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技術 有機物分解用のもみ殻細粉担材

出願人 株式会社北川鉄工所
発明者 沢口達栄黒木義仁兼田恵規
出願日 1995年6月3日 (25年8ヶ月経過) 出願番号 1995-171273
公開日 1996年12月10日 (24年2ヶ月経過) 公開番号 1996-322550
状態 特許登録済
技術分野 微生物・酵素関連装置 固体廃棄物の処理 肥料
主要キーワード 上ぶた 移植ごて ビニールホース 送風ポンプ 概略寸法 開き寸法 潰装置 団子状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年12月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

微生物を利用して動物または植物材料を分解・消化処理しこれを消滅させる際にに用いる担材、特にもみ殻原料として細粉化したものに関するものであって、微生物による動物または植物材料の分解・消化処理を効率よくしかも長期間安定して実施するために、もみ殻細粉粒度範囲選定することを目的とする。

構成

もみ殻細粉の粒度が、乾燥させた自然状態の大きさで全体を100重量%としたとき、0.3mm以上0.6mm未満のものが10乃至40重量%、0.6mm以上1.2mm未満のものが45乃至70重量%、1.2mm以上のものが10乃至40重量%の割合に構成されている有機物分解用のもみ殻細粉担材。

概要

背景

本出願人は特願平6−339382号にてもみ殻を擂潰したもみ殻細粉担材への使用に関する出願をしています。しかし、この出願は、もみ殻細粉を使用する場合の粒度分布の範囲まで明確にされておらず、数々の実験を行なう過程において処理がうまくいかない場合もあった。

概要

微生物を利用して動物または植物材料を分解・消化処理しこれを消滅させる際にに用いる担材、特にもみ殻を原料として細粉化したものに関するものであって、微生物による動物または植物材料の分解・消化処理を効率よくしかも長期間安定して実施するために、もみ殻細粉の粒度範囲選定することを目的とする。

もみ殻細粉の粒度が、乾燥させた自然状態の大きさで全体を100重量%としたとき、0.3mm以上0.6mm未満のものが10乃至40重量%、0.6mm以上1.2mm未満のものが45乃至70重量%、1.2mm以上のものが10乃至40重量%の割合に構成されている有機物分解用のもみ殻細粉担材。

目的

本発明は、微生物による動物または植物材料の分解・消化処理を効率よくしかも長期間安定して実施するために、もみ殻細粉の粒度範囲を選定することを目的とするものです。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

もみ殻細粉粒度が、乾燥させた自然状態の大きさで全体を100重量%としたとき、0.3mm以上0.6mm未満のものが10乃至40重量%、0.6mm以上1.2mm未満のものが45乃至70重量%、1.2mm以上のものが10乃至40重量%の割合に構成されている有機物分解用のもみ殻細粉担材

請求項2

前記もみ殻細粉が、もみ殻を擂潰することによって得られる請求項1記載の有機物分解用のもみ殻細粉担材。

請求項3

もみ殻細粉が、水分を蓄える保水担材と微生物の住み家としての増殖担材および通気性を確保する通気担材に3分割され、該3分割された担材の保水担材を10乃至40重量%,増殖担材を45乃至70重量%,通気担材を10乃至40重量%混合して用いる有機物分解用のもみ殻細粉担材。

技術分野

0001

本発明は、微生物を利用して動物または植物材料を分解・消化処理しこれを消滅させる際に用いる担材、特にもみ殻原料として細粉化したものに関するものです。

背景技術

0002

本出願人は特願平6−339382号にてもみ殻を擂潰したもみ殻細粉の担材への使用に関する出願をしています。しかし、この出願は、もみ殻細粉を使用する場合の粒度分布の範囲まで明確にされておらず、数々の実験を行なう過程において処理がうまくいかない場合もあった。

発明が解決しようとする課題

0003

本発明は、微生物による動物または植物材料の分解・消化処理を効率よくしかも長期間安定して実施するために、もみ殻細粉の粒度範囲選定することを目的とするものです。

課題を解決するための手段

0004

課題を解決するために、もみ殻細粉は次のような粒度の割合いになすものです。

0005

もみ殻細粉の粒度が、乾燥させた自然状態の大きさで全体を100重量パーセントとしたとき、0.3mm以上0.6mm未満のものが10乃至40重量%、0.6mm以上1.2mm未満のものが45乃至70重量%、1.2mm以上のものが10乃至40重量%の割合に構成されている有機物分解用のもみ殻細粉担材。

0006

擂潰したもみ殻細粉は、実験の結果その粒度が小さくなると水分の保水性に優れ、反対に粒度が大きくなると通気性に優れていることを発見し、これを利用して微生物が繁殖し、その活動を活発化させるための微生物の住み家の確保と共に、適量の水分および適量の空気が必要な点に着目し、もみ殻細粉を中程度の粒度の増殖担材と、水分の吸収・保持機能に優れた小さい粒度の水分担材および、空気の通気機能に優れた大きい粒度の通気担材に大別し、3分割された担材を適量混合して使用するものです。

0007

該担材を適量混合することによって、保水性・通気性共に不十分な増殖担材が、水分担材と通気担材によって水分量及び通気性を好適に確保され、理想的な担材となして使用できるものとなります。

0008

また、水分の吸収実験の結果によると、水分担材の粒度は乾燥させた自然状態の大きさで0.3mm〜0.6mm、増殖担材の粒度は0.6mm〜1.2mm、通気担材の粒度は1.2mm以上が適していることが解りました。

0009

使用するもみ殻細粉は、出願人の先の出願である特願平6−339382号記載の擂潰装置を用い製造されたものを使用します。この際図2に示す基本機構を有する擂潰装置のローターハウジングの隙間を変えることによって粒度分布の異なる数種類のもみ殻細粉を作りました。

0010

このもみ殻細粉の一部を取出サンプルとして粒度別に分ける為にふるいを用いた例を示すと、ふるいの目開き寸法が0.3mm,0.6mm,1.2mmの3種類と用意し、大きい目のふるいから順にふるい分けを行い、0.3mm以上の粒度分布のほとんどは表1のものでした。

0011

0012

表1は、3種類の担材;A、担材;B、担材;Cを示し、0.3mm〜0.6mmの水分担材、0.6mm〜1.2mmの増殖担材、1.2mm以上の通気担材3つに機能分割された担材の粒度分布を示します。

0013

夫々の担材の使用に先立ち、0.3mm以下の細粉を除去し、水洗いしたものを2〜3日間水中に沈めて十分に水をすわせます。その後、とり出して水を切ったあと、乾かして水分率を約60%に調整しました。但し、担材;Cは粒度が荒く水を切った状態で、すでに水分率が55%に下りました。

0014

図1は、実験に使用した処理容器概略構造を示し、この処理容器3台を用いて夫々の担材;A、担材;B、担材;Cの処理能力について比較しました。

0015

図は、容器の中央を垂直方向へ向けて2分割した一方の断面図です。ポリバケツ21(直径320mm×270mm,高さ320mm)の底(直径270mm)から50mm離して底ぶた22を設け、この底ふた22には、通気口23(直径3mm)が多数(均等な間隔を保ち100個)あけてある。空気20は、送風ポンプ24から直径5mmのビニールホースを介した底ぶた22の下方部位送りこまれ、底ぶた22の通気口23を通じて担材25内深くまで平均的に供給される。バケツ21の上ぶた26中央には、排気口27(50mm)が前記空気を排出するためにあけてある。バケツ21は、もみ殻28を介しさらに断熱材29でおおわれている。断熱材29の概略寸法は、内側寸法の1辺が400mm×400mm,高さ400mm,厚さ15mmの発泡スチロール製箱状ようものであって、バケツ21の底面外側および側面外側との間には、前述のとおりにもみ殻28を入れ、上面は厚さ35mmの発泡スチロールの蓋でおおった。蓋には、バケツ21の排気口27に対応させ図示しない穴(60mm)をあけた。さらに、発泡スチロール製箱状ようものを補強するため、その外側を図示しない木枠構造にした。

0016

次に、係る容器(バケツ21)へ前記の粒度調整および水分率調整のなされた担材25を5kg投入し、さらに投入物0.5kgをほぼ毎日1回投入しながら送風ポンプ24にて毎分2lの割合で空気20を連続させて供給した。なお、投入物を投入した後ただちに、移植ごてによる手作業で担材と投入物とを充分に混合し均一な混合物とした。移植ごてによる混合は、投入直後も含め・夕の1日2回行なった。

0017

結 果
投入物の投入を開始して安定した温度になるまで(10日間)の担材の測定結果を表2、同じく水分率の変化を表3に示します。

0018

(1)温度
担材;A・・・ほぼ平均的に上昇し9日目で70℃近辺に達し、約70℃で安定した。
担材;B・・・上昇割合が最も少なく9日目に50℃近くに達し、安定した。
担材;C・・・上昇割合が大きく7日目で50℃を越えたが、その後上昇が止まり55℃近くで安定した。

0019

0020

(2)水分率
担材;A・・・初期水分率63%、温度が50℃に上昇した7日目からゆるやかに減少を始めた。減少率1%未満/日
担材;B・・・初期水分率62%を10日間保持。9日目から処理槽の下部に水が溜った。
担材;C・・・初期水分率55%、3日目までゆるやかに上昇を続け58%で安定する様に思われたが、最高温度が50℃になる頃(7日目)から徐々に減少し、10日目で52%になった。

0021

0022

(3)臭い及び担材の状態
担材;A・・・悪臭はなく実験当初と同じふかふかとした状態であった。
担材;B・・・腐敗臭(スッパイ臭い)が5日目頃から発生し、10日目には2mm〜10mm程度の団子状態となった。
担材;C・・・腐敗臭を伴い、カサカサして全体容量が増大した。

0023

以上の実験結果から、担材;Aは投入物のほとんどが高温好気の微生物によって分解・消化処理され消滅した。担材;Bは、水分が多く空気の通気が不足し、好気な微生物の繁殖が抑制され、投入物が処理されない部分がほとんどで、液肥の発生がみられた。担材;Cは、好気的な処理に加え一部腐敗も生じたものと考えられる。

発明の効果

0024

叙上の構成により、乾燥しにくく、且つ好ましい通気性を有することから、処理を維持するための管理が不要で安心して使用できるという著効を奏することができます。

0025

また、擂潰することによって、もみ殻細粉の正規分布で示される粒度分布が、使用するもみ殻細粉の粒度分布と略等しくなり、擂潰したもみ殻細粉の利用できる割合いが高く極めて経済性に富んでいます。

図面の簡単な説明

0026

図1実施例にて用いた処理容器の概図。
図2すりつぶし原理の基本機構図

--

0027

20・・・空気
21・・・バケツ
22・・・底ぶた
23・・・通気口
24・・・送風ポンプ
25・・・担材
26・・・上ぶた
27・・・排気口
28・・・もみ殻
29・・・断熱材
211・・・空気供給手段

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