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技術 チーズ、野菜、ソーセージなどの製品を薄片に切断するための装置

出願人 アルベルトハインベー.ファウ.
発明者 ロナルドフェルディナンドヴェッデルヘンリクスヨハネスグレゴリアステールベッケ
出願日 1995年7月4日 (25年5ヶ月経過) 出願番号 1995-169104
公開日 1996年7月9日 (24年5ヶ月経過) 公開番号 1996-174480
状態 未査定
技術分野 加工の種類に特徴のある切断
主要キーワード クランクディスク 平円形 案内表面 案内支柱 水平スロット 回転ねじ 上方アーム 回転式ノブ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年7月9日)のものです。
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図面 (7)

課題

チーズなどを薄片に切断することに特に適した、簡単でしかも正確に、安全に操作可能な改良されたカッタを提供すること。

解決手段

切断すべき製品のための支持表面ナイフとを有する、チーズ、野菜ソーセージなどの製品を消費する準備の整った薄片に切断するための、支持表面を横切って延びる、切断すべき製品のための止め板が前記支持表面の縁端近接して配置され、前記止め板は細長いナイフを含む上下に移動可能なナイフホルダと連結しており、前記ナイフホルダは止め板の上端部近くに配置され、止め板を横断する方向の止め板とナイフとの間の距離が切断すべき薄片の厚みを定め、前記距離は調整手段によって調整可能であり、前記ナイフホルダの上下運動を行うために電気モータが設けられている装置。

概要

背景

周知のチーズカッタにおいては、チーズは手で切断しなければならず、これは店の従業員にとって厄介疲れる作業となっている。従来のカッタの1つのタイプとして、典型的には大理石から作られている支持板と、この支持板の上方に配置されたナイフとを有し、そのナイフは一方端部において角変位可能に取付けられ、他端部にハンドルを有しているものがある。このナイフは垂直面において角変位可能であり、チーズの塊を薄片に切断するために使用される。蝶番で動くナイフで実施しなければならないてこの動き作業員の腕や肩に人間工学的に好ましくない負荷につながることが分かっている。電気的に加熱されたナイフが使用される場合においても、こういったナイフはチーズをよりたやすく切断することができるが、このような装置は作業員をぼんやりさせることにつながる。

角変位可能なナイフをもつ従来のカッタの欠点としてさらにまた、薄片の厚みをきわめて正確に設定することができないという問題がある。またさらに、ナイフによって手に怪我をするという可能性もある。

パンを切断するために設計されたものではあるが、前述のタイプのカッタがフラン公開特許FR−A−412316に開示されている。この周知のタイプの機械は前述の欠点を有している。

ドイツ特許683224はハンドルが付いた手動で操作されるナイフを有するチーズ用カッタを開示しているが、このナイフの場合はその両端がチーズを支持する表面から上方に延びた案内片に沿って上下に動くようになっている。この周知の装置においてはナイフの操作は前述の装置よりもさらに好ましくなく、ナイフはその一端で角変位可能なように取付けられており、前述の装置が有する欠点をこのドイツ特許683224の装置も有している。

前述の問題を取除くために、ランチョンミートを切断するために使用されるような回転式のナイフを有するカッタを使用することがこれまで試みられてきた。しかしながらこのような装置の欠点は、この回転式のナイフの厚みが非常に厚いために適切な方法でチーズを薄片に切断することができない点にある。さらにまた、チーズはランチョンミートとは異なった形状をしており、したがって回転式のナイフを有する既存の機械はチーズ用のカッタとして使用することには全く向いていない。

油圧または空圧で駆動される上下に運動するナイフを有する切断カッタがドイツ特許DE−A−2550477およびDE−A−2550478に開示されている。しかしながら、これらの周知のカッタは食肉処理工場において使用することを目的としたものであり、こういった食肉処理工場においては冷凍の食肉が小さな塊に切断され、続いてたとえばミンチ肉などに加工される。したがって、こういった機械のナイフは上下に運動している間に切断を行う。しかしながらこのような機械は、店舗などでチーズを薄片に切断するには不向きである。

概要

チーズなどを薄片に切断することに特に適した、簡単でしかも正確に、安全に操作可能な改良されたカッタを提供すること。

切断すべき製品のための支持表面とナイフとを有する、チーズ、野菜ソーセージなどの製品を消費する準備の整った薄片に切断するための、支持表面を横切って延びる、切断すべき製品のための止め板が前記支持表面の縁端近接して配置され、前記止め板は細長いナイフを含む上下に移動可能なナイフホルダと連結しており、前記ナイフホルダは止め板の上端部近くに配置され、止め板を横断する方向の止め板とナイフとの間の距離が切断すべき薄片の厚みを定め、前記距離は調整手段によって調整可能であり、前記ナイフホルダの上下運動を行うために電気モータが設けられている装置。

目的

本発明の目的は、店舗などでチーズを消費する準備の整った薄片に切断することに特に適しており、人間工学的にも好ましくないという意味において店の従業員に負担をかけない、そしてまた簡単でしかも正確に、安全に操作可能な改良されたカッタを提供することである。好適には、本発明に従ったカッタはたとえば野菜、各種のソーセージなど他の製品の切断にも適している。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

切断すべき製品のための支持表面ナイフとを有する、チーズ野菜ソーセージなどの製品を消費する準備の整った薄片に切断するための装置において、支持表面を横切って延びる、切断すべき製品のための止め板が前記支持表面の縁端近接して配置され、前記止め板は細長いナイフを含む上下に移動可能なナイフホルダと連結しており、前記ナイフホルダは止め板の上端部近くに配置され、止め板を横断する方向の止め板とナイフとの間の距離が切断すべき薄片の厚みを定め、前記距離は調整手段によって調整可能であり、前記ナイフホルダの上下運動を行うために電気モータが設けられていることを特徴とする装置。

請求項2

前記ナイフホルダはその両端部に案内手段を有しており、前記案内手段は前記縁端部に近接して支持表面の向かい合った辺に配置されている案内支柱協働することを特徴とする請求項1記載の装置。

請求項3

支持表面から離れている案内支柱のそれぞれの上端部は接続ガーダによって連結されていることを特徴とする請求項2記載の装置。

請求項4

前記ナイフホルダは前記縁端部付近に支持表面に隣接して配置されている実質的に垂直な固定された案内装置上で上下に移動するように、自立的取付けられているフレームに配置されており、さらに前記フレームは止め板を有していることを特徴とする請求項1記載の装置。

請求項5

前記止め板から離れているナイフホルダ側に位置しており、操作中に切断すべき製品上に負荷をかけている下方端部を有している上下に移動可能な実質的に垂直な安全板を特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項6

前記安全板は下方端部が屈曲していることを特徴とする請求項5記載の装置。

請求項7

前記安全板は案内支柱間の接続ガーダ上に取付けられていることを特徴とする請求項5または6および請求項3に記載の装置。

請求項8

前記安全板は、前記垂直案内装置を有する切断装置支柱状の部材に、多くの角変位可能に接続されているセクションによって形成されたアームによって連結されていることを特徴とする請求項5または6および請求項4に記載の装置。

請求項9

前記ナイフと前記支持表面とは、支持表面を横断して延びる平面から見た場合、互いに対して斜めに延びていることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項10

前記調整手段は、くさび形の薄片を切断するために、前記ナイフと止め板とを互いに対して僅かに離れるように調整することが可能なように設計されていることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項11

前記調整手段は薄片の厚みを調整するため、およびナイフに対して止め板を離すために、ナイフホルダの各端部近くに配置されている調整ノブを有することを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項12

前記調整手段はナイフと止め板との間の距離を示す物差しを有していることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項13

前記調整ノブは平円形をしており、ねじ山がつけられた中心孔が設けられており、前記中心孔はナイフホルダに接続したねじ山が切られたロッドと協働し、前記ナイフホルダは孔を介して前記止め板用の取付金具に達していることを特徴とする請求項11または12に記載の装置。

請求項14

前記ナイフホルダは手動操作可能なスクリュノブによって該切断装置に取付けられていることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項15

前記ナイフの上方には、切断された薄片のための案内表面が設けられており、該案内表面は上方および外方に斜めに延びていることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項16

前記ナイフは、その切断エッジを過ぎて、操作中切断された薄片が止め板の上端部を超えて外方に案内されるような形状になっていることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項17

前記電気モータはクランク機構を有する伝達手段を介してナイフホルダと連結していることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項18

前記クランク機構はナイフホルダの少なくとも1つの突起または該突起と接続している要素と連結していることを特徴とする請求項17に記載の装置。

請求項19

前記伝達手段は、前記ナイフホルダの少なくとも1つの突起または前記突起と接続した要素と接続しているねじ山が切られたスピンドルを有していることを特徴とする請求項17に記載の装置。

請求項20

駆動手段は、ナイフホルダの案内手段の1つを構成している案内ブロックと接続していることを特徴とする請求項17または18または19および請求項2に記載の装置。

請求項21

前記ナイフは電気的に加熱可能であることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項22

前記駆動手段は、少なくとも一部が支持表面の下に位置しているハウジング内に配置されることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

請求項23

前記ハウジングは吸盤が取付けられた支持脚を有することを特徴とする請求項22に記載の装置。

請求項24

前記クランク機構はクランクアームの端部に配置されているクランクピンを有し、前記クランクピンは上下に移動可能なフレームの下方部の実質的に水平なスロット係合していることを特徴とする請求項18および請求項4に記載の装置。

請求項25

前記フレームは、止め板の向かい合った辺上に、ノブによって回転可能な垂直ロッド等を有しており、該ロッドはそれぞれ、止め板を横断する方向における止め板とナイフとの間の距離の調整と、止め板とナイフとの発散性または平行性の調整とのための少なくとも1つの偏心部材を有していることを特徴とする前記請求項のいずれか1つおよび請求項4に記載の装置。

請求項26

前記支持表面は横方向に傾いて配置されており、前記支持表面の最低位部は、通常作業員がいる側に位置しており、前記最低位部には前記側に配置された止め仕切があることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の装置。

技術分野

0001

本発明は、切断すべき製品を支持する表面とナイフとを有する、野菜ソーセージなどの製品を消費する準備の整った薄片に切断するための装置に関する。

0002

本発明に関係したタイプのカッタは、たとえば、チーズ店、チーズ部門のあるスーパーマーケットなどにおいてチーズを薄片に切断するために使用される。

背景技術

0003

周知のチーズ用カッタにおいては、チーズは手で切断しなければならず、これは店の従業員にとって厄介疲れる作業となっている。従来のカッタの1つのタイプとして、典型的には大理石から作られている支持板と、この支持板の上方に配置されたナイフとを有し、そのナイフは一方端部において角変位可能に取付けられ、他端部にハンドルを有しているものがある。このナイフは垂直面において角変位可能であり、チーズの塊を薄片に切断するために使用される。蝶番で動くナイフで実施しなければならないてこの動き作業員の腕や肩に人間工学的に好ましくない負荷につながることが分かっている。電気的に加熱されたナイフが使用される場合においても、こういったナイフはチーズをよりたやすく切断することができるが、このような装置は作業員をぼんやりさせることにつながる。

0004

角変位可能なナイフをもつ従来のカッタの欠点としてさらにまた、薄片の厚みをきわめて正確に設定することができないという問題がある。またさらに、ナイフによって手に怪我をするという可能性もある。

0005

パンを切断するために設計されたものではあるが、前述のタイプのカッタがフラン公開特許FR−A−412316に開示されている。この周知のタイプの機械は前述の欠点を有している。

0006

ドイツ特許683224はハンドルが付いた手動で操作されるナイフを有するチーズ用カッタを開示しているが、このナイフの場合はその両端がチーズを支持する表面から上方に延びた案内片に沿って上下に動くようになっている。この周知の装置においてはナイフの操作は前述の装置よりもさらに好ましくなく、ナイフはその一端で角変位可能なように取付けられており、前述の装置が有する欠点をこのドイツ特許683224の装置も有している。

0007

前述の問題を取除くために、ランチョンミートを切断するために使用されるような回転式のナイフを有するカッタを使用することがこれまで試みられてきた。しかしながらこのような装置の欠点は、この回転式のナイフの厚みが非常に厚いために適切な方法でチーズを薄片に切断することができない点にある。さらにまた、チーズはランチョンミートとは異なった形状をしており、したがって回転式のナイフを有する既存の機械はチーズ用のカッタとして使用することには全く向いていない。

0008

油圧または空圧で駆動される上下に運動するナイフを有する切断カッタがドイツ特許DE−A−2550477およびDE−A−2550478に開示されている。しかしながら、これらの周知のカッタは食肉処理工場において使用することを目的としたものであり、こういった食肉処理工場においては冷凍の食肉が小さな塊に切断され、続いてたとえばミンチ肉などに加工される。したがって、こういった機械のナイフは上下に運動している間に切断を行う。しかしながらこのような機械は、店舗などでチーズを薄片に切断するには不向きである。

発明が解決しようとする課題

0009

本発明の目的は、店舗などでチーズを消費する準備の整った薄片に切断することに特に適しており、人間工学的にも好ましくないという意味において店の従業員に負担をかけない、そしてまた簡単でしかも正確に、安全に操作可能な改良されたカッタを提供することである。好適には、本発明に従ったカッタはたとえば野菜、各種のソーセージなど他の製品の切断にも適している。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、切断すべき製品のための支持表面とナイフとを有する、チーズ、野菜、ソーセージなどの製品を消費する準備の整った薄片に切断するための装置において、支持表面を横切って延びる、切断すべき製品のための止め板が前記支持表面の縁端近接して配置され、前記止め板は細長いナイフを含む上下に移動可能なナイフホルダと連結しており、前記ナイフホルダは止め板の上端部近くに配置され、止め板を横断する方向の止め板とナイフとの間の距離が切断すべき薄片の厚みを定め、前記距離は調整手段によって調整可能であり、前記ナイフホルダの上下運動を行うために電気モータが設けられていることを特徴とする装置である。また本発明は、前記ナイフホルダはその両端部に案内手段を有しており、前記案内手段は前記縁端部に近接して支持表面の向かい合った辺に配置されている案内支柱協働することを特徴とする。また本発明は、支持表面から離れている案内支柱のそれぞれの上端部は接続ガーダによって連結されていることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフホルダは前記縁端部付近に支持表面に隣接して配置されている実質的に垂直な固定された案内装置上で上下に移動するように、自立的に取付けられているフレームに配置されており、さらに前記フレームは止め板を有していることを特徴とする。また本発明は、前記止め板から離れているナイフホルダ側に位置しており、操作中に切断すべき製品上に負荷をかけている下方端部を有している上下に移動可能な実質的に垂直な安全板を特徴とする。また本発明は、前記安全板は下方端部が屈曲していることを特徴とする。また本発明は、前記安全板は案内支柱間の接続ガーダ上に取付けられていることを特徴とする。また本発明は、前記安全板は、前記垂直案内装置を有する切断装置支柱状の部材に、多くの角変位可能に接続されているセクションによって形成されたアームによって連結されていることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフと前記支持表面とは、支持表面を横断して延びる平面から見た場合、互いに対して斜めに延びていることを特徴とする。また本発明は、前記調整手段は、くさび形の薄片を切断するために、前記ナイフと止め板とを互いに対して僅かに離れるように調整することが可能なように設計されていることを特徴とする。また本発明は、前記調整手段は薄片の厚みを調整するため、およびナイフに対して止め板を離すために、ナイフホルダの各端部近くに配置されている調整ノブを有することを特徴とする。また本発明は、前記調整手段はナイフと止め板との間の距離を示す物差しを有していることを特徴とする。また本発明は、前記調整ノブは平円形をしており、ねじ山がつけられた中心孔が設けられており、前記中心孔はナイフホルダに接続したねじ山が切られたロッドと協働し、前記ナイフホルダは孔を介して前記止め板用の取付金具に達していることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフホルダは手動操作可能なスクリュノブによって該切断装置に取付けられていることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフの上方には、切断された薄片のための案内表面が設けられており、該案内表面は上方および外方に斜めに延びていることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフは、その切断エッジを過ぎて、操作中切断された薄片が止め板の上端部を超えて外方に案内されるような形状になっていることを特徴とする。また本発明は、前記電気モータはクランク機構を有する伝達手段を介してナイフホルダと連結していることを特徴とする。また本発明は、前記クランク機構はナイフホルダの少なくとも1つの突起または該突起と接続している要素と連結していることを特徴とする。また本発明は、前記伝達手段は、前記ナイフホルダの少なくとも1つの突起または前記突起と接続した要素と接続しているねじ山が切られたスピンドルを有していることを特徴とする。また本発明は、駆動手段は、ナイフホルダの案内手段の1つを構成している案内ブロックと接続していることを特徴とする。また本発明は、前記ナイフは電気的に加熱可能であることを特徴とする。また本発明は、前記駆動手段は、少なくとも一部が支持表面の下に位置しているハウジング内に配置されることを特徴とする。また本発明は、前記ハウジングは吸盤が取付けられた支持脚を有することを特徴とする。また本発明は、前記クランク機構はクランクアームの端部に配置されているクランクピンを有し、前記クランクピンは上下に移動可能なフレームの下方部の実質的に水平なスロット係合していることを特徴とする。また本発明は、前記フレームは、止め板の向かい合った辺上に、ノブによって回転可能な垂直ロッド等を有しており、該ロッドはそれぞれ、止め板を横断する方向における止め板とナイフとの間の距離の調整と、止め板とナイフとの発散性または平行性の調整とのための少なくとも1つの偏心部材を有していることを特徴とする。また本発明は、前記支持表面は横方向に傾いて配置されており、前記支持表面の最低位部は、通常作業員がいる側に位置しており、前記最低位部には前記側に配置された止め仕切があることを特徴とする。本発明に従えば、チーズなどを薄片に切断するためのカッタは、支持表面の縁端に隣接して、切断すべき製品のための支持表面を横断して延びる止め板が設けられており、前記止め板は細長いナイフを有する上下に動くナイフホルダに連結しており、前記ナイフホルダは止め板の上端付近に位置しており、前記止め板とナイフとの間の止め板を横断する方向の距離が切断すべき薄片の厚みを定め、ナイフホルダの上下の運動を実施するために電気モータが設けられていることを特徴としている。以下に発明の実施の形態の図面を参照し、本発明をさらに詳しく説明する。

発明を実施するための最良の形態

0011

図1は本発明の実施の一形態の概略的な正面図を表している。図示されたカッタは、底部に支持脚3が設けられ、上面には、本実施の形態においては実質的に水平な、切断されるべき製品、たとえばチーズなど、また場合によってはランチョンミートや野菜などのための支持表面4を有している箱形のハウジング2を有している。前記支持脚には都合のよいことに、使用中にカッタが変位することを防止するように、たとえば吸盤やゴムキャップのような摩擦を増大させる支持手段5を取付けることができる。

0012

支持表面4の端部の1つに近接して、橋形構造材が取付けられており、前記構造材には2つの互いに間隔を有する実質的に鉛直な側板6,7と、接続ガーダ8が含まれ、該接続ガーダ8が前記両側板のそれぞれの上方の遊端部を互いに連結している。

0013

前記側板6,7は上下に運動可能なナイフホルダ9のための案内支柱を構成している。このためにナイフホルダは2つの案内ブロック10,11を有している。図示された発明の実施の形態においては、ブロック10は駆動機構に連結されている。この駆動機構についてはこの後また述べられている。案内ブロック11は図1には示されていないが、図2で見ることができる。図2に示されているように、この発明の実施の形態においては案内ブロックには滑り軸受12が設けられている。同実施の形態においては、ナイフホルダは手動で操作可能なスクリュノブ14によって安全性が保たれている。このような構成によって、ナイフ15のクリーニングや、点検交換をしようとする場合に、前記ナイフホルダは一切工具を使わずに取除くことができる。

0014

図2に最も明確に示されているように、ナイフ自体はナイフに向かって下方に先細になった案内表面17を有する取り付け細片16上に取り付けられており、該案内表面17は切断された薄片がカッタの外側で受け止められることができるようにそれらの切断された薄片を案内する。

0015

都合のよいことに、図1に示されているように、ナイフ15は切断方向に関して傾斜して延びることができる。従って最初の切断のために必要な力は少なくてすみ、したがって製品を傷付けたり変形させたりする機会も減少する。図4に示したように、ナイフが切断方向に垂直に延び、切断すべき製品のための支持表面が僅かに傾いているならば同じ効果を達成することができる。

0016

ナイフの下方には取付金具19を介してナイフホルダ上に取付けられている止め板18が配置されている。切断中、切断すべき製品は手または押付け要素(図示せず)を使って前記止め板に対して押付けられる。図2において、切断すべきチーズ20は破線で表されており、押付け方向は矢印21で示されている。

0017

図2において、ナイフの切断エッジ22と製品に近い止め板の停止面23との間の距離が切断すべき薄片の厚みを決定していることが明確に分かる。好適には、この厚みの調整は無段階である。このために、図示した装置は2つの調整ノブ24,25を有する調整機構を含む。前記調整ノブは手動で操作が可能であり、ナイフホルダ9に対する止め板の位置が設定される。前記調整ノブには好適には図2の26で示されているように、切断すべき薄片の厚みを示す物差しが設けられる。前記調整ノブは平円形をしており、中心に孔を有し前記孔にはねじ山が設けられており、ナイフホルダに連結されているねじ山が切られたロッド27と協働している。このねじ山が切られたロッドは孔を介して取付金具19に達している。発明の実施の一形態においては、薄片の厚みはたとえば0mm〜約10mmの間で無段階に変化させることができる。

0018

前記調整機構の構造は好適には、ナイフの一端部での薄片の厚みが該ナイフの他端部での薄片の厚みと異なるように設計される。したがって僅かにくさび形をした薄片を切断することが可能である。このようにすることによってたとえば円形のチーズから4半分に切断されたチーズ片を同じサイズの薄片に均一に切断することが可能となる。また、その後に残るチーズの塊はどれも普通の扇形またはくさび形をしており、1つの塊の(パックされた)チーズとして売ることができる。

0019

図示された発明の実施の一形態においては、これらの薄片のくさび形は、ナイフホルダの対向した端部の調整ノブを僅かに異なるように設定することによって得ることができ、したがってナイフと止め板は平行ではなく、水平な面で見るとチーズの円形の側面の方向において僅かに広がっている面に位置しているようになる。

0020

好適には、製品の中には暖めたナイフで切断する方が容易なものもあるために、電気的にナイフを加熱する手段が設けられる。このために、たとえば電線(図示せず)を接続することによって、電流をナイフに通すことができ、また図3の47に示しているように電気的な加熱要素をナイフの脇に設けることができる。

0021

作業員の手を保護するために、垂直な安全板28が配置され、該垂直安全板28は接続ガーダ8に連結しており、ガーダに対して上下に動かすことが可能である。この目的のために、この発明の実施の形態においては、前記安全板は取付板垂直スロット30を介して安全板中に延びている2つの取付板29とボルト31によって取付けられている。作業中、前記安全板28は切断すべき製品に重みがかかっている下方端部を有している。このように前記安全板は案内支柱6,7の間の隙間を塞いでおり、したがって安全板28の下方の隙間は製品によって塞がれているので、製品の供給側からナイフを近付けることはできない。

0022

所望であれば小さなスプリングの片重り補足してもよく、安全板は自身の重さの影響で、切断すべき製品の上面にその負荷をかける。図示された発明の実施の形態においては、安全板はフランジの付いた下方端部32を有している。さらに、本実施の形態においては前記安全板はその板を引張り上げるためのハンドル33を有している。

0023

操作中、止め板を有するナイフは所望の数の薄片を切断するまで上下に動く。これらの薄片はナイフと止め板との間の隙間を通って外側に案内される。図示された発明の実施の形態において、前記ナイフは垂直断面から見た場合、僅かに膨らんでおり、したがって薄片の外方への移動が切断と同時に直ちに開始される。次にこの移動はさらに案内面17によって案内される。

0024

切断中、切断すべき製品は止め板に対抗して置かれており、支持表面上にある。したがってたとえば回転ナイフを有する従来の装置の場合のように、製品を前後に動かす必要はなく、したがってこれは人間工学的な見地から見て有利なことである。

0025

ナイフの上下運動は手で操作することができるクランク機構によって得ることができるが、好適には図示されているようにモータ駆動が利用される。図示された発明の実施の形態においては、電気モータ35が利用されており、前記電気モータ35はハウジングの支持表面下方に取付けられており、該モータは適切な伝達手段、本実施の形態においてはクランクディスク36とクランクアーム37をもつクランク機構を介してナイフホルダの突起部を駆動する。好適には、前記突起部は案内ブロック10または11の一方である。前記クランク機構は箱38内に配置されている。

0026

他の駆動方法および/または他の駆動力伝達方法も可能である。発明の実施の一形態として述べることができるのは、案内ブロックに設けられている、または案内ブロックに接続された要素に設けられている孔のねじ山と協働する回転ねじ切りスピンドルを用いた駆動方法がある。また両方の案内ブロックを駆動することも可能である。

0027

さらに、所望であれば、装置を90°回転することも可能であり、したがって図1に示されている装置は、いわばその右側または左側にあるということになる。

0028

図3は、発明の実施の一形態としての本発明に従った装置の別の変形例を示している。図3の実施の形態においても、ナイフ15は案内ブロック10,11上に取付けられているナイフホルダ9に取付けられているが、しかしながらこれはスクリュノブによってではなく、スクリュボルト40によって取付けられている。図示された発明の実施の形態においても、一方の案内ブロック10はピン41を介してクランクアームまたは連結ロッド37と連結されている。前記連結ロッドはピン41のまわりに回転可能である。前記連結ロッドの他方端部はクランクの両側面36,36’の間に回転可能に取付けられている。これらのクランク側面は支軸42を介して固定された支持部43に軸受取付けされている。主軸の一方42はL形伝達機構44を介してモータ35によって駆動される。

0029

図4図5図6はそれぞれ本発明に従った装置の別の実施の形態の正面図、側面図、上面図を示している。図4図6に示された発明の実施の形態は図1図3に示された発明の実施の形態とは異なっており、図1図3の固定された接続ガーダ8と固定された側板6,7とが上下に移動可能なフレーム60によって置き換えられており、このフレームの一辺がたとえば図4の破線によって示されているようなバーまたは管61のような固定された垂直案内部材上に適切な凹部または孔が設けられた1つまたは複数の案内片70によって自らの重さを支えるように取付けられている。前記フレームは電気モータ(図示せず)によって回転式クランクアーム62をもつクランク機構を介して駆動され、該回転式クランクアーム62はクランクアーム62の端部に配置されているクランクピン63を介してたとえばフレームの水平スロット44内に係合している。このように前記フレームは上下に移動可能なように設定することができる。垂直案内管またはバー61などはカッタの箱66の支柱の形状をした部材45内に配置されている。

0030

前記フレームは支柱の形状をした部材45を横断して延びる上方アーム67を有しており、前記アーム67はその両端部に垂直ロッド68,69を有している。本実施の形態においては両ロッドは、その上面に回転式ノブ50,51を有しており、該ノブ50,51によってアーム67の下方に取付けられたナイフ52の位置とフレームのアーム67の下方に同様に取付けられている止め板53の位置とを互いに相関的に調整することが可能である。この目的のために、これらのロッドは、たとえば、図5の54で示されているように、1つまたは複数の偏心部品またはリングなどを有してもよい。このような調整ノブによって切断すべき薄片の厚みと、また所望であれば薄片のくさび形状を設定することができる。

0031

図示した発明の実施の形態においては、ナイフの位置はほぼ水平であるが、図4において最も明らかに示されているように、支持表面55の位置は傾斜している。支持表面は支柱45の側から通常作業員が存在している側へと下方に傾斜しており、したがって切断すべきチーズは作業員の側の、固定された、または図示されたような取外し可能な止め仕切り56に対して適切な位置に位置するようになる。

0032

フレーム60および支持表面に近接している止め板53の側には、安全板が設けられており、該安全板は図5および図6において71で示されており、カッタの使用中、切断されるべき製品に負荷をかけている。この発明の実施の形態においては安全板は図において76で示されているように、互いに角変位可能に連結されているセクション72,73から成るアームを介して支柱65に角変位可能に連結されている。このアームはまた安全板と角変位可能に接続することができ、所望であれば、また図において77で示されているようなハンドルを設けることも可能である。

0033

安全板が切断されるべき製品に負荷をかけない場合や、または安全板が上方に角変位した位置にある場合などには、カッタのモータへの電力供給遮断されるように、前記アームは好適には、図において78で示されている、たとえばマイクロスイッチなどの切換手段に連結される。

0034

また図4図6の発明の実施の形態においても、ナイフ52には加熱要素47(図4参照)が設けられている。この発明の実施の形態においては、前記加熱要素は細片のフォイル加熱部材として設計されている。フォイル加熱部材の使用自体は航空機の構造から周知のことであり、航空機においてはフォイル加熱部材が、航空機の表面を加熱して、付着したを溶かすために使用されている。

発明の効果

0035

驚くべきことに、フォイル加熱部材はチーズナイフの加熱にも著しく適していることが分かっている。この加熱要素はその厚みが非常に小さいために、加熱の必要性がもっとも高いナイフの切断エッジに密着させて配置することが可能である。したがって、作業中にチーズともっとも接触するナイフの各部が充分に加熱される一方、時間の経過につれてチーズの皮膜の形成を引き起こす装置の他の部分の加熱は制限することができる。このフォイルはナイフとの接触面が大きく、したがって僅かの温度差でナイフに充分に大きな熱伝達を達成することができる。これによって、まず第1に、チーズが切断されている領域においては、表面温度が高すぎるために接触しているチーズが溶けてしまうというような部分が存在しないということ、また第2に、加熱に切換えられると直ちにナイフは操作温度に加熱され、正確で迅速に反応するサーモスタットによる温度制御が可能であるという利点がもたらされ、したがって冷たいチーズを切断したためにナイフが冷却されても、速やかに目的とする温度(42〜45°)に再び加熱することができるという利点が得られる。

0036

上記のことから当業者においては容易に種々の改良例が思い浮かぶと思われるが、このような改良例は本発明の範囲に属している。

図面の簡単な説明

0037

図1本発明に従ったカッタの実施の一形態の部分的に切断された部分を含む概略正面図である。
図2図1の線II−IIに沿って切断された概略断面図である。
図3図1および図2に示された装置の変形された実施の一形態の概略正面図である。
図4本発明に従ったカッタの他の実施の形態の正面図である。
図5本発明に従ったカッタの他の実施の形態の側面図である。
図6本発明に従ったカッタの他の実施の形態の上面図である。

--

0038

1カッタ
2ハウジング
3支持脚
4支持表面
5支持手段
6,7側板
8 接続ガーダ
9ナイフホルダ
10,11案内ブロック
12滑り軸受
14スクリュノブ
15ナイフ
16取付細片
17案内表面
18止め板
19取付金具
28 安全板
29取付板
31ボルト
35電気モータ
36クランクディスク
37クランクアーム
38 箱

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