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技術 記録媒体に記録されているデータを再生する再生装置とその再生方法

出願人 株式会社東芝
発明者 中井雅敏
出願日 1995年6月30日 (24年8ヶ月経過) 出願番号 1995-188482
公開日 1997年1月17日 (23年2ヶ月経過) 公開番号 1997-018833
状態 特許登録済
技術分野 TV送受信機回路 記録のためのテレビジョン信号処理 記録に関連するカラーTV信号処理
主要キーワード シーケンス構成 テレビサイズ 再生表示システム 構成セル 構成セル数 ムービファイル データコンバータ オーディオ再生モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年1月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

目的

この発明は、光ディスクに記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生でき、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択できる。

構成

この発明は、データ領域にビデオデータが記録され、管理領域のファイル管理テーブルにビデオデータを映像として再現するのに必要な表示アスペクト比とパンスキャンとレターボックスに対する許可禁止が記録されている光ディスク10からビデオデータを再生するものにおいて、ビデオデータの表示アスペクト比が9:16の際に、パンスキャン、レターボックス、ダイレクトの表示が可能か否か判断し、ユーザがシェイプキー投入するごとに表示可能な条件で、読取ったビデオデータが再生出力される。

概要

背景

従来、家庭用テレビ画面は、その縦横サイズ比が3:4となっていた。したがって、このテレビで表示される画像(ビデオデータ)もこの画面サイズに対応したものであった。

しかし、近年、映像ソフトとしてのビデオデータの多様化高画質化により、たとえば映画館上映される映画スクリーンのように横に長い画面をできる限りそのまま表示したいという考えからハイビジョンテレビでは、その縦横の画面サイズが9:16に設定し、従来より迫力のある映画館での表示状態により近い形での画面表示を可能としている。

しかし、ハイビジョン放送は、従来の映像表示方式フォーマットが異るためにハイビジョン放送を従来のテレビで表示させるためには専用のデータコンバータが必要であることやハイビジョンフォーマットの国外との統一遅れ等の理由でその普及がはかばかしくない状態にある。

そこで、近年はハイビジョン放送は表示できないが、その画面サイズが9:16で従来の3:4のテレビ放送を9:16の画面サイズに拡張して表示する機能を持ったテレビが急速に普及されつつある。

また、レーザディスクVTRなどの映像および音声記録再生装置においては、そこに記録されている映像の画面サイズはテレビサイズ(3:4)のほかにシネマサイズ(9:16)などの様々なサイズのソフトが混在している。これらをテレビで再生する場合、レーザディスクプレーヤビデオカセットレコーダなどの再生装置にはその画面サイズを切換える手段はなく、テレビモニタ側表示画面切換え機能により切り換えられるようになっている。

しかし、このような処理は画質の点から不利であり、現在の映像用ソフトウエアハードウエアクオリティ最大限に利用するならば、3:4のテレビモニタで表示する場合には縦長の画像(スクイーズ画面)となるような映像を記録媒体に記録しておき、これをそのまま9:16の画面比に拡張して9:16のテレビモニタ(横長テレビ)で表示させることにより見るようにするのが良い。

しかしこのような、スクイーズ画面を9:16のテレビモニタで見る場合には良いが、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合には、画面が縦長に歪んで再生されるので、都合が悪いという欠点があった。

そこで、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの映像モードをユーザが自由に選択できるものが要望されている。

概要

この発明は、光ディスクに記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生でき、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択できる。

この発明は、データ領域にビデオデータが記録され、管理領域のファイル管理テーブルにビデオデータを映像として再現するのに必要な表示アスペクト比とパンスキャンとレターボックスに対する許可禁止が記録されている光ディスク10からビデオデータを再生するものにおいて、ビデオデータの表示アスペクト比が9:16の際に、パンスキャン、レターボックス、ダイレクトの表示が可能か否か判断し、ユーザがシェイプキー投入するごとに表示可能な条件で、読取ったビデオデータが再生出力される。

目的

この発明は上記したように、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択できるものが要望されているもので、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択でき、さらに、作成者の意図を反映して表示モードを制限した状態で、表示モードの切換えを行うことができる再生装置とその再生方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生する再生装置において、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取る読取手段と、この読取手段により読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとにより、ビデオデータの切出しが許可されているか禁止されているか、およびビデオデータの縮小が許可されているか禁止されているかを判定する判定手段と、ビデオデータの表示モードを切換え切換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータをそのまま再生出力に変換する第1の変換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータに対してビデオデータの部分的な切出しを行って再生出力に変換する第2の変換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータの縮小を行って再生出力に変換する第3の変換手段と、上記判定手段によりビデオデータの切出しと縮小とが許可されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第2の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力を順次切換えて出力する第1の出力手段と、上記判定手段によりビデオデータの切出しが許可され、ビデオデータの縮小が禁止されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第2の変換手段からの再生出力に順次切換える第2の出力手段と、上記判定手段によりビデオデータの切出しが禁止され、ビデオデータの縮小が許可されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力に順次切換える第3の出力手段と、を具備したことを特徴とする再生装置。

請求項2

一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生するものにおいて、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取り、この読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとにより、ビデオデータの切出しが許可されているか禁止されているか、およびビデオデータの縮小が許可されているか禁止されているかを判定し、この判定によりビデオデータの切出しと縮小とが許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切り出し画像の再生出力、ビデオデータの縮小出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが許可され、ビデオデータの縮小が禁止されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切出し画像の再生出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが禁止され、ビデオデータの縮小が許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの縮小画像の再生出力に順次切換える、ことを特徴とする再生方法

請求項3

一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な表示アスペクト比データ、上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生する再生装置と、この再生装置に接続され、上記再生装置からの再生出力を表示する表示装置とからなる再生表示システムにおいて、上記再生装置に、上記表示装置の表示アスペクト比を指示する指示手段と、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の表示アスペクト比データと切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取る読取手段と、この読取手段により読取られた表示アスペクト比データと切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データと上記指示手段により指示された上記表示装置の表示アスペクト比とにより、ビデオデータのそのままの出力か、ビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力、ビデオデータの切出し画像だけの出力、ビデオデータの縮小画像のだけの出力かを判定する判定手段と、ビデオデータの表示モードを切換える切換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータをそのまま再生出力に変換する第1の変換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータに対してビデオデータの部分的な切出しを行って再生出力に変換する第2の変換手段と、上記読取手段により読取られたビデオデータの縮小を行って再生出力に変換する第3の変換手段と、上記判定手段によりビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力となっている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第2の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力を順次切換えて出力する第1の出力手段と、上記判定手段によりビデオデータの切出し画像だけの出力が判定された際、上記第2の変換手段からの再生出力を出力する第2の出力手段と、上記判定手段によりビデオデータの縮小画像だけの出力が判定された際、上記第3の変換手段からの再生出力を出力する第3の出力手段とからなる、ことを特徴とする再生表示システム。

請求項4

一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生する再生装置と、この再生装置に接続され、上記再生装置からの再生出力を表示する表示装置とからなるものにおいて、上記再生装置が、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取り、この読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データと上記表示装置の表示アスペクト比の指示とにより、ビデオデータのそのままの出力か、ビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力、ビデオデータの切出し画像だけの出力、ビデオデータの縮小画像のだけの出力かを判定し、この判定によりビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力となっている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータの切り出し画像の再生出力、ビデオデータの縮小出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出し画像だけの出力が判定された際、ビデオデータの切出し画像を再生出力し、上記判定によりビデオデータの縮小が画像だけの出力が判定された際、ビデオデータの縮小画像を再生出力する、ことを特徴とする再生表示方法

技術分野

0001

この発明は、光ディスク等の記録媒体に記録されているデータを再生する再生装置とその再生方法に関する。

背景技術

0002

従来、家庭用テレビ画面は、その縦横サイズ比が3:4となっていた。したがって、このテレビで表示される画像(ビデオデータ)もこの画面サイズに対応したものであった。

0003

しかし、近年、映像ソフトとしてのビデオデータの多様化高画質化により、たとえば映画館上映される映画スクリーンのように横に長い画面をできる限りそのまま表示したいという考えからハイビジョンテレビでは、その縦横の画面サイズが9:16に設定し、従来より迫力のある映画館での表示状態により近い形での画面表示を可能としている。

0004

しかし、ハイビジョン放送は、従来の映像表示方式フォーマットが異るためにハイビジョン放送を従来のテレビで表示させるためには専用のデータコンバータが必要であることやハイビジョンフォーマットの国外との統一遅れ等の理由でその普及がはかばかしくない状態にある。

0005

そこで、近年はハイビジョン放送は表示できないが、その画面サイズが9:16で従来の3:4のテレビ放送を9:16の画面サイズに拡張して表示する機能を持ったテレビが急速に普及されつつある。

0006

また、レーザディスクVTRなどの映像および音声記録再生装置においては、そこに記録されている映像の画面サイズはテレビサイズ(3:4)のほかにシネマサイズ(9:16)などの様々なサイズのソフトが混在している。これらをテレビで再生する場合、レーザディスクプレーヤビデオカセットレコーダなどの再生装置にはその画面サイズを切換える手段はなく、テレビモニタ側表示画面切換え機能により切り換えられるようになっている。

0007

しかし、このような処理は画質の点から不利であり、現在の映像用ソフトウエアハードウエアクオリティ最大限に利用するならば、3:4のテレビモニタで表示する場合には縦長の画像(スクイーズ画面)となるような映像を記録媒体に記録しておき、これをそのまま9:16の画面比に拡張して9:16のテレビモニタ(横長テレビ)で表示させることにより見るようにするのが良い。

0008

しかしこのような、スクイーズ画面を9:16のテレビモニタで見る場合には良いが、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合には、画面が縦長に歪んで再生されるので、都合が悪いという欠点があった。

0009

そこで、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの映像モードをユーザが自由に選択できるものが要望されている。

発明が解決しようとする課題

0010

この発明は上記したように、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択できるものが要望されているもので、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択でき、さらに、作成者の意図を反映して表示モードを制限した状態で、表示モードの切換えを行うことができる再生装置とその再生方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

この発明の再生装置は、一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生するものにおいて、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取る読取手段、この読取手段により読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとにより、ビデオデータの切出しが許可されているか禁止されているか、およびビデオデータの縮小が許可されているか禁止されているかを判定する判定手段、ビデオデータの表示モードを切換える切換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータをそのまま再生出力に変換する第1の変換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータに対してビデオデータの部分的な切出しを行って再生出力に変換する第2の変換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータの縮小を行って再生出力に変換する第3の変換手段、上記判定手段によりビデオデータの切出しと縮小とが許可されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第2の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力を順次切換えて出力する第1の出力手段、上記判定手段によりビデオデータの切出しが許可され、ビデオデータの縮小が禁止されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第2の変換手段からの再生出力に順次切換える第2の出力手段、および上記判定手段によりビデオデータの切出しが禁止され、ビデオデータの縮小が許可されている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第1の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力に順次切換える第3の出力手段から構成されている。

0012

この発明の再生方法は、一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生するものにおいて、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取り、この読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとにより、ビデオデータの切出しが許可されているか禁止されているか、およびビデオデータの縮小が許可されているか禁止されているかを判定し、この判定によりビデオデータの切出しと縮小とが許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切り出し画像の再生出力、ビデオデータの縮小出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが許可され、ビデオデータの縮小が禁止されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切出し画像の再生出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが禁止され、ビデオデータの縮小が許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの縮小画像の再生出力に順次切換えるものである。

0013

この発明の再生表示システムは、一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な表示アスペクト比データ、上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生する再生装置と、この再生装置に接続され、上記再生装置からの再生出力を表示する表示装置とからなるものにおいて、上記再生装置に、上記表示装置の表示アスペクト比を指示する指示手段、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の表示アスペクト比データと切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取る読取手段、この読取手段により読取られた表示アスペクト比データと切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データと上記指示手段により指示された上記表示装置の表示アスペクト比とにより、ビデオデータのそのままの出力か、ビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力、ビデオデータの切出し画像だけの出力、ビデオデータの縮小画像のだけの出力かを判定する判定手段、ビデオデータの表示モードを切換える切換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータをそのまま再生出力に変換する第1の変換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータに対してビデオデータの部分的な切出しを行って再生出力に変換する第2の変換手段、上記読取手段により読取られたビデオデータの縮小を行って再生出力に変換する第3の変換手段、上記判定手段によりビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力となっている際、上記切換手段の切換え指示に応じて、上記第2の変換手段、上記第3の変換手段からの再生出力を順次切換えて出力する第1の出力手段、上記判定手段によりビデオデータの切出し画像だけの出力が判定された際、上記第2の変換手段からの再生出力を出力する第2の出力手段、および上記判定手段によりビデオデータの縮小画像だけの出力が判定された際、上記第3の変換手段からの再生出力を出力する第3の出力手段からなる。

0014

この発明の再生表示方法は、一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生する再生装置と、この再生装置に接続され、上記再生装置からの再生出力を表示する表示装置とからなるものにおいて、上記再生装置が、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取り、この読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データと上記表示装置の表示アスペクト比の指示とにより、ビデオデータのそのままの出力か、ビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力、ビデオデータの切出し画像だけの出力、ビデオデータの縮小画像のだけの出力かを判定し、この判定によりビデオデータの切出し画像の出力あるいはビデオデータの縮小画像の出力となっている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータの切り出し画像の再生出力、ビデオデータの縮小出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出し画像だけの出力が判定された際、ビデオデータの切出し画像を再生出力し、上記判定によりビデオデータの縮小が画像だけの出力が判定された際、ビデオデータの縮小画像を再生出力するものである。

0015

この発明は、一部の領域に管理領域と、他の領域にデータ領域が形成され、上記データ領域には、少なくとも1つのビデオデータが記録され、上記管理領域には、上記データ領域のビデオデータを映像として再現するのに必要な上記ビデオデータの表示領域の部分的な切出しを認めるか否かを示す切出し許可/禁止データと上記ビデオデータの表示領域の縦方向の縮小を認めるか否かを示す縮小許可/禁止データが記録されている記録媒体からビデオデータを再生するものにおいて、上記記録媒体のデータ領域のビデオデータと上記記録媒体の管理領域の切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとを読取り、この読取られた切出し許可/禁止データと縮小許可/禁止データとにより、ビデオデータの切出しが許可されているか禁止されているか、およびビデオデータの縮小が許可されているか禁止されているかを判定し、この判定によりビデオデータの切出しと縮小とが許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切り出し画像の再生出力、ビデオデータの縮小出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが許可され、ビデオデータの縮小が禁止されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの切出し画像の再生出力に順次切換え、上記判定によりビデオデータの切出しが禁止され、ビデオデータの縮小が許可されている際、ビデオデータの表示モードの切換え指示に応じて、ビデオデータをそのままの画像の再生出力、ビデオデータの縮小画像の再生出力に順次切換えるようにしたものである。

0016

以下、図面を参照してこの発明の実施例に係る光ディスク再生装置を説明する。

0017

図1は、この発明の一実施例に係る光ディスクからデータを再生する光ディス再生装置のブロックを示し、図2は、図1に示された光ディスクをドライブするディスクドライブ部のブロックを示し、図3は、図1及び図2に示した光ディスクの構造を示している。

0018

図1に示す光ディスク再生装置においては、ユーザが本体のフロントパネルキー操作部及び表示部4、あるいは本体と赤外線による光通信により接続されている遠隔操作装置としてのリモートコントロール5を操作することによって光ディスク10から記録データ、即ち、映像データ、副映像データ及び音声データが再生され、装置内でオーディオ(音声)信号及びビデオ信号に変換されて装置外モニタ部6及びスピーカー部8で映像及び音声として再現される。

0019

上記キー操作部及び表示部4は、図4に示すように、電源キー4a、マイクの入力端子4b、再生キー4c、一時停止キー4d、停止キー4e、早送り後戻りキー4f、光ディスク10の取り込み取り外しを指示するオープンクローズキー4g、表示器4h、光ディスク10の挿入、取出口4i等により構成されている。

0020

上記リモートコントロール5は、図5に示すように、電源キー5a、数字キー5b、停止キー5c、再生キー5d、一時停止キー5e、メモリキー5f、光ディスク10の取り込み取り外しを指示するオープン/クローズキー5g、早送り後戻りキー5h、5i、リピートの指示と範囲を指示するリピートキー5j、メニュー画面の表示を指示するメニューキー5k、メニュー画面表示時の各項目ごとのメニュー画面の表示を指示するiキー5l、メニュー画面表示時の項目を選択する際に用いる上下キー5m、および画像表示モードの切換えを指示するシェィプキー5n等により構成されている。

0021

既に知られるように光ディスク10は、種々の構造があるが、図3に示すように、例えば、透明基盤14上に記録層、即ち、光反射層16が形成された構造体18が一対用意され、この一対の構造体18が記録層16がその内部に封じ込まれるように接着層20を介して張り合わされる高記録密度のタイプが出現している。このような構造の光ディスク10では、その中心にスピンドルモータ12のスピンドルが挿入される中心孔22が設けられ、その中心孔22の周囲には、この光ディスク10をその回転時に押さえる為のクランピング領域24が設けられている。

0022

このクランピング領域24から光ディスク10の外周端までが光ディスク10に情報を記録することができる情報記録領域25に定められている。図3に示す光ディスクでは、その両面に情報記録領域25を有することとなる。各情報記録領域25は、その外周領域が通常は情報が記録されないリードアウト領域26に、また、クランピング領域24に接するその内周領域が同様に、通常は情報が記録されないリードイン領域27に定められ、更に、このリードアウト領域26とリードイン領域27の間がデータ記録領域28に定められている。情報記録領域25の記録層16には、通常、データが記録される領域としてトラックスパイラル状に連続して形成され、その連続するトラックは、複数のセクタに分割され、このセクタを基準にデータが記録されている。情報記録領域25のデータ記録領域28は、実際のデータ記録領域であって、後に説明するように管理データ、主画像データ副画像データ及び音声データが同様にピット等の物理的状態変化として記録されている。読み出し専用の光ディスク10では、透明基板14にピット列が予めスタンパーで形成され、このピット列が形成された透明基板14の面に反射層蒸着により形成され、その反射層が記録層14として形成されることとなる。また、この読み出し専用の光ディスク10では、通常、トラックとしてのグルーブが特に設けられず、ピット列がトラックとして定められている。

0023

このような光ディスク10からデータを再生する光ディスク再生装置においては、光ディスク10をドライブするディスクドライブ部30で光ディスク10が光ビーム検索される。即ち、図2に示すように、光ディスク10は、モータ駆動回路11によって駆動されるスピンドルモータ12上に載置され、このスピンドルモータ12によって回転されている。光ディスク10の下方には、この光ディスク10に光ビーム、即ち、レーザビーム集光する光ヘッド、即ち、光ピックアップ32が設けられている。この光ヘッド32は、情報記録領域25、特に、データ記録領域28を検索する為にその光ディスク10の半径方向に移動可能にガイド機構(図示せず。)に載置され、駆動回路37からの駆動信号によって駆動されるフィードモータ33で光ディスク10の半径方向に移動される。光ディスク10には、対物レンズ34がその光軸に沿って移動可能に保持され、フォカス駆動回路36からの駆動信号に応答してその光軸方向に移動され、常にフォ—カス状態に対物レンズ34が維持され、微小ビームスポットが記録層16上に形成される。また、この対物レンズ34は、光ディスク10の半径方向に沿って微動可能に保持され、トラック駆動回路38からの駆動信号に応答して微動され、常にトラッキング状態に維持されて光ディスク10の記録層16上のトラックが光ビームで追跡される。

0024

光ヘッド32では、光ディスク10から反射された光ビームが検出され、検出されたこの検出信号は、光ヘッド32からヘッドアンプ40を介してサーボ処理回路44に供給されている。サーボ処理回路44では、検出信号からフォ—カス信号、トラッキング信号及びモータ制御信号を生成し、これらの信号を夫々駆動回路36、38、11に供給している。従って、対物レンズ34がフォ—カス状態及びトラッキング状態に維持され、また、スピンドルモータ12が所定の回転数で回転され、光ビームによって記録層16上のトラックが光ビームで、例えば、線速一定で追跡される。システムCPU部50からアクセス信号としての制御信号がサーボ処理回路44に供給されると、サーボ処理回路44から移動信号が駆動回路37に供給され、光ヘッド32が光ディスク10の半径方向に沿って移動され、記録層16の所定のセクタがアクセスされ、再生データがヘッドアンプ40で増幅されてディスクドライブ部30から出力される。出力された再生データは、システム用ROM及びRAM部52に記録のプログラムで制御されるシステムCPU部50及びシステムプロセッサ部54を介してデータRAM部56に格納される。この格納された再生データは、システムプロセッサ部54によって処理されてビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データに分類され、ビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データは、夫々ビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部60及び副映像デコーダ部62に出力されてデコードされる。デコードされたビデオデータ、オーディオデータ及び副映像データは、D/A及び再生処理回路64でアナログ信号としてのビデオ信号、オーディオ信号及び副映像信号に変換されるとともにミキシング処理されてビデオ信号及び副映像信号がモニタ6に、また、オーディオ信号がスピーカ8に夫々供給される。その結果、モニタ部6に映像が表示されるとともにスピーカ部8から音声が再現される。図1に示す光ディスク装置の詳細な動作については、次に説明する光ディスク10の論理フォーマットとともに後により詳細に説明する。

0025

図2に示される光ディスク10のリードインエリア27からリードアウトエリア26までのデータ記録領域28は、論理フォーマットとしてISO9660に準拠した図6に示されるようなボリューム構造を有している。このボリューム構造は、階層構造ボリューム管理情報領域70及びファイル領域80から構成されている。ボリューム管理情報領域70は、ISO9660に準拠して定められた論理ブロック番号0から23までが相当し、システム領域72及びボリューム管理エリア74が割り付けられている。システム領域72は、通常は空き領域として内容は規定されていないが、たとえば光ディスク10に記録するデータを編集する編集者の為に設けられ、編集者の意図に応じた光ディスク装置の駆動を実現する為のシステムプログラムが必要に応じて格納される。また、ボリューム管理領域74には、ファイル領域80のディスク情報ファイル76(以下、単にディスク情報ファイル76と称する。)、ムービファイル或いはミュージックファイル等のファイル78を管理するボリューム管理情報、即ち、全のファイルの記録位置、記録容量及びファイル名等が格納されている。ファイル領域80には、論理ブロック番号24以降の論理ブロック番号で指定されるファイル番号0からファイル番号99までのファイル76、78が配置され、ファイル番号0のファイル76がディスク情報ファイル76として割り付けられ、ファイル番号1からファイル番号99までのファイル78がムービファイル、即ち、映像ファイル、又はミュージックファイルとして割り付けられている。

0026

ディスク情報ファイル76は、図7に示されるようにファイル管理情報エリア82及びメニュー映像データエリア84から構成され、ファイル管理情報エリア82には、光ディスク10の全体に記録されている選択可能なシーケンス、即ち、ビデオ又はオーディオのタイトルを選択するためのファイル管理情報が記述されている。また、メニュー映像データエリア84には、タイトル等の選択メニューを表示する為のメニュー画面の画像データがセル単位メニューデータセル90として格納されている。即ち、メニュー映像データエリア84のメニュー映像データは、後に詳述するように、目的に応じて必要な大きさの単位に区切られ、ディスク10のメニュー映像データエリア84への記録順に#1から連続して番号が割り付けられたi個のメニューセル90として定められている。このメニューセル90には、ムービ或いはオーディオのタイトル選択、各タイトルのプログラム選択等に関する映像データ、副映像データ、或いは、オーディオデータが格納されている。

0027

図7に示されるようにファイル管理情報エリア82は、ディスク構成情報DSINF: Disc Structure Information)を格納するディスク構成情報エリア86、メニュー構成情報MSINF: Menu Structure Information)を格納するメニュー構成情報エリア87、セル情報を格納するセル情報テーブル(MCIT: Menu Cell Information Table )88の3種類の情報領域があり、この順序で配列されている。

0028

ディスク構成情報エリア86には、主にディスク10のファイル領域80に記録されているムービファイル及びミュージックファイル、即ち、再生ファイル78の数(パラメータDSINFとして1から99の範囲内で記述される。)、個々のファイル78内に存在するシーケンス(ビデオ、オーディオ及び副映像等を含む映像データの一連データ群を称し、後に詳述する。また、以下、単にシーケンスと称する。)の数、即ち、タイトルの数(パラメータFSINFとして記述される。)等の情報が記述される。

0029

メニュー構成情報エリア87には、このディスク情報ファイル76内に記録されているメニュー映像用データエリア84のメニューセル90の数(パラメータNOMCELとして記述される。)、ディスク内に存在するタイトルを選択するための一連のメニュー映像用データを構成するタイトルメニューセル90の開始セル番号(パラメータTMSCELとして記述される。)等の情報が記述されている。

0030

メニューセル情報テーブル88には、各メニューセル90の再生に必要なセル情報がセル番号順に記述されたi個のセル情報エリア89の集合に規定されている。このセル情報テーブル88には、ファイル76内のセル90の位置(パラメータMCSLBNとしてファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で記述される。)、サイズ(パラメータMCNLBとして論理ブロック数で記述される。)等の情報が記述されている。ここで、ディスク構成情報(DSINF)及びメニュー構成情報(MSINF)は、ファイル管理情報エリア82に連続して記述され、メニューセル情報テーブル(MCIT)88は、論理ブロックの境界アライメントされている。

0031

1又は複数タイトルのミュージックデータ或いはムービデータがファイル番号1からファイル番号99までに相当するムービファイル及びミュージックファイル78に格納されている。このファイル78は、夫々図8に示すように当該ファイル78に含まれるデータに対する諸元情報、即ち、管理情報(例えば、アドレス情報及び再生制御情報等)が記述されているファイル管理情報エリア101及び当該ファイル78の映像データ(ビデオ、オーディオ及び副映像データ等を単に映像データと称する。)が記述されている映像用データエリア102から構成されるファイル構造を有している。映像用データエリア102には、ディスク情報ファイル76のメニューセル90と同様に映像データがセル単位に分割され、映像データがj個の映像用データセル105として配列されている。

0032

通常、あるタイトルのムービデータ或いはオーディオデータは、連続するシーケンス106の集合として表される。例えば、映画のストーリーは、「起」、「承」、「転」及び「結」に相当するような連続するシーケンス106で表現される。従って、各ファイル78の映像用データエリア102は、図9に示すようにシーケンス106の集合として定義される。また、各シーケンス106は、ストーリの種々の場面に相当する複数の映像プログラムチャプター)107で表され、各映像プログラム107が複数の映像用データセル105で構成されている。各映像セル105は、図10に示されるように制御パック(DSI)92、主映像パック93、副映像パック95及びオーディオパック98を組み合わせた1画像グループ(GOP: Group of Picture )が複数グループ配列されて構成されている。この映像セル105の構成は、メニューセル90と略同様であって、この映像用データ102は、MPE規格(Moving Picture Expert Group) 等の圧縮規格に従って圧縮された動画(ムービ)、音声(オーディオ)及び副映像等のデータがMPEG2のシステムレーヤに対応したデータフォーマットで記録されている。即ち、映像用データ102は、MPEG規格で規定されるプログラムストリーマとなっている。更に、各パック92、93、95、98は、パックヘッダ97及びパックに対応するパケット99から構成されるパック構造を有している。

0033

ファイル管理情報エリア101は、ファイル管理テーブルFMT: File Management Table)113、シーケンス情報テーブル(SIT: Sequence Information Table )114、セル情報テーブル(CIT: Cell Information Table)115等から構成される。

0034

映像用データエリア102の映像用データセルは、ディスクへの記録順に#1から連続して番号が振り分けられ、このセル番号及びこのセル番号に関連させてセルに関する情報がセル情報テーブル115に記述されている。即ち、セル情報テーブル115には、映像用データセルの再生に必要な情報をセル番号順に記述したj個のセル情報(CI)が格納されるエリア117の集合に定められ、このセル情報(CI)には、ファイル78内のセルの位置、サイズ、再生時間等の情報が記述されている。

0035

図11には、このセル情報テーブル115に格納されるセル情報(CI)の内容が示されている。このセル情報領域117に記述されるセル情報(CI)は、映像データを目的に応じた単位で分割した映像セルの開始位置及びサイズ等の内容がパラメータで記述される。即ち、このセル情報(CI)は、映像セルがムービ、カラオケ及びインタラクティブメニューのいずれであるか等の映像セルの内容を示すセル種別情報(CCAT)、映像セルのトータル再生時間を示すセル再生情報(CTIME)、セルの開始パックに記述されているSCRシステム時刻基準参照値)の上位32ビットを記述する(CSSCR)、映像セルの開始位置、即ち開始アドレス(ファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号)を示すセル開始位置情報(CSLBN)及び映像セルを構成するサイズ(論理ブロック数)を示したセルサイズ情報(CNLB)等から構成されている。CTIMEにはセル種別がインタラクティブメニューの場合0が記述される。

0036

シーケンス情報テーブル114は、シーケンス106毎に指定された範囲内のセル105を選択して再生する順序等を記述したi個のシーケンス情報(SI)が格納されるエリア116の集合に定められ、各シーケンス情報(SI)には、そのシーケンス106内に記録されている映像セル105の再生順序及び再生に関する再生制御情報が記述されている。このシーケンス106には、1シーケンスで完結する完結型シーケンス、1シーケンス毎に次のシーケンスに分岐接続される接続型シーケンスがあり、接続型シーケンスには、マルチストーリに相当するビデオデータの先頭シーケンスであって、このシーケンスから分岐して次のシーケンスに接続されることが可能な接続型先頭シーケンス、即ち、ストーリがその選択の仕方で変化する接続型先頭シーケンス、他の接続型シーケンスから分岐されて更に他のシーケンスに接続される接続型中間シーケンス、及び他の接続型シーケンスから接続され、そのシーケンスを終了する接続型終了シーケンス、即ち、このシーケンスでストーリが終了する接続型終了シーケンスがある。このシーケンス情報の番号は、シーケンス番号1からiと定義され、各々の開始位置情報は、ファイル管理情報テーブル113に書き込まれている。

0037

図12には、図8に示されたファイル管理情報エリア101内のシーケンス情報テーブル114に格納される1つのシーケンス情報(SI)の内容が示されている。図12に示すようにシーケンス情報エリア116には、映像セルの再生順序及びシーケンス情報等が記述される。このシーケンス情報(SI)の番号は、シーケンスの番号に一致し、シーケンス情報テーブル114にその番号順に割り付けられている。シーケンス番号1は、デフォルト再生シーケンスであり、シーケンスを構成するセルの配置は指定順序通りに連続することが望ましいとされている。このシーケンス情報116は、シーケンス種別情報(SCAT)、構成プログラム数(SNPRG)、構成セル数(SNCEL)、シーケンス再生時間(STIME)、接続シーケンス数情報(SNCSQ)、シーケンス番号リスト情報(SCSQN)及びシーケンス制御情報(SCINF)から構成されている。

0038

シーケンス種別情報(SCAT)には、1シーケンス再生して終了する完結型シーケンス、マルチストーリに相当するビデオデータの先頭シーケンスであって、このシーケンスから分岐して次のシーケンスに接続されることが可能な接続型先頭シーケンス、他の接続型シーケンスから分岐されて更に他のシーケンスに接続される接続型中間シーケンス、及び、他の接続型シーケンスから接続され、そのシーケンスを終了する接続型終了シーケンスのいずれであるかが記述される。構成プログラム数(SNPRG)には、シーケンスを構成するプログラム数が記述される。構成セル数(SNCEL)には、シーケンスを構成している延べセル数が記述される。シーケンス再生時間(STIME)には、シーケンスのトータル再生時間が記述され、接続シーケンス数情報(SNCSQ)には、接続型シーケンスにおいてそのシーケンスを再生後にそのシーケンスに接続可能なシーケンスの数が記述され、シーケンス番号リスト情報(SCSQN)には、接続シーケンス数情報(SNCSQ)に記述された数分の接続先のシーケンスの番号がリストとして記述され、更に、シーケンス制御情報(SCINF)には、シーケンスを構成するセルの再生順序が記述され、この記述に従って、セルが再生されてシーケンスが実行される。複数のセルの中から1つのセルを選択して再生する区間は、セルの集合としてのブロックで記述され、そのブロックを指定することによってそのブロックのシーケンスが実行される。また、シーケンスは、再生順が連続する1つ以上のセルを組合せた再生単位としてのプログラムが定義され、その番号が記述される。シーケンス内のプログラム番号は#1から昇順に割り付けられる。

0039

ファイル管理テーブル113は、その映像用ファイル78に関する諸元情報を示している。このファイル管理テーブル113には、そのファイル名及び光ディスクが装填された光ディスク再生装置で再生可能なファイルか否かを識別する為のファイル識別子が記述されている。また、このファイル管理テーブル113には、シーケンス情報テーブル114及びセル情報テーブル115の開始アドレス及びそれぞれのテーブルに記述されるシーケンス情報116及びセル情報117の個数、さらに、ファイル78の先頭からの相対距離で示されるシーケンス情報テーブル114の開始アドレス並びにこのシーケンス情報テーブル114の先頭からの相対距離で示される各シーケンス情報116の開始アドレス、映像用データ102の開始アドレス、各データを再生するための情報としてのデータ属性等が記述されている。

0040

ファイル管理テーブル(FMT)113は複数のパラメータが記録される領域からなり、各領域には、図13に示すように、ファイル名(FFNAME)、ムービファイルであることを識別する情報としてのファイル識別子(FFID)、論理ブロック数で記述されるファイル管理テーブル(FMT)のサイズ(FSZFMT)、このファイル中に存在する総シーケンス数FNSQ)、このファイル中に存在するセル数(FNCEL)、このファイルの映像用データ中に存在するディスクサーチ情報(DSI)パック数(FNDSIP)、このファイルのサイズに対応する論理ブロック数(FNLB)、ファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で示されるこのファイル内のシーケンス情報テーブル114の開始アドレス(FSASIT)、ファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で示されるこのファイル内のセル情報テーブル115の開始アドレス(FSACIT)、ファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で示されるこのファイル内のディスクサーチマップ開始アドレス(FSADSM)、ファイル先頭からのオフセット論理ブロック番号で示されるこのファイル内の映像用データ開始アドレス(FSADVD)、シーケンス情報の記述順にシーケンス分記述されるこのファイルのシーケンス情報テーブル114中の各シーケンス情報の開始アドレス(シーケンス情報テーブル114の先頭からのオフセットバイト番号)およびサイズ(FSAESI)、シーケンス情報の記述順にシーケンス分記述されるこのファイル内に存在する各シーケンス中で使用するセルの最小番号と最小番号から最大番号間でのセル数(FSNCIB)、このファイル内に記録されているビデオデータの再生形態を示すビデオデータ属性(FVATR)123、このビデオデータと同一時間帯で再生可能な、このファイル内に記録されているオーディオデータのストリームデータ列)数を示すオーディオストリーム数(FNAST)124、これらのストリーム数分だけのストリーム番号と記録順を対応させた個々のオーディオストリーム属性FAATR)125、上記ビデオデータと同一時間帯で再生可能なこのファイル内に記録されている副映像データのチャネル数を示す副映像チャネル数(FNSPCH)126、これらのチャネル数分だけチャネル番号と記録順を対応させた個々の副映像チャネル属性(FSPATR)127、ファイルの映像用データのすべてのチャネルにおいて使用する副映像カラーパレット(FSPPLT)、ベンダ特定用途のために自由に使用できる領域を定義するベンダ定義(FVDEF)等のパラメータが記録されている。

0041

図13において、オーディオストリーム数124がn個のとき、それに続くオーディオデータ属性125は#1〜#nまでストリーム番号順に連続して記録される。

0042

また上記と同様に、副映像チャネル数126がm個のとき、それに続く副映像データ属性127は#1〜#mまでチャネル番号順に連続して記録される。

0043

ここで、オーディオストリーム数124、あるいは副映像チャネル数126が、(0)の場合は、オーディオデータ属性125、あるいは副映像データ属性127は、記録されない。

0044

上記ビデオデータ属性123の各項目は、対応するファイル内に記録されるビデオデータに関する再生形態を決定づけるものである。

0045

このビデオデータ属性(FVATR)123は、図14に示すように、MPEG1、MPEG2等のビデオデータの符号化方式を示したビデオ圧縮モード131、記録されているビデオデータの表示アスペクト比が3:4か9:16かを示す表示アスペクト比132、NTSC(national television system committee)、PAL(phase alternation by line) 等のビデオ信号のフレームレート133、ビデオデータに対する表示領域の部分的な割愛(切出し)としてのパンスキャンと表示画像の上下に黒い部分が生じるレターボックスを許可/禁止する表示モード134等から構成される。

0046

ビデオ圧縮モード131は、00Hの場合、MPEG1に準拠していることを示し、01Hの場合、MPEG2に準拠していることを示している。

0047

表示アスペクト比132は、00Hの場合、3:4のビデオデータを示し、11Hの場合、9:16のビデオデータを示している。

0048

フレームレート133は、00Hの場合、NTSCを示し、01Hの場合、PALを示している。

0049

表示モード134は、00Hの場合、パンスキャンとレターボックスの両方の許可(切出し許可、縮小許可)を示し、01Hの場合、パンスキャンが許可(切出し許可)でレターボックスが禁止(縮小禁止)を示し、10Hの場合、パンスキャンが禁止(切出し禁止)でレターボックスが許可(縮小許可)を示している。

0050

パンスキャンとレターボックスは、ともに9:16の表示アスペクト比で記録されたビデオデータ(映像ソフト)を従来の3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で再生した場合の画面変換処理である。たとえば、9:16の表示アスペクト比で記録されたビデオデータを従来の3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で再生すると、縦方向に伸びた映像として再生される(図24の(a)の右側の画面参照(ダイレクト))。このように、9:16のビデオデータは縦方向に伸びた画面として記録されており、一般的にスクイーズ(圧縮された)画面と呼んでいる。このスクイーズ画面を、9:16の表示アスペクト比のモニタ部6で再生すると、正常な縦横比でかつ画面一杯に表示される。これは、基本的に、表示アスペクト比が3:4のモニタ部6も9:16のモニタ部6も、その画面上の表示される画素数は同じであり、表示アスペクト比が9:16のモニタ部6は、従来の表示アスペクト比が3:4のビデオデータを横方向に少し引き伸ばして再生表示しているのにすぎないからである。したがって、その比率で横方向に引き伸ばされたときに正常な縦横比率になるように、あらかじめ横方向に縮めて記録したビデオデータを、ここでは表示アスペクト比が9:16のビデオデータとしている。

0051

このように、表示アスペクト比が9:16のビデオデータ(スクイーズ画面)をそのまま表示アスペクト比が3:4のモニタ部6で再生表示すると、縦方向に伸びた映像となり、見辛い映像となるので、このスクイーズ画面を縦横比を正常にして再生表示するための変換処理が、パンスキャンとレターボックスである。

0052

パンスキャンは、スクイーズ画面を表示アスペクト比が9:16のモニタ部6で再生した画面から表示アスペクト比3:4の画角切り取って再生表示するものである。この場合、たとえば、図24の(a)の左側の画面のように、本来持っている1画面分のビデオデータから一部分(両端)が欠落したものとなる。

0053

このパンスキャン変換処理は、ビデオデコーダ部58内の後述するMPEG2デコーダ58dにより行われるようになっている。

0054

レターボックス変換は、基本的には、9:16の画角全部を、3:4の画角に縦横比が正常のまま嵌め込もうとする処理である。したがって、パンスキャンで発生するビデオデータ(画面情報)の一部欠落という現象は回避できるが、モニタ部6の画面の上下に映像の表示されない黒帯の部分が生じる(図24の(a)の中央の画面参照)。

0055

このレターボックスの変換処理は、後述するビデオ再生処理部201内のレターボックス変換器204により行われるようになっている。

0056

この結果、光ディスク10のフォーマットでは、表示アスペクト比9:16のビデオデータが光ディスク10に記録され、それが3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で再生表示される場合に、上記パンスキャンとレターボックスのどちらの変換を許可あるいは禁止させるかを、上記表示モードの設定により、光ディスク10の制作者の意図で制限できる。

0057

上記オーディオストリーム属性(FAATR)125の各項目は、本ファイル内に記録されるオーディオデータに関する再生形態を決定づけるものである。

0058

このオーディオデータ属性125は、図15に示すように、MPEG1、AC3、リニアPCM等のオーディオデータの符号化方式を示したオーディオ圧縮モード151、ステレオモノラルディジタルサラウンド等のオーディオ再生モードを示すオーディオモード152、オーディオデータの内容が音楽/言語(音声)等を示すオーディオ種別153、オーディオストリームが、ミキシング可能か否か、また、単独再生可能か否か(マスタスレーブ)を示すミキシング154、前述のミキシング154でミキシング可能で単独再生不可(スレーブ)の場合、そのミキシング可能なマスタストリーム番号を指定するマスタストリーム番号155、前述のオーディオ種別153で種別が言語(音声)の場合、そのオーディオストリームの言語を示す言語コード156等から構成される。

0059

上記副映像チャネル属性(FSPATR)127の各項目は、対応するファイル内に記録される副映像データに関する再生形態を決定づけるものである。

0060

この副映像データ属性127は、図16に示すように、Raw(未加工)、Run−length(ランレングス)等の副映像データの符号化方式を示した副映像圧縮モード171、副映像データの内容が絵柄/言語(字幕)等を示す副映像種別172、前述の副映像種別172で種別が言語(字幕)の場合、その副映像チャネルの言語を示す言語コード173等から構成される。

0061

次に、上記ビデオデータ属性123、オーディオデータ属性125、副映像データ属性127に対応した、ビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部60、副映像デコーダ部62、D/A&再生処理部64の構成例について説明する。

0062

ビデオデコーダ部58は、図17に示すように、レジスタ58a、セレクタ58b、MPEG1デコーダ58c、およびMPEG2デコーダ58dにより構成されている。

0063

上記レジスタ58aは、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号(符号化方式に沿った)を保持するものであり、その出力はセレクタ58bに出力される。セレクタ58bは、上記システムプロセッサ部54から供給されるビデオデータを上記レジスタ58aからの出力に応じて、MPEG1デコーダ58c、あるいはMPEG2デコーダ58dに選択的に出力するものである。MPEG1デコーダ58cは、セレクタ58bからのビデオデータをMPEG1の符号化方式でデコードするものである。MPEG2デコーダ58dは、セレクタ58bからのビデオデータをMPEG2の符号化方式でデコードするものである。上記MPEG1デコーダ58cあるいはMPEG2デコーダ58dからのデコーダ出力は、ビデオデコーダ部58のデコーダ出力としてD/A&再生処理部64内の後述するビデオ再生処理部201へ出力される。

0064

また、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給されるパンスキャンを行うか否かの制御信号がMPEG2デコーダ58dに供給されている。これにより、MPEG2デコーダ58dは、その制御信号によりパンスキャン処理が指示されている際に、パンスキャン処理を施して出力するようになっている。パンスキャン処理は、9:16の表示アスペクト比のビデオデータの両端の領域の画像を除去して、3:4に対応する部分のビデオデータのみを切り出す処理である。

0065

オーディオデコーダ部60は、図18に示すように、レジスタ60a、セレクタ60b、MPEG1デコーダ60c、AC3デコーダ60d、およびPCMデコーダ60eにより構成されている。

0066

上記レジスタ60aは、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号を保持するものであり、その出力はセレクタ60bに出力される。セレクタ60bは、上記システムプロセッサ部54から供給されるオーディオデータを上記レジスタ60aからの出力に応じて、MPEG1デコーダ60c、AC3デコーダ60d、あるいはPCMデコーダ60eに選択的に出力するものである。MPEG1デコーダ60cは、セレクタ60bからのオーディオデータをMPEG1の符号化方式でデコードするものである。AC3デコーダ60dは、セレクタ60bからのオーディオデータをAC3の符号化方式でデコードするものである。PCMデコーダ60eは、セレクタ60bからのディジタルのオーディオデータをアナログのオーディオデータにデコードするものである。

0067

上記MPEG1デコーダ60c、AC3デコーダ60d、あるいはPCMデコーダ60eからのデコーダ出力は、オーディオデコーダ部60のデコーダ出力としてD/A&再生処理部64内の後述するオーディオ再生処理部202へ出力される。

0068

副映像デコーダ部62は、図19に示すように、レジスタ62a、セレクタ62b、ビットマップデコーダ62c、およびランレングスデコーダ62dにより構成されている。

0069

上記レジスタ62aは、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号を保持するものであり、その出力はセレクタ62bに出力される。セレクタ62bは、上記システムプロセッサ部54から供給される副映像データを上記レジスタ62aからの出力に応じて、ビットマップデコーダ62c、あるいはランレングスデコーダ62dに選択的に出力するものである。

0070

ビットマップデコーダ62cは、セレクタ62bからの副映像データをビットマップの符号化方式でデコードするものである。ランレングスデコーダ62dは、セレクタ62bからの副映像データをランレングスの符号化方式でデコードするものである。

0071

D/A&再生処理部64は、図1に示すように、ビデオ再生処理部201、オーディオ再生処理部202、オーディオミキシング部203、副映像再生処理部207を有している。

0072

ビデオ再生処理部201は、図20に示すように、内部にメモリを有するレターボックス変換器204、ビデオフォーマッタ色差信号変換)機能を有するデジタル・NTSC/PAL変換器205、およびD/A変換器206により構成されている。

0073

レターボックス変換器204は、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号に応じて、上記ビデオデコーダ部58から供給されるビデオデータをレターボックス変換処理を行うか、あるいはレターボックス変換処理を行わずにそのままスルーさせるものである。上記レターボックス変換処理は、たとえば、9:16のアスペクト比のビデオデータに対して縦方向を圧縮するものである。モニタ部6(表示アスペクト比が3:4、9:16の両方)での表示時、画像の上下に黒い部分ができるため、レターボックスと言われている。

0074

デジタル・NTSC/PAL変換器205は、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号に応じて、レターボックス変換器204からのビデオデータをNTSCのフォーマットに変換したり、PALのフォーマットに変換するものである。このデジタル・NTSC/PAL変換器205からの出力は、D/A変換器206でアナログデータに変換された後、モニタ部6へ出力される。

0075

オーディオ再生処理部202は、図21に示すように、レジスタ202a、セレクタ202b、ステレオ出力部202c、モノラル出力部202d、サラウンド出力部202eにより構成されている。

0076

上記レジスタ202aは、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号を保持するものであり、その出力はセレクタ202bに出力される。セレクタ202bは、上記オーディオデコーダ部60から供給されるオーディオデータを上記レジスタ202aからの出力に応じて、ステレオ出力部202c、モノラル出力部202d、あるいはサラウンド出力部202eに選択的に出力するものである。ステレオ出力部202cは、セレクタ202bからのオーディオデータをステレオデータに変換するものである。モノラル出力部202dは、セレクタ202bからのオーディオデータをモノラルデータに変換するものである。サラウンド出力部202eは、セレクタ202bからのオーディオデータをサラウンドデータに変換するものである。ステレオ出力部202c、モノラル出力部202d、あるいはサラウンド出力部202eからの出力、つまりオーディオ再生処理部202の出力は、オーディオミキシング部203へ出力される。

0077

オーディオミキシング部203は、図22に示すように、レジスタ203a、レジスタ203b、セレクタ203c、第1ストリーム処理部203d、第2ストリーム処理部203e、ミキシング処理部203fにより構成されている。

0078

上記レジスタ203a、203bは、上記システムCPU部50からシステムプロセッサ部54を介して供給される制御信号を保持するものであり、上記レジスタ203aの出力はセレクタ203cに出力され、上記レジスタ203bの出力はミキシング処理部203fに出力される。セレクタ203cは、上記オーディオ再生処理部202から供給されるオーディオデータを上記レジスタ203aからの出力に応じて、第1ストリーム処理部203d、あるいは第2ストリーム処理部203eに選択的に出力するものである。第1ストリーム処理部203dは、セレクタ203cからのオーディオデータを第1ストリームのデータに変換するものである。第2ストリーム処理部203eは、セレクタ203cからのオーディオデータを第2ストリームのデータに変換するものである。第1ストリーム処理部203dあるいは第2ストリーム処理部203eからの出力は、ミキシング処理部203fへ出力される。ミキシング処理部203fは、上記レジスタ203aからの出力に応じて、ミキシング処理を行い、このミキシング処理後のデータをオーディオミキシング部203の出力としてスピーカ8等へ出力する。

0079

次に、再び図1を参照して図6から図16に示す論理フォーマットを有する光ディスク10からのムービデータの再生動作について説明する。尚、図1においてブロック間の実線の矢印は、データバスを示し、破線の矢印は、制御バスを示している。

0080

図1に示される光ディスク装置においては、電源投入されると、システム用ROM及びRAM52からシステムCPU部50は、初期動作プログラム読み出し、ディスクドライブ部30を作動させる。従って、ディスクドライブ部30は、リードイン領域27から読み出し動作を開始し、リードイン領域27に続くボリューム管理領域70のボリューム管理情報エリア74からボリューム管理情報が読み出される。即ち、システムCPU部50は、ディスクドライブ部30にセットされたディスク10の所定位置に記録されているボリューム管理情報エリア74からボリューム管理情報を読み出す為に、ディスクドライブ部30にリード命令を与え、ボリューム管理情報の内容を読み出し、システムプロセッサ部54を介して、データRAM部56に一旦格納する。システムCPU部50は、データRAM部56に格納されたボリューム管理情報のデータ列から各ファイルの記録位置や記録容量等の情報やその他管理に必要な情報を抜き出し、システム用ROM&RAM部52の所定の場所に転送し、保存する。

0081

次に、システムCPU部50は、システム用ROM&RAM部52から、先に取得した各ファイルの記録位置や記録容量の情報を参照してファイル番号0番に相当するディスク情報ファイル76を取得する。即ち、システムCPU部50は、システム用ROM及びRAM部52から、先に取得した各ファイルの記録位置や記録容量の情報を参照してディスクドライブ部30に対してリード命令を与え、ファイル番号が0であるディスク情報ファイル76のファイル管理情報を読み出し、システムプロセッサ部54を介して、データRAM部56に格納する。取得した情報を同様にシステム用ROM&RAM部52の所定の場所に転送し保存する。

0082

システムCPU部50は、ディスク情報ファイル76のファイル管理情報のディスク構成情報、メニュー構成情報及びセル情報を利用して、メニュー映像用データエリア84のシーケンス(タイトル)選択メニューを再生し、後述するように画面に表示する。

0083

ユーザは、再生するシーケンス(タイトル)の選択を、表示されたメニュー画面に記された選択番号を基に、キー操作部及び表示部4を用いて指定する。これにより選択したシーケンスの帰属するファイル番号及びシーケンス情報が特定される。このシーケンスの選定では、メニュー画面を基にすべてのシーケンスを選定する場合と、先頭シーケンスを選定してそのシーケンスの終了時点で映像セルに含まれるメニューセルから次のシーケンスを選定する場合がある。

0084

指定された映像用ファイル78を取得し、映像用データ102を再生するまでの動作を次に説明する。指定されたシーケンス番号に対するシーケンス情報を取得するために、ボリューム管理情報74から得た各映像用ファイル78の記録位置及び記録容量を用いて、先ず、再生するシーケンスが帰属する映像用ファイル78のファイル管理情報101を上記のディスク情報ファイル76の時と同様に読み出し、データRAM部56へ格納する。

0085

システムCPU部50は、データRAM部56に格納したファイル管理情報のファイル管理テーブル113からビデオ属性123、オーディオストリーム属性125、副映像チャネル属性127を取得し、それらの属性に合わせた制御信号をビデオデコーダ部58、オーディオデコーダ部60、副映像デコーダ部62、ビデオ再生処理部201、オーディオ再生処理部202、オーディオミキシング部203、副映像再生処理部207に出力する。

0086

システムCPU部50は、データRAM部56に格納したファイル管理情報エリア101のシーケンス情報テーブル114から、指定されたシーケンス番号に対応するシーケンス情報を取得し、そのデータと、そのシーケンスを再生するために必要なセル情報テーブル115中のセル情報をシステムROM&RAM部52へ転送し、格納する。

0087

このように取得したシーケンス情報中のセル再生順序情報により、最初に再生するセル情報を取得し、このセル情報中の映像用データ再生開始アドレスとサイズをもとに、ディスクドライブ部30に対し目的のアドレスからのリード命令が与えられる。ディスクドライブ部30は、リード命令に従って光ディスク10を駆動すると共に、光ディスク10より目的のアドレスのデータを読み込んでシステムプロセッサ部54に送る。システムプロセッサ部54は、送られてきたデータをデータRAM部56に一旦記憶し、そのデータに付加されているヘッダ情報を基にデータの種別(ビデオ、オーディオ、副映像、再生情報等)を判別し、判別した種類に応じたデコーダ部58、60、62にデータを転送する。

0088

各デコーダ部58、60、62はそれぞれのデータフォーマットと上記設定されている符号化方式に従ってデータをデコードし、D/A&再生処理部64内のビデオ再生処理部201、オーディオ再生処理部202、副映像再生処理部207に送る。ビデオ再生処理部201でビデオデータのデコード結果ディジタル信号をアナログ信号に変換した後、上記設定されている条件によりフレームレート処理、アスペクト処理、パンスキャン処理等を施して、モニタ部6に出力される。オーディオ再生処理部202でオーディオデータのデコード結果を上記設定されている条件によりディジタル信号をアナログ信号に変換した後、オーディオミキシング部203で上記設定されている条件によりミキシング処理を施してスピーカ部8に出力される。副映像再生処理部207は、副映像データのデコード結果のディジタル信号をアナログ信号に変換した後、モニタ部6に出力される。

0089

尚、データの種別の判別過程では、データが映像用データの再生位置等を示す再生情報の場合には、この再生情報はデコーダへは転送されず、この再生データは、データRAM部56に格納される。この再生情報は、システムCPU部50によって必要に応じて参照されて映像データを再生する際の監視に利用される。

0090

また、1つのセルの再生が終了すると、次に再生するセル情報がシーケンス情報中のセル再生順序情報から取得し、同様にして再生が続けられる。

0091

次に、この光ディスク再生装置におけるビデオデータ属性の取得/設定処理について、図23に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0092

すなわち、システムCPU部50は、ディスクドライブ部30を制御して、図8に示すようなファイル構造を持つユーザが指定したファイルを光ディスク10から読み出し、一旦データRAM部56へ格納する。

0093

データRAM部56内に格納した指定ファイルファイル管理情報領域101のファイル管理情報に記録されたビデオデータ属性123をシステムCPU部50が取得する(S1)。

0094

システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述されるビデオ圧縮モード131がMPEG1、MPEG2のいずれに準拠しているかの判別を行い、この判別結果に応じた制御信号をビデオデコーダ部58のレジスタ58aに出力する(S2)。

0095

これにより、レジスタ58aに供給された制御信号に応じてセレクタ58bが切換えられ、ビデオ圧縮モード131がMPEG1に準拠している場合、セレクタ58bがMPEG1デコーダ58c側に切換えられ(S3)、ビデオ圧縮モード131がMPEG2に準拠している場合、セレクタ58bがMPEG2デコーダ58d側に切換えられる(S4)。

0096

また、システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述されるフレームレート133がNTSCであるかPALであるかの判別を行い(S5)、この判別結果に応じた制御信号をD/A&再生処理部64におけるビデオ再生処理部201内のデジタル・NTSC/PAL変換器205に出力される。

0097

これにより、デジタル・NTSC/PAL変換器205はその供給される制御信号に応じて、デジタルビデオ変換をNTSCに設定するか(S6)、あるいはデジタルビデオ変換をPALに設定する(S7)。

0098

また、システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述される表示アスペクト比132が3:4であるか9:16であるかの判別を行う(S8)。

0099

この判別結果が3:4であった場合、システムCPU部50は、ダイレクト表示モードに設定される(S9)。この際、システムCPU部50は、レターボックス変換処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してD/A&再生処理部64におけるビデオ再生処理部201内のレターボックス変換器204に出力する。これにより、レターボックス変換器204によるレターボックス変換処理が禁止される。

0100

また、システムCPU部50は、パンスキャン処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してビデオデコーダ部58内のMPEG2デコーダ58dに出力する。これにより、MPEG2デコーダ58dによるパンスキャン処理が禁止される。

0101

また、上記ステップ8での判別結果が9:16であった場合、システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述される表示モード134が00Hか01Hか10Hかの判別を行う(S10、S12)。

0102

この結果、システムCPU部50は、00Hの場合、パンスキャンとレターボックスの両方の許可モードを判別し、そのモードに設定され(S11)、01Hの場合、パンスキャン許可でレターボックス禁止のモードを判別し、そのモードに設定され(S13)、10Hの場合、パンスキャン禁止でレターボックス許可のモードを判別し、そのモードに設定される(S14)。

0103

上記ステップ13でレターボックスが禁止された際、システムCPU部50は、レターボックス変換処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してD/A&再生処理部64におけるビデオ再生処理部201内のレターボックス変換器204に出力する。これにより、レターボックス変換器204によるレターボックス変換処理が禁止される。

0104

また、上記ステップ14でパンスキャンが禁止された際、システムCPU部50は、パンスキャン処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してビデオデコーダ部58内のMPEG2デコーダ58dに出力する。これにより、MPEG2デコーダ58dによるパンスキャン処理が禁止される。

0105

このように、光ディスク再生装置においてビデオデータ属性が取得され、設定されている状態で、光ディスク10から再生されたビデオデータがモニタ部6で表示されている際の処理について、図24図25に示す表示例を参照しつつ説明する。

0106

たとえば今、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャンとレターボックスの両方の許可モードとなっていた場合、初期時、図24の(a)に示す、レターボックスの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、ダイレクトの画像、パンスキャンの画像、レターボックスの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、ダイレクトの画像、あるいはパンスキャンの画像であっても良い。

0107

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャン禁止でレターボックス許可のモードとなっていた場合、初期時、図24の(b)に示す、レターボックスの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、ダイレクトの画像、レターボックスの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、ダイレクトの画像であっても良い。

0108

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャン許可でレターボックス禁止のモードとなっていた場合、初期時、図24の(c)に示す、パンスキャンの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、ダイレクトの画像、パンスキャンの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、ダイレクトの画像であっても良い。

0109

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、9:16の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャンとレターボックスの両方の許可モードとなっていた場合、初期時、図25の(a)に示す、ダイレクトの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、パンスキャンの画像、レターボックスの画像、ダイレクトの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、レターボックスの画像、あるいはパンスキャンの画像であっても良い。

0110

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、9:16の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャン禁止でレターボックス許可のモードとなっていた場合、初期時、図25の(b)に示す、ダイレクトの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、レターボックスの画像、ダイレクトの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、レターボックスの画像であっても良い。

0111

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、9:16の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、表示モードがパンスキャン許可でレターボックス禁止のモードとなっていた場合、初期時、図25の(c)に示す、ダイレクトの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、パンスキャンの画像、ダイレクトの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、パンスキャンの画像であっても良い。

0112

なお、上記実施例では、モニタ部の表示アスペクト比に関係なく表示モードが設定される場合について説明したが、これに限らず、接続されるモニタ部の表示アスペクト比に応じて、表示モードを切り換えるようにしても良い。

0113

この場合の実施例について、図26から図28を用いて説明する。

0114

図26は、この光ディスク再生装置の裏面のリアパネルを示すものであり、このリアパネルには、映像出力端子250、251、接続テレビ切換スイッチ252、音声出力端子253、254、および電源コード255が設けられている。

0115

上記接続テレビ切換スイッチ252により、光ディスク再生装置に接続されるモニタ部6としてのテレビの表示アスペクト比が、9:16か3:4かを切換え指定されるようになっている。この接続テレビ切換スイッチ252の設定状態は、システムCPU部50へ出力されるようになっている。

0116

次に、この光ディスク再生装置におけるビデオデータ属性の取得/設定処理について、図27に示すフローチャートを参照しつつ説明する。ただし、ステップ1〜7までは、図23に示すフローチャートの場合と同様に動作する。

0117

すなわち、ステップ6あるいはステップ7による設定がなされた後に、システムCPU部50は、接続テレビ切換スイッチ252の設定状態が9:16側か3:4側かにより、接続されるモニタ部6の表示アスペクト比が、9:16か3:4かを判断する(S15)。

0118

この判断結果が9:16であった場合、システムCPU部50は、ダイレクトでの再生表示モードに設定される(S9´)。この際、システムCPU部50は、レターボックス変換処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してD/A&再生処理部64におけるビデオ再生処理部201内のレターボックス変換器204に出力する。これにより、レターボックス変換器204によるレターボックス変換処理が禁止される。

0119

また、システムCPU部50は、パンスキャン処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してビデオデコーダ部58内のMPEG2デコーダ58dに出力する。これにより、MPEG2デコーダ58dによるパンスキャン処理が禁止される。

0120

また、上記ステップ15での判別結果が3:4であった場合、システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述される表示アスペクト比132が3:4であるか9:16であるかの判別を行う(S8´)。

0121

この判別結果が3:4であった場合、システムCPU部50は、上記ダイレクトでの再生表示モードに設定される(S9´)。

0122

また、上記ステップ8´での判別結果が9:16であった場合、システムCPU部50は、取得したビデオデータ属性123内に記述される表示モード134が00Hか01Hか10Hかの判別を行う(S10´、S12´)。

0123

この結果、システムCPU部50は、00Hの場合、パンスキャンとレターボックスの両方の許可モードを判別し、パンスキャンあるいはレターボックスでの再生表示モードに設定され(S11´)、01Hの場合、パンスキャン許可でレターボックス禁止のモードを判別し、パンスキャンでの再生表示モードに設定され(S13´)、10Hの場合、パンスキャン禁止でレターボックス許可のモードを判別し、レターボックスでの再生表示モードに設定される(S14´)。

0124

上記ステップ13でレターボックスが禁止された際、システムCPU部50は、レターボックス変換処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してD/A&再生処理部64におけるビデオ再生処理部201内のレターボックス変換器204に出力する。これにより、レターボックス変換器204によるレターボックス変換処理が禁止される。

0125

また、上記ステップ14でパンスキャンが禁止された際、システムCPU部50は、パンスキャン処理の禁止を示す制御信号をシステムプロセッサ部54を介してビデオデコーダ部58内のMPEG2デコーダ58dに出力する。これにより、MPEG2デコーダ58dによるパンスキャン処理が禁止される。

0126

このように、光ディスク再生装置においてビデオデータ属性が取得され、設定されている状態で、光ディスク10から再生されたビデオデータがモニタ部6で表示されている際の処理について、図28に示す表示例を参照しつつ説明する。

0127

たとえば今、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、パンスキャンあるいはレターボックスでの再生表示モードとなっていた場合、初期時、図28の(a)に示す、レターボックスの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されるごとに、モニタ部6では、パンスキャンの画像、レターボックスの画像が順にサイクリックに表示される。上記初期画像は、パンスキャンの画像であっても良い。

0128

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、レターボックスの再生表示モードとなっていた場合、図28の(b)に示すように、レターボックスの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されても、モニタ部6では、レターボックスの画像だけが表示される。

0129

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、3:4の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際に、パンスキャンの再生表示モードとなっていた場合、図28の(c)に示すように、パンスキャンの画像が表示される。この状態で、リモートコントローラ5のシェイプキー5nが投入されても、モニタ部6では、パンスキャンの画像だけが表示される。

0130

また、9:16の表示アスペクト比のビデオデータを再生し、9:16の表示アスペクト比のモニタ部6で表示する際、常に、ダイレクトの画像が表示される。

0131

したがって、上記の場合、光ディスク再生装置に接続されるモニタ部の表示アスペクト比をあらかじめ設定しておくことにより、縦横比の異常な画面再生を回避することができるようになっている。

0132

次に、この光ディスク再生装置におけるオーディオデータ属性の取得/設定処理について、図29に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0133

まず、システムCPU部50は、ディスクドライブ部30を制御して、図8に示すようなファイル構造を持つユーザが指定したファイルを光ディスク10から読み出し、一旦データRAM部56へ格納する(S20)。

0134

データRAM部56内に格納した、指定ファイルのファイル管理情報領域101のファイル管理情報に記録されたオーディオストリーム数124(n個)をシステムCPU部50が取得する(S21)。

0135

ユーザにより、選択するオーディオストリーム番号を指定する(S32)。

0136

データRAM部56内に格納した指定ファイルのファイル管理情報に記録されたn個のオーディオデータ属性群125からユーザ指定のストリーム番号に対応するオーディオ属性125をシステムCPU部50が取得する(S22)。

0137

システムCPU部50は、取得したオーディオデータ属性125内に記述されるオーディオ圧縮モード151がMPEG1、リニアPCMのいずれに準拠しているかの判別を行い、この判別結果に応じた制御信号をオーディオデコーダ部60のレジスタ60aに出力する(S23)。

0138

これにより、レジスタ60aに供給された制御信号に応じてセレクタ60bが切換えられ、オーディオ圧縮モード151がMPEG1に準拠している場合、システムプロセッサ部54からのオーディオデータはセレクタ60bを介してMPEG1デコーダ60cに供給され、オーディオ圧縮モード151がAC3に準拠している場合、システムプロセッサ部54からのオーディオデータはセレクタ60bを介してAC3デコーダ60dに供給され、ビデオ圧縮モード131がリニアPCMに準拠している場合、システムプロセッサ部54からのオーディオデータはセレクタ60bを介してPCMデコーダ60eに供給される。

0139

また、システムCPU部50は、取得したオーディオデータ属性125内に記述されるオーディオモード152がステレオかモノラルかサラウンドのいずれであるかの判別を行い、この判別結果に応じた制御信号をオーディオ再生処理部202内のレジスタ202aに出力する(S24)。

0140

これにより、レジスタ202aに供給された制御信号に応じてセレクタ202bが切換えられ、オーディオモード152がステレオの場合、オーディオデコーダ部60からのオーディオデータはセレクタ202bを介してステレオ出力部202cに供給され、オーディオモード152がモノラルの場合、オーディオデコーダ部60からのオーディオデータはセレクタ202bを介してモノラル出力部202dに供給され、オーディオモード152がサラウンドの場合、オーディオデコーダ部60からのオーディオデータはセレクタ202bを介してサラウンド出力部202eに供給される。

0141

次に、システムCPU部50は、取得したオーディオデータ属性125内に記述されるミキシング154がミキシングが不可であるか、ミキシング可能なマスタストリームであるか、ミキシング可能なスレーブストリームであるかの判別を行い、この判別結果に応じた制御信号をオーディオミキシング部203のレジスタ203a、203bに出力する(S25)。

0142

これにより、レジスタ203aに供給された制御信号に応じてセレクタ203cが切換えられ、ミキシング可能なマスタストリームの場合、そのストリームを第1ストリームとして第1ストリーム処理部203dに供給され、ミキシング可能なスレーブストリームの場合、そのストリームを第2ストリームとして第2ストリーム処理部203eに供給され、ミキシング不可能な独立ストリームの場合、そのストリームを第1ストリームとして第1ストリーム処理部203dに供給される(S25〜S29)。

0143

また、レジスタ203bに供給された制御信号に応じてミキシング処理部203fの処理が切換えられ、ミキシング可能な場合、第1ストリーム処理部203dの第1ストリームと第2ストリーム処理部203eの第2ストリームに対するミキシング処理を施してスピーカ部8へ出力され、ミキシング不可能な場合、第1ストリーム処理部203dの第1ストリームのみがスピーカ部8へ出力される。

0144

また、システムCPU部50は、取得したオーディオデータ属性125内に記述されるオーディオ種別153が言語であるか否かを判定し(S30)、この判定結果が言語である場合、言語コード156より、言語コードを取得し、システム用ROM&RAM部52へ予め格納してある言語コード表より、対応する言語名を決定し、モニタ部6等でインジケートする(S31)。

0145

逆にユーザから、言語コードが指定された場合には、オーディオストリーム数124と、オーディオデータ属性125から、目的の言語コードを有するオーディオストリームを特定することができる。

0146

また、データ再生中に、ユーザイベント等によりオーディオストリーム番号の切り替え指示があった場合(S32)、上記のS22〜S31までの処理によりオーディオデータ属性の取得設定を行う。

0147

次に、この光ディスク再生装置における副映像データ属性の取得/設定処理について、図30に示すフローチャートを参照しつつ説明する。

0148

まず、システムCPU部50は、ディスクドライブ部30を制御して、図8に示すようなファイル構造を持つユーザが指定したファイルを光ディスク10から読み出し、一旦データRAM部56へ格納する(S40)。

0149

データRAM部56内に格納した、指定ファイルのファイル管理情報に記録された副映像チャネル数126(m個)をシステムCPU部50が取得する(S41)。

0150

ユーザにより、選択する副映像チャネル番号を指定する(S46)。

0151

データRAM部56内に格納した指定ファイル管理情報に記録されたm個の副映像データ属性群127からユーザ指定のチャネル番号に対応する副映像データ属性127をシステムCPU部50が取得する(S42)。

0152

システムCPU部50は、取得した副映像データ属性127内に記述される副映像圧縮モード171がRaw(ビットマップに対応)、ランレングスのいずれにであるかの判別を行い、この判別結果に応じた制御信号を副映像デコーダ部62のレジスタ62aに出力する(S43)。

0153

これにより、レジスタ62aに供給された制御信号に応じてセレクタ62bが切換えられ、副映像圧縮モード171がビットマップに対応している場合、システムプロセッサ部54からの副映像データはセレクタ62bを介してビットマップデコーダ62cに供給され、副映像圧縮モード171がランレングスに対応している場合、システムプロセッサ部54からの副映像データはセレクタ62bを介してランレングスデコーダ62dに供給される。

0154

また、システムCPU部50は、取得した副映像データ属性127内に記述される副映像種別172が言語であるか否かの判別を行い(S44)、この判別結果が言語である場合、言語コード173より、言語コードを取得し、システム用ROM&RAM部52へ予め格納してある言語コード表より、対応する言語名を決定し、モニタ部6等でインジケートする(S45)。

0155

逆にユーザから、言語コードが指定された場合には、副映像チャネル数126と、副映像データ属性127から、目的の言語コードを有する副映像チャネルを特定することができる。

0156

また、データ再生中に、ユーザイベント等により副映像チャネル番号の切換え指示があった場合(S46)、上記のS42〜S45までの処理により副映像データ属性の取得設定を行う。

0157

上記で説明したことは、ビデオデータを中心に説明を行ったが、その他の応用例として、単体のオーディオデータのみで記録される場合や、それが複数個の場合や圧縮モードが異なる場合、オーディオデータと副映像データで構成される場合、あるいは副映像データのみの場合など、ビデオデータを使用しないで構成することも可能である。

0158

また、圧縮モード等の異なるビデオデータを複数データ記録して構成することも可能であり、この発明は、必ずしもそのデータの組み合わせを限定するものではない。

0159

次に、図31及び図40を参照して図6から図16に示す論理フォーマットで映像データ及びこの映像データを再生するための光ディスク10への記録方法及びその記録方法が適用される記録システムについて説明する。

0160

図31は、映像データをエンコーダして映像ファイルを生成するエンコーダシステムが示されている。図31に示されるシステムにおいては、主映像データ、オーディオデータ及び副映像データのソースとして、例えば、ビデオテープレコーダ(VTR)211、オーディオテープレコーダ(ATR)212及び副映像再生器(Subpicture source )213が採用される。これらは、システムコントローラ(Sys con )215の制御下で主映像データ、オーディオデータ及び副映像データを発生し、これらが夫々ビデオエンコーダVENC)216、オーディオエンコーダ(AENC)217及び副映像エンコーダ(SPENC)218に供給され、同様にシステムコントローラ(Sys con )215の制御下でこれらエンコーダ216、217、218でA/D変換されると共に夫々の圧縮方式エンコードされ、エンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )としてメモリ220、221、222に格納される。この主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )は、システムコントローラ(Sys con )215によってファイルフォーマッタ(FFMT)224に出力され、既に説明したようなこのシステムの映像データのファイル構造に変換されるとともに各データの設定条件及び属性等の情報がファイルとしてシステムコントローラ(Sys con )215によってメモリ226に格納される。

0161

以下に、映像データからファイルを作成するためのシステムコントローラ(Sys con )215におけるエンコード処理標準的なフローチャートを説明する。

0162

図32に示されるフローチャートに従って主映像データ及びオーディオデータがエンコードされてエンコード主映像及びオーディオデータ(Comp Video, CompAudio) のデータが作成される。即ち、エンコード処理が開始されると、図32のステップ70に示すように主映像データ及びオーディオデータのエンコードにあたって必要なパラメータが設定される。この設定されたパラメータの一部は、システムコントローラ(Sys con )215に保存されるとともにファイルフォーマッタ(FFMT)224で利用される。ステップS71で示すようにパラメータを利用して主映像データがプリエンコードされ、最適な符号量の分配が計算される。ステップS72に示されるようにプリエンコードで得られた符号量分配に基づき、主映像のエンコードが実行される。このとき、オーディオデータのエンコードも同時に実行される。ステップS73に示すように必要であれば、主映像データの部分的な再エンコードが実行され、再エンコードした部分の主映像データが置き換えられる。この一連のステップによって主映像データ及びオーディオデータがエンコードされる。また、ステップS74及びS75に示すように副映像データがエンコードされエンコード副映像データ(Comp Sub-pict) が作成される。即ち、副映像データをエンコードするにあたって必要なパラメータが同様に設定される。ステップS74に示すように設定されたパラメータの一部がシステムコントローラ(Sys con )215に保存され、ファイルフォーマッタ(FFMT)224で利用される。このパラメータに基づいて副映像データがエンコードされる。この処理により副映像データがエンコードされる。

0163

図33に示すフローチャートに従って、エンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )が組み合わされて図8を参照して説明したような映像データのファイル構造に変換される。即ち、ステップS76に示すように映像データの最小単位としてのセル105が設定され、セル情報テーブル(CIT)115が作成される。次に、ステップS77に示すようにシーケンス106を構成するセル105の構成、主映像、副映像及びオーディオ属性等が設定され(これらの属性情報の一部は、各データエンコード時に得られた情報が利用される。)、セル情報テーブル(CIT)115を含めたファイル管理情報(FMI)が作成される。エンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio,Comp Sub-pict)が一定のパックに細分化され、各データのタイムコード順に再生可能なように、1GOP単位毎に制御パック(DSI)92を挿入しながら各データセルが配置されて図7及び図8に示すようなディスク情報ファイル76及びムービファイル等のファイル78の構造にフォーマットされる。

0164

尚、図33に示したフローチャートにおいて、シーケンス情報は、ステップS77の過程で、システムコントローラ(Sys con )215のデータベースを利用したり、或いは、必要に応じてデータを再入力する等を実行し、シーケンス情報テーブル(SIT)114に記述される。

0165

図34は、上述のようにフォーマットされたファイル76、78を光ディスクへ記録するためのディスクフォーマッタのシステムを示している。図34に示すようにディスクフォーマッタシステムでは、作成された情報ファイル76及びムービファイル等のファイル78が格納されたメモリ230、232からこれらファイルデータがボリュームフォーマッタ(VFMT)236に供給される。ボリュームフォーマッタ(VFMT)236では、ファイル76、78に加えて更にディスクのボリューム情報74が図6に示す配列順序で加えられてディスク10に記録されるべき状態の論理データが作成される。ボリュームフォーマッタ(VFMT)236で作成された論理データにエラー訂正用のデータがディスクフォーマッタ(DFMT)238において付加され、ディスクへ記録する物理データに再変換される。変調器(Modulater )240において、ディスクフォーマッタ(DFMT)238で作成された物理データが実際にディスクへ記録する記録データに変換され、この変調処理された記録データが記録器(Recoder) 242によってディスク10に記録される。

0166

上述したディスクを作成するための標準的なフローチャートを図35及び図36を参照して説明する。図35には、ディスク10に記録するための論理データが作成されるフローチャートが示されている。即ち、ステップS80で示すように映像データファイルの数、並べ順、各映像データファイル大きさ等のパラメータデータが始めに設定される。次に、ステップS81で示すように設定されたパラメータと各映像データファイルのファイル管理情報からボリューム情報が作成される。その後、ステップS82に示すようにボリューム情報、映像データファイルの順にデータが該当する論理ブロック番号に沿って配置され、ディスク10に記録するための論理データが作成される。

0167

その後、図36に示すようなディスクへ記録するための物理データを作成するフローチャートが実行される。即ち、ステップS83で示すように論理データが一定バイト数に分割され、エラー訂正用のデータが生成される。次にステップS84で示すように一定バイト数に分割した論理データと、生成されたエラー訂正用のデータが合わされて物理セクタが作成される。その後、ステップS85で示すように物理セクタを合わせて物理データが作成される。

0168

このように図36に示されたフローチャートで生成された物理データに対し、一定規則に基づいた変調処理が実行されて記録データが作成される。その後、この記録データがディスク10に記録される。

0169

図33を参照して説明したエンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副映像データ(Comp Video, Comp Audio, Comp Sub-pict )が組み合わされて映像データのファイル構造に変換されるフローチャートにおいて、1つ以上のシーケンスを作成する過程で、シーケンス情報とセル再生順序を作成する過程についてより詳細に図37から図40を参照して説明する。図37及び図38には、映像セル105に関するセル情報(CI)とシーケンス106に関するシーケンス情報(SI)との関係が示されている。尚、図37及び図38は、両者を該当箇所で接合して1枚の図面となるように描かれている。また、図40は、図37及び図38で示されるシーケンス情報とセル再生順序でシーケンスを作成する過程を示したフローチャートである。

0170

図37及び図38において、シーケンス(Seq−n)を作成する場合について考える。パソコンワークステーション等を利用して、ハードディスク上やメモリ上に、図40のステップS90で示されるように映像データを目的に応じて必要な大きさの単位に分割した映像セルが複数個用意される。ステップS92で示されるようにこの用意された各映像セルのサイズ(Sna)、再生時間(Tna)、内容等を示す種別(Cna)及び対応する言語コード(Lna)等の情報がセル情報(Cl)とし取得される。ステップS93に示すように各セル情報(CI)が記述順にテーブルとしてまとめられ、セル情報テーブル(CIT)が作成される。このように作成されセル情報テーブル(CIT)から、ステップS94に示すようにシーケンス(Seq−nを)構成するセル番号(#n,#n+1,#n+2)が取り出され、そのシーケンスを構成するシーケンス構成セル数が決定される。また、構成セルの合計時間(Tna+Tnb+Tnc)より、シーケンス再生時間が求められる。ステップS95に示すようにシーケンス構成セル数からシーケンスの再生順序を決定するセル再生順序リストへ再生順に#1からセル情報テーブル(CI)記述順のセル番号が格納され、図39(A)から(D)に示すようにセル再生順序リストが作成される。上述したシーケンス構成セル数、シーケンス再生時間、セル再生順序リスト等の情報をまとめてシーケンス情報(SI)#nが構成される。次に、ステップS96に示すように同様にして次のシーケンスが作成される。

0171

作成するシーケンスが無くなると、ステップS97に示すように全部のシーケンス情報(SI)が記述順に#1から番号を割り当てられ、シーケンス情報テーブル(SIT)に格納され、シーケンスの作成が終了される。

0172

最後に、シーケンスの総数、シーケンス情報テーブルの開始位置、各シーケンス情報の開始位置、セル情報テーブルの開始位置等をファイル管理テーブルの所定の場所へ格納して、ファイルが構成される。

0173

上述した実施例においては、記録媒体として高密度記録タイプの光ディスクについて説明したが、この発明は、光ディスク以外の他の記憶媒体、例えば、磁気ディスク或いはその他の物理的に高密記録可能な記憶媒体等にも適用することができる。

発明の効果

0174

以上詳述したようにこの発明によれば、記録媒体に記録されたスクイーズ画面を、従来の3:4サイズのテレビモニタで見る場合に、縦横の画面比に歪みの発生しないレターボックス画面またはパンスキャン画面に変換して再生する機能を有し、それらの中から好みの表示モードをユーザが自由に選択でき、さらに、作成者の意図を反映して表示モードを制限した状態で、表示モードの切換えを行うことができる再生装置とその再生方法を提供できる。

0175

また、表示モードの切換えを行う必要がなく、接続されている表示装置の形状によって自動的に最適な表示モードで再生することができる再生装置とその再生方法を提供できる。

図面の簡単な説明

0176

図1この発明の一実施例を説明するための光ディスク再生装置の概略構成を示すブロック図。
図2ディスクドライブ部の構成を説明するための図。
図3光ディスクの構成を説明するための斜視図。
図4キー操作部および表示部の構成を説明するための図。
図5リモートコントロールの構成を説明するための平面図。
図6光ディスクのボリューム構造を説明するための図。
図7ディスク情報ファイルの構成を説明するための図。
図8映像ファイルの構成を説明するための図。
図9ファイルに記憶される画像データの階層構造を説明するための図。
図10図9に示された映像セルを構成する1GOPを示す説明図である。
図11セル情報テーブルに格納されるセル情報の内容を説明するための図。
図12シーケンス情報テーブルに格納される1つのシーケンス情報の内容を説明するための図。
図13ファイル管理テーブルに記録されているパラメータを説明するための図。
図14ビデオデータ属性を説明するための図。
図15オーディオデータ属性を説明するための図。
図16副映像データ属性を説明するための図。
図17ビデオデコーダ部の概略構成を示すブロック図。
図18オーディオデコーダ部の概略構成を示すブロック図。
図19副映像デコーダ部の概略構成を示すブロック図。
図20ビデオ再生処理部の概略構成を示すブロック図。
図21オーディオ再生処理部の概略構成を示すブロック図。
図22オーディオミキシング部の概略構成を示すブロック図。
図23ビデオデータ属性の取得/設定処理を説明するためのフローチャート。
図24アスペクト比9:16のビデオデータを3:4の画角のテレビで再生可能な画像モードの表示例を示す図。
図25アスペクト比9:16のビデオデータを9:16の画角のテレビで再生可能な画像モードの表示例を示す図。
図26光ディスク再生装置のリアパネルの構成を説明するための図。
図27ビデオデータ属性の取得/設定処理を説明するためのフローチャート。
図28アスペクト比9:16のビデオデータを3:4の画角のテレビで再生可能な画像モードの表示例とアスペクト比9:16のビデオデータを9:16の画角のテレビで再生可能な画像モードの表示例を示す図。
図29オーディオデータ属性の取得/設定処理を説明するためのフローチャート。
図30副映像データ属性の取得/設定処理を説明するためのフローチャート。
図31映像データをエンコーダして映像ファイルを生成するエンコーダシステムを示すブロック図である。
図32図31に示されるエンコード処理を示すフローチャートである。
図33図32に示すフローでエンコードされた主映像データ、オーディオデータ及び副映像データを組み合わせて映像データのファイルを作成するフローチャートである。
図34フォーマットされた映像ファイルを光ディスクへ記録するためのディスクフォーマッタのシステムを示すブロック図である。
図35図34に示されるディスクフォーマッタにおけるディスクに記録するための論理データを作成するフローチャートである。
図36論理データからディスクへ記録するための物理データを作成するフローチャートである。
図37セル情報とシーケンス情報との関係を示す説明図である。
図38同様にセル情報とシーケンス情報との関係を示す説明図である。
図39同様にセル情報とシーケンス情報との関係を示す説明図である。
図40セル情報とシーケンス情報とを作成する過程を説明するフローチャートである。

--

0177

4…キー操作部及び表示部
5…リモートコントロール
5n…シェイプキー
6…モニタ部
8…スピーカ部
10…光ディスク
30…ディスクドライブ部
50…システムCPU部
52…システム用ROM及びRAM
54…システムプロセッサ部
56…データRAM部
58…ビデオデコーダ部
60…オーディオデコーダ部
62…副映像デコーダ部
64…D/A&再生処理部
201…ビデオ再生処理部
202…オーディオ再生処理部
203…オーディオミキシング部
207…副映像再生処理部

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