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技術 作業車の油圧回路構造

出願人 株式会社クボタ
発明者 中條健一坂東二六梅本英哉土橋弘典藤原修身島村輝郎戸越義和松井昭男
出願日 1995年8月31日 (24年9ヶ月経過) 出願番号 1995-223870
公開日 1997年3月11日 (23年3ヶ月経過) 公開番号 1997-066749
状態 拒絶査定
技術分野 動力伝達装置の配置~伝動 流体伝動装置の制御
主要キーワード 連結座 ワンウェイクラッチ付 油圧ブロック ベアリング支持 遮断操作 スプライン構造 弁ブロック 乗用型芝刈機
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この項目の情報は公開日時点(1997年3月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

走行用静油圧式無段変速装置を備えた作業車において、静油圧式無段変速装置用のフィルター支持構造を簡素に構成する。

解決手段

走行用のミッションケース5の一側部に油圧ブロック9を連結して、油圧ブロック9の外側面に走行用の静油圧式無段変速装置6を連結する。フィルター35を油圧ブロック9に連結して、作動油をフィルター35及び油圧ブロック9に内装された油路を介して、静油圧式無段変速装置6に補給するように構成する。

概要

背景

走行用として静油圧式無段変速装置を備えた場合、一般に静油圧式無段変速装置からは作動油漏れがあるので、静油圧式無段変速装置に対して作動油を補給してやる必要がある。この場合、フィルターを通して作動油を静油圧式無段変速装置に補給することになる。

概要

走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車において、静油圧式無段変速装置用のフィルターの支持構造を簡素に構成する。

走行用のミッションケース5の一側部に油圧ブロック9を連結して、油圧ブロック9の外側面に走行用の静油圧式無段変速装置6を連結する。フィルター35を油圧ブロック9に連結して、作動油をフィルター35及び油圧ブロック9に内装された油路を介して、静油圧式無段変速装置6に補給するように構成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

走行用ミッションケース(5)の一側部に、油路内装する油圧ブロック(9)を連結し、前記油圧ブロック(9)における前記ミッションケース(5)とは反対側の外側面に、走行用の静油圧式無段変速装置(6)を連結すると共に、フィルター(35)を前記油圧ブロック(9)に連結して、作動油を前記フィルター(35)及び前記油圧ブロック(9)に内装された油路(40)を介して、前記静油圧式無段変速装置(6)に補給するように構成してある作業車油圧回路構造

請求項2

前記フィルター(35)から上手側の作動油の圧力を確保する開閉弁(34)を内装する弁ブロック(39)を間に挟んで、前記フィルター(35)を前記油圧ブロック(9)に連結してある請求項1記載の作業車の油圧回路構造。

技術分野

0001

本発明は、走行用として静油圧式無段変速装置を備えた作業車において、静油圧式無段変速装置用の油圧回路の構造に関する。

背景技術

0002

走行用として静油圧式無段変速装置を備えた場合、一般に静油圧式無段変速装置からは作動油漏れがあるので、静油圧式無段変速装置に対して作動油を補給してやる必要がある。この場合、フィルターを通して作動油を静油圧式無段変速装置に補給することになる。

発明が解決しようとする課題

0003

前述のような作業車において、フィルターの支持構造の簡素化と言う面で改善の余地がある。本発明は走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車において、フィルターの支持構造を簡素に構成することを目的としている。

0004

〔I〕走行用として静油圧式無段変速装置を装備した場合、静油圧式無段変速装置における入力側の油圧ポンプ出力側油圧モータとを接続する油路内装した油圧ブロックを備える場合が多くある。これにより請求項1の特徴によると、既存の構造と言って良い静油圧式無段変速装置の油圧ブロックにフィルターが支持されるので、フィルターを支持する為の専用の開口部や、連結座等をミッションケースに新たに設ける必要がない。

0005

油圧ブロックは厚みのある平板状の場合が多いので、フィルターを連結する場合に、フィルターの連結座の機械加工を油圧ブロックに特に施さなくても、比較的容易にフィルターを油圧ブロックに連結できる。油圧ブロックに連結されるフィルターと静油圧式無段変速装置とが、油圧ブロックに内装される油路によって接続されるので、フィルターと静油圧式無段変速装置とを接続するパイプ等を油圧ブロックの外側に別に設ける必要がない。

0006

静油圧式無段変速装置は一般に振動が比較的大きいものである。そこで、請求項1の特徴のように静油圧式無段変速装置が直接に連結される油圧ブロックにフィルターを連結してやると、静油圧式無段変速装置及び油圧ブロックの全体の重量及び体積が増すので、ブック効果により静油圧式無段変速装置の振動が抑えられる。

0007

〔II〕請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。作業車においては一つのポンプからの作動油を複数の供給系に並列的に分岐させて、各供給系から複数の油圧装置の各々に作動油を供給するように構成することが多くあり、前述の複数の供給系の一つに静油圧式無段変速装置を接続して、作動油を静油圧式無段変速装置にフィルターを介して供給するように構成することがある。

0008

この場合、上手側の圧力が所定圧以上にならないと開かない常閉型開閉弁を静油圧式無段変速装置への供給系に備えて、フィルターの上手側(ポンプ側)の圧力を確保するように構成することがある。これにより、請求項2の特徴によると、前述の開閉弁を内装する弁ブロックがフィルターと一緒に油圧ブロックに連結されるので、弁ブロックを支持する為の専用の開口部や、連結座等をミッションケースに新たに設ける必要がない。静油圧式無段変速装置が直接に連結される油圧ブロックに対して、フィルターに加えて弁ブロックが連結され、静油圧式無段変速装置及び油圧ブロックの全体の重量及び体積がさらに増すので、ブック効果により静油圧式無段変速装置の振動がさらに抑えられる。

発明を実施するための最良の形態

0009

図1に示すように、左右一対前輪1(操向操作不可)、及び左右一対の後輪2(操向操作可)で支持された機体の前部に、リフトアーム36を介してモーア3を昇降操作自在に支持し、作業車の一例である乗用型芝刈機を構成している。図2及び図1に示すように機体の後部にエンジン4が配置され、機体の前部に前輪1を支持するミッションケース5が配置されて、ミッションケース5の機体後側の部分に静油圧式無段変速装置6が連結されている。これにより、エンジン4からの動力伝動軸7を介して静油圧式無段変速装置6に伝達され、静油圧式無段変速装置6及びミッションケース5内で変速操作されて前輪1に伝達される。前輪1の直前から分岐した動力が、デュアルワンウェイクラッチ8から伝動軸18を介して後輪2に伝達される。

0010

次にミッションケース5付近の構造について説明する。図3及び図4に示すようにミッションケース5の機体後側の部分に、静油圧式無段変速装置6の油圧ブロック9が連結されており、油圧ブロック9の機体後側の面に、静油圧式無段変速装置6及び後輪2への伝動ケース10が連結されている。エンジン4からの動力は伝動軸7(図2参照)を介して、静油圧式無段変速装置6の入力軸11に伝達され、静油圧式無段変速装置6からの動力が、油圧ブロック9を貫通する出力軸12、副変速装置13及びピニオン軸14を介して、前輪1のデフ機構15に伝達される。

0011

ピニオン軸14の動力が、伝動ギヤ16(後述するPTO軸24に相対回転自在に外嵌)及び伝動軸17を介して、伝動ケース10内のデュアルワンウェイクラッチ8に伝達され、デュアルワンウェイクラッチ8の出力軸26から、図2に示す伝動軸18を介して後輪2に伝達される。副変速装置13はギヤ変速型式であり、ピニオン軸14にスプライン構造にてスライド操作自在に外嵌されたシフトギヤ19をスライド操作して、高速ギヤ20又は低速ギヤ21に咬合させることにより、高低2段に変速操作可能である。静油圧式無段変速装置6の入力軸11の動力が、伝動ギヤ22及びPTOクラッチ23を介してPTO軸24に伝達されており、PTO軸24を介して動力が図1に示すモーア3に伝達される。

0012

図4に示すように油圧ブロック9は、静油圧式無段変速装置6における入力側の油圧ポンプ(図示せず)と出力側の油圧モータ(図示せず)とを接続する油路(図示せず)が内装されており、静油圧式無段変速装置6内とミッションケース5内とを遮断している。図5に示すように油圧ブロック9の下部が下方に延長されており、この延長部分に伝動ケース10が連結され、PTO軸24の端部がベアリング支持されている。この場合に、油圧ブロック9に形成された開孔9aを介して、伝動ケース10内とミッションケース5内とが連通して、潤滑油が互いに行き来するように構成されており、油圧ブロック9の島部9bに伝動軸17が貫通して支持されている。そして、PTOクラッチ23を伝動及び伝動遮断操作する切換弁25が、伝動ケース10に備えられている。

0013

伝動ケース10に内装されるデュアルワンウェイクラッチ8は、機体の直進時(前進及び後進時)において、伝動軸17の正転及び逆転の動力を出力軸26に伝達するのであり、この状態において前輪1と後輪2とが駆動される四輪駆動状態となる。次に機体の旋回時に旋回半径の差によって、地面から後輪2が前輪1よりも高速で正転又は逆転駆動されようとすると、デュアルワンウェイクラッチ8において正転又は逆転の動力が遮断されて、前輪1の二輪駆動状態となる。又、デュアルワンウェイクラッチ8は機体の直進時及び旋回時に関係なく、前輪1及び後輪2が常時駆動される四輪駆動状態にも切換操作可能である。

0014

次に、油圧回路構造について説明する。図9に示すように、ポンプ27からの作動油が分流弁28を介して、リフトアーム36(図1参照)を揺動操作する油圧シリンダ29及び切換弁30に供給され、分流弁28を介して後輪2のパワーステアリング機構31に供給される。パワーステアリング機構31から排出される作動油がオイルクーラー32から、外側の配管33、分岐部37、開閉弁34及びフィルター35を介して、静油圧式無段変速装置6に供給されており、分岐部37及び外側の配管38を介して、PTOクラッチ23の切換弁25に供給されている。

0015

図6及び図9に示すように、開閉弁34は上手側(パワーステアリング機構31側)の圧力が所定圧以上にならないと開かない常閉型であり、この開閉弁34と分岐部37とが一つの弁ブロック39に内装されている。図2,4,6,7,8に示すように油圧ブロック9の上部において、静油圧式無段変速装置6と同じ機体後側の面に弁ブロック39が連結され、弁ブロック39にフィルター35が連結されている。これにより、配管33からの作動油が弁ブロック39の分岐部37、及び開閉弁34を介してフィルター35に供給され、フィルター35からの作動油が再び弁ブロック39内を通り、油圧ブロック9に内装される油路40を介して静油圧式無段変速装置6に供給される。

発明の効果

0016

請求項1の特徴によると走行用の静油圧式無段変速装置を備えた作業車において、静油圧式無段変速装置へのフィルターを既存の油圧ブロックに連結することにより、フィルターを支持する為の専用の開口部や連結座等をミッションケースに新たに設ける必要がなくなるので、構造の簡素化及び生産コストの低減の面で有利なものとなる。さらに、油圧ブロックにフィルターを容易に連結することができ、フィルターと静油圧式無段変速装置とを接続するパイプ等を、油圧ブロックの外側に設ける必要がないので、構造の簡素化の面でさらに有利なものになると共に、静油圧式無段変速装置の振動も抑えられるので、作業車の乗り心地も良いものとなる。

0017

請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えている。請求項2の特徴によると、フィルターの上手側(ポンプ側)の圧力を確保する開閉弁を内装する弁ブロックを備える場合、弁ブロックを支持する為の専用の開口部や連結座等をミッションケースに新たに設ける必要がないので、構造の簡素化の面でさらに有利なものとなる。そして、静油圧式無段変速装置の振動もさらに抑えられるので、作業車の乗り心地も良いものとなる。

0018

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。

図面の簡単な説明

0019

図1乗用型芝刈機の全体側面図
図2乗用型芝刈機の伝動系を示す側面図
図3ミッションケースの伝動系の概略を示す側面図
図4ミッションケースの縦断側面図
図5デュアルワンウェイクラッチ付近の縦断側面図
図6フィルター及び弁ブロック付近の横断平面図
図7フィルター及び弁ブロック付近の縦断側面図
図8フィルター及び弁ブロック付近の背面図
図9乗用型芝刈機の油圧回路図

--

0020

5ミッションケース
6静油圧式無段変速装置
9油圧ブロック
34開閉弁
35フィルター
39弁ブロック
40 油路

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