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図面 (9)

目的

受信した情報の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を実現するとともに、受信者誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じないような課金システムを可能にする情報受信装置を実現する。

構成

処理プロトコルを含む受信情報番組データ202a−202c)は、情報受信手段(放送受信アダプタ4)を介して情報記憶担体メモリパック7)に記録される。処理手段(ゲーム機2)は情報受信手段に固有鍵情報IDコード)と前記処理プロトコルに基づいて第1のパスワードを生成する。処理手段は、ユーザー購入した第2のパスワードと前記第1のパスワードが所定の関係にあることを確認した場合に限り、情報記憶担体に記憶された情報の利用を許可する。

概要

背景

有料放送有料コンピューターネットワークには、大きく分けて二種類の課金方法がある。一方は会員制課金システムであり、もう一方は各種情報単位で課金するペイ・パー・ビューシステムである。

前者は有料衛星放送CATVあるいはコンピュータネットワーク等で用いられるような、月極めで一定料金を支払うシステムであり、基本的に受信者が受信する情報量と料金との間には相関関係が無い。このシステムによると、送信局側では予め定めた期日に、受信者から一定料金を一元的に徴収するだけでよいため、課金管理が非常に簡単であるという利点がある。その反面、使用の有無または使用量の多少に関わらず一定料金が徴収されるため、受信者が不利益被ることがある。

後者は、ビデオオンデマンドコンピュータソフトウェア通信販売で用いられるような、情報単位で料金を支払うシステムであり、受信者が実際に受信する情報の質および量と料金との間には密接な関係がある。このシステムによると、受信者は受信した情報量に対応する料金のみを支払えばよいため、前述のような不利益は発生しない。しかし、各受信者毎に利用された情報量を管理しなければならないため、送信局における課金管理が困難になる。

どちらの課金方法を採用するかは、送信局の規模や送信する情報の性質によって決定されるため、一概にどちらか一方の課金方法が優れているとは言えないが、課金管理を簡単に行えるならば、情報量に応じて料金を徴収できる後者の方を採用したいという要求は強い。そのため、課金管理を簡便にするためのさまざまな提案がなされている。

特開平6−46419では、公衆電話回線を用いてデータ通信装置から課金センター有料番組視聴申し込みを行い、課金センターから視聴許可コードを受け取ることにより文字放送の受信が許可されるシステムが開示されている。この方法によれば、課金管理は課金センターのホストコンピュータによって自動的に行われるため、簡便にペイ・パー・ビューシステムを構築できる。

同様に、特開平6−44160では、送信されるゲームデータの中から特定のゲームデータのみを大規模記憶装置蓄積するための蓄積許可ID番号を、電話回線を介して購入するシステムが提案されている。この方法によれば、送信側コンピュータがID購入のアクセス回数を自動的にカウントするため、簡単にペイ・パー・ソフトウェアのシステムが達成できる。

概要

受信した情報の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を実現するとともに、受信者が誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じないような課金システムを可能にする情報受信装置を実現する。

処理プロトコルを含む受信情報番組データ202a−202c)は、情報受信手段(放送受信アダプタ4)を介して情報記憶担体メモリパック7)に記録される。処理手段(ゲーム機2)は情報受信手段に固有鍵情報IDコード)と前記処理プロトコルに基づいて第1のパスワードを生成する。処理手段は、ユーザーが購入した第2のパスワードと前記第1のパスワードが所定の関係にあることを確認した場合に限り、情報記憶担体に記憶された情報の利用を許可する。

目的

したがって本発明の目的は、受信した情報の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を実現することである。また、本発明の他の目的は、受信者が誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じないような課金システムを可能にする情報受信装置を実現することである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

受信した情報を記憶し、再生または実行するための情報受信装置であって、固有の第1の鍵情報を有し、情報を受信する情報受信手段、情報受信装置本体に対して挿抜可能な情報記憶担体、前記情報受信手段から受信した情報を前記情報記憶担体に記録し、記録された情報と前記情報受信手段に固有の鍵情報にもとづいて第1のキーワードを生成するキーワード生成手段、第2のキーワードを入力する入力手段、および前記第1のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時、前記情報記憶担体に記録された情報の一部または全部を処理する処理手段を備えた、情報受信装置。

請求項2

前記情報記憶担体は、第2の鍵情報を有し、前記キーワード生成手段は、前記情報記憶担体に記録された情報と第1および第2の鍵情報に基づいて第1のキーワードを生成する特許請求の範囲第1項記載の情報受信装置。

請求項3

前記キーワード生成手段は、前記情報記憶担体に記録された情報と第1の鍵情報に基づいて一時情報を生成し、前記入力手段から入力されるべき第2のキーワードの生成するために一時情報の出力し、情報記憶担体に記録された情報と一時情報に基づいて前記第1のキーワードを生成する特許請求の範囲第1項記載の情報受信装置。

請求項4

前記キーワード生成手段は、前記第1のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にあるとき前記第2のキーワードを記憶するキーワード記憶手段を有し、再度情報記憶担体に記憶された情報を使用する場合は、記憶された第2のキーワードを用いてキーワード照合を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報受信装置。

請求項5

前記情報受信手段は、単方向大量通信メディアから情報を受信する特許請求の範囲第1項記載の情報受信装置。

請求項6

受信した情報を記憶し、再生または実行するための情報受信装置であって、情報を受信する情報受信手段、情報を記憶する情報記憶手段、前記情報受信手段から受信した情報の内、受信者が所望する情報を無条件で前記情報記憶手段に記録し、受信者が記憶した情報を確認するための識別情報を出力するとともに、記憶した情報に基づいて第1のキーワードを生成するキーワード生成手段、前記識別情報の一部または全部によって特定され、金銭の授受を伴って供給される第2のキーワードを使用者が入力するための入力手段、および前記第1のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時、前記情報記憶手段に記録された情報の一部または全部を処理する処理手段を備えた、情報受信装置。

技術分野

0001

本件は、電話回線を用いた双方向ネットワーク視聴者が任意時間に任意番組視聴可能なCATV(以下ビデオオンデマンドという)等を利用した双方向放送システム、または単方向CATV,地上波放送および衛星放送等の単方向放送ステムを利用して有料データまたは有料プログラムを受信する場合の課金システムに関し、より具体的には、受信したデータおよびプログラム単位課金を行うペイ・パー・ソフトウェア、および、月極めで特定のデータのみの使用を許可する月極め課金を実現するためのデータ受信装置に関する。

背景技術

0002

有料放送有料コンピューターネットワークには、大きく分けて二種類の課金方法がある。一方は会員制の課金システムであり、もう一方は各種情報単位で課金するペイ・パー・ビューシステムである。

0003

前者は有料衛星放送、CATVあるいはコンピュータネットワーク等で用いられるような、月極めで一定料金を支払うシステムであり、基本的に受信者が受信する情報量と料金との間には相関関係が無い。このシステムによると、送信局側では予め定めた期日に、受信者から一定料金を一元的に徴収するだけでよいため、課金管理が非常に簡単であるという利点がある。その反面、使用の有無または使用量の多少に関わらず一定料金が徴収されるため、受信者が不利益被ることがある。

0004

後者は、ビデオオンデマンドやコンピュータソフトウェア通信販売で用いられるような、情報単位で料金を支払うシステムであり、受信者が実際に受信する情報の質および量と料金との間には密接な関係がある。このシステムによると、受信者は受信した情報量に対応する料金のみを支払えばよいため、前述のような不利益は発生しない。しかし、各受信者毎に利用された情報量を管理しなければならないため、送信局における課金管理が困難になる。

0005

どちらの課金方法を採用するかは、送信局の規模や送信する情報の性質によって決定されるため、一概にどちらか一方の課金方法が優れているとは言えないが、課金管理を簡単に行えるならば、情報量に応じて料金を徴収できる後者の方を採用したいという要求は強い。そのため、課金管理を簡便にするためのさまざまな提案がなされている。

0006

特開平6−46419では、公衆電話回線を用いてデータ通信装置から課金センター有料番組視聴申し込みを行い、課金センターから視聴許可コードを受け取ることにより文字放送の受信が許可されるシステムが開示されている。この方法によれば、課金管理は課金センターのホストコンピュータによって自動的に行われるため、簡便にペイ・パー・ビューシステムを構築できる。

0007

同様に、特開平6−44160では、送信されるゲームデータの中から特定のゲームデータのみを大規模記憶装置蓄積するための蓄積許可ID番号を、電話回線を介して購入するシステムが提案されている。この方法によれば、送信側コンピュータがID購入のアクセス回数を自動的にカウントするため、簡単にペイ・パー・ソフトウェアのシステムが達成できる。

発明が解決しようとする課題

0008

このようなペイ・パー・ビューシステムでは、受信される情報単位で課金が行われるため、情報が他の端末で動作するよう不正にコピーされると、送信局側では情報の利用量が正確に把握できず、情報の著作権者正当著作権料を得られないという問題点があった。例えばコンピュータソフトウェアの通信販売においては、送信局から端末へ送信されたコンピュータソフトウェアは、フロッピーディスクに容易にコピーされ、他のコンピュータ上で動作する。また、ビデオオンデマンドにおいても、情報はビデオテープに容易に記録され、大量に不正コピーを行うことが可能である。このように、従来の受信装置においては、受信した情報のコピーを防止するためのプロテクト機能を有するものは無かった。

0009

また、従来の課金システムでは、情報の受信に先立って課金が行われるため、希望しない情報を誤って受信した場合でも、受信者は料金を支払わなければならなかった。通常の商品であれば、返品によって支払いを回収することも可能であるが、放送および通信回線で得られる情報には実体が無いため、事実上返品は不可能である。また、受信者が受信すべき情報を確認するためのサンプル情報を無償で受信できれば、希望しない情報を誤って受信することをある程度防止できるが、予め送信局側でサンプル情報を準備しなければなないため、送信局側の負担が大きくなる。この場合受信者も、サンプル情報と実際に受信すべき情報の2つを順次受信しなければならないため操作が煩わしい。これを解決するためには、無償で情報を受信でき、受信した情報が受信者に識別された後に、情報の利用に先立って課金するようなシステムを構築すればよい。しかしながら、従来の課金システムにはこのような方式で課金を行うものはなかった。

0010

したがって本発明の目的は、受信した情報の不正なコピーを防止することができる情報受信装置を実現することである。また、本発明の他の目的は、受信者が誤った情報を受信した場合には、受信者に支払いが生じないような課金システムを可能にする情報受信装置を実現することである。

課題を解決するための手段

0011

前述の課題を解決するために、本発明で提案する情報受信装置は、固有の第1の鍵情報を有し情報を受信する情報受信手段と、情報受信装置本体に対して挿抜可能な情報記憶担体と、情報受信手段から受信した情報を情報記憶担体に記録し記録された情報と情報受信手段に固有の鍵情報にもとづいて第1のキーワードを生成するキーワード生成手段と、第2のキーワードを入力する入力手段と第1のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時、情報記憶担体に記録された情報の一部または全部を処理する処理手段とを備えている。

0012

また、本発明で提案する情報受信装置は、情報を受信する情報受信手段と、情報を記憶する情報記憶手段と、情報受信手段から受信した情報の内、受信者が所望する情報を無条件で情報記憶手段に記録し受信者が記憶した情報を確認するための識別情報を出力するとともに記憶した情報に基づいて第1のキーワードを生成するキーワード生成手段と、識別情報の一部または全部によって特定され金銭の授受を伴って供給される第2のキーワードを使用者が入力するための入力手段と、第1のキーワードと第2のキーワードが所定の関係にある時情報記憶手段に記録された情報の一部または全部を処理する処理手段とを備えている。

0013

情報受信手段から入力された情報は、キーワード生成手段によって情報記憶担体に記録される。情報記憶担体は情報受信装置に対して挿抜可能に構成されており、情報記憶担体の記憶容量を越える情報を記録する場合には、これを差し替えることにより記録が可能となる。情報記憶担体に記憶された情報は第1のキーワードを生成するための処理プロトコルを含む。キーワード生成手段は情報受信手段に固有の鍵情報と情報記憶担体に記憶された処理プロトコルに基づいて第1のキーワードを生成する。

0014

続いて入力装置から第2のキーワードが入力される。前記処理装置は、第2のキーワードが第1のキーワードと所定の関係にあることを確認した後、情報記憶担体に記憶された情報の利用を許可する。第1のキーワードには情報受信手段に固有の鍵情報が含まれるため、情報記憶担体に記憶された情報を他の情報受信手段で利用すると第1のキーワードが以前とは異なるデータとして生成される。したがって既に知られている第2のキーワードではこの情報を利用することはできない。

0015

また処理装置は、情報受信手段からの受信情報の内、受信者が所望する情報を無条件で情報記憶手段に記録し、第2のキーワードの入力に先立って受信した情報を使用者が確認するための識別情報を出力する。識別情報は情報のタイトル表示、情報の部分的な再生、または当該情報のシリアル番号の表示という形式の組み合わせまたはそれ単独でされる。情報の使用者は前記識別情報で情報記憶手段に記憶された情報を確認し、識別情報の一部または全部を用いて、課金センターから第2のキーワードを購入し、入力手段を用いてこれを入力する。入力された第2のキーワードが第1のキーワードと所定の関係にあるときのみ情報記憶手段に記録された情報が利用できる。

0016

このように、課金行われたことを意味する第2のキーワードの入力に先立って、識別情報の出力があるため、使用者が所望しない情報を誤って購入してしまう危険性を低減できる。また、送信局側も、デモンストレーション情報を予め準備する必要が無い。この発明の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかになろう。

0017

図1は本件発明の情報受信装置の一例であり、ゲーム機放送受信アダプタを接続することにより衛星データ放送受信可能とした衛星データ放送受信システムの構成図である。ゲーム機本体2には、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6およびユーザー操作情報を入力するためのコントローラ8が接続される。また、メモリカートリッジ6には、受信したデータを保存するためのメモリパック7が接続される。

0018

衛星放送はBSアンテナ10で受信され、アンテナ線10aを介してBSチューナ12に与えられる。BSチューナ12は複数の衛星放送の中から特定のチャンネル検波し、主搬送波伝送されるアナログ映像信号ベースバンド信号(以下BB信号と呼ぶ)として、副搬送波で伝送されるPCMデジタル音声信号およびデジタルデータをビットストリーム信号(以下BS信号と呼ぶ)として出力する。

0019

BB信号はケーブル12aを介してBSチューナから直接スクランブルデコーダ13に与えられ、BS信号はケーブル14a、AVセレクタ14、ケーブル14bを経由してスクランブルデコーダ13に与えられる。スクランブルデコーダ13はBB信号のスクランブルを解除して正常なビデオ信号(V1)を生成すると同時に、BS信号のPCMデジタル音声信号のスクランブルを解除して正常なステレオオーディオ信号(L1、R1)を生成する。またBS信号は、AVセレクタ14によってケーブル14cを介して放送受信アダプタ4にも分配される。

0020

ゲーム機2は、放送受信アダプタ4が受信したBS信号中のデジタルデータを利用してコンピュータグラフィックス画像(V2)および電子音を生成する。またゲーム機2は、放送受信アダプタ4によってBS信号中のPCMデジタル音声信号から生成されたアナログオーディオ信号と前記電子音とを合成し、ステレオオーディオ信号(L2、R2)を生成する。

0021

AVセレクタ14は、スクランブルデコーダ13からケーブル14dを介して出力されるビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)と、ゲーム機2からマルチアウトコネクタおよびケーブル14eを介して出力されるビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)のどちらか一方をケーブル14fを介してTV16に与える。AVセレクタ14は、ゲーム機2からのビデオ信号(V2)の有無を検出し、これがある場合には、ゲーム機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)をTV16に出力し、これが無い場合にはスクランブルデコーダ13からのビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)をTV16に出力するよう自動的に内部スイッチ切り換える。ACアダプタ18は、AVセレクタ14のケーブル14gを介してゲーム機2、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6、メモリユニット7、コントローラ8に電源を供給する。

0022

図2は、衛星データ放送を処理するための、ゲーム機本体2、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6、メモリパック7の内部構造を示すブロック図である。ケーブル14cを介して与えられるBS信号は、放送受信アダプタ4内のデータチャンネルデコーダ20およびPCMデコーダ22に与えられる。PCMデコーダ22は、PCMデジタル音声信号をBS信号から抜き出し、D−Aコンバータ23に与える。D−Aコンバータ23は前記PCMデジタル音声信号に基づいてアナログステレオオーディオ信号を生成し、ゲーム機2内のミキサー38に出力する。

0023

カートリッジ6内のROM46はデータ放送受信のための基本プログラムを記憶する。ゲーム機2内のCPU24はROM46に記憶された基本プログラムに基づいて、前記データチャンネルデコーダ20に対して受信すべきデジタルデータを指定する。データチャンネルデコーダ20は、CPU24から指定されたデジタルデータをBS信号から抜き出し、内部バッファストアする。CPU24は断続的にデータチャンネルデコーダ20を監視し、データが受信された場合にはこのデータをワークRAM26、PS−RAM44、フラッシュメモリ42またはフラッシュメモリ49のいずれかのメモリ転送する。

0024

転送先のメモリは、そのデータの性質によって決定される。例えばCPU24は、放送メニューのような頻繁に受信すべき放送データを、揮発性のメモリであるワークRAM26またはPS−RAM44に記憶し、BIOSやデバイスドライバ等の基本プログラムをフラッシュメモリ42に保存し、さらにアプリケーションレベル応用プログラムをフラッシュメモリ49に保存する。

0025

フラッシュメモリ49を含むメモリパック7は、コネクタ47、48によって着脱自在に構成される。フラッシュメモリ49は、個別のあるいは複数個のメモリパック毎に固有のセキュリティコードを記憶する。フラッシュメモリ49は、一度しか書き込みが許されないワンタイムプログラマブルメモリ領域(OTP領域)を含み、前記セキュリティコードは、このOTP領域に記憶される。

0026

またデータチャンネルデコーダ20を介してCPU24に接続されるEEPROM21は、放送受信アダプタ4毎に設定されるIDコードを記憶する。前記IDコードは放送受信アダプタ4の生産時に専用の書き込み装置によって書き込まれ、プログラムによってこれを書き換えることはできない。

0027

CPU24は、前述の各メモリに記憶した受信データとコントローラ8から入力される操作情報に基づいて、画像データおよび音声データを生成する。CPU24によって生成された画像データは、PPU28を介してビデオRAM30に格納される。PPU28はビデオRAM30のデータに基づいて、D−Aコンバータ31、ビデオエンコーダ32と協働してビデオ信号を生成し、V2信号としてAVセレクタ14に出力する。同様にCPU24によって生成された音声データはAPU34を介してオーディオRAM36に格納され、APU34によってデジタル音声信号として出力される。APU34から出力されたデジタル音声信号は、D−Aコンバータ37によってアナログ信号に変換され、ミキサー38によってPCMデコーダ22からのステレオオーディオ信号と合成される。合成されたオーディオ信号は、L2、R2信号としてAVセレクタ14に出力される。

0028

図3はAVセレクタ14の内部構造を示すブロック図である。AVセレクタ14は、ビットストリーム分配部102、AV信号切替部104、VIDEO信号検出部106の3つのブロックから成る。ビットストリーム分配部102は、BSチューナ12からのBS信号を、スクランブルデコーダ13と放送受信アダプタ4に分配する。ビットストリーム分配部102は、アナログアンプ(例えばJRC製NJM2267)を含み、BS信号を減衰させることなく二分配する。AV信号切替部104は3系統アナログスイッチ(例えばJRC製NJM2284)を含み、スクランブルデコーダ13からのビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)とゲーム機2からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)とを切り替えて、TV16へ信号(V3、L3、R3)として出力する。

0029

図4はVIDEO信号検出部16の詳細回路図である。抵抗110はマッチング抵抗であり、通常75Ωの抵抗値を持つ。カップリングコンデンサ112を介して伝達されるビデオ信号V2は、抵抗114、帰還抵抗116、オペアンプ118によって構成される負帰還増幅器に入力される。これによってビデオ信号V2は電圧増幅され、ダイオード120を経てオペアンプ126に出力される。コンデンサ122は、増幅されたビデオ信号によってもたらされる電荷を蓄える。コンデンサ112に蓄えられた電荷は抵抗124を通じて徐々に放電されるが、増幅されたビデオ信号によって常時充電されるため、コンデンサ122はビデオ信号V2の振幅に応じた電圧値を保持する。

0030

ビデオ信号V2は、ゲーム機2の動作中には少なくとも同期信号を含むため、コンデンサ122が保持する電圧値は、ビデオ信号V2が入力された時の方がビデオ信号V2が入力されない時(ゲーム機2の電源がOFFの時)よりも高くなる。オペアンプ126はコンパレータとして動作し、コンデンサ122が保持する電圧値が一定の基準電圧を越えるとAV信号切替部104への切替制御信号SをHIGHにして、ゲーム機2からのビデオオーディオ信号をTV16へ出力するようAV信号切替部104を制御する。

0031

基準電圧は、ビデオ信号V2として少なくとも同期信号が与えられる場合にコンデンサ122に保持される電圧と、ビデオ信号V2が与えられない場合にコンデンサ122に保持される電圧との中間の値が選ばれる。これによって、ゲーム機2の電源がONとなり、ゲーム機2からビデオ信号が出ている場合には、ゲーム機からのビデオオーディオ信号(V2、L2、R2)がTV16に出力され、ゲーム機2の電源がOFFとなり、ゲーム機2からビデオ信号が出力されなくなるとスクランブルデコーダ13からのビデオオーディオ信号(V1、L1、R1)がTV16に出力されるよう自動的に切り替わる。

0032

衛星放送においてスクランブル放送データ放送の両方を受信する場合、このような、高機能のAVセレクタ14を用いることにより、別個にビットストリーム分配器とAV切り替え機を接続するよりも、配線接続切り替えの繁雑さを解消できる。また、ゲーム機2の電源のON/OFF(すなわちゲーム機2からの映像信号の有無)に連動して自動的にビデオオーディオ信号が切り替わるため、スクランブル放送とデータ放送との切り替えを簡便に行うことができる。

0033

図5は、本件発明のセキュリティ機能を有する情報受信装置の概念図である。メモリパック7は、メモリカートリッジ6を介してゲーム機2に着脱自在に構成され、これを交換することにより、保存した情報を消去することなく新しい情報が受信可能となる。また、情報を記憶したメモリパック7を、異なる機能を有する他のメモリカートリッジ6に差し替えることにより、1つの情報を複数のメモリカートリッジで共有することが可能となる。

0034

このようにメモリパック7を着脱自在に構成することは非常に有用であるが、反面、有料情報を記憶したメモリパック7の複製品が作り易いという問題点がある。本件発明の情報受信装置では、メモリパック7、情報受信装置(主として放送受信アダプタ4)および受信データを以下の手順で関連付けることにより、メモリパック7の複製品を作っても他の受信装置では動作しないようなセキュリティ機能を実現する。

0035

衛星データ放送では、番組案内データ200と複数の番組データ202a、202b、202cとが時分割で伝送される。ここで番組データとは、放送によってユーザーに供給される各サービス単位の個別データを意味する。番組案内データ200は日付データに加えて、各番組の論理チャンネル、有料/無料番組タイトルを含むメニューデータを伝送する。番組データ202a〜202cは、その番組データが有料の場合、個別の有料番組番号と動作時に必要なキーワードを生成するための個別の演算プロトコルを含む。

0036

ゲーム機2は、放送受信アダプタ4を介してメニューデータを受信し、これを表示する。ユーザーは前記コントローラ8を操作して、表示されたメニューデータの中から所望のデータを選択する。ゲーム機2は、選択された番組データの論理チャンネルを放送受信アダプタ4に指定することにより、番組データを受信する。ゲーム機2は受信した番組データをメモリパック7内のフラッシュメモリ49に保存するとともに、これを実行する。

0037

ユーザーによって選択された番組データが有料の場合には、フラッシュメモリ49には番組データとともに当該番組データに対応する有料番組番号が保存される。ゲーム機2は、番組データの本来的な使用に先立って、放送受信アダプタ4内のEEPROM21に記憶されたIDデータ、メモリパック7内のフラッシュメモリ49に記憶されたセキュリティコードに基づいて、課金コードを生成する。また、当該番組データを受信した日付データを前記課金コードの生成に用いてもよい。

0038

生成された課金コードは、前記有料番組番号とともにユーザーに対して出力される。出力形態としては、表示、印刷音声出力またはデジタルデータとしての出力を含む。課金コードの生成には、番組データに含まれる課金コード演算プロトコルf()が用いられる。課金コード演算プロトコルは番組データ毎に異なり、IDデータは放送受信アダプタ毎に異なり、セキュリティコードはメモリパック毎に異なり、日付データは受信した日付毎に異なる値を取り得る。したがってこれらの組み合わせには非常に多くのパターンが生ずる。

0039

有料番組番号と課金コードが出力されると、ユーザーは課金センター204に電話し、これら2つのデータをオペレータに告げる。オペレータは有料番組番号に対応する演算プロトコルg()によって、課金コードに基づいてキーワードを生成し、ユーザーに回答する。また、有料番組番号を、キーワードを生成するためのデータに使用してもよい。このキーワードによって番組データの使用が許可されるが、番組データの料金はこの時の電話料金加算してユーザーに請求される。

0040

ユーザーは電話で入手したキーワードを、前述のコントローラ8を用いてゲーム機2に入力する。また、キーワードが課金センター204からデータ通信によって直接ゲーム機2に与えられてもよい。一方、ゲーム機2は、番組データに含まれる演算プロトコルg()を使用して、表示した課金コードおよび有料番組番号に基づいてキーワードを生成する。

0041

入力されたキーワードと、演算によって得られたキーワードが一致しない場合は、ゲーム機2はエラーメッセージを表示して、番組データの使用を禁止する。2つのキーワードが一致する場合は、ゲーム機2は有料番組番号とキーワードを放送受信アダプタ内EEPROM21に記録し、番組データに基づく動作を開始する。なお、ユーザーの指示に基づいてゲーム機2が課金データを直接課金センターに出力するよう構成してもよい。さらに、課金センターから直接ゲーム機2にキーワードが入力されてもよい。

0042

以上は一番最初に番組データを実行する場合の手順であるが、既に課金済みの番組データを再び実行させる場合には、EEPROM21に記憶された情報により、ユーザーのキーワード入力操作が不要となる。二度目の実行に先立って、ゲーム機2は前述の手順と同様に課金コード演算およびキーワード演算を行う。その後、放送受信アダプタ内のEEPROM21を参照し、実行すべき番組データに対応する有料番組番号を検索する。

0043

もし、EEPROM内に目的の有料番組番号がある場合には、ゲーム機2は対応して記憶されているキーワードを読み出し、前記キーワード演算によって得られた値と比較する。同じ番組データを同じ放送受信機および同じメモリパックを用いて実行する場合には、必ず同じキーワード演算が行われるため、一度課金され、キーワード入力が行なわれた番組データについては、必ず比較結果が一致する。これによって、一度課金された番組データに関しては、ユーザーがキーワードを入力することなく実行可能となる。

0044

また、EEPROM21のオーバーフローや、故障等の原因によってEEPROM21内の情報が削除された場合には、EEPROM21内検索時に有料番組番号が発見されない。この場合には、ゲーム機2は再度キーワード入力待ちとなり、正しいキーワードが入力されるまで番組データの実行を禁止する。この場合でも、キーワードそのものは以前購入したものと同じであるため、ユーザーが予めメモをとっておくことにより二重課金を防止できる。なお、課金コードの計算に日付データが使用される場合には、受信時のキーワードと実行時のキーワードが異なるという問題点が生ずる。従ってこの場合には、EEPROM21またはフラッシュメモリ49にキーワードを入力した日の日付データを記憶する必要がある。

0045

また、EEPROM21内に記憶したキーワード、またはユーザーから入力されるキーワードから逆算して、キーワード入力日の日付データを算出し、実行日の日付データと比較するようなサービス期間判定プログラムを用いて、サービス期間を限定したセキュリティチェックを行ってもよい。この場合には、課金コード演算f()、キーワード演算g()には例えばビットインターリーブのような可逆演算が用いられる。

0046

逆演算によって求められたIDコードとセキュリティコードは、放送受信アダプタ4のIDコードおよびメモリパック7のセキュリティコードと照合されるとともに、番組案内データで入手した日付が逆演算によって求められた日付から一定期間内にあるかどうかがチェックされる。このチェックに合格した場合には、当該番組データの使用が許可される。この場合でも、IDコードとセキュリティコードのチェックが行われるため、番組データをコピーして他の装置で動作させることは不可能である。

0047

さらには、EEPROM21内に記憶するデータに課金コードを含み、課金コード演算f()を可逆演算に、キーワード演算g()を非可逆演算に設定することにより、EEPROM21内にデータが残っている場合に限り前述のサービス期間判定プログラムが動作するようにしてもよい。この場合、キーワード演算g()に複雑な非可逆演算を用いることができるためセキュリティ効果が増すが、入力キーワードによるサービス期間判定を行うことができないため、EEPROM21に登録した有料番組番号、キーワード、課金データが消えないように注意する必要がある。

0048

図6図7は本件発明の情報受信装置のセキュリティチェック機能をより詳細に示すフローチャートの例である。図6電源投入から番組データ使用までのフローチャートであり、図7はキーワードチェックルーチンのフローチャートである。

0049

図6において、ゲーム機2の電源が投入されると、ゲーム機2はまずS10において番組案内データのロードを行う。受信された番組案内データおよびメモリパック7に記憶されている番組データの情報はS12においてメニュー表示され、S14において特定の番組がユーザーによって選択される。ユーザーに選択された番組がメモリパック7の番組データである場合には、S16からS20へ処理が移る。メモリパック7に指示された番組データが無い場合には、S18において指示された番組データが放送受信アダプタ4によって受信され、メモリパック7に記憶される。

0050

指示された番組データが無料の場合には、S20からS28に処理が移り、当該番組データは即時使用される。番組データの使用とは、番組データを使うためのアプリケーションの実行および番組データそのもののプログラムとしての実行を意味する。指示された番組データが有料の場合には、番組データの使用に先立ってS22において図7を用いて後述するキーワードチェックが行われる。

0051

このキーワードチェックが正常に終了した場合にはS24からS26に処理が移行し、ゲーム機2は当該キーワードを放送受信機6内のEEPROM21に登録した後、S28において番組データの使用を開始する。S24においてキーワードチェックが正常に終了しなかった場合には、ゲーム機2はS30においてエラーメッセージを表示する。

0052

その後S32において、EEPROM21を検索し、指示された番組データに対応するキーワード登録の有無を確認する。もしキーワードが登録されている場合には、無効なキーワードとしてこれを消去する。番組データの使用(S28)した後、またはキーワードチェックエラーで登録キーワード抹消(S32)した後は、再度番組案内データをロードするためにS10に処理が移行する。

0053

図7は、キーワードチェックの詳細を示すフローチャートの一実施例である。キーワードチェックに際してゲーム機2は、放送受信アダプタ4内EEPROM21に記憶されたIDコードと、メモリパック7内フラッシュメモリ49に記憶されたセキュリティコードと、番組案内データに記載された日付データと、番組データの一部としてフラッシュメモリ49に記憶された演算プロトコルf()を用いて課金コードを計算する(S50)。またゲーム機2は、算出された課金コードと、番組データの一部としてフラッシュメモリ49に記憶された有料番組番号と、同様にフラッシュメモリ49に記憶された演算プロトコルg()を用いてキーワードを計算する(S52)。

0054

これらの計算において最も重要な要素は放送受信アダプタ毎に設定されるIDコードと、番組データ毎に設定される演算プロトコルf()、g()である。これら以外のデータについては、計算に含めないように演算プロトコルを設定してもよい。例えば番組データの個人的なバックアップのために複数のセキュリティコードの異なるメモリパックに同じ番組データを記憶し、同じキーワードで動作させたい場合には、課金コードの演算においてセキュリティコードを含まないような演算プロトコルを採用すればよい。この場合でも、IDコードは課金コードおよびキーワードに反映され、他の放送受信アダプタ4が接続されたゲーム機2では動作しないため、結果的に有料番組の不正な複写を防止することができる。このように、番組データ単位セキュリティの性質をコントロールすることが可能であるため、柔軟性に富んだセキュリティシステムが実現できる。

0055

各演算が終了すると、ゲーム機2はS54において放送受信アダプタ内EEPROM21を検索し、指示された番組データのキーワードが既に登録済みであるかどうかを確認する。EEPROM21にキーワードが登録されていない場合には、S56からS58に処理が移行し、有料番組番号と課金コードが表示される。

0056

ユーザーは課金センターに電話し、有料番組番号と課金コードを告げることにより、キーワードを入手する。この際に自動的に課金が行われる。ユーザーが購入したキーワードをS62において入力すると、S66においてf()、g()で計算されたキーワードと購入されたキーワードが所定の関係にあるかどうかチェックされる。購入直後のキーワードは算出されたキーワードと必ず適切な対応関係にあるため、S68においてチェックはOKとなり、キーワードチェックが正常に終了する。

0057

このように、一度課金コードを生成した後にそれに基づいてキーワードを生成するため、ユーザーは自己のIDコードとセキュリティコードを記憶しておく必要が無く、課金手続きが簡便になると同時に、ユーザーがこれらのシークレットコードを知ることが無いためセキュリティ性が高い。また、番組データが放送によって供給され、かつ演算プロトコルが任意に変更できるため、例えば同じ番組でも一定期間毎に演算プロトコルを変更することにより、より信頼性の高いセキュリティが可能となる。

0058

なお、S60の有料番組番号/課金コード表示の際に、フラッシュメモリ49に記憶された番組データの一部を用いてデモンストレーション画面を表示してもよい。これによって、ユーザーが選択した番組データの内容と、キーワードを購入する際に必要な有料番組番号との対応関係が明確になり、ユーザーが誤った番組データに料金を支払うというトラブルを解消することができる。

0059

S56において、キーワードが既に登録済みの場合には、S64にてEEPROM21から被照合用キーワードが読み出される。読み出されたキーワードは、S66において、f()、g()によって算出されたキーワードと所定の関係にあるかどうかがチェックされ、OKの場合にはS68を経由してキーワードチェックを正常に終了する。この場合には、ユーザーがキーワードを入力することなくキーワードのチェックが行われるため、ユーザーはキーワードを入力する手間を省くことができる。

0060

キーワードチェックS66における所定の関係とは、算出されたキーワードと被照合用キーワードが部分的に一致するという条件を含む。従って、前述の番組データを個人的にバックアップ可能なセキュリティシステムにおいて、セキュリティコードを課金データに含めないよう演算プロトコルを設定する代わりに、セキュリティコードは課金データに含めながら、キーワードチェック時にセキュリティコードに対応する部分を避けて照合を行うことにより、個別にバックアップの可、不可を指定できるようキーワードチェックプログラムを構築してもよい。

0061

S66のキーワードチェックで両キーワードが所定の関係に無いということが判断されると、S68からS70に処理が移行する(A)。S70において、被照合用キーワードからIDコードおよびセキュリティコードが逆算可能であるかどうかが判別される。逆算が不可能の場合には、キーワードチェックエラーとしてメインルーチン復帰する。もしも逆算が可能ならば、S72において逆算が行われ、S74においてIDコードとセキュリティコードの照合が行われる。

0062

S76において照合エラーの場合は、やはりキーワードチェックエラーとしてメインルーチンに復帰する。IDコードおよびセキュリティコードが一致すると、S78において、逆算した日付データと、番組案内データの日付データとが比較される。番組データには個別にサービス期間が設けられ、前述の両日付データの差がサービス期間を越えている場合には、S80からS82へ処理が移行し、サービス期間満了を表示してキーワードチェックエラーとして復帰する。もしもS80においてサービス期間内であった場合には、キーワードチェックOKとしてメインルーチンに復帰する。

0063

サービス期間を特に設けない場合には、(A)以降のIDコード、セキュリティコードおよびサービス期間チェックルーチンを削除してもよい。また、サービス開始日からの相対的サービス期間とは別に、絶対的なサービス終了日を設定してもよい。この場合には、番組案内データで示される日付がサービス終了日を越えていると、S66の時点で無条件でキーワードチェックエラーとしてメインルーチンに復帰する。

0064

このように日付データがセキュリティシステムに大きく関わるのは、放送データが、天気予報ニュースのように継続して受信するデータと、ゲームプログラムのように一括して受信するデータとに分類されるためである。継続してデータを受信する場合には、月極めで料金を支払う方が簡便であり、一括してデータを受信する場合には、そのデータの最初の実行時に課金を行う必要がある。本件発明の情報受信装置によれば、月極め課金と一括課金の両方に対して有効なセキュリティシステムを提供できる。

0065

図8はキーワード入力における表示画面の例である。例えばゴルフゲームを有料番組として受信し、これを実行した場合、まず図8に示すような画面が表示される。タイトル表示領域300にはこの番組のタイトルがゴルフゲームであることが表示され、それと同時に有料番組番号302(○○○○)、課金コードA304(×××××××)および課金コードB306(△△△△△△△)、キーワード入力領域308が表示される。また、受信したデータの識別を確実に行うために識別マーク310が表示される。

0066

さらにこの画面において、Yボタンを押すことにより、デモンストレーション画面が表示され、受信データの識別に利用される。アーケードビデオゲームの場合、硬貨が投入され実際にゲームが開始されるまではデモンストレーション画面が表示され、硬貨投入に値するかどうかがユーザーによって判断される。図8においてデモンストレーション画面を表示するのは、情報受信装置においてアーケードビデオゲームと同等の課金環境を提供するためである。デモンストレーション画面の生成には、実際のゲーム画面を生成するためのサブルーチン等を使用できるため、デモンストレーション画面だけをサンプル情報として別の番組データとして供給する場合よりも伝送する情報量を少なくできる。また、サンプル情報を別番組として持つ必要がないため、放送局にとって負担が少なくなる。

0067

また、図8では、ユーザーが誤った課金コードを課金センターに伝達するのを防止する目的で、課金コードが2個表示される。すなわち前述の課金コード演算プロトコルf()に加え、別の課金コード演算プロトコルh()が番組データにより供給される。追加された課金コード演算プロトコルh()は、逆演算可能なプロトコルが選ばれ、課金センターは課金コードB306およびh()の逆演算プロトコルに基づいてユーザーのIDコードおよびセキュリティコードを逆算し、f()に基づいて独自に課金コードを算出する。これがユーザーから伝達された課金コードA304と合致しない場合、ユーザーはどちらかの課金コードを誤って伝達したと判断できる。このようにして、2つの課金コードを用いてチェックを行うことにより、ユーザーが間違った課金コードを伝達し、誤ったキーワードを購入するという危険を無くすことができる。

0068

以上は本件発明を衛星放送を利用したデータ放送で行う例について述べたが、本件は情報受信後にユーザーからの入力によってセキュリティチェックを行うことにより、ゲーム機2からのデータ送信が不要な構成をとることが可能であり、単方向大量通信においてその効果を最大限に発揮する。しかしながら本件はこれ以外のメディアにも簡単に応用できる。例えば、放送受信アダプタ4をモデムに変更することにより、容易に電話回線を利用したネットワーク転用できる。また同様にCATVやビデオオンデマンド等の映像および音声信号デジタル信号として伝送し、外部記憶媒体を用いてこれを保存する場合にも適用可能である。すなわち本件発明は、デジタルデータを有料で伝送し、これを外部記憶装置に保存する場合に、そのデータの持つ著作権を保護するために広い分野にわたって利用され得る。

発明の効果

0069

本件発明の情報受信装置は、情報受信装置に固有の鍵情報を用いて、受信した情報が他の情報受信装置で再生できないように構成されているため、実質的に受信情報のコピーを防止できる。また、受信情報にキーワード演算のためのプロトコルが含まれ、多様なデータが演算用のデータとして用いられるため柔軟性のあるセキュリティシステムが構築できる。さらに、情報受信終了の後、情報の本来的な利用に先立って識別情報を表示し、キーワード入力およびキーワード照合を行うため、ユーザーによる情報内容の確認が容易で、ユーザーが所望しない情報を誤って購入する危険性を減少させることができる。

図面の簡単な説明

0070

図1本件発明の情報受信装置の一例であり、ゲーム機に放送受信アダプタを接続することにより衛星データ放送を受信可能とした衛星データ放送受信システムの構成図である。
図2衛星データ放送を処理するための、ゲーム機本体2、放送受信アダプタ4、メモリカートリッジ6、メモリパック7の内部構造を示すブロック図である。
図3AVセレクタ14の内部構造を示すブロック図である。
図4VIDEO信号検出部16の詳細回路図である。
図5本件発明のセキュリティ機能を有する情報受信装置の概念図である。
図6電源投入から番組データ使用までのフローチャートである。
図7キーワードチェックルーチンのフローチャートである。
図8キーワード入力における表示画面の例である。

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