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技術 原稿読み取り制御装置

出願人 株式会社リコー
発明者 藤谷聡司
出願日 1995年3月11日 (25年9ヶ月経過) 出願番号 1995-079573
公開日 1996年9月27日 (24年3ヶ月経過) 公開番号 1996-251320
状態 拒絶査定
技術分野 計算機・データ通信 ファクシミリ一般 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 電源投入順序 ネットワーク変数 入力制御装置 読み取り命令 画像データ送受信 バッファ番号 自動原稿読み取り装置 優先順位決定
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用できるようにした原稿読み取り制御装置を提供する。

構成

読み取り制御装置13は、ネットワーク12を介して接続されたADF(自動原稿読み取り装置)11〜1Nの優先順位を決定し、入力制御装置15から「印刷命令を受け取ったときには、優先順位の高い順に、原稿のあるADFに対して「読み取り」命令を送り、ADFより、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り複写機印刷装置14に出力する。

概要

背景

従来の複写機は単独で使用されていた。そのため、1つの複写機には1つの自動原稿読み取り装置装備されるのが通常であった。しかし、複数箇所原稿読み取りを行う場合、各箇所毎に複写機と自動原稿読み取り装置を設置するのは効率が悪い。そこで、近年のLAN(ローカルエリアネットワーク)の普及により、複数の自動原稿読み取り装置と1台の複写機をLANを介して接続し、複数台の複写機が持つ機能を1台の複写機にまとめる新たな利用方法が提案されている。

概要

ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用できるようにした原稿読み取り制御装置を提供する。

読み取り制御装置13は、ネットワーク12を介して接続されたADF(自動原稿読み取り装置)11〜1Nの優先順位を決定し、入力制御装置15から「印刷命令を受け取ったときには、優先順位の高い順に、原稿のあるADFに対して「読み取り」命令を送り、ADFより、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、複写機の印刷装置14に出力する。

目的

しかしながら、この場合、複数の自動原稿読み取り装置がそれぞれ別個に原稿の読み取りを行い、画像データを複写機に送るようにすると、ネットワークの接続経路が遠い自動原稿読み取り装置やネットワークの接続速度が遅い自動原稿読み取り装置によって複写機が占有される時間が長くなり、利用頻度の高い自動原稿読み取り装置の利便性が悪くなるといった問題点がある。そこで、本発明の目的は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用できるように、各自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置であって、各自動原稿読み取り装置に対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定する優先順位決定手段と、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えたことを特徴とする原稿読み取り制御装置。

請求項2

ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置であって、印刷命令を受けたときに、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定された優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えたことを特徴とする原稿読み取り制御装置。

請求項3

ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置であって、各自動原稿読み取り装置の電源投入時に、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて優先順位を決定する優先順位決定手段と、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えたことを特徴とする原稿読み取り制御装置。

技術分野

0001

本発明は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置に関する。

背景技術

0002

従来の複写機は単独で使用されていた。そのため、1つの複写機には1つの自動原稿読み取り装置が装備されるのが通常であった。しかし、複数箇所原稿読み取りを行う場合、各箇所毎に複写機と自動原稿読み取り装置を設置するのは効率が悪い。そこで、近年のLAN(ローカルエリアネットワーク)の普及により、複数の自動原稿読み取り装置と1台の複写機をLANを介して接続し、複数台の複写機が持つ機能を1台の複写機にまとめる新たな利用方法が提案されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、この場合、複数の自動原稿読み取り装置がそれぞれ別個に原稿の読み取りを行い、画像データを複写機に送るようにすると、ネットワークの接続経路が遠い自動原稿読み取り装置やネットワークの接続速度が遅い自動原稿読み取り装置によって複写機が占有される時間が長くなり、利用頻度の高い自動原稿読み取り装置の利便性が悪くなるといった問題点がある。そこで、本発明の目的は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用できるように、各自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御する原稿読み取り制御装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

請求項1記載の原稿読み取り制御装置は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御するものであって、各自動原稿読み取り装置に対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定する優先順位決定手段と、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えて前記目的を達成する。

0005

請求項2記載の原稿読み取り制御装置は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御するものであって、印刷命令を受けたときに、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定された優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えて前記目的を達成する。

0006

請求項3記載の原稿読み取り制御装置は、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置における原稿読み取りを制御するものであって、各自動原稿読み取り装置の電源投入時に、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて優先順位を決定する優先順位決定手段と、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する画像データ送受信手段とを備えて前記目的を達成する。

0007

請求項1記載の原稿読み取り制御装置では、優先順位決定手段が、各自動原稿読み取り装置に対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定し、読み取り指示手段が、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送り、画像データ送受信手段が、読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する。

0008

請求項2記載の原稿読み取り制御装置では、読み取り指示手段が、印刷命令を受けたときに、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定された優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送り、画像データ送受信手段が、読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する。

0009

請求項3記載の原稿読み取り制御装置では、優先順位決定手段が、各自動原稿読み取り装置の電源投入時に、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて優先順位を決定し、読み取り指示手段が、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送り、画像データ送受信手段が、読み取り指示手段による読み取り命令を受けた自動原稿読み取り装置より、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、印刷装置に出力する。

0010

以下、本発明の原稿読み取り制御装置における好適な実施例について、図1から図7を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る原稿読み取り制御装置を含む複写システムの構成を示すブロック図である。この複写システムは、複数の自動原稿読み取り装置(以下、ADFと記す。)11〜1Nと、これらADF11〜1Nとネットワーク12を介して接続された本実施例に係る原稿読み取り制御装置としての読み取り制御装置13とを備えている。この読み取り制御装置13には、複写機の印刷装置14と入力制御装置15とが接続されている。また、入力制御装置15には、入力パネル16が接続されている。

0011

ネットワーク12は、ネットワーク(A)12A〜ネットワーク(Z)12Zの複数のネットワークを含み、例えば、ADF11はネットワーク(A)12Aを介して読み取り制御装置13に接続され、ADF12はネットワーク(B)12Bおよびネットワーク(A)12Aを介して読み取り制御装置13に接続され、ADF1Nはネットワーク(Z)12Z、ネットワーク(B)12Bおよびネットワーク(A)12Aを介して読み取り制御装置13に接続されている。そのため、ネットワークの接続経路は、ADF11、ADF12、ADF1Nの順に遠く、接続速度(通信速度)もその順に遅くなっている。

0012

図2は、ADFの構成を示すブロック図である。この図に示すように、各ADF11〜1Nは、それぞれ、複数枚の原稿を保持する給紙口21と、この給紙口21から原稿を搬送すると共に、原稿の画情報を読み取り、画像データへ変換するスキャナ22と、このスキャナ22で読み取った原稿を排出する排紙口23とを備えている。また、ADF11〜1Nは、図示しないが、時刻刻むタイマを持つ。ADF11〜1Nは、読み取り制御装置13からの「読み取り」命令を受け取ると、原稿を給紙口21から1枚取り出し、スキャナ22で読み取り、排紙口23に排出し、原稿を読み取って得られた画像データを読み取り制御装置13へ送るようになっている。

0013

また、ADF11〜1Nは、原稿の状態(即ち、原稿あり又は原稿なし)が変化すると、読み取り制御装置13へ状態の通知を行う。ADF11〜1Nは、それぞれ唯一ネットワーク識別子(以下、NetIDと記す。)を持つ。ADF11〜1Nは、電源投入時に、読み取り制御装置13へ接続要求を通知して接続を行う。読み取り制御装置13は、各ADF11〜1Nに対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定する優先順位決定手段と、入力制御装置15から「印刷」命令を受けたときに、優先順位の高い順に、ADF11〜1Nに対して「読み取り」命令を送る読み取り指示手段と、この読み取り指示手段による「読み取り」命令を受けたADF11〜1Nより、原稿を読み取って得られた画像データを受け取り、複写機の印刷装置14に出力する画像データ送受信手段とを備えている。また、読み取り制御装置13は、図示しないが、時刻を刻むタイマを持つ。読み取り制御装置13は、入力制御装置15からの「印刷」命令に対応し、後述する動作によって原稿の読み取り方式を決め、その方式に従ってADF11〜1Nに「読み取り」命令を送る。

0014

複写機の印刷装置14は、読み取り制御装置13から画像データを受け取り、用紙に印刷する。入力パネル16は、ユーザーが印刷の指示等を入力するためのものであり、ユーザーの入力を入力制御装置15に通知する。入力制御装置15は、入力パネル16からの印刷の指示の入力を、「印刷」命令に置き換えて読み取り制御装置13に通知する。

0015

次に、図3および図4を参照して、読み取り制御装置13の動作について説明する。読み取り制御装置13は、メモリ内に、図3に示すようにバッファ番号とNetIDとの対応関係を記憶するバッファを有している。バッファ番号は、ADF11〜1Nに対応して、最大Nまで設けられる。図4フローチャートに示すように、読み取り制御装置13は、まず、ADFから接続されたか否か、すなわち接続要求があったか否かを判断する(ステップ101)。ADFから接続された場合(ステップ101;Y)は、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ102)、図3に示したバッファにおいて、バッファ番号Xが空か否か、また、X>Nか否かを判断する(ステップ103)。

0016

バッファ番号Xが空でない場合は、X+1を新たにバッファ番号変数Xとし(ステップ104)、ステップ103へ戻る。ステップ103において、バッファ番号Xが空またはX>Nの場合は、バッファ番号Xに、接続されたADFのNetIDをセットする(ステップ105)。次に、入力制御装置15からの「印刷」命令があるか否かを判断する(ステップ106)。ステップ101において、ADFから接続されない場合(ステップ101;N)は、そのままステップ106へ進む。

0017

ステップ106において、「印刷」命令がない場合(ステップ106;N)は、ステップ101へ戻る。「印刷」命令がある場合(ステップ106;Y)は、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ107)、バッファ番号XのNetIDの状態を調べる(ステップ108)。バッファ番号XのNetIDに対応するADFにおいて原稿がない場合またはバッファ番号XのNetIDがない場合は、X+1を新たにバッファ番号変数Xとし(ステップ109)、XがN以上か否かを判断する(ステップ110)。XがN以上ではない場合(ステップ110;N)はステップ108へ戻る。一方、XがN以上の場合(ステップ110;Y)は、ステップ101へ戻る。ステップ108において、バッファ番号XのNetIDに対応するADFにおいて原稿がある場合は、バッファに格納されたNetIDに対応するADFへ「読み取り」命令を通知し(ステップ111)、バッファ番号変数X+1番以降を前にずらし(ステップ112)、ステップ101へ戻る。

0018

このように、本実施例における読み取り制御装置13は、ADFから接続要求があった順、すなわち電源投入順に、図3に示したバッファにADFのNetIDを記憶する。従って、バッファ番号が小さいADF程、ネットワークの接続時間が長いことになる。読み取り制御装置13は、「印刷」命令を受け取ったときには、バッファ番号順、すなわち、ネットワークの接続時間の長い順に、原稿のあるADFに対して「読み取り」命令を送る。このように、本実施例における読み取り制御装置13によれば、ADFに対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定し、「印刷」命令を受けたときに、優先順位の高い順に、ADFに対して「読み取り」命令を送るようにしたので、1台の複写機によって、複数のADFを効率よく利用することができる。また、電源投入順に原稿読み取りの優先順位を決定するため、優先順位の設定が簡単である。また、何らかの理由によりネットワークが切断されているときに、余計な優先順位が付けられることがない。

0019

次に、図5を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例における読み取り制御装置13は、メモリ内に、図3に示したバッファを有している。ただし、本実施例では、読み取り制御装置13は、「原稿あり」となったADFの順に、バッファに、そのNetIDと優先順位を記憶する。ADFの優先順位は、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定されている。

0020

図5のフローチャートに示すように、読み取り制御装置13は、まず、ADFの「原稿あり」の通知があったか否かを判断する(ステップ201)。通知があった場合(ステップ201;Y)は、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ202)、次に、図3に示したバッファにおいて、バッファ番号Xが空か否か、また、X>Nか否かを判断する(ステップ203)。バッファ番号Xが空でない場合は、X+1を新たにバッファ番号変数Xとし(ステップ204)、ステップ203へ戻る。ステップ203において、バッファ番号Xが空またはX>Nの場合は、バッファ番号Xに、「原稿あり」の通知があったADFのNetIDをセットする(ステップ205)。

0021

次に、ADFの「原稿なし」の通知があったか否かを判断する(ステップ206)。ステップ201において「原稿あり」の通知がなかった場合(ステップ201;N)はそのままステップ206へ進む。このステップ206において、「原稿なし」の通知があった場合(ステップ206;Y)は、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ207)、次に、バッファ番号XのNetIDと通知があったADFのNetIDが等しいか否か、また、X>Nか否かを判断する(ステップ208)。

0022

バッファ番号XのNetIDと通知があったADFのNetIDが等しくない場合は、X+1を新たにバッファ番号変数Xとし(ステップ209)、ステップ208へ戻る。バッファ番号XのNetIDと通知があったADFのNetIDが等しい、またはX>Nの場合は、バッファ番号Xの項を削除し(ステップ210)、バッファ番号X+1以降を前にずらす(ステップ211)。次に、入力制御装置15からの「印刷」命令があるか否かを判断する(ステップ212)。ステップ206において、ADFの「原稿なし」の通知がない場合(ステップ206;N)は、そのままステップ212へ進む。

0023

続いて、ステップ212において、「印刷」命令がない場合(ステップ212;N)は、ステップ201へ戻る。「印刷」命令がある場合(ステップ202;Y)は、ネットワーク変数Yを、最も優先順位の高いネットワーク(A)のNetIDとする(ステップ213)。次に、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ214)、バッファ番号XのNetIDとネットワーク変数Yを比較する(ステップ215)。

0024

両者が等しくない場合は、X+1を新たにバッファ番号変数Xとし(ステップ216)、XがN以上か否かを判断する(ステップ217)。XがN以上ではない場合(ステップ217;N)はステップ215へ戻る。XがN以上の場合(ステップ217;Y)は、ネットワーク変数Yへ次の優先順位のネットワークのNetIDを代入して(ステップ218)、ステップ214へ戻る。ステップ215において、バッファ番号XのNetIDとネットワーク変数Yが等しい場合は、バッファに格納されたNetIDに対応するADFへ「読み取り」命令を通知し(ステップ219)、バッファ番号変数X+1番以降を前にずらし(ステップ220)、ステップ201へ戻る。この第2の実施例のその他の構成および動作は、第1の実施例と同様である。

0025

このように本実施例における読み取り制御装置13は、「印刷」命令を受けたときに、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定された優先順位の高い順に、原稿のあるADFに対して「読み取り」命令を送るようにしたので、1台の複写機によって、複数のADFを効率よく利用することができる。また、電源投入順序に関係なく、優先順位を安定して決めることができる。また、利用頻度の高いADFの優先度を高くして利便性を上げることができる。さらに、ネットワークの接続経路が近く、接続速度が速いADFの優先度を高くし、ネットワークの接続経路が遠く、接続速度が遅いADFの優先度を低くすることで、他のネットワークへの影響を最小限にすることができる。

0026

次に、図6および図7を参照して、本発明の第3の実施例について説明する。本実施例における読み取り制御装置13は、第2の実施例と同様に、メモリ内に図3に示したバッファを有し、「原稿あり」となったADFの順に、図3に示したバッファに、そのNetIDと優先順位を記憶する。ただし、本実施例では、優先順位は、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて動的に決定される。この優先順位は、図7に示す優先順位バッファに記憶される。この優先順位バッファには、ネットワークの接続速度の速い順、すなわち優先順位の高い順に、ADFのNetIDと、ADFが「接続要求」を発してから読み取り制御装置13が「接続要求」を受けるまでの時間T(x)とが記憶される。

0027

図6は、読み取り制御装置13がネットワークの優先順位を決定する動作を示すフローチャートである。この動作では、読み取り制御装置13は、まず、ADFの「接続要求」があったか否かを判断する(ステップ301)。「接続要求」がない場合(ステップ301;N)はステップ301を繰り返す。本実施例では、各ADF11〜1Nは、電源投入時に、読み取り制御装置13に対して「接続要求」を発した時刻(以下、「時刻」と記す。)を読み取り制御装置13に通知する。

0028

一方、ステップ301において、「接続要求」があった場合(ステップ301;Y)は、「時刻」と、読み取り制御装置13が内部に持っているタイマによる現在時刻との差を求め、T(now)とする(ステップ302)。次に、バッファ番号変数Xを1にし(ステップ303)、図7に示した優先順位バッファにおけるバッファ番号XのNetIDに対応するネットワークが正常か否かを判断する(ステップ304)。ここで、異常の場合はステップ301へ戻る。一方、正常の場合は、図7に示した優先順位バッファにおけるバッファ番号Xの時間T(x)を調べ、T(now)と比較する(ステップ305)。ここで、T(x)がT(now)より小さい場合は、X+1を新たにXとして(ステップ306)、ステップ304へ戻る。ステップ305において、T(x)がT(now)以上の場合は、優先順位バッファにおけるX以降のバッファ番号を後ろへずらし(ステップ307)、バッファ番号XのNetIDを「接続要求」のあったADFのNetIDへ変更し(ステップ308)、バッファ番号XのT(x)をT(now)として(ステップ309)、ステップ301へ戻る。

0029

このように本実施例では、ADFの電源投入時に、ADFが「接続要求」を発してから読み取り制御装置13が「接続要求」を受けるまでの時間T(x)を測定し、この時間T(x)が小さい順に優先順位を動的に決定する。「印刷」命令を受けたときの読み取り制御装置13の動作は図5と同様である。本実施例によれば、ネットワークの接続経路や接続速度が頻繁に変わる状況下でも、最適な優先度を自動的に設定することができる。本実施例のその他の構成、動作および効果は第2の実施例と同様である。

発明の効果

0030

請求項1記載の原稿読み取り制御装置によれば、各自動原稿読み取り装置に対して、ネットワークの接続時間を基に優先順位を決定し、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送るようにしたので、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用することができると共に、電源投入順に原稿読み取りの優先順位を決定するため優先順位の設定が簡単であり、また、何らかの理由によりネットワークが切断されているときに、余計な優先順位が付けられることがない。請求項2記載の原稿読み取り制御装置によれば、印刷命令を受けたときに、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて予め決定された優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送るようにしたので、ネットワークで接続された複数の自動原稿読み取り装置を効率よく利用することができると共に、電源投入順序に関係なく、優先順位を安定して決めることができる。また、利用頻度の高い自動原稿読み取り装置の優先度を高くして利便性を上げることができる。また、ネットワークの接続経路が近く、接続速度が速い自動原稿読み取り装置の優先度を高くし、ネットワークの接続経路が遠く、接続速度が遅い自動原稿読み取り装置の優先度を低くすることで、他のネットワークへの影響を最小限にすることができる。請求項3記載の原稿読み取り制御装置によれば、各自動原稿読み取り装置の電源投入時に、ネットワークの接続経路および接続速度に応じて優先順位を決定し、印刷命令を受けたときに、優先順位の高い順に、自動原稿読み取り装置に対して読み取り命令を送るようにしたので、上記請求項2記載の原稿読み取り制御装置の効果に加え、ネットワークの接続経路や接続速度が頻繁に変わる状況下でも、最適な優先度を自動的に設定することができる。

図面の簡単な説明

0031

図1本発明の第1の実施例に係る原稿読み取り制御装置を含む複写システムの構成を示すブロック図である。
図2図1におけるADFの構成を示すブロック図である。
図3図1における読み取り制御装置が持つバッファの内容の概略を示す説明図である。
図4図1における読み取り制御装置の動作を示すフローチャートである。
図5本実施例の第2の実施例における読み取り制御装置の動作を示すフローチャートである。
図6本実施例の第3の実施例における読み取り制御装置の優先順位決定動作を示すフローチャートである。
図7本実施例の第3の実施例における読み取り制御装置が持つ優先順位バッファの内容を示す説明図である。

--

0032

11〜1N自動原稿読み取り装置
12A〜12Zネットワーク
13読み取り制御装置
14複写機の印刷装置
15入力制御装置
16入力パネル
21給紙口
22スキャナ
23 排紙口

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