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技術 毛髪脱色剤

出願人 ホーユー株式会社
発明者 尾関宏之山本敏彦
出願日 1995年8月30日 (25年3ヶ月経過) 出願番号 1995-246863
公開日 1997年3月11日 (23年8ヶ月経過) 公開番号 1997-067236
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 鎖式アルコール 使用時濃度 毛切れ 脱色試験 毛先部分 スチルベン染料 毛小皮 粉末状混合物
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年3月11日)のものです。
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解決手段

過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤において、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量が10%以下であることを特徴とする毛髪脱色剤。

効果

毛髪の損傷が少なく、しかも、強く、均一な脱色効果が得られる毛髪脱色剤を得ることができる。

概要

背景

従来、脱色効果の強い過硫酸塩を含有する毛髪脱色剤としては、下記のa〜cのタイプのものが一般的に知られている。

a)アルカリ剤および界面活性剤を含む液状またはクリーム状第1剤、酸化剤を含む液状またはクリーム状第2剤、そして、過硫酸塩を含む粉末状活性化剤からなり、第1剤に活性化剤を添加した後、第2剤と混合して使用する3剤式毛髪脱色剤
b)過硫酸塩、アルカリ剤および増粘剤を含む粉末状第1剤を、酸化剤を含む液状またはクリーム状第2剤に溶解して使用する2剤式毛髪脱色剤。
c)過硫酸塩、酸化剤、アルカリ剤および増粘剤を含む粉末状混合物を、水に溶解して使用する1剤式毛髪脱色剤。

アルカリ剤および酸化剤を含む脱色剤に、さらに過硫酸塩を配合し脱色力をより強力にした毛髪脱色剤を使用する場合、毛髪根元部分の温度が体温に近いのに対し、毛先部分外気温に近いため、温度の高い根元部分が強く脱色され、毛髪の根元から毛先まで均一に脱色することが難しいという欠点があった。従って、これらの毛髪脱色剤を用いて、均一な仕上がりを得ようとする場合、温度の影響による毛髪脱色力を調節するために、先に薬液を温度の低い毛先部分に塗布、次に、一定時間をおいて温度の高い根元部分に塗布するといった操作が必要であった。

また、これらの毛髪脱色剤の作用メカニズムは、発生期酸素により、毛髪の色調を決定している色素メラニン顆粒酸化分解するもので、黒色を褐色から黄色にすることができる。しかし、毛髪の皮質あるいはケラチン自体も、この酸化分解反応を受ける恐れがある。例えば、H.Zahnは、このケラチンの酸化は、先ず毛髪の構造を保つのに重要なシスチン結合において起こると報告している(J.Soc.Cosmet.Chem.Vol.17,p.687,1966)。また、C.Robbinsらの報告によると、他のアミノ酸残基も、同様に酸化されているとしている(J.Soc.Cosmet.Chem.Vol.20,p.555,1969)。その結果、発生期の酸素によるメラニン顆粒の酸化分解反応は、毛髪ケラチンに対しても重大な損傷を与えてしまい、毛髪は、パサツキゴワツキ毛切れなどが起こり、外観的にはのない毛髪になるという問題があった。

概要

過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤において、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量が10%以下であることを特徴とする毛髪脱色剤。

毛髪の損傷が少なく、しかも、強く、均一な脱色効果が得られる毛髪脱色剤を得ることができる。

目的

そこで本発明は、強く、均一な脱色効果が得られ、しかも毛髪の損傷が少ない毛髪脱色剤を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
9件

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請求項1

過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤において、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量が10%以下であることを特徴とする毛髪脱色剤。

請求項2

高級アルコールを含む第1剤、酸化剤を含む第2剤、過硫酸塩を含む第3剤からなることを特徴とする請求項1記載の毛髪脱色剤。

請求項3

酸化剤が過酸化水素過炭酸ナトリウム硫酸ナトリウム過酸化水素付加物およびピロリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1〜2記載の毛髪脱色剤。

請求項4

カチオン性界面活性剤、またはカチオン化ポリマーの1種または2種以上を含むことを特徴とする請求項1〜3記載の毛髪脱色剤。

技術分野

0001

本発明は毛髪脱色剤に関するもので、詳しくは、毛髪の損傷が少なく、しかも、強く、均一な脱色効果が得られる毛髪脱色剤に関するものである。

背景技術

0002

従来、脱色効果の強い過硫酸塩を含有する毛髪脱色剤としては、下記のa〜cのタイプのものが一般的に知られている。

0003

a)アルカリ剤および界面活性剤を含む液状またはクリーム状第1剤、酸化剤を含む液状またはクリーム状第2剤、そして、過硫酸塩を含む粉末状活性化剤からなり、第1剤に活性化剤を添加した後、第2剤と混合して使用する3剤式毛髪脱色剤
b)過硫酸塩、アルカリ剤および増粘剤を含む粉末状第1剤を、酸化剤を含む液状またはクリーム状第2剤に溶解して使用する2剤式毛髪脱色剤。
c)過硫酸塩、酸化剤、アルカリ剤および増粘剤を含む粉末状混合物を、水に溶解して使用する1剤式毛髪脱色剤。

0004

アルカリ剤および酸化剤を含む脱色剤に、さらに過硫酸塩を配合し脱色力をより強力にした毛髪脱色剤を使用する場合、毛髪は根元部分の温度が体温に近いのに対し、毛先部分外気温に近いため、温度の高い根元部分が強く脱色され、毛髪の根元から毛先まで均一に脱色することが難しいという欠点があった。従って、これらの毛髪脱色剤を用いて、均一な仕上がりを得ようとする場合、温度の影響による毛髪脱色力を調節するために、先に薬液を温度の低い毛先部分に塗布、次に、一定時間をおいて温度の高い根元部分に塗布するといった操作が必要であった。

0005

また、これらの毛髪脱色剤の作用メカニズムは、発生期酸素により、毛髪の色調を決定している色素メラニン顆粒酸化分解するもので、黒色を褐色から黄色にすることができる。しかし、毛髪の皮質あるいはケラチン自体も、この酸化分解反応を受ける恐れがある。例えば、H.Zahnは、このケラチンの酸化は、先ず毛髪の構造を保つのに重要なシスチン結合において起こると報告している(J.Soc.Cosmet.Chem.Vol.17,p.687,1966)。また、C.Robbinsらの報告によると、他のアミノ酸残基も、同様に酸化されているとしている(J.Soc.Cosmet.Chem.Vol.20,p.555,1969)。その結果、発生期の酸素によるメラニン顆粒の酸化分解反応は、毛髪ケラチンに対しても重大な損傷を与えてしまい、毛髪は、パサツキゴワツキ毛切れなどが起こり、外観的にはのない毛髪になるという問題があった。

発明が解決しようとする課題

0006

このため、これらの強力タイプの毛髪脱色剤を使用する場合、特に自分自身で毛髪脱色操作を行う場合には、仕上がりに大きなムラが生じたり、毛髪損傷を引き起こすことが多かった。そのため、アルカリ剤と過酸化水素水からなる弱いタイプの毛髪脱色剤を使用するか、または専門技術を持った美容師に操作を依頼することが必要となり、容易に強い毛髪の脱色を行うことは難しかった。従って、特に技術的な操作を必要とせず、強く、均一な仕上がりで、しかも毛髪損傷の少ない毛髪脱色剤の開発が望まれていた。

0007

そこで本発明は、強く、均一な脱色効果が得られ、しかも毛髪の損傷が少ない毛髪脱色剤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明者は、上記実状に鑑み、従来の過硫酸塩を含む脱色効果の強い毛髪脱色剤の欠点を解決すべく鋭意検討の結果、高級アルコールを配合することによって、毛髪上での薬液の広がり浸透を効果的にすること、また使用時に低級アルコールまたは多価アルコールを用いないか、または用いたとしてもその濃度を低くすることによって、脱色力が温度の影響を受けにくくなることを見い出した。さらに、この高級アルコールを配合し、低級アルコールまたは多価アルコールを用いないか、または用いたとしてもその濃度を低くすることによって、強く、かつ毛先から根元まで均一な毛髪脱色効果が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤において、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量が10%以下であることを特徴とする毛髪脱色剤である。

0009

以下、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられる高級アルコールとは、炭素数6以上の1価アルコールで、ラウリルアルコールセタノールセトステアリルアルコールステアリルアルコールオレイルアルコールベヘニルアルコールラノリンアルコール水添ラノリンアルコール、ヘキシルドデカノールオクチルドデカノールなどが挙げられる。

0010

高級アルコールの毛髪脱色剤への配合量は、使用時濃度で通常0.01〜10重量%であり、0.01重量%未満では均一な脱色効果が得ることはできず、また10重量%を越えて配合してもそれ以上の効果は期待できない。なお、配合量の下限については、0.1重量%が好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より強く均一な脱色効果が得られる。上限については、5重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は脱色効果の上昇は少なくなる。また、この高級アルコールは1剤式から3剤式に関わらずいずれにも配合することができる。

0011

一方、低級アルコールとは、炭素数1〜5の鎖式アルコールであり、多価アルコールとは、分子中に2個以上の水酸基を有するアルコールで、低級アルコール、多価アルコールともに、主に溶剤として用いられている化粧品原料である。例えば、低級アルコールとしては、エタノールイソプロピルアルコールなどが、また多価アルコールとしては、エチレングリコールポリエチレングリコールプロピレングリコールグリセリンソルビトールなどが一般的によく使われている。化粧品原料として、低級アルコール、多価アルコールなどの溶剤は、保湿効果、製品安定化効果、増粘効果などに優れるため、不可欠な配合成分と考えられてきている。しかし、毛髪脱色剤において、その使用時濃度での配合量が、10%を越えると、脱色効果が著しく低下する。しかも、図1に示すようにその脱色力の低下度合いは、毛髪の温度が低いほど大きく、温度の高い毛髪根元部分と低い毛先部分とでは、脱色後の明るさにかなりの違いが生じてしまう。

0012

ID=000002HE=070 WI=100 LX=0550 LY=1100
さらに、本発明の必須成分の過硫酸塩としては、過硫酸ナトリウム過硫酸カリウム過硫酸アンモニウムが挙げられる。その配合量は使用時の濃度で通常、1〜50重量%、脱色効果の点から特に好ましくは、5〜20重量%である。

0013

また、酸化剤としては、過酸化水素過炭酸ナトリウム硫酸ナトリウム過酸化水素付加物ピロリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物が挙げられる。その配合量は使用時の濃度で通常、0.1〜20重量%、脱色効果の点から特に好ましくは、1〜10重量%である。

0014

本発明で対象となる毛髪脱色剤としては、例えば、前述したa〜cの1剤ないし3剤式のものが挙げられる。また、これらの脱色剤の形態は通常、粉末または液状の他、クリーム状、ペースト状、ゲル状のものでも差し支えない。しかし、本発明が高級アルコールを必須成分としていることから、クリーム製剤が最も好ましく、1、2剤のどちらか一方、または両方ともクリーム剤型で、そこに過硫酸塩を含む粉末を添加して使用する3剤式が、特に脱色効果の点から好ましい。

0015

本発明においては、過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤に、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量が10%以下であることを必須の要件とするものであり、この条件が満たされることで、強く、均一な脱色効果が得られるものである。

0016

さらに、その組成カチオン性界面活性剤またはカチオン化ポリマーを配合した場合、これらの毛髪への付着を妨げる低級アルコール、多価アルコールが少ないため、毛髪表面皮膜を形成する効果が著しく高まり、毛髪内部のケラチンタンパクを保持するという良好な毛髪保護作用を有し、特に、すすぎ時の指通りなめらかさ、仕上がりの感触が極めて良くなること、その上、脱色後の毛髪色調の変化が少なくなることも併せて見い出した。

0017

本発明で用いられるカチオン化ポリマーは、ポリマー鎖に結合してアミノ基またはアンモニウム基を含むか、または少なくともジメチルジアリルアンモニウムハライド構成単位として含む水溶液のものであり、例えば第4級窒素含有セルロースエーテルカチオン性澱粉カチオン化グアーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩アクリルアミド共重合物及び4級化ポリビニルピロリドン誘導体などが挙げられる。第4級窒素含有セルロースエーテルとしては例えば次の一般式(1)で表されるものが好ましい。

0018

ID=000003HE=040 WI=067 LX=0265 LY=0650
式(1)中、Aはアンヒドログルコース単位の残基を示し、fは50〜20000の整数であり、各R1は、それぞれ次の一般式(2)で表される置換基を示す。

0019

ID=000004HE=040 WI=122 LX=0440 LY=1050
式(2)中、R2,R3は炭素数2又は3のアルキレン基、gは0〜10の整数、hは0〜3の整数、iは0〜10の整数、R4は炭素数1〜3のアルキレン基またはヒドロキシアルキレン基、R5,R6,R7は同じかまたは異なっており炭素数10までのアルキル基アリール基またはアラルキル基を示し、また式中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。X1は陰イオン塩素臭素沃素硫酸スルホン酸メチル硫酸リン酸硝酸等)を示す。本発明に用いられる第4級窒素含有セルロースエーテルのカチオン置換度は、0.01〜1すなわちアンヒドログルコース単位当りのhの平均値は、0.01〜1が好ましく、さらに好ましくは0.02〜0.5である。また、g+iの合計は平均1〜3である。カチオン置換度は、0.01未満では十分でなく、また1を超えてもかまわないが反応収率の点より1以下が好ましい。ここで用いる第4級窒素含有セルロースエーテルの分子量は約100000〜3000000の間が好ましい。市販品としては、ライオン(株)のレオガードG,GP、ユニオンカーバイド社のポリマーJR−125,JR−400,JR−30M,LR−400,LR−30Mなどが挙げられる。

0020

その他の第4級窒素含有セルロースエーテルとしてはヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリドが挙げられ、市販品としてはナショナルスターチアンドケミカル社セルコートH−100,L−200などが挙げられる。

0021

カチオン性澱粉としては次の一般式(3)で表されるものが好ましい。

0022

カチオン化グアーガム誘導体としては、次の一般式(4)で表されるものが好ましい。

0023

カチオン性のジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物としては、次の一般式(5)または(6)で示されるものが好ましい。

0024

4級化ポリビニルピロリドン誘導体としては次式(7)で示されるものが好ましい。

0025

これらの中でも第4級窒素含有セルロースエーテルおよびジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物が好ましい。

0026

また、カチオン性界面活性剤としては、下記(8)式に示す一般式で表されるものが用いられる。例えば、塩化アルキルトリメチルアンモニウム塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム塩化ジステアリルジメチルアンモニウム塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。

0027

ID=000010HE=045 WI=063 LX=0285 LY=1700
(8)式中、R26,R27,R28,R29の1〜2個は直鎖または分枝鎖の炭素数8〜20の長鎖アルキル基、または長鎖ヒドロキシアルキル基を示し、残余は炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、Xはハロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル硫酸基を示す。

0028

カチオン性界面活性剤またはカチオン化ポリマーの配合量は使用時の濃度で、0.001〜10重量%であり、0.001重量%よりも少ないと十分な毛髪保護効果および均一な脱色効果が得られず、10重量%を越えても、その効果は変わらず経済的ではない。なお、配合量の下限については、0.01重量%が好ましく、0.01重量%以上配合することにより、より優れた毛髪保護効果および均一な脱色効果が得られる。上限については、5重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は毛髪保護効果および均一な脱色効果の上昇は少なくなる。

0029

また、これらの脱色剤は、いずれも、過硫酸塩および酸化剤を必須成分とするものであり、これに通常、アルカリ剤、界面活性剤、増粘剤、pH調整剤などを配合したものである。

0030

アルカリ剤としては、例えば、アンモニアモノエタノールアミン炭酸ナトリウムケイ酸ナトリウムなどが挙げられ、界面活性剤としては、例えば、高級アルキルベンゼンスルホン酸塩脂肪酸石鹸、高級アルキルスルホン酸塩、高級アルキルリン酸エステルなどが挙げられる。そして、増粘剤としては、例えば、デンプン質海藻類アルギン酸ナトリウムメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースポリビニルアルコールポリビニルピロリドンポリアクリル酸ナトリウムグァーガムキサンタンガムなどが挙げられ、pH調整剤としては、例えば、硫酸アンモニウム硝酸アンモニウム炭酸アンモニウム塩化アンモニウム、リン酸第一アンモニウム、リン酸第二アンモニウム、クエン酸酒石酸乳酸コハク酸などが挙げられる。なお、本発明の脱色剤中に、製品外観を着色するための例えば、トリフェニルメタン染料キノリン染料アゾ染料アントラキノン染料スチルベン染料チアゾール染料を配合することもできる。

0031

次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り実施例の記述に限定されるものではない。

0032

実施例1〜2および比較例1〜4
ID=000012HE=040 WI=080 LX=1100 LY=1900
上記組成の粉末活性化剤を調製し、この活性化剤25gを表1の実施例1〜2および比較例1〜4の第2剤(酸化剤)溶液100mlに溶解後、表1の対応する実施例1〜2および比較例1〜4の第1剤(アルカリ剤)25gを加えて良く混合して試験液とし、脱色試験を行った。毛髪脱色力の強さ、均一性、毛髪の仕上がりおよび毛髪の損傷についての評価結果を同じく表1に示した。

0033

0034

評価方法
(1)毛髪脱色力の強さ
上記の粉末活性化剤を各種酸化剤に溶かした処理液を、100名のパネラーから採取した毛束に塗布し、常温で20分放置した。次に脱色した毛束をラウリル硫酸ナトリウム10%溶液で2回シャンプーし、乾燥する操作を30回繰り返した。対照として、市販のアルカリ剤および過酸化水素水からなる2剤式の毛髪脱色剤と比較して、次の基準で評価し、最も多いものを表に結果として示した。
○…対照と比較してかなり明るくなる。
△…対照と比較してやや明るくなる。
×…対照と比較して明るさに差が認められない。
(2)毛髪脱色力の均一性
処理液を毛束に塗布し、各々20℃および40℃で20分放置した。次に脱色した毛束をラウリル硫酸ナトリウム10%溶液で2回シャンプーし、乾燥する操作を30回繰り返した。20℃および40℃で脱色した毛束を比較して、次の基準で評価し、最も多いものを表に結果として示した。
◎…20℃および40℃で脱色した毛髪の間に、脱色力の差が全くない。
○…20℃および40℃で脱色した毛髪の間に、脱色力の差がほとんどない。
△…40℃で脱色した毛髪が、20℃で脱色した毛髪に比べてやや明るい
×…40℃で脱色した毛髪が、20℃で脱色した毛髪に比べてかなり明るい。
(20℃の方が脱色力弱い。)
(3)毛髪の仕上がり
処理液を毛束に塗布し、常温で20分放置した。次に脱色した毛束を市販シャンプーを用いて洗髪し、次の基準で評価し、最も多いものを表に結果として示した。
○…艶のあるしっとりとした仕上がり。
△…やや艶に欠け、ややパサツキやゴワツキがある。
×…艶がなくパサツキやゴワツキがある。
(4)毛髪の損傷
脱色の前後の毛髪表面を電子顕微鏡倍率3000倍)で観察し、毛小皮の損傷の程度を、次の基準で評価し、最も多いものを表に結果として示した。
○…脱色前と同じで損傷は認められない。
△…毛小皮にわずかの隆起、亀裂、剥離などの損傷が認められる。
×…毛小皮にかなりの隆起、亀裂、剥離などの損傷が認められる。

0035

実施例3
ID=000013HE=110 WI=080 LX=0200 LY=0300
上記組成の3剤式脱色剤を用い、第1剤50gに活性化剤25gを添加し、次いで第2剤50gと混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

0036

実施例4
ID=000014HE=155 WI=080 LX=1100 LY=0300
上記組成の3剤式脱色剤を用い、第1剤50gに活性化剤25gを添加し、次いで第2剤100gと混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

0037

実施例5
ID=000015HE=145 WI=080 LX=0200 LY=0300
上記組成の3剤式脱色剤を用い、第1剤50gに活性化剤25gを添加し、次いで第2剤50gと混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

0038

実施例6
ID=000016HE=150 WI=080 LX=1100 LY=0300
上記組成の3剤式脱色剤を用い、第1剤50gに活性化剤25gを添加し、次いで第2剤100gと混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

0039

実施例7
ID=000017HE=095 WI=080 LX=0200 LY=0300
上記組成の2剤式脱色剤を用い、第2剤50gに活性化剤25gを混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

0040

実施例8
ID=000018HE=115 WI=080 LX=0200 LY=1500
上記組成の2剤式脱色剤を用い、第2剤100gに活性化剤25gを混合したものを毛髪に塗布して脱色処理を行ったところ、実施例1、2と同様に毛髪の脱色効果、仕上がりに優れた結果を得た。

発明の効果

0041

過硫酸塩および酸化剤を用いる毛髪脱色剤で、その処方中に、高級アルコールを含み、並びにその使用時における低級アルコールおよび多価アルコールの総量を10%以下にすることで、温度の高い根元部分から温度の比較的低い毛先部分まで均一に、強く脱色することができ、しかも仕上がりの感触が極めて良くなり、毛髪の損傷も少ない効果を有する。

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