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技術 調理室用換気装置

出願人 富士工業株式会社
発明者 柏村敬二
出願日 1995年6月6日 (26年2ヶ月経過) 出願番号 1995-139306
公開日 1996年12月13日 (24年8ヶ月経過) 公開番号 1996-327110
状態 拒絶査定
技術分野 中央式空気調和 換気3 換気4 空気流制御部材
主要キーワード ギヤーモータ 所定設定値 遊挿孔 空気取り入れ用 給気筒 天井裏空間内 ダクトスペース 冷房設備
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年12月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

冬場は暖かく、夏場外気に比べて比較的温度が下げられた天井裏空間を利用して調理室に供給(給気)することによって前記問題点を一掃すると共に給気ダクト工事及びダクトスペースを必要とせず、特に高層ビルマンション等の集合住宅に最適な調理用換気装置を提供する。

構成

マンション等の集合住宅や高層ビルの天井裏空間は断熱効果隣室暖房効果によって暖められている冬場、レンジフードファンAの作動と共に比較的暖かい天井裏空間b1の空気が調理室Bに給気されて暖房効果の低下を低く抑える。マンション等の集合住宅や高層ビルでは断熱効果と隣室の冷房効果とによって天井裏空間b1の空気は比較的温度が下げられた状態にある夏場(冬場以外の季節)、レンジフードファンAの作動と共に比較的温度が下げられた空気が調理室B内に給気されて冷房効果の低下を抑える。

概要

背景

今日、省エネ防音断熱等の要望によって建物の気密化はより進行する傾向にあり、このような建物事情下にあっては調理に伴う燃焼廃ガス調理臭蒸気等の排気のためにレンジフードファン運転すると、調理室は負圧になり、場合によってはストーブ風呂煙突からの逆流による爆発や、不完全燃焼による災害が起きる危険性がある。このようなことから旧来、レンジフードファンによる燃焼廃ガス、調理臭、蒸気等の排気に伴なう調理室負圧化防止のためにレンジフードファンの作動に伴って外気給気する給排気式のレンジフードファンが提供されている。給排気式レンジフードファンは、燃焼廃ガス、調理臭、蒸気等を排気する排気ダクトと負圧化防止のために外気を給気する給気ダクトを共に建物の外壁まで配管し、そこで開口している。

概要

冬場は暖かく、夏場は外気に比べて比較的温度が下げられた天井裏空間を利用して調理室に供給(給気)することによって前記問題点を一掃すると共に給気ダクト工事及びダクトスペースを必要とせず、特に高層ビルマンション等の集合住宅に最適な調理用換気装置を提供する。

マンション等の集合住宅や高層ビルの天井裏空間は断熱効果隣室暖房効果によって暖められている冬場、レンジフードファンAの作動と共に比較的暖かい天井裏空間b1の空気が調理室Bに給気されて暖房効果の低下を低く抑える。マンション等の集合住宅や高層ビルでは断熱効果と隣室の冷房効果とによって天井裏空間b1の空気は比較的温度が下げられた状態にある夏場(冬場以外の季節)、レンジフードファンAの作動と共に比較的温度が下げられた空気が調理室B内に給気されて冷房効果の低下を抑える。

目的

本発明は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は冬場は暖かく、夏場は外気に比べて比較的温度が下げられた天井裏空間を利用して調理室に供給(給気)することによって前記問題点を一掃する特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理室用換気装置を提供することにある。他の目的とする処はコールドドラフトが発生するような温度差が生じても外気を直接給気しない特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理用換気装置を提供することにある。更に他の目的とする処は冬場に排気風の熱によって熱交換された暖かい空気を天井裏空間から給気することによって調理室を快適に使用する特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理用換気装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

調理室天井に、レンジフードファンでの排気による負圧化に伴い天井裏空間給気ダクトとして調理室に給気する給気口を設けたことを特徴とする調理室用換気装置

請求項2

調理室の天井にレンジフードファンの作動と連動して開放する給気口を設けたことを特徴とする調理室用換気装置。

請求項3

調理室の天井に、レンジフードファンが作動して調理室が天井裏空間に対して一定値以上の圧力差になると所定時間開放する給気口を設けたことを特徴とする調理室用換気装置。

請求項4

レンジフードファンの排気路と、調理室の天井に設けた給気口に一端を連絡し他端を天井裏空間で開放した第1給気路とを天井裏空間に設けた熱交換部を介して熱交換可能に構成し、熱交換部よりも給気口側の第1給気路部分に天井裏空間で開放した第2給気路を切替え可能に連結したことを特徴とする調理室用換気装置。

請求項5

前記給気口が、天板部に幕板を有するレンジフードファンにおける幕板背後の天井部分に配設されていることを特徴とする請求項1または3または4いずれか1項に記載の調理室用換気装置。

技術分野

0001

本発明は、給排気式のレンジフードファンの作動に伴う負圧化解消のために外気給気する調理室換気装置、詳細には特に高層ビル集合住宅マンション等)に有効な調理室用換気装置に関するものである。

背景技術

0002

今日、省エネ防音断熱等の要望によって建物の気密化はより進行する傾向にあり、このような建物事情下にあっては調理に伴う燃焼廃ガス調理臭蒸気等の排気のためにレンジフードファンを運転すると、調理室は負圧になり、場合によってはストーブ風呂煙突からの逆流による爆発や、不完全燃焼による災害が起きる危険性がある。このようなことから旧来、レンジフードファンによる燃焼廃ガス、調理臭、蒸気等の排気に伴なう調理室負圧化防止のためにレンジフードファンの作動に伴って外気を給気する給排気式のレンジフードファンが提供されている。給排気式レンジフードファンは、燃焼廃ガス、調理臭、蒸気等を排気する排気ダクトと負圧化防止のために外気を給気する給気ダクトを共に建物の外壁まで配管し、そこで開口している。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、斯様な給排気式のレンジフードファンは、作動に伴って外気を直接給気することから、冬場では冷気を給気し、また夏場では高温暖気を給気することになり、共に室内空調阻害してしまう。また、風路確保のために給気ダクトを建物外まで配管施工することから、施工コストが高騰し且つ施工工事も面倒となり、更にダクトスペース別途に確保する必要が生じる。

0004

本発明は、従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は冬場は暖かく、夏場は外気に比べて比較的温度が下げられた天井裏空間を利用して調理室に供給(給気)することによって前記問題点を一掃する特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理室用換気装置を提供することにある。他の目的とする処はコールドドラフトが発生するような温度差が生じても外気を直接給気しない特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理用換気装置を提供することにある。更に他の目的とする処は冬場に排気風の熱によって熱交換された暖かい空気を天井裏空間から給気することによって調理室を快適に使用する特に高層ビル、集合住宅(マンション等)に有効な調理用換気装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために講じた技術的手段は、請求項1は、調理室の天井に、レンジフードファンでの排気による負圧化に伴い天井裏空間を給気ダクトとして調理室に給気する給気口を設けたことを要旨とする。請求項2は、調理室の天井にレンジフードファンの作動と連動して開放する給気口を設けたことを要旨とする。請求項3は、調理室の天井に、レンジフードファンが作動して調理室が天井裏空間に対して一定値以上の圧力差になると所定時間開放する給気口を設けたことを要旨とする。請求項4は、レンジフードファンの排気路と、調理室の天井に設けた給気口に一端を連絡し他端を天井裏空間で開放した第1給気路とを天井裏空間に設けた熱交換部を介して熱交換可能に構成し、熱交換部よりも給気口側の第1給気路部分に天井裏空間で開放した第2給気路を切替え可能に連結したことを要旨とする。請求項5は、請求項1または3または4いずれか1項に記載の給気口が、天板部に幕板を有するレンジフードファンにおける幕板背後の天井部分に配設されていることを要旨とする。

0006

上記技術的手段によれば、下記の作用がある。
(請求項1)レンジフードファンを作動すると天井裏空間の空気が調理室に給気される。冬場では特にマンション等の集合住宅や高層ビルの天井裏空間は断熱効果隣室(調理室、リビングルーム生活空間として使用する室)の暖房効果によって暖められている。そのため、レンジフードファンの作動と共に比較的暖かい天井裏空間の空気が調理室に給気されて暖房効果の低下を低く抑える。また、コールドドラフトが発生する危険温度差になるようなことがあっても外気に比べて暖かい天井裏空間の空気を室内に給気するので、室内の温度は若干低下するが、コールドドラフトの発生を抑制できる。一方、夏場(冬場以外の季節)では屋上直下の最上階を除くマンション等の集合住宅や高層ビルでは断熱効果と隣室(調理室、リビングルーム等生活空間として使用する室)の冷房効果とによって天井裏空間の空気は比較的温度が下げられた状態にある。そのため、レンジフードファンの作動と共に比較的温度が下げられた空気が調理室内に給気されて冷房効果の低下を抑える。
(請求項2)冬場のレンジフードファン非作動時に開閉手段が閉口して、暖房設備によって暖められた調理室内の暖気を天井裏空間に逃さず、夏場のレンジフードファン非作動時に開閉手段が閉口して、冷房設備によって冷房された調理室内の冷気を天井裏空間に逃がさない。
(請求項3)そして、レンジフードファンの作動と同時に開放せず、ストーブ、風呂の煙突からの逆流による爆発や、不完全燃焼による災害の安全性が確保される所定設定値まで負圧化が進んだ時に初めて給気口を開放する。
(請求項4)レンジフードファンの排気路を流れる排気熱でもって天井裏空間から吸い込まれる第1給気路内の空気を加熱して調理室に給気する。一方、夏場には断熱効果と隣室(調理室、リビングルーム等生活空間として使用する室)の冷房効果とによって比較的温度が下げられた状態にある天井裏空間の空気を調理室に給気する。
(請求項5)給気口が幕板で調理室から見えないように隠される。

発明の効果

0007

本発明は以上のように構成したから下記の利点がある。
(請求項1)調理室の天井に、レンジフードファンでの排気による負圧化に伴って天井裏空間を給気ダクトとして調理室に給気する給気口を設けたので、冬場には天井裏空間の暖かい空気を給気し、夏場には比較的温度が下げられた天井裏空間の空気を給気する。従って、給気ダクトの配管施工を不要とした上、冬場の暖房効果、夏場の冷房効果の低下を低く抑えながら給気でき、施工が簡単で高層ビル、集合住宅(マンション等)の調理室用として最適な換気装置を提供できる。その上、コールドドラフトが発生する危険温度差になるようなことがあっても外気に比べて暖かい天井裏空間の空気を室内に給気するので、室内の温度は若干低下するが、コールドドラフトによる室内暖房への悪影響を抑制できる。しかも、レンジフードファンの作動に伴って建物外から天井裏空間内に外気が導入されることになるから、天井裏除湿結露防止カビの発生等が防止され、建物の寿命保全にも有効である。
(請求項2)また、冬場のレンジフードファン非作動時には開閉手段が閉口して、暖房設備によって暖められた調理室内の暖気を天井裏空間に逃さず、夏場のレンジフードファン非作動時には開閉手段が閉口して、冷房設備によって冷房された調理室内の冷気を天井裏空間に逃がさないから、レンジフードファン不使用時における冬場の暖房効果、夏場の冷房効果を阻害することが全くなくなり、省エネになるばかりでなくレンジフードファン使用時、不使用時共に調理室を不快にすることがなく、特に高層ビル、集合住宅(マンション等)の調理室用として最適な換気装置を提供できる。
(請求項3)その上、レンジフードファンが作動してストーブ、風呂の煙突からの逆流による爆発や、不完全燃焼による災害の安全性が確保される所定設定値まで負圧化が進んだ時に自動的に給気口が開くようになっているから、便利であり、無闇に給気口を開口する場合と比べて経済的である。
(請求項4)しかも、レンジフードファンの排気路と、天井裏空間で開放した第1給気路とを天井裏空間に設けた熱交換部を介して熱交換可能に構成し、熱交換部よりも給気口側の第1給気路部分に天井裏空間で開放した第2給気路を切替え可能に連結して、冬場に排気熱で熱交換された暖かい空気を調理室に取り込むようにしているから、冬場に調理室をより快適に使用でき、また冬場以外の給気で熱交換が好ましくない場合には切り替えることができ、省エネにもなる。
(請求項5)その上、給気口を幕板で隠すようにしているから、給気口露呈による調理室の内装性の低下を防止できる。

0008

次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2は第1実施例を、図3は第2実施例を、図4は第3実施例を各々示している。まず、第1実施例について説明する。

0009

符号Aはマンション等の集合住宅や高層ビルに設置したレンジフードファンを示している。このレンジフードファンAは排気装置1の作動による調理室Bの負圧化によって自然給気するレンジフードファンである。

0010

このレンジフードファンAは、図示するようにフード本体a1の前方開放部を着脱可能な前板a2で被蓋し、内部に排気装置1を、またその前方に仕切板a3先端と天板部a4内面とに設けたフィルタ桟a5に亘ってフィルタa6を係脱可能に係止し、排気装置1に連絡して排気ダクトa7を室外に配管し、また天板部a4上には同天板部a4先端に立設して幕板a8で隠して自然給気する給気口2を調理室Bの天井bに設けている。

0011

給気口2は、図2に示すように天井bの開口12口縁裏面に裏打補強した補強桟22にネジ止めされる給気筒32と、その給気筒32に取付けられる化粧パネル42と、フィルタ52等とから形成されている。

0012

給気筒32は、中央部に交差部32a”が形成されるように十字状、放射状等の脚片32a’を設けた筒体32aの下端から天井b内面に当接するフランジ32bを周設し、そのフランジ32bを天井bにネジ100 止めし、前記脚片32a’間を通孔32cとしている。

0013

化粧パネル42は、前記給気筒32を室内側から被覆する程度の深さ、大きさを有する皿状に形成してある。また、化粧パネル42は、前記給気筒32の交差部32a”と同様の交差部42a”をその交差部32a”の鉛直方向延長上に形成するように底部の殆どの部分を十字状、放射状等の脚片42a’で形成して、その脚片42a’間を通気孔42bとしており、交差部42a”を貫通する取付ネジ200 を前記給気筒32の交差部32a”に螺合締結して給気筒32に取付けられている。

0014

フィルタ52は、前記化粧パネル42における全給気孔42dを覆うことができる面積を有する平板状に形成してなり、外周に52aを備え、前記取付ネジ200 を挿通させた状態で桟52a部分を化粧パネル42の給気孔42b回りに残置された底部内面縁部分に載置してセットされている。

0015

これにより、給気は給気筒32の脚片32a’間の通孔32c、フィルタ52、化粧パネル42の脚片42a’間の通気孔42dを経て調理室Bに供給される。

0016

従って、この第1実施例の調理室用換気装置では、排気装置1を作動させると、天井裏空間b1の空気をレンジフードファンAの作動による室内負圧化に伴って調理室B内に自然給気する。また、コールドドラフトが発生する危険温度差になるようなことがあっても外気に比べて暖かい天井裏空間b1の空気を室内に給気するので、室内の温度は若干低下するが、コールドドラフトによる室内暖房への悪影響を抑制できる。

0017

これにより、特に高層ビル、集合住宅(マンション等)のように冬場は暖かく、夏場(冬場以外の季節)は比較的冷やされている天井裏空間b1の空気をレンジフードファンA作動時に給気し、冬場は暖房効果を、また夏場は冷房効果を阻害しないで調理室Bに給気することができる。しかも、給気ダクトの配管スペースを無駄に確保する必要がないばかりでなく、給気ダクトを室外まで伸ばす大掛かりな配管工事自体も不要である。

0018

次に第2実施例を説明すると、この実施例は、前記給気口2がレンジフードファンAの作動・停止に連動して開閉するようにしたものである。

0019

給気口2は、図3に示すように天井bの開口62口縁裏面に裏打補強した補強桟72にネジ止めされる給気筒82と、その給気筒82に取付けられる化粧パネル92と、その化粧パネル92内を昇降動するシャッタ102 と、そのシャッタ102 を昇降動させる手段112 等から形成されている。

0020

給気筒82は、空気取り入れ用スリット82a’を有する逆向き有底筒状の本体82aの下端から天井b面に当接するフランジ82bを周設し、そのフランジ82bを天井bにネジ300 止めすると共に、フランジ82b先端に弾性係合片82cを室内に向けて形成している。

0021

化粧パネル92は、前記本体82aを室内側から被覆する大きさの皿状を呈し、その開口縁を前記弾性係合片82cに係脱可能に係合して本体82aをカバーするように被装され、テーパー状の周面には適宜間隔をおいて給気孔92aが穿設されている。

0022

シャッタ102 は、前記化粧パネル92の底部の面積とほぼ同じ面積に形成すると共に、周縁弾性体102 aを嵌着固定してなり、その弾性体102 aが化粧パネル92の底部内面に載置(当接)されるように下降した状態で給気孔92a、給気筒82、空気取り入れ用スリット82a’が連通されて調理室Bに給気し、弾性体102 aが前記給気筒のフランジ82bに当接するように上昇した状態で給気孔92aと給気筒82内との連通を遮断するようになっている。

0023

前記シャッタを昇降動させる手段112 は、前記本体82aの頂面に設けたギヤーモータ112 aと、そのギヤーモータ112 aの回転軸112 bにカップリング112 cを介して鉛直方向に垂設されたネジ棒112 dと、そのネジ棒112 dを貫通状に螺合し且つ周面に前記シャッタ102 を嵌合支持する案内体112 eとで形成されている。

0024

また、シャッタ102 の所望位置には遊挿孔102 bが開孔され、フランジ82bに一端が止着されたガイド棒82dがその遊挿孔102 bに挿入されている。

0025

従って、この第2実施例の調理室用換気装置では、レンジフードファンAの作動に連動してギヤーモータ112 aが正回転し、シャッタ102 がガイド棒82dでガイドしながら下降して化粧パネル92の底部内面に周縁の弾性体102 aを当接させる。これにより給気孔92a、給気筒82、空気取り入れ用スリット82a’が連通され、調理室Bに給気する。レンジフードファンAの作動が停止すると、ギヤーモータ112 aが逆回転し、シャッタ102 をガイド棒82dでガイドしながら上昇させて給気筒82のフランジ82bに周縁の弾性体102 aを当接させる。これにより給気孔92aと給気筒82内との間が遮断され、給気されない。第1実施例と同様に冬場には天井裏空間b1の暖かい空気を給気し、また夏場(冬場を除く季節)には比較的温度が下げられた天井裏空間b1の空気をレンジフードファンの作動と共に調理室に給気する。故に、冬場、夏場(冬場を除く季節)とも給気により室内空調の妨害を低く抑え、レンジフードファンA非作動時には給気口2が閉じて室内空調が天井裏空間b1に逃げず、省エネになるし、調理室Bを快適に使用することができる。

0026

次に第3実施例について説明すると、この実施例は、冬場に排気風の熱によって熱交換された暖かい空気を天井裏空間b1から給気することによって調理室Bを快適に使用するようにしたものである。この実施例では図示するようにレンジフードファンAの排気路(排気ダクトa7)と、調理室Bの天井bに設けた給気口2に一端を連絡し他端を天井裏空間b1で開放した第1給気路400 とを天井裏空間b1に設けた熱交換部500 を介して熱交換可能に構成し、熱交換部500 よりも給気口2側の第1給気路400 部分に天井裏空間b1で開放した第2給気路600 を切替え可能に連結している。

0027

前記第1給気路400 と天井裏空間b1で開放した第2給気路600 とを切替え可能に連結する手段700 は電動式切替弁である。

0028

従って、この第3実施例の調理室用換気装置では冬場、切替弁で第1給気路400 と給気口2とを連通状態にしておくことで、排気路(排気ダクトa7)を通過する排気で熱交換された暖かい天井裏空間b1の空気が第1給気路400 から調理室Bの負圧化によって自然給気されて室内の暖房効果を向上させ、夏場、切替弁で第2給気路600 と給気口2とを連通状態にしておくことで、隣室や当該室の室内冷房で比較的冷やされている天井裏空間b1の空気をレンジフードファンA作動時に給気して室内の冷房効果を阻害しないようにすることができる。給気口2は第1実施例と同様に開けっ放しにしても、第2実施例と同様にレンジフードファンAの作動と連動して開放するようにしても任意である。

0029

尚、請求項3の実施例は図示しないが、圧力センサーを、調理室と天井裏空間に配設し、調理室の圧力センサーの検出圧力が天井裏空間の圧力センサーの検出圧力に対して一定値よりも小さくなると所定時間自動的に開放する給気口を調理室の天井に設けている。

0030

この実施例では、レンジフードファンが作動してストーブ、風呂の煙突からの逆流による爆発や、不完全燃焼による災害の安全性が確保される所定設定値まで負圧化が進んだ時に自動的に給気口が開くようになり、無闇に給気口を開口する場合と比べて経済的である。

0031

尚、請求項1乃至4については給気口は、幕板背後の天井に設ける必要はなく、調理室の中央部やレンジフードファンと無関係な場所に設けても良い。また前述する天井裏空間への外気の導入は隙間風、天井裏空間に臨む建物の外壁に設けた換気口(図示せず)を利用するものどちらでも良い。

図面の簡単な説明

0032

図1第1実施例の要部の正面断面図。
図2給気口部分の拡大断面図。
図3第2実施例の給気口部分の拡大断面図。
図4第3実施例の要部の正面断面図。

--

0033

B :調理室b :天井
A :レンジフードファン2 :給気口
a7:排気路(排気ダクト) b1:天井裏空間
400 :第1給気路600 :第2給気路
500 :熱交換部 a8:幕板

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