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技術 コイル巻芯の絶縁構造

出願人 シチズン時計株式会社
発明者 小島武彦吉川一彦奥村哲也
出願日 1994年12月20日 (25年6ヶ月経過) 出願番号 1994-316132
公開日 1996年7月2日 (23年11ヶ月経過) 公開番号 1996-172009
状態 未査定
技術分野 コイルの絶縁 電気コイル一般 コア、コイル、磁石の製造 通信用コイル・変成器
主要キーワード 有芯コイル コイル巻芯 蒸着被膜 絶縁塗装 直接コイル コイル巻枠 プレス抜き 磁気焼鈍
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この項目の情報は公開日時点(1996年7月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

本発明は従来コイルに対し、窒化膜による絶縁という全く異なる方式を用いる事により、工数を削減することを目的としている。

構成

コイル断面上の部品構成は、コイル巻線2とコイル巻芯1からなっており、双方の絶縁はコイル巻芯1の表面に形成した窒化膜3をもって行う。

効果

本発明の工程は、従来コイルに於けるテープ巻き及びポリパラキシリレン膜蒸着時等の工程を必要とせず、コイル工程に必要不可欠である磁気焼鈍工程において、同時に絶縁被膜(窒化膜)を形成でき、低コストコイル構造が可能となる。

概要

背景

基本的なコイル構造では、コイル巻芯直接コイル巻線を巻くと、コイル巻芯角部で前記コイル巻線切れ、双方が導通する危険性がある。そこで従来は、コイル巻芯とコイル巻線を絶縁する為、コイル巻芯に絶縁テープ巻き付ける方式や、コイル巻芯表面に絶縁塗装を施す方式、また、プラスチックを表面に付ける一体成形方式、ポリパラキシリレンを表面に蒸着する方式などがあり、上記工程等が必要不可欠である。

上記絶縁処理の内で本願に最も近い手法のポリパラキシリレンを蒸着して絶縁するコイル巻芯構造を図を用いて説明する。図2は、一般に使用されている有芯コイル外観図であり、1はコイル巻芯、2はコイル巻線、6はコイル巻枠、7はコイル巻線2の端末を、図示しない回路基板パターンに接続するためのコイル端子シートである。

図4は、コイル巻芯外皮ポリパラキシリレン膜を施したコイル巻芯のA−A断面拡大図であり、コイル巻芯1の表面にメッキ層4、その外側にポリパラキシリレン膜5、その外側にコイル巻線2が巻かれた構造になっている。

ポリパラキシリレン膜を有するコイル巻芯の製造工程は図5に示すように、工程1に於いて帯状の材料より外形形状にプレス抜きをし、工程2に於いてコイル巻芯の洗浄、工程3に於いてバレルによるコイル巻芯の研磨を行い、工程4に於いてコイル巻芯の磁気焼鈍を行い材料の歪を取り除く。次に工程5に於いて防錆のためのメッキを行い、工程6に於いて絶縁処理のためのポリパラキシリレン膜を形成し、工程7に於いてコイル巻枠・コイル端子シートの取り付けを行い、工程8に於いて巻線をして、工程9に於いてコイルの完成と言うように、完成までに数多くの工程を有している。

概要

本発明は従来コイルに対し、窒化膜による絶縁という全く異なる方式を用いる事により、工数を削減することを目的としている。

コイル断面上の部品構成は、コイル巻線2とコイル巻芯1からなっており、双方の絶縁はコイル巻芯1の表面に形成した窒化膜3をもって行う。

本発明の工程は、従来コイルに於けるテープ巻き及びポリパラキシリレン膜蒸着時等の工程を必要とせず、コイル工程に必要不可欠である磁気焼鈍工程において、同時に絶縁被膜(窒化膜)を形成でき、低コストのコイル構造が可能となる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コイル巻線及び、絶縁被膜を有するコイル巻芯から成るコイルにおいて、前記絶縁被膜が窒化膜である事を特徴とするコイルの構造。

請求項2

絶縁被膜はコイル巻芯の表面を窒化して形成することを特徴とする請求項1記載のコイルの構造。

技術分野

0001

本発明は、有芯コイル絶縁構造に関する物である。

背景技術

0002

基本的なコイル構造では、コイル巻芯直接コイル巻線を巻くと、コイル巻芯角部で前記コイル巻線切れ、双方が導通する危険性がある。そこで従来は、コイル巻芯とコイル巻線を絶縁する為、コイル巻芯に絶縁テープ巻き付ける方式や、コイル巻芯表面に絶縁塗装を施す方式、また、プラスチックを表面に付ける一体成形方式、ポリパラキシリレンを表面に蒸着する方式などがあり、上記工程等が必要不可欠である。

0003

上記絶縁処理の内で本願に最も近い手法のポリパラキシリレンを蒸着して絶縁するコイル巻芯構造を図を用いて説明する。図2は、一般に使用されている有芯コイルの外観図であり、1はコイル巻芯、2はコイル巻線、6はコイル巻枠、7はコイル巻線2の端末を、図示しない回路基板パターンに接続するためのコイル端子シートである。

0004

図4は、コイル巻芯外皮ポリパラキシリレン膜を施したコイル巻芯のA−A断面拡大図であり、コイル巻芯1の表面にメッキ層4、その外側にポリパラキシリレン膜5、その外側にコイル巻線2が巻かれた構造になっている。

0005

ポリパラキシリレン膜を有するコイル巻芯の製造工程は図5に示すように、工程1に於いて帯状の材料より外形形状にプレス抜きをし、工程2に於いてコイル巻芯の洗浄、工程3に於いてバレルによるコイル巻芯の研磨を行い、工程4に於いてコイル巻芯の磁気焼鈍を行い材料の歪を取り除く。次に工程5に於いて防錆のためのメッキを行い、工程6に於いて絶縁処理のためのポリパラキシリレン膜を形成し、工程7に於いてコイル巻枠・コイル端子シートの取り付けを行い、工程8に於いて巻線をして、工程9に於いてコイルの完成と言うように、完成までに数多くの工程を有している。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、ポリパラキシリレンを用いた蒸着被膜法では、コイル巻芯の外皮にポリパラキシリレン膜を有するにも関わらず、図5ように防錆のためのメッキ工程等が必要で、作業工程が多く、人件費設備維持費材料費等が掛かり、コイル単価が高くなると言う欠点を有している。

0007

本発明の目的は、上記課題を解決しようとするもので、従来のコイルに対して窒化膜による絶縁という全く異なる方式を用いる事により、工数を削減することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成する為の本発明の構成は、”コイル巻線”及び ”絶縁皮膜を有するコイル巻芯”から成るコイルにて、コイル巻芯上にコイル巻線との絶縁を目的とした窒化膜を備えることを特徴とするものである。

0009

また、窒化膜の形態としては、コイル巻芯の表面自体を窒化させ、窒化膜を形成することを特徴とするものである。

0010

次にコイル巻芯の製造工程を説明する。まず、帯状の材料から外周形状に、プレス抜きをした後、それらに洗浄、研磨を施し、更に磁気焼鈍を施す。焼鈍後連続して又は別個雰囲気窒化性ガスにして、窒化を促進してやることにより窒化膜を有するコイル巻芯が完成する。

0011

以下、図面により本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の実施例におけるコイル構造を示すものである。コイル構造は図2のA−A断面を示しているが、その外観図は図2と同一の為、説明は省略する。本実施例はコイル巻芯表面に窒化膜を形成し、絶縁を行うものである。図1に示す通り、コイル断面上の部品構成はコイル巻線2とコイル巻芯1から成っており、双方の絶縁はコイル巻芯1の表面に形成した、窒化膜3をもって行う。

0012

図3により工程の詳細を説明する。工程1に於いて帯状の材料より外形形状にプレス抜きをし、工程2に於いてコイル巻芯の洗浄、工程3に於いてバレルによるコイル巻芯の研磨を行い、工程4に於いてコイル巻芯の磁気焼鈍を行い、材料の歪を取り除く。次に工程5に於いて窒化処理を行い巻芯表層部に窒化膜を形成させ、工程6に於いてコイル巻枠・コイル端子シートの取り付けを行い、工程7に於いて巻線をして工程8に於いてコイルの完成となる。

発明の効果

0013

上記の如く本発明によれば、コイル巻芯を窒化膜で被膜し絶縁する工程は、従来のポリパラキシリレン蒸着工程と異なり新たに蒸着工程を含まず、従来の磁気焼鈍工程において窒化膜を形成することができ作業工程の減少、低コストでの製造のみならず、コイル巻芯の角部に、より多くの膜を形成することが可能である。

0014

また、本発明のコイル巻芯絶縁構造はコイル巻芯の表面自体を窒化させて絶縁体とするためメッキ工程及び蒸着工程を削減することができ、人件費、設備費などのコスト面から極めて効果が高いものである。

図面の簡単な説明

0015

図1本発明の実施例を示す有芯コイルの断面図である。
図2有芯コイルの外観図である。
図3本発明、実施例の製造工程である。
図4蒸着被膜による有芯コイルの断面図である。
図5蒸着被膜による有芯コイルの製造工程である。

--

0016

1コイル巻芯
2コイル巻線
3 窒化膜
4メッキ層
5ポリパラキシリレン膜
6コイル巻枠
7コイル端子シート

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