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技術 無線自動検針システム

出願人 東京瓦斯株式会社株式会社東芝
発明者 古沢肇藤原純河合利彦原哲也大木哲也
出願日 1995年1月13日 (25年11ヶ月経過) 出願番号 1995-004378
公開日 1996年7月30日 (24年4ヶ月経過) 公開番号 1996-194022
状態 特許登録済
技術分野 測定値信号、等のための伝送方式 電力または電流の時間積分測定装置 電力量計器;電力、力率の測定;試験、較正 電力、力率、電力量の測定;試験、較正 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用) 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード 信号設定回路 連続動作状態 送信電源 高速動作クロック 有線通信用 相手無線装置 比較一致 無線自動検針システム
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この項目の情報は公開日時点(1996年7月30日)のものです。
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図面 (8)

目的

構成

待機状態においては、CPU5の動作を停止し、第1タイマ回路370が非常に低い周波数低速動作クロック間欠的に受信電源制御回路38を駆動し、該受信電源制御回路38のトランジスタTR381を介して電池61の電圧無線受信回路3に供給し、これにより無線受信回路3に間欠的キャリアセンス動作を行わせて、相手無線装置からの送信キャリアを検出し、電池61の電力の消耗を低減している。

概要

背景

図7は、この種の無線自動検針システムの一般的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線自動検針システムは、例えば水道、電気ガス等の使用量を計測するための端末装置を構成するメータ19を有し、該メータ19は例えば水道、電気、ガス等の需要家の所に設置される。

このメータ19は、無線装置子機18に接続され、該無線装置子機18から無線回線を介して無線装置親機17に接続されている。また、無線装置親機17は、端末用網制御装置(T−NCU)16に接続され、該端末用網制御装置16から電話回線を介して電話交換機14に接続されている。電話交換機14は電話回線を介してノーリンギング通信網制御装置であるセンタ側網制御装置(C−NCU)12または端末発呼通信用網制御装置である自動着信網制御装置(MA−NCU)13を介してセンタ装置11に接続されている。また、電話交換機14の両端にはノーリンギングトランク15が接続されている。

このように構成される無線自動検針システムにおいて、メータ19で計測された水道、電気、ガス等の使用量データをセンタ装置11で収集するには、センタ装置11からセンタ側網制御装置12、電話交換機14、ノーリンギングトランク15を介して端末用網制御装置16にノーリンギング着信し、該端末用網制御装置16から更に無線装置親機17および無線装置子機18を介してメータ19を呼び出して、センタ装置11とメータ19との間でデータ通信を行い、これによりメータ19で計測した前記使用量データをメータ19から逆の経路を介してセンタ装置11に伝送し、センタ装置11に収集するようになっている。

また、メータ19で異常事態が発生した場合には、メータ19から端末発呼通信により無線装置子機18、無線装置親機17、端末用網制御装置16、電話交換機14、自動着信網制御装置13を介してセンタ装置11を呼び出して、メータ19とセンタ装置11との間でデータ通信を行い、メータ19の異常事態を報知するアラーム情報をメータ19からセンタ装置11に伝送するようになっている。

概要

無線装置低消費電力化し得る無線自動検針システムを提供する。

待機状態においては、CPU5の動作を停止し、第1タイマ回路370が非常に低い周波数低速動作クロック間欠的に受信電源制御回路38を駆動し、該受信電源制御回路38のトランジスタTR381を介して電池61の電圧無線受信回路3に供給し、これにより無線受信回路3に間欠的キャリアセンス動作を行わせて、相手無線装置からの送信キャリアを検出し、電池61の電力の消耗を低減している。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、無線装置を低消費電力化し得る無線自動検針システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
9件

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請求項1

電話回線端末用網制御装置を介して無線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介して接続される無線装置子機端末装置に接続することにより電話回線からノーリンギング通信により端末装置の検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収集する無線自動検針システムにおいて、前記無線装置親機と無線装置子機のうちの一方の各無線装置は、他方の各無線装置からの送信キャリアを検出するために、制御部の動作を停止した状態において該制御部の高速動作クロック周波数よりも非常に低い周波数の低速動作クロックに基づいた所定の間欠キャリアセンス間隔無線受信回路に間欠的キャリアセンス動作を行わしめるタイマ手段と、該無線受信回路が前記送信キャリアを検出した時のみ前記制御部を起動する起動手段とを有することを特徴とする無線自動検針システム。

請求項2

前記他方の各無線装置は、前記送信キャリアとして、所定のビット同期信号、フレーム同期信号および呼出信号を含む1フレーム電文を前記間欠的キャリアセンス間隔よりも最低1フレーム電文時間長くなるように複数回連続して送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1記載の無線自動検針システム。

請求項3

前記一方の無線装置は、前記他方の各無線装置からの送信キャリアを検出した後、該他方の各無線装置から送信されてくる無線通信電文のフレーム同期信号および呼出信号を所定の信号と比較して一致するか否かを検出し、一致する場合のみ正規の無線通信であると判定する比較一致手段と、該比較一致手段における比較動作を前記1フレームの電文時間に相当する時間のみを合わせるべく該1フレームの電文時間を計数する計数手段と、該計数手段が計数している前記1フレームの電文時間以内に前記一致を検出できない場合、正規の無線通信でないと判定して、前記制御部の動作を停止させ、前記間欠的キャリアセンス動作を再開させる再開手段とを有することを特徴とする請求項2記載の無線自動検針システム。

技術分野

0001

本発明は、例えば水道、電気ガス等の使用量データ電話回線および無線回線を介して自動的に収集する無線自動検針システムに関する。

背景技術

0002

図7は、この種の無線自動検針システムの一般的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線自動検針システムは、例えば水道、電気、ガス等の使用量を計測するための端末装置を構成するメータ19を有し、該メータ19は例えば水道、電気、ガス等の需要家の所に設置される。

0003

このメータ19は、無線装置子機18に接続され、該無線装置子機18から無線回線を介して無線装置親機17に接続されている。また、無線装置親機17は、端末用網制御装置(T−NCU)16に接続され、該端末用網制御装置16から電話回線を介して電話交換機14に接続されている。電話交換機14は電話回線を介してノーリンギング通信網制御装置であるセンタ側網制御装置(C−NCU)12または端末発呼通信用網制御装置である自動着信網制御装置(MA−NCU)13を介してセンタ装置11に接続されている。また、電話交換機14の両端にはノーリンギングトランク15が接続されている。

0004

このように構成される無線自動検針システムにおいて、メータ19で計測された水道、電気、ガス等の使用量データをセンタ装置11で収集するには、センタ装置11からセンタ側網制御装置12、電話交換機14、ノーリンギングトランク15を介して端末用網制御装置16にノーリンギング着信し、該端末用網制御装置16から更に無線装置親機17および無線装置子機18を介してメータ19を呼び出して、センタ装置11とメータ19との間でデータ通信を行い、これによりメータ19で計測した前記使用量データをメータ19から逆の経路を介してセンタ装置11に伝送し、センタ装置11に収集するようになっている。

0005

また、メータ19で異常事態が発生した場合には、メータ19から端末発呼通信により無線装置子機18、無線装置親機17、端末用網制御装置16、電話交換機14、自動着信網制御装置13を介してセンタ装置11を呼び出して、メータ19とセンタ装置11との間でデータ通信を行い、メータ19の異常事態を報知するアラーム情報をメータ19からセンタ装置11に伝送するようになっている。

発明が解決しようとする課題

0006

上述した無線自動検針システムにおいて、無線装置親機17および無線装置子機18、特に無線装置子機18は、需要家の水道メータガスメータ等が設けられている場所の近くに設置されるものであり、該無線装置動作電源として商用電源を使用することが困難であるため、その動作電源として電池を使用することが必須となっている。

0007

また、該無線装置の耐用年数は、メータ19の使用期間、例えば8〜10年程度と同様の期間動作することが要求されている。

0008

このように無線装置は、電池駆動され、その耐用年数もかなり長いものであるため、電池の消耗を極力低減するように低消費電力化することが要望されている。

0009

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、無線装置を低消費電力化し得る無線自動検針システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明の無線自動検針システムは、電話回線に端末用網制御装置を介して無線装置親機を接続し、該無線装置親機に無線回線を介して接続される無線装置子機を端末装置に接続することにより電話回線からノーリンギング通信により端末装置の検針データを含む情報を収集し、端末装置からの端末発呼通信により端末装置からの情報を電話回線を介して収集する無線自動検針システムにおいて、前記無線装置親機と無線装置子機のうちの一方の各無線装置が他方の各無線装置からの送信キャリアを検出するために、制御部の動作を停止した状態において該制御部の高速動作クロック周波数よりも非常に低い周波数の低速動作クロックに基づいた所定の間欠キャリアセンス間隔無線受信回路に間欠的キャリアセンス動作を行わしめるタイマ手段と、該無線受信回路が前記送信キャリアを検出した時のみ前記制御部を起動する起動手段とを有することを要旨とする。

0011

また、本発明の無線自動検針システムは、前記他方の各無線装置が前記送信キャリアとして、所定のビット同期信号、フレーム同期信号および呼出信号を含む1フレーム電文を前記間欠的キャリアセンス間隔よりも最低1フレーム電文時間長くなるように複数回連続して送信する送信手段を有することを要旨とする。

0012

更に、本発明の無線自動検針システムは、前記一方の無線装置が前記他方の各無線装置からの送信キャリアを検出した後、該他方の各無線装置から送信されてくる無線通信電文のフレーム同期信号および呼出信号を所定の信号と比較して一致するか否かを検出し、一致する場合のみ正規の無線通信であると判定する比較一致手段と、該比較一致手段における比較動作を前記1フレームの電文時間に相当する時間のみを合わせるべく該1フレームの電文時間を計数する計数手段と、該計数手段が計数している前記1フレームの電文時間以内に前記一致を検出できない場合、正規の無線通信でないと判定して、前記制御部の動作を停止させ、前記間欠的キャリアセンス動作を再開させる再開手段とを有することを要旨とする。

0013

本発明の無線自動検針システムでは、一方の各無線装置は、他方の各無線装置からの送信キャリアを検出するために、制御部の動作を停止した状態において非常に低い周波数の低速動作クロックに基づいた間欠的キャリアセンス動作を行わしめ、該無線受信回路が送信キャリアを検出した時のみ制御部を起動する。

0014

また、本発明の無線自動検針システムでは、他方の各無線装置は送信キャリアとして所定のビット同期信号、フレーム同期信号および呼出信号を含む1フレームの電文を間欠的キャリアセンス間隔よりも最低1フレーム電文時間長くなるように複数回連続して送信する。

0015

更に、本発明の無線自動検針システムでは、一方の無線装置は、他方の各無線装置からの送信キャリアを検出した後、該他方の各無線装置から送信されてくる無線通信電文のフレーム同期信号および呼出信号を所定の信号と比較して一致するか否かを検出し、一致する場合のみ正規の無線通信であると判定し、計数手段が計数している1フレームの電文時間以内に一致を検出できない場合、正規の無線通信でないと判定して、制御部の動作を停止させ、間欠的キャリアセンス動作を再開させる。

0016

以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。

0017

図1は、本発明の一実施例に係わる無線自動検針システムに使用される無線装置の構成を示すブロック図である。同図に示す無線装置は、上述した図7に示した無線装置親機17または無線装置子機18を構成するものであり、該無線装置を図7に示すように端末用網制御装置16に接続した場合には前記無線装置親機17を構成し、また該無線装置をメータ19に接続した場合には前記無線装置子機18を構成するものである。

0018

すなわち、図1に示す無線装置は、その全体の動作を制御する制御部であるCPU5を有し、該CPU5にはインタフェース回路6が接続されているが、このインタフェース回路6を図7に示すように前記端末用網制御装置16に接続した場合には前記無線装置親機17を構成し、またメータ19に接続した場合には前記無線装置子機18を構成する。

0019

また、該CPU5には高速クロックを発生するための高速クロック用水晶振動子51が接続され、これによりCPU5は高速動作するように構成されている。

0020

図1に示す無線装置は、前記無線装置親機および無線装置子機のいずれか一方を構成するものであるが、他方の無線装置との無線信号の授受を行うためのアンテナ1を有する。該アンテナ1は、切替器2を介して無線受信回路3のFM復調回路31または無線送信回路4のFM変調回路41に接続される。

0021

無線受信回路3は、FM変調された400MHzの無線周波数帯域の無線信号をシリアルディジタル信号復調するFM復調回路31と相手無線装置からの送信キャリアを検出するためのキャリア検出回路32から構成されている。また、該キャリア検出回路32から出力されるキャリア検出信号は第2タイマ回路33に供給され、該第2タイマ回路33の計時動作を開始させるとともに、CPU5にキャリア検出信号として供給される。第2タイマ回路33は、後述する1フレームの電文時間を計数するものであり、キャリア検出後、この1フレームの電文時間を越えるとタイムオーバ信号をCPU5に供給する。

0022

無線受信回路3のFM復調回路31でFM復調されたシリアルなディジタル信号は、Nビットシフトレジスタ34に供給され、ここで逐次シリアルにシフトされ、その内容はNビット比較一致回路35においてフレーム同期信号設定回路36からのフレーム同期信号および呼出信号設定回路37からの呼出信号と比較される。なお、Nビットシフトレジスタ34およびNビット比較一致回路35はCPU5からの比較一致回路起動信号により起動され、Nビット比較一致回路35で検出された一致検出信号はCPU5に供給される。

0023

前記FM復調回路31およびキャリア検出回路32からなる無線受信回路3には、トランジスタTR381およびトランジスタTR382からなる受信電源制御回路38が接続されており、トランジスタTR381がトランジスタTR382によってオンオフすることによりトランジスタTR381のエミッタに接続されている電池61の電圧がトランジスタTR381を介して無線受信回路3に供給されたりまたは供給停止させるようになっている。

0024

該受信電源制御回路38は第1タイマ回路370によって制御されるようになっている。第1タイマ回路370は、低速クロック用水晶振動子371によって動作し、例えば時計用の非常に低速なクロック(32kHz)を発生し、この低速なクロック信号により受信電源制御回路38が駆動され、これにより電池61の電圧が無線受信回路3の動作電圧として供給され、無線受信回路3は間欠的にキャリア検出動作を行うようになっている。

0025

前記無線送信回路4は、FM変調回路41で構成され、該FM変調回路41はCPU5からの送信データであるシリアルなディジタル信号を400MHzの無線周波数帯域の無線信号にFM変調する。該FM変調回路41は、トランジスタTR421およびトランジスタTR422からなる送信電源制御回路42によって電池61からの動作電圧を供給されて作動するが、該送信電源制御回路42はCPU5からの送信回路オン信号により作動するようになっている。

0026

なお、CPU5は、通常の待機状態では停止状態にあって、電力を極力消費しないように構成されているが、前記インタフェース回路6を介してメータ19または端末用網制御装置16からの起動信号を供給された場合および無線受信回路3からのキャリア検出信号を供給された場合、高速クロック用水晶振動子51により高速動作を開始するようになっている。また、CPU5が待機状態にある場合には、送信電源制御回路42は作動せず、従って無線送信回路4は停止状態にあり、電池61の電力を消耗しないようになっている。更に、無線受信回路3も第1タイマ回路370からの低速動作により受信電源制御回路38を介して間欠的に電池61からの動作電圧を供給され、これによりキャリア検出動作を間欠的に行い、電池61の電力を極力消耗しないようになっている。

0027

以上のように構成される無線自動検針システムの無線装置において、図2はノーリンギング通信の場合の通信プロトコルを示すタイミング図である。

0028

図2(a)に示すように、端末用網制御装置(T−NCU)16から起動命令電文が無線装置親機17に送出されると、無線装置親機17のCPU5が動作を開始し、この起動命令電文を受信する。そして、無線装置親機17のCPU5は、この起動命令電文を図3に示すような無線通信用電文に変換し、図2(b)に示すように該起動命令電文を複数回連続して無線装置子機18に送信する。

0029

更に詳しくは、この起動命令電文は、例えばテレメータテレコントロール用の特定小電力無線規格(RCRSTD−16)で規格化されているように無線装置間の同期を取るための「ビット同期信号」、電文の先頭を示す「フレーム同期信号」、各無線装置を識別するための「呼出信号」、および端末用網制御装置16からの起動命令を示すコマンド部分からなる1フレームを基本として構成される。

0030

この起動命令電文を受け取った無線装置親機17は、この電文を無線装置子機18に送信するのであるが、無線装置子機18は低消費電力化のために無線受信回路3を間欠的に動作させているので、この電文を単に1回送信しただけでは、無線装置子機18はこの電文を受信することができないので、無線装置親機17は図3に示すように無線装置子機18の間欠的な無線受信動作周期であるキャリアセンス間隔T2 以上となる回数だけ連続して前記起動命令電文を送信する。

0031

すなわち、無線装置親機17は、図3に示すように、ビット同期信号、フレーム同期信号、呼出信号および起動命令からなるコマンド部分からなる期間Tsendの1フレームを整数倍(L)して、キャリアセンス間隔T2 より大きくなる値Lを算出し(T2 <Tsend×L)、この値Lに1を加えた(L+1)回、同一起動命令電文を無線装置子機18に送信する。

0032

このように、無線装置親機17が、図2(b)に示すように、前記起動命令電文を複数回(L+1)連続して送信することにより、無線装置子機18は確実に該起動命令電文を受信することができるようになる。

0033

無線装置子機18は、第1タイマ回路370の制御により受信電源制御回路38を介して無線受信回路3を間欠的に作動させ、図2(c)に示すように、周期T2 の間欠的なキャリアセンス周期で無線装置親機17からの起動命令電文を受信する。

0034

無線装置子機18が起動命令電文を受信すると、無線装置子機18のCPU5が動作を開始し、該起動命令電文を有線通信用の起動命令電文に変換し、図2(c),(d)に示すようにメータ19に送出する。メータ19は無線装置子機18からの起動命令電文を受信すると、応答電文を無線装置子機18に返送する。無線装置子機18は、メータ19からの応答電文を受信すると、同様の手順で無線通信電文に変換し、無線装置親機17に返送し、リアルタイムの通信を行う。

0035

図4は、以上説明した無線装置親機17における起動命令電文の受信から無線装置子機18への送信までの無線装置親機17における動作を示すタイミング図である。

0036

図4において、無線装置親機17に対して端末用網制御装置16から起動命令電文が送信されると、該起動命令電文は図4(a)に示すように無線装置親機17のインタフェース回路6で受信され、CPU5に供給される。CPU5は該起動命令電文のマーク立ち上がりで起動され、起動命令電文を受信する。そして、この起動命令電文を図3に示した無線通信用の電文に変換し、それからCPU5は図4(b)に示すように送信回路オン信号を送信電源制御回路42に供給して、無線送信回路4のFM変調回路41に図4(c)に示すように電池61の動作電圧を供給して、該FM変調回路41を動作状態にする。FM変調回路41が動作状態になると、CPU5は前記起動命令電文の送信データを該FM変調回路41に供給し、該送信データを図4(d)に示すようにFM変調回路41から切替器2を介してアンテナ1に供給し、アンテナ1から無線装置子機18に向けて送信する。

0037

図5および図6は、ノーリンギング着信時の無線装置子機18の動作を示すタイミング図であるが、図5は相手無線装置である無線装置親機17から正規の送信キャリアがない場合、すなわち例えばノイズや他の無線ステムでの無線通信等で無線装置子機18が起動された場合の異常時の動作を示すタイミング図であり、図6は無線装置親機17から正規の送信キャリアを受信した場合の正規の動作を示すタイミング図である。

0038

まず、図5を参照して、無線装置親機17から正規の送信キャリアがなく、例えばノイズや他の無線システムでの無線通信等で無線装置子機18が起動された場合の異常時の動作を説明する。

0039

無線装置子機18の第1タイマ回路370は、例えば20秒〜30秒程度の周期T2 で受信電源制御回路38を介して無線受信回路3に電池61の動作電圧を供給し、該無線受信回路3のFM復調回路31およびキャリア検出回路32を作動状態にし、間欠的キャリアセンス動作を行わせる。なお、この周期T2 で無線受信回路3が動作状態になる期間T1 は通常5ms〜10ms程度である。

0040

なお、このキャリアセンス動作は、低速クロック用水晶振動子371の非常に低速なクロック(例えば、32kHz)で動作しているため、この無線受信回路3が動作することによる消費電流は例えば数μA程度と非常に小さいものであり、低消費電力化を達成している。

0041

このように第1タイマ回路370の作用により無線受信回路3が動作する例えば最初のキャリアセンス動作時に無線装置親機17から送信キャリアを無線受信回路3で検出できない場合には、CPU5も起動されず、従って無駄な電力を電池61から消費することもないようになっている。

0042

次のキャリアセンス動作時に、正規の送信キャリアでない例えばノイズや他の無線システムでの無線通信等で図5(c)の後半で示すようにキャリアを誤検出した場合には、このキャリア検出信号は無線受信回路3のキャリア検出回路32からCPU5に供給され、これによりCPU5が起動される。また、同時に、キャリア検出回路32の出力信号により図5(e)に示すように第2タイマ回路33が起動され、1フレームを受信する時間(Tsend)の計数を開始する。

0043

CPU5が起動されると、CPU5は第1タイマ回路370を介して受信電源制御回路38に受信回路オン信号を供給し、これにより無線受信回路3を図5(h)に示すように動作状態に保持するとともに、CPU5はNビットシフトレジスタ34およびNビット比較一致回路35を図5(f)に示すように起動し、無線受信回路3のFM復調回路31でFM復調されたシリアルなディジタル信号をNビットシフトレジスタ34を介してNビット比較一致回路35に供給し、フレーム同期信号設定回路36および呼出信号設定回路37からのフレーム同期信号および呼出信号と比較させる。

0044

この場合、無線装置親機17からの正規の無線通信では、同一フレームの起動命令電文が上述したように連続して送信されてくるので、第2タイマ回路33が計数動作を行っている1フレームの時間以内でNビット比較一致回路35はフレーム同期信号および呼出信号の一致を検出するものであるが、正規の無線通信でない場合には、Nビット比較一致回路35は一致を検出することができず、この間に第2タイマ回路33は図5(e)に示すようにタイムオーバ信号を発生する。このタイムオーバ信号は、CPU5に供給され、該CPU5の制御により第1タイマ回路370、受信電源制御回路38を介して無線受信回路3をオフ状態にするとともに、またNビット比較一致回路35もオフ状態にし、またCPU5自身も即座にオフ状態になる。このように正規でない無線通信の場合には、CPU5および関連回路は即座にオフになり、これにより電池61の電力を無駄に消耗しないようになっている。なお、正規の無線通信であるか否かは第2タイマ回路33により1フレームの時間という非常に短い時間で識別することができるため、電池61の消耗を極力低減することができるようになっている。

0045

また、図6に示すように、無線装置親機17からの正規の送信キャリアが無線装置子機18に送信され、これを無線装置子機18の第1タイマ回路370の制御により無線受信回路3を作動させた間欠的キャリアセンス動作で無線受信回路3を介して受信し、キャリア検出回路32が無線装置親機17からの送信キャリアを検出した場合には、該キャリア検出回路32からのキャリア検出信号によりCPU5が起動されるとともに、第2タイマ回路33も計時動作を開始する。

0046

CPU5が起動されると、CPU5からの受信回路オン信号により第1タイマ回路370、受信電源制御回路38を介して無線受信回路3を連続動作状態に保持するとともに、Nビットシフトレジスタ34およびNビット比較一致回路35を起動し、これによりNビット比較一致回路35においてフレーム同期信号および呼出信号の比較を図6(d)に示すように行い、該Nビット比較一致回路35からの一致検出信号が図6(g)に示すように第2タイマ回路33のタイムオーバ前にCPU5に供給されると、CPU5は自己の無線装置子機18に対する正規の呼び出しと判断し、無線通信動作を継続する。

0047

なお、上記実施例は、ノーリンギング通信時の動作について説明したものであるが、メータ19からの端末発呼通信の場合の動作も無線装置子機18が送信側となり、無線装置親機17が受信側となるだけであって、その動作は全く同じである。

発明の効果

0048

以上説明したように、本発明によれば、送信キャリアを検出するために、制御部の動作を停止した状態において非常に低い周波数の低速動作クロックに基づいた間欠的キャリアセンス動作を行わしめ、該無線受信回路が送信キャリアを検出した時のみ制御部を起動するので、無線装置における電池の消耗を極力低減することができ、無線装置の低消費電力化を図ることができる。

0049

また、本発明によれば、送信キャリアとして所定のビット同期信号、フレーム同期信号および呼出信号を含む1フレームの電文を間欠的キャリアセンス間隔よりも最低1フレーム電文時間長くなるように複数回連続して送信するので、間欠的キャリアセンス動作を行って、低消費電力化を図った場合でも、送信キャリアを適確に検出することができる。

0050

更に、本発明によれば、送信キャリアを検出した後、フレーム同期信号および呼出信号の一致を検出し、一致する場合のみ正規の無線通信であると判定し、1フレームの電文時間以内に一致を検出できない場合、正規の無線通信でないと判定して、制御部の動作を停止させ、間欠的キャリアセンス動作を再開させるので、正規の無線通信でない場合の動作を極力短くし、この場合の電池の消耗を極力低減することができる。

図面の簡単な説明

0051

図1本発明の一実施例に係わる無線自動検針システムに使用される無線装置の構成を示すブロック図である。
図2ノーリンギング通信の場合の通信プロトコルを示すタイミング図である。
図3起動命令電文の構成を示す説明図である。
図4無線装置親機における起動命令電文の受信から無線装置子機への送信までの無線装置親機における動作を示すタイミング図である。
図5ノーリンギング着信時の無線装置子機の動作を示すタイミング図であり、特に正規の送信キャリアがない場合に無線装置子機が起動された場合の異常時の動作を示すタイミング図である。
図6ノーリンギング着信時の無線装置子機の動作を示すタイミング図であり、特に正規の送信キャリアを受信した場合の動作を示すタイミング図である。
図7従来装置の構成を示す図である。

--

0052

3無線受信回路
4無線送信回路
5 CPU
6インタフェース回路
16端末用網制御装置
17無線装置親機
18無線装置子機
19メータ
31FM復調回路
32キャリア検出回路
35 Nビット比較一致回路
38 受信電源制御回路
42送信電源制御回路
370 第1タイマ回路

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