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技術 低周波治療器

出願人 九州日立マクセル株式会社
発明者 廣重榮一
出願日 1995年3月10日 (25年8ヶ月経過) 出願番号 1995-079672
公開日 1996年9月24日 (24年1ヶ月経過) 公開番号 1996-243175
状態 未査定
技術分野 電気治療装置
主要キーワード 組立て断面図 接続延長 収納構成 固定突片 ダミー印刷 調整ダイアル スイッチ開口 組立形
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月24日)のものです。
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図面 (17)

目的

治療部位低周波電気エネルギー印加して治療する低周波治療器に関し、特に治療子及び駆動制御手段等を一体的に形成した低周波治療器に関し、使用者の治療部位に対して貼布特性が高く且つ簡略に製造することができる低周波治療器を提供することを目的とする。

構成

シート状体で形成された2つの治療子2、3を電池4及び駆動制御部5を収納するケーシング1と一体的に形成することにより、簡略且つコンパクトな構成となり、使用者の治療部位に対して確実に貼付できると共に製造工程を簡略化して製造コストの低減ができる。

概要

背景

従来、この種の低周波治療器として図15に示すものがあった。この図15は従来の低周波治療器の概略外観斜視図を示す。同図において従来の低周波治療器は、ケーシング内に電池及び駆動制御部(図示を省略)を収納した治療器本体200と、この治療器本体200に接続コード301、302を介して接続され、使用者治療部位に若干離隔して各々貼付する2つの導子101、102とを備える構成である。前記治療器本体200は、ケーシングの外側にスイッチ及び出力調整用の調整ダイヤル400が形成され、この調整ダイヤル400の操作により駆動制御部から2つの導子101、102間に低周波電気エネルギー供給制御する構成である。また、前記各導子101、102は、貼布側に側面に電極となる導電部及び導電性粘着パッド積層形成され、この導電部に前記接続コード301、302が各々接続される構成である。

次に、前記構成に基づく従来の低周波治療器の治療動作について説明する。まず、使用者の治療部位近傍に2つの導子101、102の電導部を貼付し、治療器本体200の調整ダイヤル400を操作する。この調整ダイヤル400の操作により、電池からの電力を駆動制御部が低周波電気エネルギーとして2つの導子101、102間に印加する。この低周波電気エネルギーの出力レベルは前記調整ダイヤル400を調整操作することにより加減することができる。このように導子101、102の電導部から使用者の皮膚を介して低周波電気エネルギーが治療部位に供給されて痛み、疲れ等が除去されることとなる。

図16は、他の従来の低周波治療器の概略外観斜視図を示す。この図16において他の従来の低周波治療器は、略円形状ハードケース500内に電池及び駆動制御部(図示を省略)を収納すると共に、前記ハードケース500の外側面に2つの導子501、502が形成され、この2つの導子501、502に駆動制御部から低周波電気エネルギーを供給する構成である。

この他の従来の低周波治療器の使用は、導子501、502が形成される一側面を使用者の治療部位近傍に貼付することにより、2つの導子501、502間に印加される低周波電気エネルギーが使用者の皮膚を介して患部に供給され、この患部の痛み、疲れ等を治療することとなる。

概要

治療部位の低周波電気エネルギーを印加して治療する低周波治療器に関し、特に治療子及び駆動制御手段等を一体的に形成した低周波治療器に関し、使用者の治療部位に対して貼布特性が高く且つ簡略に製造することができる低周波治療器を提供することを目的とする。

シート状体で形成された2つの治療子2、3を電池4及び駆動制御部5を収納するケーシング1と一体的に形成することにより、簡略且つコンパクトな構成となり、使用者の治療部位に対して確実に貼付できると共に製造工程を簡略化して製造コストの低減ができる。

目的

本発明は前記課題を解消するためになされたもので、使用者の治療部位に対して貼布特性が高く且つ簡略に製造することができる低周波治療器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

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請求項1

治療部位に2つの導子を貼布し、当該各導子の一側面に配設される電導部に対して電池からの電力低周波電気エネルギーとして駆動制御部を介して出力する低周波治療器において、前記各導子をシート状体で形成し、当該導子と電池及び駆動制御部を収納するケーシングとを一体的に形成することを特徴とする低周波治療器。

請求項2

前記請求項1に記載の低周波治療器において、前記ケーシングと導子との間に切込み部を形成することを特徴とする低周波治療器。

技術分野

0001

本発明は治療部位低周波電気エネルギー印加して治療する低周波治療器に関し、特に導子及び駆動制御手段等を一体的に形成した低周波治療器に関する。

背景技術

0002

従来、この種の低周波治療器として図15に示すものがあった。この図15は従来の低周波治療器の概略外観斜視図を示す。同図において従来の低周波治療器は、ケーシング内に電池及び駆動制御部(図示を省略)を収納した治療器本体200と、この治療器本体200に接続コード301、302を介して接続され、使用者の治療部位に若干離隔して各々貼付する2つの導子101、102とを備える構成である。前記治療器本体200は、ケーシングの外側にスイッチ及び出力調整用の調整ダイヤル400が形成され、この調整ダイヤル400の操作により駆動制御部から2つの導子101、102間に低周波電気エネルギーを供給制御する構成である。また、前記各導子101、102は、貼布側に側面に電極となる導電部及び導電性粘着パッド積層形成され、この導電部に前記接続コード301、302が各々接続される構成である。

0003

次に、前記構成に基づく従来の低周波治療器の治療動作について説明する。まず、使用者の治療部位近傍に2つの導子101、102の電導部を貼付し、治療器本体200の調整ダイヤル400を操作する。この調整ダイヤル400の操作により、電池からの電力を駆動制御部が低周波電気エネルギーとして2つの導子101、102間に印加する。この低周波電気エネルギーの出力レベルは前記調整ダイヤル400を調整操作することにより加減することができる。このように導子101、102の電導部から使用者の皮膚を介して低周波電気エネルギーが治療部位に供給されて痛み、疲れ等が除去されることとなる。

0004

図16は、他の従来の低周波治療器の概略外観斜視図を示す。この図16において他の従来の低周波治療器は、略円形状ハードケース500内に電池及び駆動制御部(図示を省略)を収納すると共に、前記ハードケース500の外側面に2つの導子501、502が形成され、この2つの導子501、502に駆動制御部から低周波電気エネルギーを供給する構成である。

0005

この他の従来の低周波治療器の使用は、導子501、502が形成される一側面を使用者の治療部位近傍に貼付することにより、2つの導子501、502間に印加される低周波電気エネルギーが使用者の皮膚を介して患部に供給され、この患部の痛み、疲れ等を治療することとなる。

発明が解決しようとする課題

0006

従来の低周波治療器は以上のように構成されていたことから、図15の場合には治療器本体200と導子101、102とが別体をして構成されることとなり、装置自体が大型且つ複雑化し、製造コストも上昇するという課題を有する。また、導子101、102が接続コード301、302を介して治療器本体200に接続されていることから、使用者の治療部位における皮膚に導子101、102を貼付すると共に、被服の外側に接続コード301、302を引き出して治療器本体200側の調整ダイヤル400で操作しなければならず、使用勝手が悪いという課題を有する。

0007

また、図16記載の他の従来の低周波治療器においては、電池及び駆動制御部を収納したハードケース500の外側面に2つの導子501、502を形成することから、この2つの導子501、502を使用者の治療部位に貼付した場合に脱落し易いという課題を有する。特に、治療部位が人体屈曲部位又は端部のような場合には、導子501、502が治療部位に対する密着性が悪く離脱するという課題を有する。また、この従来の低周波治療器はハードケース500を製造してこのハードケース500内に別途形成した電池及び駆動制御部を組込んで収納し、さらにハードケース500の外側に別途形成した2つの導子501、502を配設して形成することから、製造工程が複雑化すると共に、製造コストも上昇するという課題を有する。

0008

本発明は前記課題を解消するためになされたもので、使用者の治療部位に対して貼布特性が高く且つ簡略に製造することができる低周波治療器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明に係る低周波治療器は、治療部位に2つの導子を貼布し、当該各導子の一側面に配設される電導部に対して電池からの電力を低周波電気エネルギーとして駆動制御部を介して出力する低周波治療器において、前記各導子をシート状体で形成し、当該導子と電池及び駆動制御部を収納するケーシングとを一体的に形成するものである。また、本発明に係る低周波治療器は必要に応じて、ケーシングと導子との間に切込み部を形成するものである。

0010

本発明においては、シート状体で形成された2つの導子を電池及び駆動制御部を収納するケーシングと一体的に形成することにより、簡略且つコンパクトな構成となり、使用者の治療部位に対して確実に貼付できると共に製造工程を簡略化して製造コストの低減ができる。

0011

また、本発明においては、一体的に形成された2つの導子とケーシングとの間に切込み部を形成することにより、ハードに形成されるケーシングから部分的に切離して導子の変形の自由度を向上させることとなり、使用者のいかなる治療部位に対してもより密着した貼布ができる。

0012

(本発明の一実施例)以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。この図1は本実施例に係る低周波治療器の分解外観斜視図、図2図1のA−A線及びB−B線の組立て断面図を示す。

0013

前記各図において本実施例に係る低周波治療器は、電池4及び駆動制御部5を内部に収納するケーシング1と、このケーシング1の両側方延出するシート状体で形成される導子2、3とを備える構成である。このケーシング1は、一側面を開放状態筐体で形成され、この筐体の左右両端部に前記導子2、3を一体的に延出させ、この延出する基部近傍接続孔10a、10bが形成されると共に、筐体内の二箇所に前記駆動制御部5を固定する固定突片10c、10dが形成されるケース本体10と、このケース本体10における筐体と一体的に形成される可撓性を有する接続部11aにより接続され、3箇所に前記ケース本体10と係合する係合突片11b、11c、11dが形成されるケース蓋体11とを備える構成である。このケース蓋体11は、一側面を開放状態の筐体で形成され、この筐体の略中央において外側に膨出する2つの凸状部11e、11fを有し、この2つの凸状部11e、11fの部分が外からの押圧力により潜入自在となるように他の部分より薄肉状に形成される構成である。また、このケース蓋体11は凸状部11e、11fに隣接して内側からの光を透過する程度の厚みとなるように他の部分より肉薄状に形成される透過窓部110e、110fが形成される。また、この透過窓部110e、110fは、肉薄状に形成することなく透明媒質で形成することもできる。

0014

前記導子2(又は3)は、一側面に電極となる導電部21(又は31)が略全面に形成され、この導電部21(又は31)の一部が前記ケース本体10の接続孔10a(又は10b)まで延出するように配設される構成である。また、導電部21(又は31)の上側に積層して粘着性及び導電性を有する貼着パッド22(又は32)が塗付され、前記ケース本体10との境界に切込み部2a、2b(又は3a、3b)が形成される構成である。

0015

前記駆動制御部5は、基板51上にプリント配線された導電膜52が形成され、この導電膜52の所定箇所押ボタンスイッチ53a、制御スイッチ53b及び制御回路54が配設されると共に、前記ケース本体10に取付けた場合に接続孔10a、10bと一致する取付接続孔55a、55bが形成される構成である。また、この基板51には導電性の弾性体で形成される接続電極56が配設され、この接続電極56と導電膜52との間で前記電池4を挾持して接続する構成である。また、前記基板51上には押ボタンスイッチ53a、制御スイッチ53bに隣接して各々のスイッチング状態を表示するLED530a、530bが配設され、このLED530a、530bからの表示光が前記透過窓部110e、110fから透過して各スイッチングの状態を確認することができる。

0016

次に前記構成に基づく本実施例に係る低周波治療器の製造工程を図1及び図2と共に図3及び図4を参照して説明する。まず、図3(A)、(B)に示すようにケーシング1がケース本体10とケース蓋体11とが開蓋した展開状態で、導子2、3と共に略二次元平面状に一体的に射出形成加工又はプレス加工等により形成される。なお、このケーシング1及び導子2、3は紙、シート剤、P.P.、ポリウレタン、布、ゴム等により形成することもできる。

0017

この一体形成されたケーシング1及び導子2、3の基材の表面側に対して、導電性材料で形成される導電部21、31を配設する。この導電部21、31は図4に示すように予め導電性塗料印刷された転写フィルム7として複数形成することもできる。この転写フィルム7の場合における導電部21、31は、図4に示すように前記ケーシング1及び導子2、3を一体形成する金型6の内部に通し、この形成に際して同時に形成品の基材に対して転写することもできる。この導電部21、31の転写と共にケース蓋体11の表面側にブランド名、スイッチの名称使用説明等を同時に転写・印刷することができる。

0018

前記導電部21、31が導子2、3の裏面に転写された基材は、図5に示すようになる。この転写された導電部21、31は導子2、3の裏面の全領域に配設されると共に、ケース本体10の裏面側における接続孔10a、10bの周囲部分にまで延出して形成される。

0019

次に、前記導電部21、31が形成された基材のケース本体10には、前記図1に示すように駆動制御部5の回路基板が装着され、裏面側から接続孔10a、10b及び駆動制御部5の取付孔55a、55bに導電性の鳩目12a、12bを挿通すると共に、この鳩目12a、12bの端部を加締めることにより固定する。この固定された鳩目12a、12bの裏面外側から絶縁シート12cを接着する。このケース本体10に装着された駆動制御部5の導電膜52及び接続電極56の間に電池4を挾持状態で接続固定する。さらに、前記駆動制御部5及び電池4が装着されたケース本体10に対してケース蓋体11を図1に示すように回動させて閉蓋固定することにより、ケーシング1内に駆動制御部5及び電池4を収納することとなる。

0020

(本発明の他の実施例)図6は他の実施例に係る低周波治療器の組立態様図、図7図6に記載の低周波治療器の外観斜視図を示す。前記各図において本実施例に係る低周波治療器は、前記図1に記載の実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を一体的に形成する構成とし、このケーシング1への駆動制御部5及び電池4の収納構成を異すると共に、ケーシング1に対する導子2、3の取付構造を異にする構成である。このケーシング1は、略中央部分に押ボタンスイッチ53a(又は制御スイッチ53b)を挿通するスイッチ開口部13aを有する平板状のケース本体13と、このケース本体13と、このケース本体13の一側端部から屈曲自在の折目線14aを介して延出する平板状に形成されるケース蓋体14とを備える構成である。このケース本体13は、内側面に前記導子2、3に形成される導電部21、31から延出して形成される導電接続部21a、31aと、この導電接続部21a、31aとこの外周領域に積層して前記駆動制御部5を接着するために導電性の接着剤等が塗布される接着部21c、31cとを備える構成である。前記ケース蓋体14は、屈曲した際にケース本体13に対向する側面に接着剤が塗布される構成である。また、前記接着部21c、31cは導電接続部21a、31aの外周領域のみに導電性のない接着剤を塗布して構成することもでき、この場合の導電接続部21a、31aを他の領域より若干隆起した状態で形成することが望ましい。

0021

前記導子2、3は、略く字形状に各々屈曲してケース本体13に取付けられ、この取付接続部分の境界に切込み部2a・2b、3a・3bが形成される構成である。また、前記ケーシング1内に収納される駆動制御部5は、前記ケース本体13の電導接続部21a、31aに対応する位置に導電膜52に接続される電導性回路側接続部55c、55dが形成される構成である。

0022

次に、前記構成に基づく本実施例の組立動作について説明する。まず、ケーシング1及び導子2、3は前記図1に記載の実施例と同様に形成される。このケーシング1のケース本体13と駆動制御部5とは、導電接続部21a、31aに回路側接続部55c、55dが一致して導通接触するように接着部21c、31cにより一体的に接着固定される。

0023

この駆動制御部5がケース本体13に固着された後に、ケース蓋体14が折り目線14aで屈曲して接着剤が塗付された一側面が駆動制御部5の裏面側に接着し、ケーシング1が形成されると共に、このケーシング1内に駆動制御部5が収納されることとなる。この状態を図7に示す。

0024

図8は他の実施例に係る低周波治療器の組立前の外観斜視図、図9図8に記載の低周波治療器の組立工程図を示す。前記各図において本実施例に係る低周波治療器は、前記図1及び図7に記載の実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を備えて構成し、この導子2、3の構成を異にする。この導子2(又は3)は、一側の表面側に導電部21(又は31)が形成される本体シート基板23(又は33)と、この本体シート基板23(又は33)に連続して一体的に形成され、導電部21(又は31)から一部延出する導電性の接続延長部23a(又は33a)が表面側に形成される接続シート基板24(又は34)とを備える構成である。この接続シート基板24(又は34)の接続延長部23a(又は33a)から、さらにケーシング1内に延出する接続導体部23b(又は33b)がケース本体10(又はケース蓋体11)に形成される構成である。この接続導体部23b(又は33b)の外周辺及び上層には、前記図6の実施例と同様に導電性の接着剤等が塗布されて形成される接着部21c(又は31c)が配設される。また、この接着部21c(又は31c)は前記図6と同様に接続導体部23b(又は33b)の外周縁部にのみ形成することができ、この場合も接続導体部23b(又は33b)をやや突出させて形成することが望ましい。

0025

次に、前記構成に基づく本実施例の組立動作を図9を参照して説明する。まず、前記各実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を作成する。この導子2、3の本体シート基板23、33を表面から裏面に(図示矢印方向)向かって図9中に示す鎖線24a、34aの位置から屈曲し、本体シート基板23、33と接続シート基板24、34とをその各裏面を相互に接着する。この本体シート基板23、33と接続シート基板24、34との屈曲・接着に際して、その屈曲部分に例えば円柱状等の折曲緩衝部24c、34cを介在させて構成することもできる。このように折曲緩衝部24c、34cを配設することにより、本体シート基板23、33と接続シート基板24、34との境界部分での屈曲による損傷を防止することができる。

0026

この本体シート基板23、33の折曲げ動作の後に、裏面側に位置することとなった導電部21、31の上側から導電性且つ粘着性を有する粘着パッド22、32を積層形成する。さらに、ケーシング1への駆動制御部5及び電池4の装着は、前記本体ケース基板23、33の屈曲形成の前又は後のいずれかで行なうことができる。

0027

図10は他の実施例に係る低周波治療器のケーシング及び導子の展開裏面図、図11図10に記載の低周波治療器の組立態様図である。前記各図において本実施例に係る低周波治療器は、前記図1に記載の実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を一体的に形成する構成とし、このケーシング1と導子2、3との各構成を異にする。

0028

このケーシング1は、平板上のケース本体10と、このケース本体10の一側端から枠体の四周辺一辺となる平板が一体的に延出し、他の三辺の平板が枠体として立体的外周端部に形成されて略筐体状のケース蓋体11とを備える構成である。このケース蓋体11は、前記枠体における三辺の平板のうち対向する二つの中央端部に形成される収納切欠部114a、114bと、表面板体の略中央に円形状に穿設される二つの開口部111、112と、表面板体の組立時に表面となる面(展開時には裏面となる面)に印刷されるブランド名113a及びスイッチ名113b等の印字部分113とを備える構成である。

0029

前記導子2(又は3)は、裏面の略全量域に亘って導電部21(又は31)が形成され、前記ケース本体10に切込み部2a、2b(又は3a、3b)を介して連続的に形成される本体シート基板25(又は35)と、この本体シート基板25(又は35)に屈曲線25aを介して板体で一体的に形成され、この板体の裏面側(組立形成後は表面側となる)の略中央に前記本体シート基板25(又は35)の導電部21(又は31)から塗布又は貼着等による導電性の接続延長部26a(又は36a)が形成されると共に、この接続延長部26a(又は36a)の両側に複数の長円形状の模様からなるダミー印刷部26b(又は36b)が形成される接続シート基板26b(又は36)と、裏面(組立形成後は表面側となる)の略中央領域に塗布又は貼着等による導電性材の接続導体部27a(又は37a)が形成され、前記接続シート基板26(又は36)に切込み部27b、27c(又は37b、37c)を介して連続的に形成される導体シート基板27(又は37)とを備える構成である。

0030

次に、前記構成に基づく本実施例の形成・組立動作について説明する。まず、図10に示すようにケーシング1及び導子2、3が一体的に略二次元平面状の板状体として形成され、この板状体の裏面側に前記導電部21、31と、接続延長部26a、36aと、接続導体部27a(又は37a)を印刷形成し、この印刷形成と同時にケース本体10の表面(展開状態では裏面側に位置する。)にブランド名113a及びスイッチ名113b等の印字部分113を転写・印刷により形成する。

0031

次に、図11に示すように導子2、3における接続シート基板26、36を図示矢印方向A、B方向に屈曲線25a、35aの位置から本体シート基板25、35の表面側へ折曲する。この折曲した接続シート基板26、36の上から図示矢印Cとして示すように制御駆動部5を載置する。この制御駆動部5の裏面側に形成される回路側接続部55e、55fに図示を省略する導電性の接着剤が積層されて塗布される。前記制御駆動部5の載置に際して、この回路側接続部55e、55fを、前記接続シート基板26、36に折曲によりケース本体10上の表面側に位置することとなった導体シート基板27、37の接続導体部27a、37aへ接触押圧することによりワンタッチ導通状態で接続することができる。

0032

さらに、図11中の矢印Dで示すようにケース本体10を回動させつつ端部を屈曲させ、ケーシング1の形成と共に、このケーシング1内に制御駆動部5を収納する。このケーシング1の形成に際して、ケース蓋体11に形成される収納切部114a、114bに接続シート基板26、36と導体シート基板27、37との連結部分が係合してケース本体10に対するケース蓋体11の密着気密性を向上させている。

0033

このように、ケーシング1及び導子2、3が一体的に形成される略二次元平面状の板状体の片面の印刷により、印刷形成される導電部21、31、接続延長部26a、36b、接続導体部27a、37a、ブランド名113a、スイッチ名113b等の総てのものが製造工程における単一動作で完了することとなる。また、これと同時に、各部分の電気的な接続を折曲、載置等の動作と同時に行なうことができる。

0034

図12は他の実施例に係る低周波治療器の外観斜視図を示す。同図において本実施例に係る低周波治療器は、前記各実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を共通して備え、このケーシング1の外形形状を異にする構成である。このケーシング1は、円形状のケース本体10及びケース蓋体11で形成され、このケース本体10の両側に形成される導子2、3の接続部2c、3cの中心を結ぶ線分上に押ボタンスイッチ53a及び制御スイッチ53bが配設される構成である。

0035

前記円板上のケーシング1の直径寸法は、導子2、3の幅と同じ長さ、又は導子2、3の幅と異なる長さで構成することもできる。このように、ケーシング1の外形を円板形状で構成したことから、使用に際して装着感を良好なものとすることができる。

0036

図13は他の実施例に係る低周波治療器の外観斜視図、図14図13に記載の低周波治療器の正面図・側面図・背面図を示す。前記各図において本実施例に係る低周波治療器は、前記各実施例と同様にケーシング1及び導子2、3を共通して備え、ケーシング1に押ボタンスイッチ2、3を共通して備え、ケーシング1に押ボタンスイッチ53a及び制御スイッチ53bを設けることなく調整ダイアル53cを設け、さらにケーシング1及び導子2、3の境界に形成される切込み部2c、3cを一側の単一でのみ形成したことを異にする構成である。

0037

前記ケーシング1のケース蓋体11は、端部に屈曲自在に開放する電池交換部11gが形成される構成である。また、前記ケース本体10及びケース蓋体11には、各々対応する側方位置に周辺部分を凹溝状とする開口部10d、11bが形成される。このケース本体10及びケース蓋体11が組合わされてケーシング1となった場合に、開口部10d、11bから前記調整ダイアル53cの円形端部が露出する構成である。このようにケーシング1の側方から調整ダイアル53cを露出させることにより、使用時における外部からの押圧力を受けた場合に低周波電気エネルギーの出力停止又は出力量が変化するという不都合を防止することができる。

発明の効果

0038

以上のように本発明においては、シート状体で形成された2つの導子を電池及び駆動制御部を収納するケーシングと一体的に形成することにより、簡略且つコンパクトな構成となり、使用者の治療部位に対して確実に貼付できると共に製造工程を簡略化して製造コストの低減ができるという効果を奏する。また、本発明においては、一体的に形成された2つの導子とケーシングとの間に切込み部を形成することにより、使用者のいかなる治療部位に対してもより密着した貼布ができるという効果を有する。

図面の簡単な説明

0039

図1本発明の一実施例に係る低周波治療器の分解外観斜視図である。
図2図1に記載の低周波治療器におけるA−A線及びB−B線の組立断面である。
図3図1に記載の低周波治療器の製造工程におけるケーシング及び導子の正面図及び背面図である。
図4図1に記載の低周波治療器の製造工程における形成及び転写態様図である。
図5図1に記載の低周波治療器の製造工程における転写後のケーシング及び導子の正面図である。
図6本発明の他の実施例に係る低周波治療器の組立態様図である。
図7図6に記載の低周波治療器のおける組立後の外観斜視図である。
図8本発明の他の実施例に係る低周波治療器の組立前の外観斜視図である。
図9図8に記載の低周波治療器の組立工程図である。
図10本発明の他の実施例に係る低周波治療器におけるケーシング及び導子の展開裏面図である。
図11図10に記載の低周波治療器の組立態様図である。
図12本発明の他の実施例に係る低周波治療器の外観斜視図である。
図13本発明の他の実施例に係る低周波治療器の外観斜視図である。
図14図11に記載の低周波治療器の正面図・側面図・背面図である。
図15従来の低周波治療器の概略外観斜視図である。
図16他の従来の低周波治療器の概略外観斜視図である。

--

0040

1ケーシング
2、3導子
2a、2b、3a、3b 切込み部
4電池
5制御駆動部
6金型
7転写フィルム
10、13ケース本体
10a、10b接続孔
10c、10d固定突片
11、14ケース蓋体
11a 接続部
11b、11c、11d係合突片
11e、11f 凸状部
12a、12b鳩目
21、31導電部
21a、21b、31a、31b導電接続部
21c、31c接着部
22、32粘着パッド
23、25、33、35本体シート基板
23a、26b、33a、36b接続延長部
23b、27a、33b、37a接続導体部
24、26、34、36接続シート基板
24c、34c折曲げ緩衝部
27、37導体シート基板
53a押ボタンスイッチ
53b 制御スイッチ
55a、55b取付接続孔

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