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技術 シャリ玉及びこれを製造するための押型

出願人 株式会社コスモテック
発明者 幸若敏昭
出願日 1995年2月28日 (25年4ヶ月経過) 出願番号 1995-067136
公開日 1996年9月10日 (23年9ヶ月経過) 公開番号 1996-228703
状態 拒絶査定
技術分野 穀類誘導製品 食品調製器具
主要キーワード 底面長 長手方向中程 成形用突起 握り具合 補助突起 押装置 自動成形 押さえ装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

目的

自動成形が可能で時間がたっても堅くならないシャリ玉、及び、このシャリ玉を寿司飯ロボットで作る際に使用する押型を提供する。

構成

寿司飯によって形成されたシャリ玉10の長手方向に中割れ部10aを形成したシャリ玉、及び、上型及び下型からなるシャリ玉形成用の押型であって、上型34の長手方向中程に中割れ部形成用の突起34cを形成する。

概要

背景

江戸前寿司とも言われ、寿司飯を一口程に握ったシャリ玉の上に新鮮魚介類からなる種を載せて作られる握り寿司は、日本人のみならず近年外国人にとっても最も好まれる食物の一つとされている。

このため、日本全体で数十万の寿司屋が存在しており、それぞれ地方の特色を活かした握り寿司が創造され、特に、従来のように新鮮な魚介類だけでなく、例えば、実開昭55−164986号公報、特開昭55−156557号公報、実開平5−30633号公報に記載されたような、寿司種としててんぷらを用いたものまで提案されている。

このような握り寿司は、あらかじめ作っておいた寿司飯を必要量片手に掴み、これをと指の力によって丸めシャリ玉を形成し、この上にわさびをつけた魚介類を載せて、再度両手の掌及び指を利用して四方から締めつけ定形状に形成されている。

従来このように、握り寿司の製造には、寿司職人技能が最も重要とされていたが、近年の職人不足、また、低コスト化等の要求によって、機械によってシャリ玉を自動的に製造する、いわゆる寿司ロボットなるものが開発され、特に郊外の寿司レストラン等において使用されるようになった。

握り寿司用の寿司ロボットの基本構造は、寿司飯を収容する寿司飯収容部、この収容部内の寿司飯を一口大のシャリ玉に形成する形成部等からなり、図7に示すように、略直方体状に形成される。このシャリ玉50の上に自動で、あるいは従来と同じ方法によって寿司種を載せて握り寿司が作られている。

概要

自動成形が可能で時間がたっても堅くならないシャリ玉、及び、このシャリ玉を寿司飯ロボットで作る際に使用する押型を提供する。

寿司飯によって形成されたシャリ玉10の長手方向に中割れ部10aを形成したシャリ玉、及び、上型及び下型からなるシャリ玉形成用の押型であって、上型34の長手方向中程に中割れ部形成用の突起34cを形成する。

目的

そこで本発明は、自動成形が可能で時間がたっても堅くならないシャリ玉、及び、このシャリ玉を寿司飯ロボットで作る際に使用する押型を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

寿司飯によって形成されたシャリ玉長手方向に中割れ部を形成したことを特徴とするシャリ玉。

請求項2

前記シャリ玉の底部前後に船底状の曲線部を形成したことを特徴とする請求項1記載のシャリ玉。

請求項3

寿司ロボットに使用されるシャリ玉形成用の上型及び下型からなる押型において、前記上型の長手方向中程に中割れ部形成用の突起を形成したことを特徴とするシャリ玉製造用押型。

請求項4

前記下型の長手方向に前記上型の突起と対向する補助突起を形成したことを特徴とする請求項3記載のシャリ玉製造用押型。

技術分野

0001

本発明は寿司飯で形成される握り寿司用シャリ玉、及び、このシャリ玉を寿司ロボットを用いて自動成形する際に使用される押型に関する。

背景技術

0002

江戸前寿司とも言われ、寿司飯を一口程に握ったシャリ玉の上に新鮮魚介類からなる種を載せて作られる握り寿司は、日本人のみならず近年外国人にとっても最も好まれる食物の一つとされている。

0003

このため、日本全体で数十万の寿司屋が存在しており、それぞれ地方の特色を活かした握り寿司が創造され、特に、従来のように新鮮な魚介類だけでなく、例えば、実開昭55−164986号公報、特開昭55−156557号公報、実開平5−30633号公報に記載されたような、寿司種としててんぷらを用いたものまで提案されている。

0004

このような握り寿司は、あらかじめ作っておいた寿司飯を必要量片手に掴み、これをと指の力によって丸めシャリ玉を形成し、この上にわさびをつけた魚介類を載せて、再度両手の掌及び指を利用して四方から締めつけ定形状に形成されている。

0005

従来このように、握り寿司の製造には、寿司職人技能が最も重要とされていたが、近年の職人不足、また、低コスト化等の要求によって、機械によってシャリ玉を自動的に製造する、いわゆる寿司ロボットなるものが開発され、特に郊外の寿司レストラン等において使用されるようになった。

0006

握り寿司用の寿司ロボットの基本構造は、寿司飯を収容する寿司飯収容部、この収容部内の寿司飯を一口大のシャリ玉に形成する形成部等からなり、図7に示すように、略直方体状に形成される。このシャリ玉50の上に自動で、あるいは従来と同じ方法によって寿司種を載せて握り寿司が作られている。

発明が解決しようとする課題

0007

一方、握り寿司の食べ方としては、寿司屋にお客が足を運び作りたてのものを食べる場合と、いわゆる出前を取り、作ってから暫く時間が立ったものを口に入れる場合がある。作ってすぐに食べる場合には、特に問題はないものの、時間がたって食べる場合、寿司飯の温度も低下してシャリ玉全体が堅くなり、著しく味が低下するという問題がある。

0008

この対策として、シャリ玉の握り具合加減し、緩く握っておくことも考えられるが、この場合、時間の経過とともにシャリ玉がばらけてしまい、かえって問題が大きくなる。

0009

そこで本発明は、自動成形が可能で時間がたっても堅くならないシャリ玉、及び、このシャリ玉を寿司飯ロボットで作る際に使用する押型を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明者は、上記問題点を解決するために、種々の構造のシャリ玉を実際に作成した結果、時間が経過してもシャリ玉の形状を保持しつつ、かつ、口に入れたときにふんわりとした感触の残るシャリ玉を案出するに至ったものである。

0011

すなわち、本発明は、寿司飯によって形成されたシャリ玉の長手方向に中割れ部を形成したことを特徴とする。ここで、前記シャリ玉の底部前後に船底状の曲線部を形成することもできる。

0012

また、寿司ロボットに使用されるシャリ玉形成用の上型及び下型からなる押型として、上型の長手方向中程に中割れ部形成用の突起を形成したものを使用することによって、上記中割れ部を有するシャリ玉を自動成形することができる。さらに、下型の長手方向にも、上型の突起と対向する補助突起を形成することができる。

0013

シャリ玉に形成した中割れ部は、シャリ玉を所定形状に保持しつつ、かつ握り寿司を食べるときにシャリ玉をほぐれ易くすると共に、食べる際に中割れ部の空気も同時に口の中に入り、作って時間を経過した場合にも、ふんわりとした状態で食べることができるようになる。

0014

また、シャリ玉の底部前後に船底状の曲線部を形成することにより、シャリ玉の角張りがなくなり、自動成形した場合の下型の抜けを良くし、また、成形されたシャリ玉底部の欠損を少なくすることができる。

0015

さらに、少なくとも、上型の長手方向中程に中割れ部形成用の突起を形成することにより、従来のような上下から押し付ける方法により押型を交換するだけで、中割れを有するシャリ玉を自動成形することができる。また、この中割れ用の補助突起を下枠にも形成することで、シャリ玉の上部および下部の双方に中割れ部を有するシャリ玉を自動成形することができるようになる。

0016

以下本発明の特徴を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。図1は寿司ロボットの全体図を示し、30は寿司飯を収容する寿司飯収容部、31はこの収容部内30の寿司飯を一口大のシャリ玉に形成するシャリ玉形成部である。このシャリ玉形成部31で大まかな形に形成されたシャリ玉は、ターンテーブル32上に排出される。ターンテーブル32には複数の開口部32aが放射状に形成されており、この開口部32a内に下型33が上下動可能に配置され、またターンテーブル32の回転方向下流側には、この下型33とで、排出されたシャリ玉を所定形状に成形する上型34が配設されている。この上型34は、ターンテーブル32の回転及び下型33の上下動と連動し、昇降装置35によって上下動する。36はシャリ玉上に載せた種を押さえるための種押さえ装置である。

0017

図2は、図1に示す下型33及び上型34からなる押型を示す斜視図であり、この下型33及び上型34で上下から寿司飯を挟み込むことによって、図5に示す本実施例のシャリ玉10を形成することができる。

0018

ここで、上型34の詳細を示す図3、及び下型33の詳細を示す図4を参照して、上型34は軟質合成樹脂製で、下方両側長手方向に垂れ部34a,34bを有し、中心位置に下方に大きく突出する中割れ部形成用の突起部34cを形成している。

0019

また、下枠33も上型34同様軟質の合成樹脂製で、上型34の突起部34cに対応する位置に若干上方に突出する補助突起33aを形成し、さらに長手方向の前後に上方に船底状に傾斜した傾斜部33bを形成している。この傾斜部33bの傾斜角としては、30〜50度程度が好ましい。

0020

この下型33及び上型34で、上下から略直方体に形成された寿司飯を挟み込むことによって、図5に示すように、長手方向上部には中割れ部10aを、また底面長手方向にも、補助突起33aにより形成された図示しない中割れ部が形成され中央部でのみ繋がった状態とする。

0021

本実施例においては、シャリ玉10全体の高さが20mmに対し、突起部34c及び補助突起33aの高さを各々8mm,及び4mmとし、上部の中割れ部10aの深さを8〜10mm、底部の中割れ部を4〜6mmとしている。この中割れ部10a及び底部の中割れ部の高さは、中割れ部の空間を形成しつつかつ壊れにくくするために、貫通しないことが重要で、上部の中割れ部10a及び底部の中割れ部の間の連続部分を4〜10mm程度とるのが望ましい。

0022

また、シャリ玉10の底部前後には、下型33の傾斜部33bによって形成された船底部10bが形成され、さらに、上面は中央部が高く前後に曲線状に傾斜した形状となっている。このシャリ玉10上に寿司種11を載せることによって図6に示す握り寿司が完成する。

0023

このように、本実施例のシャリ玉10によれば、シャリ玉10の長手方向に中割れ部10aを形成することにより、シャリ玉を所定形状に保持しつつ、握り寿司を食べるときシャリ玉10をほぐれ易くし、作って時間を経過した場合にもふんわりとした状態で食べることが可能となる。

0024

また、シャリ玉10の底部前後に下型33の傾斜部33bによって形成された船底状の曲線部10bを形成することにより、シャリ玉10を自動成形した場合の下型33の抜けを良くし、また、成形されたシャリ玉10の底角部の崩れを少なくすることができる。

発明の効果

0025

本発明によって以下の効果を奏することができる。

0026

(a)シャリ玉の長手方向に中割れ部を形成することにより、シャリ玉を所定形状に保持しつつ、握り寿司を食べるときにシャリ玉をほぐれ易くし、作って時間を経過した場合にもふんわりとした状態で食べることが可能となる。

0027

(b)シャリ玉の底部前後に船底状の曲線部を形成することにより、シャリ玉を自動成形した場合の下型の抜けを良くし、また、成形されたシャリ玉の崩れを少なくすることができる。

0028

(c)少なくとも、上型の長手方向中程に中割れ部形成用の突起を形成することにより、従来のような上下から押し付ける方法により押型を交換するだけで、中割れ部を有するシャリ玉を自動成形することができる。

0029

(d)中割れ部用の補助突起を下枠にも形成することで、シャリ玉の上部および下部の双方に中割れ部を有するシャリ玉を自動成形することができる。

図面の簡単な説明

0030

図1本発明の一実施例である寿司ロボットの全体図である。
図2図1に示す寿司ロボットに使用した押型の斜視図である。
図3(a)は上型の正面図、(b)は同側面図、(c)は同底面図である。
図4(a)は下型の平面図、(b)は同正面図、(c)は同縦断面図である。
図5図2に示す押型で形成したシャリ玉の斜視図である。
図6完成した握り寿司の斜視図である。
図7従来のシャリ玉の斜視図である。

--

0031

10シャリ玉
10a 中割れ部
10b船底状曲線部
11寿司種
30寿司飯収容部
31 シャリ玉形成部
32ターンテーブル
33下型
33a補助突起
33b 傾斜部
34上型
34a,34b垂れ部
34c 中割れ部成形用突起
35昇降装置
36 種押装置

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