請求項2

撥水性材料はフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1記載のノンメタリック自己支持型光ケーブル。

技術分野

0001

本発明は、ケーブル構成部材として全く金属を用いない光ファイバケーブルであって、架空送電線に併設されて使用されるノンメタリック自己支持型光ケーブルに関する。

背景技術

0002

光ファイバ電力線からの電磁誘導を全く受けないという特徴を有している。そこで、ケーブル構成部材として全く金属を用いない、具体的には吊線と光ケーブルで構成されたノンメタリック自己支持型光ケーブルが、架空送電線に併設されて使用されている。従来のノンメタリック自己支持型光ケーブルは、例えば図5に示す構造をしている。このノンメタリック自己支持型光ケーブルは、一本または複数本FRPロッドからなる吊線1を、一本または複数本の光ファイバ心線2をFRPロッドからなるテンションメンバ5の回りに撚り合わせた光ケーブルコア3から所定間隔離した状態で並行に縦添えしたものに一括してポリエチレン(以下、PEという)、ポリ塩化ビニル(以下、PVCという)などのシース4を押出被覆したものである。2aはバッファ層である。また、他の例として、図6に示すように、中心テンションメンバ15aとコア上テンションメンバ15bからなるテンションメンバ15が吊線の機能を有する構造のものがある。

発明が解決しようとする課題

0003

このノンメタリック自己支持型光ケーブルは高圧架空電力送電線に沿って共架される。このノンメタリック自己支持型光ケーブルのシースはPEまたはPVCで構成されているので、高電圧印加された状態で降雨積雪に繰り返し合うと、その表面にトラッキング劣化が生ずるという問題があった。即ち、シース表面上に水の膜が長手方向に連続して形成された状態から不連続な膜に変わった状態において、高電圧の送電線からの誘導で水の膜の間に電圧が発生し、この電圧により水の膜と膜の間でしばしば放電が発生する。その放電によりシース表面が炭化劣化して、シースの機能を損なう。また、このシースの劣化によりノンメタリック自己支持型光ケーブル内部の光ファイバ心線自体に損傷が及ぶこともある。そこで、本発明では、トラッキングを防止したノンメタリック自己支持型光ケーブルを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、一本または複数本の光ファイバ心線を有する光ケーブルコアと、前記光ケーブルコアに並行に添っている吊線とを有し、前記光ケーブルコアと前記吊線はシースで一括被覆されているノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、前記シースは少なくともその外表面が撥水性材料からなることを特徴とするものである。

0005

上述のように、ノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、シースの少なくとも外表面を撥水性材料で構成すると、シースの外表面に水の膜が形成されることがほとんどないので、シース表面にトラッキング劣化が生ずるのを防ぐことができる。

発明を実施するための最良の形態

0006

以下、図面に示した発明の実施の形態例に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明にかかるノンメタリック自己支持型光ケーブルの一実施形態の断面図である。図中、従来の技術の説明に用いた図5の符号と同一箇所には同一符号を用いた。本実施形態のノンメタリック自己支持型光ケーブルの構造は、図1に示すように、一本または複数本のFRPロッドからなる吊線1を、一本または複数本の光ファイバ心線2をFRPロッドからなるテンションメンバ5の回りに撚り合わせた光ケーブルコア3に所定間隔離した状態で並行に縦添えし、これに一括してフッ素樹脂であるテトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(以下、PFAという)、具体的にはテフロンPFA(Du Pont 社の商品名)からなる撥水性のシース14を押出被覆したものである。言い換えると、本実施例は図5に示した従来のノンメタリック自己支持型光ケーブルと構造は同一であるが、シース14の材質を撥水性にした点で異なるものである。

0007

図2は他の実施形態の断面図である。本実施形態はテンションメンバ15が吊線の機能を有した構造のものであり、図6に示した従来のノンメタリック自己支持型光ケーブルと構造は同一であるが、シース14の材質を撥水性のテフロンPFAとした点で異なるものである。

0008

図3は他の実施形態の断面図である。本実施形態は図1に示した実施形態と同一構造をしているが、シース24はポリエチレンからなるシース基体24aを被覆した後に、その表面に撥水性のテフロンPFAからなる表面層24bをコーティングして形成されている。

0009

図4はさらに他の実施形態の断面図である。本実施形態は図2に示した実施形態と同一構造をしているが、シース24はポリエチレンからなるシース基体24aを被覆した後に、その表面に撥水性のテフロンPFAからなる表面層24bをコーティングして形成されている。

0010

なお、フッ素樹脂は上記PFAに限られるわけでなく、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレンPTFE)などでもよい。

発明の効果

0011

以上説明したように本発明によれば、一本または複数本の光ファイバ心線を有する光ケーブルコアと、前記光ケーブルコアに並行に添っている吊線とを有し、前記光ケーブルコアと前記吊線はシースで一括被覆されているノンメタリック自己支持型光ケーブルにおいて、前記シースは少なくともその外表面が撥水性材料からなるため、シース表面にトラッキング劣化が生ずるのを防ぐことができるという優れた効果がある。

図面の簡単な説明

0012

図1本発明にかかるノンメタリック自己支持型光ケーブルの一実施形態の断面図である。
図2本発明の他の実施形態の断面図である。
図3本発明のさらに他の実施形態の断面図である。
図4本発明のさらに他の実施形態の断面図である。
図5従来のノンメタリック自己支持型光ケーブルの断面図である。
図6従来の他のノンメタリック自己支持型光ケーブルの断面図である。

--

0013

1 吊線
2光ファイバ心線
2aバッファ層
3光ケーブルコア
4、14、24シース
5、15テンションメンバ
15a中心テンションメンバ
15bコア上テンションメンバ
24a シース基体
24b 表面層

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ