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技術 情報処理システム及びその方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 須田アルナ・ローラジェヤチャンドラン・スレッシュ
出願日 1994年12月5日 (26年2ヶ月経過) 出願番号 1994-300957
公開日 1996年6月21日 (24年8ヶ月経過) 公開番号 1996-161174
状態 拒絶査定
技術分野 検索装置 機械翻訳 特殊なプログラム実行装置 知識ベースシステム
主要キーワード コンピュータ表現 列コマンド 運行速度 コマンド方式 入力操作手順 交信記録 サブゴール 出力生成
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年6月21日)のものです。
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図面 (20)

目的

最低限の入力によりその内容を理解する。

構成

情報処理システムに、情報を入力する入力部1と、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベース22と、入力された情報に基づいて、前記知識ベース22を検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する理解部21と、該理解部21により推論された要求を出力する出力部3とを具える。

概要

背景

従来、自然言語による入力を解釈し、この入力より、ユーザの目的や意図を推論するシステムが存在する。このシステムを実現するためには、英語等の自然言語を何らかのコンピュータ表現(例えば、comcept dependency)に変換するための自然言語パーザ(解析部)、及びゴールプラン知識ベースを用いて、与えられた入力の裏にあるゴールを推論する機構がシステムに必要である。

また、自然言語による入力はできず、コマンドあるいはメニュー等により、あらかじめ決められた処理を行うシステムも存在する。

概要

最低限の入力によりその内容を理解する。

情報処理システムに、情報を入力する入力部1と、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベース22と、入力された情報に基づいて、前記知識ベース22を検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する理解部21と、該理解部21により推論された要求を出力する出力部3とを具える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

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請求項1

情報を入力する入力手段と、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段より入力された情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する推論手段と、該推論手段により推論された要求を出力する出力手段とを具えたことを特徴とする情報処理システム

請求項2

前記推論手段は、推論により一旦得られた要求を応答とする要求を更に推論することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。

請求項3

前記入力手段は、複数の選択肢より1つの選択肢を選択する選択手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。

請求項4

前記入力手段は、所定の機構を動作させるための操作手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。

請求項5

前記出力手段より出力された要求に応じた処理を実行する処理手段を具えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。

請求項6

状況に関する情報を獲得する状況獲得手段を具え、前記推論手段は、当該状況獲得手段により獲得された状況に基づいて推論を行うことを特徴をとする請求項1に記載の情報処理システム。

請求項7

前記状況獲得手段は、前記情報処理システムの周囲の環境情報観測入力する観測手段を含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。

請求項8

前記状況獲得手段は、前記入力手段による入力の履歴を記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段の記憶内容を参照する参照手段とを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。

請求項9

情報を入力する入力手段と、状況と、要求と、要求に対する応答と、要求に応じた計画と、処理の実行結果との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段よりの情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報に対応する要求を推論する要求推論手段と、該要求に対応する計画を策定する策定手段と、該策定手段により策定された計画のシミュレーションにより前記計画の実行結果を予測する予測手段とを具えたことを特徴とする情報処理システム。

請求項10

前記予測手段により望ましくない結果が予測された場合に、該結果を回避するために行うべき処理を決定する決定手段を具えたことを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。

請求項11

予測された前記実行結果を前記ユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。

請求項12

前記決定手段により決定された処理を実行する実行手段を有することを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。

請求項13

前記入力手段は、複数の選択肢より1つの選択肢を選択する選択手段を含むことを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。

請求項14

前記入力手段は、所定の機構を動作させるための操作手段を含むことを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。

請求項15

状況に関する情報を獲得する状況獲得手段を具え、前記推論手段は、当該状況獲得手段により獲得された状況に基づいて推論を行うことを特徴をとする請求項9に記載の情報処理システム。

請求項16

前記状況獲得手段は、前記情報処理システムの周囲の環境情報を観測入力する観測手段を含むことを特徴とする請求項15に記載の情報処理システム。

請求項17

前記状況獲得手段は、前記入力手段による入力の履歴を記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段の記憶内容を参照する参照手段とを含むことを特徴とする請求項15に記載の情報処理システム。

請求項18

ユーザからのコマンドを入力する入力手段と、前記入力手段による入力の履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、コマンドについての知識を有する知識ベースと、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて、前記知識ベースを検索し、前記入力手段より次に入力すべきコマンドの候補を推論する推論手段と、該推論手段により推論されたコマンドの候補をユーザに示唆する示唆手段とを具えたことを特徴とする情報処理システム。

請求項19

前記入力手段は、コマンドを文字列で入力する手段であり、前記履歴記憶手段は、前記入力手段による入力途中の文字列を記憶し、前記推論手段は、前記入力途中の文字列から、可能性のある文字列コマンドを推論することを特徴とする請求項18に記載の情報処理システム。

請求項20

前記履歴記憶手段は、少なくとも1つ前に入力されたコマンドを記憶し、前記知識ベースは、1つのコマンドと該コマンドに後続して入力され得るコマンドとを記憶していることを特徴とする請求項18に記載の情報処理システム。

請求項21

前記入力手段は、コマンドを文字列で入力する手段であり、前記履歴記憶手段は、更に、前記入力手段による入力途中の文字列を記憶し、前記推論手段は、前記履歴記憶手段に記憶された少なくとも1つ前に入力されたコマンドに後続して入力され得るコマンドとして前記知識ベースに記憶されたコマンドで、かつ前記入力途中の文字列から可能性のある文字列コマンドを候補とすることを特徴とする請求項20に記載の情報処理システム。

請求項22

ユーザからの情報を入力する入力手段と、各ユーザの属性に関する知識と、ユーザの属性に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段よりの情報と、該情報を入力したユーザの属性とに基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及びユーザ属性に対応する要求を推論する推論手段と、該推論手段により推論された要求を出力する出力手段とを具えたことを特徴とする情報処理システム。

請求項23

前記知識ベースは、ユーザの属性として、ユーザよりの入力情報の履歴を記憶していることを特徴とする請求項22に記載の情報処理システム。

請求項24

前記推論手段は、ユーザよりの入力情報の履歴として、ユーザのスケジュール情報を参照することを特徴とする請求項23に記載の情報処理システム。

請求項25

前記推論手段は、ユーザよりの入力情報の履歴として、ユーザの交信情報を参照することを特徴とする請求項23に記載の情報処理システム。

請求項26

情報を入力する入力工程と、該入力工程より入力された情報に基づいて、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する推論工程と、該推論工程により推論された要求を出力する出力工程とを具えたことを特徴とする情報処理方法

請求項27

前記推論工程は、推論により一旦得られた要求を応答とする要求を更に推論することを特徴とする請求項26に記載の情報処理方法。

請求項28

前記入力工程は、複数の選択肢より1つの選択肢を選択する選択工程を含むことを特徴とする請求項26に記載の情報処理方法。

請求項29

前記入力工程は、所定の機構を動作させるための操作工程を含むことを特徴とする請求項26に記載の情報処理工程。

請求項30

前記出力工程より出力された要求に応じた処理を実行する処理工程を具えたことを特徴とする請求項26に記載の情報処理方法。

請求項31

状況に関する情報を獲得する状況獲得工程を具え、前記推論工程は、当該状況獲得工程により獲得された状況に基づいて推論を行うことを特徴をとする請求項26に記載の情報処理方法。

請求項32

前記状況獲得工程は、前記情報処理方法を実行するシステムの周囲の環境情報を観測入力する観測工程を含むことを特徴とする請求項31に記載の情報処理方法。

請求項33

前記状況獲得工程は、前記入力工程による入力の履歴を記憶する履歴記憶工程と、該履歴記憶工程の記憶内容を参照する参照工程とを含むことを特徴とする請求項31に記載の情報処理方法。

請求項34

情報を入力する入力工程と、該入力工程よりの情報に基づいて、状況と、要求と、要求に対する応答と、要求に応じた計画と、処理の実行結果との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報に対応する要求を推論する要求推論工程と、該要求に対応する計画を策定する策定工程と、該策定工程により策定された計画のシミュレーションにより前記計画の実行結果を予測する予測工程とを具えたことを特徴とする情報処理方法。

請求項35

前記予測工程により望ましくない結果が予測された場合に、該結果を回避するために行うべき処理を決定する決定工程を具えたことを特徴とする請求項34に記載の情報処理方法。

請求項36

予測された前記実行結果を前記ユーザに通知する通知工程を有することを特徴とする請求項34に記載の情報処理方法。

請求項37

前記決定工程により決定された処理を実行する実行工程を有することを特徴とする請求項35に記載の情報処理方法。

請求項38

前記入力工程は、複数の選択肢より1つの選択肢を選択する選択工程を含むことを特徴とする請求項34に記載の情報処理方法。

請求項39

前記入力工程は、所定の機構を動作させるための操作工程を含むことを特徴とする請求項34に記載の情報処理方法。

請求項40

状況に関する情報を獲得する状況獲得工程を具え、前記推論工程は、当該状況獲得工程により獲得された状況に基づいて推論を行うことを特徴をとする請求項34に記載の情報処理方法。

請求項41

前記状況獲得工程は、前記情報処理方法の周囲の環境情報を観測入力する観測工程を含むことを特徴とする請求項40に記載の情報処理方法。

請求項42

前記状況獲得工程は、前記入力工程による入力の履歴を記憶する履歴記憶工程と、該履歴記憶工程の記憶内容を参照する参照工程とを含むことを特徴とする請求項40に記載の情報処理方法。

請求項43

ユーザからのコマンドを入力する入力工程と、前記入力工程による入力の履歴情報を記憶する履歴記憶工程と、前記履歴記憶工程に記憶された履歴情報に基づいて、コマンドについての知識を有する知識ベースを検索し、前記入力工程より次に入力すべきコマンドの候補を推論する推論工程と、該推論工程により推論されたコマンドの候補をユーザに示唆する示唆工程とを具えたことを特徴とする情報処理方法。

請求項44

前記入力工程は、コマンドを文字列で入力する工程であり、前記履歴記憶工程は、前記入力工程による入力途中の文字列を記憶し、前記推論工程は、前記入力途中の文字列から、可能性のある文字列コマンドを推論することを特徴とする請求項43に記載の情報処理方法。

請求項45

前記履歴記憶工程は、少なくとも1つ前に入力されたコマンドを記憶し、前記知識ベースは、1つのコマンドと該コマンドに後続して入力され得るコマンドとを記憶していることを特徴とする請求項43に記載の情報処理方法。

請求項46

前記入力工程は、コマンドを文字列で入力する工程であり、前記履歴記憶工程は、更に、前記入力工程による入力途中の文字列を記憶し、前記推論工程は、前記履歴記憶工程に記憶された少なくとも1つ前に入力されたコマンドに後続して入力され得るコマンドとして前記知識ベースに記憶されたコマンドで、かつ前記入力途中の文字列から可能性のある文字列コマンドを候補とすることを特徴とする請求項45に記載の情報処理方法。

請求項47

ユーザからの情報を入力する入力工程と、該入力工程よりの情報と、該情報を入力したユーザの属性とに基づいて、各ユーザの属性に関する知識と、ユーザの属性に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報及びユーザ属性に対応する要求を推論する推論工程と、該推論工程により推論された要求を出力する出力工程とを具えたことを特徴とする情報処理方法。

請求項48

前記知識ベースは、ユーザの属性として、ユーザよりの入力情報の履歴を記憶していることを特徴とする請求項47に記載の情報処理方法。

請求項49

前記推論工程は、ユーザよりの入力情報の履歴として、ユーザのスケジュール情報を参照することを特徴とする請求項48に記載の情報処理方法。

請求項50

前記推論工程は、ユーザよりの入力情報の履歴として、ユーザの交信情報を参照することを特徴とする請求項48に記載の情報処理方法。

技術分野

0001

本発明は、理解した状況に基づいて情報を処理するシステム及びその方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、自然言語による入力を解釈し、この入力より、ユーザの目的や意図を推論するシステムが存在する。このシステムを実現するためには、英語等の自然言語を何らかのコンピュータ表現(例えば、comcept dependency)に変換するための自然言語パーザ(解析部)、及びゴールプラン知識ベースを用いて、与えられた入力の裏にあるゴールを推論する機構がシステムに必要である。

0003

また、自然言語による入力はできず、コマンドあるいはメニュー等により、あらかじめ決められた処理を行うシステムも存在する。

0004

従来の自然言語処理システムにおいては、自然言語の入力をコンピュータ表現翻訳し、そこからゴールを推論するには、ゴール・プラン表現の知識ベースに基づいて行われていたが、ゴール・プランの知識を用いることによる不都合な結果を予測することはできなかった。

0005

また、様々な状況における原因と結果のペアは、必ずしもゴール・プランの表現をとる必要はなく、例えば、ルールベース等、他の表現であってもよい。

0006

また、自然言語入力は、システムの構築コストがかかり過ぎることや、音声入力によらない自然言語入力は、必ずしも操作が簡単で便利であるとは言えず、システムにとって望ましくなく、むしろ、コマンド方式メニュー選択方式等の自然言語によらない入力方式の方が好ましい場合もある。

0007

しかしながら、自然言語によらない入力方式のシステムの場合、コマンドの解釈は、あらかじめコマンドに対して固定的に定義された意味に限られ、ユーザの目的や意図は考慮されない。更に、このシステムでは、ユーザの操作等のミス、あるいは誤算により誤った内容が入力されたときに、その誤り訂正することはできなかった。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明の自然言語処理システムは、情報を入力する入力手段と、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段より入力された情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する推論手段と、該推論手段により推論された要求を出力する出力手段とを具える。

0009

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理システムに、情報を入力する入力手段と、状況と、要求と、要求に対する応答と、要求に応じた計画と、処理の実行結果との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段よりの情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報に対応する要求を推論する要求推論手段と、該要求に対応する計画を策定する策定手段と、該策定手段により策定された計画のシミュレーションにより前記計画の実行結果を予測する予測手段とを具える。

0010

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理システムに、ユーザからのコマンドを入力する入力手段と、前記入力手段による入力の履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、コマンドについての知識を有する知識ベースと、前記履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて、前記知識ベースを検索し、前記入力手段より次に入力すべきコマンドの候補を推論する推論手段と、該推論手段により推論されたコマンドの候補をユーザに示唆する示唆手段とを具える。

0011

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理システムに、ユーザからの情報を入力する入力手段と、各ユーザの属性に関する知識と、ユーザの属性に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースと、前記入力手段よりの情報と、該情報を入力したユーザの属性とに基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及びユーザ属性に対応する要求を推論する推論手段と、該推論手段により推論された要求を出力する出力手段とを具える。

0012

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理方法に、情報を入力する入力工程と、該入力工程より入力された情報に基づいて、状況と、該状況に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論する推論工程と、該推論工程により推論された要求を出力する出力工程とを具える。

0013

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理方法に、情報を入力する入力工程と、該入力工程よりの情報に基づいて、状況と、要求と、要求に対する応答と、要求に応じた計画と、処理の実行結果との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報に対応する要求を推論する要求推論工程と、該要求に対応する計画を策定する策定工程と、該策定工程により策定された計画のシミュレーションにより前記計画の実行結果を予測する予測工程とを具える。

0014

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理方法に、ユーザからのコマンドを入力する入力工程と、前記入力工程による入力の履歴情報を記憶する履歴記憶工程と、前記履歴記憶工程に記憶された履歴情報に基づいて、コマンドについての知識を有する知識ベースを検索し、前記入力工程より次に入力すべきコマンドの候補を推論する推論工程と、該推論工程により推論されたコマンドの候補をユーザに示唆する示唆工程とを具える。

0015

また、本発明の他の態様によれば、自然言語処理方法に、ユーザからの情報を入力する入力工程と、該入力工程よりの情報と、該情報を入力したユーザの属性とに基づいて、各ユーザの属性に関する知識と、ユーザの属性に応じた要求と、該要求に対する応答との関係についての知識を有する知識ベースを検索して、前記情報及びユーザ属性に対応する要求を推論する推論工程と、該推論工程により推論された要求を出力する出力工程とを具える。

0016

かかる本発明においては、入力された情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及び状況に対応する要求を推論し、推論された要求を出力する。

0017

また、本発明の他の態様によれば、入力情報に基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報に対応する要求を推論し、該要求に対応する計画を策定し、策定された計画のシミュレーションにより前記計画の実行結果を予測する。

0018

また、本発明の他の態様によれば、記憶された履歴情報に基づいて、前記知識ベースを検索し、次に入力すべきコマンドの候補を推論し、推論されたコマンドの候補をユーザに示唆する。

0019

また、本発明の他の態様によれば、情報を入力したユーザの属性とに基づいて、前記知識ベースを検索して、前記情報及びユーザ属性に対応する要求を推論し、推論された要求を出力する。

0020

以下、図面を参照しながら、本発明の1実施例を詳細に説明する。

0021

図1は本発明に係る情報処理システムの1実施例のハードウェア構成を示すブロック図である。

0022

同図において、1は、情報を入力するための入力部であり、例えば、文字選択指示キー入力するためのキーボードであるが、それに限らず、表示上で位置を指示するマウスや、音声認識装置を含む音声入力装置文字認識装置を含む画像入力装置、他の装置より情報を受信する受信装置などであってもよいし、これらのうちの2以上を併設して、選択的に利用してもよい。更に、本装置内の他の処理により生成された情報をここでの入力としてもよい。

0023

2は、CPUであり、各種処理のための演算論理判断等を行ない、バス6に接続された各構成要素を制御する。

0024

3は、出力部であり、例えば、CRT液晶表示器などの表示装置とするが、それ以外に、出力情報音声合成して出力する音声出力装置や、印刷出力するためのプリンタ、他の装置へ情報を送信する送信装置であってもよく、これらのうちの2以上を具え、選択的に利用するようにしてもよい。更に、ここでの出力を本装置内の他の処理への入力としてもよい。

0025

4は、プログラムメモリであり、フローチャートにつき後述する処理手順を含むCPU2による制御のためのプログラムを格納するメモリである。プログラムメモリ4は、ROMであってもよいし、外部記憶装置などからプログラムがロードされるRAMであってもよい。

0026

5は、データメモリであり、各種処理で生じたデータを格納するほか、後述する知識ベースの知識を格納する。データメモリ5は、例えばRAMとするが、知識ベースの知識は、不揮発外部記憶媒体から、処理に先立ってロードしておく、あるいは、必要があるごとに参照するものとする。

0027

6は、CPU1の制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信号、各構成要素を制御するためのコントロール信号各構成機器相互間でやりとりされるデータの転送を行なうためのバスである。

0028

図2は、本発明の実施例に係る情報処理装置基本構成を示す機能ブロック図である。

0029

同図において、入力部1からは、ユーザからの命令機器操作状態、周囲の環境情報などが入力される。21は、入力部1より入力された情報に基づいて、知識ベース22を参照して、入力情報、現在の状況などを理解し、必要な出力情報を生成する理解部である。22は、原因と結果等の知識を有する知識ベースである。理解部21で生成された情報は、出力部3に出力され、ユーザや特定の機器などに提供される。

0030

次に、機器の操作をコマンドとして扱う例として、車の運転の制御の例を説明する。

0031

この例では、ユーザのアクセルブレーキハンドル等の操作状態と、前後の車の有無やその運行速度車間距離などの車の周囲の状況がセンサにより検出され、入力されるものとする。また、出力として、減速加速ライト点灯等を実行するための制御情報を出力するものとする。

0032

図3は、本実施例における理解部21のブロック構成図である。31は、ユーザの意図を検出するゴール検出部であり、32は、検出されたゴールを達成するために必要な動作を推論する推論部、33は、推論部32により得られた動作を実行したときに悪影響がないかなどを調べるシミュレーション部、34は実行部である。図4は、本実施例におけるルールベースの例である。

0033

まず、ユーザにより、ブレーキが踏まれると、図4ルールの(a)により、減速が必要であると推論される。また、周囲の状況として、前の車がブレーキを掛けたことが検出されると、ルールの(d)により、前の車との車間距離が短くなることが推論され、更にルールの(c)により、前の車との車間距離を大きくしなければならないと推論され、ルールの(b)により、そのためには車のスピード下げる、すなわち減速しなければならないと推論される。これは(a)による推論と一致する。以上の推論により、ブレーキが踏まれた理由が、前の車がブレーキを掛けたためであると理解される。また、減速したいというゴールが得られる。ここで、減速が必要であるので、ルールの(e)に従い、すぐ後ろに車がいる場合は、ハザードランプを点け、できるだけゆっくり減速する。それ以外の場合は、ブレーキの操作により要求された値だけ減速する。また、ルールの(f)により、減速中に前の車が加速を始めた場合には、前の車との車間距離は増大し、車間距離が増大すれば、減速をやめて、加速に転じることができる。

0034

次に、メニュー選択により、必要な項目を選択しながら手紙を作成するシステムについて説明する。

0035

図5は、手紙の差出人の情報を入力するためのメニュー画面の例を示す図であり、差出人の名前所属などを入力する。

0036

図6は、手紙の宛先の人物の情報を入力するためのメニュー画面の例を示す図であり、宛先の人物の名前、所属などを入力する。

0037

これらの入力において、名前の書き方は、国によって姓名を書く順序が異なる。そこで、システムには、ユーザの入力ミス是正するためのモデルが用意されていて、例えば、図6で、ファーストネームであるべきJohnがファミリー・ネームに入力されたので、これを訂正する。更に、Johnに関する未入力の情報をシステム側でデータベースなどを参照して補うことを試みる

0038

図7は、個人に関するデータベースであるSDBの一部の例を示す図である。

0039

ここで、図7のSDBには2人のJohnが存在するので、システムは、図8のフローチャートに示す確認処理を行なう。

0040

まず、ステップS81で、ユーザに対してどのJohnであるのか訊く。

0041

ステップS82でユーザがJohn Smithを選択すると、SDBではJohn SmithはRochester 大学に所属していることになっているのに対し、ここではJohnとともにDukeが入力されているので、ステップS83で、システムは、JohnがDuke大学へ移ったのかをユーザに確認する。

0042

ユーザの回答がyes であった場合、ステップS84に進み、SDBのJohn Smithの所属をDuke大学へ変更する。また、ユーザの回答が、ユーザの間違いであった場合には、ステップS85で概念の方を補正する。ユーザの回答が、一時的な、ある時期までの移動である、というものであれば、ステップS86で、その旨をSDBに記載する。

0043

なお、上記において、SDBに、Duke大学に所属するJohnが1名だけ存在していれば、図8の処理を省略し、その人物に確定する、あるいはその人物の情報を入力してユーザに確認させるようにしてもよい。

0044

差出人と宛先の人物との間に、これまで何ら交信・関係が見出せなければ、システムは、初めての手紙であると判断して、図9のメニューを表示する。

0045

図9は、手紙の目的を選択するためのメニュー画面である。

0046

このメニューにおいて、ユーザが1を選んだ、すなわち、ユーザはJohnを訪問したいとする。すると、次に、システムは、訪問のサブゴールをユーザから得るために、図10のメニューを表示する。ここでも、1を選んだとする。

0047

図11は、訪問の詳細についての情報を入力するためのメニューである。表示中でシェーディングされた部分が、システムが推論した箇所である。日付に関しては、現時点が1993年4月10日であるとすると、訪問も1993年と推論される。更に、図11のようにユーザが7日を入力すると、一番近い日付である5月であると推論してもよく、そのようにすれば、ユーザは、7を入力するだけでよい。

0048

また、訪問先は、Johnのところである可能性が大きいと推論され、Johnの所属機関であるDuke University が表示される。もちろん、これらシステム側で入力された情報を、ユーザが書き換えることもできる。

0049

図11のように、システムからの更にリクエストがあるかとの問いに対し、ユーザが"y" と答えた場合、図12のメニューが表示される。ここで、ユーザがJohnに対して宿の予約希望しており、1を選択したとする。

0050

以上の入力に基づいて、図13に示すような手紙が出力される。

0051

上述の例において、システムは、なぜユーザが宛先の人物を訪問したいかを推論する際に、情報を探すことの一般的なゴールからばかりでなく、なぜユーザが相手から情報を得られると信じているのかという点からも推論する。そこで、システムは、ユーザの仕事に関する知識と相手の仕事に関する知識との間の関係を探索する。

0052

また、システムは、以前の交信記録(ユーザの操作履歴に存在する)の内容を用いて、推論し計画を立てるという機能を実現する。

0053

例えば、初めての手紙で会う約束をする場合には、以前の手紙の内容を調べ、スケジュールの重なっているところを調べ、特定の時期(会議の時期と一致する時期など)により、訪問の理由を推論する。相手からの手紙に対する返事の場合、システムは、履歴を用いて相手との関係を確立し、データベースから最新の手紙をフェッチして、その手紙の内容からユーザの返事(例えば、日時が受け入れられるかを否かなど)を予測する。

0054

次に、コマンドが途中まで入力されたときに、システムがユーザに残りのコマンドをプロンプトする例について説明する。

0055

可能性のあるコマンドが1つの場合、例えば、ユーザにより入力されたのが「Sav」 の場合、対応するコマンドはただひとつ「Save」と特定される。

0056

また、可能性のあるコマンドが複数の場合、例えば、ユーザにより入力されたのが「co」の場合、完全なコマンドとしては「compile」「copy」「continue」 などが考えられる。

0057

可能性のあるコマンドが複数の場合、システムが、ユーザのコマンドの入力の履歴を保持している場合、例えば、ユーザが既にファイルセーブしていれば、上述の「co」は、セーブ後の「compile」 であろうと推論される。

0058

次に、自然言語入力に基づき、手紙を作成する例を説明する。なお、この例の詳細は、本願出願人が先に出願した特願平6−138887号に説明されている。

0059

図14に示すように、「Reply to John's letter accepting to meet on 10thMay at 3 pm to discuss on PDA systems. 」を入力した場合、自然言語入力を解析して対応する概念を出力する概念解析部(CA)は、この入力の解析結果として、同図のC1の概念を、理解部21へ出力する。

0060

ここでは、理解部21の理解前処理部の処理の対象はないものとして、理解主処理部による処理を説明する。

0061

最初に、まず、情報中に含まれるアクターを捜し出す。図15のa)のように、ここでは、発信者がAruna Rohra であり、受信者が、John Smithである。また、手紙の種類は、返事である。また、データベースには、これまでには、これに関連する内容がないものとする。しかしながら、入力よりその内容を得ることができる。また、差出人は、返事を期待しており、受信者の手紙を入力から得られたC3から推測することができる。

0062

そこで、理解主処理部により、C3を処理すると、図15のd)に示すように、ゴールが推論され、図16のような連鎖構造の推論を行なう。次に、理解するための計画を立てる。すなわち、図17のような構造のタスクネットワークが構築される。更に、理解後処理部により、図17のプランにおいて、ユーザの不足を補い、図18が得られる。そして、上述のプランから、確認のために手紙を再構築する。

0063

次に、入力(から得られたC2)より、差出人の返事を作成する。上述のようにして得られた前回レターのCDに対して、図15のe)に示すように、PDAシステムについて議論するというS MAINGOALを受け入れられる要求とし、会うというS MAINPLANを受け入れ、S PLAN(例えば、5月8日以降)に対して、より具体的な日時である5月10日の午後3時を指定する。以上に基づき、図19の手紙が作成される。

0064

更に、他の手紙の例を説明する。この例は、データベースより、前回の内容が得られる例である。以下、上記実施例との相違点を中心に説明する。

0065

図20に示すように、「Reply to John's letter confirming the meeting time, 19th May at 3pm. Also, request him to arrange for pickup. 」を入力した場合、C1、C4の概念がCA31より出力される。

0066

理解主処理部において、データベースより以前の関連する内容が得られ、5月10日以降に訪問すること、Johnの手紙には応答すべきことが分かる。また、図21のd)に示すように、前回の手紙をデータベースから検索する。図21のe)に示すように、議論するというS MAINGOALを受け入れられる要求とし、会うというS MAINPLANを受け入れる。これらのことは、「・・・confirming the meeting time, 19th May at 3pm.」という入力より推論される。S PLANに対して、より具体的な日時である5月19日の午後3時を指定する。また、差出人の手紙として、上述のように作成された返事に加えて、他の要求を付加する(乗せて行ってほしいという要求が、「request him to arrange for pickup」 より得られる。)。以下、前記実施例と同様に処理し、図22の手紙が作成される。

0067

更に、他の手紙の例を説明する。この例は、システムが現在の入力などからでは、受取人の手紙を推測することができず、ユーザに入力を要求する例である。以下、これまでの実施例との相違点を中心に説明する。

0068

図23に示すように、「Reply to John's letter. 」を入力した場合、C1の概念がCA31より出力される。

0069

理解主処理部において、データベースより以前の関連する内容が得られ、5月10日以降に訪問することが分かり、Johnの手紙には応答すべきことがユーザにより確認される。また、図23のd)に示すように、前回の手紙をデータベースから検索する。図23のe)において、現在の入力では、何も特定されていないので、システムは受取人の手紙を推測することができず、ユーザにこの手紙の内容を、例えばOCRにより入力するよう要求する。そこで、図23のe)に示すような手紙の内容が入力される。以下、図24の処理を、前記実施例と同様に実行し、図25の手紙が作成される。

0070

次に、自然言語により装置の操作を要求する場合の例を説明する。

0071

図26は、本実施例におけるコマンドに関する知識ベースの知識の1例であり、各処理と、その処理のためのコマンドの入力操作手順とが、ゴール・プラン形式で記憶されている。

0072

図27は、具体的な入力例と、実行すべきプランを表す図であり、同図に示すように、「Change the size and font of the letter to bold and 12 point.」が入力されると、図26の知識に基づいて、スタイルボールドにし、サイズを12ポイントにするための手順が検索される。入力文の形式から、ユーザは、この命令に基づいて装置が操作を実行することを要求しているので、図27に示すように、検索により得られた手順を実行プランとして、このプランを実行する。

0073

なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムであっても、装置またはシステムにプログラムを供給することにより処理が行なわれる場合であっても、本発明が適用されることは言うまでもない。

発明の効果

0074

以上説明したように、本発明によれば、与えられた最小限の入力から、最適な応答を実現することができる。

0075

また、入力情報中に誤りがあった場合にも、その誤りを正した上で、応答することができる。

0076

また、誤ったコマンドなど、不都合を生じる処理を実行する危険が回避できる。

図面の簡単な説明

0077

図1本発明の1実施例の情報処理システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2情報処理システムの基本構成を示すブロック図である。
図3理解部のブロック構成を示す図である。
図4ルールベースの例を示す図である。
図5差出人名を入力するメニューの例を示す図である。
図6宛先人名を入力するメニューの例を示す図である。
図7個人データベースの例を示す図である。
図8確認処理のフローチャートである。
図9手紙の目的を入力するメニューの例を示す図である。
図10サブゴールを入力するメニューの例を示す図である。
図11訪問の詳細情報を入力するメニューの例を示す図である。
図12追加のリクエストを入力するメニューの例を示す図である。
図13出力される手紙の例を示す図である。
図14手紙作成におけるCAの処理例を示す図である。
図15手紙の作成過程を示す図である。
図16連鎖構造の推論の例を示す図である。
図17タスク・ネットワークの例を示す図である。
図18不足を補ったタスク・ネットワークの例を示す図である。
図19手紙の出力例を示す図である。
図20手紙作成におけるCAの処理例を示す図である。
図21手紙の作成過程を示す図である。
図22手紙の出力例を示す図である。
図23手紙作成におけるCAの処理例を示す図である。
図24手紙の再構成過程を示す図である。
図25手紙の出力例を示す図である。
図26コマンドに関する知識ベースの例を示す図である。
図27入力側と実行すべきプランを示す図である。

--

0078

1 入力部
2 CPU
3 出力部
4プログラムメモリ
5データメモリ
6バス
21文章作成
22知識ベース
23出力生成

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