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技術 モデル賃金出力方法

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 黒川弘英須山泰宏
出願日 1995年4月5日 (25年8ヶ月経過) 出願番号 1995-107016
公開日 1996年10月22日 (24年2ヶ月経過) 公開番号 1996-279010
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 比較グラフ 支給金額 マトリクス表 現在年齢 理論モデル 所定用紙 モデル毎 手当て
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年10月22日)のものです。
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図面 (8)

目的

本発明は、各種設定項目の変更を容易にし、様々な賃金体系に柔軟に対応して理論モデル賃金表を容易に出力することを可能にするモデル賃金出力方法を提供することである。

構成

モデル賃金表作成部5は、CPU2からの指示によりROM4内に格納されるモデル賃金表作成プログラムを実行し、入力部3から入力されるモデル賃金表作成に必要な各種指定項目に基づいて、能力テーブルメモリ7、昇格モデル年齢テーブルメモリ8及び昇格点数テーブルメモリ9から読み出した各種データを理論モデル賃金表メモリ6に展開してモデル賃金表を作成し、その作成したモデル賃金表を表示部10に表示させるとともに、印字部11からプリントアウトさせる。

概要

背景

従来、経営者の希望する賃金水準目標値に近づける為のシミュレーション手段である理論モデル賃金の算出は、各社の賃金体系に基づいて数多くのパラメータ(職資格勤続年数手当て等)から各年齢毎に学歴別等を考慮して行われている。このため、理論賃金モデル算出手順は複雑であり、現状では、理論モデル算出ツールは、決められた賃金体系専用のものしか存在していない。

したがって、従来は、複線型賃金体系(職掌毎に賃金要素が異なる賃金体系)に対応する理論モデル賃金の算出には手計算で行っており、補助的に表計算ソフト等が利用されている。

概要

本発明は、各種設定項目の変更を容易にし、様々な賃金体系に柔軟に対応して理論モデル賃金表を容易に出力することを可能にするモデル賃金出力方法を提供することである。

モデル賃金表作成部5は、CPU2からの指示によりROM4内に格納されるモデル賃金表作成プログラムを実行し、入力部3から入力されるモデル賃金表作成に必要な各種指定項目に基づいて、能力テーブルメモリ7、昇格モデル年齢テーブルメモリ8及び昇格点数テーブルメモリ9から読み出した各種データを理論モデル賃金表メモリ6に展開してモデル賃金表を作成し、その作成したモデル賃金表を表示部10に表示させるとともに、印字部11からプリントアウトさせる。

目的

本発明の課題は、各種設定項目の変更を容易にし、様々な賃金体系に柔軟に対応して理論モデル賃金表を容易に出力することを可能にするモデル賃金出力方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格年齢割り当てられた昇格年齢テーブルと、前記複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、前記複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格点数が割り当てられた昇格点数テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、前記複数の昇格スピードモデルを個々に指定する指定ステップと、その指定された各モデルにおける各年齢での支給賃金をモデル賃金として決定する決定ステップと、この決定された各支給賃金を出力する出力ステップと、を有し、前記決定ステップは、個々のモデルが指定される毎に、その指定されたモデルにおける初期年齢と初期資格と初期資格号数とを決定することで、この決定された初期資格と初期年齢とから前記能力給テーブルを参照して初期の支給賃金を決定する第1の決定ステップと、この後、前記初期年齢を順次更新して、各更新年齢における支給賃金を決定する第2の決定ステップと、を有し、更に前記第2の決定ステップは、現在年齢が更新される毎に、この更新された年齢が、その時の指定モデルにおける昇格年齢に達したか否かを判別するステップAと、昇格年齢に達していなければ、その指定モデルにおける現在資格での昇格点数を前記昇格点数テーブルから読み出して現在資格号数に加算することで、この加算された新たな資格号数と更新された新たな年齢とから前記能力給テーブルを参照して支給賃金を決定するステップBと、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応する資格を前記資格点数テーブルから読み出して、この読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな支給賃金を決定するステップCと、前記各ステップA、B、Cを、年齢が更新される毎に繰り返し実行するステップDと、を有したことを特徴とするモデル賃金出力方法。

請求項2

前記ステップCは、前記昇格年齢に対応する資格として前記昇格点数テーブルから読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格位置で、直前の支給賃金よりも大きい支給賃金と、その支給賃金に対応する資格号数と、を前記能力給テーブルの中で検索して、新たな支給賃金と新たな資格号数を決定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のモデル賃金出力方法。

請求項3

前記出力ステップは、前記決定ステップで決定された各モデルにおける各年齢での個々の支給賃金を、個々のモデル別に、且つ個々の年齢別に対応づけたモデル賃金表として出力するようにしたことを特徴とする請求項1記載のモデル賃金出力方法。

請求項4

複数の資格と、その各資格への昇級年齢が対応づけられた昇格年齢テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、複数の資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、初期年齢を指定することで、その初期年齢に対応する初期資格を前記昇格年齢テーブルに基づいて決定するとで、前記初期年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、現在年齢を更新するとともに、この更新毎に、この更新された年齢が新たな資格での昇格年齢に達したか否かを判別し、昇格年齢に達していなければ、現在の資格号数に所定の資格点数を加算することで、更新された新たな年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応した資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな資格号数及び新たな支給賃金を決定するようにしたことを特徴とするモデル賃金出力方法。

請求項5

前記昇格年齢テーブルは、複数の昇格スピードモデル別に、個々に用意され、前記所定の昇格点数は、前記昇格モデル別に用意されていることを特徴とする請求項4記載のモデル賃金出力方法。

技術分野

0001

本発明は、職毎に賃金要素が異なる賃金体系を検証するのに好適なモデル賃金出力方法に関する。

背景技術

0002

従来、経営者の希望する賃金水準目標値に近づける為のシミュレーション手段である理論モデル賃金の算出は、各社の賃金体系に基づいて数多くのパラメータ(職掌、資格勤続年数手当て等)から各年齢毎に学歴別等を考慮して行われている。このため、理論賃金モデルの算出手順は複雑であり、現状では、理論モデル算出ツールは、決められた賃金体系専用のものしか存在していない。

0003

したがって、従来は、複線型賃金体系(職掌毎に賃金要素が異なる賃金体系)に対応する理論モデル賃金の算出には手計算で行っており、補助的に表計算ソフト等が利用されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このような従来のにあっては、複線型賃金体系(職掌毎に賃金要素が異なる賃金体系)に対応する理論モデル賃金の算出には手計算で行っていたため、各種の賃金表から、それぞれの資格、年齢、勤続年数、昇格度等にみあった賃金を決定し、それぞれの賃金を積み上げて理論モデル賃金を計算するといった手順が必要であり、多大な労力と時間がかかるという問題があった。

0005

また、表計算ソフト等で理論モデル賃金を生成するとなると、算出そのものが困難である上、算出の自動化、各賃金表の見直し変更や給与年齢の設定等の様々な要素がからみ、一つのシミュレーション結果を出すのに多大な労力と時間がかかるばかりでなく、設定項目自体を見直す必要が発生すると、一からやり直すことになり、作業性を著しく低下させていた。

0006

また、理論モデル賃金を生成するためには、表計算ソフトの機能に精通するとともに、賃金設計の仕組論理にも十分な知識がないと、理論モデル賃金を自動生成するソフトを設計するのは非常に困難であった。また、上記理論モデル賃金計算ソフトは、決められた賃金体系にだけ対応する計算ソフトであり、各社の様々な賃金体系に対応するものではなかった。

0007

本発明の課題は、各種設定項目の変更を容易にし、様々な賃金体系に柔軟に対応して理論モデル賃金表を容易に出力することを可能にするモデル賃金出力方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

請求項1記載の発明は、複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格年齢が割り当てられた昇格年齢テーブルと、前記複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、前記複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格点数が割り当てられた昇格点数テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、前記複数の昇格スピードモデルを個々に指定する指定ステップと、その指定された各モデルにおける各年齢での支給賃金をモデル賃金として決定する決定ステップと、この決定された各支給賃金を出力する出力ステップと、を有し、前記決定ステップは、個々のモデルが指定される毎に、その指定されたモデルにおける初期年齢と初期資格と初期資格号数とを決定することで、この決定された初期資格と初期年齢とから前記能力給テーブルを参照して初期の支給賃金を決定する第1の決定ステップと、この後、前記初期年齢を順次更新して、各更新年齢における支給賃金を決定する第2の決定ステップと、を有し、更に前記第2の決定ステップは、現在年齢が更新される毎に、この更新された年齢が、その時の指定モデルにおける昇格年齢に達したか否かを判別するステップAと、昇格年齢に達していなければ、その指定モデルにおける現在資格での昇格点数を前記昇格点数テーブルから読み出して現在資格号数に加算することで、この加算された新たな資格号数と更新された新たな年齢とから前記能力給テーブルを参照して支給賃金を決定するステップBと、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応する資格を前記資格点数テーブルから読み出して、この読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな支給賃金を決定するステップCと、前記各ステップA、B、Cを、年齢が更新される毎に繰り返し実行するステップDと、を有したことを特徴としている。

0009

また、この場合、請求項2に記載するように、前記ステップCは、前記昇格年齢に対応する資格として前記昇格点数テーブルから読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格位置で、直前の支給賃金よりも大きい支給賃金と、その支給賃金に対応する資格号数と、を前記能力給テーブルの中で検索して、新たな支給賃金と新たな資格号数を決定することが有効である。

0010

さらに、請求項3に記載するように、前記出力ステップは、前記決定ステップで決定された各モデルにおける各年齢での個々の支給賃金を、個々のモデル別に、且つ個々の年齢別に対応づけたモデル賃金表として出力することが有効である。

0011

請求項4記載の発明は、複数の資格と、その各資格への昇級年齢が対応づけられた昇格年齢テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、複数の資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、初期年齢を指定することで、その初期年齢に対応する初期資格を前記昇格年齢テーブルに基づいて決定するとで、前記初期年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、現在年齢を更新するとともに、この更新毎に、この更新された年齢が新たな資格での昇格年齢に達したか否かを判別し、昇格年齢に達していなければ、現在の資格号数に所定の資格点数を加算することで、更新された新たな年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応した資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな資格号数及び新たな支給賃金を決定するようにしたことを特徴としている。

0012

また、この場合、請求項5に記載するように、前記昇格年齢テーブルは、複数の昇格スピードモデル別に、個々に用意され、前記所定の昇格点数は、前記昇格モデル別に用意されていることが有効である。

0013

請求項1記載の発明によれば、複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格年齢が割り当てられた昇格年齢テーブルと、前記複数の昇格スピードモデルを一方の軸とし、前記複数の資格を他方の軸としたマトリクス上に、昇格点数が割り当てられた昇格点数テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、指定ステップにおいて、前記複数の昇格スピードモデルを個々に指定し、決定ステップにおいて、その指定された各モデルにおける各年齢での支給賃金をモデル賃金として決定すると、出力ステップにおいて、この決定された各支給賃金を出力し、前記決定ステップは、個々のモデルが指定される毎に、その指定されたモデルにおける初期年齢と初期資格と初期資格号数とを決定することで、この決定された初期資格と初期年齢とから前記能力給テーブルを参照して初期の支給賃金を決定する第1の決定ステップと、この後、前記初期年齢を順次更新して、各更新年齢における支給賃金を決定する第2の決定ステップと、を有し、更に前記第2の決定ステップは、現在年齢が更新される毎に、この更新された年齢が、その時の指定モデルにおける昇格年齢に達したか否かを判別するステップAと、昇格年齢に達していなければ、その指定モデルにおける現在資格での昇格点数を前記昇格点数テーブルから読み出して現在資格号数に加算することで、この加算された新たな資格号数と更新された新たな年齢とから前記能力給テーブルを参照して支給賃金を決定するステップBと、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応する資格を前記資格点数テーブルから読み出して、この読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな支給賃金を決定するステップCと、前記各ステップA、B、Cを、年齢が更新される毎に繰り返し実行するステップDと、を有している。

0014

したがって、会社毎に異なる賃金体系あるいは職掌や資格等の設定項目の変更に対応して、理論モデル賃金を容易に出力することができる。

0015

請求項2記載の発明によれば、前記ステップCは、前記昇格年齢に対応する資格として前記昇格点数テーブルから読み出された資格を現在の新たな資格とし、その資格位置で、直前の支給賃金よりも大きい支給賃金と、その支給賃金に対応する資格号数と、を前記能力給テーブルの中で検索して、新たな支給賃金と新たな資格号数を決定することにより、資格別に設定された昇格年齢に対応してモデル賃金を自動更新してモデル賃金を出力することができる。

0016

請求項3記載の発明によれば、前記出力ステップは、前記決定ステップで決定された各モデルにおける各年齢での個々の支給賃金を、個々のモデル別に、且つ個々の年齢別に対応づけたモデル賃金表として出力することにより、複数の職掌別のモデル賃金表を一度の処理で出力することができ、モデル毎に掛かる手間を省略することができ、モデル賃金表を出力する際の作業効率を大幅に向上させることができる。

0017

請求項4記載の発明によれば、複数の資格と、その各資格への昇級年齢が対応づけられた昇格年齢テーブルと、前記複数の資格を一方の軸とし、複数の資格号数を他方の軸としたマトリクス上に、支給賃金が割り当てられた能力給テーブルと、を記憶した処理装置におけるモデル賃金出力方法であって、初期年齢を指定することで、その初期年齢に対応する初期資格を前記昇格年齢テーブルに基づいて決定するとで、前記初期年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、現在年齢を更新するとともに、この更新毎に、この更新された年齢が新たな資格での昇格年齢に達したか否かを判別し、昇格年齢に達していなければ、現在の資格号数に所定の資格点数を加算することで、更新された新たな年齢における支給賃金を前記能力給テーブルに基づいて決定し、昇格年齢に達していれば、その昇格年齢に対応した資格を現在の新たな資格とし、その資格における新たな資格号数及び新たな支給賃金を決定する。

0018

したがって、昇格年齢テーブルと能力級テーブルとの関係に基づいて昇格点数を一義的に設定するだけで理論モデル賃金を容易に出力することができ、必要なテーブル設定数を削減することができる。

0019

請求項5記載の発明によれば、前記昇格年齢テーブルは、複数の昇格スピードモデル別に、個々に用意され、前記所定の昇格点数は、前記昇格モデル別に用意されていることにより、各種モデル別に対応する理論モデル賃金を容易に出力することができる。

0020

以下、図1図7を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1図7は、本発明を適用したコンピュータシステムの一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図1は、本実施例のコンピュータシステム1の要部ブロック構成図である。

0021

この図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入力部3、ROM4、モデル賃金表作成部5、理論モデル賃金表メモリ6、能力給テーブルメモリ7、昇格モデル年齢テーブルメモリ8、昇格点数テーブルメモリ9、表示部10及び印字部11により構成されており、各部はバス12に接続されている。

0022

CPU(Central Processing Unit )2は、ROM4内に格納される各種制御プログラムに従ってコンピュータシステム1内の各部を制御し、各種情報処理を実行し、その処理過程及び処理結果を表示部10に表示させ、また、入力部3から入力される各種指示データ及び文字列データに応じてモデル賃金表作成部5により後述するモデル賃金表作成プログラムを実行させ、そのモデル賃金表作成に関するデータをモデル賃金表作成部5に接続されたメモリ5aに格納するとともに、作成中のモデル賃金表を表示部10に表示させる。

0023

入力部3は、カーソルキー数字入力キー及び各種機能キー等を備え、押下されたキー押下信号をCPU2に出力する。ROM(Read Only Memory)4は、CPU2より実行される各種制御プログラムを格納するとともに、モデル賃金表作成部5により実行されるモデル賃金表作成プログラムを格納する。

0024

モデル賃金表作成部5は、CPU2からの指示によりROM4内に格納されるモデル賃金表作成プログラムを実行し、入力部3から入力されるモデル賃金表作成に必要な各種指定項目に基づいて、能力給テーブルメモリ7、昇格モデル年齢テーブルメモリ8及び昇格点数テーブルメモリ9から読み出した各種データを理論モデル賃金表メモリ6に展開してモデル賃金表を作成し、その作成したモデル賃金表を表示部10に表示させるとともに、印字部11からプリントアウトさせる。

0025

また、モデル賃金表作成部5は、図1に示すように、モデル賃金表の作成に必要な各種設定項目を格納するメモリ5aが接続されており、このメモリ5aには、モデル賃金表作成に際して、指定される職掌SS及び昇格スピードSPと、昇格モデル年齢テーブルメモリ8から読み出す初任年齢SN、最終年齢TN、初期号数BH及び初期資格Rと、能力給テーブル7から読み出す支給賃金SKと、昇格点数テーブルメモリ9から読み出す昇格点数GHとを格納するメモリエリアが形成されている。

0026

理論モデル賃金表メモリ6は、図2に示すように、上記モデル賃金表作成部5によりモデル賃金作成処理が実行される際に、能力給テーブルメモリ7、昇格モデル年齢テーブルメモリ8及び昇格点数テーブルメモリ9から読み出された各種データを展開するメモリエリアを形成し、そのメモリエリアには、職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期資格R、初期号数BH及び支給賃金SKを展開する。

0027

能力給テーブルメモリ7は、図3に示すように、横軸に初期資格BHを設定し、縦軸に初期資格を設定したマトリクス表上に支給金額SKを設定した能力給テーブルを格納するメモリである。

0028

昇格モデル年齢テーブルメモリ8は、図4に示すように、横軸に職掌名SS、昇格スピードSP及び初期号数BHを設定し、縦軸に資格名R(職掌SSに対応)を設定したマトリクス表上に昇格モデル年齢(初任年齢SN及び最終年齢TNに対応)を設定した昇格モデル年齢テーブルを格納するメモリである。

0029

昇格点数テーブルメモリ9は、図5に示すように、横軸に昇格スピード(最高標準最低)に設定し、縦軸に資格名Rを設定したマトリクス表上に昇号数(昇格点数)SGを設定した昇格点数テーブルを格納するメモリである。

0030

表示部10は、CPU2から入力される各種情報処理の処理過程及び処理結果等を表示するとともに、モデル賃金表作成部5により作成されたモデル賃金表を表示する。印字部12は、モデル賃金表作成部5により作成されたモデル賃金表等を所定用紙に印字して出力する。

0031

次に、本実施例の動作を説明する。上記モデル賃金表作成部5により実行されるモデル賃金表作処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。入力部3における所定のキー操作により本モデル賃金表作処理を開始し、所定のキー操作により職掌SS及び昇格スピードSPが指定されると、その指定職掌SS及び昇格スピードSPをメモリ5aの対応するメモリエリアに記憶する(ステップS1、S2)。そして、その指定された職掌SS及び昇格スピードSPに基づいて図4に示した昇格モデル年齢テーブルメモリ8から初任年齢SN、最終年齢TN、初期号数BH及び初期資格Rを読み出し、メモリ5a内の対応するメモリエリアに記憶する(ステップS3)。次いで、能力給テーブルメモリ7を参照して、読み出した初期号数BH及び初期資格Rから支給賃金SKを決定してメモリ5aの対応するメモリエリアに記憶する(ステップS4)。

0032

そして、メモリ5aに記憶した職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期号数BH、初期資格R及び支給賃金SKを、理論モデル賃金表メモリ6内の対応するメモリエリアに出力して展開すると(ステップS5)、例えば、職掌SSに総合職大学卒が指定され、昇格スピードに最短が指定されたとすると、図2に示す理論モデル賃金表メモリ6のように、1行目に、職掌SS:総合職大学卒,昇格スピードSP:最短,初任年齢SN:22,資格名R:上級職1級,初期号数BH:10,支給賃金SK:115,500としてデータを展開することができる。

0033

次いで、初任年齢SNに“1”を加算し、その加算結果を初任年齢SNのメモリエリアを記憶更新し(ステップS6)、最終年齢TN以下か否かをチェックする(ステップS7)。最終年齢TN以下である場合は、その年齢SNが次の資格昇格年齢に達しているか否かを、図4の昇格モデル年齢テーブルを参照して判定する(ステップS8)。この場合、初任年齢SN:23となり、昇格スピードSP:最短が指定されているため、図4の昇格モデル年齢テーブルを参照すると、上級職2級になる昇格年齢に達しているため、ステップS11に移行し、その次の資格名Rにより先に資格名を記憶したメモリ5a内の対応するメモリエリアRを記憶更新する(ステップS11)。

0034

次いで、その次の資格名Rに基づいて、図3に示した能力給テーブルを参照して、その対応する資格名Rの中で現在の支給賃金SKよりも大で、最も低い賃金を検索して、その対応号数を指定し、その新たな号数を先に号数を記憶したメモリ5a内の対応するメモリエリアBHに記憶更新し(ステップS12)、ステップS4の処理に戻り、新たな資格名Rと号数BHに基づいて能力給テーブルを参照して支給賃金SKを決定し、メモリ5aの対応するメモリエリアに記憶する。そして、メモリ5aに記憶した職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期号数BH、初期資格R及び支給賃金SKを、理論モデル賃金表メモリ6内の対応するメモリエリアに出力して展開する(ステップS5)。

0035

このデータ展開により、図2の2行目に示すように、職掌SS:総合職大学卒,昇格スピードSP:最短,初任年齢SN:23,資格名R:上級職2級,初期号数BH:10,支給賃金SK:119,000としてデータを展開することができる。

0036

次いで、ステップS6において、初任年齢SNに“1”を加算し、その加算結果を初任年齢SNのメモリエリアを記憶更新し、最終年齢TN以下か否かをチェックする(ステップS7)。最終年齢TN以下である場合は、その年齢SNが次の資格昇格年齢に達しているか否かを、図4の昇格モデル年齢テーブルを参照して判定する(ステップS8)。この場合、初任年齢SN:24となり、昇格スピードSP:最短が指定されているため、図4の昇格モデル年齢テーブルを参照すると、昇格年齢に達していないので、図5に示した昇格点数テーブルから対応する資格名R及び昇格スピードSPの昇格点数(昇号数)GHを読み出して、メモリ5a内の対応するメモリエリアGHを記憶更新する(ステップS9)。

0037

そして、更新した昇格点数(昇号数)GHを、先に記憶した初期号数BHに加算し、その加算結果により初期号数BHのメモリエリアを記憶更新して(ステップS10)、ステップS4の処理に戻り、同一の資格名Rと更新した初期号数BHに基づいて図3の能力級テーブルを参照して支給賃金SKを決定し、メモリ5aの対応するメモリエリアSKを記憶更新する。そして、メモリ5aに記憶した職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期号数BH、初期資格R及び支給賃金SKを、理論モデル賃金表メモリ6内の対応するメモリエリアに出力して展開する(ステップS5)。

0038

以上のように、ステップS4〜ステップS12の処理を繰り返し実行することにより、職掌SSが総合職大学卒で昇格スピードSNが最短の場合の初任年齢SNから最終年齢TNまでの支給賃金を図2の理論モデル賃金表メモリ6に展開することができる。

0039

また、ステップS7において、初任年齢SNが最終年齢TNに達している場合は、同一職掌SSで他の昇格スピードSPが指定されているか否かをチェックし(ステップS13)、他の昇格スピードSPが指定されている場合は、ステップS2に戻って、同様にステップS3、S4の処理を繰り返し実行し、ステップS5で新たに読み出してメモリ5aに記憶した職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期号数BH、初期資格R及び支給賃金SKを、理論モデル賃金表メモリ6内の対応するメモリエリアに出力して展開する。

0040

そして、同一職掌SSと新たな指定昇格スピードSPにより初任年齢SNを更新して、上記ステップS4〜ステップS12の処理を繰り返し実行することにより、例えば、職掌SSが総合職大学卒で昇格スピードSNが標準の場合の初任年齢SNから最終年齢TNまでの支給賃金を図2の理論モデル賃金表メモリ6に展開することができる。

0041

また、ステップS13において、同一職掌SSで他の昇格スピードSPが指定されていない場合は、次の職掌SSが指定されているか否かをチェックし(ステップS14)、次の職掌SSが指定されている場合は、ステップS1に戻って、同様にステップS2、S3、S4の処理を繰り返し実行し、ステップS5で新たに読み出してメモリ5aに記憶した職掌SS、昇格スピードSP、初任年齢SN、初期号数BH、初期資格R及び支給賃金SKを、理論モデル賃金表メモリ6内の対応するメモリエリアに出力して展開する。

0042

そして、その次の職掌SSと指定昇格スピードSPにより初任年齢SNを更新して、上記ステップS4〜ステップS12の処理を繰り返し実行することにより、新たな職掌SSと昇格スピードSNに基づいて初任年齢SNから最終年齢TNまでの支給賃金を理論モデル賃金表メモリ6に展開することができる。また、ステップS14において次の職掌SSが指定されていない場合は、本処理を終了する。

0043

以上のモデル賃金表作成処理が実行されることにより、職掌SSと昇格スピードSSを指定するだけで、図7に示すような、理論モデル賃金表を印字部11により印刷出力させることができる。この図7に示す理論モデル賃金表の場合は、職掌SSとして“総合職大学卒”が指定され、昇格スピードSPとして“標準”が指定された場合に、各種資格名R別に能力給を展開した例を示している。

0044

したがって、本実施例のコンピュータシステム1では、モデル賃金表を作成する際のオペレータの操作としては、出力させたい理論モデル賃金表の職掌SSと昇格スピードSPを指定するだけでよく、従来は職掌別に手計算に近い手順で作成していたモデル賃金表に比べて、格段に容易に所望の理論モデル賃金表を作成することができる。

0045

また、図7に示したようなモデル賃金表から同一職掌の昇格スピード別の比較グラフや職掌別の比較グラフ等を容易に作成することができ、作成されたモデル賃金表を利用する際の手間を削減することができる。

0046

また、会社によって異なる賃金体系の設定項目あるいは職掌や資格等の設定項目の変更に合わせて能力給テーブル、昇格モデル年齢テーブル及び昇格点数テーブルを適宜設定するだけで良いため、従来のようにオペレータ自らが項目設定後に計算を行う必要がなくなり、本発明のモデル賃金出力方法を利用することにより、設定条件の異なる様々な賃金体系に対応して容易にモデル賃金表を作成することができ、その作成する手間も大幅に削減することができる。

0047

さらに、本発明によるモデル賃金出力方法を利用したシステムでは、従来の表計算ソフト等を利用する必要がなくなり、表計算ソフトを利用する際に必要となる複雑な項目設定作業も省略されるため、モデル賃金表を自動作成する機能を実現する際のシステムコスト及び作業コストを低減することができる。

0048

なお、上記実施例では、理論モデル賃金表を作成するために能力級テーブルと、昇格モデル年齢テーブルと、昇格点数テーブルを設定するようにしたが、職掌SSと昇格スピードSPの関係に基づいて昇格点数を一義的に決定するようにすれば、昇格点数テーブルの設定を省略することも可能である。

発明の効果

0049

請求項1記載の発明によれば、会社毎に異なる賃金体系あるいは職掌や資格等の設定項目の変更に対応して、理論モデル賃金を容易に出力することができる。請求項2記載の発明によれば、資格別に設定された昇格年齢に対応してモデル賃金を自動更新してモデル賃金を出力することができる。

0050

請求項3記載の発明によれば、複数の職掌別のモデル賃金表を一度の処理で出力することができ、モデル毎に掛かる手間を省略することができ、モデル賃金表を出力する際の作業効率を大幅に向上させることができる。

0051

請求項4記載の発明によれば、昇格年齢テーブルと能力級テーブルとの関係に基づいて昇格点数を一義的に設定するだけで理論モデル賃金表を容易に作成することができ、必要なテーブル設定数を削減することができる。

0052

請求項5記載の発明によれば、各種モデル別に対応する理論モデル賃金を容易に出力することができる。

図面の簡単な説明

0053

図1本発明を適用したコンピュータシステムの要部ブロック構成図。
図2図1の理論モデル賃金表メモリ内のメモリエリアの構成を示す図。
図3図1の能力給テーブルメモリに格納される能力給テーブルの構成を示す図。
図4図1の昇格モデル年齢テーブルメモリに格納される昇格モデル年齢テーブルの構成を示す図。
図5図1の昇格点数テーブルメモリに格納される昇格点数テーブルの構成を示す図。
図6図1のモデル賃金表作成部により実行されるモデル賃金表作成処理のフローチャート。
図7図6のモデル賃金表作成処理により印刷出力されたモデル賃金表の一例を示す図。

--

0054

1コンピュータシステム
2 CPU
3 入力部
4 ROM
5モデル賃金表作成部
5aメモリ
6理論モデル賃金表メモリ
7能力給テーブルメモリ
8昇格モデル年齢テーブルメモリ
9 昇格点数テーブルメモリ
10 表示部
11印字部
12 バス

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