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技術 配線・布線作業の負荷計算方法及び装置、並びに配線・布線作業管理システム

出願人 株式会社東芝
発明者 玉田和寿
出願日 1995年3月1日 (25年8ヶ月経過) 出願番号 1995-042140
公開日 1996年9月13日 (24年2ヶ月経過) 公開番号 1996-235404
状態 未査定
技術分野 タイムレコーダ・稼動の登録 タイムレコーダ、ドライブレコーダ、入出管理
主要キーワード 付加内容 電線種類 設計項目 負荷度 指示作業 全作業者 収集ファイル 人員データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

目的

作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことのできる配線布線作業負荷計算方法及び装置、並びに配線・布線作業管理システムを提供する。

構成

電線1本当たりの電線負荷を、負荷度合と負荷内容とに基づいて計算し、この電線負荷と設計データとに基づいて標準作業時間を計算し、作業者が布線作業を行う毎に、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正し、次回の電線負荷の計算に用いるようにする。この場合、配線、布線作業に関する作業者の個人情報をも加味して電線負荷を計算し、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて個人情報の設定値更新して次回の電線負荷の計算に供する。

概要

背景

制御盤等の作成時に、配線布線に関する指示は、設計部門からの設計図電線の種類、長さ、径、端末端子の種類、設計図上の配線、布線位置を記した作業指示データとを作業者に渡すだけであった。つまり、作業の開始から終了までの間に、一作業者に対して作業開始時に一度だけしか作業指示を与えてはいなかった。

概要

作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことのできる配線・布線作業負荷計算方法及び装置、並びに配線・布線作業管理システムを提供する。

電線1本当たりの電線負荷を、負荷度合と負荷内容とに基づいて計算し、この電線負荷と設計データとに基づいて標準作業時間を計算し、作業者が布線作業を行う毎に、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正し、次回の電線負荷の計算に用いるようにする。この場合、配線、布線作業に関する作業者の個人情報をも加味して電線負荷を計算し、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて個人情報の設定値更新して次回の電線負荷の計算に供する。

目的

本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことのできる配線・布線作業の負荷計算方法及び装置、並びに配線・布線作業管理システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

制御盤等の内部に配線布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算する配線・布線作業負荷計算方法であって、電線の種類、長さ、直径及び端末端子の種類等の多数の設計項目のうち、電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対して、相対的な負荷度合を設定すると共に、設計項目の内容に応じた負荷内容を設定し、記憶された前記負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算し、設計データと前記電線負荷とに基づき、所定量の配線・布線に対応した標準作業時間を計算し、作業者が前記所定量の配線、布線作業を行う毎に、実際の作業時間と前記標準作業時間との相違に応じて前記負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正し、次回に1本当たりの電線負荷を計算するに際し、修正された前記負荷度合及び負荷内容を用いることを特徴とする配線・布線作業の負荷計算方法。

請求項2

配線、布線作業に関する作業者の個人情報を設定し、前記標準作業時間を設定された前記作業者の個人情報をも加味して計算し、実際の作業時間と前記標準作業時間との相違に応じて前記個人情報の設定値更新して次回の電線負荷の計算に供する、ことを特徴とする請求項1に記載の配線・布線作業の負荷計算方法。

請求項3

制御盤等の内部に配線、布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算する配線・布線作業の負荷計算装置であって、電線の種類、長さ、直径及び端末の端子の種類等の多数の設計項目のうち、電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対して、相対的な負荷度合を設定すると共に、設計項目の内容に応じた負荷内容を設定する手段と、記憶された前記負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算する手段と、設計データと前記電線負荷とに基づき、所定量の配線・布線に対応した標準作業時間を計算する手段と、作業者が前記所定量の配線、布線作業を行う毎に、実際の作業時間と前記標準作業時間との相違に応じて前記負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正する手段と、を備え、次回に1本当たりの電線負荷を計算するに際し、修正された前記負荷度合及び負荷内容を用いることを特徴とする配線・布線作業の負荷計算装置。

請求項4

配線、布線作業に関する作業者の個人情報を設定する手段と、前記標準作業時間を設定された前記作業者の個人情報をも加味して計算する手段と、実際の作業時間と前記標準作業時間との相違に応じて前記個人情報の設定値を更新して次回の電線負荷の演算に供する手段と、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の配線・布線作業の負荷計算装置。

請求項5

制御盤等の内部に配線、布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算し、この電線負荷を用いて配線、布線の作業を管理するシステムであって、配線、布線の設計データ、電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対する相対的な負荷度合データ、前記設計項目の内容に応じた負荷内容データ、1本当たりの電線負荷データ、配線、布線の作業を指示する作業データ及び作業者個人技術力に関する人員データを記憶する記憶手段と、記憶された前記負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算して前記記憶手段に記憶させる電線負荷計算手段と、記憶された設計データ、1本当たりの電線負荷データ、作業データ及び人員データに基づいて標準作業時間を計算し、この標準作業時間に従った作業指示リストを作成する作業指示作成手段と、前記作業指示リストの標準作業時間と実際の作業時間とを比較する比較手段と、作業者が前記作業指示リストに従って作業を行う毎に、前記比較手段の比較結果に応じて1本当たりの電線負荷を計算すると共に、前回計算された1本当たりの電線負荷を今回計算された1本当たりの電線負荷によって修正し、かつ、前記比較手段の比較結果によって前記人員データに相違があったときその修正を行う修正値演算手段と、を備えたことを特徴とする配線・布線作業管理システム。

技術分野

0001

本発明は、制御盤等の内部に配線布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算する配線・布線作業負荷計算方法及び装置、並びに配線、布線作業を管理する配線・布線作業管理システムに関する。

背景技術

0002

制御盤等の作成時に、配線、布線に関する指示は、設計部門からの設計図と電線の種類、長さ、径、端末端子の種類、設計図上の配線、布線位置を記した作業指示データとを作業者に渡すだけであった。つまり、作業の開始から終了までの間に、一作業者に対して作業開始時に一度だけしか作業指示を与えてはいなかった。

発明が解決しようとする課題

0003

上記のような作業指示は、作業の開始から終了まで一括した指示であったため、作業の進捗状況を把握し難く、作業指示の調整が適切にできないと言う問題があった。また、配線、布線作業は作業者の実際的な知識(ノウハウ)に依存する度合いが高いため、適切な作業指示を与え難いと言う問題もあった。

0004

本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことのできる配線・布線作業の負荷計算方法及び装置、並びに配線・布線作業管理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明に係る配線・布線作業の負荷計算方法及び装置は、制御盤等の内部に配線、布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算するものであって、電線の種類、長さ、直径及び端末の端子の種類等の多数の設計項目のうち、電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対して、相対的な負荷度合を設定すると共に、設計項目の内容に応じた負荷内容を設定し、記憶された負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算し、設計データと電線負荷とに基づき、所定量の配線・布線に対応した標準作業時間を計算し、作業者が所定量の配線、布線作業を行う毎に、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正し、次回に1本当たりの電線負荷を計算するに際し、修正された負荷度合及び負荷内容を用いるようにする。

0006

好ましくは、配線、布線作業に関する作業者の個人情報を設定し、標準作業時間を設定された作業者の個人情報をも加味して計算し、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて個人情報の設定値更新して次回の電線負荷の計算に供するようにする。

0007

また、本発明に係る配線・布線作業管理システムは、制御盤等の内部に配線、布線が行われる電線1本当たりの仕事量を時間に換算した電線負荷として計算し、この電線負荷を用いて配線、布線の作業を管理するシステムであって、配線、布線の設計データ、電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対する相対的な負荷度合データ、設計項目の内容に応じた負荷内容データ、1本当たりの電線負荷データ、配線、布線の作業を指示する作業データ及び作業者個人技術力に関する人員データを記憶する記憶手段と、記憶された負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算して記憶手段に記憶させる電線負荷計算手段と、記憶された設計データ、1本当たりの電線負荷データ、作業データ及び人員データに基づいて標準作業時間を計算し、この標準作業時間に従った作業指示リストを作成する作業指示作成手段と、作業指示リストの標準作業時間と実際の作業時間とを比較する比較手段と、作業者が作業指示リストに従って作業を行う毎に、比較手段の比較結果に応じて1本当たりの電線負荷を計算すると共に、前回計算された1本当たりの電線負荷を今回計算された1本当たりの電線負荷によって修正し、かつ、比較手段の比較結果によって人員データに相違があったときその修正を行う修正値演算手段とを備える。

0008

本発明に係る配線・布線作業の負荷計算方法及び装置においては、電線1本当たりの電線負荷を、負荷度合と負荷内容とに基づいて計算し、この電線負荷と設計データとに基づいて標準作業時間を計算し、作業者が布線作業を行う毎に、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて負荷度合及び負荷内容の少なくとも一方を修正し、次回に電線負荷の計算に用いるようにしたので、作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことができる。

0009

この場合、配線、布線作業に関する作業者の個人情報をも加味して電線負荷を計算し、実際の作業時間と標準作業時間との相違に応じて個人情報の設定値を更新して次回の電線負荷の計算に供することによって、作業者毎に作業の進捗状況の把握、作業指示及び調整を行うことができる。

0010

また、本発明に係る配線・布線作業管理システムにおいては、負荷度合及び負荷内容に基づいて1本当たりの電線負荷を計算して初期設定データとして記憶させると共に、この電線負荷、設計データ、作業データ及び人員データに基づいて標準作業時間を計算し、この標準作業時間に従った作業指示リストを作成し、このリストの標準作業時間と実際の作業時間との相違があると、電線負荷及び人員データの修正を行うので、電線負荷と人員データとが逐次修正されることになり、これによって、作業者毎に作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことができる。

0011

以下、本発明を図面に示す実施例によって詳細に説明する。図1は本発明の配線・布線作業の負荷計算方法を実施する配線・布線作業管理システムの機能ブロック図である。同図において、記憶手段11は電線負荷に大きく関係する主要な設計項目に対する相対的な負荷度合を示す負荷度合データ、負荷の内容を示す負荷内容データ、電線1本当たりの電線負荷データ、設計データ、作業指示のための作業データ、及び作業者の技術情報を示す人員データを格納するものである。電線負荷計算手段12は記憶された負荷度合データ及び負荷内容データに基づいて時間に換算した電線1本当たりの仕事量を電線負荷として計算し、電線負荷データとして記憶手段11に記憶させるものである。作業データ作成手段13は記憶された電線負荷データ及び設計データに基づいて標準作業時間を計算し、作業データとして記憶手段11に記憶させるものである。作業指示作成手段14は作業データ及び人員データを参照して作業者の作業指示リスト15を作成するものである。比較手段17は計時手段16を付帯し、計時手段16で指示された作業時間と実際の作業時間とを比較するもので、その比較結果を修正値演算手段18に与えるものである。修正値演算手段18は比較された時間差に応じて負荷度合データの修正値、負荷内容データの修正値及び人員データの修正値を計算するものである。データ更新手段19は計算された修正値に応じて記憶手段11の記憶内容を更新するものである。

0012

上記のように構成された本実施例の動作について以下に説明する。電線負荷に関係する要素として、電線の種類、長さ、直径及び端末の端子の種類等の多数の設計項目がある。このうち、「電線の種類」、「電線の長さ」及び「端子の種類」の3つに着目した場合、下記の表1に示すように、負荷の度合、すなわち、全体の和が「100」になるようにパーセントで表示される負荷の重みを設定し、負荷度合データとして記憶手段11に記憶させる。

0013

ID=000003HE=025 WI=088 LX=0610 LY=0800
一方、電線の種類として仕事量の多いもの、少ないものがあるため、その種類に応じて適切に数値化する。また、電線の長短によっても仕事量が異なり、さらに、端子の種類によって仕事量も異なるので、それぞれ適切に数値化する。これら、数値化された値を本明細書では負荷内容と称し、下記の表2に示すように、負荷内容データを記憶手段11に記憶させる。

0014

ID=000004HE=035 WI=082 LX=0640 LY=1300
電線負荷計算手段12は設計に用いられる電線毎に次の演算を行って1本当たりの電線負荷を演算して、電線負荷データとして記憶手段11に記憶させる。

0015

電線負荷={(種類負荷×負荷度合)+(長さ負荷×負荷度合)
+(端子負荷×負荷度合)}×単位時間(time)
因みに、表1に示した負荷度合と、表2に示した負荷内容に従って電線A,B,Cについて1本当たりの電線負荷,すなわち、1本当たりの作業時間を計算すると、下式のようになり、その結果を示すと表3のようになる。

0016

電線Aの負荷={(1.00×0.5)+(1.00 ×0.3)+(1.00 ×0.2)} ×(time)
=1.00×(time)
電線Bの負荷={(1.10×0.5)+(1.50 ×0.3)+(0.50 ×0.2)} ×(time)
=1.10×(time)
電線Cの負荷={(0.50×0.5)+(3.00 ×0.3)+(0.10 ×0.2)} ×(time)
=1.17×(time)

0017

ID=000005HE=030 WI=082 LX=0640 LY=2350
なお、表3中の単位時間(time) は適切に定めるものとし、例えば、「1」とすることによって、それ以降の計算が容易化される。そこで、作業データ作成手段13は電線A,B,Cがそれぞれ何本存在するかという設計データと上記電線負荷データとに基づいて標準的な作業時間を設定する作業データを作り、記憶手段11に記憶させる。記憶手段11には作業者個人の技術力を示す人員データが格納されており、作業指示作成手段14はこの人員データと前述の作業指示データとを用いて、作業者に対する作業指示リスト15を作成する。作業者はこの作業指示リスト15に従って作業し、その結果を報告する。この場合、作業指示リスト15に必要事項記入し、その内容を読取るようにすればよい。比較手段17は時計等の計時手段16を有し、作業指示リスト15の内容から、実際の作業時間と指示された時間とを比較する。そこで、修正値演算手段18はこれら時間の相違に対応して、負荷度合データ、負荷内容データ及び人員データのうちの一つ又は複数のデータの修正値を演算し、これに応じてデータ更新手段19が記憶手段11の内容を更新して、次回の作業データ及び作業指示リストの作成に供する。

0018

なお、修正値の演算式は種々のものが考えられるが、一例として負荷内容を修正する場合の演算式を示すと次のようになる。

0019

求める負荷内容の修正値
=[(作業データの基礎となった負荷内容)
×{1−(総負荷×負荷度合)/(総負荷)}
+{(作業時間実績)/(指示作業時間)}
×{(負荷内容)/(総負荷)}]
いま、単位時間(time) =1とすれば、電線A,B,Cに対する総負荷は「3.27」となる。これに対して実際の作業時間が「4.00」であったとする。電線Aに対する負荷内容の修正値は次式に示す値となる。

0020

電線Aの負荷内容の修正値
=[(1.00)×{1−(1.00×0.20)/(3.27)}
+{(4.00)/(3.27)}×{(1.00×0.20)/(3.27)}]
=1.0136539
従って、電線Aの負荷内容データが1.00から1.01に更新され、次回の電線負荷の計算に供される。

0021

図2図1に示した配線・布線作業管理システムの具体的構成を示す略図である。図中、矢印はデータの流れを示している。これは、作業データファイル21、電線負荷ファイル22を使用して計算機30が新たな作業データを作成して作業指示計画、実績収集ファイル23に記憶させ、さらに、計算機30が作業指示計画、実績収集ファイル23及び人員データファイル25を使用して作業指示リスト24を作成すると、作業者26がこれに従って作業をすると共に,その結果を作業指示リスト24に記載して、これを実績収集バーコードリーダ27に読取りをさせると、計算機30はその読取り結果に応じて所定の演算を実行し、電線負荷ファイル22及び人員データファイル25の内容を更新する構成になっている。

0022

このうち、各ファイルの内容は以下のとおりである。
(a)作業データファイル21:制御盤毎に、電線1本単位の配線、布線に必要な情報、すなわち、設計データと、従来の作業データとしての負荷度合を記したファイル。
(b)電線負荷ファイル22:電線種類、電線長、電線径、端子種類に対応する負荷内容を記したファイル。
(c)作業指示計画、実績収集ファイル23:日単位で、制御盤毎に、作業者一人について配線、布線の作業時間を記すと共に、制御盤毎に、作業者氏名、実質工数等の実績を記したファイル。
(d)人員データファイル25:配線、布線作業に携わる作業者の氏名、技術力(実績)を記したファイル。

0023

図3はこれらのファイルに対してアクセスする計算機30の動作説明図である。すなわち、計算機30は、設計データ及び負荷度合データが格納されている作業データファイル21と、負荷内容が格納されている電線負荷ファイル22とを参照して設計された電線1本単位の負荷を、設計された全電線について計算し、計算結果を作業指示計画、実績収集ファイル23に格納する。続いて、計算機30は、作業指示計画、実績収集ファイル23及び人員データファイル25を参照して作業指示データを作成して作業指示リスト24を作成する。この場合、作業計画作業実績、作業終了実績を考慮し、1制御盤、1作業者、1日単位で作業計画を時間単位で作成する。このときの、作業終了予定日の求め方は、作業指示計画、実績収集ファイル23に予め格納された残りの作業量に対して、一つの制御盤に携わる全作業者がそれそれの有する技術力のとおりに作業が行われることを前提とする。

0024

なお、作業指示リスト24には電線1本単位でバーコードが付加されており、作業者は作業終了毎にこれをチェックし、実績収集用バーコードリーダ(図2参照)に読み取らせる。計算機30はバーコードリーダに読み取られたデータを作業実績として作業者毎に収集して、人員データファイル25の内容を更新すると共に、付加内容の修正値を演算して電線負荷ファイル22の内容を更新する。

0025

図4はこれらの動作に対応する計算機30の処理手順を示すフローチャートである。この場合、ステップ101 にて設計からの作業データ及び負荷度合データを収集し、続いて、ステップ102 にて負荷内容データが電線負荷ファイル22に存在するか否かを調べ、存在しないときにはステップ103 で負荷内容を電線負荷ファイル22に設定する。次に、ステップ104 にて作業の終了か否かを判定し、作業の終了でないときにはステップ105 で電線1本単位で電線負荷を計算し、作業計画、作業実績、作業終了実績等が格納されている作業指示計画、実績収集ファイル23に格納する。次に、ステップ106 で作業指示計画、実績収集ファイル23に格納された作業データと人員データファイル25に格納された人員データとに基づいて作業指示データを作り、作業指示リストを作成する。続いて、ステップ107 にて実績データを収集し、その結果に応じて、ステップ108 で電線負荷ファイル22の内容を更新し、ステップ109 で人員データファイル25の内容を更新する。

0026

かくして、本実施例によれば、設計データ、予め記憶させてある負荷度合データ、負荷内容データ、作業データ及び人員データに基づいて、計算機が作業を指示し、かつ、作業実績に応じて負荷内容データ及び人員データを修正するので、作業者毎に、作業の進捗状況の把握、適切な作業指示及び調整が可能になる効果がある。

0027

なお、上記実施例では、作業実績に応じて人員データ及び負荷内容データを修正したが、負荷度合データを併せて修正するようにすることもできる。

発明の効果

0028

以上の説明によって明らかなように本発明によれば、作業の進捗状況を把握し得、作業指示及び調整を適切に行うことができ、また、作業者毎に進捗状況の把握、作業指示及び調整ができる効果がある。

図面の簡単な説明

0029

図1本発明の配線・布線作業の負荷計算方法を実施する配線・布線作業管理システムの機能ブロック図。
図2図1に示した配線・布線作業管理システムの具体的構成を示す略図。
図3図2に示した配線・布線作業管理システムの動作説明図。
図4図2に示した配線・布線作業管理システムを構成する計算機の処理手順を示すフローチャート。

--

0030

11 記憶手段
12電線負荷計算手段
13作業データ作成手段
14作業指示作成手段
18修正値演算手段
21 作業データファイル
22 電線負荷ファイル
23 作業指示計画、実績収集ファイル
24作業指示リスト
25人員データファイル
27 実績収集用バーコードリーダ
30 計算機

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