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技術 内容物を有する袋の破袋装置

出願人 株式会社ムラオ・アンド・カンパニー
発明者 三納宏明堅田謙二
出願日 1994年12月20日 (24年6ヶ月経過) 出願番号 1994-316945
公開日 1996年7月2日 (23年0ヶ月経過) 公開番号 1996-169427
状態 未査定
技術分野 きのこの栽培 制御その他IV(荷解)
主要キーワード 側部クランプ 部挟持部材 エアーカッター 供給コンベアー 補助クランプ シリンダー部材 垂直下降 開閉シリンダー
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この項目の情報は公開日時点(1996年7月2日)のものです。
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図面 (12)

目的

内容物を有する袋から内容物を取り出す際に人手を介することなく、自動的に内容物と袋の破袋処理を行う内容物を有する袋の破袋装置を提供することを目的とする。

構成

コンベアー上の内容物を収納する袋から人手を介することなく内容物を取り出す装置において、袋の上縁部左右の破袋処理を行う破袋一次処理部と、この破袋一次処理後に袋残部の破袋処理を行う破袋二次処理部とを具備する構成とする。

概要

背景

従来、人手を介する取扱により支障を生ずる内容物、例えば、人体等に付着した雑菌等を直接内容物に触れることにより、雑菌等が内容物に感染し腐敗を生じてしまうような物、具体的には、椎茸等の茸の培養基食品袋詰め等の如きの物がある。これらの内容物の処理に当たっては、ナイロン等の袋に収納し極力外部の環境と遮断した形態による取扱が行われている。以下このような形態で取り扱われる内容物を収容する袋の破袋処理における具体例を、内容物を椎茸等の茸の人工栽培の培養基を例に説明を行う。

椎茸等の茸の人工栽培は、培養基におが鉋屑等の木屑円柱状に成形した人工ホダ木が供され、この人工ホダ木に茸菌が植菌され行われているが、最初の培養工程では茸菌が植菌された人工ホダ木は、ナイロン等の袋の中に収納され全体に菌糸が行き渡るまで養生される。この培養工程が終了し次なる培養の工程に移行する際には、前記ナイロン等の袋を破袋し同袋より人工ホダ木を取り出す作業が行われる。この破袋作業における従来の手法の説明を行うと、先ず図10は従来の手法による袋の破袋作業を説明する作業工程説明図であり、この図において(a)は、符号1は人工ホダ木であり、符号2はこの人工ホダ木を収納し、その上部2aを外気との遮断を目的に溶着するとともに折り畳んだナイロン等の袋であって、最初の培養工程を終了した状態を示している。

次に(b)は、この溶着し折り畳まれたナイロン等の袋の上部2aより人工ホダ木1を取り出すのに、破袋を容易に行えるよう当該袋の上部2aの伸長補正を行った状態を示しており、さらに(c)では、この伸長した袋の上部2aをカッターナイフ等の切断用具5により破袋処理を行っている状態を示している。また、(d)は、破袋処理を終了した袋2より人工ホダ木1を取り出す状態を示している。

なお、図11は、前記手法と最初の培養工程を異にする手法により培養が成された人工ホダ木の破袋作業工程を示しており、この図11の(a)において、符号1は人工ホダ木であり、符号2は人工ホダ木を収納するナイロン等の袋であり、符号4は前記ナイロン等の袋を密封する蓋部であり、符号3は前記蓋部の受部であるとともに、前記ナイロン等の袋の上部の固定を行う受け金具を示している。

この図11において、(a)は、前述した手法と同様に上部を受け金具3で固定し、この受け金具3に蓋部4で密封を行いナイロン等の袋2の中に収められ全体に菌糸が行き渡り最初の培養工程を終えた人工ホダ木1を示している。次に(b)および(c)はナイロン等の袋の上部2aより人工ホダ木1を取り出すのに、蓋部4および受け金具3をそれぞれ取り外した状態を示し、さらに、(d)は、前記ナイロン等の袋の上部2aの破袋を容易に行えるよう当該袋の上部2aの伸長補正を行った状態を示し、この伸長した袋の上部をカッターやナイフ等の切断用具5により破袋処理を行っている状態を示している。そして、(e)は破袋処理を終えた袋2より人工ホダ木1を取り出す状態を示している。

概要

内容物を有する袋から内容物を取り出す際に人手を介することなく、自動的に内容物と袋の破袋処理を行う内容物を有する袋の破袋装置を提供することを目的とする。

コンベアー上の内容物を収納する袋から人手を介することなく内容物を取り出す装置において、袋の上縁部左右の破袋処理を行う破袋一次処理部と、この破袋一次処理後に袋残部の破袋処理を行う破袋二次処理部とを具備する構成とする。

目的

本発明は、これらの事情に鑑み成されたものであり、内容物を有する袋から内容物を取り出す際に人手を介することなく、自動的に内容物と袋の破袋処理を行う内容物を有する袋の破袋装置を供給することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コンベアー上の内容物を収納する袋から人手を介することなく内容物を取り出す装置において、袋の上縁部左右の破袋処理を行う破袋一次処理部と、この破袋一次処理後に袋残部の破袋処理を行う破袋二次処理部とを、具備することを特徴とする、内容物を有する袋の破袋装置

請求項2

整列補正を行う前記前処理部は、袋に収納された内容物を供給コンベアーから本体コンベアーへの乗せ替処理を行う移載装置と、内容物を有する袋が本体コンベアー上を搬送する際前記袋の上部を挟持部材により挟持し本体コンベアーの進行に均等間隔転倒することなく整列載置する機能を有するとともに、この挟持部材が前記袋の上部の変形や不均整な箇所の補正を行う補正機能を有する整列補正装置とを、具備することを特徴とする、内容物を有する袋の破袋装置。

請求項3

前記破袋一次処理部は、袋の上部方向より及び左右側部方向から挟持部材により挟持を行う挟持装置と、挟持された袋の上部方向より垂直下方向に当該袋の上端部に切目を生じさせる刃物手段と、切目の生じた袋を前記左右側部方向から挟持する前記挟持部材をさらに、外周方向及び下方方向に下降させることにより当該袋の両側端部の破袋処理を行う破袋手段とを、具備することを特徴とする、請求項1記載の内容物を有する袋の破袋装置。

請求項4

前記破袋二次処理部は、前記破袋一次処理部で左右両側端部の破袋処理が成された袋と内容物の間に生じる隙間に開閉自在な破袋補助レバーを挿入し当該袋を拡張する拡張手段と、拡張の成された袋の両端部箇所を挟持し、さらに前記破袋補助レバーが拡張し袋上部を破袋するとともに、下部方向に下降し袋残部の破袋除去処理を行う破袋手段とを、具備することを特徴とする、請求項1記載の内容物を有する袋の破袋装置。

技術分野

0001

本発明は、コンベアー上の内容物を有する袋を自動的に破袋し、この袋と内容物を人手を介することなく破袋分離処理を行う、内容物を有する袋の破袋装置に関する。

背景技術

0002

従来、人手を介する取扱により支障を生ずる内容物、例えば、人体等に付着した雑菌等を直接内容物に触れることにより、雑菌等が内容物に感染し腐敗を生じてしまうような物、具体的には、椎茸等の茸の培養基食品袋詰め等の如きの物がある。これらの内容物の処理に当たっては、ナイロン等の袋に収納し極力外部の環境と遮断した形態による取扱が行われている。以下このような形態で取り扱われる内容物を収容する袋の破袋処理における具体例を、内容物を椎茸等の茸の人工栽培の培養基を例に説明を行う。

0003

椎茸等の茸の人工栽培は、培養基におが鉋屑等の木屑円柱状に成形した人工ホダ木が供され、この人工ホダ木に茸菌が植菌され行われているが、最初の培養工程では茸菌が植菌された人工ホダ木は、ナイロン等の袋の中に収納され全体に菌糸が行き渡るまで養生される。この培養工程が終了し次なる培養の工程に移行する際には、前記ナイロン等の袋を破袋し同袋より人工ホダ木を取り出す作業が行われる。この破袋作業における従来の手法の説明を行うと、先ず図10は従来の手法による袋の破袋作業を説明する作業工程説明図であり、この図において(a)は、符号1は人工ホダ木であり、符号2はこの人工ホダ木を収納し、その上部2aを外気との遮断を目的に溶着するとともに折り畳んだナイロン等の袋であって、最初の培養工程を終了した状態を示している。

0004

次に(b)は、この溶着し折り畳まれたナイロン等の袋の上部2aより人工ホダ木1を取り出すのに、破袋を容易に行えるよう当該袋の上部2aの伸長補正を行った状態を示しており、さらに(c)では、この伸長した袋の上部2aをカッターナイフ等の切断用具5により破袋処理を行っている状態を示している。また、(d)は、破袋処理を終了した袋2より人工ホダ木1を取り出す状態を示している。

0005

なお、図11は、前記手法と最初の培養工程を異にする手法により培養が成された人工ホダ木の破袋作業工程を示しており、この図11の(a)において、符号1は人工ホダ木であり、符号2は人工ホダ木を収納するナイロン等の袋であり、符号4は前記ナイロン等の袋を密封する蓋部であり、符号3は前記蓋部の受部であるとともに、前記ナイロン等の袋の上部の固定を行う受け金具を示している。

0006

この図11において、(a)は、前述した手法と同様に上部を受け金具3で固定し、この受け金具3に蓋部4で密封を行いナイロン等の袋2の中に収められ全体に菌糸が行き渡り最初の培養工程を終えた人工ホダ木1を示している。次に(b)および(c)はナイロン等の袋の上部2aより人工ホダ木1を取り出すのに、蓋部4および受け金具3をそれぞれ取り外した状態を示し、さらに、(d)は、前記ナイロン等の袋の上部2aの破袋を容易に行えるよう当該袋の上部2aの伸長補正を行った状態を示し、この伸長した袋の上部をカッターやナイフ等の切断用具5により破袋処理を行っている状態を示している。そして、(e)は破袋処理を終えた袋2より人工ホダ木1を取り出す状態を示している。

発明が解決しようとする課題

0007

前述のいずれの手法においてもナイロン等の袋2より人工ホダ木1を取り出す際には、人手を介し袋を破袋した後に同袋を除去するという手法を取っている。一般に、完全に培養の完了した人工ホダ木1は茸糸によりある程度の硬度を有しているが、培養の一部不完全な人工ホダ木1は外部からの少々の力によっても培養の不完全な箇所からの崩壊を生じたりする。また、ナイロン等の袋2の破袋処理や袋の除去作業の際に人工ホダ木1を切断用具5により傷つけ傷口を生じたりする場合もある。これら崩壊箇所や傷口より水分や雑菌等の侵入によって、人工ホダ木1自体の腐敗を生じさせるというケースが度々あった。このような袋の破袋処理を伴う椎茸等の茸の人工栽培では、作業効率の悪いものとなり大量生産や安定供給を図ることはできず、これらの改良や改善が強く求められている。

0008

本発明は、これらの事情に鑑み成されたものであり、内容物を有する袋から内容物を取り出す際に人手を介することなく、自動的に内容物と袋の破袋処理を行う内容物を有する袋の破袋装置を供給することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するため本発明は成され、課題を解決するための手段の第一の特徴として、コンベアー上の内容物を収納する袋から人手を介することなく内容物を取り出す装置において、袋の上縁部左右の破袋処理を行う破袋一次処理部と、この破袋一次処理後に袋残部の破袋処理を行う破袋二次処理部とを具備する構成とすることである。

0010

また、第二の特徴として、整列補正を行う前記前処理部は、袋に収納された内容物を供給コンベアーから本体コンベアーへの乗せ替処理を行う移載装置と、内容物を有する袋が本体コンベアー上を搬送する際前記袋の上部を挟持部材により挟持し本体コンベアーの進行に均等間隔転倒することなく整列載置する機能を有するとともに、この挟持部材が前記袋の上部の変形や不均整な箇所の補正を行う補正機能を有する整列補正装置とを具備する構成とする。

0011

さらに、第三の特徴として、前記破袋一次処理部は、袋の上部方向より及び左右側部方向から挟持部材により挟持を行う挟持装置と、挟持された袋の上部方向より垂直下方向に当該袋の上端部に切目を生じさせる刃物手段と、切目の生じた袋を左右側部方向から挟持する前記挟持部材をさらに、外周方向及び下方方向に下降させることにより当該袋の両側端部の破袋処理を行う破袋手段とを具備する構成とする。

0012

さらにまた、第四の特徴として、前記破袋二次処理部は、前記破袋一次処理部で左右両側端部の破袋処理が成された袋と内容物の間に生じる隙間に開閉自在な破袋補助レバーを挿入し当該袋を拡張する拡張手段と、拡張の成された袋の両端部箇所を挟持し、さらに前記破袋補助レバーが拡張し袋上部を破袋するとともに、下部方向に下降し袋残部の破袋除去処理を行う破袋手段とを具備する構成とする。

0013

供給コンベアー上を搬送する内容物を有する袋の一定個数(以降の各破袋処理部における同時破袋の処理可能数)が規則的に移載装置によって前処理部の本体コンベアー上に移載される。この前処理部では本体コンベアーに搬入された袋の上端部をチャック装置により挟持を行うが、このチャック装置は、以降の本体コンベアー上での破袋処理の進行における当該袋の水平・垂直位置および、各袋の間隔の整列調整を行い搬送途中での袋の転倒の防止を図るとともに、さらに、袋上部の変形箇所の補正を行う補正機能を有する整列補正処理が行われる。

0014

本体コンベアー上の前処理部で整列補正処理が成された袋は、一定個数を1ピッチとして破袋一次処理部へ搬送される。破袋一次処理部では、袋の上端部を上部挟持部材により挟持した後、この挟持部材が同位置で上昇する。本体コンベアーの左右に配置される側部挟持部材が前進して袋の上端部の左右端部を挟持する。上部挟持部材および側部挟持部材各々の伸縮を行う各シリンダー部材が縮方向に作動し、袋に張力を生じさせたる。張力を生じさせた状態で袋上端左右箇所から刃物を下降方向垂直に移動させ、袋に切れ目を生じさせる。

0015

そして袋の左右の両端部を挟持する左右各々の挟持部材が、当該挟持部材に係止された垂直下降シリンダー部材の下降に伴い移動し、本体コンベアーの左右に配置される固定カッターにより下降する袋の左右側部の破袋を行う破袋一次処理が行われる。そして、破袋二次処理部へ搬送される準備処理として、袋の上端部を挟持する挟持部材が、袋の挟持状態を維持したままで挟持部材を回動軸として90度の軸動が行われた後、上部挟持部材が下降して袋を本体コンベアー上に再度載置する。人工ホダ木と袋によって生ずる隙間空間の開口部は、挟持部材の90度の軸動により本体コンベアー進行方向に向いて開口する形態となる。

0016

前記の形態になった袋は破袋二次処理部へ搬送されるが、破袋二次処理部に配設され本体コンベアーに平行であって水平方向に開閉自在となる機構を有する破袋補助レバーに、その開口部を貫入する形態に定位置まで搬送が行われる。ここで、袋の上端部を挟持していた上部挟持部材は挟持状態を終了し袋を開放する。定位置までの搬送を完了した袋は、本体コンベアーの左右両位置に配置される側部挟持部材によりその側面を挟持され左右方向の動き規制される。そして、一段目の破袋処理である破袋補助レバーが開方向に作動し袋の上部を破袋する。破袋された袋上端部の断片は、本体コンベアーの左右両位置に配置され、二段目の破袋処理である本破袋挟持部材により、その左右の両断片を挟持される。この両断片の挟持完了の後に、本破袋挟持部材と前記側部挟持部材が垂直方向に下降し、袋の残部の破袋を行う。

0017

以下、本発明の一実施例を、内容物が椎茸等の茸の人工栽培の培養基である場合を例に取り図面を基に説明を行うが、実施例参照図面の中で使用する符号のうち、前述した従来技術の説明で使用した符号と重複する符号についてはその構成要素を同一とするために詳細な説明については省略する。

0018

図1は、本願発明である内容物を有する袋の破袋装置に係る装置全体を正面より示す正面図である。図1において、符号10は供給コンベアー9より人工ホダ木1を収納する袋2を本体コンベアー40上の破袋処理に際しての前処理を行う前処理部であり、符号20は袋の予備破袋を行う破袋一次処理部であり、符号30は袋の本破袋を行う破袋二次処理部であり、符号40は本装置搬送装置である本体コンベアーであり、符号50は本装置の全体の制御を行う制御盤である。

0019

図2乃至図4は、供給コンベアー9により搬送される人工ホダ木1を収納する袋2が本体コンベアー40上の破袋処理の前処理である整列調整および袋上部の変形箇所の補正を行う前処理部へ移載される状態を説明する前処理部の説明図である。図2は前処理部の構成を説明する側面図であり、図3は前処理部における作動供給コンベアー・本体コンベアーおよび移載装置の作動を説明する平面図であり、図4図3におけるA−A断面の断面図である。

0020

図2において、前処理部10は移載装置11、チャック装置12より構成されていて、移載装置11は供給コンベアー9の搬送最終端部に、また、チャック装置12は供給コンベアー9に平行に配置される本体コンベアー40の搬送開始最端部に配置されている。

0021

前記移載装置11は、移載シリンダー11a、当板11b、および図3に示されるガイド11cから構成されていて、前記当板11はその前面部を供給コンベアー9の搬送経路と略平行に配置されており、その背面には伸縮自在な移載シリンダー11aが係止されている。前記チャック装置12は、図3および、図4に示すようにチャック12a,チャック開閉シリンダー12b、チャック昇降シリンダー12cから構成されていて、チャック12aはチャック開閉シリンダー12bにより開閉作動を行う機構を備えており、さらに、チャック12aが前記チャック昇降シリンダー12cにより略垂直方向の昇降可能とする機構となっている。

0022

このような機構を有する前処理部10は、供給コンベアー9が、同時に可能な破袋処理個数設定値に達し停止状態に至ると、当板11bが移載シリンダー11aの伸長に伴い供給コンベアー9を横切る状態に人工ホダ木1を収納する袋2を本体コンベアー40側へ送りだす。この時、図3に示されるチャック装置12のチャック12aは開状態となっており、当板11bにより送りだされガイド11cにより送り出し方向が決定される袋は、チャック12aとチャック12aの間に生ずる開口空間に収納される。

0023

チャック12aとチャック12aの間に生ずる開口空間への前記袋2の収納の確認が成されると、チャック12aは閉状態となり袋2の上端部を挟持する。しかし、このチャック装置12に供給コンベアー9から移載装置11により送りだされた際の袋2の載置位置は本体コンベアー40上で方向・位置共に整列されたものではなく、また、溶着や折り畳み等の変形箇所が有るために、袋2の上端部をチャック12aが完全な形態で挟持しているわけではない。そのために、以降の本体コンベアー40上での破袋処理の進行に支障を及ばさないために、図8の符号100 に示すように袋2を挟持状態のチャック12aを前記チャック昇降シリンダー12cにより垂直方向の昇降を行い、袋2の整列調整と袋上部の変形箇所の補正を行う。

0024

図5は破袋装置の平面全体を図示する平面図であり、符号20は破袋一次処理部であり、符号30は破袋二次処理部である。図5において、破袋一次処理部20では、人工ホダ木1を収納する袋2の一部の破袋処理が行われ、さらに、破袋二次処理部30では、残された袋の破袋処理が行われる。以下、この両処理部における処理についての説明を行う。

0025

図6は、図5の破袋一次処理部20におけるB−B断面の断面図であり、この破袋一次処理部20は、符号21の上部挟持部材である上部クランプ21aを有する上部クランプ装置と、符号23の側部挟持部材である側部クランプ23aを有する側部クランプ装置と、符号27の刃部27aを有する上部カッター装置と、符号28のカッターガイド28aと刃部28bを有する下部カッター機構から構成されている。

0026

また、図8の101 乃至105 は破袋一次処理部20における人工ホダ木1を収納する袋2の破袋処理の各処理工程を説明する工程説明図である。先ず、前処理部10で処理が完了した袋2は、図8の符号101 に示すように昇降シリンダー21cが下降位置22まで下降し上部クランプ21aによりその上端部が挟持される。そして、同位置において昇降シリンダー21cが人工ホダ木1を収納する袋2を挟支状態で下降前の位置まで上昇を行う。さらに、本体コンベアー40の搬送方向の左右両側部に配置される図8の符号102 に示すように側部クランプ23aが側部クランプ駆動シリンダー23bの作動により前進し、袋2の上端部の左右端部の挟持を行う。そしてまた、袋2の上端部の左右端部の挟持を完了すると、側部クランプ駆動シリンダー23bが後退し袋2に張力を生じさせる。

0027

この処理工程を完了すると、図8の符号103 に示されるように上部クランプ装置21を挟んで両側に配置され刃部27aを有する上部カッター装置27が垂直に下降し、この刃部27aが張力を生じ挟支状態の袋2の上縁部に切れ目を入れる。そして、図8の符号104 に示すように袋2の上端部の左右端部を挟持する側部クランプ23aが、側部クランプ昇降用軌道26を側部クランプ昇降シリンダー23cの作動により側部クランプ下降位置24まで下降し、袋2の上部左右端部から袋2を引き裂く。さらに、引き裂かれた袋2は、本体コンベアー40の進行方向に配置される下部カッター機構28のカッターガイド28aに導かれ刃部28bにより破袋が行われる。

0028

なお、本実施例においては内容物を椎茸等の茸の人工ホダ木としたために袋の材質をナイロン等とし、刃部27a,28aを有する上部カッター装置27および、下部カッター機構28としたが、袋の材質によって上部カッター装置27および、下部カッター機構28は、熱風を利用したヒートカッター式、加圧空気を利用するエアーカッター式若しくは、高水圧を利用するウオターカッター式の構成とするものであっても本実施例と同様の効果を得られることは勿論である。

0029

この処理工程を完了すると、図8の符号105 に示されるように上部クランプ装置21の上部クランプ軸動装置21bが、人工ホダ木1と破袋処理により生じた開口部を本体コンベアー40の進行方向に向けた状態の位置に90度軸動を行い破袋一次処理部の工程を完了する。

0030

図7は、図5の破袋二次処理部30におけるC−C断面の断面図であり、この破袋二次処理部30は、符号31aの図5に示される破袋補助レバー開閉シリンダーを有し本破袋処理を行う破袋補助レバー31と、袋の挟持を行う本破袋クランプ32aと、この本破袋クランプ32aの駆動を行う本破袋クランプ駆動シリンダー32bと、本破袋クランプ装置32の昇降を行う本破袋クランプ装置昇降シリンダー32cと、袋2の破袋二次処理にあたり人工ホダ木1の動きの規制を行う補助クランプ32dと、この補助クランプ32dの駆動用の補助クランプ駆動シリンダー32eにより構成されている。なお、図9は、この破袋二次処理部における各処理工程を説明する工程説明図である。

0031

図7において、破袋一次処理部20の工程を完了した人工ホダ木1を収納する袋2は、上部クランプ21aに挟支された形態で図6に図示される上部クランプ横行軌道25を上部クランプ横行装置21dにより破袋二次処理部30に工程を進行させる。

0032

先ず、図9において符号201 は、破袋一次処理により開口部形成し、その開口部を本体コンベアー40の進行方向に向け、その開口部に破袋補助レバー31が貫入された後に本体コンベアー40上に載置された状態を示し、符号202 は同状態を本体コンベアー40進行方向の後方側から見た状態を示している。前記破袋補助レバー31は、本体コンベアー40と平行であって、図5で図示される破袋補助レバー開閉シリンダー31aにより水平方向に開閉自在に作動する。なお、同図符号31bは、破袋補助レバー31が開状態を図示している。

0033

次に、この破袋補助レバー31が開状態となり袋2の上端部が拡張されが、同時に図7に示すように本体コンベアー40の進行方向の左右両側に配置される本破袋クランプ装置32が本破袋クランプ装置昇降シリンダー32cにより、人工ホダ木1を収納する袋の位置を感知し上昇し、補助クランプ32dが補助クランプ駆動シリンダー32eにより作動させられて、人工ホダ木1を固定する。そして、図9符号203 に示すように破袋補助レバー31が、さらに開状態となり袋2の上端部が左右に破袋される。この袋2の左右の破袋部分を、本破袋クランプ装置32の本破袋クランプ32aが本破袋クランプ駆動シリンダー32bにより前進し挟持するが、符号204 はこの処理工程を示すものである。

0034

この状態となると、補助クランプ駆動シリンダー32eが後退して補助クランプ32dは人工ホダ木1の固定を開放する。そして、図7に図示される本破袋クランプ装置昇降用軌道34を本破袋クランプ装置32が本破袋クランプ装置昇降シリンダー32cにより下降し、図9符号205 に示すように袋2の残部の破袋処理を行う。なお、図7に示す符号33は、本破袋クランプ装置32が下降した際の下降位置を示すものであり、図9の符号206 は袋2 の残部の破袋処理が完了し本破袋クランプ32aを開放した状態を示している。

発明の効果

0035

本願発明である内容物を有する袋の破袋装置は、以下のような効果を奏する。内容物を有する袋から内容物を取り出す際に人手を介することなく自動的に内容物と袋の破袋処理が行われる。そのために、内容物の破袋処理による刃物等による外的損傷や、外的損傷に伴う内容物の内的な損傷の防止が可能となる。従って、いかなる種類の内容物であっても本発明である内容物を有する袋の破袋装置によれば、内容物の大量生産・大量処理が可能となり、内容物の安定供給を可能となる。

0036

図面の簡単な説明

0037

図1本発明の一実施例である内容物を有する袋の破袋装置の装置全体を正面より示す正面図である。
図2本願発明の一実施例である供給コンベアーにより搬送される人工ホダ木を収納する袋が本体コンベアー上の破袋処理の前処理である整列調整および袋上部の変形箇所の補正を行う前処理部へ移載される状態を説明する前処理部の側面図である。
図3前処理部における供給コンベアー・本体コンベアーおよび移載装置の作動を説明する平面図である。
図4図3の前処理部A−A断面における断面図である。
図5破袋装置の平面全体を図示する平面図である。
図6図5の破袋一次処理部20におけるB−B断面の断面図である。
図7図5の破袋二次処理部30におけるC−C断面の断面図である。
図8破袋一次処理部における人工ホダ木を収納する袋の破袋処理の各処理工程を説明する工程説明図である。
図9破袋二次処理部における各処理工程を説明する工程説明図である。
図10従来の手法による袋の破袋作業を説明する作業工程説明図である。
図11図10における手法と最初の培養工程を異にする手法により培養が成された人工ホダ木の破袋作業工程を示す作業工程説明図である。

--

0038

10 前処理部
20 破袋一次処理部
21 上部クランプ装置
23側部クランプ装置
27 上部カッター装置
28 下部カッター機構
30 破袋二次処理部
31 破袋補助レバー
32 本破袋クランプ装置
40 本体コンベアー

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