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技術 電子写真用転写紙

出願人 富士ゼロックス株式会社王子ホールディングス株式会社
発明者 松田司櫻井邦夫栗原努加藤勝渡辺晴美
出願日 1994年12月20日 (25年6ヶ月経過) 出願番号 1994-316230
公開日 1996年7月2日 (24年0ヶ月経過) 公開番号 1996-171226
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における転写材
主要キーワード 金属材料部分 トラブル発生回数 一定水分 特殊薬品 接着剤重量 摩擦係数特性 溶融むら 澱粉系接着剤
関連する未来課題
重要な関連分野

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目的

間接乾式電子写真方式デジタルフルカラー複写機プリンターで記録された場合においても、画質が良好でかつ走行性に優れる、特に高湿環境下の走行性が良好な電子写真用転写紙を提供しようとするものである。

構成

基材の少なくとも片面に固形分量で2〜12g/m2 の顔料接着剤主体とする塗工層を設けてなる塗工紙において、王研式平滑度表裏ともに60〜300秒であり、透気度が10〜90秒、かつ、28℃、85%RHでの紙間摩擦係数が0.5〜0.9であることを特徴とする電子写真用転写紙である。

概要

背景

近年、電子写真方式複写機プリンターカラー化デジタル化に伴い電子写真方式の複写機、プリンターの高画質化が検討されてきている。特に、電子写真方式のフルカラー複写機、プリンターにおいては、高画質画像を得るために、画像の入出力のデジタル化が進み、画像入力方法、および入力した画像の処理方法や、現像法、転写法定着法等が大きく改善されている。また、現像剤や、感光体画像形成材料デジタル精細、高発色カラー記録に対応して改善されてきている。

そして、間接乾式電子写真方式モノクローム複写機、プリンターに使用されていた従来の電子写真用転写紙を、上記の改善された電子写真方式のフルカラー複写機、プリンターに使用すると、濃度むらグロスむら画質の問題、転写不良の問題が生じるため、それらを改善することを目的として塗工紙タイプの転写紙による提案がなされている(例えば、特開昭62−198876号公報、特開昭62−198877号公報、特開平3−242654号公報、特開平3−294600号公報、特開平4−291351号公報参照)。

そして、画質を改善するために塗工層を設けると、その表面が平滑なためロールとの間でスリップを生じたり、(嵩)の弱さにより走行性に支障が生じるため、例えば特開平5−241366号公報に記載される如く画質と走行性の両立を計るため基紙の特性を制御するとともに非造膜性樹脂を塗工層に使用し、得られた転写紙の特性として透気度を4000秒以下、水分4〜6%と制御することで解決することが行われている。このように、画質を良好にするために塗工紙タイプの転写紙における様々な検討が行われているが、その走行性についての検討は十分に行われておらず、特に、高温高湿、低温低湿環境下での走行性の問題については何ら検討されていない。

これらの塗工紙タイプの転写紙は通常環境下で問題がなくても、高温高湿、低温低湿環境下で使用するために包装紙を開封し、用紙を給紙トレイにセットし走行すると、コピー開始直後から重送機械内部への給紙時に2枚もしくはそれ以上の枚数を送る現象)やミスフィード(機械内部への給紙が行われない現象)が頻発するという、従来知られていなかった高湿環境下の走行性に大きな問題があることが明らかになってきた。さらに、低温低湿環境下においては、給紙は通常に行われても走行途中で機内に停止するトラブルが発生するなど、用紙の使用環境の変動にともなって様々な問題が生じることが明らかになってきた。

概要

間接乾式電子写真方式のデジタルフルカラー複写機、プリンターで記録された場合においても、画質が良好でかつ走行性に優れる、特に高湿環境下の走行性が良好な電子写真用転写紙を提供しようとするものである。

基材の少なくとも片面に固形分量で2〜12g/m2 の顔料接着剤主体とする塗工層を設けてなる塗工紙において、王研式平滑度表裏ともに60〜300秒であり、透気度が10〜90秒、かつ、28℃、85%RHでの紙間摩擦係数が0.5〜0.9であることを特徴とする電子写真用転写紙である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
9件

この技術が所属する分野

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請求項1

基材の少なくとも片面に固形分量で2〜12g/m2 の顔料接着剤主体とする塗工層を設けてなる塗工紙において、王研式平滑度表裏ともに60〜300秒であり、透気度が10〜90秒、かつ、28℃、85%RHでの紙間摩擦係数が0.5〜0.9であることを特徴とする電子写真用転写紙

請求項2

20℃、65%RHでの紙間摩擦係数が0.4〜0.8であることを特徴とする請求項1に記載した電子写真用転写紙。

請求項3

塗工層に用いる顔料が平均粒径で1.5〜8.0μmの炭酸カルシウムと、平均粒径で0.3〜2.0μmのカオリンクレーを10:90〜70:30の重量比で含み、かつ、顔料と接着剤の重量比が30:70〜70:30であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子写真用転写紙。

請求項4

JISK6911に準じて測定した表面電気抵抗率が1×109 〜1×1010Ωにあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真用転写紙。

技術分野

0001

本発明は、間接乾式電子写真方式フルカラーもしくは、モノクローム複写機プリンターに用いた時の高湿環境下での走行性に優れた電子写真用転写紙に関する。

背景技術

0002

近年、電子写真方式の複写機、プリンターのカラー化デジタル化に伴い電子写真方式の複写機、プリンターの高画質化が検討されてきている。特に、電子写真方式のフルカラー複写機、プリンターにおいては、高画質画像を得るために、画像の入出力のデジタル化が進み、画像入力方法、および入力した画像の処理方法や、現像法、転写法定着法等が大きく改善されている。また、現像剤や、感光体画像形成材料デジタル精細、高発色カラー記録に対応して改善されてきている。

0003

そして、間接乾式電子写真方式のモノクローム複写機、プリンターに使用されていた従来の電子写真用転写紙を、上記の改善された電子写真方式のフルカラー複写機、プリンターに使用すると、濃度むらグロスむら画質の問題、転写不良の問題が生じるため、それらを改善することを目的として塗工紙タイプの転写紙による提案がなされている(例えば、特開昭62−198876号公報、特開昭62−198877号公報、特開平3−242654号公報、特開平3−294600号公報、特開平4−291351号公報参照)。

0004

そして、画質を改善するために塗工層を設けると、その表面が平滑なためロールとの間でスリップを生じたり、(嵩)の弱さにより走行性に支障が生じるため、例えば特開平5−241366号公報に記載される如く画質と走行性の両立を計るため基紙の特性を制御するとともに非造膜性樹脂を塗工層に使用し、得られた転写紙の特性として透気度を4000秒以下、水分4〜6%と制御することで解決することが行われている。このように、画質を良好にするために塗工紙タイプの転写紙における様々な検討が行われているが、その走行性についての検討は十分に行われておらず、特に、高温高湿、低温低湿環境下での走行性の問題については何ら検討されていない。

0005

これらの塗工紙タイプの転写紙は通常環境下で問題がなくても、高温高湿、低温低湿環境下で使用するために包装紙を開封し、用紙を給紙トレイにセットし走行すると、コピー開始直後から重送機械内部への給紙時に2枚もしくはそれ以上の枚数を送る現象)やミスフィード(機械内部への給紙が行われない現象)が頻発するという、従来知られていなかった高湿環境下の走行性に大きな問題があることが明らかになってきた。さらに、低温低湿環境下においては、給紙は通常に行われても走行途中で機内に停止するトラブルが発生するなど、用紙の使用環境の変動にともなって様々な問題が生じることが明らかになってきた。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、このような従来の電子写真用転写紙が有していた欠点を克服し、間接乾式電子写真方式のデジタルフルカラー複写機、プリンターで記録された場合においても、画質が良好でかつ走行性に優れる、特に高湿環境下の走行性が良好な電子写真用転写紙を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、基材の少なくとも片面に固形分量で2〜12g/m2 の顔料接着剤主体とする塗工層を設けてなる塗工紙において、王研式平滑度表裏ともに60〜300秒であり、透気度が10〜90秒、かつ、28℃、85%RHでの紙間摩擦係数が0.5〜0.9であることを特徴とする電子写真用転写紙である。また、本発明は、上記の電子写真用転写紙において、20℃、65%RHでの紙間摩擦係数が0.4〜0.8であることを特徴とする。

0008

さらに、本発明は、上記の電子写真用転写紙において、塗工層に用いる顔料が平均粒径で1.5〜8.0μmの炭酸カルシウムと、平均粒径0.3〜2.0μmカオリンクレーを10:90〜70:30の重量比で含むことを特徴とする。さらにまた、本発明は、上記の電子写真用転写紙において、JISK6911に準じて測定した表面電気抵抗率が1×109 〜1×1010Ωであることを特徴とする。

0009

本発明者らは、塗工タイプの転写紙の高湿環境下における重送やミスフィードの問題を解決するため、その発生原因について鋭意検討を行った。重送の起きる原因としては、摩擦係数の絶対値が問題でなく、連続しているシート間の摩擦係数の変化の仕方であることが知られている〔「紙パルプ技協紙」第44巻第4号(1990)、及び「M.R情報産業シリーズNO.2情報産業と用紙、特殊薬品市場の現状と展望I」(CMI出版)〕ため、高湿環境28℃、85%RHにおける紙間摩擦係数の変化の仕方を測定した。その結果、一般印刷用塗工紙の紙間摩擦係数の変化の仕方は0〜0.7と大きくばらついているため、重送は極めて発生しやすくなっていることが分かった。

0010

また、ミスフィードは、給紙ロールと、ロールと接触している紙との摩擦係数(μrp)がその紙以降の紙間摩擦係数(μpp)より低い(μrp<μpp)ときに発生すると考えられるため、紙間摩擦係数の絶対値が問題となると推測した。そこで、フリクションリタードパッド方式、フリクション・リタード・ロール方式アクティブリタードロール方式の給紙機構を持つ複写機でミスフィードと紙間摩擦係数の絶対値との対応を様々な用紙で確認したところ、ミスフィードは紙間摩擦係数の絶対値が1.0以上になると発生することが判明した。従って、それ以下、望ましくは0.9以下にすればミスフィードを防止できることを確認した。そして、28℃、85%RH環境下において良好な走行性を得るためには、機械の給紙能力から紙間摩擦係数の絶対値は0.5〜0.9の範囲に、その変化の仕方は0〜0.1の範囲にする必要があることを確認した。

0011

上記の28℃、85%RH環境下において走行性に支障のある用紙であっても、通常環境(20℃、65%RH)では重送やミスフィード等の走行トラブルは発生していない。さらに、高湿環境下であっても、これらの用紙を十分に調湿すると紙間摩擦係数の絶対値とその変化の仕方は極めて良好に保たれ、走行トラブルが発生しないことがわかった。これらのことから、本発明者らは高湿環境下での包装開封直後に生じる摩擦係数特性の変化の原因メカニズムを次の様に推測した。

0012

通常、使用前の用紙は外気の水分をとりこまないようにするため包装され、一定水分を保っている。しかし、高湿環境下で包装開封されると、用紙と外気の平衡水分の差から多枚数積層された用紙間のすき間に水蒸気入り込み、用紙表面に付着する。そして、水の表面張力により紙間が密着する。このため紙間摩擦係数の絶対値を上昇させ、水分の用紙間への入り込み方の違いにより各用紙間での摩擦係数の変化も大きくなる。

0013

そこで、用紙表面に付着する水分をすばやく紙内部へ取り込むため、紙の表面特性透気性に着目し鋭意検討した。その結果、図1に示すように透気度を90秒以下にすると紙間摩擦係数の絶対値と変化の仕方を良好な範囲に保てることを見いだした。そして、透気度90秒以下にするためには塗工量を12g/m2 以下にすることが有効な手段であることを確認した。しかし、透気度10秒、塗工量が2g/m2 を下回ると、画質が悪化するためそれ以上とする必要がある。

0014

さらに、十分なフルカラーコピー画質特性を得るために、塗工層に用いる顔料炭酸カルシウムの平均粒径を1.5μm以下にすると画質特性の内粒状性が悪化し、8.0μmを越えると画質特性の内モトルが悪化するため1.5〜8.0μmにすると画質が好ましい範囲に保たれることがわかった。

0015

しかし、通常環境(20℃、65%RH)での紙間摩擦係数の絶対値は上昇してしまいミスフィードが発生し、走行性が悪化するという問題が生じてしまった。20℃、65%RH環境下での走行性を良好に保つためには、包装開封直後の用紙の紙間摩擦係数の絶対値は0.4〜0.8の範囲にする必要がある。なお、28℃、85%RH環境下での紙間摩擦係数の絶対値と異なるのは、複写機の給紙がノーソレックスやEPDM等のゴム部材を使用しているため、温度により多少給紙性能が変化するためである。

0016

そして、28℃、85%RH及び20℃、65%RH環境下での包装開封直後の用紙の紙間摩擦係数を良好に保つために、さらに、本発明者らは鋭意検討を行った。まず、顔料として用いる炭酸カルシウムの平均粒径を1.5〜8.0μmの範囲で変化させ、28℃、85%RH、及び、20℃、65%RH環境下の走行性を満足できるか否かを検討したが、共に満足する範囲を見いだすことはできなかった。

0017

そこで、それらの環境における紙間摩擦係数の絶対値を適切に保つためには、平板状の結晶形状、又は、平板状の結晶が積層された形状を有するカオリンクレーを配合することにより、滑り性を増すことができるのではないかと考え検討を行った。その結果、図2に示すように、カオリンクレーの配合を重量比で30%以上にすると、紙間摩擦係数の絶対値を適切に保つことができ、28℃、85%RH、及び、20℃、65%RH環境下の走行性をともに満足することを確認した。

0018

さらに、カオリンクレーの配合が重量比で90%を超えると画質が低下するため、30〜90%の範囲に保てば良いことを見出した。さらにまた、カオリンクレーの平均粒径が0.3μmより小さいと紙粉量が増加し、また、2.0μmを越えると紙間摩擦係数の絶対値が高くなるため、0.3〜2.0μmの範囲にする必要がある。

0019

一方、顔料を用紙表面に接着するために接着剤を用いるが、その量が適切でないと28℃、85%RH環境下での走行性改善に重要な透気度を維持できないことがわかった。本発明者らの検討によれば顔料に対する接着剤の重量比率を70%以下にすると透気度は適切に保たれる。なお、接着剤の重量比率が少なすぎると塗工表面強度が低下して、複写機内の部材との接触により顔料のこぼれ落ち給紙部材への付着等が生じ、走行性に支障が生じるため、30%以上に保つことが重要である。

0020

次に、本発明者らは、低温低湿(10℃、30%RH)環境下での走行性の問題を解決するべく検討を行った。まず、現象確認のため10℃、30%RH環境下で様々な塗工タイプ転写紙を走行させたところ、用紙の種類によっては複写機内で走行が停止するトラブルが発生した。そして、その用紙を機内から除去しようとすると、用紙は複写機内の金属材料部分静電気的に付着していた。このことから、用紙の表面電気抵抗率が高いと、複写機内の金属材料等と接触して摩擦帯電し、静電気的に吸着し、走行が停止したものと推測された。

0021

そこで、用紙の表面電気抵抗率と走行性との関係を確認したところ、表面電気抵抗率が1×1010Ωを上回ると走行トラブルが発生しやすくなることがわかった。また、1×109 Ωを下回る紙においては、高湿環境下でのトナーの転写が十分でなくなり、画質が悪化する。そのため、表面電気抵抗率は1×109 〜1×1010Ωの範囲にする調整する必要がある。

0022

一方、フルカラーコピーでは、画質特性が極めて重要であるため、塗工層の顔料を制御するほか、表面性を制御する必要がある。そのため、用紙の王研式平滑度は表裏ともに60〜300秒の範囲に調整した。60秒を下回ると、用紙表面層に不規則に存在する粗大な空隙が発生し、基本画像構造である万線像網点像の途切れが転写時や定着時に発生し、その結果、万線像や網点像が不規則になったり、微細グロスむらや濃度むらが生じる。また、王研式平滑度が300秒を超えると、転写時に形成した万線トナー像や網点トナー像は、溶融定着時に、塗工層中にほとんど浸透せず、塗工表面上を水平方向に拡がり、隣接する万線や網点を部分的に接合して画像ノイズとなる。その上、高湿時にブロッキングが発生する。本発明はこれらの問題も解消した。

0023

以下、本発明をより詳細に説明する。本発明における王研式平滑度はJAPAN TAPPI No.5に、透気度はJISP8117に規定された方法に準じて測定した。また、本発明における紙間摩擦係数とその変化の測定は、J.TAPPI No.30〜39に準じ、次のように測定した。試験片には、包装開封直後のA3サイズの用紙を、開封時に積層されていた状態のまま約30枚採取し使用した。測定用は重さ240g、幅63mm、長さ75mmのものを使用した。試験環境は28℃、85%RH、及び、20℃、65%RHで用紙の縦方向に連続20枚測定した。その時の錘の移動速度は150mm/minとした。この方法で測定した静摩擦係数を紙間摩擦係数の絶対値とし、そのn枚目とn+1枚目の絶対値の差をその変化の仕方とした(nは1〜19の任意の整数)。また、本発明における表面電気抵抗率は、JISK6911に準じて測定し、測定時に裏面電極と測定サンプルとの間に絶縁層を設けて測定した。

0024

本発明で使用する基材は、特に限定されるものではない。従来から知られている酸性又は中性の上質紙中質紙更紙再生紙等を使用できる。これらに使用する填料も、特に限定されるものではなく、重質炭酸カルシウム軽質炭酸カルシウムチョーク等の炭酸カルシウムや、カオリン焼成クレーパイオロフィライトセリサイトタルク等のケイ酸類や、二酸化チタン等の無機填料、及び、尿素樹脂スチレン等の有機顔料を使用できる。しかし、電子写真方式における画質維持性及び白色度向上の観点からは、炭酸カルシウムの配合が好ましい。

0025

サイズ剤も特に限定されるものではない。ロジン系サイズ剤合成サイズ剤、石油樹脂系サイズ剤、中性サイズ剤等のサイズ剤を使用でき、硫酸バンドカチオン化澱粉等、適当なサイズ剤と繊維と定着剤を組み合せて使用することもできる。このほかに、紙力増強剤染料pH調整剤等を添加してもかまわない。

0026

これらの基材に電気抵抗値を調整する目的で、塩化ナトリウム塩化カリウム塩化カルシウム硫酸ナトリウム酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化錫酸化アルミニウム酸化マグネシウム等の無機物や、アルキルリン酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩スルホン酸ナトリウム塩、第4級アンモニウム塩などの有機系の材料を単独又は混合して使用することができる。

0027

塗工層の接着剤としては、基材や顔料等の添加物との接着力が強い、水溶性接着剤エマルジョンラテックス等を単独又は混合して使用できる。例えば、ポリビニルアルコール変性ポリビニルアルコール酸化澱粉エステル化澱粉エーテル化澱粉等の澱粉類ゼラチンカゼインメチルセルロースヒドロキシエチルセルロースアクリル酸アミドアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド・アクリル酸メタクリル酸元共重合体、スチレン・アクリル樹脂等のアクリル樹脂、イソブチレン無水マレイン酸樹脂カルボキシメチルセルロース等の水溶性樹脂アクリル系エマルジョン酢酸ビニル系エマルジョン塩化ビニリデンエマルジョンポリエステル系エマルジョン、スチレンーブタジエンラテックスアクリロニトリルーブタジエンラテックス等が使用されるが、特に限定されるものではない。ただし、澱粉系接着剤及び/又はアクリル系接着剤量は、高湿時の走行性を維持するために、塗工層接着剤全量に対し20重量%以上含有させることが好ましい。

0028

この他、塗料には色調を調整するため、染料や有色顔料を添加したり、視感的白さを向上させるため、蛍光染料を添加することもできる。また、表面電気抵抗値の調整剤として、基材に使用したような公知の材料を使用することができる。さらに、分散剤消泡剤可塑剤、pH調整剤、滑剤流動変性剤固化促進剤耐水化剤、サイズ剤等の各種助剤を必要に応じて添加することもできる。

0029

塗工方法としては、例えば、ブレード塗工エアナイフ塗工ロール塗工、バー塗工、リバースロール塗工、グラビア塗工カーテン塗工等のオフマシンコーターや、ゲートロール塗工、サイズプレス塗工等の塗被装置を用いたオンマシンコーターのいずれも使用することができる。

0030

塗工後の平滑化処理は、塗被、乾燥後の転写層が王研式平滑度で60〜300秒となるように、マシンカレンダースーパーカレンダー等により行うことができる。

0031

本転写紙の坪量は、特に限定するものではないが、64〜110g/m2 の範囲に調整することが望ましい。坪量が110g/m2 を上回るものは、定着時に熱容量が過大となるため、トナーを均一に確実に溶融することができず、溶融むらが発生して高画像密度部のグロスむらや濃度むら、定着不良を発生させたり、また、紙のこしが大きくなりすぎて、走行不良を発生させる原因となる。また、64g/m2 未満では、定着時にトナーが溶融しすぎるため、いかに塗工層構造を最適化しても、トナーの浸透むらを回避することができず、粒状性を悪化させ、画像グロスが高くなりすぎる場合がある。

0032

本転写紙の白色度は、特には限定しないが、カラー画質特性を良好に保つためハンター白色度で80%以上、好ましくは82%以上とすることが望ましい。ハンター白色度が80%を下回ると、カラー記録時に彩度明度が低下し、鮮やかな記録の再現が困難となる。

0033

また、開封直後の製品水分は、波打ちやコピー後のカールの発生を抑えるために、適正水分量であるの4.0〜6.5%の範囲に調整する。また、保管時に吸脱湿が発生しないように、ポリエチレンラミネート紙等の防湿包装紙ポリプロピレン等で包装することが好ましい。

0034

以下、実施例をあげて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、これにより限定されるものではない。
〔実施例1〕市販の坪量64.0g/m2 で、見かけ密度0.83g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が1×109 ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解した後、平均粒径8.0μmの軽質炭酸カルシウム(白石工業製)を10重量部、平均粒径0.3μmのカオリンを90重量部分散した。

0035

この顔料分散液バインダーとして重量比で酸化澱粉(王子コーンスターチ社製、王子エースA):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0668)の重量比で20:80を混合し、塗料を調整した。この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量2g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が30:70となるよう、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行い第1表に示すような特性を有する実施例1の転写紙を得た。

0036

第1表に示す顔料の平均粒径(直径)は、コールターカウンターを用いて測定した。また、炭酸カルシウムとカオリンの含有量は、全塗工顔料中の重量%であり、製造時の配合%で示した。塗工紙からの含有量の測定は、塗工層を掻きとり、塗料成分に対し適当な処理(灰化等)を行い、元素分析により顔料の含有量を算出する。

0037

この転写紙の走行性試験は、富士ゼロックス製の乾式間接電子写真方式のデジタルカラー複写機A color635を用い、28℃、85%RH、並びに、20℃、65%RH環境で実施し、給紙サンプルは包装開封後、直ちに複写機のトレイに収容し連続100枚走行させ、その時のトラブル発生回数から走行トラブル率を算出した。評価基準は、走行トラブル率1%以下を○、1〜5%以下を△、6%以上を×とした。

0038

また、この転写紙の総合画質評価は、富士ゼロックス製の乾式間接電子写真方式のデジタルカラー複写機A color635を用いて、Yellow、Magenta、Cyan、Red、Green、Blue、及び、Yellow、Magenta、Cyanの混色Blackの、各画像面積率10、20、30、40、50、60、70、80、90、100%の2cm×2cmのパッチを転写、定着させ、中間調領域のざらつき感は、各色の画像面積率20、30、40%のパッチを目視で評価した。また、中〜高画像密度部のグロスむら、及び、濃度むらは、各色の画像面積率50、60、70、80、90、100%のパッチを目視で評価した。全ての項目は、以下の尺度で評価し「B」以上を満足した場合を○、「C」が1つでもあれば△、「D」が1つでもあれば×と判定した。さらに、これらの項目の他、明らかに画質に欠陥が認められる場合には×と判定した。

0039

デジタルカラー複写機での画質評価及び総合評価の尺度を次に示す。
中間調領域粒状性
A: 良好
B: わずかにざらつき感がある
C: ざらつき感が少しある
D: ざらつき感が目立つ
高画像密度部のグロスむら
A: 良好
B: わずかにグロスむらがある
C: グロスむらが少しある
D: グロスむらが目立つ
中〜高画像密度部の濃度むら
A: 良好
B: わずかに濃度むらがある
C: 濃度むらが少しある
D: 濃度むらが目立つ
以上の様な方法で走行性、総合画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な転写紙が得られた。

0040

〔実施例2〕市販の坪量68.0g/m2 、見かけ密度0.81g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が5×109 ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解後、平均粒径7.0μmの軽質炭酸カルシウムを70重量部、平均粒径2.0μmのカオリンを30重量部分散した。この顔料分散液にバインダーとして酸化澱粉(王子コーンスターチ社製、王子エースA):スチレンアクリル系エマルジョン(日本ロームアンドハース社製、プライマールB−85):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0668)の重量比で40:20:40で配合して混合し、塗料を調整した。

0041

この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量10g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が70:30となるよう、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行い第1表に示すような特性を有する転写紙を得た。実施例1と同様の方法で走行性、画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な実施例2の転写紙が得られた。

0042

〔実施例3〕市販の坪量81.0g/m2 、見かけ密度0.81g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が8×109 ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解後、平均粒径2.0μmの軽質炭酸カルシウムを60重量部、平均粒径1.5μmのカオリンを40重量部分散した。この顔料分散液にバインダーとしてスチレンアクリル系エマルジョン(日本ロームアンドハース社製、プライマールB−60A):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0617)の重量比で50:50で配合して混合し、塗料を調整した。

0043

この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量12g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が60:40となるよう混合し、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行って第1表に示す特性を有する実施例3の転写紙を得た。実施例1と同様の方法で走行性、画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な転写紙が得られた。

0044

〔実施例4〕市販の坪量85.0g/m2 、見かけ密度0.82g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が3×109 ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解後、平均粒径6.0μmの軽質炭酸カルシウムを50重量部、平均粒径1.0μmのカオリンを50重量部分散した。この顔料分散液にバインダーとしてエステル化澱粉(日澱化学社製、ペトロコートZ300):スチレンアクリル系エマルジョン(日本ロームアンドハース社製、プライマールB−60A):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0617)の重量比で30:50:20を混合し、塗料を調整した。

0045

この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量7g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が50:50となるよう混合し、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行い、第1表に示す特性を有する実施例4の転写紙を得た。実施例1と同様の方法で走行性、画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な転写紙が得られた。

0046

〔実施例5〕市販の坪量100.0g/m2 、見かけ密度0.82g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が1×1010ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解後、平均粒径4.0μmの軽質炭酸カルシウムを20重量部、平均粒径0.7μmのカオリンを80重量部分散した。この顔料分散液にバインダーとしてエステル化澱粉(日澱化学社製、ペトロコートZ300):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0617)の重量比で70:30を混合し、塗料を調整した。

0047

この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量3g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が40:60となるように混合し、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行い、第1表に示す特性を有する実施例5の転写紙を得た。実施例1と同様の方法で走行性、画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な転写紙が得られた。

0048

〔実施例6〕市販の坪量110g/m2 、見かけ密度0.82g/cm3 の中性紙に表面電気抵抗率が1×1010ΩになるようにNaClを塗工し、基材とした。水100重量部にポリ燐酸ソーダ0.05重量部を溶解後、平均粒径1.5μmの軽質炭酸カルシウムを70重量部、平均粒径2μmのカオリンを30重量部分散した。この顔料分散液にバインダーとしてスチレンアクリル系エマルジョン(日本ロームアンドハース社製、プライマールB−60A):スチレンブタジエンラテックス(SBR)(日本合成ゴム社製、JSR−0617)の重量比で70:30を混合し、塗料を調整した。

0049

この塗料をバーコーターにより片面あたり固形分量12g/m2 とし、顔料:接着剤の重量比が70:30となるよう、基材の両面に塗工し、カレンダー処理を行い、第1表に示すような特性を有する実施例6の転写紙を得た。実施例1と同様の方法で走行性、画質を評価した結果を第1表に示す。その結果、第1表に示す様に複写機の使用環境を問わず走行性に優れ、かつ画質が良好な転写紙が得られた。

0050

0051

0052

〔比較例1〕実施例1と同様の坪量、見かけ密度の中性紙に表面電気抵抗率が8×108 となるようにNaClで導電処理した基材を用い、平均粒径1.0μmの軽質炭酸カルシウムを使用した以外は、実施例1と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例1の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定し、結果を第2表に示した。

0053

〔比較例2〕実施例2と同様の基材を用い、平均粒径9.0μmの軽質炭酸カルシウムを80重量部、平均粒径2.5μmのカオリンを20重量部分散した顔料分散液を用いた以外は、実施例2と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例2の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定し、結果を第2表に示した。

0054

〔比較例3〕実施例3と同様の基材を用い、顔料:接着剤重量比を5:95とし、平滑化処理を強化し王研式平滑度350秒とした以外は、実施例3と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例3の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定し、結果を第2表に示した。

0055

〔比較例4〕実施例4と同様の坪量、見かけ密度の中性紙を表面電気抵抗率3×1010となるようにNaClにより導電処理を行った基材を用い、塗工量14g/m2 とし、平滑化処理を抑え王研式平滑度50秒とした以外は、実施例4と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例4の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定した結果を第2表に示した。

0056

〔比較例5〕実施例5と同様の坪量、見かけ密度の中性紙を表面電気抵抗率1×1011となるようにNaClにより導電処理を行った基材を用い、顔料:接着剤重量比を20:80にした以外は、実施例5と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例5の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定し、結果を第2表に示した。

0057

〔比較例6〕実施例6と同様の基材を用い、炭酸カルシウム:カオリンクレー重量比を5:95にした以外は、実施例6と同様の塗料材料、配合量、塗工方法により、比較例6の転写紙を得た。この転写紙の特性は、実施例1と同様の方法で測定し、結果を第2表に示した。

発明の効果

0058

本発明は、上記の構成を採用することにより、間接電子写真方式のフルカラー及びモノクローム記録における走行性が使用環境によらず良好で、かつ画質が良好である電子写真用転写紙の提供を可能にした。

図面の簡単な説明

0059

図1透気度と28℃、85%RH包装開封直後の紙間摩擦係数の関係を示したグラフである。
図2顔料中のカオリンクレーの配合率と20℃、65%RH包装開封直後の紙間摩擦係数の関係を示したグラフである。使用した顔料は平均粒径4.0μmの軽質炭酸カルシウムと平均粒径3μmのカオリンクレーである。接着剤には澱粉を使用し、顔料:接着剤重量比は50:50とした。
図3表面電気抵抗率と10℃、30%RH環境下での走行不良発生率との関係をしたグラフである。評価サンプルは表面電気抵抗率が1×109 〜1×1011Ωの範囲にある用紙8種類を用い、複写機にはA−color636(富士ゼロックス社製)を用い、各1000枚走行し、発生した紙詰まり回数から発生率を算出した。

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