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技術 ボイラの伝熱管支持構造

出願人 株式会社IHI
発明者 吉田好作
出願日 1995年2月22日 (25年10ヶ月経過) 出願番号 1995-033655
公開日 1996年9月3日 (24年3ヶ月経過) 公開番号 1996-226606
状態 拒絶査定
技術分野 蒸気ボイラの細部
主要キーワード 支持座 支持管 冷却媒体 振り分け 伝熱管 ボイラ 燃焼ガス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年9月3日)のものです。
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図面 (11)

目的

支持金具を最小限の大きさにして該支持金具の焼損を防止し得、且つ支持管伸びに伴う被支持伝熱管並びに伝熱管から離反する方向への支持管の湾曲による支持金具からの支持脚離脱を防止し得、被支持伝熱管並びに伝熱管の脱落を回避し得るボイラ伝熱管支持構造を提供する。

構成

上方より伝熱管4のパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下された二本の支持管6を、該両支持管6が被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間でパネル5面に対し互いに交差するよう、パネル5面を縫う如く千鳥状に配設し、前記両支持管6の交差部分(O点並びにO’点)上側所要位置に支持金具7を取り付けると共に、被支持伝熱管4s下面に、前記支持金具7と係合する支持脚8を取り付ける。

概要

背景

一般に、ボイラは、図7に示される如く、火炉1と後部伝熱部2とを備え、火炉1において燃料を燃やすことにより発生した高温燃焼ガス3を後部伝熱部2へ導き、該後部伝熱部2内に配設された多数の伝熱管4からなるパネル5内を流れる流体を加熱するようになっている。

前記伝熱管4は、図8に示されるように、上下方向へ所要の間隔でジグザグ状水平配置されてパネル5を形成しており、該パネル5の上下方向複数所要箇所における被支持伝熱管4sを、図9に示される如く、上方から吊り下げられた略真っ直ぐに延びる二本の支持管6により、該支持管6に取り付けられた支持金具7と前記被支持伝熱管4s下面に取り付けられた支持脚8とを介して支持せしめると共に、前記支持管6によって支持された被支持伝熱管4sの上方に配設される伝熱管4を、伝熱管4(被支持伝熱管4sを含む)上面に固着された支持座9と伝熱管4下面に固着された脚部材10とを介して、前記被支持伝熱管4s上に順次積み上げる形で支持せしめてなる構成を有している。

概要

支持金具を最小限の大きさにして該支持金具の焼損を防止し得、且つ支持管の伸びに伴う被支持伝熱管並びに伝熱管から離反する方向への支持管の湾曲による支持金具からの支持脚の離脱を防止し得、被支持伝熱管並びに伝熱管の脱落を回避し得るボイラの伝熱管支持構造を提供する。

上方より伝熱管4のパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下された二本の支持管6を、該両支持管6が被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間でパネル5面に対し互いに交差するよう、パネル5面を縫う如く千鳥状に配設し、前記両支持管6の交差部分(O点並びにO’点)上側所要位置に支持金具7を取り付けると共に、被支持伝熱管4s下面に、前記支持金具7と係合する支持脚8を取り付ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

多数の伝熱管を上下方向へ所要の間隔でジグザグ状水平配置して形成したパネルの上下方向複数所要箇所における被支持伝熱管を、上方から吊り下げられた支持管に取り付けた支持金具と前記被支持伝熱管下面に取り付けた支持脚とを介して支持し、且つ、前記支持管によって支持した被支持伝熱管の上方に配設される伝熱管を、伝熱管上面に固着した支持座と伝熱管下面に固着した脚部材とを介して前記被支持伝熱管上に順次積み上げる形で支持するよう構成したボイラ伝熱管支持構造であって、上方より伝熱管のパネル面を挟んで互いに対向するよう垂下する二本の支持管を、該両支持管が被支持伝熱管とその下側に配設された伝熱管との間でパネル面に対し互いに交差するよう、パネル面を縫う如く千鳥状に配設し、前記両支持管の交差部分上側所要位置に支持金具を取り付けると共に、被支持伝熱管下面に、前記支持金具と係合する支持脚を取り付けたことを特徴とするボイラの伝熱管支持構造。

技術分野

0001

本発明は、ボイラ伝熱管支持構造に関するものである。

背景技術

0002

一般に、ボイラは、図7に示される如く、火炉1と後部伝熱部2とを備え、火炉1において燃料を燃やすことにより発生した高温燃焼ガス3を後部伝熱部2へ導き、該後部伝熱部2内に配設された多数の伝熱管4からなるパネル5内を流れる流体を加熱するようになっている。

0003

前記伝熱管4は、図8に示されるように、上下方向へ所要の間隔でジグザグ状水平配置されてパネル5を形成しており、該パネル5の上下方向複数所要箇所における被支持伝熱管4sを、図9に示される如く、上方から吊り下げられた略真っ直ぐに延びる二本の支持管6により、該支持管6に取り付けられた支持金具7と前記被支持伝熱管4s下面に取り付けられた支持脚8とを介して支持せしめると共に、前記支持管6によって支持された被支持伝熱管4sの上方に配設される伝熱管4を、伝熱管4(被支持伝熱管4sを含む)上面に固着された支持座9と伝熱管4下面に固着された脚部材10とを介して、前記被支持伝熱管4s上に順次積み上げる形で支持せしめてなる構成を有している。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前述の如き従来の伝熱管4の支持構造では、上下方向に略真っ直ぐに延びる支持管6から張り出す支持金具7が大きくならざるを得ず、支持管6内を流れる水等の冷却媒体によって前記支持金具7が充分に冷却されないため、1000℃以上の高温の燃焼ガス3に晒される支持金具7の温度が620℃〜700℃程度まで上昇して焼損してしまい、被支持伝熱管4s並びに伝熱管4が脱落する虞れがあり、又、高温の燃焼ガス3の熱による支持管6の伸びにより、該支持管6が被支持伝熱管4sから離反する方向に湾曲したような場合にも、支持金具7から支持脚8が外れて被支持伝熱管4s並びに伝熱管4が脱落する可能性があった。

0005

本発明は、斯かる実情に鑑み、支持金具を最小限の大きさにして該支持金具の焼損を防止し得、且つ支持管の伸びに伴う被支持伝熱管並びに伝熱管から離反する方向への支持管の湾曲による支持金具からの支持脚の離脱を防止し得、被支持伝熱管並びに伝熱管の脱落を回避し得るボイラの伝熱管支持構造を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、多数の伝熱管を上下方向へ所要の間隔でジグザグ状に水平配置して形成したパネルの上下方向複数所要箇所における被支持伝熱管を、上方から吊り下げられた支持管に取り付けた支持金具と前記被支持伝熱管下面に取り付けた支持脚とを介して支持し、且つ、前記支持管によって支持した被支持伝熱管の上方に配設される伝熱管を、伝熱管上面に固着した支持座と伝熱管下面に固着した脚部材とを介して前記被支持伝熱管上に順次積み上げる形で支持するよう構成したボイラの伝熱管支持構造であって、上方より伝熱管のパネル面を挟んで互いに対向するよう垂下する二本の支持管を、該両支持管が被支持伝熱管とその下側に配設された伝熱管との間でパネル面に対し互いに交差するよう、パネル面を縫う如く千鳥状に配設し、前記両支持管の交差部分上側所要位置に支持金具を取り付けると共に、被支持伝熱管下面に、前記支持金具と係合する支持脚を取り付けたことを特徴とするものである。

0007

従って、二本の支持管は、従来のように上下方向に真っ直ぐに延びておらず、被支持伝熱管の下側へ回り込む形となり、支持管に取り付ける支持金具を大きくしなくて済み、支持管内を流れる水等の冷却媒体によって前記支持金具が充分に冷却されるため、支持金具は、高温の燃焼ガスに晒されても、焼損するような温度まで上昇することはなくなり、被支持伝熱管並びに伝熱管が脱落する虞れはなく、又、支持管はパネル面を縫う如く千鳥状に配設してあるため、高温の燃焼ガスの熱による支持管の伸びにより、該支持管が任意の被支持伝熱管位置におけるパネル面から離反する方向に湾曲しようとした場合、支持管の前記被支持伝熱管下側に延びる部分は逆にパネル面に近接する方向へ移動し、該パネルに拘束される形となり、支持管の伸びによるパネル面から離反する方向への湾曲は最小限に抑えられ、支持金具から支持脚が外れて被支持伝熱管並びに伝熱管が脱落することもなくなる。

0008

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

0009

図1図6は本発明の一実施例であって、図中、図7図10と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、パネル5の上下方向複数所要箇所における被支持伝熱管4sを、上方から吊り下げられた支持管6により、該支持管6に取り付けられた支持金具7と前記被支持伝熱管4s下面に取り付けられた支持脚8とを介して支持せしめると共に、前記支持管6によって支持された被支持伝熱管4sの上方に配設される伝熱管4を、伝熱管4(被支持伝熱管4sを含む)上面に固着された支持座9と伝熱管4下面に固着された脚部材10とを介して、前記被支持伝熱管4s上に順次積み上げる形で支持せしめるという基本的な構成は図7図10に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1図6に示す如く、上方より伝熱管4のパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下された二本の支持管6を、該両支持管6が被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間でパネル5面に対し互いに交差するよう、パネル5面を縫う如く千鳥状に配設し、前記両支持管6の交差部分(後述するO点並びにO’点)上側所要位置に支持金具7を取り付けると共に、被支持伝熱管4s下面に、前記支持金具7と係合する支持脚8を取り付けた点にある。

0010

本実施例においては、上方より伝熱管4のパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下せしめた二本の支持管6を、被支持伝熱管4sより上方の所要位置Aにおいて、パネル5面と略平行な状態を保持しつつパネル5面に沿って互いに離反する方向へ所要の傾斜角度αで下方へ延びるよう屈曲せしめ、被支持伝熱管4sの側方所要位置Bにおいて両支持管6を、パネル5面と直交する面に沿って所要の傾斜角度βで下方へ延び且つ被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間の所要位置Oでパネル5面に対し互いに交差するよう屈曲せしめ、被支持伝熱管4sの下側に配設された伝熱管4の側方所要位置Cにおいて両支持管6を、パネル5面と略平行な状態を保持しつつパネル5面に沿って互いに近接する方向へ所要の傾斜角度αで下方へ延びるよう屈曲せしめ、更に、被支持伝熱管4sの下側に配設された伝熱管4より下方の所要位置Dにおいて両支持管6を、パネル5面を挟んで互いに対向する形で垂下するよう、屈曲せしめ、前記両支持管6の交差部分(O点)上側所要位置に支持金具7を取り付けると共に、被支持伝熱管4s下面に、前記支持金具7と係合する支持脚8を取り付けてある。

0011

尚、基本的には、被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間で、両支持管6をパネル5面に対し互いに交差させるのであるが、被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間の間隔が広くなっている箇所については、図2及び図3の下部に示す如く、上方より伝熱管4のパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下された二本の支持管6を、被支持伝熱管4sより上方の所要位置A’において、パネル5面と略平行な状態を保持しつつパネル5面に沿って互いに離反する方向へ所要の傾斜角度αで下方へ延びるよう屈曲せしめ、被支持伝熱管4sの側方所要位置B’において両支持管6を、パネル5面と直交する面に沿って所要の傾斜角度β’で下方へ延び且つ被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間の所要位置O’でパネル5面上に位置するよう屈曲せしめ、該O’点から両支持管6をパネル5面上で垂下せしめ、被支持伝熱管4sとその下側に配設された伝熱管4との間の所要位置O”において両支持管6を、パネル5の両面に振り分け、C’点から下方へ向け両支持管6がパネル5面を挟んで互いに対向するよう垂下せしめ、前記両支持管6の交差部分(O’点)上側所要位置に支持金具7を取り付けると共に、被支持伝熱管4s下面に、前記支持金具7と係合する支持脚8を取り付けるようにしてある。

0012

図中、11はO’点からO”点における支持管6が互いに接触することを防ぐためのブラケットである。

0013

前述の如く構成したので、二本の支持管6は、従来のように上下方向に真っ直ぐに延びておらず、被支持伝熱管4sの下側へ回り込む形となり、支持管6に取り付ける支持金具7を大きくしなくて済み、支持管6内を流れる水等の冷却媒体によって前記支持金具7が充分に冷却されるため、支持金具7は、1000℃以上の高温の燃焼ガス3に晒されても、焼損するような温度まで上昇することはなくなり、被支持伝熱管4s並びに伝熱管4が脱落する虞れはなく、又、支持管6はパネル5面を縫う如く千鳥状に配設してあるため、高温の燃焼ガス3の熱による支持管6の伸びにより、該支持管6が任意の被支持伝熱管4s位置におけるパネル5面から離反する方向に湾曲しようとした場合、支持管6の前記被支持伝熱管4s下側に延びる部分は逆にパネル5面に近接する方向へ移動し、該パネル5に拘束される形となり、支持管6の伸びによるパネル5面から離反する方向への湾曲は最小限に抑えられ、支持金具7から支持脚8が外れて被支持伝熱管4s並びに伝熱管4が脱落することもなくなる。

0014

こうして、支持金具7を最小限の大きさにして該支持金具7の焼損を防止し得、且つ支持管6の伸びに伴う被支持伝熱管4s並びに伝熱管4から離反する方向への支持管6の湾曲による支持金具7からの支持脚8の離脱を防止し得、被支持伝熱管4s並びに伝熱管4の脱落を回避し得る。

0015

尚、本発明のボイラの伝熱管支持構造は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

発明の効果

0016

以上、説明したように本発明のボイラの伝熱管支持構造によれば、支持金具を最小限の大きさにして該支持金具の焼損を防止し得、且つ支持管の伸びに伴う被支持伝熱管並びに伝熱管から離反する方向への支持管の湾曲による支持金具からの支持脚の離脱を防止し得、被支持伝熱管並びに伝熱管の脱落を回避し得るという優れた効果を奏し得る。

図面の簡単な説明

0017

図1本発明のボイラの伝熱管支持構造の一実施例の概略図である。
図2図1のII部拡大図である。
図3図2のIII−III矢視図である。
図4図2のIV−IV矢視図である。
図5図3のV部拡大図である。
図6図3のVI部拡大図である。
図7一般的なボイラを表わす全体概要図である。
図8従来のボイラの伝熱管支持構造の一例を表わす概略図(図7のVIII部相当図)である。
図9図8のIX部拡大図である。
図10図9のX−X矢視図である。

--

0018

4伝熱管
4s 被支持伝熱管
5パネル
6支持管
7支持金具
8支持脚
9支持座
10 脚部材

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