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技術 廃棄糸くずと紙管との再資源化システム

出願人 株式会社日本リサイクルマネジメント石川県織物構造改善工業組合石川県
発明者 新保善正下倉正光滝本光成田口茂
出願日 1995年8月2日 (25年3ヶ月経過) 出願番号 1995-215523
公開日 1997年2月10日 (23年9ヶ月経過) 公開番号 1997-038621
状態 特許登録済
技術分野 壁の仕上げ 固体廃棄物の処理 固形燃料及び燃料附随物
主要キーワード 可燃材 再資源化システム 生活ごみ サイジング後 自然科学 破砕混合 スライシング装置 フィダー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年2月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

構成

ホッパー1,5に投入された糸くず紙管とは、定量フィダー2,6で所定の割合をもって搬送コンベア4上で混合されて繊維くずとなり、破砕機7にて破砕され、貯水タンク15から水分の供給を受けて水分が調整され、成形機14において成形される。

効果

糸くずと紙管とを利用し、壁装材などの建材燃料として有効な資源とすることができる。

概要

背景

従来からエアージェット方式またはウォータジェット方式の織機により布類紡織する際などに発生し廃棄される糸くずおよび紙管の処理は、一般の生活ごみの処理と同様に埋め立てられるか、単に焼却炉焼却されるかで、未だ再資源化されてはいない。また、紙管のみの再資源化は可能である。

概要

ホッパー1,5に投入された糸くずと紙管とは、定量フィダー2,6で所定の割合をもって搬送コンベア4上で混合されて繊維くずとなり、破砕機7にて破砕され、貯水タンク15から水分の供給を受けて水分が調整され、成形機14において成形される。

糸くずと紙管とを利用し、壁装材などの建材燃料として有効な資源とすることができる。

目的

そこで本発明の目的は、再資源化するための処理対象物理的特性が安定している糸くずと紙管とからなる繊維くずに限定し、大規模乾燥設備を必要とすることなく、この繊維くずを壁装材または燃料などとして再資源化するシステムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

廃棄された糸くず紙管とを、所定の割合で混合(2,6)する工程と、この混合した繊維くずを、破砕(7)し混合(8)する工程と、その後、水分(15)を供給(17)して繊維くずの水分を調整する工程と、水分が調整された繊維くずを成形(14)する工程とからなることを特徴とする廃棄糸くずと紙管との再資源化システム

請求項2

請求項1において、破砕混合されて繊維くずには鉱物不燃材可燃材との少なくとも一方を選択して添加(11)するを選択添加する工程を含むことを特徴とする廃棄糸くずと紙管との再資源化システム。

請求項3

請求項1において、水分を調整する工程では、この水分として液状の防腐剤防臭剤、防かび剤、芳香剤着色剤、乳状添加剤から選択された少なくとも1つが予め混合してあることを特徴とする廃棄糸くずと紙管との再資源化システム。

技術分野

0001

本発明はエアージェット方式またはウォータジェット方式の織機により布類紡織する際、またはサイジング後廃棄され水分を多く含んだ糸くずと水分をあまり含まない廃棄された糸巻き紙管(以下「紙管」という)とを混合して再資源化するシステムに関する。以下、この糸くずおよび紙管との混合物を総称して「繊維くず」という。

背景技術

0002

従来からエアージェット方式またはウォータジェット方式の織機により布類を紡織する際などに発生し廃棄される糸くずおよび紙管の処理は、一般の生活ごみの処理と同様に埋め立てられるか、単に焼却炉焼却されるかで、未だ再資源化されてはいない。また、紙管のみの再資源化は可能である。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、この紙管を再資源化するのにこの紙管に糸くずが付着しており、この糸くずをこの紙管から除去し分別して処理する方法は、この糸くずを除去するのに人手によりカッターで行うため手間がかかり、これでは処理費用コスト高とする。また、糸くずを除去した紙管をそのまま紙管として再使用したのでは、僅かの疵や変形などにより紡織機械制御機構誤動作の原因となり、これは現実的な解決法ではない。なお、一般の廃棄物や産業廃棄物例えば廃プラスチックのように質的、あるいは水分含有量が例えば70〜80%とバラツキの多い不安定な物質では、再資源化システム中で破砕、乾燥して10%程度以下にまで一度安定化させ、それにより腐敗や取扱いの便利性の問題を解決して製品化する、つまり再資源化させる必要があるが、本発明の開発には色々の点、例えば破砕、乾燥の点で参考になった。しかし、この再資源化のために複数段階破砕設備水分除去のための熱消費型の大規模乾燥機混合室反応室などが必要であり、本発明の開発にはこの点を解決する必要があった。

0004

そこで本発明の目的は、再資源化するための処理対象物理的特性が安定している糸くずと紙管とからなる繊維くずに限定し、大規模の乾燥設備を必要とすることなく、この繊維くずを壁装材または燃料などとして再資源化するシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明の特徴は、廃棄された糸くずと紙管とを、所定の割合で混合(2,6)し、この混合した繊維くずを、破砕(7)し混合(8)し、その後、水分(15)を供給(17)して繊維くずの水分を調整し、この水分が調整された繊維くずを成形(14)するところにある。

0006

また、本発明の他の特徴は、前記の破砕混合された繊維くずには、鉱物不燃材可燃材との少なくとも一方を選択して添加(11)するを選択添加することを含むところにある。

0007

さらに、本発明の他の特徴は、前記した水分を調整する工程では、この水分として液状の防腐剤防臭剤、防かび剤、芳香剤着色剤、乳状添加剤から選択された少なくとも1つが予め混合してあるところにある。

発明を実施するための最良の形態

0008

下図面を参照して本発明の実施例を説明する。

0009

エアージェット方式またはウォータジェット方式の織機により布類を紡織する際またはサイジング後に廃棄された糸くずは水分を60〜80%と多く含み、搬送車により搬送されてホッパー1内に投入される。このホッパー1の底面は定量フィダー2に連通し、糸くずはこのフィダーにおいてギロチン式の切断機スライシング装置)3により切断され、切断された糸くずは搬送コンベア4上に供給され次工程へ搬送される。他方、紙管は水分を1〜3%とあまり含まないもので、この紙管も運搬車によりホッパー5内に投入され、このホッパーの底部に付設してある定量フィダー6により搬送コンベア4上に搬送され、このコンベア上の糸くずと原形のままで混合される。この時、両定量フィダー2,6により糸くずと紙管とは所定の割合、例えば1対3、1対1、3対1で混合される。本発明ではこの混合割合が重要で、この割合により、後で説明しているように、再資源化し固形化した製品つまり最終製品の形状が決定され、壁装材または燃料とに使用目的が別れる。

0010

このようにした所定の混合割合で混合された繊維くずは、搬送コンベア4により破砕機7に投入されて例えば30mm以下の小片に破砕される。この破砕機は既に開発されているものが使用可能である。適正な粒度に破砕された繊維くずは振動定量フィダー装置である振動スクリューコンベア8によりさらに均一に混合され、その後連続して配設してある搬送コンベア9によりホッパー付き貯蔵槽10内に搬送され、ここで一時貯蔵される。

0011

この搬送コンベア9から貯蔵槽10方へ搬送される途中において、製品の使用目的に応じて所定の物が添加される。例えば、破砕混合された繊維くずを壁装材として製品化する場合には、添加物貯蔵槽11から固体の添加物である鉱物系不燃材が定量フィダー12によって添加される。この鉱物系不燃材として、消石灰石膏ロックウールドロマイトシラスワラストナイトなどであり、さらにアンチモンなどの不燃鉱物防炎剤固着剤を添加してもよい。また、燃料として製品化する場合には可燃材として粉炭材などを添加してもよい。添加材が添加され混合された繊維くずは、貯蔵槽10から定量フィダーのスクリューコンベア13により成形機14に供給される。成形機14には、その上部開口に噴射ノズル17が設置してあり、このノズルには貯水タンク15から水または水溶液ポンプ16により供給され、このノズルから水分が噴射または噴霧されて繊維くずの水分の含有量を調整する。この噴霧される水は、水のみでなく水の中には、液状の防腐剤、防臭剤、防かび剤、芳香剤、着色剤などを予め混合しておくと壁装材としてさらに有効である。さらに、水には、石灰乳などの乳状添加剤を添加することも望ましく、特にシリコン系の液状の防臭剤や防腐剤(例えば、商品名「リホナック自然科学研究所製)は有効である。さらに、成形機14として公知の石臼型のものを使用する場合、この成形機の摩擦により発熱水蒸気が発生するため、それまで調整されていた水分が不足することがある。これでは、フレーク状に成形しようとしたところ棒状(クレヨン状)になってしまう。そのため、噴射ノズル17から成形機14内の繊維くずに向けて水分を噴霧して水シールし、この成形機からの水分蒸発押え成形温度を一定に保ち、繊維くずと水分との混合割合の制御が容易にでき、固化温度の制御および最終製品の形状の制御が可能である。例えば製品として壁装材を製造する場合にはフレーク状にし、燃料とする場合には、燃焼を容易にするため径が10mm以下の棒状のものになるよう制御される。水分が調整されたものは、成形機14によりフレーク状または棒状に成形される。

0012

製品をフレーク状または棒状に成形するには、糸くずと紙管との混合割合と含有水分との関係も重要で、その関係は次に示す通りである。

0013

糸くずと紙管との混合割合水分(%) 形状
1:3 10 棒状
1:1 15 棒状+フレーク状
3:1 25 フレーク状
成形機14により成形された製品は、製品ホッパー18内に投入される。

発明の効果

0014

本発明によれば、従来から廃棄していた糸くずと紙管とを利用し、壁装材などの建材や燃料などとして有効な資源を提供できるものであり、また本発明では水分を多く含む糸くずと水分をあまり含まない紙管とに着目し、両者の混合物である繊維くずの水分を容易に調整しほぼ一定にすることができるため、製品の形状を所望のものとすることができる。また、従来のような水分を除去するための乾燥装置などは不要で、さらに、この繊維くずは形状がほぼ一定で均一に混合することが容易であるため、従来のような特別な混合機などは不要であるので設備費が安価となり、処理工程も簡単で、そのためランニングコストも安価となる。

図面の簡単な説明

0015

図1本発明のシステムを示す結線図である。

--

0016

1糸くず用ホッパー
2 定量フィダー
3切断機
4搬送コンベア
5紙管用ホッパー
6 定量フィダー
7破砕機
8振動定量フィダー装置
9 搬送コンベア
10貯蔵槽
11添加物貯蔵槽
12 定量フィダー
13 定量フィダー
14成形機
15貯水タンク
17噴射ノズル
18製品ホッパー

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