図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1997年5月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

従来、ナトリウムタイプ溶離液を用いる標準アミノ酸分析リチウムタイプの溶離液を用いる生体液アミノ酸分析を、別々の2本のカラムで測定していたが、標準アミノ酸分析と生体液アミノ酸分析を同一カラムで効率良く測定できるようにする。

解決手段

アミノ酸分析計流路系を用いて1から4にリチウムタイプの溶離液を入れ、5をカラム洗浄用とした。これらを任意の割合で混合できる低圧グラジエントポンプ6で送液する。途中にオートサンプラ7でサンプルを注入し、注入されたサンプルは、溶離液とともに温度コントロール可能なカラムオーブン8に設置されたカラム9で各アミノ酸成分を分離する。反応液は2液分割型ニンヒドリン試薬11・12をポンプ15を用いてミキサ10へ送り、カラム9により分離されたアミノ酸成分とでニンヒドリン反応を行う。

概要

背景

リチウム緩衝液による生体液アミノ酸分析は、分析時間に約110分を要し、たとえ成分数の少ない標準アミノ酸成分を分析する場合でも同程度の分析時間を必要とした。この標準アミノ酸成分を迅速に分析する場合は、溶離液ナトリウムタイプの緩衝液を用いそれに合ったカラムを用意し、リチウム緩衝液とカラムを交換して行ってきた。このためリチウム緩衝液による生体液アミノ酸分析で標準アミノ酸成分を行う場合、長時間かけて測定するか、ナトリウム緩衝液の溶離液とカラムを交換して行ってきた。

概要

従来、ナトリウムタイプの溶離液を用いる標準アミノ酸分析とリチウムタイプの溶離液を用いる生体液アミノ酸分析を、別々の2本のカラムで測定していたが、標準アミノ酸分析と生体液アミノ酸分析を同一カラムで効率良く測定できるようにする。

アミノ酸分析計流路系を用いて1から4にリチウムタイプの溶離液を入れ、5をカラム洗浄用とした。これらを任意の割合で混合できる低圧グラジエントポンプ6で送液する。途中にオートサンプラ7でサンプルを注入し、注入されたサンプルは、溶離液とともに温度コントロール可能なカラムオーブン8に設置されたカラム9で各アミノ酸成分を分離する。反応液は2液分割型ニンヒドリン試薬11・12をポンプ15を用いてミキサ10へ送り、カラム9により分離されたアミノ酸成分とでニンヒドリン反応を行う。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

塩化リチウムを用いた複数種類緩衝液を段階的またはグラジエント方式で切り替えて、送液ポンプ分離カラム送りアミノ酸類縁物質分離分析するアミノ酸分析計において、緩衝液の1種以上がリチウムイオン濃度が1.3M 以上を有し、タンパク質構成アミノ酸生体液中アミノ酸試料を同一の分離カラムで分析するように構成したことを特徴とするアミノ酸分析計。

請求項2

請求項1において、タンパク質構成アミノ酸の正味分析時間が、生体液中のアミノ酸の正味分析時間の1/2以下であるアミノ酸分析計。

技術分野

0001

イオン交換によるアミノ酸分析は、ナトリウムタイプ溶離液を用いる、タンパク構成アミノ酸一次構造最終確認食品品質管理などに利用される方法の標準アミノ酸分析法と、リチウムタイプの溶離液を用いる、代謝異常症の診断のために利用される生体液アミノ酸分析法がある。

0002

これら分析法はそれぞれの特長があり、タンパク質構成アミノ酸成分を測定する標準アミノ酸分析法は、成分数が少ないため分析時間が約30分から60分である。一方、生体液中アミノ酸成分を測定する生体液アミノ酸分析法は、成分数が多く分析に要する時間が前者と比べると著しく長く110分から150分である。これらの分析は、同一の分析計を用いて測定されるため、それぞれの目的に合わせたカラムと溶離液を準備しなければならなかった。本発明を用いると今までタイプの異なる2本のカラムと溶離液を必要とせず1種類のカラムと溶離液を変化させずに行えることが可能となる。さらに、カラムを1本化することで1分析のコストを大幅に低減できることも可能となる。

背景技術

0003

リチウム緩衝液による生体液アミノ酸分析は、分析時間に約110分を要し、たとえ成分数の少ない標準アミノ酸成分を分析する場合でも同程度の分析時間を必要とした。この標準アミノ酸成分を迅速に分析する場合は、溶離液にナトリウムタイプの緩衝液を用いそれに合ったカラムを用意し、リチウム緩衝液とカラムを交換して行ってきた。このためリチウム緩衝液による生体液アミノ酸分析で標準アミノ酸成分を行う場合、長時間かけて測定するか、ナトリウム緩衝液の溶離液とカラムを交換して行ってきた。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、塩基性アミノ酸グループ溶出に係わる溶離液に塩化リチウムを用いてリチウムイオン濃度を1.3M 以上に調製し、そのイオン濃度の効果により、従来、分析時間が約110分必要としていた生体液アミノ酸分析のタンパク質構成アミノ酸成分の測定を約35分に短縮することを可能にする。このことによりナトリウムタイプの溶離液を用いる標準アミノ酸分析とリチウムタイプの溶離液を用いる生体液アミノ酸分析をリチウム緩衝液の溶離液で統一することが可能になる。また、カラムもナトリウム・リチウムの2タイプを必要とせずリチウムタイプのみで生体液中のアミノ酸成分とタンパク質構成アミノ酸成分を最も適切な分析時間で測定が可能となる。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、塩基性アミノ酸グループを溶出する溶離液に塩化リチウムを用いてリチウムイオン濃度を1.3M 以上に調製し、そのイオン濃度の効果(図5)により、同一カラムで標準アミノ酸分析と生体液アミノ酸分析を効率良く行えるようにした。また、塩基性アミノ酸グループを溶出する溶離液に塩化リチウムを用いてリチウムイオン濃度を1.3M 以上に調製し、そのイオン濃度の効果(図5)により、ナトリウムタイプの標準アミノ酸分析を不要とすることでリチウムタイプの一種類に統一できた。さらに、塩基性アミノ酸グループを溶出する溶離液に塩化リチウムを用いてリチウムイオン濃度を1.3M 以上に調製し、そのイオン濃度の効果(図5)により、タンパク構成アミノ酸成分をリチウムタイプの溶離液で高速に分析することが可能となる。

0006

イオン交換法によるアミノ酸分析は、溶離液中のイオン濃度とpHおよびカラム温度が分離に与える影響が大である。請求項1〜4にあげた1カラムによる標準アミノ酸分析と生体液アミノ酸分析の効率良い測定を可能にするには、一種類の溶離液で行うことが必要であり、これを達成するには標準アミノ酸成分をリチウムタイプの溶離液で短時間に測定できることが条件となる。この標準アミノ酸成分をリチウムタイプで高速分析するには、イオン交換法により影響度の大きさで対応可能となる。つまり、リチウムタイプ溶離液の組成を変化させて標準アミノ酸成分を早く溶出するようにする。すべてのアミノ酸は、水溶液中で電気的に解離しておりそれぞれのアミノ酸はそれぞれの特有な解離係数を持っており、溶離液中のpHを変化させると電気的な値が変化し溶出時間に影響を与える。また、溶離液中のリチウムイオン濃度によりイオン交換樹脂に対するカウンターイオンの働きがあり溶出時間に影響を与える。本発明は、この内のリチウムタイプの塩基性アミノ酸グループを溶出する4番目の溶離液に塩化リチウムを添加してイオン濃度を1.6M と高めることによりアミノ酸の溶出が早めることを見い出し、標準アミノ酸成分をリチウムタイプの溶離液でも高速に分析することを可能にすることで請求項に示した内容も可能にしたものである。

発明を実施するための最良の形態

0007

図1に示す、アミノ酸分析計流路系を用いて1から4に溶離液であるリチウムタイプの緩衝液を入れる。分析終了後のカラム洗浄用として5に塩基性の高い水酸化リチウム水溶液を入れる。これらを任意の割合で混合できる低圧グラジエントポンプ6で溶離液を送液する。途中にオートサンプラ7にてサンプルを注入します。注入されたサンプルは、溶離液とともに温度コントロール可能なカラムオーブン8に設置されたカラム9で各アミノ酸成分を分離する。

0008

また、反応液は2液分割型ニンヒドリン試薬11・12をポンプ15を用いてミキサ10へ送る。カラム9により分離されたアミノ酸成分は、ミキサ10でニンヒドリン反応を行う。この反応を効率良く行うために反応槽13を用いて135度の温度で行い、可視分光光度計14にて570nmと440nmで検出する。

0009

本発明のポイントは、図2に示すリチウムタイプの溶離液組成を用いていることであり、溶離液4のリチウムイオン濃度が塩化リチウムを添加でリチウム濃度1.6M となり、この高いイオン濃度の効果によってアミノ酸の溶出を早めている。このように高いリチウムイオンで測定例がなく、溶離液の切り換え時間が難しくなっている。そのため、次のような切り換え方法をとっている。最初は、第1溶離液1と第2溶離液2を60/40に混合し、2分まで送液する。その後、2.1 分から混合比を32/68に変化させ8分まで送液する。その後、8.1分から13分まで第2溶離液2を100%で送液する。さらに、13.1 分から37分まで第4溶離液4を送液する。溶離液は、全体的にリチウムイオン濃度が高くなっていることが特長である。

0010

また、本実施例はアミノ酸分析計のみならず汎用タイプ高速液体クロマトグラフにも適応可能である。

発明の効果

0011

本発明により、タンパク構成アミノ酸と生体液アミノ酸成分を効率良く、同一カラムで測定することが可能となる。その結果、形態の異なるサンプルを測定する場合、全体的な分析時間の短縮が図られる。また、溶離液も一種類で対応可能となり、測定者は標準アミノ酸分析用のナトリウムタイプの溶離液からリチウムタイプの溶離液への交換とカラムの交換を不要にし、作業時間の大幅な時間短縮が図られた。なお、かつ、ナトリウムタイプのカラムを用意することがなくなり、測定コストが低減できる。

図面の簡単な説明

0012

図1アミノ酸分析計の流路系のブロック図。
図2リチウム溶離液の組成の説明図。
図3リチウム溶離液による標準アミノ酸分析例の特性図。
図4リチウム溶離液による生体液アミノ酸分析例の特性図。
図5塩化リチウム添加による溶出時間を示す図。

--

0013

1〜4…溶離液、5…カラム洗浄用液、6…低圧グラジエントポンプ、7…オートサンプラ、8…カラムオーブン、9…カラム、10…ミキサ、11…ニンヒドリン試薬、12…ニンヒドリン用緩衝液、13…反応槽、14…検出器、15…ポンプ。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ