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技術 成形装置およびその保持型取付け方法

出願人 日精エー・エス・ビー機械株式会社
発明者 佐藤晃一桜井篤志高田実横林和幸
出願日 1995年3月10日 (24年6ヶ月経過) 出願番号 1995-079837
公開日 1996年9月24日 (23年0ヶ月経過) 公開番号 1996-244103
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形用の型 プラスチック等のブロー成形,熱成形
主要キーワード 分割板 落下防止部材 型開き機構 製品取出 ネック型 熱処理型 中間成形品 ブロー型
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

保持型位置決めを確実に行いつつ、保持型の取付け作業を容易に行え、かつ作業時間を短縮化することができる成形装置およびその保持型取付け方法に関する。

構成

回転板10の下面にL字状のガイドレール60を取り付け、ネック型24を固定したネック型支持板26を、スライド移動させてガイドレール60に支持させ、回転板10に形成した位置決め孔62と、ネック型支持板26に形成した位置決め用切り欠き部66との位置合せを行い、切り欠き部66および位置決め孔62に位置決めピン68を挿通した後、ガイドレール60下面に落下防止部材70を取り付ける。

概要

背景

従来より、回転搬送部材として、例えば回転板を用い、この回転板の下面に取付け保持型であるネック型により成形品ネック部を保持した状態で成形品を回転搬送し、成形品を複数の成形部に間欠搬送して一サイクルの成形を行う成形装置が知られている。

このような成形装置においては、特開平6−305002号公報に示されるように、割型から構成されるネック型を分割板で構成される保持型支持板であるネック型支持板にそれぞれ固定し、このネック型支持板を付勢手段によりネック型の型閉じ方向に付勢し、かつ、ネック型支持板の両端部を回転板の下面に設けたガイドレールによって支持するようにしている。

そして、ネック型の取付けに際しては、回転板の下面に予め固定された位置決めピンに対し、ネック型支持板の対向合わせ面に形成した位置決め孔係合させてネック型の位置決めを行うようにしている。

この場合、回転板に固定された位置決めピンに合わせてネック型支持板を下方から上方へ向かって移動させ、位置決めピンをネック型支持板の位置決め孔に通したのち、ネック型支持板の両端をガイドレールで固定するようにしていた。

このように、ネック型支持板を下から支えながら持ち上げ、その持ち上げ状態のままガイドレールを取付けなければならず、そのため、ネック型支持板を射出キャビティ型にのせ、注意しながら射出キャビティ型を上昇させ、ネック型支持板を回転板下面に当接させ、その状態を維持しながらガイドレールを取付けるようにしていた。

概要

保持型の位置決めを確実に行いつつ、保持型の取付け作業を容易に行え、かつ作業時間を短縮化することができる成形装置およびその保持型取付け方法に関する。

回転板10の下面にL字状のガイドレール60を取り付け、ネック型24を固定したネック型支持板26を、スライド移動させてガイドレール60に支持させ、回転板10に形成した位置決め孔62と、ネック型支持板26に形成した位置決め用切り欠き部66との位置合せを行い、切り欠き部66および位置決め孔62に位置決めピン68を挿通した後、ガイドレール60下面に落下防止部材70を取り付ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

回転搬送部材によって成形品を複数の成形部に搬送する成形装置において、前記成形品を保持する割型から構成される保持型と、前記割型の保持型を各々固定する分割板から構成され、かつ付勢部材により前記保持型を型閉じ方向に付勢する保持型支持板と、前記回転搬送部材に取り付けられ、前記保持型支持板の両端部を前記保持型の型開閉方向スライド可能に支持する一対のガイドレールと、前記回転搬送部材に形成した位置決め孔と、前記保持型支持板の分割板の当接面に形成された位置決め用切り欠き部とに挿通される位置決め部材と、前記位置決め部材を固定する固定部材と、を備えることを特徴とする成形装置。

請求項2

請求項1において、前記位置決め孔は回転搬送部材の保持型支持板両端部付近対応位置に形成され、前記位置決め用の切り欠き部は保持型支持板の両端部付近に形成されていることを特徴とする成形装置。

請求項3

請求項1において、前記固定部材は、前記ガイドレールに固定され、前記位置決め部材の下端を受け止める落下防止部材にて構成されていることを特徴とする成形装置。

請求項4

請求項1において、前記回転搬送部材は回転板にて構成されていることを特徴とする成形装置。

請求項5

請求項1において、前記保持型支持板には複数の保持型が取り付けられることを特徴とする成形装置。

請求項6

請求項1において、前記保持型は成形品のネック部を保持するネック型で構成され、合成樹脂製の容器を成形することを特徴とする成形装置。

請求項7

請求項6において、前記成形部は少なくとも射出成形部および延伸ブロー成形部を有し、射出延伸ブロー成形により合成樹脂製の容器を成形することを特徴とする成形装置。

請求項8

請求項6において、前記成形部は少なくとも容器の耐熱性を向上させるための熱処理部およびブロー成形部を有し、ブロー成形により合成樹脂製の耐熱容器を成形することを特徴とする成形装置。

請求項9

回転搬送部材の回転駆動によって保持型に保持された成形品を複数の成形部へ搬送する成形装置における保持型の取付け方法において、分割板から構成されそれぞれの分割板に割型からなる保持型を固定した保持型支持板を、前記回転搬送部材の下面に取付けたガイドレールに沿って成形装置の外側から中心に向けてスライド移動させてガイドレールに支持させる工程と、前記回転搬送部材に形成した位置決め孔と、前記保持型支持板の分割板の当接面に形成した位置決め用の切り欠き部との位置合せを行う工程と、前記切り欠き部および位置決め孔に位置決め部材を挿通して保持型支持板および保持型の位置決めを行う工程と、その後、ガイドレール下面に落下防止部材を取り付けて位置決め部材の下端を受け止め位置決め部材の落下を防止する工程と、を含むことを特徴とする保持型取付け方法。

技術分野

0001

本発明は、成形装置およびその保持型取付け方法に関し、特に、回転搬送部材に取り付けた保持型によって成形品を複数の成形部に搬送する成形装置およびその保持型取付け方法に関する。

背景技術

0002

従来より、回転搬送部材として、例えば回転板を用い、この回転板の下面に取付けた保持型であるネック型により成形品のネック部を保持した状態で成形品を回転搬送し、成形品を複数の成形部に間欠搬送して一サイクルの成形を行う成形装置が知られている。

0003

このような成形装置においては、特開平6−305002号公報に示されるように、割型から構成されるネック型を分割板で構成される保持型支持板であるネック型支持板にそれぞれ固定し、このネック型支持板を付勢手段によりネック型の型閉じ方向に付勢し、かつ、ネック型支持板の両端部を回転板の下面に設けたガイドレールによって支持するようにしている。

0004

そして、ネック型の取付けに際しては、回転板の下面に予め固定された位置決めピンに対し、ネック型支持板の対向合わせ面に形成した位置決め孔係合させてネック型の位置決めを行うようにしている。

0005

この場合、回転板に固定された位置決めピンに合わせてネック型支持板を下方から上方へ向かって移動させ、位置決めピンをネック型支持板の位置決め孔に通したのち、ネック型支持板の両端をガイドレールで固定するようにしていた。

0006

このように、ネック型支持板を下から支えながら持ち上げ、その持ち上げ状態のままガイドレールを取付けなければならず、そのため、ネック型支持板を射出キャビティ型にのせ、注意しながら射出キャビティ型を上昇させ、ネック型支持板を回転板下面に当接させ、その状態を維持しながらガイドレールを取付けるようにしていた。

発明が解決しようとする課題

0007

前記従来の成形装置にあっては、回転板に予め固定された位置決めピンに対し、ネック型支持板の対向合わせ面に形成した位置決め孔を係合させてネック型の位置決めを行うようにしているため、取付けに際しては、ネック型支持板を下から支えながら持ち上げ、持ち上げ状態を維持しながらガイドレールを取付けなければならず、そのためには回転板の下方位置までネック型支持板を持ち込まなければならず、回転板下方の狭い空間で作業を行わなければならず、作業効率が悪く、作業時間も長くかかるという問題があった。

0008

本発明は、前記従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、保持型の位置決めを確実に行いつつ、保持型の取付け作業を容易に行え、かつ作業時間を短縮化することができる成形装置およびその保持型取付け方法に関する。

課題を解決するための手段

0009

前記目的を達成するため、第1の発明は、回転搬送部材によって成形品を複数の成形部に搬送する成形装置において、前記成形品を保持する割型から構成される保持型と、前記割型の保持型を各々固定する分割板から構成され、かつ付勢部材により前記保持型を型閉じ方向に付勢する保持型支持板と、前記回転搬送部材に取り付けられ、前記保持型支持板の両端部を前記保持型の型開閉方向スライド可能に支持する一対のガイドレールと、前記回転搬送部材に形成した位置決め孔と、前記保持型支持板の分割板の当接面に形成された位置決め用切り欠き部とに挿通される位置決め部材と、前記位置決め部材を固定する固定部材と、を備えることを特徴としている。

0010

第2の発明は、第1の発明において、前記位置決め孔は回転搬送部材の保持型支持板両端部付近対応位置に形成され、前記位置決め用の切り欠き部は保持型支持板の両端部付近に形成されていることを特徴としている。

0011

第3の発明は、第1の発明において、前記固定部材は、前記ガイドレールに固定され、前記位置決め部材の下端を受け止める落下防止部材にて構成されていることを特徴としている。

0012

第4の発明は、第1の発明において、前記回転搬送部材は回転板にて構成されていることを特徴としている。

0013

第5の発明は、第1の発明において、前記保持型支持板には複数の保持型が取り付けられることを特徴としている。第6の発明は、第1の発明において、前記保持型は成形品のネック部を保持するネック型で構成され、合成樹脂製の容器を成形することを特徴としている。

0014

第7の発明は、第6の発明において、前記成形部は少なくとも射出成形部および延伸ブロー成形部を有し、射出延伸ブロー成形により合成樹脂製の容器を成形することを特徴としている。

0015

第8の発明は、第6の発明において、前記成形部は少なくとも容器の耐熱性を向上させるための熱処理部および延伸ブロー成形部を有し、延伸ブロー成形により合成樹脂製の耐熱容器を成形することを特徴としている。

0016

第9の発明は、回転搬送部材の回転駆動によって保持型に保持された成形品を複数の成形部へ搬送する成形装置における保持型の取付け方法において、分割板から構成されそれぞれの分割板に割型からなる保持型を固定した保持型支持板を、前記回転搬送部材の下面に取付けたガイドレールに沿って成形装置の外側から中心に向けてスライド移動させてガイドレールに支持させる工程と、前記回転搬送部材に形成した位置決め孔と、前記保持型支持板の分割板の当接面に形成した位置決め用の切り欠き部との位置合せを行う工程と、前記切り欠き部および位置決め孔に位置決め部材を挿通して保持型支持板および保持型の位置決めを行う工程と、その後、ガイドレール下面に落下防止部材を取り付けて位置決め部材の下端を受け止めて位置決め部材の落下を防止する工程と、を含むことを特徴としている。

0017

前記構成の第1の発明にあっては、回転搬送部材に形成した位置決め孔と、保持型支持板の分割板当接面に形成した位置決め用の切り欠き部とに、位置決め部材を挿通し、位置決め部材を固定部材にて受け止めることにより、保持型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、固定部材は保持型支持板をスライド移動してガイドレールに支持させた後に取付けることができ、ガイドレールに対する保持型支持板の取付け時に位置決め部材が邪魔になるようなことがなく、しかも取付けの手順を簡略化して、取付けの作業効率を向上させることが可能となる。

0018

第2の発明にあっては、保持型支持板の両端部付近で、位置決め孔と位置決め用の切り欠き部とを一致させることで、保持型支持板の位置決めを正確に行うことができる。

0019

第3の発明にあっては、固定部材としての落下防止部材をガイドレールに固定するだけで位置決め部材の落下を防止することができ、簡単な構造で、しかも取付けも容易に行うことができる。

0020

第4の発明にあっては、回転搬送部材として回転板を有する成形装置において、回転板に対する保持型を固定した保持型支持板の位置決めを確実に行いつつ、作業効率のよい取付け状態を確保することができる。

0021

第5の発明にあっては、保持型支持板を位置決め部材によって位置決めすることにより、複数の保持型を一度に確実に位置決めすることができ、しかもその取付けの作業効率も向上させることができる。

0022

第6の発明にあっては、保持型を成形品のネック部を保持するネック型で構成し、合成樹脂製の容器を成形する成形装置において、そのネック型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、その取付けの作業効率も向上させることができる。

0023

第7の発明にあっては、合成樹脂製の容器を成形する射出延伸ブロー成形装置において、ネック型を確実に位置決めすることができ、しかも、その取付け作業効率を向上させることができる。

0024

第8の発明にあっては、合成樹脂製の耐熱容器を成形する成形装置において、ネック型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、その取付け作業効率を向上させることができる。

0025

第9の発明にあっては、回転搬送部材にガイドレールを取付けた状態で、保持型を固定した保持型支持板を成形装置の外側から中心に向けてスライド移動させることで、保持型支持板をガイドレールに支持させることができ、保持型支持板の取付け時に常時保持型支持板を持ち上げ状態で維持している必要がなく、しかも、保持型支持板を回転板下方の狭い空間に持ち込んで作業を行う必要がなく、成形装置の側方からスライドさせることで取付けができるため、取付けの作業効率が向上し、作業時間も短縮できることとなる。

0026

また、保持型の位置決めに際しては、保持型支持板をガイドレールに支持させた状態で、回転搬送部材に形成した位置決め孔と保持型支持板に形成した位置決め用の切り欠き部との位置合わせを行い、これら位置決め孔と切り欠き部に位置決め部材を挿通し、この位置決め部材の下端を落下防止部材により受けとめることで容易に保持型の位置決めを行うことができる。

0027

以下、本発明の好適な実施例について、図面を参照して詳細に説明する。

0028

図1図5は、本発明の一実施例に係る耐熱容器成形用ブロー成形機を示す図である。なお、図3は保持型支持板としてのネック型支持板を分解してその取付け状態を示す分解組立図である。

0029

このブロー成形機は、図4および図5に示すように、成形機台10上に立設したタイロッド12の上端を上部固定板14によって連結固定し、この上部固定板14の下方で上部基盤16がタイロッド12に対しスライド可能に支持され、この上部基盤16の下面中央に接続された昇降駆動装置である駆動シリンダ18によって上部基盤16が昇降可能にされている。

0030

この上部基盤16の下面側に回転搬送部材としての回転板20が、上部基盤16上に取付けた回転駆動装置である回転アクチュエータ22によって所定角度(例えば120度)毎に間欠的に回転可能に設けられている。

0031

従って、回転板20は、上部基盤16の昇降に伴って昇降し、かつ、上部基盤16の下面で回転するようになっている。

0032

回転板20の下面には、図1図3および図5に示すように、割型で構成された複数の保持型であるネック型24,24を開閉可能に支持する分割板から構成された保持型支持板であるネック型支持板26,26が中心から120度の間隔をおいて3箇所に配設され、この複数のネック型24,24にネック部が支持された状態で複数の成形品、例えば容器形状の中間成形品28a、または熱処理後の中間成形品28b(図5参照)あるいは容器である製品30(図2参照)が回転板20の回転に伴って120度間隔毎に間欠駆動し、3ヶ所の位置で停止できるようにされている。

0033

このネック型支持板26,26は、付勢部材54によってネック型24を型閉じ方向に付勢する状態とされている。

0034

付勢部材54は、ネック型支持板26,26をその幅方向において貫通するロッド56と、このロッド56の両端部に装着されてネック型支持板26,26の側面を押圧するコイルスプリング58,58とから構成され、このコイルスプリング58,58の付勢力に抗してネック型支持板26,26を離反方向に押圧することで、ネック型24,24を型開きできるようになっている。

0035

また、ネック型支持板26,26は、回転板20の下面でネック型支持板26,26の取付け位置両端部にその突出側を対向させて取付けられた一対のL字状のガイドレール60によって両端部がネック型24,24の型開閉方向でスライド可能に支持された状態となっている。

0036

さらに、回転板20のネック型支持板26の両端部付近対応位置に位置決め孔62が形成され、この位置決め孔62と対応したネック型支持板26の両端部付近における分割板の当接面64,64に位置決め用の切り欠き部66,66が形成され、この位置決め孔62と切り欠き部66とに下方側から位置決め部材である位置決めピン68が挿通され、この位置決めピン68の下端をガイドレール60の下面に取り付け固定した落下防止部材70にて受け止めることにより、位置決めピン68の落下を防止するようにしている。

0037

このように、位置決めピン68を用いてネック型24,24の位置決めを確実に行えるようにすると共に、この位置決めピン68を後付けできるようにすることで、取付けの作業効率を向上させ得るようになっている。

0038

また、ネック型24,24に保持された成形品の回転板20による回転搬送軌跡に沿って、その停止位置にそれぞれ受取取出部32、熱処理部34およびブロー成形部36が配設され、耐熱容器を成形し得るようになっている。

0039

受取、取出部32は、予めブロー成形した中間成形品28aをネック型24,24によって受け取り、かつ、このネック型24,24によって受け取られた中間成形品28aが熱処理部34およびブロー成形部36を経て成形された製品30が搬送されてきた際にネック型24,24から製品30を外部に取り出すもので、上部基盤16上には、ネック型支持板26,26を開いてネック型24,24を型開きするための型開き機構38が設けられるようになっている。(図4参照)。

0040

熱処理部34は、受取、取出部32で受け取った中間成形品28aがネック型24,24により保持された状態で、回転板22が120度回転して停止する位置に配置され、受取、取出部32で受け取られた中間成形品28aに対し結晶化を促進するための温度に熱処理を加えるもので、回転板20の下方に位置する成形機台10上には、図5に示すように、熱処理を行うための熱処理型40が配設されるようになっている。また、熱処理部34における上部基盤16上には、熱処理用コア型42がコア駆動シリンダ44により昇降してネック型24内に挿入されるようになっている。

0041

また、この熱処理部34においては、熱処理前の中間成形品28aの大きさが最終の製品30よりも若干大きく形成されており、この中間成形品28aに対し熱処理を加えることにより熱処理後の中間成形品28bの大きさが最終の製品30とほぼ同じか若干小さくなるように熱処理を加えるようにしている。

0042

ブロー成形部36は、熱処理部34にて熱処理された成形品がネック型24,24に保持された状態で、回転板20が120度回転して停止される位置に配設されるもので、回転板20の下方に位置する成形機台10上には割型で構成される一対のブローキャビティ型46,46(図5参照)がブロー型締め装置48により型締め、型開閉可能に配設されている。

0043

また、ブロー成形部36における上部基盤16上には、ブローコア型50がブローコア昇降駆動装置52により昇降可能とされ、上部基盤16および回転板20を貫通してブローコア型50がネック型24,24内に挿入可能にされると共に回転板20の回転駆動時にはブローコア型50が回転板20の位置よりも上方に退避できようにされている。

0044

そして、ネック型24,24に保持された中間成形品にブローコア型50を挿入した状態で、ブローキャビティ型46,46をブロー型締め装置48により型締めし、ブローコア型50より中間成形品内にブローエアを導入することによりブロー成形を行って熱処理された中間成形品28bを製品30の形状に形成するようになっている。

0045

次に、前述のブロー成形装置におけるネック型の取付け方法について説明する。

0046

まず、回転板20の下面におけるネック型支持板26の取付け位置両端部に一対のガイドレール60が取付け固定された状態となっている。この場合、ガイドレール60は、L字状に形成されており、その突出側を対向させた状態で取付けられている。

0047

次に、受取、取出部32位置において、回転板20の下面に取付けた一対のガイドレール60にネック型支持板26,26の両端部をのせ、ガイドレール60上をガイドレール60に沿って成形装置の外側から中心に向けてスライド移動させ、ネック型支持板26,26をガイドレール60に支持させる。この場合、ネック型支持板26,26は、分割板のそれぞれに割型からなるネック型24,24を固定し、付勢部材54により一体化され、かつ、ネック型24,24を型閉じ方向に付勢させた状態で、ガイドレール60に支持させる。

0048

このネック型支持板26,26のガイドレール60に対する取付け時には、ネック型支持板26,26を回転板20の下方の狭い空間内に持ち込むことなく成形装置の外側からガイドレール60に沿ってスライドさせてやることにより、容易にガイドレール60上に支持させることができる。従って、作業員1人が持ち上げ可能な程度のネック型支持板26,26であれば、作業員が持ち上げてガイドレール60に沿ってスライドさせればよく、また、作業員1人で持ち上げられないようなネック型支持板26,26であれば、フォークリフト等にネック型支持板26,26をのせ、ガイドレール60の高さまで持ち上げた後、ガイドレール60に対し差し込んでやれば効率良く取付けが行えるものである。

0049

次いで、ネック型支持板26,26をガイドレール60に支持させた状態で、回転板20のネック型支持板26,26の両端部付近対応位置に形成した位置決め孔62と、ネック型支持板26,26の両端部付近における当接面64,64に形成した位置決め用の切り欠き部66,66との位置合わせを行う。この場合、ネック型支持板26,26は、ガイドレール60に支持された状態となっているため、ネック型支持板26,26をガイドレール60上でスライドさせて位置合わせを行えばよく、ネック型支持板26,26を持ち上げ状態で維持しておく必要がなく、位置合わせを効率良く行えることとなる。

0050

次に、位置決め孔62と切り欠き部66,66の位置決めを行った状態で、切り欠き部66,66および位置決め孔62に下方から位置決めピン68を挿通してネック型支持板26,26およびネック型24,24の位置決めを行う。

0051

そして、位置決めピン68を切り欠き部66,66および位置決め孔62に挿通した後、ガイドレール60の下面に落下防止部材70を取付けて位置決めピン68の下端を受け止め、位置決めピン68の落下を防止する。

0052

このように、ネック型支持板26,26をガイドレール60に支持させた後、位置決めピン68によるネック型支持板26,26およびネック型24,24の位置決めを行うようにすることで、ネック型支持板26の位置決めに際し、ネック型支持板26,26を持ち上げ状態で維持しておく必要がなく取付け効率を向上させることができる。

0053

本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。

0054

例えば、前記実施例においては、成形品のネック部を保持するネック型により成形品を搬送して耐熱容器を成形する場合について説明したが、この例に限らず、耐熱容器以外の容器を成形する成形機に適用することもでき、また、容器以外の成形品を成形する成形機にも適用することが可能である。

0055

また、回転板により成形品を射出成形部、温調部、延伸ブロー成形部および製品取出部へと回転搬送して一サイクルの成形工程を行う射出延伸ブロー成形機についても適用し得るものである。

発明の効果

0056

第1の発明によれば、回転搬送部材に形成した位置決め孔と、保持型支持板の分割板当接面に形成した位置決め用の切り欠き部とに、位置決め部材を挿通し、位置決め部材を固定部材にて受け止めることにより、保持型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、固定部材は保持型支持板をスライド移動してガイドレールに支持させた後に取付けることができ、ガイドレールに対する保持型支持板の取付け時に位置決め部材が邪魔になるようなことがなく、しかも取付けの手順を簡略化して、取付けの作業効率を向上させることが可能となるという効果がある。

0057

第2の発明によれば、保持型支持板の両端部付近で、位置決め孔と位置決め用の切り欠き部とを一致させることで、保持型支持板の位置決めを正確に行うことができるという効果がある。

0058

第3の発明によれば、固定部材としての落下防止部材をガイドレールに固定するだけで位置決め部材の落下を防止することができ、簡単な構造で、しかも取付けも容易に行うことができるという効果がある。

0059

第4の発明によれば、回転搬送部材として回転板を有する成形装置において、回転板に対する保持型を固定した保持型支持板の位置決めを確実に行いつつ、作業効率のよい取付け状態を確保することができるという効果がある。

0060

第5の発明によれば、保持型支持板を位置決め部材によって位置決めすることにより、複数の保持型を一度に確実に位置決めすることができ、しかもその取付けの作業効率も向上させることができるという効果がある。

0061

第6の発明によれば、保持型を成形品のネック部を保持するネック型で構成し、合成樹脂製の容器を成形する成形装置において、そのネック型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、その取付けの作業効率も向上させることができるという効果がある。

0062

第7の発明によれば、合成樹脂製の容器を成形する射出延伸ブロー成形装置において、ネック型を確実に位置決めすることができ、しかも、その取付け作業効率を向上させることができるという効果がある。

0063

第8の発明によれば、合成樹脂製の耐熱容器を成形する成形装置において、ネック型の位置決めを確実に行うことができ、しかも、その取付け作業効率を向上させることができるという効果がある。

0064

第9の発明によれば、回転搬送部材にガイドレールを取付けた状態で、保持型を固定した保持型支持板を成形装置の外側から中心に向けてスライド移動させることで、保持型支持板をガイドレールに支持させることができ、保持型支持板の取付け時に常時保持型支持板を持ち上げ状態で維持している必要がなく、しかも、保持型支持板を回転板下方の狭い空間に持ち込んで作業を行う必要がなく、成形装置の側方からスライドさせることで取付けができるため、取付けの作業効率が向上し、作業時間も短縮できるという効果がある。

0065

また、保持型の位置決めに際しては、保持型支持板をガイドレールに支持させた状態で、回転搬送部材に形成した位置決め孔と保持型支持板に形成した位置決め用の切り欠き部との位置合わせを行い、これら位置決め孔と切り欠き部に位置決め部材を挿通し、この位置決め部材の下端を落下防止部材により受けとめることで容易に保持型の位置決めを行うことができるという効果がある。

0066

図面の簡単な説明

0067

図1本発明の一実施例に係る耐熱容器成形用のブロー成形装置におけるネック型支持板を回転板の下方側からみた底面図である。
図2図1のネック型支持板の取付け状態を示す縦断面図である。
図3図1および図2のネック型支持板の取付け状態を示す分解組立図である。
図4本実施例のブロー成形装置を示す平面図である。
図5図4のV-V線に沿うブロー成形装置の縦断面図である。

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0068

20回転板
24ネック型
26 ネック型支持板
54付勢部材
56ロッド
58コイルスプリング
60ガイドレール
62位置決め孔
64 当接面
66切り欠き部
68位置決めピン
70 落下防止部材

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