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技術 自由張架引張部材の個々の引張要素を管状被覆に導入する際に使用するための装置

出願人 ディビダーク-システムズ・インテルナチオナル・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
発明者 オスヴアルト・ニユートツエル
出願日 1996年4月12日 (24年2ヶ月経過) 出願番号 1996-091368
公開日 1996年11月5日 (23年7ヶ月経過) 公開番号 1996-291510
状態 拒絶査定
技術分野 橋または陸橋 ベルト・チェーン
主要キーワード 開拡状態 ワイヤーベルト 中央棒 アームセット 長手スリット 左右ねじ 昇降具 補助構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年11月5日)のものです。
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図面 (6)

課題

自由張架張部材、特に斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの個々の引張要素を管状被覆に導入する際に使用するための装置であって、単一要素前端部に案内要素を取り付けることができる装置にある。

解決手段

案内要素(1)が開拡部(8)を有し、開拡部の直径は非拡開状態ではほぼ単一要素の直径に対応し、開拡状態ではより大きい。

効果

単一要素の挿入或いは引き込みを既に現場定着板がある場合にも可能にし、開拡された定着領域中で単一要素が交わったり絡まったりするのをかなり確実に防止する。

概要

背景

建築でしばしば構造部分を固定するために、斜張ケーブル橋用斜張ケーブル或いはそれに類似のものとして使用されるような引張部材は引張部材の自由な領域で共に1個の管状被覆中に配設された両端部で大抵は長手方向に移動可能に当該の構造部分に通してあって、それぞれその外側面に定着してあるスチール製ワイヤー或いはワイヤーベルトのような、いくつもの単一要素の束から多重に形成されている。定着部材はそれぞれ円錐形の孔を有する定着板から構成されている。前記の孔には単一要素を挿通してその中に多部分構成楔型カラーを使用して定着してある。前記管状被覆は引張部材の自由な領域ではたとえばポリエチレンのようなプラスチック管或いは鋼管にすることができる。定着領域ではこの管状被覆は大抵鋼製の定着管で形成される。単一要素と管状の被覆の間の中空間には単一要素の張架の後腐食防止剤或いはたとえばセメントモルタルのような硬化材を詰める。

なかでも斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの場合は次の点に一つの問題がある。即ち必要な傾斜位置にある重いケーブルをその定着装置間ランウェイガーダに且つパイロンの高い所に組み込むのが困難である。斜張ケーブルが作業平面上で、即ちたとえば既に仕上がった橋梁部分の橋床上に組み立てられる場合には、斜張ケーブルは適当な昇降具で必要な傾斜位置に引き上げなければならず、同時に上下の定着装置中に通さなければならない。他の問題点は次のようなことである。即ち先ず管状の被覆を全長にわたって被せて順次単一要素を導入するか或いは先ず単一要素の束を外し、次にこれをたとえば半殻から成る被覆で包むというものである。

いずれの場合も特別に困難なのは次の点である。即ち単一要素を確実に既にその場所にある定着板と管状の被覆に押し通し、手の届かない所で締めつけるのが困難であり、なかでも管状被覆内の単一要素のはじめは無秩序な位置から定着領域中に順序よく入れること、即ち後方から単一要素を開拡して定着板中の円錐形の孔の中に入れるのが困難である。

このような関連で、本来の定着板を先ず補助構造によってコンクリートに埋め込まれた支承本体から間隔をおいて保ち、その後単一要素を定着板に挿通して定着板と支承本体との間の中空間でこの単一要素に挿通尖端部を取り付けることが知られるようになった(DE 34 37 108 C2)。これはほぼオリーブ形に形成された本体であって、その直径は単一要素の直径より大きく、一方ではワイヤーベルトの個々のワイヤーを挿通中にまとめ、特にワイヤーベルトに対して管状被覆中の道を空け、ワイヤーベルトを被覆中に通して向かい側定着部まで押し通すという役割がある。この挿通尖端部の直径を適当に選択することによって当該のワイヤーベルトが既に挿入された単一要素上で「泳ぐ」ので、絡まりが防止される。

この解決策には次のような欠点がある。即ち定着板が、定着板中の孔より直径の大きい挿通尖端部を中心にして設けることができる一方取り付けは管状被覆の「口」から間隔をおいて行わなければならないということである。挿通尖端部の特別な形によって、ワイヤーベルトが管状被覆中に道を拓くということにもなるのであるが、それにもかかわらず既に挿通された単一要素上での挿通尖端部の「泳ぎ」がもう不可能になる。

概要

自由張架引張部材、特に斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの個々の引張要素を管状被覆に導入する際に使用するための装置であって、単一要素の前端部に案内要素を取り付けることができる装置にある。

案内要素(1)が開拡部(8)を有し、開拡部の直径は非拡開状態ではほぼ単一要素の直径に対応し、開拡状態ではより大きい。

単一要素の挿入或いは引き込みを既に現場に定着板がある場合にも可能にし、開拡された定着領域中で単一要素が交わったり絡まったりするのをかなり確実に防止する。

目的

この発明の基本課題は、単一要素の挿入或いは引き込みを既に現場に定着板がある場合にも可能にし、開拡された定着領域中で単一要素が交わったり絡まったりするのをかなり確実に防止することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

自由張架張部材、特に斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの個々の引張要素を管状被覆に導入する際に使用するための装置であって、単一要素前端部に案内要素を取り付けることができる装置において、案内要素(1)が開拡部(8)を有し、開拡部の直径は非開拡状態ではほぼ単一要素の直径に一致し、開拡状態ではより大きいことを特徴とする装置。

請求項2

開拡部(8)が軸方向に働く力の作用によって菱形に開拡する少なくとも2組のアームセット(8a,8b)から成ることを特徴とする請求項1に記載の装置。

請求項3

案内要素(1)が開拡部(8)を軸方向に貫く中央案内棒(2)を有し、中央案内棒(2)は少なくとも一端に単一要素に引張に強く連結するための手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の装置。

請求項4

開拡部(8)が案内棒(2)の一端で前部固定支承部に隣接して配設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の装置。

請求項5

アームセット(8a,8b)の開拡を生じさせる軸方向力を伝達するために管(14)を有し、管は案内棒(2)を取り巻き、案内棒に対して長手方向に摺動可能で、支承部に対向する、アームセットの自由端部に対して作用するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の装置。

請求項6

管(14)と後部固定支承部との間の軸方向力を作用させるために案内棒が通っている2本の管状連結部材(16、17)の、対設ねじ山のある端部(21、22)を連結する、対応する内ねじ山を備えたねソケット(18)を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の装置。

請求項7

前部及び/或いは後部の支承部を導入される単一要素(35、36)との連結のために設けた接続要素(5または6)として形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一に記載の装置。

請求項8

接続要素(5、6)が単一要素との支承のために楔形定着部(32)を有することを特徴とする請求項7に記載の装置。

請求項9

開拡部(8a、8b)をそれぞれ2本の棒状部材から構成し、これらの棒状部材は端部で相互に枢着して支承され、且つ対向する端部で枢着支承されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一に記載の装置。

請求項10

開拡アーム(51a、51b)がプラスチック製の管(50)に長手スリットを形成して構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一に記載の装置。

請求項11

開拡部(8)がたとえばゴムのような弾力的に伸長する材料から成る被覆を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一に記載の装置。

請求項12

案内要素(1)とワイヤーベルト(35)との間に回転運動許容する連結要素を配設したことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一に記載の装置。

技術分野

0001

この発明は、自由張架張部材、特に斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの個々の引張要素を管状被覆に導入する際に使用するための装置に関する。

背景技術

0002

建築でしばしば構造部分を固定するために、斜張ケーブル橋用斜張ケーブル或いはそれに類似のものとして使用されるような引張部材は引張部材の自由な領域で共に1個の管状被覆中に配設された両端部で大抵は長手方向に移動可能に当該の構造部分に通してあって、それぞれその外側面に定着してあるスチール製ワイヤー或いはワイヤーベルトのような、いくつもの単一要素の束から多重に形成されている。定着部材はそれぞれ円錐形の孔を有する定着板から構成されている。前記の孔には単一要素を挿通してその中に多部分構成楔型カラーを使用して定着してある。前記管状被覆は引張部材の自由な領域ではたとえばポリエチレンのようなプラスチック管或いは鋼管にすることができる。定着領域ではこの管状被覆は大抵鋼製の定着管で形成される。単一要素と管状の被覆の間の中空間には単一要素の張架の後腐食防止剤或いはたとえばセメントモルタルのような硬化材を詰める。

0003

なかでも斜張ケーブル橋用斜張ケーブルの場合は次の点に一つの問題がある。即ち必要な傾斜位置にある重いケーブルをその定着装置間ランウェイガーダに且つパイロンの高い所に組み込むのが困難である。斜張ケーブルが作業平面上で、即ちたとえば既に仕上がった橋梁部分の橋床上に組み立てられる場合には、斜張ケーブルは適当な昇降具で必要な傾斜位置に引き上げなければならず、同時に上下の定着装置中に通さなければならない。他の問題点は次のようなことである。即ち先ず管状の被覆を全長にわたって被せて順次単一要素を導入するか或いは先ず単一要素の束を外し、次にこれをたとえば半殻から成る被覆で包むというものである。

0004

いずれの場合も特別に困難なのは次の点である。即ち単一要素を確実に既にその場所にある定着板と管状の被覆に押し通し、手の届かない所で締めつけるのが困難であり、なかでも管状被覆内の単一要素のはじめは無秩序な位置から定着領域中に順序よく入れること、即ち後方から単一要素を開拡して定着板中の円錐形の孔の中に入れるのが困難である。

0005

このような関連で、本来の定着板を先ず補助構造によってコンクリートに埋め込まれた支承本体から間隔をおいて保ち、その後単一要素を定着板に挿通して定着板と支承本体との間の中空間でこの単一要素に挿通尖端部を取り付けることが知られるようになった(DE 34 37 108 C2)。これはほぼオリーブ形に形成された本体であって、その直径は単一要素の直径より大きく、一方ではワイヤーベルトの個々のワイヤーを挿通中にまとめ、特にワイヤーベルトに対して管状被覆中の道を空け、ワイヤーベルトを被覆中に通して向かい側定着部まで押し通すという役割がある。この挿通尖端部の直径を適当に選択することによって当該のワイヤーベルトが既に挿入された単一要素上で「泳ぐ」ので、絡まりが防止される。

0006

この解決策には次のような欠点がある。即ち定着板が、定着板中の孔より直径の大きい挿通尖端部を中心にして設けることができる一方取り付けは管状被覆の「口」から間隔をおいて行わなければならないということである。挿通尖端部の特別な形によって、ワイヤーベルトが管状被覆中に道を拓くということにもなるのであるが、それにもかかわらず既に挿通された単一要素上での挿通尖端部の「泳ぎ」がもう不可能になる。

発明が解決しようとする課題

0007

この発明の基本課題は、単一要素の挿入或いは引き込みを既に現場に定着板がある場合にも可能にし、開拡された定着領域中で単一要素が交わったり絡まったりするのをかなり確実に防止することにある。

課題を解決するための手段

0008

以上の課題は、案内要素が開拡部を有し、開拡部の直径は非開拡状態ではほぼ単一要素の直径に対応し、開拡状態ではより大きいことにより解決される。更に別の有利な構成を特許請求の範囲第2項以下に記載する。

発明を実施するための最良の形態

0009

図1のaとbとにこの発明の装置である挿通器1の実施態様を示した。2つの図に分けて示したのはただ見やすいようにしたためである。挿通器1は特に2つの部分から成る。これら2つの部分は移動可能に相互に連結してある。即ち1つは装置全体を貫く中央案内棒2であって、前端部3にも後端部4にも接続要素5と6を有する。もう1つは開拡部8であって、一端部、この実施例では前端部のみが接続要素5によって案内棒2に対して固定してあり、他端部では長手方向に移動可能にしてある。開拡部8と後部の接続要素6との間には調節要素9がある。

0010

図1のaに示したように、開拡部8は2組の開拡アーム8aと8bとから構成される。開拡アーム8aは前端部が継手7aによって支承部10に固定されており、支承部は外ねじを有するねじ込み端部11によって連結部材13の螺端部12を介して前部接続要素5に連結されており、しっかりした支力部を形成している。開拡アーム8aの後端部では開拡アーム8aと8bが継手7cによって相互に連結され、開拡アーム8bは後端部が継手7bによって管14に連結されている。管14は案内棒2に被さっている。管14は十分に耐圧性であるが、しかしできれば可撓性のある材料、たとえばプラスチックで形成して、定着板の孔に挿通するとき或る程度湾曲許すものがよい。開拡アーム8aと8bを相互に連結する継手7cはこれらアームの長手軸に対してはやや偏心して配設されており、その結果矢印15の方向に管14に対して軸方向力が加わって開拡アーム8aと8bを開拡する結果となる。開拡部8の開拡した位置を図2のaに示した。

0011

開拡部8は最も簡単な場合には、図示したように、2組の開拡アームから構成される。しかし空間的には3組でも4組でも形成可能である。またたとえばゴムのような弾性材料から成る被覆をかぶせることもできる。このような弾性材料からのみ形成することもできる。開拡部8に対して軸方向力を加えることができるものの一つは図1のbに示した左右ねじを有する調節要素9にある。調節要素9は2個の連結部材16、17とこれらの連結部材を連結するねじスリーブ18とから構成される。連結部材16はうちねじを有する螺冠端部19によって、対応する外ねじを有する管14のねじ端部20に螺冠してある。反対側には連結部材16はねじこみ端部21を有し、このねじ込み端部にねじスリーブ18を螺冠してある。これに対応して連結部材17はねじ込み端部22を有し、このねじ込み端部にスリーブ18を螺冠してある。そして連結部材17は螺冠端部23が連結部材25のねじ込み端部24の外ねじに螺冠してある。連結部材25は後部接続要素6の一部分を形成する。

0012

連結部材16と17のねじ込み端部21、22は対向するピッチを有するねじをそれぞれ有する。これに対応してねじスリーブ18は両端部に対向するピッチを有するねじを有する。こうしてねじスリーブ18を一方向に回転することによって両方の連結部材16と17が相互に軸方向に離れて行く。後部の連結部材17は後部の接続要素6に対して支承することにより案内棒2に対して固定されるので前部の連結部材16のみが摺動される。連結部材16は摺動力を管14を介して軸方向力として開拡部8に伝達するので、その結果アーム8aと8bが開拡する(図2のa)。ねじスリーブ18を反対方向に回すと管14を反対方向に摺動する結果になる。これにより開拡アーム8aと8bは再び案内棒2に当接する(図1のa)。

0013

両方の接続要素5と6は挿通棒1とワイヤーベルトとの接続に役立つ。接続要素5と6は本質的に同じ構成である。前部の接続要素5は、内ねじを有する螺冠端部26を備えた連結部材13の他にねじ込み部27を有する連結部材28を有する。この連結部材28には連結部材13の螺冠端部26が螺冠される。連結部材28の前端部では外ねじを有するねじ込み端部29に内ねじを有する楔型スリーブ31の螺冠端部30を螺冠してある。連結部材13の内部には円錐形の孔に環状32があり、この環状楔の端面に対して連結部材28のねじ込み端部27が押しつけられる。このようにして案内棒2との連結を引張に強く且つ耐圧性のものにすることができる。反対側では環状楔32は圧縮ばね33によって楔型スリーブ31の内部に支承されている。このようにして外から楔型スリーブ31の内部空間に挿入される棒、たとえばワイヤーベルト35の中央棒34を引張に強く固定することができる。

0014

後部の接続要素6(図1のb)の場合には連結部材17の螺冠端部23が内部に環状楔32を収容する円錐形の孔のある楔型スリーブとして形成されており、環状楔32によって連結部材25のねじ込み端部24をねじ込むことによって案内棒2を固定することができる。この接続要素6の反対側の端部は接続要素5の前端部と同様に形成されているので、この場合も挿入によって棒36、たとえばワイヤーベルトの中央棒を引張に強く固定することができる。

0015

個々の要素特にワイヤーベルトの引き込みの際にも押し込みの際にもこの発明による装置を用いて作業することを図3のa〜dと図4のa〜dに基づいて説明する。図3のa〜dはワイヤーベルトを下から上へ配管部なしに引き込む態様を示している。この場合は下部定着部40と上部の定着部41はその定着板で概略を示してある。これらの定着板はワイヤーベルトを貫通させ且つ環状楔により定着するための円錐形の孔42を備えている。図示した状況は斜張ケーブル橋用の斜張ケーブルの現場での製造の状況を示したものである。下部定着部40はランウェイガーダに沿っており、そして上部定着部41はパイロンの頭部にある。配管部43は定着部40、41に接続しているもののみを示した。この接続箇所には構造物の内部に斜張ケーブルがある。

0016

図3のaでは先ずこの発明によって形成された挿通器1の開拡部8を矢印44の方向で上部定着部41の孔42に貫通させる。この場合にはワイヤーベルトは挿通器1の前端部3にのみ接続すればよいので、案内棒2は図1のbに示した態様の変形例で後部の接続要素6に通すことができ、ワイヤーベルトの引き込みに必要な長さに延在することができる。挿通器1が孔42を通り抜けるか構造物から出た後開拡部8は調節要素9によって開拡される(図3のb)。よくわかるように90度回して示した開拡部8の開拡によって挿通器1が常に上の、既に引き込まれたワイヤーベルト上で泳ぎ、その結果ワイヤーベルトの絡みは生じない。その後挿通器1に引き込むべきワイヤーベルト35が接続される。これは無負荷に置かれたワイヤーベルト7の中央ケーブル34によって行われる(図1のa)。その次に挿通器1を矢印45の方向に引き戻す(図3のc)。

0017

挿通器1をワイヤーベルト35で再度上部定着部41の孔42に通すことができるように調節要素9を用いて長手方向に引くことによって開拡部8を再度閉じ、その結果開拡アーム8aと8bが再び案内棒2に当接する(図3のd)。ワイヤーベルト35を上部定着部41に固定した後、挿通器1を接続し、次の引き込み工程に使用することができる。すべてのワイヤーベルトを引き込んだ後半殻の形の管状の被覆が取り付けられる。

0018

図4のa〜dに示したようにワイヤーベルトを既に構成された配管部43の中へ押し込むためにも同じ機構を使用することができる。そのために押し込みの際に開拡部8に生じる横方向力によって、開拡を阻止する必要がある。これは図1のbに示した調節部材9によって容易に可能である。この場合にも先ず挿通器1を矢印46の方向に上部定着部41の孔42に押し通し(図4のa)、上部定着部41を通過した後開拡部8を開拡する(図4のb)。この場合接続要素6に(図1のb)固定されるワイヤーベルト35は上から矢印46の方向に配管部41に押し通すことができる。その場合開かれた開拡部8によって、ワイヤーベルト35は上部で既に挿通されたワイヤーベルト上で泳ぐ。ワイヤーベルトは押し込むときコイルから出て行くので、回転可能な連結要素は、開拡部8に回転運動が伝わらないように間に入れなければならない。

0019

下部の定着部40に押し通すために同じ構成の第二の挿通器1’が使用される。この挿通器は適当な態様で下部定着部40の孔42に通され、配管部43中の窓47が第一の挿通器1に接続されるか或いは挿通器の除去の後直接ワイヤーベルト35に接続される(図4のc)。開拡部8の導入の後ワイヤーベルト35は下部の定着部40でもスペーサーと定着板中の孔42に通すことができる(図4のd)。

0020

図5のaとbに開拡部の他の簡単な実施例を示した。案内棒2に被せた管50はここではプラスチック管、たとえばポリエチレン管であって、この管は長手方向に案内されたスリットによって開拡部51になる。横孔52、53、54によって継手のような作用のある薄い部分ができて、その結果矢印55の方向に軸方向力を管50に作用させるとき開拡アーム51aと51bが図5のbに示したように開拡する。調節部材を用いて対向する挿入を行うとき開拡アームの組51aと51bとが再び当接する。

0021

この態様によって、開拡部の作用に役立つ管が直接スリットを設けられる場合には全く特別に経済的であることは無論である。その結果開拡とその作用に他の部材は不必要であるからである。

発明の効果

0022

この発明によって、両端に、引き込まれる単一要素或いは押し込まれる単一要素、特にワイヤーベルトを連結することができる工具が形成される。この工具は定着板に通し、ワイヤーベルトを捕捉してこれを定着板に通せる程の強さをもっている。開拡の可能性によって「挿通器」と名付けたこの工具は上部で既に挿入してある単一要素上で「泳ぐ」ことができるので、挿入する際に単一要素の絡まりを防止することができる。

0023

図面の簡単な説明

0024

0024
図1重要な部分を有するこの発明の装置の実施態様の非開拡状態を示す図である。
0025
図2重要な部分を有するこの発明の装置の実施態様の開拡状態を示す図である。
0026
図3単一要素を引き込む際の重要な作業段階の概略を示す図である。
0027
図4単一要素を押し込む際の重要な作業段階の概略を示す図である。
0028
図5この発明の装置の他の実施態様を示す図である。
0029

--

0025

1挿通器
2案内棒
3前端部
4後端部
5接続要素
6 接続要素
7a継手
7b 継手
7c 継手
8 開拡部
8a 開拡アーム
8b 開拡アーム
9調節要素
10 支承部
11 ねじ込み端部
12 螺冠端部
13連結部材
14 管
15 矢印
16 連結部材
17 連結部材
18 螺冠端部
19 螺冠端部
20 ねじ端部
21 ねじ込み端部
22 ねじ込み端部
23 螺冠端部
24 ねじ込み端部
25 連結部材
26 ねじ込み端部
27 ねじ込み部分
28 連結部分
29 ねじ込み端部
30 螺冠端部
31楔型スリーブ
32 環状楔
33圧縮ばね
34中央棒
35ワイヤーベルト
36 棒
40定着部
41 定着部
42 孔
43配管部
44 矢印
45 矢印
46 矢印
47 窓
50 管
51 開拡部
51a 開拡アーム
51b 開拡アーム
52横孔
53 横孔
54 横孔
55 矢印

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