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図面 (3)

構成

ポリカーボネート樹脂(A)70〜95重量%とチタン酸カリウムウィスカー5〜30重量%からなる反射率剛性ならびに反りに優れた液晶用枠体材料およびかかる材料より成形されてなる液晶用枠体

効果

本発明の液晶用枠体材料および液晶用枠体は、反射率、剛性ならびに反りに優れ、液晶画面を明るくすると共に液晶表示部の組み立て時ならびに使用時に不都合を生じることがない。

概要

背景

概要

ポリカーボネート樹脂(A)70〜95重量%とチタン酸カリウムウィスカー5〜30重量%からなる反射率剛性ならびに反りに優れた液晶用枠体材料およびかかる材料より成形されてなる液晶用枠体

本発明の液晶用枠体材料および液晶用枠体は、反射率、剛性ならびに反りに優れ、液晶画面を明るくすると共に液晶表示部の組み立て時ならびに使用時に不都合を生じることがない。

目的

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請求項1

ポリカーボネート樹脂(A)70〜95重量%とチタン酸カリウムウィスカー(B)5〜30重量%からなることを特徴とする液晶用枠体材料。

請求項2

チタン酸カリウムウィスカーが、化学式K2 O・nTiO2〔n=4〜6〕、平均繊維径0.2〜1.0μm、平均繊維長10〜30μm、pH7〜9、エポキシシラン表面処理剤で処理された白色針状結晶物であることを特徴とする請求項1記載の液晶用枠体材料。

請求項3

請求項1または2記載の液晶用枠体材料より成形されてなることを特徴とする液晶用枠体。

技術分野

0001

本発明は、液晶用枠体材料および液晶用枠体に関する。更に詳しくはポリカーボネート樹脂チタン酸カリウムウィスカーとからなる反射率剛性ならびに反りに優れる液晶用枠体材料およびかかる材料より成形された液晶用枠体に関するものである。

0002

パーソナルコンピューターワードプロセッサー車載ナビゲータなどの液晶表示部は一般的に液晶、液晶用枠体、光源導光板から構成されている。かかる液晶用枠体は導光板を保持する為に優れた剛性を必要とし、また光源に接近しているため優れた耐熱性を必要とする。さらに、近年、液晶表示部の軽量化の要請に伴い液晶用枠体の薄肉化が求められている。又、従来、液晶用枠体材料は濃色(主として黒色)が用いられていたが、この液晶用枠体の色調が液晶画面の明るさに影響を与えるとの理由より、光反射性の良好な色調が求められている。

0003

液晶用枠体の剛性を向上させ、反りを低減させる方法として、材料にフレーク無機充填剤の配合、又、光反射性を向上させる方法として白色系着色剤(主として酸化チタン)を配合する方法が考えられるが、剛性および光反射性を向上させる為には多量に配合しなければならず、それにより強度面での低下を招き、液晶用枠体としての要求性能満足することができなかった。

0004

本発明者は上記の液晶用枠体材料における問題点につき鋭意検討した結果、ポリカーボネート樹脂とチタン酸カリウムウィスカーからなる液晶用枠体材料およびかかる材料より成形されてなる液晶用枠体が、剛性、反り、更に光反射性の特性に優れていることを見い出し、本発明を完成するに至った。

0005

すなわち、本発明はポリカーボネート樹脂(A)70〜95重量%とチタン酸カリウムウィスカー(B)5〜30重量%からなる剛性、反り、更に光反射性の特性に優れている液晶用枠体材料ならびにかかる材料より成形された液晶用枠体を提供するものである。本発明の液晶用枠体材料はポリカーボネート樹脂(A)70〜95重量%とチタン酸カリウムウィスカー(B)5〜30重量%からなる材料である。ポリカーボネート樹脂(A)が70%未満では成形加工性に劣り、また95重量%を越すと剛性に劣り好ましくない。一方、チタン酸カリウムウィスカーが30重量%を越すと熱安定性が劣り(ポリカーボネート樹脂の分子量低下等)、また5重量%未満では剛性と光反射性に劣り好ましくない。特に成形加工性ならびに剛性と光反射性の面よりポリカーボネート樹脂(A)80〜90重量%とチタン酸カリウムウィスカー(B)10〜20重量%からなる材料が好ましい。

0006

本発明の液晶用枠体材料より、液晶用枠体を成形する方法としては、従来の射出成形法射出圧縮成形法などが挙げられ、これらの方法にて従来の製品に比べてより薄肉の液晶用枠体を成形することが可能であり、本発明の材料を成形する上で特別な装置、条件を必要とするものでない。

0007

本発明において使用されるポリカーボネート樹脂とは、種々のジヒドロキシジアリール化合物ホスゲンとを反応させるホスゲン法、ジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させるエステル交換法などの公知の重合法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニルプロパンビスフェノールA〕から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。

0008

上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリールアルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。これらは単独または2種類以上混合して使用されるが、これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノンレゾルシン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル等を混合して使用してもよい。

0009

さらに、上記のジヒドロキシアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用してもよい。3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタンおよび2,2−ビス−〔4,4−(4,4’−ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキシル〕−プロパンなどがあげられる。

0010

ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は通常10,000〜100,000、好ましくは15,000〜40,000である。かかるポリカーボネート樹脂製造するに際し、分子量調節剤触媒等を必要に応じて使用することができる。

0011

チタン酸カリウムウィスカーとは、一般式K2 O・nTiO2 〔n=4〜6〕で示される白色針状結晶である。チタン酸カリウムウィスカーに対する表面処理に何ら限定はなく、未処理はもちろんのこと、シラン系(アミノエポキシ)等の薬品で処理されたものでも良い。配合されるチタン酸カリウムウィスカーの形状(繊維、繊維長など)にも制限はなく、液晶用枠体材料としては、平均繊維径0.2〜1.0μm以下、平均繊維長10〜30μm、pH7〜9、エポキシラン表面処理剤で処理されたチタン酸カリウムウィスカーが好ましい。

0012

ポリカーボネート樹脂(A)とチタン酸カリウムウィスカー(B)の混合方法には特に制限はなく、公知の混合機、例えばタンブラーリボンブレンダー高速ミキサー等のよる混合や押出機等による溶融混練にて行うことができる。

0013

本発明の液晶用枠体材料には、公知の添加剤、例えば酸化防止剤〔 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2、2−メチレンビス−(4−エチル−6−t−メチルフェノール)、4,4’−チオビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、ジラウリルチオジプロピオネート、トリス(ジ−ノニルフェニルホスファイト等が例示される。〕、紫外線吸収剤〔p−t−ブチルフェニルサリシレート、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2’−ヒドロキシ−4’−n−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール等が例示される。〕、滑剤パラフィンワックスステアリン酸硬化油ステアロアミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミドn−ブチルステアレートケトンワックスオクチルアルコールラウリルアルコールヒドロキシステアリン酸トリグリセリド等が例示される。〕、着色剤〔例えば酸化チタン、カーボンブラック〕、充填剤炭酸カルシウムクレーシリカガラス繊維ガラス球カーボン繊維等が例示される。〕、流動性改良剤トリフェニルホスフェート等が例示される。〕、ポリカーボネート樹脂に対する分解防止剤〔KHSO4などの芳香族硫黄含有化合物が例示される。〕、離型剤天然蜜蝋、合成蜜蝋、一価アルコール一価脂肪酸エステル(例えばステアリルステアレート)、多価アルコール部分エステル(例えばグリセロールモノエステルグリセロールジエステル)、多価アルコールの飽和エステル(例えばグリセロールトリエステルペンタエリスリトールテトラステアレート)、ポリエチレン系ワックス(低分子量のポリエチレン或いは部分親水化処理されたポリエチレン系ワックス)、難燃剤テトラブロモビスフェノールA)等を、さらに他の熱可塑性樹脂、例えばポリメチルメタクリレートポリアミドポリフェニレンエーテルポリアセタールポリ塩化ビニルポリブチレンテレフタレートポリエチレンテレフタレートスチレン系樹脂ABS樹脂スチレンーアクリロニトリル共重合体ポリスチレンなど〕等々を必要に応じて添加することができる。

0014

以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、それら実施例に限定されるものではない。また“部”は重量基準に基づく。

0015

〔実施例〕粘度平均分子量21000のポリカーボネート樹脂”PC”(A)、平均繊維径0.5μm、平均繊維長20μm、pH7、エポキシシラン表面処理剤で処理されたチタン酸カリウムウィスカー(B)または平均粒子径140μm、平均形状比長径/厚み)28でシラン系表面処理剤で表面処理し、ウレタン系収束剤収束したガラスフレークと酸化チタンを表−1に示す配合比率に基づき、37mm径二軸押出機(神戸製鋼社製 KTX−37)を用い、シリンダー温度280℃にて溶融混練(ポリカーボネート樹脂は第1フィードより、チタン酸カリウムウィスカー「ウイスカー」またはガラスフレーク「Gフレーク」と酸化チタンは途中フィードより投入)し、ペレットを得た。このペレットを125℃で4時間乾燥した後、日本製鋼社製射出成形機J100SAIIを用いて図−1に示す液晶用枠体、平板を成形(設定樹脂温度300℃、射出成形圧力1600kg/cm2 )した。成形24時間後、液晶用枠体を水平な平板上に静置し、最大反りを測定(測定箇所を図−2に示す。単位mm)又、平板を用いて反射率(L*)を測色器(CMS35SP色彩)で測定した。また、ペレットより試験片を作成し、ASTMD−790に準拠して剛性(23℃。単位Kg/cm2 )を求めた。評価結果を表1に示す。

0016

発明の効果

0017

本発明の液晶用枠体材料および液晶用枠体は、剛性と反りならびに光反射率に優れており、液晶取り付け時に不都合を生じることなく、組み立てを行うことができる。

図面の簡単な説明

0018

図1本発明の実施例の液晶用枠体の正面図である。
図2(a)は、図1のA−A部における断面図である。(b)は、図1のB−B部における断面図である。(c)は、図1のC−C部における断面図である。

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0019

1、2、3、4、5、6・・・・反り測定場所

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