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技術 船に関する改良

出願人 ザブリテイッシュピトローリアムコンパニーピー.エル.シー.
発明者 ディビッドチャールズウォークマン
出願日 1996年1月19日 (24年3ヶ月経過) 出願番号 1996-007874
公開日 1996年9月10日 (23年7ヶ月経過) 公開番号 1996-230765
状態 未査定
技術分野 船体構造
主要キーワード 移動タンク 区画室間 タンク領域 両区画室 遊覧船 清掃システム 燃料負荷 油槽船
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月10日)のものです。
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図面 (5)

課題

燃料タンクに関して、従来の二重船殻構造の利点を略完全に達成すると共にしかも所要コストおよびスペースを最少限に抑制することができる新規な構造を提供する。

解決手段

燃料タンクを船の船殻に隣接して有する船において、前記タンクは、船殻に関して長手方向の、少なくとも1つの油密性隔壁を有し、この隔壁は、タンクを2つまたはそれ以上の分離区画室に分割し、その少なくとも1つの区画室は船殻に隣接し一方少なくとも1つの区画室は船殻から遠隔しており、そして、これらそれぞれの区画室が、これらそれぞれの区画室毎に独立して、燃料充填され且つこの燃料を船のエンジンおよび/またはボイラシステムへ供給されることができる配管設備を有することを特徴とする船が提供される。

概要

背景

船殻が、油を担持するタンク領域油密性を破壊されると、船の内容物が海中に漏洩される。油槽船の場合には、油貨物タンクの前記油密性破壊が、油による環境の大規模汚染をしばしば招来している。

油槽船に対する最近の設計は、貨物油貯蔵タンク領域を二重船殻に構成することにより、前記問題を回避している。このような設計においては、油密性区画室が船の船殻と油密性の隔壁との間に形成され、そしてこの隔壁が船の内側船殻として機能される。区画室は、空間としてかまたはバラスト水充填するよう設計される。油密性の破壊に際しては、内側船殻が、損傷されることなく貨物油を担持する。

概要

船の燃料タンクに関して、従来の二重船殻構造の利点を略完全に達成すると共にしかも所要コストおよびスペースを最少限に抑制することができる新規な構造を提供する。

燃料タンクを船の船殻に隣接して有する船において、前記タンクは、船殻に関して長手方向の、少なくとも1つの油密性隔壁を有し、この隔壁は、タンクを2つまたはそれ以上の分離区画室に分割し、その少なくとも1つの区画室は船殻に隣接し一方少なくとも1つの区画室は船殻から遠隔しており、そして、これらそれぞれの区画室が、これらそれぞれの区画室毎に独立して、燃料を充填され且つこの燃料を船のエンジンおよび/またはボイラシステムへ供給されることができる配管設備を有することを特徴とする船が提供される。

目的

そこで、船の燃料タンクに関して、従来の二重船殻構造の利点を略完全に達成すると共にしかも所要のコストおよびスペースを最少限に抑制することができる新規な構造を提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

燃料タンク船殻に隣接して有する船において、前記タンクは、船殻に関して長手方向の、少なくとも1つの油密性隔壁を有し、この隔壁は、タンクを2つまたはそれ以上の分離区画室に分割し、その少なくとも1つの区画室は船殻に隣接し一方少なくとも1つの区画室は船殻から遠隔しており、そして、これらそれぞれの区画室が、これらそれぞれの区画室毎に独立して、燃料充填され且つこの燃料を船のエンジンおよび/またはボイラシステムへ供給されることができる配管設備を有することを特徴とする船。

請求項2

燃料タンクは、単一長手方向の油密性隔壁によって2つの区画室に分割される請求項1記載の船。

請求項3

隔壁は、船の船殻と同一の特定材料から形成される請求項1または2記載の船。

請求項4

船は貨物船である請求項1乃至3のいずれかに記載の船。

請求項5

船は油槽船である請求項1乃至3のいずれかに記載の船。

請求項6

船殻と隔壁間の間隔は1乃至3メートルの範囲である請求項5記載の船。

請求項7

燃料タンクの各区画室に燃料を充填した後前記タンクから燃料を抜取って船のエンジンを駆動する、請求項1乃至6のいずれかに記載の船の操作方法において、燃料は、船の船殻に隣接するそれぞれの区画室から抜取られそして前記区画室が空になった後に、船の船殻から遠隔するそれぞれの区画室から抜取られることを特徴とする船の操作方法。

技術分野

0001

本発明は、に関する改良に係り、更に詳細には、船の燃料タンクに関する改良設計に関する。

背景技術

0002

船の船殻が、油を担持するタンク領域油密性を破壊されると、船の内容物が海中に漏洩される。油槽船の場合には、油貨物タンクの前記油密性破壊が、油による環境の大規模汚染をしばしば招来している。

0003

油槽船に対する最近の設計は、貨物油貯蔵タンク領域を二重船殻に構成することにより、前記問題を回避している。このような設計においては、油密性区画室が船の船殻と油密性の隔壁との間に形成され、そしてこの隔壁が船の内側船殻として機能される。区画室は、空間としてかまたはバラスト水充填するよう設計される。油密性の破壊に際しては、内側船殻が、損傷されることなく貨物油を担持する。

発明が解決しようとする課題

0004

油貨物タンクに対する前述のような設計は公知であり、そして、或る管轄区域内では法的に規制されている。しかしながら、油槽船には、貨物タンクの他にも、船の燃料貯蔵する燃料タンクが存在する。従って若し、船の船殻が、この種のタンク領域内で油密性を破壊されると、油が漏出されることになる。この種のタンクは、通常は機関室の極近傍で且つ船の比較的上部に配置されている。船内の前記領域は、通常は密集混雑されている。若し、この種の燃料タンクに対しても、貨物タンクに対すると同様の二重船殻構造を適用すると、機関室の有効面積が大に減少され或いは船の全体サイズが増大されるため、設計上のかなりの問題またはコストの上昇或いはこれらの双方が発生されることとなる。なお、油槽船以外の船でも、その燃料タンクの防護が要求されることは勿論である。

0005

そこで、船の燃料タンクに関して、従来の二重船殻構造の利点を略完全に達成すると共にしかも所要のコストおよびスペースを最少限に抑制することができる新規な構造を提供する。

発明の開示

0006

従って、本発明によれば、燃料タンクを船の船殻に隣接して有する船において、前記タンクは、船殻に関して長手方向の少なくとも1つの油密性隔壁を有し、この隔壁は、タンクを2つまたはそれ以上の分離区画室に分割し、その少なくとも1つの区画室は船殻に隣接し一方少なくとも1つの区画室は船殻から遠隔しており、そして、これらそれぞれの区画室が、これらそれぞれの区画室毎に独立して、燃料を充填され且つこの燃料を船のエンジンおよび/またはボイラシステムへ供給されることができる配管設備を有することを特徴とする船が提供される。

0007

また、本発明によれば、燃料タンクの各区画室に燃料を充填した後前記タンクから燃料を抜取って船のエンジンを駆動する、前記本発明に係わる船の操作方法において、燃料は、船の船殻に隣接するそれぞれの区画室から抜取られそして前記区画室が空になった後に、船の船殻から遠隔するそれぞれの区画室から抜取られることを特徴とする船の操作方法が提供される。

0008

本発明に係わる区画室および配管設備の前記構成は、船の燃料タンクが充填されるべき際に、この充填が全ての区画室を充填することによって達成されることを意味している。その後、燃料は、最初に、船の船殻に隣接するそれぞれの区画室から抜取られることができる。油槽船のように、燃料タンクが船の喫水線の比較的上位に配置されている場合には、船殻に隣接する区画室内油面レベルは早々に喫水線下まで降下されるので、喫水線上の船殻が油密性を破壊されても、多くの場合、油は何等水中へ漏出されることはない。このような区画室が一旦油を空にされると、油は船殻から遠隔する区画室から供給され、そして、船殻に隣接する前記空の区画室は、二重船殻構造と同じ効果を有する空間として提供されることができる。若し、船殻に隣接する区画室内に油がなお残存している際に船殻が油密性を破壊されると、この場合は、タンク内全燃料の比較的小部分のみが水中に漏出されることになる。航海の当初から全タンク容量より少ない燃料が予定される場合には、燃料は船殻から最も遠隔する区画室から積載されるので、従って当初から、二重船殻構造の利点が提供される。

0009

本発明の好適な実施例において、燃料タンクは、単一長手方向の油密性隔壁によって2つの区画室に分割される。すなわち、船の船殻に沿って長手方向へ延在する1つの区画室と、船殻から遠隔する別の1つの区画室とが形成される。しかしながら、多数の区画室に係る別の設計も可能であり、そしていずれの場合にも、燃料タンクが完全には充填されない場合には、空間が、船殻に隣接して形成される。そしてこの場合好ましくは、多数の区画室−特に、船殻から遠隔する−を設けることにより、分離された区画室が異なる形式或いは等級の燃料を−例えば、1つの区画室は燃料油を別の区画室はディーゼル油を−それぞれ保持できるよう構成すると有利である。

0010

好適には、長手方向の隔壁は船の船殻と同じ特定材料から形成され、そしてこれにより、船殻が油密性を破壊された際には隔壁が等価船殻として機能される。好適には、船殻に隣接する全ての区画室は、船殻の油密性破壊に際して船殻包囲体の一部を形成するのに十分な強度を有する材料から構成される。しかしながら、燃料タンクが船の喫水線の比較的上位に配置される油槽船等に対する設計においては、船殻の油密性破壊が比較的下位で発生される場合の隔壁で経験される全ての力に対する船殻と同じ強度または厚さの隔壁を備える必要はない。

0011

本発明は、燃料タンクを有する全ての船に適用されることができる。すなわち、乗客および遊覧船にも適用されるが、しかしながら、好適には貨物船に適用される。本発明の効果は、燃料タンクの容量が比較的大きい場合に−この場合は、船殻の油密性破壊時における危険度が大きくなるので−最も大きくなる。本発明は、特に、油槽船に適用される場合に有効である。若し、船がその船殻に隣接して2つまたはそれ以上の燃料タンクを有する場合には、好適には、そのそれぞれが本発明に従って構成される。

0012

船殻に隣接する燃料タンクは、船の如何なる場所にでも設置されることができる。タンクは、好適には、適宜コーティング被覆されると共に、排気レベル計ステムおよび過剰圧防止手段を設備される。また必須ではないが、タンクは、好適には、固定または移動タンク清掃システムにより清掃可能に構成される。

0013

燃料タンク内に設けられる区画室の大きさは、船の大きさに依存される。油槽船の場合−この場合、各タンクは、長手方向の単一隔壁によって2つの区画室に分割される−には、船殻および隔壁間の距離が、好適には約1乃至3メートルに典型的には約2メートルに設定され、そしてこれにより、船殻に隣接する区画室へのアクセスが簡便に行なわれるよう構成されている。船殻と隔壁間の距離は、好適には、タンクの全幅および全深さに亘って維持される。形成される2つの区画室間の相対的大きさは特定的ではないが、しかしながら、船殻から遠隔する区画室に収容される燃料の容積を最大にし、そして船殻に隣接する区画室をできるだけ早く空にし終えることが有利であることは明らかであるので、このため、船殻から遠隔する区画室の全容積は、好適には、船殻に隣接する区画室の容積よりは少なくとも2倍の大きさに設定される。本発明を適用することにより、船殻から遠隔する区画室に貯蔵されている全量の油と船殻に隣接する区画室に状況に応じて残存されている幾らかの油との、喫水線より上位の船殻が損傷された場合における漏出事故が、共に防止されることができる。

0014

燃料タンクに付属される配管設備装置は、必ずしも、燃料を独立して各区画室へ供給しそしてこの燃料を独立して各区画室から抜取ることにより、船のエンジンおよび/またはボイラシステムを駆動するよう構成される必要はない。区画室は好適には連結されるが、しかしながらこの連結は、船殻から遠隔するそれぞれの区画室の保全が、船殻の破壊の際に妥協されないよう構成されなければならない。

0015

次に、本発明を添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。

0016

図1および2に示す油槽船においては、複数の油貨物タンク1が油密性隔壁2によって画定されている。船の船殻3が、この船殻に隣接して位置する隔壁4と協働して区画室5を画定し、そしてこの区画室は、空間として供せられるかまたはバラスト水を充填されている。船殻3の油密性の破壊時には、船殻4に隣接する前記隔壁4が、タンク1からの油漏洩を防止するよう機能する。船尾近くの領域6は、機関室および別の機械装置を収容する。2つの燃料タンク7が、船の駆動用燃料を収容する。船が貨物を全量積載されると、喫水線8はレベル8にまで達する。燃料タンク7近傍の船殻が油密性を破壊されると、タンクに貯蔵されている全量のまたは大部分の油が漏出されることとなる。

0017

本発明に従って構成された、図3および4に示す船においては、船殻3に長手方向の油密性隔壁10が、各燃料タンク7を、2つの区画室−船殻3に隣接する1つの区画室11と船殻3から遠隔する1つの区画室12と−に分割している。配管設備(図示せず)が、両区画室11および12をエンジンおよびボイラシステムへ接続すると共に、この両区画室11および12に燃料を充填するよう構成されている。

0018

使用に際しては、燃料は、全燃料負荷が要求される場合には両区画室11および12内に、一方容量が十分であれば区画室12内のみに充填される。配管設備は、使用に際して、燃料を常に優先して区画室11から抜取ることにより、この区画室をできるだけ早く空にするよう構成されている。図4には、燃料タンク7の全容量の小部分(多分、10%程度)が空にされた状態が示されている。船殻3の、喫水線より上位の油密性破壊においては、船からは油が何等漏出されないであろう。喫水線より下位の油密性破壊においては、区画室11に残存されている前記比較的少量の油のみが漏出されるであろう。これに反して、図1に係わる従来の船においては、喫水線より下位の燃料タンク7の油密性破壊に際してはタンク内の全燃料油の損失の危険が常に存在し、一方、喫水線より下位の油密性破壊に際しては、図4に示す状態におけるよりもかなり多量の油の損失の危険が存在されている。

図面の簡単な説明

0019

図1二重船殻構造を有する、通常の油槽船を示す側面図である。
図2図1に示す船の平面図である。
図3燃料タンクが本発明に従って変更されたことを除き、図1に示す船と同一の船の、燃料タンクおよび機関室領域を示す平面図である。
図4図3に示す船の、燃料を部分的に充填された際の状態を示す平面図である。

--

0020

1 油貨物タンク
2油密性隔壁
3船殻
4 油密性隔壁
5区画室
6 領域
7燃料タンク
8 レベル
10 油密性隔壁
11,12 区画室

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