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技術 保護リレー装置の来歴表示装置

出願人 株式会社日立製作所
発明者 小松親司野呂純鈴木靖隆
出願日 1995年7月7日 (25年5ヶ月経過) 出願番号 1995-172013
公開日 1997年1月21日 (23年11ヶ月経過) 公開番号 1997-023564
状態 特許登録済
技術分野 非常保護回路装置(細部)
主要キーワード 書込みキー 一貫番号 整定処理 リレー要素 来歴データ 自動点検 発光表示器 フラットデイスプレイ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年1月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

目的

本発明の目的は、信頼性の高い保護リレー装置を提供するにある。

構成

保護リレー装置100の前面には、整定操作パネル110が配置されている。また、保護リレー装置100には、可搬形ヒューマンインターフェイス200が接続される。記保護リレー装置100の動作条件の整定操作は、フラットデイスプレイ220若しくは整定操作パネル110から入力される。入力された整定操作内容は、CPU240,150によりコードに変換される。変換されたコードは、RAM270,記憶回路175に記憶され、この記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとしてフラットデイスプレイ220に表示し、また、プリンタ320,280に印刷する。

概要

背景

従来の電力系統における保護リレー装置では、例えば、特開昭62−33810号公報に記載されているように、動作条件整定操作は、通常は、保護リレー装置の本体前面に組み込まれた発光表示器や押しボタン等で構成される整定操作パネルにより行っている。

また、例えば、特開平6−8644号公報に記載されているように、保護継電器ユニットパーソナルコンピュータ接続可能として、保護継電器ユニット自体の自動点検や、リレー動作解析を行うために用いることも知られている。

概要

本発明の目的は、信頼性の高い保護リレー装置を提供するにある。

保護リレー装置100の前面には、整定操作パネル110が配置されている。また、保護リレー装置100には、可搬形ヒューマンインターフェイス200が接続される。記保護リレー装置100の動作条件の整定操作は、フラットデイスプレイ220若しくは整定操作パネル110から入力される。入力された整定操作内容は、CPU240,150によりコードに変換される。変換されたコードは、RAM270,記憶回路175に記憶され、この記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとしてフラットデイスプレイ220に表示し、また、プリンタ320,280に印刷する。

目的

本発明の目的は、信頼性の高い保護リレー装置を提供するにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

保護リレー装置と、上記保護リレー装置の動作条件整定操作を入力する入力手段と、この入力手段により入力された整定操作内容をコードに変換する変換手段と、この変換手段により変換されたコードを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとして表示する表示手段とを備えたことを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置

請求項2

請求項1記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、上記表示手段は、可搬形ヒューマンインターフェイスであり、この可搬形ヒューマンインターフェイスを上記保護リレー装置に接続することにより、整定操作来歴を表示できることを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

請求項3

請求項2記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、上記可搬形ヒューマンインターフェイスは、上記入力手段,上記変換手段及び上記記憶手段の機能を兼ね備えていることを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

請求項4

請求項1記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、上記入力手段は、上記保護リレー装置の前面パネルに配置されていることを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

請求項5

請求項1記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、上記入力手段は、平面パネル上に表示されたキー対応の表示であり、この表示の該当キー部を選択することによりキー入力することを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

請求項6

請求項1記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、上記入力部は、整定する保護リレーを指定する整定ポジションキーと、整定操作を指定する整定機能キー数値を入力するテンキーとから構成されていることを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

請求項7

請求項1記載の保護リレー装置の来歴表示装置において、さらに、上記記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとしてプリントアウトする印刷手段とを備えたことを特徴とする保護リレー装置の来歴表示装置。

技術分野

0001

本発明は、保護リレー装置係り、特に、整定操作の来歴を確認可能な保護リレー装置の来歴表示装置に関する。

背景技術

0002

従来の電力系統における保護リレー装置では、例えば、特開昭62−33810号公報に記載されているように、動作条件の整定操作は、通常は、保護リレー装置の本体前面に組み込まれた発光表示器や押しボタン等で構成される整定操作パネルにより行っている。

0003

また、例えば、特開平6−8644号公報に記載されているように、保護継電器ユニットパーソナルコンピュータ接続可能として、保護継電器ユニット自体の自動点検や、リレー動作解析を行うために用いることも知られている。

発明が解決しようとする課題

0004

従来の保護リレー装置にあっては、電力系統の異常等により、保護リレー装置が動作した時、どのような電力系統の状況により保護リレー装置が動作したかの分析は行うことができる。

0005

しかしながら、保護リレー装置が本来的でない異常動作をした時に、その異常動作の原因が、保護リレー装置本体の故障に基づくものなのか、それとも、保護リレー装置への整定操作時の入力ミスに基づくものであるかの区別はできなかった。

0006

最近の保護リレー装置においては、整定操作パネルとしては、タッチパネル式デイスプレイを用いた整定操作パネルが多く利用されており、デイスプレイの画面上に表示される整定ポジションキーや、整定機能キーテンキーの該当位置を指先で触れて入力するものであるため、従来の押しボタン式の整定操作パネルに比較して、隣合うキー画面を押してしまうことによる誤入力の発生する確率が高くなっている。誤入力をしたか否かは、同じ整定操作パネルのデイスプレイ上に表示される整定条件を確かめれば、判断できる。しかしながら、従来の保護リレー装置にあっては、誤入力であることを見落としたまま、運用開始を行った場合には、その後、保護リレー装置が動作した時に、整定操作の誤りがあったかどうかについては、何等確認の方法がなく、保護リレー装置の整定操作の信頼性を低下せしめる恐れがあった。また、整定操作自体は正しいにも拘らず、その後の保護リレー装置の内部で整定値が書き変わってしまった場合等も整定操作が正かったのかそれとも保護リレー装置自体に問題があったのかが、判別できないため、保護リレー装置の信頼性を低下せしめる恐れがあった。

0007

本発明の目的は、信頼性の高い保護リレー装置を提供するにある。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、保護リレー装置と、上記保護リレー装置の動作条件の整定操作を入力する入力手段と、この入力手段により入力された整定操作内容をコードに変換する変換手段と、この変換手段により変換されたコードを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとして表示する表示手段とを備えたものである。

0009

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、上記表示手段は、可搬形ヒューマンインターフェイスであり、この可搬形ヒューマンインターフェイスを上記保護リレー装置に接続することにより、整定操作来歴を表示できるものである。

0010

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、上記可搬形ヒューマンインターフェイスは、上記入力手段,上記変換手段及び上記記憶手段の機能を兼ね備えたものである。

0011

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、上記入力手段は、上記保護リレー装置の前面パネルに配置されているものである。

0012

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、上記入力手段は、平面パネル上に表示されたキー対応の表示であり、この表示の該当キー部を選択することによりキー入力するものである。

0013

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、上記入力部は、整定する保護リレーを指定する整定ポジションキーと、整定操作を指定する整定機能キーと数値を入力するテンキーとから構成されているものである。

0014

上記保護リレー装置の来歴表示装置において、好ましくは、さらに、上記記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとしてプリントアウトする印刷手段とを備えたものである。

0015

本発明では、保護リレー装置と、上記保護リレー装置の動作条件の整定操作を入力する入力手段と、この入力手段により入力された整定操作内容をコードに変換する変換手段と、この変換手段により変換されたコードを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとして表示する表示手段とを備えることにより、整定操作内容を確認し得るものとなる。

0016

また、表示手段は、可搬形ヒューマンインターフェイスであり、この可搬形ヒューマンインターフェイスを保護リレー装置に接続することにより、個々の保護リレー装置における整定操作来歴を容易に表示し得るものとなる。

0017

また、さらに、可搬形ヒューマンインターフェイスは、入力手段,変換手段及び記憶手段の機能を兼ね備えることにより、可搬形ヒューマンインターフェイスによって保護リレー装置の整定操作をし得るものとなる。

0018

また、入力手段は、上記保護リレー装置の前面パネルに配置されていることにより、保護リレー装置によって保護リレー装置の整定操作をし得るものとなる。

0019

また、さらに、入力手段は、平面パネル上に表示されたキー対応の表示であり、この表示の該当キー部を選択することによりキー入力することにより、入力操作が容易となり得るものとなる。

0020

また、入力部は、整定する保護リレーを指定する整定ポジションキーと、整定操作を指定する整定機能キーと数値を入力するテンキーとから構成されていることにより、整定操作が容易となり得るものとなる。

0021

また、記憶手段に記憶されたコードを読みだして、逆変換し、整定操作の来歴データとしてプリントアウトする印刷手段とを備えることにより、整定来歴の記録を保管でき、また、その印刷内容から容易に整定操作内容を確認し得るものとなる。

0022

以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。

0023

図1は、本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスの全体システム外観図である。

0024

保護リレー装置100の本体の前面には、整定操作パネル110が取り付けられている。整定操作パネル110の主要部には、タッチパネル式デイスプレイ120が設けられている。タッチパネル式デイスプレイ120の下方には、集約表示LED部130と押しボタンスイッチ135が設けられている。通常は、タッチパネル式デイスプレイ120には、何も表示されておらず、集約表示LED部130には、装置が動作中であるとか、装置に異常が発生したとかの情報を集約して表示されている。押しボタンスイッチ135は、巡視時等に、タッチパネル式デイスプレイ120を用いることなく、基本的な表示のみできるように表示画面を選択するためのスイッチである。タッチパネル式デイスプレイ120の右下には、可搬ツール接続コネクタ140が設けられている。

0025

タッチパネル式デイスプレイ120には、非通電時には、何も表示されていないが、通電することにより、図示したように、整定ポジションキー122,整定機能キー124及びテンキー126が表示される。これらの整定ポジションキー122,整定機能キー124及びテンキー126の位置を指先で触れることにより、それぞれのキーを操作して整定条件を入力できる。整定ポジションキー122には、整定すべき保護リレーを特定するために用いる”RY1”,”RY2”,…,”RYn”のキーが表示される。整定機能キー124には、”整定開始”,”書込み”,”運用開始” のキーが表示される。テンキー126には、”0”から”9”の数字キー及び小数点のキーが表示される。これらのキーを用いた整定操作については、後述する。

0026

可搬ツール接続コネクタ150には、接続用ケーブルを介して可搬形ヒューマンインターフェイス200が接続されている。可搬形ヒューマンインターフェイス200には、キーボード210とフラットデイスプレイ220が設けられている。また、この可搬形ヒューマンインターフェイス200には、入力用マウス230が接続されている。さらに、この可搬形ヒューマンインターフェイス200には、図示しないプリンタが接続できる。なお、プリンタは、この可搬形ヒューマンインターフェイス200に内蔵していてもよい。

0027

次に、図2を用いて、図1に示した保護リレー装置100及び可搬形ヒューマンインターフェイス200の内部構成について説明する。

0028

図2は、本発明の一実施例による保護リレー装置及び可搬形ヒューマンインターフェイスの内部構成のブロック図である。

0029

最初に、保護リレー装置100の内部構成について説明する。リレー演算用CPU150は、システムバス155を介して、A/D変換器160に接続されている。A/D変換器160は、アナログ入力フィルタ165を介して入力するリレー演算に用いる電力系統側電流情報電圧情報を取り込み、デイジタル量に変換する。デイジタル量に変換された電力系統側の電流情報や電圧情報は、システムバス155を介してリレー演算用CPU150に取り込まれる。遮断器接点300からの遮断器の入り切り情報や多層値等の外部機器の情報は、デイジタル信号としてデイジタル入力(DI)回路170から取り込まれ、システムバス155を介してリレー演算用CPU150に取り込まれる。

0030

保護リレーの整定操作は、整定操作パネル110から行われ、保護リレーの整定条件は、システムバス155を介して、記憶回路MEM)175に記憶される。

0031

リレー演算用CPU150は、記憶回路(MEM)175に記憶された整定条件に従って、アナログ入力用フィルタ165を介して入力するリレー演算に用いる電力系統側の電流情報や電圧情報に基づいて電力系統の監視を行い、整定条件を満たす時には、遮断器引外し指令を出力するデイジタル出力(DO)回路180を介して保護リレー310を動作させ、遮断器の引外しを実行する。

0032

さらに、リレー演算用CPU150は、システムバス155を介して、RS232Cインターフェイス回路185に接続されており、このRS232Cインターフェイス回路185は、可搬ツール接続コネクタ140を介して、可搬形ヒューマンインターフェイス200のRS232Cインターフェイス回路235に接続されている。

0033

次に、可搬形ヒューマンインターフェイス200の内部構成について説明する。CPU240は、システムバス245を介してRS232Cインターフェイス回路235と接続されており、保護リレー装置100に対する整定操作や、保護リレー装置100に記憶されている整定条件の読み出し等を行える。

0034

キーボード210は、キーボードインターフェイス回路250に接続されており、このキーボードインターフェイス回路250は、システムバス245を介して、CPU240に接続されている。従って、キーボード210を操作することにより、その情報は、CPU240に取り込まれる。フラットデイスプレイ220は、デイスプレイ用インターフェイス回路255に接続されており、このインターフェイス回路255は、システムバス245を介して、CPU240に接続されている。CPU240からの指令により、整定操作のための表示が、フラットデイスプレイ220に行われる。フラットデイスプレイ220に表示される画面については、後述するが、その画面は、タッチパネル式デイスプレイ120に表示される画面と同様にして整定ポジションキー,整定機能キー及びテンキーから構成される。また、入力用マウス230は、インターフェイス回路260に接続されており、このインターフェイス回路260は、システムバス245を介して、CPU240に接続されている。入力用マウス230を操作することによって、フラットデイスプレイ220に表示された画面から目的とするキーが選択され、その情報は、インターフェイス回路260を介して、CPU240に取り込まれることから、画面上のキーに対応するキー操作を行える。

0035

CPU240を制御するための制御プログラムは、ROM265に記憶されており、CPU240は、この制御プログラムに従って、可搬形ヒューマンインターフェイス200を制御する。フラットデイスプレイ220及び入力用マウス230を用いて、整定操作を行うことにより、その整定条件は、RAM270に記憶される。

0036

整定操作終了後、改めて整定操作の来歴を表示する場合には、RAM270に記憶された整定条件が、CPU240によって読み出され、デイスプレイ用インターフェイス回路255を介して、フラットデイスプレイ220に表示することにより、整定来歴を表示し、その内容を確認できる。また、RAM270に記憶された整定条件が、CPU240によって読み出され、プリンタ用インターフェイス回路275を介して外部に接続されたプリンタ320に出力することにより、プリントアウトでき、その整定来歴を印字した状態で確認できる。プリンタは、外部のプリンタだけでなく、可搬形ヒューマンインターフェイス200にプリンタ280を内蔵している場合には、このプリンタ280に出力することにより、プリントアウトでき、その整定来歴を印字した状態で確認できる。

0037

また、システムバス245には、フロッピーデイスクインターフェイス285が接続されており、このフロッピーデイスクインターフェイス285を介して、フロッピーデイスク290にRAM270から読み出された整定来歴を記憶することができる。

0038

次に、整定操作の具体的方法について、図3乃至図7を用いて説明する。

0039

図3は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200のフラットデイスプレイ220の表示例である。

0040

図3においては、整定画面の一例を示しており、リレー要素選択キー222a,222b,222c,222d,222eは、それぞれ、保護リレー”RY1”,”RY2”,”RY3”,”RY4”および”RY5”のキーを示している。整定機能キー224a,224b,224cは、それぞれ、”整定開始”,”書込み”及び”運用開始”のキーを示している。テンキー226は、”0”から”9”の数字キー,”小数点”のキー及び”クリア(CLR)”のキーを示している。こららのキー機能を有する画面表示以外に、保護リレー”RY1”,”RY2”,”RY3”,”RY4”および”RY5”の現在の整定値SET1,SET2,SET3,SET4,SET5を表示する整定値表示欄228a、整定操作中に新しく整定された値を表示する新整定値表示欄228b、整定中等の装置状態を表示する状態表示欄228cの各表示欄が設けられている。

0041

リレー要素選択キー222a,222b,222c,222d,222e、整定機能キー224a,224b,224c、テンキー226は、フラットデイスプレイ220に表示されるカーソル229をマウス230により上下左右方向に移動し、例えば、リレー要素選択キー222aにより”RY1”を選択する時は、この位置にカーソル229を移動し、マウス230をクリックすることにより選択できる。

0042

次に、図4を用いて、フラットデイスプレイ220を用いた整定操作について説明する。

0043

図4は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200による整定操作のフローチャートである。

0044

可搬形ヒューマンインターフェイス200が可搬ツール接続コネクタ140に接続され、電源が入れられると、可搬形ヒューマンインターフェイス200のCPU240は、ステップ400において、イニシャル処理を行う。イニシャル処理が終了すると、CPU240は、フラットデイスプレイ220にメインメニューを表示する。メインメニューには、整定処理点検処理,整定表示処理等の選択すべき処理内容が表示される。次に、CPU240は、ステップ404において、メニュー選択キー受け付けるが、これは、フラットデイスプレイ220に表示された整定処理,点検処理,整定表示処理等の処理メニューの中から、マウス230によりカーソル229を移動し、例えば、整定処理を選択することにより行われる。

0045

整定処理が選択されると、ステップ410において、フラットデイスプレイ220には、図3に示した表示例が表示される。

0046

次に、CPU240は、ステップ412において、キー入力を受け付ける。例えば、図3のフラットデイスプレイ220の表示例において、整定機能キー224aの整定開始キーが選択される場合には、この表示位置にカーソル229が移動して、マウス230をクリックすると、整定開始キー224aが選択されたことがCPU240に受け付けられる。キーが受け付けられると、ステップ414において、CPU240は、この受け付けられたキーをキーコードに変換する。

0047

ここで、キーコードの変換について、図5を用いて説明する。

0048

図5は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200による整定操作時のキーコード変換の説明図である。

0049

操作キーコード割付は、4桁のコードの内、上位2桁が種別を表し、下位2桁が一貫番号を表している。種別は、リレー要素には、「01」が割り付けられ、機能選択キーには、「02」が割り付けられ、テンキーには、「03」が割付られている。

0050

従って、リレー要素キーの保護リレーRY1には、「0101」が割り付けられ、リレー要素キーの保護リレーRY2には、「0102」が割り付けられ、リレー要素キーの保護リレーRY3には、「0103」が割り付けられ、リレー要素キーの保護リレーRY4には、「0104」が割り付けられ、リレー要素キーの保護リレーRY5には、「0105」が割り付けられている。

0051

機能選択キーの整定開始キーには、「0201」が割り付けられ、機能選択キーの運用開始キーには、「0202」が割り付けられ、機能選択キーの書込みキーには、「0203」が割り付けられている。

0052

テンキーの”0”には、「0301」が割り付けられ、テンキーの”1”には、「0302」が割り付けられ、テンキーの”2”には、「0303」が割り付けられ、テンキーの”3”には、「0304」が割り付けられ、テンキーの”4”には、「0305」が割り付けられ、テンキーの”5”には、「0306」が割り付けられ、テンキーの”6”には、「0307」が割り付けられ、テンキーの”7”には、「0308」が割り付けられ、テンキーの”8”には、「0309」が割り付けられ、テンキーの”9”には、「030A」が割り付けられ、テンキーの”小数点”には、「030B」が割り付けられ、テンキーの”クリア(CLR)”には、「030C」が割り付けられている。

0053

再び、図4のステップ414に戻って、先ほど選択された整定開始キーに対しては、「0201」のコードが割り付けられているため、「0201」のコードに変換される。次に、ステップ416において、CPU240は、変換されたコードをRAM265に書き込む。ステップ418において、整定値が新整定値表示欄228bに書き込まれる。次のステップ420において、CPU240は、整定終了か否かを判断する。この判断は、その前のキー入力受付のステップ412において、機能選択キーの中の運用開始キー224cが押されたか否かによって判断される。押されていなければ、それ以降のキー入力について、順次ステップ412,414,416,418が繰り返される。

0054

運用開始キー224cが押された場合には、CPU240は、ステップ422において、運用開始処理を実行する。運用開始処理では、RAM270に格納された整定条件が、RS232Cインターフェイス235及びRS232Cインターフェイス185を介して、保護リレー装置100のCPU150に取り込まれ、記憶回路175に記憶されるとともに、以降、アナログフィルタ165を介して入力する電力系統の電流若しくは電圧情報をこの新しい整定条件に基づいて監視する。また、同時に、保護リレー”RY1”,”RY2”,”RY3”,”RY4”および”RY5”の現在の整定値SET1,SET2,SET3,SET4,SET5を表示する整定値表示欄228aには、新しい整定値が表示され、整定中等の装置状態を表示する状態表示欄228cが消灯する。

0055

次に、図6を用いて整定操作手順について説明する。

0056

図6は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200による整定操作手順のモデル図である。

0057

最初に、整定開始キー500が選択される(81a)。次に、整定ポジションキーの中から、保護リレーRY2のキー502が選択される(82a)。この保護リレーRY2の整定値として、”15”を整定するときには、数字”1”のキー504及び数字”5”のキー506が続けて選択される(83a,84a)。これで、保護リレーRY2の整定は終了したため、その終了の意味で、書込みキー508が選択される(85a)。この例では、続けて、保護リレーRY5の整定を行うため、保護リレーRY5のキー510,数字”1”のキー512,数字”0”のキー514,数字”0”のキー516が選択され、整定値”100”が選択され、書込みキー518が選択される(86a,87a,88a,89a,810a)。以上で、整定操作を終了するため、最後に、運用開始キー520が選択される(811a)。

0058

以上のような一連シーケンスによって、整定操作が行われると、同時に、このキー操作は、コード変換される。そこで、図7を用いて、RAM270に記憶されるコード内容について説明する。

0059

図7は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200のメモリマップである。

0060

アドレス00には、整定開始キー500に対応するコードの「0201」が記憶され(81)、アドレス02には、保護リレーRY2のキー502に対応するコードの「0102」が記憶され(82)、アドレス04には、数字”1”のキー504に対応するコードの「0302」が記憶され(83)、アドレス06には、数字”5”のキー506に対応するコードの「0306」が記憶され(84)、アドレス08には、書込みキー508に対応するコードの「0203」が記憶され(85)、アドレス0Aには、保護リレーRY5のキー510に対応するコードの「0105」が記憶され(86)、アドレス0Cには、数字”1”のキー512に対応するコードの「0302」が記憶され(87)、アドレス0Eには、数字”0”のキー514に対応するコードの「0301」が記憶され(88)、アドレス10には、数字”0”のキー516に対応するコードの「0301」が記憶され(89)、アドレス12には、書込みキー518に対応するコードの「0203」が記憶され(810)、アドレス14には、運用開始キー520に対応するコードの「0202」が記憶されている(811)。

0061

次に、再度図4に示すフローチャートに戻って説明するに、ステップ404において、点検処理が選択された場合には、ステップ430において、CPU240は、点検処理を行うが、この詳細については、説明を省略する。

0062

ステップ404において、整定来歴表示処理が選択されると、ステップ440において、CPU240は、”整定来歴表示”をフラットデイスプレイ220に表示するとともに、次のステップに従って、順次整定操作の来歴を表示する処理を実行する。

0063

ステップ442において、CPU240は、RAM270に記憶されている整定操作の来歴を順次読み出す。なお、可搬形ヒューマンインターフェイス200によって整定操作を行った場合には、RAM270に整定条件が記憶されているが、保護リレー装置100のタッチパネル式デイスプレイ120から整定条件を入力した場合には、記憶回路175に整定条件が記憶されているので、記憶回路175からRAM270に整定条件を一旦転送する必要がある。

0064

読みだしは、図7に示したアドレスマップ先頭アドレスからコードを一つづつ読み出すことによって行われる。読み出されたコードは、ステップ444において、CPU240により、キーコードに対応する操作キーに変換される。この変換は、図5に示したキーコード割付を逆変換して行われる。次に、ステップ446において、CPU240は、変換された操作キーをフラットデイスプレイ220上にデイスプレイ用インターフェイス255を介して表示する。この来歴の表示は、ステップ448において、読みだし終了と判断されるまで、ステップ442,444,446の順に繰り返し行われる。運用開始キーが読み出されると、読みだし終了となる。

0065

以上のようにして、読み出され、フラットデイスプレイ220に表示された整定来歴の表示例について、図8を用いて説明する。

0066

図8は、本発明の一実施例による可搬形ヒューマンインターフェイス200のフラットデイスプレイ220に表示された整定操作来歴の表示例である。

0067

フラットデイスプレイ220には、順次、”操作内容一覧”のタイトルとともに、整定操作の開始日時が表示される。その後に、図6で説明した操作手順の内容が表示される。

0068

即ち、最初に、整定開始キー600が選択されたことが表示される(81b)。次に、整定ポジションキーの中から、保護リレーRY2のキー602が選択されたことが表示される(82b)。保護リレーRY2の整定値として、”15”を整定されているので、数字”1”のキー604及び数字”5”のキー606が横並びで表示される(83b,84b)。これで、保護リレーRY2の整定は終了していることを表すため、書込みキー608が表示される(85b)。続けて、保護リレーRY5のキー610が表示され(86b)、その整定値として数字”1”のキー612,数字”0”のキー614,数字”0”のキー616が横並びで表示され、整定値”100”が選択されたことが表示される(87b,88b,89b)。さらに、書込みキー618、そして、整定操作を終了する運用開始キー620が表示される(810b,811b)。

0069

以上のようにして、フラットデイスプレイ220には、整定操作の内容を表示することができるので、整定後にも、改めて整定操作の内容を確認できるので、整定操作の信頼性が向上する。

0070

以上の説明では、フラットデイスプレイに整定操作来歴を表示するものとして説明したが、この来歴をプリンタに出力することも可能である。その方法について、図4のステップ458以降を用いて説明する。

0071

ステップ450において、CPU240は、”整定来歴印刷”をフラットデイスプレイ220に表示するとともに、次のステップに従って、順次整定操作の来歴をプリントアウトする処理を実行する。

0072

ステップ452において、CPU240は、RAM270に記憶されている整定操作の来歴を順次読み出す。読みだしは、図7に示したアドレスマップの先頭アドレスからコードを一つづつ読み出すことによって行われる。読み出されたコードは、ステップ454において、CPU240により、キーコードに対応する操作キーに変換される。この変換は、図5に示したキーコード割付を逆変換して行われる。次に、ステップ456において、CPU240は、変換された操作キーをフラットデイスプレイ220上にデイスプレイ用インターフェイス255を介してプリントアウトする。この来歴のプリントアウトは、ステップ458において、読みだし終了と判断されるまで、ステップ452,454,456の順に繰り返し行われる。運用開始キーが読み出されると、読みだし終了となる。

0073

以上のようにして、読み出され、フラットデイスプレイ220にプリントアウトされた整定来歴のプリントアウト例は、図8に示されたものと同様である。

0074

以上の説明では、可搬形ヒューマンインターフェイス200を用いて整定操作を行うものとして説明したが、整定操作は、保護リレー装置100の整定操作パネル110を用いて行い、整定操作の来歴の表示等を行う時に、可搬形ヒューマンインターフェイス200を使用するようにしてもよい。その操作の方法は、タッチパネル式デイスプレイ120に示された整定ポジションキー122や整定機能キー124やテンキー126の所定の場所を指先で触れることにより、上述した方法と同様にして整定操作を行える。整定値は、直接記憶回路175に記憶されているので、整定来歴表示の際には、記憶回路175の内容をRAM270に取り込んだ上で、上述の方法と同様にして、順次表示し、また、印刷することができる。

0075

本実施例によれば、フラットデイスプレイには、整定操作の内容を表示することができ、また、プリンタには、整定操作内容をプリントアウトできるので、整定後にも、改めて整定操作の内容を確認できるので、整定操作の信頼性が向上する。

発明の効果

0076

本発明によれば、保護リレー装置の整定操作の信頼性を向上できる。

0077

図面の簡単な説明

0078

図1本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスの全体システムの外観図である。
図2本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスの内部構成のブロック図である。
図3本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスのフラットデイスプレイの表示例である。
図4本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスによる整定操作のフローチャートである。
図5本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスによる整定操作時のキーコード変換の説明図である。
図6本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスによる整定操作手順のモデル図である。
図7本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスのメモリマップである。
図8本発明の一実施例による保護リレー装置及び保護リレー装置の可搬形ヒューマンインターフェイスのフラットデイスプレイに表示された整定来歴の表示例である。

--

0079

100…保護リレー装置
110…整定操作パネル
120…タッチパネル式デイスプレイ
122…整定ポジションキー
124…整定機能キー
126…テンキー
130…集約表示LED部
135…押しボタン
140…可搬ツール接続コネクタ
200…可搬形ヒューマンインターフェイス
210…キーボード
220…フラットデイスプレイ

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