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技術 製紙用マーキング装置

出願人 日本製紙株式会社
発明者 松浪雅隆島津孝夫長久保広幸
出願日 1995年5月15日 (25年7ヶ月経過) 出願番号 1995-115396
公開日 1996年11月19日 (24年1ヶ月経過) 公開番号 1996-300888
状態 特許登録済
技術分野 自動製図機及び他に分類されない製図具 ペン・筆 ウェブの巻戻、送給、巻取、異常等の制御
主要キーワード 浸透体 接触非接触 マーキング作業 マーキングヘッド 固定一体化 空気抜き穴 フェルト製 ステンレス粉
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年11月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

構成

走行する紙シート欠陥部分に対応して、紙シートの幅方向端部に目印となるインクを付着する製紙用マーキング装置であって、ステンレス粉焼結体で形成されたマーキングヘッドと、インクを内蔵するインクポットと、該インクポット中のインクを吸収して前記マーキングヘッドに供給する浸透体とからなる。

効果

ステンレス粉の焼結体で形成されたマーキングヘッドは、裏面にインクを供給すると表面から滲み出し、また、高速走行する紙シートが接触しても磨耗しにくいので、安定した無交換の連続マーキング作業に適する。

概要

背景

製紙産業においては、抄紙機で製造された紙シートに、皺の発生や塵の混入等の欠陥部分が存在する場合には、後工程のワンダー等でこの欠陥部分を取除く必要がある。欠陥部分取除きの作業は、予めマーキング装置を用いて、欠陥部分と一致して又は所定タイミングだけ先行若しくは後行して、紙シートの幅方向端部に施された着色を目印とする。

従来、マーキング装置としては、フェルト製マーキングヘッドインクを供給するものが使用されている。

概要

走行する紙シートの欠陥部分に対応して、紙シートの幅方向端部に目印となるインクを付着する製紙用マーキング装置であって、ステンレス粉焼結体で形成されたマーキングヘッドと、インクを内蔵するインクポットと、該インクポット中のインクを吸収して前記マーキングヘッドに供給する浸透体とからなる。

ステンレス粉の焼結体で形成されたマーキングヘッドは、裏面にインクを供給すると表面から滲み出し、また、高速走行する紙シートが接触しても磨耗しにくいので、安定した無交換の連続マーキング作業に適する。

目的

本発明は、上記の問題を解決する製紙用マーキング装置の提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

走行する紙シート欠陥部分に対応して、紙シートの幅方向端部に目印となるインクを付着する製紙用マーキング装置であって、ステンレス粉焼結体で形成されたマーキングヘッドと、インクを内蔵するインクポットと、該インクポット中のインクを吸収して前記マーキングヘッドに供給する浸透体とからなることを特徴とする製紙用マーキング装置。

請求項2

前記ステンレス粉の焼結体が、空隙率35〜45%であることを特徴とする製紙用マーキング装置。

技術分野

0001

本発明は、紙シート欠陥部分がある場合に、その対応箇所の紙シート端部に目印となる着色を施すための製紙用マーキング装置に関する。

背景技術

0002

製紙産業においては、抄紙機で製造された紙シートに、皺の発生や塵の混入等の欠陥部分が存在する場合には、後工程のワンダー等でこの欠陥部分を取除く必要がある。欠陥部分取除きの作業は、予めマーキング装置を用いて、欠陥部分と一致して又は所定タイミングだけ先行若しくは後行して、紙シートの幅方向端部に施された着色を目印とする。

0003

従来、マーキング装置としては、フェルト製マーキングヘッドインクを供給するものが使用されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、フェルト製のマーキングヘッドは、高速走行する紙シートの幅方向端部と接触したときに、ヘッド表面に削れや切込みが生じて磨耗し易いために、頻繁な交換が必要とされた。加えて、磨耗によってヘッド表面を離れたフェルト繊維が、インクを帯びたままであるために、紙シートの他の部分や周辺環境汚すという問題があった。

0005

本発明は、上記の問題を解決する製紙用マーキング装置の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る製紙用マーキング装置は、ステンレス粉焼結体で形成されたマーキングヘッドと、インクを内蔵するインクポットと、該インクポット中のインクを吸収して前記マーキングヘッドに供給する浸透体とからなることを特徴とする。

0007

本発明で使用するステンレス粉の焼結体は、粉体状のステンレス高温高圧で焼き固めたものであって、金属粉体を焼き固めたために、空隙率が大きくしかも粉体間結合強度が大きいことを特徴とする。金属焼結体は様々な金属粉を材料として造られるが、青銅やステンレスを用いたものは、各種液体気体濾過用エレメントに使用されている。本発明においては、ステンレス粉の焼結体を用いるが、特に空隙率35〜45%の焼結体を用いることが望ましい。

0008

なお、インクは水性、油性を問わず使用することができ、また、浸透体としては、綿、糸、スポンジ体等、インクの保持・供給能力に優れる材料を用いる。

0009

本発明では、マーキングヘッドをステンレス粉の焼結体で形成したので、浸透体によってマーキングヘッドの裏面に供給されたインクは、焼結体の空隙を通じてマーキングヘッドの表面に滲み出ることができる。また、この焼結体は、高速走行する紙シートの幅方向端部が接触しても磨耗しにくく、マーキング機能は長期間に渡って維持されると共に、紙シートや周辺環境を汚すことがない。

0010

ステンレス粉の焼結体の空隙率は35〜45%とすることが望ましく、35%未満であるとインクの滲み出し量が不足してマーキングかすれが生じる恐れがあり、また45%を超えると過剰量となってインク飛びによる紙汚れを起こす恐れがある。

0011

以下に、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。図1は実施例に係るマーキング装置の正面図、図2図1の側面断面図である。

0012

図において、ヘッド支持部材2は、頂部と底部とに開口する中空に内部を形成している。その頂部は傾斜面とし、マーキングヘッド1を嵌め込み又は接着取付けられるようにすると共に、底部はインクポット3を嵌め込み、捩じ込み等の手段で取付け可能に形成している。マーキングヘッド1には、ステンレス粉の焼結体(SMC株式会社製、SUS316L相当品、空隙率37〜43%)を用いている。

0013

インクポット3はマーキング用のインクを内蔵していると共に、紐状の浸透体4を収納している。この浸透体4は、通常は一端をインク中に浸漬し、多端を前記マーキングヘッド1の裏面に接触させているが、インクポット中のインク全量含浸していても差し支えない。尚、図2に示す実施例では、ヘッド支持部材2の中空部筒状体6を嵌め込み浸透体4を導くことによって、浸透体4によるマーキングヘッド1へのインクの供給機能を容易にしている。

0014

このマーキング装置そのものは、図示しない昇降駆動装置によって走行する紙シートの幅方向端部の下に昇降制御可能に取付けられ、着色の指示に応じて上昇し、解除の支持に応じて下降する。

0015

実施例のマーキング装置は、紙シートPとの接触非接触のいずれの状態にあるときにも、浸透体4によって常にインクがマーキングヘッド1に供給されており、マーキングヘッド1の紙シートPとの接触側の表面は、常にその微細な空隙がインクによって満たされている状態となっており、紙シートPとの接触が開始した瞬間から着色を開始することができる。

0016

なお、ヘッド支持部材2に空気抜き穴5を設けて内部の中空と連通させると、マーキングヘッド1の表面に過剰量のインクが保持されるのを防止することができる。

0017

上記の実施例においては、ヘッド支持部材2を用いることで、マーキングヘッド1とインクポット3とを固定一体化しているが、本発明は、この実施例の構成に限らず、インクポット中のインクが浸透体によってマーキングヘッドに供給される機構であれば足りる。従って、マーキングヘッド1の材質であるステンレス粉の焼結体それ自体で、ヘッド支持部材に類似の構造を含むマーキングヘッドを構成することもできるし、ヘッド支持部材2とインクポット3とを離して設け、両者間を実質的に浸透体4で連続するように構成することもできる。

発明の効果

0018

本発明は、上記の通り構成したので、浸透体によってマーキングヘッドの裏面に供給されたインクは、マーキングヘッドの表面に滲み出し、走行する紙シートの幅方向端部に欠陥部分の目印となるマークを安定して施すことができる。しかも、本発明で用いる焼結体は、高速走行する紙シートが接触しても磨耗しにくいので、装置のライフが長く無交換の連続操業を行うことができると共に、摩耗による紙シートや周辺環境の汚染を起こすことがない。

図面の簡単な説明

0019

図1実施例に係るマーキング装置の正面図である。
図2図1の側面断面図である。

--

0020

1マーキングヘッド
2ヘッド支持部材
3インクポット
4 浸透体

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