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技術 排紙トレイ装置

出願人 株式会社リコー
発明者 木内靖
出願日 1995年7月6日 (25年4ヶ月経過) 出願番号 1995-194280
公開日 1997年1月21日 (23年10ヶ月経過) 公開番号 1997-020444
状態 未査定
技術分野 ファクシミリ一般 電子写真における紙送り 堆積物収容具
主要キーワード 回動負荷 付与力 排紙トレイ装置 係合端 排紙トレイ内 揺動体 規制位置 揺動部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年1月21日)のものです。
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図面 (10)

課題

本発明は多数枚の記録紙を容易に整理できる状態で載置可能な安価な排紙トレイ装置を提供する。

解決手段

排紙トレイ装置20の第1の排紙トレイ23は軸22を介して回動可能に支持された回動部材21に着脱可能に装着されており、回動部材32は第1の規制部材25により時計方向の回動が規制され、第2の規制部材26により反時計方向の回動が規制されている。複写装置本体10の排紙ローラ対13から順次第1の排紙トレイ23上に記録紙11が排出され、記録紙11の重量による反時計方向の回動付与力所定値を越えると、スプリング28の付勢力に抗して第2の規制部材26を右方向に移動させて、回動部材21と第1の排紙トレイ23が反時計方向に回動する。これにより第1の排紙トレイ23上の複数枚の記録紙11がまとまって第1の排紙トレイ23下部の第2の排紙トレイ29上に落下する。

概要

背景

近時、情報化社会にあって、複写装置プリンタ装置及びファクシミリ装置等の用紙を排出する排紙装置が普及するとともに、これらの排紙装置が排紙装置に備えられた排紙トレイ上に排出する用紙の枚数も増加している。

このような多数枚の用紙を排出する排紙装置においては、排出された用紙を整理する上で、排出される多数枚の用紙をいかに取り扱い易い状態で排紙トレイ上に排出・載置させるかが重要な問題となっている。

このような排紙トレイ装置としては、例えば、本出願人が先に提案した排紙トレイ装置(実開平2−64560号公報参照)がある。

この排紙トレイ装置は、傾斜した排紙トレイ上に多数枚の記録紙をスタックする排紙トレイ装置において、前記排紙トレイ上に揺動体上下揺動自在にかつ弾性体を持たせて装着したことを特徴としている。

この排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ上に排出された記録紙は、揺動体上に載置され、排出される記録紙が増加するに伴って、記録紙の重量により揺動体が下方に沈む。

したがって、記録紙の枚数に応じて揺動体が上下に揺動するため、多数枚の記録紙を載置することができるとともに、記録紙を排紙トレイから取り除くときに、排紙トレイを深く形成しても、上部の記録紙から順次取り除くことにより、排紙トレイ内の記録紙が記録紙の枚数に応じて揺動体により上方に持ち上げられ、容易に取り除くことができる。

概要

本発明は多数枚の記録紙を容易に整理できる状態で載置可能な安価な排紙トレイ装置を提供する。

排紙トレイ装置20の第1の排紙トレイ23は軸22を介して回動可能に支持された回動部材21に着脱可能に装着されており、回動部材32は第1の規制部材25により時計方向の回動が規制され、第2の規制部材26により反時計方向の回動が規制されている。複写装置本体10の排紙ローラ対13から順次第1の排紙トレイ23上に記録紙11が排出され、記録紙11の重量による反時計方向の回動付与力所定値を越えると、スプリング28の付勢力に抗して第2の規制部材26を右方向に移動させて、回動部材21と第1の排紙トレイ23が反時計方向に回動する。これにより第1の排紙トレイ23上の複数枚の記録紙11がまとまって第1の排紙トレイ23下部の第2の排紙トレイ29上に落下する。

目的

そこで、本発明は、安価で、かつ、用紙の取り扱いが容易な排紙トレイ装置を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

所定の用紙を排出する排紙装置の前記用紙の排出部に、順次排出される前記用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙が所定重量を越えると、前記第1の排紙トレイが下方向に回動して、前記第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に前記第1の排紙トレイ上の前記用紙がまとまって落下して載置される排紙トレイ装置であって、付勢手段が、前記第1の排紙トレイを上方向に所定の付勢力で付勢するとともに、第1の規制手段が、前記付勢手段による前記第1の排紙トレイの上方向への回動を該第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制し、第2の規制手段が、前記第1の排紙トレイに前記第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙の重量による前記第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、前記用紙による前記回動付与力が前記所定の付与力を越えると、前記第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除することを特徴とする排紙トレイ装置。

請求項2

前記第2の規制手段は、一旦下方向に回動した前記第1の排紙トレイが前記付勢手段の付勢力により上方向に回動する際に前記第1の排紙トレイに付与する回動負荷として、前記第1の排紙トレイ上の前記用紙の重量による前記第1の排紙トレイの下方向への回動に対して付与する回動負荷に比較して、少なくとも5パーセント以上小さい回動負荷を付与することを特徴とする請求項1記載の排紙トレイ装置。

請求項3

前記第2の規制手段は、前記第1の排紙トレイに係合して前記第1の排紙トレイの前記回動方向への回動を規制する規制位置と前記第1の排紙トレイの前記回動方向への回動の規制を解除する解除位置との間を移動する規制部材と、前記規制部材を前記規制位置と前記解除位置との間を移動可能にガイドするガイド部材と、前記規制部材を前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記回動付与力が所定の付与力になるまで前記規制位置方向に付勢する付勢部材と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の排紙トレイ装置。

請求項4

前記第2の規制手段は、前記第1の排紙トレイに係合する係合部を有し、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで該係合部を前記第1の排紙トレイ方向に所定の弾性力押し付けて、前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制する弾性部材により形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の排紙トレイ装置。

請求項5

前記第1の排紙トレイは、前記排紙装置に回動可能に取り付けられた回動部材着脱可能に装着され、前記回動部材は、前記付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢され、前記第1の規制手段により、前記付勢手段による上方向への回動が、前記回動部材に装着された前記第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制され、前記第2の規制手段により、前記回動を規制する所定量の回動負荷が付与されて、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで前記下方向の回動が規制され、前記用紙による前記回動付与力が所定の付与力を越えると、前記下方向への回動の規制が解除されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の排紙トレイ装置。

請求項6

所定の用紙を排出する排紙装置の前記用紙の排出部に、順次排出される前記用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙が所定重量を越えると、前記第1の排紙トレイが下方向に回動して、前記第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に前記第1の排紙トレイ上の前記用紙がまとまって落下して載置される排紙トレイ装置であって、付勢手段が、前記第1の排紙トレイを前記上方向に所定の付勢力で付勢し、第1の規制手段が、前記付勢手段による上方向への前記第1の排紙トレイの回動を前記第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制するとともに、所定方向に移動して前記第1の排紙トレイの前記上方向への回動の規制を解除し、第2の規制手段が、前記第1の排紙トレイに前記第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙の重量による前記第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、前記用紙による前記回動付与力が前記所定の付与力を越えると、前記第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除し、前記第1の規制手段による前記第1の排紙トレイの上方向への回動の規制が解除されたとき、保持手段が、上方向に回動された前記第1の排紙トレイを前記排紙装置と所定の近接した位置で保持することを特徴とする排紙トレイ装置。

技術分野

0001

本発明は、排紙トレイ装置、詳細には、複写装置プリンタ装置及びファクシミリ装置等の記録した多数枚の用紙を排出する排出する排紙装置に適用され、多数枚の用紙を載置する排紙トレイ装置に関する。

背景技術

0002

近時、情報化社会にあって、複写装置、プリンタ装置及びファクシミリ装置等の用紙を排出する排紙装置が普及するとともに、これらの排紙装置が排紙装置に備えられた排紙トレイ上に排出する用紙の枚数も増加している。

0003

このような多数枚の用紙を排出する排紙装置においては、排出された用紙を整理する上で、排出される多数枚の用紙をいかに取り扱い易い状態で排紙トレイ上に排出・載置させるかが重要な問題となっている。

0004

このような排紙トレイ装置としては、例えば、本出願人が先に提案した排紙トレイ装置(実開平2−64560号公報参照)がある。

0005

この排紙トレイ装置は、傾斜した排紙トレイ上に多数枚の記録紙をスタックする排紙トレイ装置において、前記排紙トレイ上に揺動体上下揺動自在にかつ弾性体を持たせて装着したことを特徴としている。

0006

この排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ上に排出された記録紙は、揺動体上に載置され、排出される記録紙が増加するに伴って、記録紙の重量により揺動体が下方に沈む。

0007

したがって、記録紙の枚数に応じて揺動体が上下に揺動するため、多数枚の記録紙を載置することができるとともに、記録紙を排紙トレイから取り除くときに、排紙トレイを深く形成しても、上部の記録紙から順次取り除くことにより、排紙トレイ内の記録紙が記録紙の枚数に応じて揺動体により上方に持ち上げられ、容易に取り除くことができる。

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、このような従来の排紙トレイ装置にあっては、弾性体を持たせた揺動体により記録紙をその枚数に応じて上下揺動する構成となっていたため、排紙トレイに載置させる記録紙の枚数を多くしようとすればするほど、強固な弾性体を必要とするとともに、排紙トレイをファクシミリ装置等の排紙装置に取り付けるには、排紙装置自体や排紙トレイ自体を強靱な構造にする必要がある。

0009

その結果、排紙装置や排紙トレイ装置が高価なものになるという問題があった。

0010

そこで、本発明は、安価で、かつ、用紙の取り扱いが容易な排紙トレイ装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0011

請求項1記載の発明の排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の前記用紙の排出部に、順次排出される前記用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙が所定重量を越えると、前記第1の排紙トレイが下方向に回動して、前記第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に前記第1の排紙トレイ上の前記用紙がまとまって落下して載置される排紙トレイ装置であって、付勢手段が、前記第1の排紙トレイを上方向に所定の付勢力で付勢するとともに、第1の規制手段が、前記付勢手段による前記第1の排紙トレイの上方向への回動を該第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制し、第2の規制手段が、前記第1の排紙トレイに前記第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙の重量による前記第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、前記用紙による前記回動付与力が前記所定の付与力を越えると、前記第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除することにより、上記目的を達成している。

0012

すなわち、請求項1記載の発明の排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の用紙の排出部に、順次排出される用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、第1の排紙トレイ上に載置された用紙が所定重量を越えると、第1の排紙トレイが下方向に回動して、第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に第1の排紙トレイ上の用紙がまとまって落下して載置されるが、第1の排紙トレイは、付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢されるとともに、第1の規制手段により、付勢手段による上方向への回動を用紙を載置するのに適した位置で規制されている。

0013

そして、第1の排紙トレイには、第2の規制手段により、その回動を規制する所定量の回動負荷が付与されており、第1の排紙トレイは、この回動負荷により、その下方向への回動が、載置された用紙の重量による下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで規制され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、その下方向への回動の規制が解除される。

0014

したがって、第1の排紙トレイは、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、下方向に回動して、載置していた複数枚の用紙をまとめて第2の排紙トレイ上に落下させて載置する。

0015

その結果、排紙装置に取り付けられる第1の排紙トレイや排紙装置自体を多数枚の用紙の重量に耐え得る強靱なものとすることなく、多数枚の用紙を取り扱い易い状態で第2の排紙トレイ上に載置させることができ、排紙トレイ装置、ひいては、排紙装置を安価なものとすることができるとともに、排出された用紙を取り扱い易い状態で載置することができる。

0016

この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記第2の規制手段は、一旦下方向に回動した前記第1の排紙トレイが前記付勢手段の付勢力により上方向に回動する際に前記第1の排紙トレイに付与する回動負荷として、前記第1の排紙トレイ上の前記用紙の重量による第1の排紙トレイの下方向への回動に対して付与する回動負荷に比較して、少なくとも5パーセント以上小さい回動負荷を付与するものであってもよい。

0017

このようにすると、第1の排紙トレイを、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持することができるとともに、下方向に一旦回動した第1の排紙トレイが付勢手段の付勢力により第1の規制手段により規制される位置まで戻る際に、速やかに戻すことができる。

0018

また、例えば、請求項3に記載するように、前記第2の規制手段は、前記第1の排紙トレイに係合して前記第1の排紙トレイの前記回動方向への回動を規制する規制位置と前記第1の排紙トレイの前記回動方向への回動の規制を解除する解除位置との間を移動する規制部材と、前記規制部材を前記規制位置と前記解除位置との間を移動可能にガイドするガイド部材と、前記規制部材を前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記回動付与力が所定の付与力になるまで前記規制位置方向に付勢する付勢部材と、を備えたものであってもよい。

0019

このようにすると、第1の排紙トレイを、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまで、用紙が載置されるのに適した位置により一層確実に保持することができ、用紙の載置性を向上させることができる。

0020

さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記第2の規制手段は、前記第1の排紙トレイに係合する係合部を有し、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで該係合部を前記第1の排紙トレイ方向に所定の弾性力押し付けて、前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制する弾性部材により形成されたものであってもよい。

0021

このようにすると、第2規制手段、ひいては、排紙トレイ装置をより一層小型で、安価なものとすることができる。

0022

ここで、弾性部材は、例えば、板バネ等が使用される。

0023

また、上記各場合において、例えば、請求項5に記載するように、前記第1の排紙トレイは、前記排紙装置に回動可能に取り付けられた回動部材着脱可能に装着され、前記回動部材は、前記付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢され、前記第1の規制手段により、前記付勢手段による上方向への回動が、前記回動部材に装着された前記第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制され、前記第2の規制手段により、前記回動を規制する所定量の回動負荷が付与されて、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙による前記下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで前記下方向の回動が規制され、前記用紙による前記回動付与力が所定の付与力を越えると、前記下方向への回動の規制が解除されるものであってもよい。

0024

このようにすると、排紙された用紙を取り扱い易い状態で載置することのできる排紙トレイ装置を安価なものとすることができるとともに、第1の排紙トレイを、使用しないときには、取り外すことができ、排紙トレイ装置の収納スペースを小さくすることができる。

0025

請求項6記載の発明の排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の前記用紙の排出部に、順次排出される前記用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙が所定重量を越えると、前記第1の排紙トレイが下方向に回動して、前記第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に前記第1の排紙トレイ上の前記用紙がまとまって落下して載置される排紙トレイ装置であって、付勢手段が、前記第1の排紙トレイを前記上方向に所定の付勢力で付勢し、第1の規制手段が、前記付勢手段による上方向への前記第1の排紙トレイの回動を前記第1の排紙トレイが前記用紙を載置するのに適した位置で規制するとともに、所定方向に移動して前記第1の排紙トレイの前記上方向への回動の規制を解除し、第2の規制手段が、前記第1の排紙トレイに前記第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、前記第1の排紙トレイ上に載置された前記用紙の重量による前記第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで前記第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、前記用紙による前記回動付与力が前記所定の付与力を越えると、前記第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除し、前記第1の規制手段による前記第1の排紙トレイの上方向への回動の規制が解除されたとき、保持手段が、上方向に回動された前記第1の排紙トレイを前記排紙装置と所定の近接した位置で保持することにより、上記目的を達成している。

0026

すなわち、請求項6記載の発明の排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の該用紙の排出部に、順次排出される用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、第1の排紙トレイ上に載置された用紙が所定重量を越えると、第1の排紙トレイが下方向に回動して、第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に第1の排紙トレイ上の用紙がまとまって落下して載置されるが、第1の排紙トレイは、付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢され、また、第1の規制手段により、付勢手段による上方向への回動を第1の排紙トレイが用紙を載置するのに適した位置で規制されているとともに、第1の規制手段が所定方向に移動することにより、上方向への回動の規制が解除される。

0027

そして、第2の規制手段が、第1の排紙トレイに第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、第1の排紙トレイ上に載置された用紙の重量による第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、該第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除する。

0028

さらに、第1の規制手段による第1の排紙トレイの上方向への回動の規制が解除されたとき、保持手段が、上方向に回動された第1の排紙トレイを排紙装置と所定の近接した位置で保持する。

0029

したがって、第1の排紙トレイは、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、下方向に回動して、載置していた複数枚の用紙をまとめて第2の排紙トレイ上に落下させて載置させることができる。

0030

そして、第1の排紙トレイを、使用しないときには、第2の規制手段を移動させて、第1の排紙トレイを排紙装置に近接した所定の位置まで上方向に回動させて、第3規制手段により保持することができる。

0031

その結果、排紙装置に取り付けられる第1の排紙トレイや排紙装置自体を多数枚の用紙の重量に耐え得る強靱なものとすることなく、多数枚の用紙を取り扱い易い状態で第2の排紙トレイ上に載置させることのできる排紙トレイ装置を安価なものとすることができるとともに、第1の排紙トレイを使用しないときの排紙トレイ装置、ひいては、排紙装置の設置スペースを小さくし、かつ、第1の排紙トレイが取り外されることによる、第1の排紙トレイの紛失や破損を防止することができる。

発明を実施するための最良の形態

0032

以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。

0033

尚、以下に述べる実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。

0034

図1図4は、本発明の排紙トレイ装置の第1実施例を示す図である。

0035

図1は、本発明の排紙トレイ装置の第1実施例を適用した複写装置1の全体概略構成図である。

0036

図1において、複写装置1は、大きく分けて、複写装置本体10と排紙トレイ装置20とを備えている。

0037

複写装置本体10は、原稿の画像を読み取る読取部と、読取部で読み取った画像を、例えば、電子写真方式等により記録紙(用紙)11に記録出力する記録部と、を備えており、記録部で画像の記録された記録紙11は、ガイド板12により複写装置本体10の上部側部に設けられた排出部である排紙ローラ対13a、13bに搬送される。

0038

排紙ローラ対13a、13bに搬送された記録紙11は、排紙ローラ対13a、13bにより複写装置本体10外に排出(排紙)される。

0039

該排紙ローラ対13a、13bの設けられた複写装置本体10の側部であって、排紙ローラ対13a、13bよりも所定距離下方には、排紙トレイ装置20の回動部材21が軸(支点)22を介して回動可能に取り付けられており、回動部材21には、第1の排紙トレイ23が着脱可能に装着されている。

0040

すなわち、軸22は、複写装置本体10に取り付けられており、回動部材21は、この軸22に回動可能に支持されている。なお、軸22が複写装置本体10に回動自在に取り付けられ、回動部材21が軸22に固定されることにより、回動部材21が軸22を介して回動可能に支持されていてもよい。要するに、回動部材21が軸22を介して複写装置本体10に対して回動可能に取り付けられていればよい。

0041

回動部材21は、図2に示すように、2本のアーム21a、21bを備えた略コの字型に形成されており、上部アーム21aには、下部アーム21b方向に突出した爪部21cが形成されている。

0042

この回動部材21のアーム21a、21b間に第1の排紙トレイ23の基端部が着脱可能に挿入され、この第1の排紙トレイ23の基端部の先端には、上方向に突出した爪部23aが形成されている。

0043

第1の排紙トレイ23は、その基端部が回動部材21のアーム21a、21b間に挿入されて、第1の排紙トレイ23の爪部23aと回動部材21のアーム21aの爪部21cが係合することにより、第1の排紙トレイ23の基端部の底部が回動部材21のアーム21bに保持されて、回動部材21に装着される。

0044

また、第1の排紙トレイ23は、その自由端部側が上方向に持ち上げられることにより、爪部23aと爪部21cとの係合が解除され、回動部材21から取り外すことができる。

0045

第1の排紙トレイ23は、その自由端部が所定角度上方に傾斜しており、排紙ローラ対13a、13bから第1の排紙トレイ23上に排出された記録紙11を第1の排紙トレイ23上に保持する。

0046

上記回動部材21の第1の排紙トレイ23とは反対側の端部には、スプリング(付勢手段)24の一端が取り付けられており、スプリング24の他端は、詳細には図示しないが、複写装置本体10に固定されている。

0047

したがって、回動部材21は、スプリング24により時計方向図2中矢印Aと反対方向)への回動付与力、すなわち、第1の排紙トレイ23を上方向に回動させる回動付与力を受ける。

0048

また、回動部材21の下部であって、軸22よりも第1の排紙トレイ23とは反対方向の位置に、第1の規制部材(第1の規制手段)25が配設されており、第1の規制部材25は、複写装置本体10等に固定されている。

0049

第1の規制部材25には、回動部材21の軸22よりも第1の排紙トレイ23とは反対方向の下端部が当接し、第1の規制部材25は、回動部材21の時計方向への回動を規制する。

0050

この第1の規制部材25は、回動部材21がスプリング24により時計方向に回動されて、回動部材21の下端部が第1の規制部材25に当接したとき、回動部材21に装着されている第1の排紙トレイ23を、上記図1に示した排紙ローラ対13a、13bから排出される記録紙11が第1の排紙トレイ23上に適切に載置される位置に停止させる位置に配設されている。

0051

また、回動部材21の第1の排紙トレイ23とは反対側の上端部には、所定角度で第1の排紙トレイ23とは反対方向に傾斜する傾斜面21dが形成されており、回動部材21の第1の排紙トレイ23とは反対側の端面は、上記傾斜面21dから下方に向かって第1の排紙トレイ23方向に所定角度で傾斜する傾斜面21eに形成されている。

0052

この回動部材21の第1の排紙トレイ23とは反対側の上部には、その側面が長方形の第2の規制部材26が配設されており、第2の規制部材26の回動部材21側の下端部には、回動部材21の傾斜面21dと同じ傾斜角の傾斜面26aが形成されている。

0053

第2の規制部材26には、水平方向に長い長径案内孔26bが形成されており、案内孔26b内を、該案内孔26bの長径方向に並んだ一対のガイド部材27a、27bが貫通している。

0054

ガイド部材27a27bは、第2の規制部材26を回動部材21方向とその反対方向に案内して、第2の規制部材26を略水平方向に所定量だけ移動させる。

0055

第2の規制部材26の回動部材21とは反対側の側面には、スプリング(付勢部材)28の一端が固定されており、スプリング28の他端は、複写装置本体10に固定されている。

0056

スプリング28は、所定の付勢力で第2の規制部材26を回動部材21方向に付勢し、第2の規制部材26の傾斜面26aを回動部材21の傾斜面21dに当接させることにより、回動部材21が反時計方向(図2中矢印A方向)に回動するのを規制するとともに、回動部材21の傾斜面21dが第2の規制部材26の傾斜面26aから外れて、回動部材21が反時計方向に回動したとき、第2の規制部材26の下端部を回動部材21の傾斜面21eに押し付けて、回動部材21が反時計方向に回動するのを補助する。

0057

すなわち、後述するように、排紙ローラ対13a、13bにより第1の排紙トレイ23上に複数枚の記録紙11が順次排出されて載置されると、この第1の排紙トレイ23上に載置された記録紙11の重量により、回動部材21には、第1の排紙トレイ23を介して回動部材21を反時計方向に回動させる方向の回動付与力が作用する。

0058

このとき、スプリング28は、この回動付与力が所定の回動付与力になるまで、該回動付与力により回動部材21の傾斜面21dが第2の規制部材26の傾斜面26aを押すことにより第2の規制部材26をスプリング28方向に押圧する押圧力に抗して、第2の規制部材26の傾斜面26aを回動部材21の傾斜面21dに当接させて、回動部材21が反時計方向に回動するのを規制する回動負荷を付与し、記録紙11の重量により該回動付与力が所定の回動付与力を越えると、上記押圧力によりスプリング28が圧縮されて、第2の規制部材26の傾斜面26aが回動部材21の傾斜面21dから外れ、回動部材21の反時計方向への回動の規制が解除される。

0059

また、スプリング28は、回動部材21が反時計方向への回動を開始したとき、第2の規制部材26の回動部材21側の下端部を回動部材21の傾斜面21eに押し付け、回動部材21を反時計方向に回動させるように作用する。

0060

ところが、回動部材21の傾斜面21dと第2の規制部材26の傾斜面26aが面接触しているとともに、これらの傾斜面21d、26aの水平方向となす傾斜角度が、回動部材21の傾斜面21eの垂直方向となす傾斜角度よりも小さく形成されているため、第2の規制部材26が回動部材21の反時計方向の回動に対して作用する回動負荷は、回動部材21の時計方向の回動に対して作用する回動負荷に比較して、大きな回動負荷となる。

0061

この場合、回動部材21の時計方向の回動に対して作用する回動負荷力が、回動部材21の反時計方向の回動に対して作用する回動負荷力よりも、少なくとも5%(パーセント)以上、好適には、10%以上小さい回動負荷力となるように設定されている。

0062

すなわち、回動部材21の反時計方向の回動に対して作用する回動負荷は、回動部材21の傾斜面21dの傾斜角度と、第2の規制部材26の傾斜面26aの傾斜角度と、スプリング28の付勢力と、スプリング24の付勢力と、によりその大きさが決定され、また、回動部材21の時計方向の回動に対して作用する回動負荷力は、回動部材21の傾斜面21eの傾斜角度と、スプリング28の付勢力と、スプリング24の付勢力と、によりその大きさ決定されるので、これらの傾斜面21d、傾斜面26a、傾斜面21eの傾斜角度及びスプリング28とスプリング24の付勢力を、反時計方向の回動負荷力と時計方向の回動負荷力との差が上記少なくとも5%以上となるように、また、好適には、10%以上となるように、設定する。

0063

したがって、上記第2の規制部材26、ガイド部材27a、27b及びスプリング28は、全体として、第1の排紙トレイ23に第1の排紙トレイ23の回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、第1の排紙トレイ23上に載置された記録紙11の重量が第1の排紙トレイ23に前記回動方向に作用する回動付与力が所定の付与力になるまで第1の排紙トレイ23を第1の規制部材25により規制された位置に規制し、記録紙11による回動付与力が所定の付与力を越えると、第1の排紙トレイ23の回動の規制を解除する第2の規制手段を構成する。

0064

再び、図1において、複写装置本体10の側部で、第1の排紙トレイ23の下方の床には、大型の箱状の第2の排紙トレイ29が配置されており、第2の排紙トレイ29は、複数枚の記録紙11の載置された第1の排紙トレイ23が図1中矢印方向に回動したとき、第1の排紙トレイ23からまとまって落下してくる記録紙11を収納(載置)する。

0065

次に、作用を説明する。

0066

本実施例は、排紙トレイ装置20を第1の排紙トレイ23と第2の排紙トレイ29とを備えたものとし、複写装置本体10から排出される記録紙11が所定枚数第1の排紙トレイ23上に載置されると、第1の排紙トレイ23が下方向に回動して、第1の排紙トレイ23上の複数枚の記録紙11をまとめて第2の排紙トレイ29上に落下載置させるところにその特徴がある。

0067

以下、この排紙トレイ装置20の動作を説明する。

0068

複写装置1は、複写装置本体10で画像を記録紙11に記録して、この記録紙11をガイド板12に案内させて排紙ローラ対13a、13bに搬送し、排紙ローラ対13a、13bにより記録紙11を複写装置本体10外に排出させて、複写装置本体10の側部に取り付けられた第1の排紙トレイ23上に順次載置させる。

0069

第1の排紙トレイ23は、その基端部が軸22を中心に回動可能に設けられた回動部材21に着脱可能に装着されており、回動部材21は、スプリング24により時計方向に回動付与力が付与されているとともに、スプリング28により付勢された第2の規制部材26の傾斜面26aが回動部材21の傾斜面21dに当接して、反時計方向への回動が規制されている。

0070

また、回動部材21は、スプリング24による時計方向への回動が第1の規制部材25により規制されており、第1の規制部材25は、回動部材21の時計方向への回動を所定位置で規制することにより、排紙ローラ対13a、13bから排出される記録紙11が第1の排紙トレイ23上に適切に載置される位置で第1の排紙トレイ23を保持させている。

0071

上記排紙ローラ対13a、13bから排出された記録紙11が順次第1の排紙トレイ23上に載置され、記録紙11の重量により第1の排紙トレイ23を介して回動部材21に作用する反時計方向の回動付与力が所定の回動付与力になるまでは、第2の規制部材26の傾斜面26aが回動部材21の傾斜面21dに当接して、回動部材21の反時計方向への回動を規制して、回動部材21を第1の規制部材25に当接した位置に保持させる。

0072

したがって、第1の排紙トレイ23は、第1の排紙トレイ23上に載置される記録紙11が所定の重量になるまでは、第2の規制部材26により回動部材21が第1の規制部材25に当接した位置に保持され、排紙ローラ対13a、13bから排出される記録紙11を第1の排紙トレイ23上に適切に載置させることができる。

0073

そして、第1の排紙トレイ23上に載置された記録紙11が所定の重量を越えると、第2の規制部材26が図1及び図2右方向に移動して、第2の規制部材26の傾斜面26aが回動部材21の傾斜面21dから外れ、第2の規制部材26は、回動部材21の反時計方向の回動の規制を解除するとともに、スプリング28の付勢力により第2の規制部材26の回動部材21側の先端部が回動部材21の傾斜面21eを押して、スプリング28の付勢力が回動部材21を反時計方向に回動させる方向に作用する。

0074

したがって、第1の排紙トレイ23は、図1に矢印で示す反時計方向に速やかに回動し、第1の排紙トレイ23上に載置された複数枚の記録紙11が、図3に示すように、第1の排紙トレイ23の下方に設置されている第2の排紙トレイ29上に、まとまって落下する。

0075

上述のように、第1の排紙トレイ23は、第2の規制部材26による規制が解除されると、速やかに下方向に回動するため、第1の排紙トレイ23上の全ての記録紙11を第2の排紙トレイ29上にまとまった状態で落下させることができる。

0076

この第2の規制部材26による規制を解除させる記録紙11の重量としては、例えば、第2の排紙トレイ29内に順次まとまって落下した記録紙11を、該記録紙11のまとまり毎に取り出して整理するのに整理し易い枚数の重量であるとともに、第1の排紙トレイ23や回動部材21等を安価な材料で、かつ、特別に強靱な構造とすることなく、第1の排紙トレイ23上に載置可能な枚数の重量として設定される。

0077

第1の排紙トレイ23上の全ての記録紙11が第2の排紙トレイ29上に落下すると、スプリング24による時計方向の回動付与力がスプリング28による反時計方向の回動付与力に打ち勝って、回動部材21が第1の排紙トレイ23とともに時計方向に回動し、回動部材21は、第1の規制部材25に当接して、時計方向の回動が規制されて、第1の規制部材25に当接した位置で停止する。

0078

このとき、第2の規制部材26が回動部材21の反時計方向の回動に対して作用する回動負荷の方が、回動部材21の時計方向の回動に対して作用する回動負荷に比較して、少なくとも5%以上、好適には、10%以上大きな回動負荷となるように設定されているので、第1の規制部材25は、その回動部材21側の下端部が回動部材21の傾斜面21eに当接する状態で回動部材21の傾斜面21eを速やかに滑り、回動部材21の下端部が第1の規制部材25に当接したとき、第2の規制部材26の傾斜面26aが回動部材21の傾斜面21dに当接して、第2の規制部材26が回動部材21の反時計方向の回動を規制する状態となる。

0079

上記動作が複写装置本体10から記録紙11が第1の排紙トレイ23上に排出され、第1の排紙トレイ23上に載置された記録紙11が所定重量を越える毎に繰り返し行われ、第1の排紙トレイ23から複数枚ずつまとまって落下した記録紙11は、図4に示すように、該複数枚ずつまとまった状態で第2の排紙トレイ29上に順次載置される。

0080

したがって、第1の排紙トレイ23を複写装置本体10から排出される全ての記録紙11を載置するだけの強靱な構造のものとすることなく、第1の排紙トレイ23から第2の排紙トレイ29に所定枚数ずつまとめて落下させることにより、全ての記録紙11がばらばらの状態で第2の排紙トレイ29に落下することなく、複数枚ずつまとまった状態で記録紙11を第2の排紙トレイ29に載置することができ、この複数枚ずつまとまった記録紙11を第2の排紙トレイ29から取り出すことにより、記録紙11を容易に整理することができる。

0081

その結果、多数枚の記録紙11を載置する排紙トレイ装置20を安価なものとすることができるとともに、記録紙11を容易に整理することのできる状態で載置することができる。

0082

また、排紙トレイ装置20は、第1の排紙トレイ23を使用しないときには、第1の排紙トレイ23の自由端部を上方に持ち上げることにより、第1の排紙トレイ23の爪部23aと回動部材21の爪部21cとの係合を解除して、第1の排紙トレイ23を回動部材21、すなわち、複写装置本体10から取り外すことができ、排紙トレイ装置20、ひいては、複写装置1の収納スペースを小さくすることができる。

0083

図5は、本発明の排紙トレイ装置の第2実施例を示す図であり、本実施例は、請求項4に対応する実施例である。

0084

本実施例は、上記第1実施例の複写装置1と同様の複写装置に適用したものであり、上記実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。

0085

図5において、排紙トレイ装置30は、上記実施例と同様の第1の排紙トレイ23と第1の排紙トレイ23の下部に設置された第2の排紙トレイ29(図示略)を有し、第1の排紙トレイ23の基端部は、その爪部23aが、軸(支点)31に回動可能に指示された回動部材32の二本のアーム32a、32b間に挿入されて、上部アーム32aの爪部32cに係合することにより、回動部材32に着脱可能に装着されている。

0086

回動部材32の第1の排紙トレイ23と反対側の上端部には、第1の排紙トレイ23と反対側に突出した係合端部32dが形成されており、この係合端部32dには、スプリング33の一端が取り付けられている。

0087

スプリング33の他端部は、詳細には図示しないが複写装置本体10に取り付けられており、スプリング33は、回動部材32を軸31を中心に時計方向に回動させる所定量の回動付与力を付与している。

0088

回動部材32の係合端部32dの下部には、第1の規制部材34が設けられており、第1の規制部材34は、詳細には図示しないが複写装置本体10に固定されている。

0089

第1の規制部材34には、回動部材32の係合端部32dの下端部が当接し、第1の規制部材34は、回動部材32の時計方向の回動を係合端部32dの当接位置で規制する。

0090

回動部材32の第1の排紙トレイ23と反対側には、所定の弾性力を有した第2の規制手段としての板バネ(弾性体)35が配設されており、板バネ35は、複写装置本体10に固定部材36a、36bにより固定されている。

0091

板バネ35が取り付けられている複写装置本体10の板バネ35の長手方向中間部には、第1の排紙トレイ23と反対方向に窪んだ空間部10aが形成されており、板バネ35は、回動部材32の係合端部32dにより押されてこの空間部10a方向に湾曲可能となっている。

0092

板バネ35には、回動部材32方向に突出した係合部35aが形成されており、この係合部35aが回動部材32の係合端部32dに係合して、回動部材32が反時計方向に回動するのを規制する。

0093

係合部35aは、回動部材32の係合端部32dと係合する下側端部が略水平に形成され、その上部が滑らかな傾斜面に形成されている。

0094

本実施例によれば、回動部材32は、その時計方向の回動が第1の規制部材34により規制され、その反時計方向の回動が板バネ35の係合部35aにより規制された状態で、第1の排紙トレイ23が記録紙11を適切に記録紙11を載置する位置に保持され、第1の排紙トレイ23上に記録紙11が載置されて、記録紙11の重量による反時計方向の回動付与力が所定の回動付与力になるまでは、板バネ35の係合部35aにより反時計方向の回動が規制される。

0095

このとき、板バネ35の係合部35aは、その回動部材32の係合端部32dと係合する下側端部が略水平に形成され、板バネ35の付勢力が回動部材32方向に作用しているので、記録紙11による反時計方向の回動付与力が所定の付与力になるまでは、回動部材21の回動を確実に規制し、第1の排紙トレイ23を記録紙11を蓄積するのに適切な位置に保持する。

0096

第1の排紙トレイ23上の記録紙11が所定の重量を越えて、記録紙11の重量による反時計方向の回動付与力が所定の回動付与力を越えると、この回動付与力により板バネ35が回動部材32と反対方向に押されて、回動部材32の係合端部32dが板バネ35の係合部35aとの係合から解除され、回動部材32は、第1の排紙トレイ23とともに反時計方向に回動する。

0097

このとき、回動部材32の係合端部32dが板バネ35の係合部35aの傾斜面に押され、第1の排紙トレイ23は、回動部材32とともに反時計方向に速やかに回動する。

0098

この第1の排紙トレイ23の反時計方向の回動により、第1の排紙トレイ23上の複数枚の記録紙11が、図3に示した場合と同様に、第2の排紙トレイ29上にまとまって落下する。

0099

第1の排紙トレイ23上の記録紙11が全て落下すると、第1の排紙トレイ23及び回動部材32は、スプリング33の付勢力により、時計方向に回動し、回動部材32の係合端部32dが第1の規制部材34に当接した位置で、回動部材21の回動が停止する。

0100

このとき、板バネ35の係合部35aが、その上部が滑らかな傾斜面に形成されているので、回動部材32は、板バネ35の付勢力に抗して、スプリング33の付勢力により、板バネ35の係合部35aの傾斜面を回動部材32の係合端部32dが滑るようにして、第1の規制部材25により規制される位置まで速やかに時計方向に回動する。

0101

排紙トレイ装置30は、上記動作を繰り返し行い、複写装置本体10から排出される記録紙11を所定枚数ずつ第1の排紙トレイ23に載置させた後、第2の排紙トレイ29にまとめて落下させる。

0102

したがって、本実施例によれば、回動部材32の反時計方向の回動を規制する第2の規制手段を板バネ35により形成しているので、上記第1実施例の場合と同様の効果を得ることができるとともに、排紙トレイ装置30を少ない部品点数で、かつ、小型化することができ、排紙トレイ装置30をより一層安価なものとすることができる。

0103

また、本実施例においても、第1の排紙トレイ23を使用しないときには、第1の排紙トレイ23を回動部材32から取り外すことができ、排紙トレイ装置30、ひいては、複写装置1の設置スペースを小さくすることができる。

0104

図6図9は、本発明の排紙トレイ装置の第3実施例を示す図であり、本実施例は、請求項6に対応する実施例である。

0105

本実施例は、上記第2実施例と同様に、上記第1実施例の複写装置1と同様の複写装置に適用したものであり、上記各実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。

0106

図6において、排紙トレイ装置40は、複写装置本体10に、第1の排紙トレイ41と第1の排紙トレイ41の下部に設置された上記実施例と同じ第2の排紙トレイ29(図示略)を有し、第1の排紙トレイ41は、その基端部付近で複写装置本体10に取り付けられた軸42を介して、複写装置本体10に、直接、回動可能に支持されている。

0107

第1の排紙トレイ41は、上記軸42の部分で略くの字に折れ曲げられており、第1の排紙トレイ41の基端部には、その先端が丸く形成された係合端部41aが形成されている。

0108

この第1の排紙トレイ41の係合端部41a部分には、スプリング43の一端が取り付けられており、スプリング43の他端は、詳細には図示しないが、複写装置本体10に取り付けられている。

0109

スプリング43は、第1の排紙トレイ41を軸42を中心に時計方向に回動させる所定量の回動付与力を付与している。

0110

第1の排紙トレイ41の係合端部41aの下部には、第1の規制部材44が設けられており、第1の規制部材44は、複写装置本体10に軸45を介して揺動可能に取り付けられた揺動部材46に固定されている。

0111

揺動部材46は、手動操作により、第1の規制部材44を、図6に示す第1の排紙トレイ41の係合端部41aの下方部分に位置する規制位置と、この規制位置から時計方向に揺動して係合端部41aの下方から外れた解除位置と、の間を揺動可能に形成されている。

0112

したがって、第1の規制部材44は、図6に示す第1の排紙トレイ41の係合端部41aの下方部分の規制位置に位置するとき、該係合端部41aの下端部に当接して、第1の排紙トレイ41の時計方向の回動を規制し、この規制位置から時計方向に外れた解除位置に位置するとき、第1の排紙トレイ41が時計方向に回動するのを許容する。

0113

第1の排紙トレイ41の係合端部41a側には、上記第2実施例と同じ所定の弾性力を有した第2の規制手段としての板バネ(弾性体)35が配設されており、固定部材36a、36bにより複写装置本体10に固定されている。

0114

板バネ35が取り付けられている複写装置本体10には、第1の排紙トレイ23と反対方向に窪んだ空間部10aが形成されており、板バネ35は、第1の排紙トレイ41の係合端部41aにより押されてこの空間部10a方向に湾曲可能となっている。

0115

板バネ35には、第1の排紙トレイ41方向に突出した係合部35aが形成されており、この係合部35aが第1の排紙トレイ41の係合端部41aに係合して、第1の排紙トレイ41が反時計方向に回動するのを規制する。

0116

また、係合部35aは、第1の排紙トレイ41の係合端部41aと係合する下側端部が略水平に形成され、その上部が滑らかな傾斜面に形成されている。

0117

第1の排紙トレイ41を回動可能に支持する軸42の略下方には、第1の規制部材44が規制位置から解除位置に移動して、第1の排紙トレイ41が時計方向に回動して複写装置本体10と略平行の状態まで近接したとき、第1の排紙トレイ41の基端部である係合端部41aの先端部を保持する保持部材(保持手段)47が配設されており、保持部材47は、詳細は図示しないが、複写装置本体10に取り付けられている。

0118

保持部材47は、第1の排紙トレイ41の時計方向の回動を規制する壁部47aと、第1の排紙トレイ41の係合端部41aを保持する窪み部47bと、を有しており、壁部47aにより第1の排紙トレイ41の時計方向の回動を規制しつつ、窪み部47bにより、当該収納位置で第1の排紙トレイ41の係合端部41aを保持する。

0119

本実施例によれば、第1の排紙トレイ41を利用して、複写装置本体10から排出される記録紙11を第1の排紙トレイ41上に載置するときには、図6に示すように、第1の規制部材44を第1の排紙トレイ41の係合端部41aの下部位置である規制位置にセットする。

0120

この状態で、第1の排紙トレイ41は、その係合端部41aの下端部が第1の排紙トレイ41に当接することにより、その時計方向の回動が第1の規制部材44により規制されるとともに、その係合端部41aが板バネ35の係合部35aに係合することにより、その反時計方向の回動が板バネ35の係合部35aにより規制され、排紙ローラ対13a、13bから排出される記録紙11を載置するのに適した位置に保持される。

0121

この状態で、排紙ローラ対13a、13bから順次記録紙11が第1の排紙トレイ41上に載置され、載置された記録紙11の重力が第1の排紙トレイ41に作用する反時計方向の回動付与力が所定の回動付与力になるまでは、板バネ35の係合部35aにより第1の排紙トレイ41の反時計方向の回動が規制される。

0122

このとき、第1の排紙トレイ41の係合端部41aと係合する板バネ35の係合部35aの下側端部が略水平に形成されているので、記録紙11による反時計方向の回動付与力が所定の付与力になるまでは、第1の排紙トレイ41の回動を確実に規制し、第1の排紙トレイ41を記録紙11を蓄積するのに適切な位置に保持する。

0123

第1の排紙トレイ41上の記録紙11が所定重量を越えて、記録紙11の重量が第1の排紙トレイ41に作用する反時計方向の回動付与力が所定の回動付与力を越えると、この回動付与力により板バネ35が空間部10a方向に押されて、第1の排紙トレイ41の係合端部41aが板バネ35の係合部35aとの係合から解除され、第1の排紙トレイ41は、図8に示すように、反時計方向に回動する。

0124

この第1の排紙トレイ41の反時計方向の回動により、第1の排紙トレイ41上の複数枚の記録紙11が、図3に示した場合と同様に、第2の排紙トレイ29上にまとまって落下する。

0125

第1の排紙トレイ41上の記録紙11が全て落下すると、第1の排紙トレイ41は、スプリング43の付勢力により、時計方向に回動し、第1の排紙トレイ41の係合端部41aが第1の規制部材44に当接した位置で、第1の排紙トレイ41の回動が停止する。

0126

このとき、板バネ35の係合部35aの上部が滑らかな傾斜面に形成されているので、第1の排紙トレイ41の係合端部41aは、板バネ35の付勢力に抗して、スプリング43の付勢力により、板バネ35の係合部35aの傾斜面を滑るようにして、第1の規制部材44により規制される位置まで速やかに時計方向に回動する。

0127

排紙トレイ装置40は、上記動作を繰り返し行い、複写装置本体10から排出される記録紙11を所定枚数ずつ第1の排紙トレイ41に載置させた後、第2の排紙トレイ29にまとめて落下させる。

0128

したがって、本実施例によれば、第1の排紙トレイ41の反時計方向の回動を規制する第2の規制手段を板バネ35により形成しているので、上記第1実施例の場合と同様の効果を得ることができるとともに、上記第2実施例と同様に、排紙トレイ装置40を少ない部品点数で、かつ、小型化することができ、排紙トレイ装置40をより一層安価なものとすることができる。

0129

排紙トレイ装置40は、第1の排紙トレイ41を使用しないときには、第1の規制部材44の取り付けられた揺動部材46を図6から図8に示す規制位置から図9に示す解除位置に揺動させ、第1の排紙トレイ41を手動により時計方向に回動させる。

0130

第1の排紙トレイ41は、時計方向に回動されると、複写装置本体10から側方に突出する状態から複写装置本体10に略平行な状態になり、その係合端部41aが保持部材47の壁部47aに当接した位置で時計方向の回動が規制されて、保持部材47の窪み部47bにより保持される。

0131

したがって、第1の排紙トレイ41を使用しないときには、第1の排紙トレイ41を複写装置本体10から突出した状態から複写装置本体10に略平行な状態に回動させて、保持することができ、排紙トレイ装置40の占有スペースを減少させて、第1の排紙トレイ41が邪魔になることを防止することができるとともに、第1の排紙トレイ41を着脱可能とした場合に、取り外した第1の排紙トレイ41を紛失したり、落として破損させることを防止することができる。

0132

以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。

0133

例えば、上記各実施例においては、第2の規制手段を、第2の規制部材26、ガイド部材27a、27b及びスプリング28、あるいは、板バネ35により形成しているが、これらに限るものではなく、第1の排紙トレイ23、41上に載置された記録紙11が第1の排紙トレイ23、41に作用する回動付与力が所定の付与力になるまで第1の排紙トレイ23、41を第1の規制部材25により規制された位置に規制し、記録紙11による回動付与力が所定の付与力を越えると、第1の排紙トレイ23、41の回動の規制を解除できるものであれば、どのようなものであってもよい。

0134

また、上記各実施例においては、第2の排紙トレイ29を複写装置本体10の側の床に設置された箱状のものを使用しているが、これに限るものではなく、第1の排紙トレイ23、41から複数枚まとまって落下してくる記録紙11を取り出し易い状態で大量に収納できるものであれば、どのようなものであってもよい。

発明の効果

0135

請求項1記載の発明の排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の用紙の排出部に、順次排出される用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、第1の排紙トレイ上に載置された用紙が所定重量を越えると、第1の排紙トレイが下方向に回動して、第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に第1の排紙トレイ上の用紙がまとまって落下して載置されるが、第1の排紙トレイは、付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢されるとともに、第1の規制手段により、付勢手段による上方向への回動を用紙を載置するのに適した位置で規制されている。

0136

そして、第1の排紙トレイには、第2の規制手段により、その回動を規制する所定量の回動負荷が付与されており、第1の排紙トレイは、この回動負荷により、その下方向への回動が、載置された用紙の重量による下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで規制され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、その下方向への回動の規制が解除される。

0137

したがって、第1の排紙トレイは、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、下方向に回動して、載置していた複数枚の用紙をまとめて第2の排紙トレイ上に落下させて載置する。

0138

その結果、排紙装置に取り付けられる第1の排紙トレイや排紙装置自体を多数枚の用紙の重量に耐え得る強靱なものとすることなく、多数枚の用紙を取り扱い易い状態で第2の排紙トレイ上に載置させることができ、排紙トレイ装置、ひいては、排紙装置を安価なものとすることができるとともに、排出された用紙を取り扱い易い状態で載置することができる。

0139

この場合、請求項2に記載するように、第2の規制手段が、一旦下方向に回動した第1の排紙トレイが付勢手段の付勢力により上方向に回動する際に第1の排紙トレイに付与する回動負荷として、第1の排紙トレイ上の用紙の重量による第1の排紙トレイの下方向の回動に対して付与する回動負荷に比較して、少なくとも5パーセント以上小さい回動負荷を付与するようにすると、第1の排紙トレイを、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持することができるとともに、下方向に一旦回動した第1の排紙トレイが付勢手段の付勢力により第1の規制手段により規制される位置まで戻る際に、速やかに戻すことができる。

0140

また、請求項3に記載するように、第2の規制手段を、第1の排紙トレイに係合して第1の排紙トレイの回動方向への回動を規制する規制位置と第1の排紙トレイの回動方向への回動の規制を解除する解除位置との間を移動する規制部材と、規制部材を規制位置と解除位置との間を移動可能にガイドするガイド部材と、規制部材を第1の排紙トレイ上に載置された用紙による回動付与力が所定の付与力になるまで規制位置方向に付勢する付勢部材と、を備えたものとすると、第1の排紙トレイを、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまで、用紙が載置されるのに適した位置により一層確実に保持することができ、用紙の載置性を向上させることができる。

0141

さらに、請求項4に記載するように、第2の規制手段を、第1の排紙トレイに係合する係合部を有し、第1の排紙トレイ上に載置された用紙による下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで該係合部を第1の排紙トレイ方向に所定の弾性力で押し付けて、第1の排紙トレイの下方向への回動を規制する弾性部材、例えば、板バネ等により形成すると、第2規制手段、ひいては、排紙トレイ装置をより一層小型で、安価なものとすることができる。

0142

また、請求項5に記載するように、第1の排紙トレイが、排紙装置に回動可能に取り付けられた回動部材に着脱可能に装着され、この回動部材が、付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢され、第1の規制手段により、付勢手段による上方向への回動が、回動部材に装着された第1の排紙トレイが用紙を載置するのに適した位置で規制され、さらに、第2の規制手段により、回動を規制する所定量の回動負荷が付与されて、第1の排紙トレイ上に載置された用紙による下方向の回動付与力が所定の付与力になるまで下方向の回動が規制され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、下方向への回動の規制が解除されるようにすると、排紙された用紙を取り扱い易い状態で載置することのできる排紙トレイ装置を安価なものとすることができるとともに、第1の排紙トレイを、使用しないときには、取り外すことができ、排紙トレイ装置の収納スペースを小さくすることができる。

0143

請求項6記載の発明の排紙トレイ装置によれば、排紙トレイ装置は、所定の用紙を排出する排紙装置の該用紙の排出部に、順次排出される用紙の載置される第1の排紙トレイが、所定の支点を中心として回動可能に取り付けられ、第1の排紙トレイ上に載置された用紙が所定重量を越えると、第1の排紙トレイが下方向に回動して、第1の排紙トレイの下方に設けられた第2の排紙トレイ上に第1の排紙トレイ上の用紙がまとまって落下して載置されるが、第1の排紙トレイは、付勢手段により、上方向に所定の付勢力で付勢され、また、第1の規制手段により、付勢手段による上方向への回動を第1の排紙トレイが用紙を載置するのに適した位置で規制されているとともに、第1の規制手段が所定方向に移動することにより、上方向への回動の規制が解除される。

0144

そして、第2の規制手段が、第1の排紙トレイに第1の排紙トレイの回動を規制する所定量の回動負荷を付与して、第1の排紙トレイ上に載置された用紙の重量による第1の排紙トレイの下方向への回動付与力が所定の付与力になるまで第1の排紙トレイの下方向への回動を規制し、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、該第1の排紙トレイの下方向への回動の規制を解除する。

0145

さらに、第1の規制手段による第1の排紙トレイの上方向への回動の規制が解除されたとき、保持手段が、上方向に回動された第1の排紙トレイを排紙装置と所定の近接した位置で保持する。

0146

したがって、第1の排紙トレイは、順次載置される用紙の重量による回動付与力が所定の付与力になるまでは、用紙が載置されるのに適した位置に保持され、用紙による回動付与力が所定の付与力を越えると、下方向に回動して、載置していた複数枚の用紙をまとめて第2の排紙トレイ上に落下させて載置させることができる。

0147

そして、第1の排紙トレイを、使用しないときには、第2の規制手段を移動させて、第1の排紙トレイを排紙装置に近接した所定の位置まで上方向に回動させて、第3規制手段により保持することができる。

0148

その結果、排紙装置に取り付けられる第1の排紙トレイや排紙装置自体を多数枚の用紙の重量に耐え得る強靱なものとすることなく、多数枚の用紙を取り扱い易い状態で第2の排紙トレイ上に載置させることのできる排紙トレイ装置を安価なものとすることができるとともに、第1の排紙トレイを使用しないときの排紙トレイ装置、ひいては、排紙装置の設置スペースを小さくし、かつ、第1の排紙トレイが取り外されることによる、第1の排紙トレイの紛失や破損を防止することができる。

図面の簡単な説明

0149

図1本発明の排紙トレイ装置の第1実施例を適用した複写装置の複写装置本体及び排紙トレイ装置の全体概略構成図。
図2図1の排紙トレイ装置の要部拡大側面図。
図3図1の排紙トレイ装置の第1の排紙トレイが反時計方向に回動して、載置していた記録紙を第2の排紙トレイにまとめて落下させている状態を示す作用説明図。
図4複数枚ずつまとめて第1の排紙トレイから落下した記録紙を収納している状態の第2の排紙トレイの断面側面図。
図5本発明の排紙トレイ装置の第2実施例を適用した複写装置の排紙トレイ装置の要部拡大側面図。
図6本発明の排紙トレイ装置の第3実施例を適用した複写装置の排紙トレイ装置の要部拡大側面図。
図7図6の第1の排紙トレイが反時計方向に回動を開始した状態を示す排紙トレイ装置の要部拡大側面図。
図8図7の第1の排紙トレイがさらに反時計方向に回動して載置していた記録紙をまとめて落下させた状態を示す排紙トレイ装置の要部拡大側面図。
図9図6の第1の排紙トレイを時計方向に回動して保持部材により保持された状態を示す排紙トレイ装置の要部拡大側面図。

--

0150

1複写装置
10 複写装置本体
11 記録紙
12ガイド板
13排紙ローラ対
20、30、40排紙トレイ装置
21、32回動部材
21a、21b、32a、32bアーム
21c、32c 爪部
21d、21e 傾斜面
22、31、42、45 軸
23、41 第1の排紙トレイ
23a 爪部
24、28、33、43スプリング
25、34 第1の規制部材
26、44 第2の規制部材
26a 傾斜面
26b案内孔
27a、27bガイド部材
32d、41a係合端部
35板バネ
35a係合部
46揺動部材
47 保持部材

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