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技術 足拭きマット

出願人 株式会社タナカ
発明者 田中文明
出願日 1995年4月17日 (26年2ヶ月経過) 出願番号 1995-090521
公開日 1996年10月29日 (24年8ヶ月経過) 公開番号 1996-280561
状態 特許登録済
技術分野 浴槽の付属品
主要キーワード 複数組並列 積重構造 概略寸法 大衆浴場 結束糸 靱皮繊維 結束状態 使い心地
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年10月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

クッション性保水力を向上させることにより、心地よく使用でき、かつ、足裏を適当に刺激することのできる足拭きマットの提供。

構成

この足拭きマットは、コイヤー繊維製の複数の経糸4を並列配置してなる経糸組4Aと、コイヤー繊維製の複数の緯糸5を並列配置してなる緯糸組5Aとが積重され、さらに経糸4と緯糸5とがそれぞれの交差部6で結束糸7により結束されている。すなわち、経糸組4Aと緯糸組5Aとを積重した厚みのある構造であるので、適度の保水力を備えている。また、経糸4と緯糸5とを交差部6で結束した立体構造であるので、積重構造剛性増してクッション性もよい。しかも、交差部6およびその近傍では密に、それ以外の部位では粗の構造となり交差部6間に隙間ができるので、乾きやすく、結束糸7の頂部8は足裏のツボ押圧刺激する。

概要

背景

通常、とよばれるものは種類が多く、亜麻,苧麻,大麻ジュート黄麻)などの「靱皮繊維よりなる麻類」、マニラ麻サイザル麻などの「葉脈繊維よりなる麻類」、コイヤー繊維,麦わらなどの「その他の麻類」に大別されるといわれている(書籍:「新版繊維製品消費科学ハンドブック」(編者:日本繊維製品消費科学会、発行者:株式会社光生)、第10ページ、1988年版)。そして、麻の繊維は通気性吸水性が優れていることでも知られている。

上記したような麻繊維の特性を生かすべく、旅館銭湯等の大衆浴場出入口には、例えばジュート製のマットが敷かれており、湯上がり時の足拭き用として利用されている。このような足拭きマットの一例を図5に示す。図において、足拭きマット1aは、並列配置された複数の経糸4aに対し緯糸5a,5bで、厚さ6〜8mm程度のムシロ状に織成されている。

概要

クッション性保水力を向上させることにより、心地よく使用でき、かつ、足裏を適当に刺激することのできる足拭きマットの提供。

この足拭きマットは、コイヤー繊維製の複数の経糸4を並列配置してなる経糸組4Aと、コイヤー繊維製の複数の緯糸5を並列配置してなる緯糸組5Aとが積重され、さらに経糸4と緯糸5とがそれぞれの交差部6で結束糸7により結束されている。すなわち、経糸組4Aと緯糸組5Aとを積重した厚みのある構造であるので、適度の保水力を備えている。また、経糸4と緯糸5とを交差部6で結束した立体構造であるので、積重構造剛性増してクッション性もよい。しかも、交差部6およびその近傍では密に、それ以外の部位では粗の構造となり交差部6間に隙間ができるので、乾きやすく、結束糸7の頂部8は足裏のツボ押圧刺激する。

目的

本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、クッション性や保水力を向上させることにより、心地よく使用でき、かつ、足裏を適当に刺激することのできる足拭きマットの提供を目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コイヤー繊維製の複数の経糸並列配置してなる経糸組と、コイヤー繊維製の複数の緯糸を並列配置してなる緯糸組とを積重するとともに、経糸と緯糸とをそれぞれの交差部で結束糸により結束したことを特徴とする足拭きマット

技術分野

0001

本発明は、例えば浴室プール等の出入口に敷かれて足裏の水を拭きとる足拭きマットに関する。

背景技術

0002

通常、とよばれるものは種類が多く、亜麻,苧麻,大麻ジュート黄麻)などの「靱皮繊維よりなる麻類」、マニラ麻サイザル麻などの「葉脈繊維よりなる麻類」、コイヤー繊維,麦わらなどの「その他の麻類」に大別されるといわれている(書籍:「新版繊維製品消費科学ハンドブック」(編者:日本繊維製品消費科学会、発行者:株式会社光生)、第10ページ、1988年版)。そして、麻の繊維は通気性吸水性が優れていることでも知られている。

0003

上記したような麻繊維の特性を生かすべく、旅館銭湯等の大衆浴場の出入口には、例えばジュート製のマットが敷かれており、湯上がり時の足拭き用として利用されている。このような足拭きマットの一例を図5に示す。図において、足拭きマット1aは、並列配置された複数の経糸4aに対し緯糸5a,5bで、厚さ6〜8mm程度のムシロ状に織成されている。

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、従来の足拭きマット1aは厚さが薄いため、保水力が小さく、踏んだときのクッション性もよくない。また、2〜3人が使用すると、次の人の使用時に水分が上面に滲出し、心地よくなかった。更に、上面が平坦であって利用者の体重が足裏全体に均等にかかることから、足裏を局部的に押圧刺激することもない。また、織り組織が全面に亘って密であるので、足拭きマットが比較的乾きにくいという欠点もある。

0005

本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、クッション性や保水力を向上させることにより、心地よく使用でき、かつ、足裏を適当に刺激することのできる足拭きマットの提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明に係る足拭きマットは、コイヤー繊維製の複数の経糸を並列配置してなる経糸組と、コイヤー繊維製の複数の緯糸を並列配置してなる緯糸組とを積重するとともに、経糸と緯糸とをそれぞれの交差部で結束糸により結束した構成とされている。

0007

本発明の足拭きマットにおいては、素材としてコイヤー繊維を用いているので、吸水性に富んでいるのは無論のこと、経糸組と緯糸組とを積重した厚みのある構造が採用されているので、吸収された水が表面に滲み出しにくいほどに適度な保水力を備えている。また、経糸と緯糸とを交差部で結束した立体構造が採用されているので、積重構造剛性が適度に増してクッション性も向上する。そして、交差部およびその近傍では密に、それ以外の部位では粗の構造となるので、乾きやすく、結束糸の頂部は足裏を押圧刺激する。

0008

以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る足拭きマットを示す外観図図2は足拭きマットの底面を模式的に示す概略底面図、図3は足拭きマットの結束糸による結束状態を示すものであって、(a)は平面図、(b)は底面図、図4は足を載せた状態の足拭きマットの要部を示す概略側面図である。この実施例に係る足拭きマット1は、マット本体2と、マット本体2の周縁に編み込まれた縁編み部3とからなり、これらはいずれも、麻繊維の一例であるコイヤー繊維(別名:ココナット繊維)を二子撚りした太糸(約4mm径撚り糸)で形成されている。コイヤー繊維は常法により古々椰子の実の殻をほぐして得た天然繊維であって、汎用される例えばジュート繊維等と比べ、1本1本の繊維が太く、粗硬で軽く、適度に弾力性のある特性を有し、しかも安価である。

0009

マット本体2は、経糸組4Aと緯糸組5Aとが上下交互にそれぞれ2組分積重され、さらに経糸組4Aの経糸4と緯糸組5Aの緯糸5とがそれぞれの交差部6において結束糸7により結束されている。尚、経糸組4Aと緯糸組5Aとは、それぞれ3組以上を積重したものであっても構わない。経糸組4Aは、2本一組の経糸4が約2cmピッチ複数組並列して配置されたものである。緯糸組5Aは、経糸4と直交する方向に2本一組の緯糸5が約2cmピッチで複数組並列して配置されたものである。

0010

また、結束糸7は底面からみてほぼ角スパイラル状に、順次隣合った交差部6間を連ねた状態で配線されている。また、各交差部6における結束糸7は、上方からみて、斜め十字状に巻き付けられており、その交差位置で上向きに突出した頂部8が形成されている。この結束糸7は、本実施例では、経糸4や緯糸5と同じコイヤー繊維製の太糸が使用されている。このようにして、概略寸法、縦360mm,横600mm,厚さ22mmの足拭きマット1が構成される。

0011

以上のように構成された足拭きマット1は、比較的厚みがあることから、保水力に余裕がある。また、経糸4と緯糸5の上下積重構成および結束糸7による結束構成を採用したことにより、体重を支えるだけの剛性を有する立体構造となる。そして、載せた足裏と床面との間には空間があるので、足裏が床面上の水と直に接することもない。そして、この足拭きマット1はクッション性に優れており、マット上に載ったときの感触も心地よい。例えば、家族5人の家庭で使用する場合、最後に入浴した人までも心地よく、かつ、十分に足裏の水滴を拭き取ることができる。更に、足拭きマット1上に載って足踏みするだけで、頂部8が足裏のツボ押圧する。しかも、入浴は日常的に行われるので、無意識のうちに利用者の健康促進化が図られる。

0012

一方、この足拭きマット1は、コイヤー繊維自体の通水性が元々良好であるうえ、交差部6間に隙間を有することから、乾きやすく、カビ等も発生しにくいものである。しかも、足拭きマット1は、比較的安価な素材を用いた簡単な構成としてあるので、入手しやすい。そのため、この足拭きマット1を、旅館や銭湯の大衆浴場の出入口、あるいはプール着替室の出入口等に敷いておき、濡れた後は乾いたものと適時取り替えるようにすれば好適である。

発明の効果

0013

上記したように、本発明に係る足拭きマットによれば、素材として硬くて吸水性のあるコイヤー繊維を用いるとともに、経糸組と緯糸組とを積重した厚みのある構造で、かつ、経糸と緯糸とを交差部で結束した立体構造を採用したので、保水力およびクッション性の向上化を図ることができる。それにより、利用者にとって使い心地のよいものとなる。また、結束糸での結束により交差部およびその近傍では密に、それ以外の部位では粗の構造となるので、通気性がよく、乾きやすい。更に、結束糸の頂部がマット上面に突出した状態となるので、結束糸の頂部が足裏のツボを刺激し、これによって健康の促進を図ることもできる。加えて、安価に提供できる。

図面の簡単な説明

0014

図1本発明の一実施例に係る足拭きマットを示す外観図である。
図2足拭きマットの底面を模式的に示す概略底面図である。
図3足拭きマットの結束糸による結束状態を示すものであって、(a)は平面図、(b)は底面図である。
図4足を載せた状態の足拭きマットの要部を示す概略側面図である。
図5従来の足拭きマットの編み組織を示す説明図である。

--

0015

1 足拭きマット
4経糸
4A 経糸組
5緯糸
5A 緯糸組
6 交差部
7 結束糸

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