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技術 計量包装値付装置

出願人 株式会社寺岡精工
発明者 加藤聡
出願日 1995年10月31日 (25年2ヶ月経過) 出願番号 1995-284134
公開日 1997年5月13日 (23年7ヶ月経過) 公開番号 1997-124011
状態 特許登録済
技術分野 流体の充填 制御・その他I(包装機械の制御) 基本的包装技術5(被包) ラベル貼付機 基本的包装技術I(流動体の充填)
主要キーワード 反射型光センサー 押えベルト 最大処理能力 搬入端 排出プッシャ 折り込み機構 案内杆 取り付け枠
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

作業者が何等特別な操作をすること無く、最後の商品包装することが可能な計量包装値付装置を提供することにある。

解決手段

計量皿上に載置された商品の計量が安定した場合に装置が起動されると共に、一商品の包装を複数の包装サイクルで完成するようにした計量包装値付装置において、包装サイクルが終了した時点で、次の商品の計量が安定している場合(第1の場合)には、装置を起動して通常の動作を行わせ、次の商品が計量皿上に載置されているが計量が安定していない場合(第2の場合)には、計量が安定した時装置を起動して通常の動作を行わせ、計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合(第3の場合)には,装置を起動して装置内部の商品の包装を行うようにした。

概要

背景

計量包装値付装置は、装置の処理効率を向上させるために複数の包装サイクル(通常は2包装サイクル)で一商品包装を完成するようになっている。例えば2包装サイクルの場合には、1サイクルの前半でエレベータによる商品の突き上げ及び左右折り込み板、前折り込み板によるフィルム端部の商品底部への折り込み動作を行い、1サイクルの後半でフィルムの引き出し及びセンタリングを行う。そして、これらの動作と平行して商品のエレベータヘッド上への搬送を行う。これ一つの商品に注目して見ると、1回目の包装サイクルでは、商品のエレベータヘッド上への搬入とフィルムの引き出し及びその引き出した所定長さのフィルムのセンタリングが行われ、2回目の包装サイクルではエレベータによる商品の突き上げ、フィルム端部の商品底部への折り込み、包装後の商品の搬出が行われることになる。

概要

作業者が何等特別な操作をすること無く、最後の商品を包装することが可能な計量包装値付装置を提供することにある。

計量皿上に載置された商品の計量が安定した場合に装置が起動されると共に、一商品の包装を複数の包装サイクルで完成するようにした計量包装値付装置において、包装サイクルが終了した時点で、次の商品の計量が安定している場合(第1の場合)には、装置を起動して通常の動作を行わせ、次の商品が計量皿上に載置されているが計量が安定していない場合(第2の場合)には、計量が安定した時装置を起動して通常の動作を行わせ、計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合(第3の場合)には,装置を起動して装置内部の商品の包装を行うようにした。

目的

本発明は上述した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、作業者が何等特別な操作をすること無く、最後の商品を包装することが可能な計量包装値付装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

計量皿上に載置された商品の計量が安定した場合に1包装サイクルの動作を起動させると共に、一商品の包装を複数の包装サイクルで完成するようにした計量包装値付装置において、包装サイクルの終了時において、(a) 次の商品の計量が安定している場合(第1の場合)には、次の包装サイクルの動作を開始させて通常の動作を行わせ、(b) 次の商品が計量皿上に載置されているが計量が安定していない場合(第2の場合)には、計量が安定した時次の包装サイクルの動作を開始させて通常の動作を行わせ、(c) 計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合(第3の場合)には,次の包装サイクルの動作を開始させて装置内部の商品の包装を行う、ことを特徴とする計量包装値付装置。

請求項2

上記計量包装値付装置は、計量皿上の商品を搬送路上を移動させて装置内部に搬入する搬入機構フィルムロールから所定長さのフィルムを引き出し包装部へ張架するフィルム搬送機構、搬入機構によって装置内部に搬入された商品を包装部に張架されているフィルムに突き上げ商品の上面をフィルムで覆うエレベータ機構フィルム端部を商品の底部へ折り込む折り込み機構、及び包装部から商品を搬出する搬出機構を備えることを特徴とする請求項1記載の計量包装値付装置。

請求項3

上記(c) の場合には、搬入機構およびフィルム搬送機構を起動しないことを特徴とする請求項2記載の計量包装値付装置。

請求項4

上記一商品の包装が、搬入機構による商品の搬入、及びフィルム搬送機構によるフィルムの包装部への張架が行われる第1回目の包装サイクルと、エレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われる第2回目の包装サイクルとの、2つの包装サイクルで完成されることを特徴とする請求項2記載の計量包装値付装置。

請求項5

上記一商品の包装が、搬入機構により搬送路上の所定位置への商品搬入が行われる第1回目の包装サイクルと、搬入機構による商品のエレベータ上への搬入、及びフィルム搬送機構によるフィルム包装部への張架が行われる第2回目の包装サイクルと、エレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われる第3回目の包装サイクルとの、3つの包装サイクルで完成されることを特徴とする請求項2記載の計量包装値付装置。

請求項6

上記一商品の包装が、搬入機構による商品の搬入、及びフィルム搬送機構によるフィルムの包装部への張架が行われる第1回目の包装サイクルと、エレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われる第2回目の包装サイクルと、包装後の商品へのラベル貼付が行われる第3回目の包装サイクルとの、3つの包装サイクルで完成されることを特徴とする請求項2記載の計量包装値付装置。

請求項7

商品の搬出中或いは搬出後に商品へのラベル貼付が行われることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の計量包装値付装置。

請求項8

商品の搬出後に商品へのラベル貼付を手動で行うことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の計量包装値付装置。

技術分野

0001

本発明は搬入された商品の計量から包装、更に計量データに基づいた値段等の算出を連続して行う計量包装値付装置に関する。

背景技術

0002

計量包装値付装置は、装置の処理効率を向上させるために複数の包装サイクル(通常は2包装サイクル)で一商品の包装を完成するようになっている。例えば2包装サイクルの場合には、1サイクルの前半でエレベータによる商品の突き上げ及び左右折り込み板、前折り込み板によるフィルム端部の商品底部への折り込み動作を行い、1サイクルの後半でフィルムの引き出し及びセンタリングを行う。そして、これらの動作と平行して商品のエレベータヘッド上への搬送を行う。これ一つの商品に注目して見ると、1回目の包装サイクルでは、商品のエレベータヘッド上への搬入とフィルムの引き出し及びその引き出した所定長さのフィルムのセンタリングが行われ、2回目の包装サイクルではエレベータによる商品の突き上げ、フィルム端部の商品底部への折り込み、包装後の商品の搬出が行われることになる。

発明が解決しようとする課題

0003

従来よりこの種の装置にあっては、搬入端部に設けた商品載置台を兼用した計量皿に商品を載置し、計量が安定すると包装機起動し1包装サイクルの動作を行うように構成されている。この為、最後の商品は、次の商品が計量皿に載置されることはないから、何等かの手段を講じないとエレベータヘッド上に搬入されたままの状態となってしまう。

0004

従って、従来は最後の商品の場合には操作手段を操作してその旨を入力するようにしている。しかしながら、この方法は、操作手段を操作しなければならないので面倒であること、操作するのを忘れてしまうと何時までも最後の商品が搬出されず、長時間エレベータヘッド上に放置されたままとなること(この場合にはフィルムもセンタリングされた状態で放置されることになる)等の問題がある。

0005

本発明は上述した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、作業者が何等特別な操作をすること無く、最後の商品を包装することが可能な計量包装値付装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記の目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、包装サイクルの終了時において、次の商品の計量が安定している場合(第1の場合)には、次の包装サイクルの動作を開始させて通常の動作を行わせ、次の商品が計量皿上に載置されているが計量が安定していない場合(第2の場合)には、計量が安定した時次の包装サイクルの動作を開始させて通常の動作を行わせ、計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合(第3の場合)には、次の包装サイクルの動作を開始させて装置内部の商品の包装を行う、ように構成したことを特徴とする。上記した第1から第3までの状態の何れの状態に該当するかの判断は、計量皿上に商品が載置されているか否か、即ち計量値が「0」か否かで判断され、商品が載置されている場合には計量値が安定しているか判断され、計量値が安定していない場合は該計量値が安定するまで待って次の動作が行われる。上記計量包装値付装置は、計量皿上の商品を搬送路上を移動させて装置内部に搬入する搬入機構フィルムロールから所定長さのフィルムを引き出し包装部へ張架するフィルム搬送機構、搬入機構によって装置内部に搬入された商品を包装部に張架されているフィルムに突き上げ商品の上面をフィルムで覆うエレベータ機構、フィルム端部を商品の底部へ折り込む折り込み機構、及び包装部から商品を搬出する搬出機構を備えることを特徴とする。尚、第3の場合には、搬入機構及びフィルム搬送機構を起動しないようにする。

0007

又、上記した一商品の包装を行う複数回の包装サイクルとしては、2つの包装サイクルで完成させる形態と、3つの包装サイクルで完成させる形態が挙げられる。2つの包装サイクルで完成させる形態の場合は、第1回目の包装サイクルで搬入機構による商品の搬入、及びフィルム搬送機構によるフィルムの包装部への張架が行われ、第2回目の包装サイクルでエレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われる。3つの包装サイクルで完成させる形態の場合は、第1回目の包装サイクルで搬入機構により搬送路上の所定位置への商品の搬入が行われ、第2回目の包装サイクルで搬入機構による商品のエレベータ上への搬入、及びフィルム搬送機構によるフィルムの包装部への張架が行われ、第3回目の包装サイクルでエレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われる。更に、3つの包装サイクルで完成させる形態としては、第1回目の包装サイクルで搬入機構による商品の搬入、及びフィルム搬送手段によるフィルムの包装部への張架が行われ、第2回目の包装サイクルでエレベータ機構による商品の突き上げ、折り込み機構によるフィルム端部の商品底部への折り込み、及び搬出機構による包装済み商品の搬出が行われ、第3回目の包装サイクルで包装後の商品へのラベル貼付が行われる形態もある。

0008

又、前記した商品の計量に基づいて値段等が算出され、そのデータが印字されたラベルの商品への貼付は商品の搬出中或いは搬出後に自動的に行われても、或いは商品の搬出後に手動で行うようにしてもよい。上記の構成により、第1と第2の場合は、従来と同様、複数の包装サイクルで一商品の包装が継続して行われる。第3の場合、即ち包装サイクルが終了した(包装機の動作が終了した)時点で、計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合には、包装機内部の商品が最後の商品の場合と、最後の商品ではないが作業或いは作業者の都合で現在の包装サイクルが終了するまでに次の商品を載置しなかった場合である。従って、最後の商品の場合には、作業者が何等特別な操作をすることなく最後の商品の包装処理が実行される。又、最後の商品でない場合には、前記最後の商品の包装処理の終了後あるいは処理中に次の商品の載置が行われることになるが、処理の終了後の場合には、計量が安定すると包装機の動作が開始される。最後の商品の包装処理中に商品が載置された場合には、前記第1あるいは第2の場合となり、包装サイクルの終了後に次の包装サイクルが継続して行われる。

0009

以下、本発明に係る計量包装値付装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2ストレッチフィルム包装機計量ラベルプリンタ装備された全体図を示し、Aはストレッチフィルム包装機、Bは計量ラベルプリンタ、Cはラベル貼付装置で、計量ラベルプリンタBは包装機Aにおける商品搬出路側方上部に配置され、ラベル貼付装置Cは商品搬出路の上方に配置されている。

0010

ストレッチフィルム包装機Aはフィルムの幅方向拡張する機構プレストレッチ機構)を備えた包装機で、機枠A1 の正面、即ち前部に商品(被包装物)を載置する計量皿(商品載置台)aを設け、該計量皿aの手前側近傍には反射型光センサー3a と、その反射型光センサー3a を商品の幅方向へ移動させる移動手段(図示省略)とからなる商品の載置ズレ及び幅寸法を検出する検出手段Dが設けられると共に、計量皿aに載せた商品はプッシャーコンベア1により機枠内部に設けたエレベータ2まで搬送される。そのコンベア1による商品搬送路の途上には該コンベア1の側方に位置させて商品の高さを検出する高さ検出センサー3b が設けられている。上記エレベータ2の上方には包装部bが設けられ、その包装部bの上流側(図2の右側)には、フィルムロール配置部4とそのフィルムロール配置部にセットされたフィルムロール5から繰り出されるフィルム5’の先端部を保持するフィルム保持手段A2 が設けられている。そして、包装部bを挟む前後両側部にはフィルム保持手段A2 で保持されているフィルム先端を挟持して引き出し、包装部bまで搬送する上下の搬送ベルトからなるフィルム搬送機構A3 が前記フィルム保持手段A2 の先端に接近させて配置され、且つフィルム保持手段A2 と搬送機構A3 との間には搬送機構A3 で挟持され引き出されたフィルムを所定長さに切断するカッターA4 が配置されている。又、搬送機構A3 の上方には左右折り込み板A5 と後折り込み板A6 、及び後折り込み板A5 の上方に位置して排出プッシャA7 が配設され、機枠A1 の前側に配置したコンベア1の上方には前折り込みローラ6’および前記排出プッシャA7 で押し出される商品の排出路ヒータコンベア)6が水平に設けられており、その排出路6の側方位置には包装後の商品がラベル貼付場所へ位置したことを検出する商品検出センサー24が配置されている。

0011

因って、エレベータ2に載せられた商品は、エレベータの上昇により上記包装部bに展張されたフィルム5’に対して突き上げられ、引き伸ばされた状態のフィルムの左右および後側端部を、左右折り込み板A5 と後折り込み板A6 とにより商品の底面に折り込んだ後、排出プッシャA7 により商品を機枠A1 前側の排出路6へ向けて水平に押動させながら、前折り込みローラ6’で上記フィルム5’の前側端部を折り込んでフィルムの折り込みを行う。

0012

上記のフィルム搬送機構A3 は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト9,9’と、下側の弾性ベルト9’を上側の弾性ベルト9側へ圧接するクランプ板10と、下側の弾性ベルト9’の始端側の上面に重ね合わせて配置すると共に、その先端側を開閉移動自在とした押えベルト11とで構成され、それらが包装部bを挟んで前後に配置され、その間隔は前記したフィルム保持手段A2 を構成する前後一対保持部材と同じ間隔である。そして、その前後一対の構成部材取り付け枠12,12’に支持され、その取り付け枠12,12’は該取り付け枠12,12’の下側に直角に交差して配置された2本の案内杆13,13’に連結部材14,14’を介して支持されており、一方(前側)の上下一対の弾性ベルト9,9’を取り付けた取り付け枠12’は固定され、他方(後側)の上下一対の弾性ベルト9,9’を取り付けた取り付け枠12は案内杆13,13’に沿って移動自在に構成され、その可動側の上下一対の弾性ベルトには間隔拡張手段(図示省略)が連結されて固定側の上下一対の弾性ベルトとの間隔を広狭調節し得るように構成されている。

0013

フィルム搬送機構A3 を構成する上下一対の無端状の弾性ベルト9,9’はフィルムを挟持して搬送し得るように同方向に駆動回転され、その駆動方式減速機付モータ15で下側の弾性ベルト9’が巻回されている駆動ローラを回転し、且つその駆動ローラの軸に固着したチェーンスプロケットと上側の弾性ベルト9が巻回されている駆動ローラの軸に固着したチェーンスプロケットとに亘ってチェーン巻回し動力伝達が行われ、上側の弾性ベルト9も回転するように構成されている。又、上側の弾性ベルト9に対して下側の弾性ベルト9’を圧接するクランプ板10は図示した5分割に限らず3個、或いは4個等の分割でも良く、そうしたクランプ板は搬送及び拡張が均等に行われるように包装部bの中心に対して左右対称となるように配置されている。

0014

計量ラベルプリンタBは、商品(被包装物)を前記包装機Aの計量皿(商品載置台)aに載置することによって計量されたデータを基に、予め入力設定されている単価から商品の値段を算出し、その値段とそれ以外の商品データラベル用紙に印字し発行するもので、該計量ラベルプリンタBには印字発行されたラベルを印字面を上にして略水平に保持するラベル発行口7が設けられている(図2参照)。

0015

ラベル発行口7に保持されているラベルEを包装後の商品に貼付するラベル貼付装置Cは、発行口7のラベルを吸着するラベル吸着部C1 と、その吸着部C1を移動させる駆動機構C2 と、前記駆動機構C2 の動作を制御する制御手段(図示省略)とで構成されている。

0016

図3は上述した装置の電気的構成を示すもので、計量ラベルプリンタ制御部Gと、包装機構制御部Hとを備えている。計量ラベルプリンタ制御部Gは、主として計量ラベルプリンタ関係の制御を行うものでCPU16によって制御される。包装機構制御部Hは、主として包装機の機構部の制御を行うものでCPU25によって制御される。次に計量ラベルプリン制御部Gについて説明すると、CPU16にはバス16a を介してROM17,RAM18,表示操作部19,計量部20,交信用のインターフェース回路INF)21,印字部22,吸着部駆動部23及び商品検出センサー24が接続されており、ROM17にはCPU16が実行する各種制御プログラムが記憶されている。

0017

RAM18はCPU16がROM17の制御プログラムを実行する場合に用いるレジスタフラグ等のエリアと、商品毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。プリセットデータエリアには商品(商品番号)に対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品名(商品名)、例えばモモ肉)」、「単価、例えば250(100g当り250円)」、「風袋、例えば5(トレイ重量5g)」と、ラベル貼付用のデータである「ラベルの向き、例えば(1)」等が予め記憶されている。ここでラベルの向きのデータは、(1),(2),(3)の3種類で、
(1)…ラベルが発行された時の向きのまま
(2)…ラベルが発行された時の向き+反時計回り方向に90度回転
(3)…ラベルが発行された時の向き+時計回り方向に90度回転
のように意味付けられている。

0018

表示操作部19はキーボードタッチパネルから成る操作部と、ドット式の液晶表示器で構成された表示部を備えており、各種データ及び指令の入力、或いはCPU16の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行うもので、別名コンソール部とも呼ばれている。計量部20は商品載置部aに載置された商品の計量信号をCPU16へ供給するものである。交信用のインターフェース回路(INF)21は、包装機構制御部Hと各種データ、指令、の交信を行うための回路で、交信するデータについては後述する。印字部22は計量ラベルプリンタBで、サーマルプリンタを備え、CPU16の指令に基づいてラベルに品名、値段、単価、有効日、バーコード等の印字を行い、印字したラベルEを前記発行口7に発行するものである。

0019

吸着部駆動部23(前記駆動機構C2 )は、前記したラベル吸着部C1 を移動させて発行口7にあるラベルEを吸着した後、所定のラベル貼付位置へ移動させると共に、ラベル吸着面の向きを所定の向きとし、商品に対してラベル吸着部を所定のタイミングで下降させることで商品の所定の位置に所定の向きでラベルを貼付するための機構部である。商品検出センサー24は、ラベル貼付のための信号を発生するもので、商品がラベル貼付場所へ位置した場合、その旨をCPU16へ供給する。

0020

次に、包装機構制御部Hについて説明する。CPU25にはバス25a を介して交信用インターフェース回路(INF)26,ROM27,RAM28,操作部29,及び機構駆動部30が接続されている。交信用インターフェース回路(INF)26は、計量ラベルプリンタ制御部Gと各種データ、指令の交信を行うための回路で、交信するデータについては後述する。ROM27は、CPU25が実行する制御プログラムが記憶されている。RAM28は、CPU25がROM27の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に商品の形状データ(縦、横、高さ)に基づいて制御データを決定するための各種テーブル等が記憶されている。操作部29は、装置の起動、停止等のためのスイッチである。機構駆動部30は、包装を実行する場合に包装機の各機構部を駆動するための回路で、具体的にはエレベータ2を駆動するモータ31,商品を搬入するコンベア1の搬入モータ32,フィルム搬送機構A3 のモータ15,フィルムの左右端部を商品の底部に折り込む左右折り込み板A5 を作動させる駆動モータ33,フィルムの後端部を商品の底部に折り込む後ろ折り込み板A6 を作動させる駆動モータ34,排出プッシャA7 を作動させる駆動モータ35、及びエレベータ2を駆動するカム36の回転角度を検出するロータリーエンコーダ37等がある。尚、包装機の構成は先に簡単に説明したが本発明と直接関係しない他のモータの制御の詳細については説明を省略する。上記のロータリーエンコーダ37はエレベータを駆動するカム36の軸に取り付けられ、そのロータリーエンコーダ37からの出力パルスカウントし、そのカウント値でカムの回転角度が検出される。そして、そのカムの回転角度に基づいてフィルムを繰り出す繰出しローラの駆動・停止、カッタの作動・停止、フィルム保持手段A2 の上下動、フィルム搬送機構A3 の駆動・停止の各制御が行われ、そのカム36が1回転すると包装の1サイクルが行われる。

0021

計量ラベルプリンタ制御部Gと包装機構制御部Hとで授受されるデータ、指令で本発明と関係するのは、計量ラベルプリンタ制御部Gから包装機構制御部Hへは計量皿上に載置された商品の計量が安定したことを報知する信号が送信され、包装機構制御部Hから計量ラベルプリンタ制御部Gへはラベル貼付位置決定のためのデータが送信される。上記データ以外に計量ラベルプリンタ制御部Gと包装機構制御部Hとの間で各制御部の状態信号(正常かエラー中か等)が授受される。

0022

次に、前記した装置の包装動作概要を簡単に説明する。図示の装置では図5に示すように商品は連続する2つのマシンサイクルで包装が完成されるように構成されている。尚、マシンサイクルとは包装機が起動してから一連の包装動作を行って各作動部が再び起動時の状態に位置するまでの期間であり、図4に示した0゜〜 360゜の期間(エレベータ2を駆動するカム36の1回転)のことである。例えば、図5において商品(ロ)は連続する2つのマシンサイクル、即ちマシンサイクル2とマシンサイクル3の前半で包装が完成される。そして、マシンサイクル2(図中の期間)で商品(ロ)のエレベータ2上への搬入が行われ、マシンサイクル2の後半(図中の期間)でフィルムの引き出し及び搬送が行われる。又、マシンサイクル3の前半(図中の期間)でエレベータ2による商品の上昇及び左右折り込み板A5 、後ろ折り込み板A6 によるフィルム端部の折り込み、更に排出プッシャA7 による商品の排出、ラベル貼付機によるラベル貼付の動作が行われる。いま、マシンサイクル2に注目すると、前述した商品(ロ)の包装と並行して商品(イ)の包装が行われる。即ち、マシンサイクル2の全体(図中の期間)で商品(ロ)の搬入が行われ、更にそのマシンサイクル2の前半(図中の期間)で商品(イ)についてのフィルム折り込み、排出、ラベル貼付が行われ、マシンサイクル2の後半(図中の期間)で商品(ロ)についてのフィルムの引き出し及び搬送を行っている。(1マシンサイクル内における各部の動作タイミングについては図4参照のこと)

0023

図6起動処理の概要を示すフローチャートで、CPU25によって実行される。即ち、包装機の1包装サイクルを終了する直前に以下の処理が実行される。
(SP1)…計量皿(商品載置台)に商品が載置されているか。即ち、計量値が「0」か否かを判断する。
(SP2)…(SP1)の判断が「NO」、即ち商品が載置されている場合には、計量値が安定しているか判断する。計量値が安定していない場合(SP2の判断が「NO」の場合)には計量値が安定するまで待つ
(SP3)…(SP2)の判断が「YES」の場合には包装機を起動させて1包装サイクルの動作を開始させ通常の包装処理を行わせる。
(SP4)…一方、(SP1)の判断が「YES」、即ち、計量皿(商品載置台)に商品が載置されていない場合には、包装機内部にまだ未処理の商品が存在しているか否かを判断する。即ち、前回の包装機の動作が次のSP5の最終商品の処理の場合でなかったか判断する。(SP4)の判断が「NO」の場合、つまり包装機の内部に未処理の商品が存在していない場合には(SP1)戻り、商品が載置されるのを待つ。
(SP5)…(SP4)の判断が「YES」の場合、つまり包装機の内部に未処理の商品が存在している場合には、包装機を起動させて1包装サイクルの動作を開始させて最後の商品の包装処理を行わせる。尚、この場合には搬入コンベア及びフィルムの引き出し、センタリング等の機構部は作動させない。(次に包装する商品が存在しないので、搬入コンベアの作動及びフィルムの引き出しは必要ない。)

0024

上記フローチャートにおいて、
(SP1)→(SP2)が「YES」→(SP3)の処理が請求項1の第1の場合
(SP1)→(SP2)が「NO」→(SP3)の処理が請求項1の第2の場合
(SP1)→(SP4)→(SP5)の処理が請求項1の第3の場合
である。これらの場合について図示したのが図7である。第1の場合[I]、第2の場合[II]は従来と同じであるが、第3の場合[III]が従来と異なっている。即ち、本願発明によればマシンサイクルの終了時に商品が計量皿(商品載置台)に載置されていない場合で且つ包装機の内部に未処理商品がある場合、直ちに次のマシンサイクルが開始される。これに対して、従来[IV]はマシンサイクルの終了時商品が計量皿(商品載置台)に載置されていない場合、次の商品が載置され計量が安定するまで次のマシンサイクルは開始されない。従って、マシンサイクルで搬入した商品が最後の商品の場合には、終了スイッチを操作(γ)することでマシンサイクルを開始させる必要がある。このように、本願発明によれば終了スイッチを操作することなく最後の商品の包装処理を自動的に行うことが可能となる。

0025

但し、第3の場合には実際にはマシンサイクルで搬入した商品が本当に最後だった場合と、実際には最後ではなく、単に次の商品の載置が遅れただけの場合がある。図8はこの場合の商品の載置・計量安定とマシンサイクルとの関係を示している。
(A)[III−]の場合は本当に最後の商品の場合であり、本願発明が目的とする効果が得られる。
(B)[III−],[III−]の場合は、マシンサイクルが終了した後に計量が安定する場合であり、従来においてもマシンサイクルの終了後、計量が安定するまでは装置は停止状態にあるからマシンサイクルを実行することは何等悪影響を与えていない。
(C)[III−]の場合は、計量安定β後、マシンサイクルが終了するまでの時間tが従来に比べてロスタイムとなる。尚、この時間t自体はそう大きな値ではなく、又[III−]の場合、マシンサイクルが終了してから商品の載置αを行うまでの期間t’のロスタイムが存在しており、包装機を最大処理能力で使用している場合ではないので、前記ロスタイムtの存在が装置の性能に与える影響は実質的に無視できる。
従って、[III−]の場合は効果が得られ、[III−],[III−],[III−]の場合はデメリットがないので、本願発明によれば目的とする効果を装置の性能を犠牲にすることなく得ることができる。

0026

上記した実施の形態では第3の場合、第1の場合と第2の場合と異なり、商品の搬入コンベア、及びフィルムセンタリング関係機構部を作動させない(最後の商品の包装処理動作)ようにしている。しかし、作動させて空動作させるようにしてもよい。又、実施の形態では第1回目の包装サイクルで商品をエレベータヘッド上まで搬送している。この構成だと少なくとも商品がエレベータヘッド上に搬入されるときまでには、エレベータヘッドは下降を完了している必要があり、処理速度を速めた場合には各作動部の作動条件が厳しい場合がある。このような場合には、第1回目の包装サイクルでは商品をエレベータの直前まで搬入しておき、第2回目の包装サイクルの始めにエレベータヘッド上への搬入を行うように構成してもよい。更に、実施の形態は2サイクルで一商品の包装を完成している(請求項4)場合であったが、これに限定されない。例えば、第1回目で商品を搬送途上に設けた商品待機位置まで搬送し、第2回目でエレベータヘッド上への搬入及びフィルムの引き出し(実施の形態の場合の第1回目)を行い、第3回目で商品の突き上げ、フィルム端部の折り込み、排出(実施の形態の第2回目)を行うようにして、3サイクルで一商品の包装を完成させるようにしてもよい。(請求項5の場合)
又、実施の形態では排出プッシャで商品を搬出中にラベル貼付を行っている。つまり、第2回目のサイクルでラベル貼付を行っている。しかし、商品を搬出後、第3回目のサイクルでフィルム貼付を行うようにしてもよい。(請求項6の場合)
更にまた、実施の形態ではラベル貼付を排出プッシャで商品を搬出中に自動的に貼付しているが、これに限定されない。即ち、商品の搬出後(包装完了後)の商品に手動でラベル貼付してもよい。(請求項8の場合)

発明の効果

0027

本発明の計量包装値付装置は、第1と第2の場合は、従来と同様、複数の包装サイクルで一商品の包装が継続して行われる。第3の場合、即ち包装サイクルが終了した(包装機の動作が終了した)時点で、計量皿上に商品が載置されていない場合で、且つ装置内部に商品が存在する場合には、包装機内部の商品が最後の商品の場合と、最後の商品ではないが作業或いは作業者の都合で現在の包装サイクルが終了するまでに次の商品を載置しなかった場合である。従って、最後の商品の場合には、作業者が何等特別な操作をすることなく最後の商品の包装処理が実行される。又、最後の商品でない場合には、前記最後の商品の包装処理の終了後あるいは処理中に次の商品の載置が行われることになるが、処理の終了後の場合には、計量が安定すると包装機の動作が開始される。最後の商品の包装処理中に商品が載置された場合には、前記第1あるいは第2の場合となり、包装サイクルの終了後に次の包装サイクルが継続して行われる。但しこの場合、計量が安定してもまだ包装サイクルが終了していない場合には、従来に比べてこの期間がロスタイムとなり、このぶん包装機の包装能力が低下することになる。しかし、この期間は、一般に非常に短い期間であり、また通常第1及び第2の場合に該当しないときは包装機を最大の処理能力で動作させていないので実質的な影響は無視できる。従って、本発明によれば装置の処理能力に実質的に影響を与えることなく、最後の商品の場合でも作業者は何等特別の操作をする必要がない計量包装値付装置を構成することができる。この為、作業者の作業が簡単なものとなるうえ、作業忘れにより最後の商品が長時間装置内部に放置される虞がない。

図面の簡単な説明

0028

図1本発明に係る計量包装値付装置の実施の形態の概略を示す縦断側面図である。
図2同縦断正面図である。
図3同装置の制御手段の電気的構成を示す説明図である。
図4各作動部の一行程を示すタイムチャートである。
図5連続運転時におけるマシンサイクルと商品の関係を示す説明図である。
図6包装処理の概要を示すフローチャートである。
図7商品の載置・計量の安定とマシンサイクルとの関係を示す説明図である。
図8第3の場合における商品の載置・計量の安定とマシンサイクルとの関係を示す説明図である。

--

0029

A…ストレッチフィルム包装機B…計量ラベルプリンタ
C…ラベル貼付装置
1…搬入コンベア2…エレベータ
a…計量皿(商品載置部)

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