図面 (/)

技術 情報処理装置

出願人 株式会社日立製作所
発明者 大條成人山内司飛鳥馬肇是枝浩行長谷川司細谷律子井上喜勇笠井康彦隈井裕之畑谷茂樹伊藤純冨田ひろみ中島晃松田泰昌
出願日 1995年10月2日 (25年1ヶ月経過) 出願番号 1995-255173
公開日 1997年4月8日 (23年7ヶ月経過) 公開番号 1997-097131
状態 未査定
技術分野 文書処理装置 キーボード等からの入力 文書処理装置
主要キーワード 混合構成 動作関連 日程調整 ボタン押下情報 回転ダイヤル パラメータ間 印刷終了ページ 制限条件
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年4月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザが設定した入力値に幅を持たせる。

解決手段

入力値取得手段202は、ユーザが入力手段201を用いて設定した、アプリケーション手段205が実現する処理の実行に必要なパラメータの入力値N302を取得する。許容値決定手段203は、アプリケーション手段205から与えられる、パラメータの種類やそのときの状況等に応じた情報F304に基づいて、入力値N302に付加する許容値a305を決定し、許容値付加手段204は、入力値N302に許容値a305を付加することで、入力値N302とは別の入力値を求め、入力値N302および求めた入力値を、パラメータの入力値N'303としてアプリケーション手段205に出力する。

概要

背景

一般に、情報処理装置において、処理の実行に必要なパラメータ入力値をユーザが設定する際に、ユーザが設定した入力値が不適切な入力値である場合は、該入力値を拒絶し、ユーザに入力値の再設定を促すようになっている。

また、パラメータの入力値は、そのときの状況によって、適切な入力値となったり不適切な入力値となったりする場合がある。

例えば、ユーザが、予め用意された複数の入力値から所望の入力値を選択することで、パラメータの入力値を設定するようになっている情報処理装置において、実行すべき処理が、ワードプロセッサ機能を実現する各種処理であり、複数の入力値が、これらの処理の実行を指示するための各種コマンドを表すメニュ項目である場合を考える。

このような場合、文書ファイルオープンしていないという状況や、文書ファイルの新規作成が開始されていないという状況では、文書ファイルを保存する保存処理については、保存対象となる文書ファイルが存在していないことから、実行することができない。そこで、このような状況で、各種コマンドを表すメニュー項目の一覧を表示したコマンド選択メニューにおいて、ユーザが、保存処理の実行を指示するためのコマンドを表すメニュー項目である「保存」というメニュー項目を選択した場合は、該メニュー項目を拒絶し、ユーザにメニュー項目の再選択を促すようにする。

そこで、従来は、特定の状況で、該状況に不適切な入力値が設定されないようにするために、そのような入力値の選択を禁止する技術が考案されている。

すなわち、上述した例の場合、文書ファイルをオープンしていないという状況や、文書ファイルの新規作成が開始されていないという状況では、コマンド選択メニューにおいて、「保存」というメニュー項目を、ユーザが選択できないようにする。

概要

入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザが設定した入力値に幅を持たせる。

入力値取得手段202は、ユーザが入力手段201を用いて設定した、アプリケーション手段205が実現する処理の実行に必要なパラメータの入力値N302を取得する。許容値決定手段203は、アプリケーション手段205から与えられる、パラメータの種類やそのときの状況等に応じた情報F304に基づいて、入力値N302に付加する許容値a305を決定し、許容値付加手段204は、入力値N302に許容値a305を付加することで、入力値N302とは別の入力値を求め、入力値N302および求めた入力値を、パラメータの入力値N'303としてアプリケーション手段205に出力する。

目的

本発明の目的は、処理の実行に必要なパラメータの入力値に幅を持たせることで、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性を低減させることを可能とする技術を実現することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータ入力値を取得する入力値取得手段と、上記処理手段から与えられた情報に応じて、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定する許容値決定手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記許容値決定手段が決定した許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置

請求項2

請求項1記載の情報処理装置において、上記許容値決定手段は、複数の許容値のうちからいずれかの許容値を選択することで、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定し、上記処理手段は、パラメータに関する情報に応じて、上記許容値決定手段が選択すべき許容値を特定するための情報を与えることを特徴とする情報処理装置。

請求項3

請求項1または2記載の情報処理装置において、上記入力値取得手段は、上記許容値付加手段が求めた入力値をユーザが了承するか否かを示す指定を取得し、パラメータの種類ごとに、上記入力値取得手段が取得した指定内容を記憶する許容値学習手段をさらに備え、上記許容値決定手段は、上記許容値学習手段の記憶内容に基づいて、決定した許容値を修正することを特徴とする情報処理装置。

請求項4

処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記処理手段から与えられた、パラメータに関する情報に応じた許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。

請求項5

請求項4記載の情報処理装置において、上記入力値取得手段は、上記許容値付加手段が求めた入力値をユーザが了承するか否かを示す指定を取得し、パラメータの種類ごとに、上記入力値取得手段が取得した指定内容を記憶する許容値学習手段と、上記許容値学習手段の記憶内容に基づいて、上記許容値付加手段が付加する許容値を修正する許容値修正手段とをさらに備えたことを特徴とする情報処理装置。

請求項6

処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値、および、該入力値に付加する許容値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記入力値取得手段が取得した許容値を付加することで、該入力値とは別の入力値を求める許容値付加手段とを備え、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値が、実行する処理に適切な入力値であるか否かを判断することを特徴とする情報処理装置。

請求項7

請求項6記載の情報処理装置において、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値を、上記許容値付加手段が求めた入力値より優先的に扱うことを特徴とする情報処理装置。

請求項8

請求項6記載の情報処理装置において、上記入力値取得手段は、ユーザまたは上記処理手段が設定した、重み付けを表す値である重み値を取得し、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値に、各々、上記入力値取得手段が取得した重み値を対応付けることで、両者を区別して扱うことを特徴とする情報処理装置。

請求項9

請求項6,7または8記載の情報処理装置において、上記入力値取得手段は、ユーザが設定した許容値を取得することを特徴とする情報処理装置。

請求項10

請求項1〜9のいずれか記載の情報処理装置において、上記入力値取得手段は、ユーザが設定した入力値を取得することを特徴とする情報処理装置。

請求項11

請求項1〜9のいずれか記載の情報処理装置において、上記処理手段が実行する処理とは別の処理を実行する別の処理手段をさらに備え、上記入力値取得手段は、上記別の処理手段が設定した入力値を取得することを特徴とする情報処理装置。

請求項12

請求項1〜9のいずれか記載の情報処理装置において、他の情報処理装置と接続され、上記入力値取得手段は、上記他の情報処理装置から出力された入力値を取得することを特徴とする情報処理装置。

請求項13

請求項1,2または3記載の情報処理装置が2台以上接続された情報処理システムであって、各情報処理装置の許容値決定手段は、他の情報処理装置から出力された情報に応じて許容値を決定することを特徴とする情報処理システム。

請求項14

請求項1〜12のいずれか記載の情報処理装置が2台以上接続された情報処理システムであって、各情報処理装置の許容値付加手段は、他の情報処理装置から出力された許容値を付加することを特徴とする情報処理システム。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置において、処理の実行に必要なパラメータ入力値に幅を持たせることで、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性を低減させる技術に関する。

背景技術

0002

一般に、情報処理装置において、処理の実行に必要なパラメータの入力値をユーザが設定する際に、ユーザが設定した入力値が不適切な入力値である場合は、該入力値を拒絶し、ユーザに入力値の再設定を促すようになっている。

0003

また、パラメータの入力値は、そのときの状況によって、適切な入力値となったり不適切な入力値となったりする場合がある。

0004

例えば、ユーザが、予め用意された複数の入力値から所望の入力値を選択することで、パラメータの入力値を設定するようになっている情報処理装置において、実行すべき処理が、ワードプロセッサ機能を実現する各種処理であり、複数の入力値が、これらの処理の実行を指示するための各種コマンドを表すメニュ項目である場合を考える。

0005

このような場合、文書ファイルオープンしていないという状況や、文書ファイルの新規作成が開始されていないという状況では、文書ファイルを保存する保存処理については、保存対象となる文書ファイルが存在していないことから、実行することができない。そこで、このような状況で、各種コマンドを表すメニュー項目の一覧を表示したコマンド選択メニューにおいて、ユーザが、保存処理の実行を指示するためのコマンドを表すメニュー項目である「保存」というメニュー項目を選択した場合は、該メニュー項目を拒絶し、ユーザにメニュー項目の再選択を促すようにする。

0006

そこで、従来は、特定の状況で、該状況に不適切な入力値が設定されないようにするために、そのような入力値の選択を禁止する技術が考案されている。

0007

すなわち、上述した例の場合、文書ファイルをオープンしていないという状況や、文書ファイルの新規作成が開始されていないという状況では、コマンド選択メニューにおいて、「保存」というメニュー項目を、ユーザが選択できないようにする。

発明が解決しようとする課題

0008

上記従来技術は、選択できないメニュー項目、すなわち、そのときの状況では不適切なメニュー項目が明示されるという点では、ユーザの使い勝手がよい。

0009

しかしながら、例えば、ユーザが、文書ファイルを印刷する印刷処理の実行を指示するためのコマンドを表すメニュー項目である「印刷」というメニュー項目を選択した後に、印刷処理の実行に必要な各種パラメータの入力値を設定するときには、上記従来技術を適用することは困難である。

0010

詳しくは、印刷処理の実行に必要な各種パラメータのうち、「印刷品質」および「印字速度」というように、相互に関連する2つのパラメータ、すなわち、一方のパラメータの入力値がもう一方のパラメータの入力値に応じて変化するような2つのパラメータが存在する場合は、一方のパラメータの入力値に応じて、もう一方のパラメータの入力値が適切な入力値である場合と不適切な入力値である場合とが考えられるので、上記従来技術を適用することは困難である。

0011

ただし、このように、一方のパラメータの入力値がもう一方のパラメータの入力値に応じて変化するような2つのパラメータであっても、互いの入力値が一意に決まる、すなわち、互いの入力値が1対1に対応している場合は、一方のパラメータの入力値が設定されると、該入力値に応じて、もう一方のパラメータの入力値を自動的に変更するようにすることが可能であり、このような技術は考案されている。

0012

しかしながら、このように、一方のパラメータの入力値に応じてもう一方のパラメータの入力値を自動的に変更するような技術においては、一方のパラメータの入力値が確定されてしまうと、もう一方のパラメータの入力値を設定/変更することができなくなる。実際には、ユーザが先に入力値を設定したパラメータは、該入力値以外の入力値でもよい場合もあるし、また、2番目に入力値を設定しようとしているパラメータは、所望の入力値以外には変更が難しい場合もある。

0013

さらに、一方のパラメータの入力値がもう一方のパラメータの入力値に応じて変化するような2つのパラメータの全てが、互いの入力値が1対1に対応しているとは限らない。

0014

そこで、従来、ユーザは、このような2つのパラメータの入力値を設定する際には、パラメータの入力値を適宜変更し、カットアンドトライで入力値を設定/変更するようになっているが、このような操作方法では、ユーザの操作回数が増加するという問題がある。

0015

なお、一方のパラメータの入力値がもう一方のパラメータの入力値に応じて変化するような2つのパラメータであって、互いの入力値が一意に決まらない、すなわち、互いの入力値が1対多または多対多に対応している2つのパラメータにも、パラメータの入力値を適宜変更し、カット・アンド・トライで入力値を設定/変更する従来技術を適用することが可能であるが、カット・アンド・トライで入力値を設定/変更する際に、2つのパラメータ間相互関連が分かりづらく、ユーザの使い勝手が悪いという問題がある。

0016

本発明の目的は、処理の実行に必要なパラメータの入力値に幅を持たせることで、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性を低減させることを可能とする技術を実現することにある。

0017

これにより、情報処理装置は、処理の実行に必要なパラメータの入力値として、ユーザが設定した入力値、および、該入力値とは別の入力値を取得することが可能となるので、適切な入力値である可能性が増加し、ユーザの1回の操作で、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性を低減させることが可能となる。そこで、特に、ユーザが、相互に関連する2つのパラメータの入力値を、カット・アンド・トライで設定/変更する際に、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。

0018

ところで、2つのパラメータが相互に関連するが、各パラメータの入力値の設定が別々の時点で行われるために、先に入力値を設定するパラメータについて、その時点では、設定された入力値が適切であるか不適切であるかを判断することができない場合がある。

0019

このような場合の例としては、個人予定を管理するスケジューリングソフトにおいて、会議開催日を設定する場合が考えられる。

0020

例えば、A氏,B氏に参加を要請する会議の会議開催日を設定するためには、通常、暫定的な会議開催日である「X月X日」を設定し、ネットワークを介して、「X月X日」に会議を開催する旨をA氏,B氏に通知し、日程調整をするといった作業を行う。ここで、A氏,B氏のうちの少なくとも一方がX月X日に先約がある旨を事前に知っていれば、「X月X日」は、会議開催日というパラメータの入力値として不適切であり、ユーザの設定を禁止することができるが、暫定的な会議開催日を設定する時点では、A氏,B氏の予定は不明であることから、「X月X日」は、会議開催日というパラメータの入力値として適切であり、ユーザの設定が可能となる。

0021

このように、あるパラメータの入力値を設定する時点で、ユーザの設定を禁止する入力値が具体的に分からない場合には、上述したような、一方のパラメータの入力値に応じてもう一方のパラメータの入力値を自動的に変更する従来技術では対処できない。

0022

そこで、このような場合に対処するために、会議開催日を設定する際に、第1希望,第2希望といった複数の入力値を設定する技術が考案されているが、このような技術では、複数の入力値を設定する必要があることから、ユーザの操作回数が増加するという問題がある。また、会議開催時間を設定する際には、会議開催時間というパラメータの入力値が、範囲(ここでは、時間帯)を表すことから、ユーザの操作回数がさらに増加する。

0023

しかしながら、このようには場合でも、本発明の目的を達成すれば、情報処理装置は、処理の実行に必要なパラメータの入力値として、ユーザが設定した入力値を含む複数の入力値を取得することが可能となるので、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。

課題を解決するための手段

0024

上記目的を達成するために、本発明は、第1に、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する入力値取得手段と、上記処理手段から与えられた情報に応じて、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定する許容値決定手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記許容値決定手段が決定した許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えた情報処理装置を提供している。

0025

また、上記目的を達成するために、本発明は、第2に、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記処理手段から与えられた、パラメータに関する情報に応じた許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えた情報処理装置を提供している。

0026

また、上記目的を達成するために、本発明は、第3に、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値、および、該入力値に付加する許容値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記入力値取得手段が取得した許容値を付加することで、該入力値とは別の入力値を求める許容値付加手段とを備えるようにし、上記処理手段が、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値が、実行する処理に適切な入力値であるか否かを判断するようにした情報処理装置を提供している。

発明を実施するための最良の形態

0027

以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。

0028

本発明が提供する情報処理装置は、上述したように、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する入力値取得手段と、上記処理手段から与えられた情報に応じて、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定する許容値決定手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記許容値決定手段が決定した許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えるようにしたものである。

0029

上記入力値取得手段は、スイッチ等の物理的な入力装置による入力情報や、画面上に表示されたコントローラ(スライドスイッチや回転ダイヤル等のグラフィックユーザインターフェース)による操作情報や、キーボードによる入力情報(数値文字/コマンド)等から、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する。

0030

例えば、上記入力値取得手段は、ユーザが、画面上に表示された、回転ダイヤルのつまみを操作して、「2」を表す位置に設定した場合は、「2」という入力値を取得する。

0031

上記許容値決定手段は、上記処理手段から与えられた情報に応じて、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定する。

0032

なお、上記許容値決定手段は、複数の許容値のうちからいずれかの許容値を選択することで、上記入力値取得手段が取得した入力値に付加する許容値を決定するようにし、上記処理手段は、パラメータに関する情報(例えば、パラメータの種類等)に応じて、上記許容値決定手段が選択すべき許容値を特定するための情報を与えるようにすることができる。

0033

例えば、上記処理手段は、印刷処理の実行に必要なパラメータのうちの「印刷部数」というパラメータについては、ユーザが設定した入力値が示す部数以外の部数を印刷する必要はないことから、「0.0」という許容値が特定されるような情報を与える。また、例えば、上記処理手段は、印刷処理の実行に必要なパラメータのうちの「印刷濃度」というパラメータについては、ユーザが設定した入力値が不適切な入力値である場合に備えて、「1.0」という許容値が特定されるような情報を与える。

0034

上記許容値付加手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記許容値決定手段が決定した許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める。

0035

例えば、上記許容値付加手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値が「2」である場合に、「印刷部数」というパラメータについては、「2(=2±0.0)」という入力値のみを求め、「印刷濃度」というパラメータについては、「1(=2−1.0)」,「3(=2+1.0)」という入力値を求める。

0036

これにより、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値を取得し、これらの入力値が、実行する処理に適切な入力値であるか否かを判断することができるようになるので、カット・アンド・トライなしで、ユーザの1回の操作で、上記処理手段が適切な入力値を取得する可能性が増加する。

0037

従って、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性が低減するので、ユーザの操作回数を減らすことができ、使い勝手が向上する。

0038

なお、上記入力値取得手段が、上記許容値付加手段が求めた入力値をユーザが了承するか否かを示す指定を取得するようにすることができ、このようにした場合は、パラメータの種類ごとに、上記入力値取得手段が取得した指定内容を記憶する許容値学習手段をさらに備えるようにし、上記許容値決定手段が、上記許容値学習手段の記憶内容に基づいて、決定した許容値を修正するようにすることができる。

0039

次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。

0040

本発明が提供する情報処理装置は、上述したように、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記処理手段から与えられた、パラメータに関する情報に応じた許容値を付加することで、該入力値を包含する別の入力値、または、該入力値を包含しない別の入力値を求める許容値付加手段とを備えるようにしたものである。

0041

第2の実施の形態が上記第1の実施の形態と異なる点は、上記許容値決定手段が存在していない点であり、これは、上記処理手段が、パラメータに関する情報(例えば、パラメータの種類等)に応じた許容値を、上記許容値付加手段に与えるようにしていることによる。

0042

なお、上記入力値取得手段が、上記許容値付加手段が求めた入力値をユーザが了承するか否かを示す指定を取得するようにすることができ、このようにした場合は、パラメータの種類ごとに、上記入力値取得手段が取得した指定内容を記憶する許容値学習手段と、上記許容値学習手段の記憶内容に基づいて、上記許容値付加手段が付加する許容値を修正する許容値修正手段とをさらに備えるようにすることができる。

0043

次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。

0044

本発明が提供する情報処理装置は、上述したように、処理を実行する処理手段と、上記処理手段が処理を実行するために必要なパラメータの入力値、および、該入力値に付加する許容値を取得する入力値取得手段と、上記入力値取得手段が取得した入力値に、上記入力値取得手段が取得した許容値を付加することで、該入力値とは別の入力値を求める許容値付加手段とを備えるようにし、上記処理手段が、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値が、実行する処理に適切な入力値であるか否かを判断するようにしたものである。

0045

第3の実施の形態が上記第1の実施の形態と異なる点は、上記許容値決定手段が存在していない点であり、これは、上記入力値取得手段が、許容値を取得し、取得した許容値を上記許容値付加手段に与えるようにしていることによる。

0046

なお、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値を、上記許容値付加手段が求めた入力値より優先的に扱うようにすることができる。

0047

また、上記入力値取得手段は、ユーザまたは上記処理手段が設定した、重み付けを表す値である重み値を取得するようにし、上記処理手段は、上記入力値取得手段が取得した入力値、および、上記許容値付加手段が求めた入力値に、各々、上記入力値取得手段が取得した重み値を対応付けることで、両者を区別して扱うようにすることができる。

0048

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。

0049

(実施例1)まず、本発明の第1の実施例について、図1図8を用いて説明する。

0050

本実施例は、上記第1の実施の形態に係る実施例である。

0051

図1は本実施例の情報処理装置の構成図である。

0052

図1において、101は情報処理装置、102はキーボードやマウス等の入力手段、103は情報処理装置101の制御を行うCPU、104はプログラムおよびデータを記憶するRAM・ROM等から構成されたメモリ、105は液晶ディスプレイVRAM表示コントローラ等から構成された表示手段、106はハードディスクPCカード等の2次記憶手段、107はプリンタ音声再生装置等の出力手段、108はバスである。

0053

図2はメモリ104の構成図である。

0054

図2において、201は情報処理装置101の資源管理タスク管理等を行うオペレーティングシステム(OS)であり、情報処理装置101が実行するプログラムが共通に使用するものである。

0055

また、202は入力値取得手段、203は許容値決定手段、204は許容値付加手段であり、これらの手段202,203,204は、OS201の一部を構成している。また、205は入力値を実際に用いてワードプロセッサや表計算等の各種処理を実現するためのアプリケーション手段である。

0056

入力値取得手段202は、アプリケーション手段205からの依頼に従って、アプリケーション手段205が実現する処理の実行に必要なパラメータの入力値を取得するものである。なお、許容値決定手段203,許容値付加手段204は、本実施例の特徴的な部分であり、これらの詳細については後述する。

0057

なお、本実施例では、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204をソフトウェアであるプログラムとして実現し、CPU103がプログラムを実行することにより、本実施例の動作を実現するようにしているが、CPU103とは独立した専用のハードウェアで実現する方法や、ハードウェアおよびソフトウェアの混合構成で実現する方法も可能である。

0058

また、本実施例では、パラメータの入力値を必要としているプログラムがアプリケーション手段205であるものとしているが、OS201やドライバ・BIOS等の他のプログラムであってもよい。

0059

また、本実施例では、メモリ104上における各手段の配置が、図2に示したように、情報処理装置101の起動時等に静的に配置されるものとしているが、必要に応じて、動的に配置されるようにしてもよい。

0060

図3図2に示した各手段の動作関連を示す図である。

0061

図3において、102は入力手段であるが、本実施例では、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0062

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、例えば、図4に示すような入力値設定画面を表示手段105に表示し、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。

0063

すなわち、入力値設定画面において、入力値取得手段202は、マウス102で矢印ボタン401が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合は、つまみ403を規定量だけ左に移動する。また、マウス102で領域402が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合は、つまみ403を規定量だけ左に移動する。また、マウス102で矢印ボタン405が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合は、つまみ403を規定量だけ右に移動する。また、マウスで領域404が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合は、つまみ403を規定量だけ右に移動する。

0064

なお、マウス102で領域402,404が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合には、マウス102で矢印ボタン401,405指示され、かつ、マウス102のボタンが押下された場合に比べて、つまみ403の移動量を大きくする。

0065

また、マウス102でつまみ403が指示され、かつ、マウス102のボタンが押下されたままで座標を移動した(ドラッグした)場合には、移動後の座標位置につまみ403を合わせて移動する。

0066

さらに、入力値取得手段202は、つまみ403の位置と「0」〜「0」の目盛との対応に基づいて、入力値N302を求め、求めた入力値N302を許容値付加手段204に出力する。図4に示した例では、入力値取得手段202が求める入力値N302は、「4」となる。

0067

なお、入力値取得手段202の実現方法は、グラフィックユーザインターフェース(GUI)等として広く利用されている技術である。

0068

さて、図3に戻って、アプリケーション手段205は、入力値を必要としているパラメータの種類(用途)やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に許容値を付加するか否かといった情報、および、許容値を付加する場合には、どのような許容値を付加するかといった情報(許容値算出方法)を、許容値算出方法指示情報F304として、許容値決定手段203に出力する。

0069

なお、許容値算出方法指示情報F304の内容は、パラメータの種類や状況等ごとに、予め固定的に決められているようにしてもよいが、ユーザが、パラメータの種類や状況等ごとに、予めアプリケーション手段205に与えておくようにしてもよい。

0070

また、許容値決定手段203は、アプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報F304の内容に応じて、許容値付加手段204が入力値N302に付加すべき許容値a305を決定し、決定した許容値a305を許容値付加手段204に出力する。

0071

また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、許容値決定手段203から出力された許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。

0072

図5は許容値決定手段203の動作フローチャートである。

0073

許容値決定手段203は、メモリ104上に配置されたプログラムであり、CPU103が該プログラムを実行することによって、図5に示す動作が実現される。

0074

図5に示すように、許容値決定手段203は、まず、アプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報F304を取得する(ステップ501)。

0075

続いて、ステップ501で取得した許容値算出方法指示情報F304の内容に応じてステップ502〜ステップ504で分岐し、各分岐条件に応じて、ステップ505〜ステップ507で許容値a305を決定し、決定した許容値a305を許容値付加手段204に出力する。

0076

本実施例では、許容値算出方法指示情報F304の内容として、許容値を付加しない旨を示す「noPerm」,レベル1の許容値を付加する旨を示す「narrowPerm」,レベル2の許容値を付加する旨を示す「widePerm」の3種類を用意している。そして、許容値決定手段203は、許容値算出方法指示情報F304が「noPerm」である場合は(ステップ502)、許容値a305が「0.0」であると決定し(ステップ505)、許容値算出方法指示情報F304が「narrowPerm」である場合は(ステップ503)、許容値a305が「1.0」であると決定し(ステップ506)、許容値算出方法指示情報F304が「widePerm」である場合は(ステップ504)、許容値a305が「2.0」であると決定する(ステップ507)ようにしている。

0077

このように、本実施例では、許容値a305の決定を、算術計算によって許容値決定手段203が行うようにしているが、許容値算出方法指示情報F304および許容値a305の対応テーブルを用いて許容値a305を決定するようにしてもよい。

0078

図6は許容値付加手段204の動作フローチャートである。

0079

許容値付加手段204は、メモリ104上に配置されたプログラムであり、CPU103が該プログラムを実行することによって、図6に示す動作が実現される。

0080

図6に示すように、許容値付加手段204は、まず、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、許容値決定手段203から出力された許容値a305を加算することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303の上限Npmaxを求める(ステップ601)。また、入力値取得手段202から出力された入力値N302から、許容値決定手段203から出力された許容値a305を減算することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303の下限Npminを求める(ステップ602)。

0081

続いて、ステップ603〜ステップ606で、上限Npmax,下限Npminの範囲を、絶対的な上限Nmax,下限Nminを越えないように、チェック・修正する。

0082

従って、実際にアプリケーション手段205に出力される入力値N'303の内容は、入力値N302,上限Npmax,下限Npminとなる。

0083

上述した動作によって、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせることができる。すなわち、アプリケーション手段205は、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に加えて、該入力値とは別の入力値を取得することができる。

0084

次に、本実施例がもたらす具体的な効果について、図7および図8を用いて説明する。

0085

例えば、アプリケーション手段205が実現する処理が、文書ファイルを印刷する印刷処理である場合に、印刷処理を実行するためには、「印刷部数」,「印刷開始ページ」,「印刷終了ページ」,「印字速度」,「印字品質」等の各種パラメータの入力値が必要となる。

0086

以下の説明では、これらのパラメータのうちの「印字速度」,「印字品質」を例にして、本実施例がもたらす具体的な効果について説明する。

0087

例えば、アプリケーション手段205が、「印字速度」に関する許容値算出方法指示情報Fの内容を、Fv=narrowPermとし、「印字品質」に関する許容値算出方法指示情報Fの内容を、Fq=noPermとする場合を考えると、許容値決定手段203は、「印字速度」に関する許容値aを、av=1.0と決定し、「印字品質」に関する許容値aを、aq=0.0と決定し、許容値付加手段204に出力する。

0088

一方、図7に示すように、ユーザは、マウス102を操作して、つまみ701,702を移動させることで、「印字速度」,「印字品質」の入力値を設定している。そこで、入力値取得手段202は、「印字速度」に関する入力値Nを、Nv=3であると求め、「印字品質」に関する入力値Nを、Nq=7であると求め、許容値付加手段204に出力するので、許容値付加手段204は、「印字速度」に関する入力値N'を、Nv=3,Nvpmax=3+1.0=4,Nvpmin=3−1.0=2であると求め、「印字品質」に関する入力値N'を、Nq=7,Nqpmax=7+0.0=7,Nqpmin=7−0.0=7であると求め、アプリケーション手段205に出力する。

0089

このように、「印字速度」については、実際にユーザが設定した入力値Nは、Nv=3であるが、アプリケーション手段205に出力される入力値N'は、Nv=3,Nvpmax=4,Nvpmin=2となる。

0090

さて、アプリケーション手段205は、許容値付加手段204から入力値N'が出力されると、出力された入力値N'が適切であるか否かを判断する。ここでは、「印字速度」,「印字品質」が、入力値が相互に関連しているパラメータであるので、「印字速度」に関する入力値N'と「印字品質」に関する入力値N'との間の関連を調べる。

0091

例えば、「印字速度」,「印字品質」の入力値が、図8に示すような制約条件の元で成立するように相互に関連している場合に、「印字品質」に関する入力値N'が、Nq=7,Nqpmax=7,Nqpmin=7であることから、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「印字速度」は、「2」であることが分かる。また、「印字速度」に関する入力値N'が、Nv=3,Nvpmax=4,Nvpmin=2であることから、ユーザが実際に設定した入力値であるNv=3では、「印字速度」が「7」のときには制約条件を成立させないが、許容値付加手段204が許容値aを付加した入力値であるNvpmin=2が、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させるので、「印字速度」を「7」とし、「印字品質」を「2」とすれば、ユーザの1回の操作で、アプリケーション手段205が適切な入力値を取得することができることとなる。

0092

なお、図7に示すように、本実施例では、アプリケーション手段205が取得可能な適切な入力値(ここでは、「7」,「2」)を、ユーザに通知するために、703,704に示すように、表示態様を変更している。そして、ユーザが、マウス102でOKボタン705を指示・押下して、通知された入力値を確定(了承)した場合に、アプリケーション手段205が、取得した入力値を用いて処理を実行するようにしている。なお、ユーザは、入力値を設定し直したい場合は、マウス102でNGボタン706を指示・押下すればよい。

0093

上述したように、本実施例によれば、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせるようにしているので、カット・アンド・トライなしで、ユーザの1回の操作で、アプリケーション手段205が適切な入力値を取得する可能性が増加する。従って、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性が低減するので、ユーザの操作回数を減らすことができ、使い勝手が向上する。

0094

特に、2つのパラメータの入力値が、所定の制約条件の元で成立するように相互に関連している場合には、制限条件を成立させる可能性が増加するので、本実施例の効果は顕著なものとなる。

0095

なお、印刷処理を実行するために入力値が必要な、「印刷部数」,「印刷開始ページ」,「印刷終了ページ」というパラメータは、ユーザが設定した入力値に許容値を付加すべきではないパラメータである。これは、例えば、ユーザが文書ファイルを2部だけ印刷したいときに、それ以外の部数を印刷する必要はないからである。

0096

そこで、これらのパラメータについては、アプリケーション手段205は、各々、許容値算出方法指示情報Fの内容を「noPerm」とし、許容値決定手段203は、各々、許容値aを「0.0」と決定し、許容値付加手段204に出力するので、許容値付加手段204は、入力値取得手段202が取得した入力値Nを、入力値N'としてアプリケーション205に出力することとなる。

0097

(実施例2)次に、本発明の第2の実施例について、図9図11を用いて説明する。

0098

本実施例は、上記第2の実施の形態に係る実施例である。

0099

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0100

図9はメモリ104の構成図である。

0101

図9において、201はOS、202は入力値取得手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段である。

0102

本実施例は、許容値aの決定をアプリケーション手段205が行うようにした例であるので、図2においては、許容値決定手段203が存在していない。

0103

上記第1の実施例では、許容値決定手段203が、アプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報Fに応じて許容値aを決定するようにしているので、許容値aが所定の値となっていたが、本実施例では、アプリケーション手段205が、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に付加すべき許容値aを、任意の値とすることが可能となる。

0104

図10図9に示した各手段の動作関連を示す図である。

0105

図10において、102は入力手段であるが、本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0106

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、上記第1の実施例と同様に、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。

0107

アプリケーション手段205は、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に付加すべき許容値a305を、許容値付加手段204に出力する。すなわち、許容値を付加しない場合は、許容値a305として「0.0」を出力し、許容値付加する場合には、許容値a305として任意の値を出力する。

0108

なお、許容値a305の内容は、パラメータの種類や状況等ごとに、予め固定的に決められているようにしてもよいが、ユーザが、パラメータの種類や状況等ごとに、予めアプリケーション手段205に与えておくようにしてもよい。

0109

また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、アプリケーション手段205から出力された許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。

0110

図11は許容値付加手段204の動作フローチャートである。

0111

許容値付加手段204は、メモリ104上に配置されたプログラムであり、CPU103が該プログラムを実行することによって、図11に示す動作が実現される。

0112

図11に示すように、許容値付加手段204は、まず、アプリケーション手段205から出力された許容値a305を取得する(ステップ1101)。

0113

続いて、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、ステップ1101で取得した許容値a305を加算することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303の上限Npmaxを求める(ステップ1102)。また、入力値取得手段202から出力された入力値N302から、ステップ1101で取得した許容値a305を減算することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303の下限Npminを求める(ステップ1103)。

0114

続いて、ステップ1104〜ステップ1107で、上限Npmax,下限Npminの範囲を、絶対的な上限Nmax,下限Nminを越えないように、チェック・修正する。

0115

従って、実際にアプリケーション手段205に出力される入力値N'303の内容は、入力値N302,上限Npmax,下限Npminとなる。

0116

上述した動作によって、本実施例によっても、上記第1の実施例と同様に、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせることができる。

0117

(実施例3)次に、本発明の第3の実施例について、図12図14を用いて説明する。

0118

本実施例は、上記第1の実施の形態に係る実施例であり、特に、上記許容値学習手段をさらに備えるようにした場合の実施例である。

0119

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0120

図12はメモリ104の構成図である。

0121

図12において、201はOS、202は入力値取得手段、203は許容値決定手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段、1201は許容値学習手段である。

0122

本実施例は、入力値Nに許容値aを付加することをユーザが了承したか否かを学習する許容値学習手段1201を設けるようにし、許容値決定手段203が、許容値学習手段1201の学習結果に応じて、許容値aを修正するようにした例であるので、図12においては、許容値学習手段1201が存在している。

0123

許容値学習手段1201も、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204と同様に、OS201の一部を構成している。

0124

図13図12に示した各手段の動作関連を示す図である。

0125

図13において、102は入力手段であるが、本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0126

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、上記第1の実施例と同様に、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。

0127

アプリケーション手段205は、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に許容値を付加するか否かといった情報、および、許容値を付加する場合には、どの程度の許容値を付加するかといった情報を、許容値算出方法指示情報F304として、許容値決定手段203に出力する。

0128

なお、許容値算出方法指示情報F304の内容は、パラメータの種類や状況等ごとに、予め固定的に決められているようにしてもよいが、ユーザが、パラメータの種類や状況等ごとに、予めアプリケーション手段205に与えておくようにしてもよい。

0129

また、許容値決定手段203は、アプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報F304の内容に応じて、許容値付加手段204が入力値N302に付加すべき許容値a305を決定し、決定した許容値a305を許容値付加手段204に出力する。

0130

許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、許容値決定手段203から出力された許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。本実施例では、許容値付加手段204は、さらに、求めた入力値N'303をユーザが了承したか否か、すなわち、入力値N302に許容値a305を付加することをユーザが了承したか否かを示す了承/拒否情報1301を、許容値学習手段1201に出力する。

0131

許容値学習手段1201は、ユーザの操作で入力値N302が設定されたパラメータの種類ごとに、許容値付加手段204から出力された了承/拒否情報1301を記憶し、記憶している了承/拒否情報1301を許容値決定手段203に出力する。

0132

そこで、本実施例では、許容値決定手段203は、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301に応じて、決定した許容値a305を修正してから、許容値付加手段204に出力する。

0133

図14は許容値決定手段203の動作フローチャートである。

0134

許容値決定手段203は、メモリ104上に配置されたプログラムであり、CPU103が該プログラムを実行することによって、図14に示す動作が実現される。

0135

図14に示すように、許容値決定手段203は、まず、アプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報F304を取得する(ステップ1401)。

0136

続いて、ステップ1401で取得した許容値算出方法指示情報F304の内容に応じてステップ1402〜ステップ1404で分岐し、各分岐条件に応じて、ステップ1405〜ステップ1407で許容値a305を決定する。

0137

本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、許容値算出方法指示情報F304の内容として、許容値を付加しない旨を示す「noPerm」,レベル1の許容値を付加する旨を示す「narrowPerm」,レベル2の許容値を付加する旨を示す「widePerm」の3種類を用意している。そして、許容値決定手段203は、許容値算出方法指示情報F304が「noPerm」である場合は(ステップ1402)、許容値a305が「0.0」であると決定し(ステップ1405)、許容値算出方法指示情報F304が「narrowPerm」である場合は(ステップ1403)、許容値a305が「1.0」であると決定し(ステップ1406)、許容値算出方法指示情報F304が「widePerm」である場合は(ステップ1404)、許容値a305が「2.0」であると決定する(ステップ1407)ようにしている。

0138

続いて、許容値決定手段203は、ステップ1408〜ステップ1411で、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301に応じて、決定した許容値a305を修正してから、許容値付加手段204に出力する。

0139

許容値決定手段203は、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301の内容から、入力値N'303を必要としているパラメータについて、前回のユーザの操作で、入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが了承したか拒否したかが分かる。そこで、前回のユーザの操作で、入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが拒否した場合は(ステップ1408)、決定した許容値a305から「1.0」を減算することで、許容値a305を修正し(ステップ1409)、修正後の許容値a305を許容値付加手段204に出力する。ただし、修正後の許容値a305が負の値となった場合は(ステップ1410)、許容値a305を「0.0」に再修正する(ステップ1411)。

0140

図7に示した例で、ユーザが、マウス102でNGボタン706を指示・押下して、「印字速度」の入力値(=2)を拒否した場合は、次に「印字速度」の入力値N302を設定したときには、許容値決定手段203は、許容値学習手段1201の学習結果を反映し、決定した許容値a305を、av=1.0−1.0=0.0と修正することとなる。

0141

なお、許容値付加手段204の動作フローチャートは、図6と同様であるが、ユーザが入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが了承したか拒否したかを示す了承/拒否情報1301を、許容学習手段1201に出力するという動作が加わることとなる。

0142

上述した動作によって、本実施例によっても、上記第1の実施例と同様に、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせることができ、さらに、本実施例によれば、前回のユーザの操作で、ユーザが入力値に幅を持たせることを了承したか否かに応じて、付加する許容値を修正することができる。

0143

なお、本実施例では、許容値学習手段1201の学習内容を、入力値N302に許容値a305を付加することをユーザが了承したか否かを示す了承/拒否情報1301であるようにしているが、拒否時の再設定回数等の他の情報を利用することもできる。

0144

また、本実施例では、許容値学習手段1201が、前回のユーザの操作についての了承/拒否情報1301を学習するようにしているが、過去の所定回数や所定期間のユーザの操作についての了承/拒否情報1301を学習するようにしてもよい。

0145

(実施例4)次に、本発明の第4の実施例について、図15図17を用いて説明する。

0146

本実施例は、上記第2の実施の形態に係る実施例であり、特に、上記許容値学習手段および上記許容値修正手段をさらに備えるようにした場合の実施例である。

0147

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0148

図15はメモリ104の構成図である。

0149

図15において、201はOS、202は入力値取得手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段、1201は許容値学習手段、1501は許容値修正手段である。

0150

本実施例は、上記第3の実施例と同様に、入力値Nに許容値aを付加することをユーザが了承したか否かを学習する許容値学習手段1201を設けるようにし、許容値付加手段204が、許容値学習手段1201の学習結果に応じて、許容値aを修正するようにした例であるので、図15においては、許容値学習手段1201が存在している。

0151

また、本実施例は、上記第2の実施例と同様に、許容値aの決定をアプリケーション手段205が行うようにした例であるので、図15においては、許容値決定手段203が存在せずに、アプリケーション手段205が決定した許容値aを修正する許容値修正手段1501が存在している。そこで、上記第2の実施例と同様に、アプリケーション手段205が、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に付加すべき許容値aを、任意の値とすることが可能となる。

0152

許容値学習手段1201,許容値修正手段1501も、入力値取得手段202,許容値付加手段204と同様に、OS201の一部を構成している。

0153

図16図15に示した各手段の動作関連を示す図である。

0154

図16において、102は入力手段であるが、本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0155

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、上記第1の実施例と同様に、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。

0156

アプリケーション手段205は、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、該パラメータの入力値に付加すべき許容値a305を、許容値修正手段1501に出力する。すなわち、許容値を付加しない場合は、許容値a305として「0.0」を出力し、許容値付加する場合には、許容値a305として任意の値を出力する。

0157

なお、許容値a305の内容は、パラメータの種類や状況等ごとに、予め固定的に決められているようにしてもよいが、ユーザが、パラメータの種類や状況等ごとに、予めアプリケーション手段205に与えておくようにしてもよい。

0158

また、許容値修正手段1501は、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301に応じて、アプリケーション手段205から出力された許容値a305を修正し、許容値付加手段204に出力する。

0159

また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、許容値修正手段1501から出力された修正後の許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。本実施例では、許容値付加手段204は、さらに、求めた入力値N'303をユーザが了承したか否か、すなわち、入力値N302に許容値a305を付加することをユーザが了承したか否かを示す了承/拒否情報1301を、許容値学習手段1201に出力する。

0160

許容値学習手段1201は、ユーザの操作で入力値N302が設定されたパラメータの種類ごとに、許容値付加手段204から出力された了承/拒否情報1301を記憶し、記憶している了承/拒否情報1301を許容値修正手段1501に出力する。

0161

図17は許容値修正手段1501の動作フローチャートである。

0162

許容値修正手段1501は、メモリ104上に配置されたプログラムであり、CPU103が該プログラムを実行することによって、図17に示す動作が実現される。

0163

図17に示すように、許容値修正手段1501は、まず、アプリケーション手段205から出力された許容値a305を取得する(ステップ1701)。

0164

続いて、許容値修正手段1501は、ステップ1702〜ステップ1705で、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301に応じて、ステップ1701で取得した許容値a305を修正し、許容値付加手段204に出力する。

0165

許容値修正手段1501は、許容値学習手段1201から出力された了承/拒否情報1301の内容から、入力値N'303を必要としているパラメータについて、前回のユーザの操作で、入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが了承したか拒否したかが分かる。そこで、前回のユーザの操作で、入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが拒否した場合は(ステップ1702)、ステップ1701で取得した許容値a305から「1.0」を減算することで、許容値a305を修正し(ステップ1703)、修正後の許容値a305を許容値付加手段204に出力する。ただし、修正後の許容値a305が負の値となった場合は(ステップ1704)、許容値a305を「0.0」に再修正する(ステップ1705)。

0166

なお、許容値付加手段204の動作フローチャートは、図6と同様であるが、ユーザが入力値N302に許容値a305を付加することを、ユーザが了承したか拒否したかを示す了承/拒否情報1301を、許容学習手段1201に出力するという動作が加わることとなる。

0167

上述した動作によって、本実施例によっても、上記第1の実施例と同様に、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザがマウス102を操作して設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせることができ、さらに、本実施例によっても、上記第3の実施例と同様に、前回のユーザの操作で、ユーザが入力値に幅を持たせることを了承したか否かに応じて、付加する許容値を修正することができる。

0168

(実施例5)次に、本発明の第5の実施例について、図18を用いて説明する。

0169

本実施例は、上記第1の実施例の変形例である。

0170

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0171

図18はメモリ104の構成図である。

0172

図18において、201はOS、202は入力値取得手段、203は許容値決定手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段である。

0173

上記第1の実施例では、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204が、OS201の一部を構成するようにしているが、本実施例は、これらの手段202,203,204が、アプリケーション手段205の一部を構成するようにした例である。そこで、アプリケーション手段205を実行しないときには、これらの手段202,203,204がメモリ104上に配置されることがないので、メモリ104の利用効率を向上させることが可能となる。

0174

さらに、アプリケーション手段205ごとに、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204を設けることで、アプリケーション手段205が実現する処理に密着した自由度の高い許容値aを付加することが可能となるので、信頼性を向上させることが可能となる。

0175

なお、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204の動作は、上記第1の実施例と同様である。

0176

また、本実施例では、入力値取得手段202,許容値決定手段203,許容値付加手段204の全てが、アプリケーション手段205に含まれるような構成としているが、少なくとも1つの手段が含まれるような構成であってもよい。

0177

(実施例6)次に、本発明の第6の実施例について、図19を用いて説明する。

0178

本実施例は、上記第2の実施例の変形例である。

0179

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0180

図19はメモリ104の構成図である。

0181

図19において、201はOS、202は入力値取得手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段である。

0182

上記第2の実施例では、入力値取得手段202,許容値付加手段204が、OS201の一部を構成するようにしているが、本実施例は、これらの手段202,204が、アプリケーション手段205の一部を構成するようにした例である。そこで、アプリケーション手段205を実行しないときには、これらの手段202,204がメモリ104上に配置されることがないので、メモリ104の利用効率を向上させることが可能となる。

0183

さらに、アプリケーション手段205ごとに、入力値取得手段202,許容値付加手段204を設けることで、アプリケーション手段205が実現する処理に密着した自由度の高い許容値aを付加することが可能となるので、信頼性を向上させることが可能となる。

0184

なお、入力値取得手段202,許容値付加手段204の動作は、上記第2の実施例と同様である。

0185

また、本実施例では、入力値取得手段202,許容値付加手段204の両方が、アプリケーション手段205に含まれるような構成としているが、一方の手段が含まれるような構成であってもよい。

0186

(実施例7)次に、本発明の第7の実施例について、図20図24を用いて説明する。

0187

本実施例は、上記第3の実施の形態に係る実施例である。

0188

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0189

図20はメモリ104の構成図である。

0190

図20において、201はOS、202は入力値取得手段、204は許容値付加手段、205はアプリケーション手段である。

0191

本実施例は、ユーザが、入力値Nの設定と同時に、入力値Nに付加する許容値aを設定することを可能としたり、入力値Nに許容値aを付加した結果である上限Npmax,下限Npminを直接設定することを可能としたりする例であるので、図20においては、許容値決定手段203が存在していない。

0192

図21図20に示した各手段の動作関連を示す図である。

0193

図21において、102は入力手段であるが、本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0194

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、上記第1の実施例と同様に、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。本実施例では、入力値取得手段202は、さらに、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、許容値a305を取得する。

0195

また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、入力値取得手段202から出力された許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。

0196

なお、許容値付加手段204の動作フローチャートは、図6と同様であるが、後述するように、上限Npmax,下限Npminをユーザが直接設定するようにした場合は、許容値付加手段204は、入力値N302,上限Npmax,下限Npminを、そのまま、入力値N'303としてアプリケーション手段205に出力することとなる。

0197

ここで、ユーザが入力値Nおよび許容値aを設定する操作について、図22図24を用いて説明する。

0198

入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、例えば、図22に示すような入力値設定画面を表示手段105に表示する。

0199

図22に示す入力値設定画面において、ユーザは、マウス102でつまみ2201を指示し、マウス102のボタンを押下することで、所望の入力値N(ここでは、「4」)を設定し、さらに、必要に応じて、ダイアログボックス2202において、入力値Nに付加する許容値a305(ここでは、「1」)を設定することができる。この場合は、設定する許容値aが1種類であるので、入力値Nと下限Npminとの差、および、入力値Nと上限Npmaxとの差が、共に、ユーザが設定した許容値aとなるが、入力値Nと下限Npminとの差となる許容値a、および、入力値Nと上限Npmaxとの差となる許容値aを、別々に設定するようにすれば、両者を異なる値とすることができる。

0200

なお、ユーザが許容値aを設定した場合に、入力値Nに許容値aを付加した結果である上限Npmax,下限Npminをユーザが分かるようにすることが好ましく、図22では、つまみ2201の両側が、上限Npmax(=4+1=5),下限Npmin(=4−1=3)の目盛まで左右に広がるようしている。

0201

また、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、例えば、図23に示すような入力値設定画面を表示手段105に表示する。

0202

図23に示す入力値設定画面において、ユーザは、マウス102でつまみ2301を指示し、マウス102のボタンを押下することで、所望の入力値N(ここでは、「4」)を設定し、さらに、必要に応じて、つまみ2301の両側2302,2303を、マウス102で所望の目盛までドラッグすることで、上限Npmax(ここでは、「7」),下限Npmin(ここでは、「2」)を、直接設定することができる。この場合は、入力値Nと下限Npminとの差、および、入力値Nと上限Npmaxとの差が、必ずしも同じ値でなくてもよい。

0203

また、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、例えば、図24に示すような入力値設定画面を表示手段105に表示する。図24は、時間帯等の範囲を表す入力値Nを設定するときの入力値設定画面の例である。

0204

図24に示す入力値設定画面において、ユーザは、マウス102でつまみ2401を指示し、マウス102のボタンを押下することで、所望の範囲の入力値N(ここでは、「3」〜「5」)を設定し、さらに、必要に応じて、つまみ2401の両側2402,2403を、マウス102で所望の目盛までドラッグすることで、上限Npmax(ここでは、「7」),下限Npmin(ここでは、「2」)を、直接設定することができる。この場合も、入力値Nと下限Npminとの差、および、入力値Nと上限Npmaxとの差が、必ずしも同じ値でなくてもよい。

0205

上述したように、実施例によれば、ユーザが、入力値Nの設定と同時に、入力値Nに付加する許容値aを設定することを可能としたり、入力値Nに許容値aを付加した結果である上限Npmax,下限Npminを直接設定することを可能としたりしているので、ユーザの設定意図をアプリケーション手段205に伝える効率を向上させることができる。

0206

なお、図22図24に示した入力値設定画面のほかに、別の構成の入力値設定画面であってもよく、さらに、他の入力手段102を用いて入力値を設定することも可能である。

0207

また、本実施例を、上述した実施例のいずれかと組合せ、ユーザが設定した許容値aを付加して入力値N'を求めるようにする場合と、情報処理装置101が決定した許容値aを付加して入力値N'を求めるようにする場合とを、選択・切り替え可能とする構成や、ユーザが許容値aを設定しなかった場合に、情報処理装置101が決定した許容値aを付加して入力値N'を求めるようにする構成も可能である。

0208

(実施例8)ところで、上記第7の実施例は、ユーザが設定する入力値Nがメニュー選択画面におけるメニュー項目である場合にも適用することができ、このような場合の例を、第8の実施例として、図25および図26を用いて説明する。

0209

入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値(メニュー項目)を必要とした場合に、例えば、図25に示すようなメニュー選択画面を表示手段105に表示する。

0210

図25に示すメニュー選択画面において、ユーザは、メニュー項目A〜Eのチェックボックス2501〜2505のうちの、所望のメニュー項目(ここでは、「C」)のチェックボックス2503を、マウス102で指示し、マウス102のボタンを押下(クリック)することで、メニュー項目Cを選択することができる。このとき、選択されたメニュー項目Cのチェックボックス2503には、「×」が表示され、選択されたことが分かるようになっている。

0211

さらに、ユーザは、必要に応じて、別のメニュー項目(ここでは、「B」)のチェックボックス2502を、マウス102で指示し、マウス102のボタンを2回押下(ダブルクリック)することで、メニュー項目Bを選択することができる。このとき、選択されたメニュー項目Bのチェックボックス2502には、表示態様が変更された「×」が表示され、選択されたことが分かるようになっている。

0212

ユーザがマウス102で指示・クリックすることで選択したメニュー項目Cは、上記7の実施例における入力値Nとして扱い、ユーザがマウス102で指示・ダブルクリックすることで選択したメニュー項目Bは、上記第7の実施例における上限Npmax,下限Npminとして扱うことで、上記第7の実施例に適用することが可能となる。

0213

つまり、ユーザは、所望のメニュー項目を選択し、このとき同時に、選択したメニュー項目が適切でない場合に備えて、別のメニュー項目を選択しておくことができる。

0214

なお、別のメニュー項目の選択の仕方は、上述した例に限るものではない。

0215

また、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値(メニュー項目)を必要とした場合に、例えば、図26に示すようなメニュー選択画面を表示手段105に表示する。

0216

図26に示すメニュー選択画面において、ユーザは、メニュー項目A〜Eのチェックボックス2601〜2605のうちの、所望のメニュー項目(ここでは、「C」)のチェックボックス2603を、マウス102で指示し、マウス102のボタンを押下(クリック)することで、メニュー項目Cを選択することができる。このとき、選択されたメニュー項目Cのチェックボックス2603には、「×」が表示され、選択されたことが分かるようになっている。

0217

さらに、ユーザは、必要に応じて、ボタン2606,2608を、マウス102で指示し、マウス102のボタンを押下(クリック)することで、別のメニュー項目を選択することができる。すなわち、ボタン2606を指示・押下すると、メニュー項目Bより上位に表示されているメニュー項目A,Bを選択することができ、ボタン2608を指示・押下すると、メニュー項目Bより下位に表示されているメニュー項目D,Eを選択することができる。

0218

図26は、ボタン2606が指示・押下された例を示しており、このとき、選択されたメニュー項目A,Bのチェックボックス2601,2602には、表示態様が変更された「×」が表示され、選択されたことが分かるようになっている。

0219

なお、ユーザは、選択したメニュー項目以外のメニュー項目を認めない場合には、ボタン2607を指示・押下することができる。

0220

ユーザがマウス102で指示・クリックすることで選択したメニュー項目Cは、上記7の実施例における入力値Nとして扱い、ユーザがボタン2606を指示・押下することで選択したメニュー項目A,B、または、ユーザがボタン2608を指示・押下することで選択したメニュー項目D,Eは、上記第7の実施例における上限Npmax,下限Npminとして扱うことで、上記第7の実施例に適用することが可能となる。

0221

つまり、ユーザは、所望のメニュー項目を選択し、このとき同時に、選択したメニュー項目が適切でない場合に備えて、別のメニュー項目を選択しておくことができ、また、選択したメニュー項目以外のメニュー項目を認めない旨の意思表示を行うこともできる。

0222

なお、図25および図26に示したメニュー選択画面のほかに、別の構成のメニュー選択画面であってもよく、さらに、他の入力手段102を用いてメニュー項目を選択することも可能である。

0223

(実施例9)次に、本発明の第9の実施例について、図27を用いて説明する。

0224

本実施例は、上記第3の実施の形態に係る実施例であり、特に、上記処理手段が、上記入力値取得手段が取得した入力値を、上記許容値付加手段が求めた入力値より優先的に扱うようにした場合の実施例である。

0225

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0226

また、メモリ104の構成図および各手段の動作関連を示す図は、図20および図21と同様である。

0227

本実施例は、アプリケーション手段205に出力される入力値N'のうちの、入力値Nと、それ以外の入力値(上限Npmax,入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値,下限Npmin,入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値)とを区別し、これらに重み付けを行うようにした例である。

0228

例えば、図27(a)に示すように、入力値設定画面において、ユーザが設定した入力値Nが「4」であり、ユーザが設定した許容値aを入力値Nに付加した上限Npmax,下限Npmin(または、ユーザが直接設定した上限Npmax,下限Npmin)が、各々、「6」,「2」であるとすると、上述したように、許容値付加手段204は、これらの値を、入力値N'としてアプリケーション手段205に出力する。

0229

アプリケーション手段205は、許容値付加手段204から入力値N'が出力されると、例えば、図27(b)に示すように、入力値N'のうちの入力値N(=4)に、最大の重み付けを表す重み値G(ここでは、「1.0」)を対応付ける。また、入力値N'のうちの上限Npmax(=6),入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値(=5),入力値N'のうちの下限Npmin(=2),入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値(=3)に、各々、入力値Nに対応付けた重み値Gより小さい値の、所定の重み値G(ここでは、「0.5」)を、一律に対応付ける。

0230

これにより、アプリケーション手段205は、許容値付加手段204から出力された入力値N'が適切であるか否かを判断する際に、ユーザが設定した入力値Nを、それ以外の入力値(上限Npmax,入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値,下限Npmin,入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値)より優先的に扱うことが可能となる。

0231

ここで、アプリケーション手段205が、入力値N'が適切であるか否かを判断する具体的な例について、許容値付加手段204から出力された入力値N'が、上述した「印字速度」というパラメータの入力値である場合を例にして説明する。

0232

なお、「印字品質」というパラメータの入力値N'は、入力値N,上限Npmax,下限Npminが共に「7」であるとする。

0233

アプリケーション手段205は、「印字速度」,「印字品質」の入力値が、図8に示した制約条件の元で成立するように相互に関連している場合に、「印字品質」に関する入力値N'が、入力値N,上限Npmax,下限Npminが共に「7」であることから、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「印字速度」は、「2」であることが分かる。また、「印字速度」に関する入力値N'が、入力値N=4,上限Npmax=6,下限Npmin=2であることから、ユーザが実際に設定した入力値N=4では、「印字速度」が「7」のときには制約条件を成立させないが、下限Npmin=2が、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させることが分かる。

0234

ただし、本実施例では、さらに、図8に示す制約条件を成立させるために必要な重み値Gの値(ここでは、「0.3」)が決められている。

0235

ここでは、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「2」という「印字品質」の入力値に対応付けた重み値Gが「0.5(>0.3)」であり、図8に示す制約条件を成立させるためには十分であるので、「印字速度」を「7」とし、「印字品質」を「2」とすれば、ユーザの1回の操作で、アプリケーション手段205が適切な入力値を取得することができることとなる。

0236

(実施例10)次に、本発明の第10の実施例について、図28図32を用いて説明する。

0237

本実施例は、上記第3の実施の形態に係る実施例であり、特に、上記入力値取得手段が、ユーザが設定した重み値を取得するようにした場合の実施例である。

0238

本実施例の情報処理装置の構成図は、図1と同様である。

0239

また、メモリ104の構成図は、図20と同様である。

0240

本実施例は、上記第9の実施例と同様に、アプリケーション手段205に出力される入力値N'のうちの、入力値Nと、それ以外の入力値(上限Npmax,入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値,下限Npmin,入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値)とを区別し、これらに重み付けを行うようにした例であり、さらに、ユーザが重み値Gを設定することを可能とした例である。

0241

図28図20に示した各手段の動作関連を示す図である。

0242

図28において、102は入力手段であるが、本実施例でも、上記第1の実施例と同様に、入力手段102としてマウスを用いるものとする。

0243

まず、入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、上記第1の実施例と同様に、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、入力値N302を取得する。また、入力値取得手段202は、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、許容値a305を取得する。本実施例では、入力値取得手段202は、さらに、マウス102の操作に応じてマウス102から出力されるマウス102の移動情報・ボタン押下情報301に従って、重み値G2801を取得する。

0244

また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された入力値N302に、入力値取得手段202から出力された許容値a305を付加することで、アプリケーション手段205に出力する入力値N'303を求め、求めた入力値N'303をアプリケーション手段205に出力する。また、許容値付加手段204は、入力値取得手段202から出力された重み値G2801をアプリケーション手段205に出力する。

0245

なお、許容値付加手段204の動作フローチャートは、図6と同様であるが、入力値取得手段202から出力された重み値G2801をアプリケーション手段205に出力するという動作が加わる。また、上記第7の実施例で説明したように、上限Npmax,下限Npminをユーザが直接設定するようにした場合は、許容値付加手段204は、入力値N302,上限Npmax,下限Npminを、そのまま、入力値N'303としてアプリケーション手段205に出力することとなる。

0246

ここで、ユーザが重み値Gを設定する操作について、図29を用いて説明する。

0247

入力値取得手段202は、アプリケーション手段205がパラメータの入力値を必要とした場合に、例えば、図29(a)に示すような入力値設定画面を表示手段105に表示する。

0248

図29(a)に示す入力値設定画面において、ユーザが入力値Nおよび許容値a(または、上限Npmax,下限Npmin)を設定する操作は、上記第7の実施例で説明した通りである。

0249

図29(a)の例では、入力値N,上限Npmax,下限Npminが、各々、「3」,「4」,「2」となっており、上述したように、許容値付加手段204は、これらの値を、入力値N'としてアプリケーション手段205に出力する。

0250

また、図29(a)に示す入力値設定画面において、ユーザが、つまみ2901の上部にある特定領域2902をマウス102で指示・押下すると、入力値取得手段202は、重み値Gを設定するための重み値設定用領域2903を表示手段105に表示する。

0251

そこで、ユーザは、重み値設定用領域2903において、マウス102で三角形指示アイテム2904を上下にドラッグすることで、重み値Gを設定することができる。

0252

具体的には、ユーザは、重み値Gの最大値を、「0.0」〜「1.0」のうちの所望の値に設定することができるようにしており、図29(b)に示すように、ユーザが設定した重み値Gの最大値(ここでは、「1.0」)を、入力値N(=3)に対応付ける。そして、上限Npmax(=4),下限Npmin(=2)には、各々、「0.0」を重み値Gとして対応付ける。

0253

なお、この例では、入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値、および、入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値が存在していないが、存在する場合には、入力値Nに対応付けた重み値Gと上限Npmax,下限Npminにに対応付けた重み値G(=0.0)とを直線で結んだときの、重み値Gの座標軸に相当する値を、重み値Gとして対応付ける。

0254

また、図29(b)に示す内容を表示手段105に表示して、重み付けの様子をユーザが分かるようにしてもよい。

0255

これらの重み値Gは、入力値取得手段202によって求められ、許容値付加手段204を介してアプリケーション手段205に出力される。

0256

これにより、アプリケーション手段205は、許容値付加手段204から出力された入力値N'が適切であるか否かを判断する際に、ユーザが設定した入力値Nを、それ以外の入力値(上限Npmax,入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値,下限Npmin,入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値)より優先的に扱うことが可能となる。

0257

ここで、アプリケーション手段205が、入力値N'が適切であるか否かを判断する具体的な例について、許容値付加手段204から出力された入力値N'が、上述した「印字速度」というパラメータの入力値である場合を例にして説明する。

0258

なお、「印字品質」というパラメータの入力値N'は、入力値N,上限Npmax,下限Npminが共に「7」であるとする。

0259

アプリケーション手段205は、「印字速度」,「印字品質」の入力値が、図8に示した制約条件と同様の、図31に示すような制約条件の元で成立するように相互に関連している場合に、「印字品質」に関する入力値N'が、入力値N,上限Npmax,下限Npminが共に「7」であることから、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「印字速度」は、「2」であることが分かる。また、「印字速度」に関する入力値N'が、入力値Nv=3,上限Nvpmax=4,下限Nvpmin=2であることから、ユーザが実際に設定した入力値Nv=3では、「印字速度」が「7」のときには制約条件を成立させないが、下限Nvpmin=2が、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させることが分かる。

0260

ただし、本実施例では、さらに、図31に示す制約条件を成立させるために必要な重み値Gの値(ここでは、「0.3」)が決められている。

0261

ここでは、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「2」という「印字品質」の入力値に対応付けた重み値Gが「0.0(<0.3)」であるので、図31に示す制約条件を成立させることはできず、アプリケーション手段205が適切な入力値を取得することはできない。

0262

ところが、図30(a)に示すように、ユーザが設定した入力値N,上限Npmax,下限Npminが、各々、「3」,「5」,「1」となっており、ユーザが設定した重み値Gの最大値が「1.0」となっている場合は、図30(b)に示すように、入力値N(=3)に対応付けられる重み値Gは「1.0」となり、上限Npmax(=5),下限Npmin(=1)に対応付けられる重み値Gは、各々、「0.0」となり、入力値Nと上限Npmaxとの間に存在する入力値(=2),入力値Nと下限Npminとの間に存在する入力値(=4)に対応付けられる重み値Gは、各々、「0.5」となる。

0263

そこで、「印字速度」が「7」のときに制約条件を成立させる「2」という「印字品質」の入力値Nv2に対応付けた重み値Gが「0.5(>0.3)」であり、図8に示した制約条件と同様の、図32に示すような制約条件を成立させるためには十分であるので、「印字速度」を「7」とし、「印字品質」を「2」とすれば、ユーザの1回の操作で、アプリケーション手段205が適切な入力値を取得することができることとなる。

0264

なお、本実施例では、ユーザが重み値Gの最大値を設定するようにし、他の入力値に対応付ける重み値Gを、直線を用いて決定しているが、重み値Gの設定方法および決定方法は、これに限るものではない。

0265

ところで、上述した全ての実施例においては、ユーザが入力値Nを設定するようにしているが、入力値を必要としているアプリケーション手段205とは別のアプリケーション手段205が入力値Nを設定するようにしてもよい。また、他の情報処理装置と接続されている場合に、他の情報処理装置が入力値Nを設定するようにしてもよい。

0266

また、上記第1の実施の形態に係る全ての実施例で説明した情報処理装置が2台以上接続された情報処理システム構築した場合に、各情報処理装置の許容値決定手段203が、他の情報処理装置のアプリケーション手段205から出力された許容値算出方法指示情報Fに応じて、許容値aを決定することができるようにすると、1つの許容値算出方法指示情報Fを、これらの情報処理装置が共有することができるようになる。

0267

また、上記第1の実施の形態に係る全ての実施例で説明した情報処理装置が2台以上接続された情報処理システムを構築した場合に、各情報処理装置の許容値付加手段204が、他の情報処理装置の許容値決定手段203が決定した許容値aを付加することができるようにすると、1つの許容値aを、これらの情報処理装置が共有することができるようになる。

0268

また、上記第2の実施の形態に係る全ての実施例で説明した情報処理装置が2台以上接続された情報処理システムを構築した場合に、各情報処理装置の許容値付加手段204が、他の情報処理装置のアプリケーション手段205から出力された許容値aを付加することができるようにすると、1つの許容値aを、これらの情報処理装置が共有することができるようになる。

0269

また、上記第3の実施の形態に係る全ての実施例で説明した情報処理装置が2台以上接続された情報処理システムを構築した場合に、各情報処理装置の許容値付加手段204が、他の情報処理装置の入力値取得手段202が取得した許容値aを付加することができるようにすると、1つの許容値aを、これらの情報処理装置が共有することができるようになる。

発明の効果

0270

以上説明したように、本発明によれば、入力値を必要としているパラメータの種類やそのときの状況等に応じて、ユーザが設定した入力値に許容値を付加することで、入力値に幅を持たせるようにしているので、ユーザが設定した入力値が拒絶される可能性が低減する。従って、ユーザの操作回数を低減させることができるので、ユーザの使い勝手を向上させることができる。

0271

特に、2つのパラメータの入力値が、所定の制約条件の元で成立するように相互に関連している場合には、制限条件を成立させる可能性が増加するので、信頼性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0272

図1第1の実施例の情報処理装置の構成図。
図2第1の実施例におけるメモリの構成図。
図3第1の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図4第1の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図5第1の実施例における許容値決定手段の動作フローチャート。
図6第1の実施例における許容値付加手段の動作フローチャート。
図7第1の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図8相互に関連するパラメータの入力値が適切となるための制約条件の例を示す説明図。
図9第2の実施例におけるメモリの構成図。
図10第2の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図11第2の実施例における許容値付加手段の動作フローチャート。
図12第3の実施例におけるメモリの構成図。
図13第3の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図14第3の実施例における許容値決定手段の動作フローチャート。
図15第4の実施例におけるメモリの構成図。
図16第4の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図17第4の実施例における許容値修正手段の動作フローチャート。
図18第5の実施例におけるメモリの構成図。
図19第6の実施例におけるメモリの構成図。
図20第7の実施例におけるメモリの構成図。
図21第7の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図22第7の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図23第7の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図24第7の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図25第8の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図26第8の実施例における入力値設定画面の例を示す説明図。
図27第9の実施例における入力値設定画面および重み付けの例を示す説明図。
図28第10の実施例における各手段の動作関連を示す説明図。
図29第10の実施例における入力値設定画面および重み付けの例を示す説明図。
図30第10の実施例における入力値設定画面および重み付けの例を示す説明図。
図31相互に関連するパラメータの入力値が適切となるための制約条件の例を示す説明図。
図32相互に関連するパラメータの入力値が適切となるための制約条件の例を示す説明図。

--

0273

101…情報処理装置、102…入力手段、103…CPU、104…メモリ、105…表示手段、106…2次記憶手段、107…出力手段、108…バス、201…オペレーティングシステム(OS)、202…入力値取得手段、203…許容値決定手段、204…許容値付加手段、205…アプリケーション手段、1201…許容値学習手段、1501…許容値修正手段。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ