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技術 編地を引っぱる装置を備えたソックス、ストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機

出願人 ロナーティ・エス・ピー・エイ
発明者 フランチェスコ・ロナーティエットーレ・ロナーティファウスト・ロナーティティベーリオ・ロナーティ
出願日 1996年2月15日 (24年9ヶ月経過) 出願番号 1996-027599
公開日 1996年9月24日 (24年1ヶ月経過) 公開番号 1996-246301
状態 未査定
技術分野 よこ編機 緯編機 編機
主要キーワード 全自動方式 上方ストローク 加重部材 最大下降位置 フランジ付き管 突出歯 セレクタ弁 ストローク限界
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

編地にかかる引っぱり力を必要に応じて簡単かつ容易に変化させうる引っぱり装置を備えた円形編の提供。

解決手段

このダブルシリンダ型円形編機1は、編地11,12に引っぱりをかける装置を有する。この装置は編み形成部10の近くに編地を保持する部材11と、その軸方向の両端が開いた中空引っぱりシリンダ12とを有する。その引っぱりシリンダ12は上部ニードルシリンダ3内に収容され、ニードルシリンダ2,3の軸線4に沿ってコントロール自在に移動する。引っぱりシリンダ12の下端は、ニードルシリンダの軸線4に沿って摺動する時、形成された編地に接触する。保持部材11は引っぱりシリンダ12がその保持部材11のまわりを移動することを可能にする大きさを有する。

概要

背景

概要

編地にかかる引っぱり力を必要に応じて簡単かつ容易に変化させうる引っぱり装置を備えた円形編の提供。

このダブルシリンダ型円形編機1は、編地11,12に引っぱりをかける装置を有する。この装置は編み形成部10の近くに編地を保持する部材11と、その軸方向の両端が開いた中空引っぱりシリンダ12とを有する。その引っぱりシリンダ12は上部ニードルシリンダ3内に収容され、ニードルシリンダ2,3の軸線4に沿ってコントロール自在に移動する。引っぱりシリンダ12の下端は、ニードルシリンダの軸線4に沿って摺動する時、形成された編地に接触する。保持部材11は引っぱりシリンダ12がその保持部材11のまわりを移動することを可能にする大きさを有する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

互いに共軸をなし、実質的に垂直な共通軸線のまわりで回転自在に駆動される下部ニードルシリンダ及び上部ニードルシリンダを有し、前記ニードルシリンダは形成される編地の引っぱり装置を内部に収納しており、前記引っぱり装置は編み形成部の近くに編地を保持する保持手段と、中空で、軸方向の両端が開いている引っぱりシリンダとを有し、前記引っぱりシリンダは前記上部ニードルシリンダ内に収容され、前記軸線に沿ってコントロール自在に移動可能であり、前記引っぱりシリンダの下端は、前記軸線に沿って摺動することにより、形成される編地と係合可能であり、前記保持手段は同保持手段のまわりで前記引っぱりシリンダを移動させることができる寸法を有している、編地を引っぱる装置を備えた、ソックスストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機において、前記軸線に沿って移動させるため前記引っぱりシリンダに作用する駆動手段と、少くとも、形成される編地が引っぱられる間、実質的に前記軸線に平行な方向へ前記駆動手段により前記引っぱりシリンダへかけられる力の強度を調整する調整手段とを有することを特徴とする、編地を引っぱる装置を備えた、ソックス、ストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機。

請求項2

前記駆動手段は、流体で駆動されるシリンダを有し、前記調整手段は、前記流体で駆動されるシリンダの供給圧を調整する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の編機

請求項3

前記上部ニードルシリンダの内部に、中空吸込みシリンダが共軸的に固定され、前記中空吸込みシリンダは、編み形成部の近くでそこに対面する開放下端と、吸込み手段に接続される開放上端とを有することを特徴とする請求項1に記載の編機。

請求項4

前記引っぱりシリンダは前記中空吸込みシリンダのまわりに共軸的に配置され、前記上部ニードルシリンダと一体に前記軸線のまわりで回転することを特徴とする請求項1〜3のいづれか1つに記載の編機。

請求項5

前記上部ニードルシリンダの内部でそれと共軸的に固定され、少くとも1個の軸方向のスロットを備えたスカート部を有する管状支持本体を有し、前記引っぱりシリンダはその前記上端近くに、前記スロットを摺動自在に通過する少くとも1本の歯を備えたフランジを有し、前記歯は、前記軸線に平行に摺動するように、編機の支持構造体によって支持されるスライダに接続されており、前記流体で駆動されるシリンダは前記支持構造体に取付られ、そのピストンの軸によって前記スライダに作用することを特徴とする請求項1〜4のいづれか1つに記載の編機。

請求項6

前記フランジは複数の歯を備え、その各歯は前記管状支持本体のスカート部に形成された軸方向のスロットを摺動自在に通過し、前記歯は前記引っぱりシリンダの軸線のまわりに分布され、前記引っぱりシリンダと共軸的に配置された軸受を介在させて前記シリンダに接続されている事を特徴とする請求項1〜5のいづれか1つに記載の編機。

請求項7

前記軸線に沿って移動する間、前記引っぱりシリンダが上方ストローク限界位置に到達する時と、下方ストローク限界位置に到達する時とを感知する手段を有していることを特徴とする請求項1〜6のいづれか1つに記載の編機。

請求項8

前記軸線に沿った前記引っぱりシリンダの動きを感知する手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいづれか1つに記載の編機。

請求項9

前記引っぱりシリンダの動きを感知する前記手段が水平に配置され、かつ垂直面に位置する軸をもつ2個のプーリーと、前記2個のプーリーを相互に連結させるベルトと、前記2個のプーリーのうち片方のプーリーにその軸を介して接続されるエンコーダとを有し、前記2個のプーリーは、編機の支持構造により前記軸のまわりで回転するように支持されていることを特徴とする請求項1〜8のいづれか1つに記載の編機。

請求項10

前記調整手段は、前記流体で駆動されるシリンダの供給圧を調整する弁を有し、前記弁は前記引っぱりシリンダを下降させる前記流体で駆動されるシリンダの供給ダクト位置づけられていることを特徴とする請求項1〜9のいづれか1つに記載の編機。

請求項11

前記調整手段は、前記調整弁設定圧より高い圧力の流体が供給される補助供給ダクトを有し、前記補助供給ダクトは、形成される編地の引っぱりを強めるため前記調整弁の下流で前記供給ダクトにコントロール自在に接続される事とを特徴とする請求項1〜10のいづれか1つに記載の編機。

請求項12

前記引っぱりシリンダの下降中、前記流体で駆動されるシリンダへ供給される流体圧を感知する手段を有することを特徴とする請求項1〜11のいづれか1つに記載の編機。

請求項13

前記駆動手段を電子式モニター及びコントロールするためのモニター及びコントロールエレメントを有することを特徴とする請求項1〜12のいづれか1つに記載の編機。

請求項14

前記モニター及びコントロールエレメントが電子式マイクロプロセッサによって構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいづれか1つに記載の編機。

請求項15

前記引っぱりシリンダの動きを感知する前記手段が、前記モニター及びコントロールエレメントに入力部が接続されていることを特徴とする請求項1〜14のいづれか1つに記載の編機。

請求項16

前記モニター及びコントロールエレメントが前記引っぱりシリンダのストローク限界位置を感知する手段に接続されていることを特徴とする請求項1〜15のいづれか1つに記載の編機。

請求項17

前記モニター及びコントロールエレメントが前記流体で駆動されるシリンダへ供給される流体の圧力を感知する前記手段に接続される入力部を有することを特徴とする請求項1〜16のいづれか1つに記載の編機。

請求項18

前記補助供給ダクトを前記流体で駆動されるシリンダの前記供給ダクトに接続させる弁に接続したモニター及びコントロールエレメントを有することを特徴とする請求項1〜17のいづれか1つに記載の編機。

請求項19

前記モニター及びコントロールエレメントが、形成される編地の目づまりを調整する装置に接続され、それによって、製品全長に対応する前記引っぱりシリンダの感知された下降ストローク関数として、形成される編地の目づまりの調整を変化させることを特徴とする請求項1〜18のいづれか1つに記載の編機。

請求項20

前記調整手段が、前記引っぱりシリンダを下降させる前記流体で駆動されるシリンダの供給ダクトに沿って配置された釣合圧調整弁を有し、前記釣合い弁は前記モニター及びコントロールエレメントによって作動されることを特徴とする請求項1〜19のいづれか1つに記載の編機。

技術分野

0001

本発明は編地を引っぱる装置を備えた、ソックスストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機に関する。

0002

ダブルシリンダ型編機は従来、よく知られている。それは編地を引っぱる装置を有し、その装置は、編み作用が行われる部分の近くで、下部ニードルシリンダ内に配置され、編地の初端を保持する部材と、流体で駆動されるピストンとを有し、そのピストンは中空ステムを備え、その両端は開放していて、上部ニードルシリンダに共軸的に形成された内筒チェンバ内摺動する。

0003

保持部材はピストンの軸の下端に対面しており、その保持部材の大きさは、その軸が保持部材のまわりを通過して下部ニードルシリンダへ下降することができるように作られているので、保持部材から編機の編み形成部まで伸びている編地に引っぱりがかけられるようになっている。

0004

その軸の上端は、吸込み装置に接続され、その吸込み装置は処理が終わる時、編地を吸込み、それをまた内部で裏返す。形成される編地に引っぱりをかけるようにピストンが下降するが、その下降は適切なピストン加重部材を備えることにより重力で行われる。そのピストンは普通、円筒形チエンバへ送られる加圧流体により持ち上げられる。

発明が解決しようとする課題

0005

編地引っぱり装置を備えたこれらの従来型のダブルシリンダ型編機はいくつか欠点を有する。特に、編機引っぱり装置を備えたダブルシリンダ型編機において、引っぱり力を変えたい場合、ピストン加重部材の数を増減させることによって処理する必要がある。

0006

この操作はほとんど実際的でない。なぜなら、その操作では編機を部分的に分解する必要があり、さらに、引っぱりをかけている間にソックスやストッキングにかかる力を適切に調整することができるだけだからである。

0007

さらに、或る種の編みでは、編みものが形成される間、引っぱりを変化させ得ることが望ましい。この操作は現在市販されている編地引っぱり装置では実際的に不可能である。なぜなら、編機の操作中、ピストン加重部材の数を変化させることは不可能だからである。

課題を解決するための手段

0008

そこで、本発明のねらいは、編地にかかる引っぱり力を必要に応じて、非常に簡単かつ容易に変化させることができるような、編地引っぱり装置を備えた、ソックス、ストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機を提供することによって、前述の問題を解決することである。

0009

このねらいの範囲内で、本発明の目的は編地の形成中でさえ、編物にかかる引っぱる力を変化させることのできる引っぱり装置を備えた編機を提供することである。

0010

本発明のもうひとつの目的は、常時、形成される編地へかけられる引っぱり力をコントロールすることのできる引っぱり装置を備えた編機を提供することである。

0011

本発明のもうひとつの目的は、編地にかかる引っぱり力が、編みの型や、糸の種類やその他、形成される編みのパラメータ関数として、予設定プログラムに従って変化するような、編地引っぱり装置を備えた編機を提供することである。

0012

このねらいや、これらの目的やその他、後文から明らかとなることは、以下の構成の、編地引っぱり装置を備えた、ソックスやストッキング等を製造するダブルシリンダ型円形編機によって達成される。

0013

この編機は、下部ニードルシリンダと上部ニードルシリンダとを有し、これらのシリンダは互いに共軸をなし、実質的に縦の共通軸線のまわりで回転自在に駆動され、それらのシリンダは、形成される編地の引っぱり装置を内部に収容しており、その引っぱり装置は編み形成部の近くで編地を保持する保持手段と、両端が開放された中空引っぱりシリンダとを有している。

0014

前記引っぱりシリンダは前記上部ニードルシリンダに収容され、前記軸線に沿ってコントロール自在に移動できる。前記引っぱりシリンダの下端は、前記軸線に沿って摺動することにより、形成される編地と接触し、前記保持手段は前記保持手段のまわりで、前記引っぱりシリンダの動きを可能にするような大きさを有している。

0015

本発明による編機は、前記引っぱりシリンダに作用してそれを前記軸線に沿って移動させる駆動手段と、少くとも、形成される編地に引っぱりがかけられる間、前記軸線と実質的に平行な方向へ、前記駆動手段により引っぱりシリンダへかけられる力の強度を調整する調整手段とを有していることを特徴とする。

0016

本発明の他の特徴及び効果は、添付図面に示された、本発明の編機の好ましい非制限実施形態の記述から明らかとなるであろう。

発明を実施するための最良の形態

0017

前述の図面を参照すれば、全体を符号1で示す本発明の編機は下部ニードルシリンダ2と上部ニードルシリンダ3とを有し、これらのシリンダは互いに共軸をなし、それらのシリンダは垂直に配置された共軸4のまわりで回転自在に駆動される。

0018

特に、上部ニードルシリンダ3は、それが主軸受6により支持構造体5によって軸線4のまわりで回転できるように支持される。上部ニードルシリンダ3は、図面を簡単化するために図示していないモータによって、従来の方法で回転駆動される。前記モータは、上部ニードルシリンダ3に共軸的に固定されている歯車7に接続される。

0019

上部ニードルシリンダ3の内部で、そのシリンダと共軸的に配置された中空吸込みシリンダ8は、軸線4のまわりで上部ニードルシリンダ3と一体の関係で回転し、その開放上端は、ダクト9に接続し、そのダクト9は、命令に応じて吸込み装置に接続される。中空吸込みシリンダ8の下端は、上端と同様に開放していて、下部ニードルシリンダ2に対面し、編み形成部10の近くに位置する。

0020

本発明の編機は、編地引っぱり装置を備え、その編地引っぱり装置は、プラグ状部材11によって構成される編地保持手段を有する。前記プラグ状部材11は軸線4に沿って下部ニードルシリンダ2内を従来の方法で摺動し、中空吸込みシリンダ8の下端の内部に嵌合して、中空吸込みシリンダ8に沿って吸い込まれる編地の初端を係止する。

0021

編地引っぱり装置はまた軸方向の端部が開放していて、中空の引っぱりシリンダ12を有している。その引っぱりシリンダ12は中空吸込みシリンダ8のまわりで、上部ニードルシリンダ3の内部で、しかもそれと共軸をなして配置されている。

0022

引っぱりシリンダ12はコマンドの発生時、軸線4に沿って移動する。その引っぱりシリンダ12の下端は、軸線4に沿って摺動することによって、形成される編地13をつかむ。プラグ状部材11によって構成される保持手段はその保持手段のまわりで引っぱりシリンダ12の動きを可能にするような寸法に作られる。即ち、プラグ状部材11の直径は、引っぱりシリンダ12の内径より小さいので、前記シリンダは、プラグ状部材11の存在にも拘らず、下方へ自由に摺動する。

0023

編地引っぱり装置はまた、軸線4に沿ってその動きを生じるように引っぱりシリンダ12に作用する駆動手段と、引っぱりの間に編みが受ける引っぱり力を必要に従って調整することができるように、形成される編地が少くとも引っぱられる間、実質的に軸線4に平行な方向へ前記駆動手段により引っぱりシリンダ12にかけられる力の強度を調整する手段とを有している。

0024

更に詳しく説明すると、上部ニードルシリンダ3の内部にそれに共軸をなして、フランジ付き管状本体14があって、そのフランジ付き管状本体14は、例えば、歯車7の所に備わっているタブ15により上部ニードルシリンダ3に剛直に連結されている。

0025

フランジ付き管状本体14はその上端に、歯16を有し、その歯16は、フランジ付き管状本体14に共軸的に取付られた管状支持本体18のスカート部に形成された軸方向のスロット17に嵌合する。

0026

管状支持本体18と中空吸込みシリンダ8との間に、チェンバ19が形成され、その中に引っぱりシリンダ12が収容されている。管状支持本体18は、それが軸線4のまわりで回転するように、ケーシング22により軸受20,21を介して支持される。そのケーシング22は、上部ニードルシリンダ3の上部を取り巻き、編機の支持構造5に剛直に連結されている。

0027

歯16とスロット17との間の接続により、管状支持本体18は、フランジ付管状本体14と一体な関係で、ひいては、上部ニードルシリンダ3と一体な関係で軸線4のまわりで回転する。

0028

引っぱりシリンダ12はその上端に、フランジ23を有する。このフランジ23は、放射方向へ突出する歯24を備え、その歯は管状支持本体18の軸方向のスロット17の各々に対応している。フランジ23の歯は軸方向のスロット17を摺動自在に通過し、引っぱりシリンダ12に共軸をなして配置された軸受25を支持する。

0029

その軸受25は引っぱりシリンダ12をスライダ26に接続させる。そのスライダ26はケーシング22に対して横方向に固定されたブロックに形成された縦ガイド27内を摺動する。スライダ26は対をなす軸受28によってガイド27に連結されている。

0030

この方法で、引っぱりシリンダ12は軸線4のまわりで、上部ニードルシリンダ3と一体の関係で回転し、また、スライダ26に接続される。しかしながら、このスライダ26は軸線4に対して平行に移動するだけである。

0031

軸線4に沿って引っぱりシリンダ12を駆動する手段は、流体で駆動される往復動型シリンダ30であって、このシリンダ30はケーシング22によって支持されるか、或いは編機の支持構造により支持され、そして、その軸線が軸線4と平行をなすように配置されている。

0032

流体駆動型シリンダ30のピストン31の軸31aは、スライダ26に接続されるので、流体で駆動されるシリンダ30の供給口32,33の1方に加圧流体を供給し、他方の供給口を排出部へ接続させることによって、スライダ26は、ガイド27に沿って並進運動を行う。即ち、引っぱりシリンダ12が軸線4に沿って並進運動を行う。

0033

軸線4に平行な方向へ引っぱりシリンダ12にかけられる力の強度を調整する手段は、流体で駆動されるシリンダ30の供給圧を調整する弁40によって構成される。前記弁は、供給口32、即ち、加圧流体が供給されると、引っぱりシリンダ12を下降させる供給口32に接続された供給ダクト41に位置されている。

0034

供給口33は、もうひとつのダクト42に接続され、ダクト41,42には、スライド弁43が配設されている。そのスライド弁43は、ダクト42が排出部に接続される時、ダクト41を加圧流体ライン44に接続させ、或いはその逆が選択的に行われ、引っぱりシリンダ12を下降又は上昇させる。

0035

調整手段はまた、補助供給ダクト45を有し、そのダクト45は、流体で駆動されるシリンダ30へ流入する流体の方向に沿って調整弁40の下流で供給ダクト41に、セレクタ弁46により接続されている。そのセレクタ弁46は、補助供給ダクト45に沿った圧力がセレクタ弁46の上流のダクト41に沿った圧力を超える時、補助供給ダクト45を供給ダクト41に接続させる。

0036

補助供給ダクト45は、補助供給ダクト45をライン47に接続させるために、或いはこの接続を遮断するために駆動されるスライド弁48を通して加圧流体47を供給するラインに接続されている。

0037

ダクト41に沿って圧力感知手段が備えられている。その圧力感知手段は、流体で駆動されるシリンダ30へ流入する流体の方向に沿ってセレクタ弁46より下流であり、かつ調整弁40より下流に備えられる。その圧力感知手段は例えば圧力トランスジューサ49により構成することができる。

0038

引っぱり装置はまた、軸線4に沿った引っぱりシリンダ12の動きを感知する手段を有している。その感知手段は2個のプーリー51,52により構成され、それらのプーリーは、その両軸が水平をなし、垂直面に沿って一線に並ぶように配置されている。

0039

その2個のプーリー51,52は、横方向をスライダ26に固定された歯付ベルト53によって互いに接続されるので、引っぱりシリンダ12のすべりが歯付ベルト53の並進運動を生じさせる。

0040

ベルト53を収容するケーシング54は好ましくは、透明材料でつくられ、そして、そのケーシングに設けられた一連ノッチ56に当接するインジケータ55をベルト53に配置することができるので、オペレータは引っぱりシリンダ12の動きを目でチェックすることができる。

0041

引っぱりシリンダ12の動きを感知する手段はまた電子型にすることができる。即ち、それはエンコーダ57で構成され、その軸がプーリー51又は52のうち片方のプーリーの軸に接続される、図示例では、プーリー52に接続されている。

0042

引っぱりシリンダ12の上方及び下方ストローク制限位置を感知する手段もまた、ケーシング22に配置され、それらの感知手段は好ましくは2個の近接センサ71,72により構成される。

0043

形成される編地に対して引っぱりシリンダ12がかける力は、例えば、必要な予設定力を目に見えるようにする装置と、引っぱりシリンダ12により編地に実際にかけられる力を目に見えるようにする装置とを備えることにより相互に調整される。

0044

その装置は圧力トランスジューサ49に接続され、このトランスジューサ49は、引っぱりシリンダ12の下降中、流体で駆動されるシリンダ30の供給圧を感知することによって、形成される編地に実際にかけられる力を感知する。

0045

流体で駆動されるシリンダ30が引っぱりシリンダ12を下降させる間、その流体で駆動されるシリンダ30の供給圧を増減させるように、オペレータは調整弁40を手動で操作できるので、引っぱりシリンダ12により実際にかけられる力は予設定力に対応する。

0046

編地引っぱり力の調整はまた、例えば、プログラム編成可能なマイクロプロセッサにより構成される電子モニター及びコントロールエレメント60を備えることにより完全に自動化できる。そのマイクロプロセッサの入力部は圧力トランスジューサ49に、エンコーダ57に、そして近接センサ71,72に接続される。前記モニター及びコントロールエレメント60は予設定プログラムに従ってスライド弁43とスライド弁48を駆動する。

0047

引っぱり力が完全に自動調整される場合、流体で駆動されるシリンダ30のために図5に示すもののような供給レイアウトを採用することができる。このレイアウトに示されるように、釣合い弁80が、流体で駆動されるシリンダ30の供給口32の供給ダクトに配設され、その弁80はモニター及びコントロールエレメント60により制御される。

0048

即ち、前記釣合い弁により、モニター及びコントロールエレメント60はシリンダ30の供給圧を変化させることができ、その時、前記シリンダは予設定プログラムに従って、引っぱりシリンダ12を下降させる。

0049

図5に示すレイアウトの場合、オペレータ側で、手動介入の必要はない。なぜなら、モニター及びコントロールエレメント60は、流体で駆動されるシリンダ30の駆動を独自に処理し、編地の形成中、引っぱり力を増大させることができ、かつまた、必要であれば、供給ダクト41を加圧流体ダクト47に直接、接続させることもできるからである。

0050

本発明の編地引っぱり装置を備えた編機の作動は、次の通りである。図1に示すような非作動状態において、引っぱりシリンダ12は最高昇位置にある。この位置は軸受25に対面する近接センサ71により感知される。引っぱりシリンダ12は加圧流体をその供給口33へ送ることによって上昇位置に保持される。その時、供給口32は図1のスライド弁43の位置によって示されるように、排出部へ接続されている。

0051

編地の形成を開始した直後に、編地の最初の布片は、中空吸込みシリンダ8の内部へ吸い込まれ、プラグ状部材11が上昇するので、形成される編地の初端が中空吸込みシリンダ8の下端との共働により締めつけられる。この時点で、編機全体の操作をも処理するモニター及びコントロールエレメント60は、スライド弁43の位置を切りかえ、特に図2に示すように、供給口33を排出部に接続させ供給口32をライン44に接続させる。

0052

このようにして、引っぱりシリンダ12は、流体で駆動されるシリンダ30により下方へ駆動され、その時の力は、調整弁40で行われる調整次第で決まる。さらに、編地が引っぱられる間、引っぱりシリンダ12の下降距離、ひいては形成される編地の長さは、前述のように、目で見て、或いはエンコーダ57により検出される。

0053

引っぱり力は、必要であればいつでも、図1〜4に示す装置の実施例においても手動作用により、或いは釣合い弁80を介してモニター及びコントロールエレメント60により処理される完全自動方式により、ライン47を供給口32に接続することによって更に増大させることができる。

0054

本発明の編地引っぱり装置は、種々の要件に従って引っぱり力を変化させることの他に、形成される編み製品の実際の長さをコントロールすることもできる。従って、製品の長さが予設定長さに対して異る場合、編みの目づまりを変えるように、ここには図示していない周知の方法で、編みの目づまりを調整する装置にモニター及びコントロールエレメント60を接続させることもできる。

0055

製品の処理が終わる時、プラグ状部材11は中空吸込みシリンダ8の下端から外されるので、その製品は中空吸込みシリンダ8の内部へ上向きに吸込まれ、編機から送り出される。その時、流体で駆動されるシリンダ30の送りは再び、逆転して、引っぱりシリンダ12の上昇からそれを非作動位置へ戻す。引っぱりシリンダ12が非作動位置へ達したことを近接センサ71が感知した後、前述の周期再開する。

0056

モニター及びコントロールエレメント60の直接介在により、引っぱりシリンダ12がその最大下降位置に達する前に流体で駆動されるシリンダ30の送りが逆転するので、近接センサ72に軸受25が到達しないことに注意すべきである。

0057

実際に、本発明の編地引っぱり装置を備えた編機は意図するねらいを完全に達成する。なぜなら、それは編み操作中に編み地にかかる引っぱり力を、非常に簡単かつ迅速な方法で、しかも高精度でもって変化させることができるからである。

0058

本発明の引っぱり装置を備えた編機のもうひとつの効果は、編地の形成中、引っぱり力を増大させることができることである。本発明のもうひとつの効果は、形成される製品の実際の長さをコントロールできることである。

0059

このように工夫した編機は多くの変形が可能であり、それらの変形は全て、本発明の概念の範囲に含まれるものであって、その詳細の全ては、他の技術上の同等エレメントに置き変えることができる。実際に、使用される材料や寸法はこれらの要件やその技術状態に従っているものであれば、いかなるものでも本発明に含まれる。

図面の簡単な説明

0060

図1本発明の引っぱり装置を備えた編機の概略軸断面図であって、その引っぱりシリンダは非作動位置にある。
図2本発明の編機の図1に類似した概略断面図であって、引っぱりシリンダは形成される編地をつかんだ位置にある。
図3本発明の編機の前述の図に類似した断面図であり、引っぱりシリンダは形成される編み物に引っぱりをかけた状態で示されている。
図4編機を上からみて断面にした拡大部分図であって、編機のエレメントをいくつか示してそれを分り易くしたものである。
図5本発明の編機の前述の図に類似した概略断面図であって、引っぱりシリンダにより、形成される編地にかけられる力の強度を調整する手段の異る例を示しており、引っぱりシリンダは非作動位置で示されている。

--

0061

1編機
2 下部ニードルシリンダ
3 上部ニードルシリンダ
5支持構造
6主軸受
7歯車
8中空吸込みシリンダ
9ダクト
10 編み形成部
11プラグ状部材
12 引っぱりシリンダ
13編地
14フランジ付き管状本体
16 歯
17スロット
19チェンバ
20,21軸受
22ケーシング
23フランジ
24放射方向への突出歯
25 軸受
26スライダ
27縦ガイド
28 軸受
30流体で駆動されるシリンダ
31ピストン
32,33 供給口
40調整弁
41,42 ダクト
43スライド弁
45補助供給ダクト
46セレクタ弁
48 スライド弁
49圧力トランスジューサ
51,52プーリー
57エンコーダ
60電子式モニター及びコントロールエレメント
71,72近接センサ
80釣合い弁

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