図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1996年6月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

目的

ラップタイム等のデータを、自動的に、正確かつ確実に計時できる。

構成

競走馬Hがトレーニングされる走路トラック1にはゴール地点Gからと、その手前の200m毎に計測地点M1 〜Mn が設けられている。これら各計測位置には引き金信号発生手段2と信号受信手段3とが設けられており、また競走馬Hは固有番号発信器4を携帯している。競走馬Hが各計測位置を通過する時に、引き金信号発生手段2からの引き金信号を検知して、この固有番号発信器4の固有番号信号を送信する。固有番号信号は信号受信手段3に受信されて、この信号受信手段3の計数処理部3bにおけるデータ識別部で固有番号を読み取り、またタイマからこの固有番号信号の受信時間が割り出される。競走馬Hのゴール地点Gから、各計測地点M1 ,M2 ,M3 ,・・・の各ハロンのラップタイムを記録できるようになる。

概要

背景

例えば、競走馬トレーニングは、騎手等が競走馬に騎乗して走路走行させることにより行われるが、従来は、このトレーニングの成果や競走馬の走行能力等は走行タイム計測することにより判定していた。競走馬のトレーニングを行う際には、スタートから全速力で走行するのではなく、徐々に速度を上げて行き、ある速度でゴール地点を通過するという方法が採られるのが普通である。このために、単にスタート地点からゴール地点までの走行時間を計測しても、あまり意味がなく、むしろ所定距離間隔毎のラップタイムを計時することの方が重要である。通常、競馬においては、200mを基準としたハロンという単位が用いられ、主にゴール地点から手前の8〜5ハロン程度の通過時間を計測して記録し、この記録に基づいて、競走馬としての能力仕上がり状態の判定が行われるのが一般的である。

以上のように、競馬のトレーニングではラップタイムの計測が行われるが、この計測は記録者ストップウォッチを用いて行うようにしているが、トレーニングが行われれる走路トラックには多数の競走馬がそれぞれ任意の速度で走行しており、しかも複数の競走馬がほぼ並走状態となっている場合もある等様々な状況があり、これらの状況に迅速かつ正確に対応して、記録者の目で特定の競走馬を追いながらタイムを取らなければならないこと等から、正確な計時を行うのには多数の人手熟練を必要とする。このために、ラップタイムの計測を自動的に行えるシステムの開発が望まれている。その一例として、バーコードを用いた計時システムが提案されている。このシステムは、走路における各ハロン位置に光学的なバーコードの読み取り装置を設けておき、競走馬のゼッケン等に各競走馬を特定するためのバーコードを貼着させる等により着用させ、競走馬が各ハロン位置を通過すると、読み取り装置でバーコードを読み取るようになし、各ハロン位置における読み取り装置でのバーコードの読み取り時間の差を演算することによって、ハロン毎のラップタイムの計時を行うようにしたものである。

概要

ラップタイム等のデータを、自動的に、正確かつ確実に計時できる。

競走馬Hがトレーニングされる走路トラック1にはゴール地点Gからと、その手前の200m毎に計測地点M1 〜Mn が設けられている。これら各計測位置には引き金信号発生手段2と信号受信手段3とが設けられており、また競走馬Hは固有番号発信器4を携帯している。競走馬Hが各計測位置を通過する時に、引き金信号発生手段2からの引き金信号を検知して、この固有番号発信器4の固有番号信号を送信する。固有番号信号は信号受信手段3に受信されて、この信号受信手段3の計数処理部3bにおけるデータ識別部で固有番号を読み取り、またタイマからこの固有番号信号の受信時間が割り出される。競走馬Hのゴール地点Gから、各計測地点M1 ,M2 ,M3 ,・・・の各ハロンのラップタイムを記録できるようになる。

目的

本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、走行体の走行時におけるラップタイム等のデータを自動的に、正確かつ確実に計時できるようにすることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

走路に沿って所定の距離間隔毎に計測位置を設け、各計測位置を通過する走行体ラップタイムを計測するものにおいて、前記各計測位置にはそれぞれ引き金信号発生手段を設け、これら各計測位置を走行体が通過する時に、その引き金信号発生手段の受信時間と当該の計測位置の位置識別信号とからなる測定手段とを有し、この測定手段によって、走行体の所定距離間隔毎のラップタイムを計測する構成としたことを特徴とするラップタイム計測装置

請求項2

前記走行体に固有番号発信器携帯させて走行させ、また各計測位置には、前記引き金信号発生手段と共に、測定手段としての信号受信手段を配置し、前記走行体が各計測位置を通過する際に、この固有番号発信器が引き金信号発生手段からの引き金信号を受信して、この固有番号発信器から固有番号信号を送信して、信号受信手段に受信させて、この受信固有番号信号と、その受信時間と、当該の計測位置の位置識別信号とから、走行体の所定距離間隔毎のラップタイムを計測する構成としたことを特徴とする請求項1記載のラップタイム計測装置。

請求項3

前記固有番号発信器には、前記固有番号信号の発信部に加えて、1または複数の測定データを送信するデータ発信部とを備えたものとなし、また走行体に走行機能に関するデータを取得するための測定手段を着用させ、この測定手段を固有番号発信器に接続して、この引き金信号発信手段からの引き金信号に基づいて、固有番号信号及び測定データを時系列的に送信するようにしたことを特徴とする請求項2記載のラップタイム計測装置。

請求項4

前記固有番号発信器は、数乃至数百メガヘルツ帯域の固有番号信号を発信するように構成したことを特徴とする請求項2記載のラップタイム計測装置。

請求項5

前記固有番号発信器は、所定の時間間隔毎に固有番号信号を複数回発信するものであり、この発信時間間隔は各固有番号発信器に応じて変えることができるものとしたことを特徴とする請求項2記載のラップタイム計測装置。

請求項6

前記引き金信号発生手段は、引き金信号と共に位置コード信号を送信するものであり、また前記走行体には、この引き金信号及び位置コード信号を受信する信号受信部及び時間計測部と、この信号受信部で受信した位置コード及びその受信時の時間に関するデータとを記憶する記憶部を備えた測定手段としてのデータ収録器を携帯させる構成としたことを特徴とする請求項1記載のラップタイム計測装置。

請求項7

前記走行体には、その走行機能に関するデータを取得するための測定手段を着用させ、これらの測定手段を前記データ収録器に接続して、それぞれの測定データを位置コード及びその受信時の時間に関するデータと共に記憶手段に記憶させる構成としたことを特徴とする請求項6記載のラップタイム計測装置。

請求項8

前記走行体が生体である場合に、前記測定手段は、少なくとも心拍数呼吸数歩幅体温のいずれかであることを特徴とする請求項3または請求項7記載のラップタイム計測装置。

請求項9

前記引き金信号発生手段は、低周波電波を発信するアンテナ超音波発振器または電磁石のいずれかであることを特徴とする請求項2または請求項6記載のラップタイム計測装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば練習用トラック等の走路走行する走行体所定距離間隔毎のラップタイムを計時するラップタイム計測装置に関するものである。

背景技術

0002

例えば、競走馬トレーニングは、騎手等が競走馬に騎乗して走路を走行させることにより行われるが、従来は、このトレーニングの成果や競走馬の走行能力等は走行タイム計測することにより判定していた。競走馬のトレーニングを行う際には、スタートから全速力で走行するのではなく、徐々に速度を上げて行き、ある速度でゴール地点を通過するという方法が採られるのが普通である。このために、単にスタート地点からゴール地点までの走行時間を計測しても、あまり意味がなく、むしろ所定距離間隔毎のラップタイムを計時することの方が重要である。通常、競馬においては、200mを基準としたハロンという単位が用いられ、主にゴール地点から手前の8〜5ハロン程度の通過時間を計測して記録し、この記録に基づいて、競走馬としての能力仕上がり状態の判定が行われるのが一般的である。

0003

以上のように、競馬のトレーニングではラップタイムの計測が行われるが、この計測は記録者ストップウォッチを用いて行うようにしているが、トレーニングが行われれる走路トラックには多数の競走馬がそれぞれ任意の速度で走行しており、しかも複数の競走馬がほぼ並走状態となっている場合もある等様々な状況があり、これらの状況に迅速かつ正確に対応して、記録者の目で特定の競走馬を追いながらタイムを取らなければならないこと等から、正確な計時を行うのには多数の人手熟練を必要とする。このために、ラップタイムの計測を自動的に行えるシステムの開発が望まれている。その一例として、バーコードを用いた計時システムが提案されている。このシステムは、走路における各ハロン位置に光学的なバーコードの読み取り装置を設けておき、競走馬のゼッケン等に各競走馬を特定するためのバーコードを貼着させる等により着用させ、競走馬が各ハロン位置を通過すると、読み取り装置でバーコードを読み取るようになし、各ハロン位置における読み取り装置でのバーコードの読み取り時間の差を演算することによって、ハロン毎のラップタイムの計時を行うようにしたものである。

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、バーコードを用いた計時システムの欠点としては、気象条件に大きく左右される点である。例えば、雨や霧の中では、バーコードの読み取りが極めて困難乃至実質的に不可能になる。また、競走馬のトレーニングは、通常、早朝に行われるものであり、冬場の日の出が遅い時には日照前にトレーニングが行われることになり、バーコードを用いた計時システムでは照明施設も必要とすることから、全体のシステムが大規模化する。さらには、複数の競走馬が並走している場合には、バーコードが遮られて、読み取り不能となることもある。以上の問題点や欠点があることから、バーコードを用いた計時システムは、競走馬のトレーニングやその他、屋外で行われる走行体のラップタイムを自動的に計時するには用いることができない。さらにまた、バーコードにおいては、予め与えられた情報しか保持せず、走行体が走行する間にある種の測定を行って、その測定結果におけるデータを伝達する等といった機能を付加することはできない。

0005

本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、走行体の走行時におけるラップタイム等のデータを自動的に、正確かつ確実に計時できるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0006

前述した目的を達成するために、本発明は、走路に沿って所定の距離間隔毎に計測位置を設け、各計測位置を通過する走行体のラップタイムを計測するものにおいて、前記各計測位置にはそれぞれ引き金信号発生手段を設け、これら各計測位置を走行体が通過する時に、その引き金信号発生手段の受信時間と当該の計測位置の位置識別信号とからなる測定手段とを有し、この測定手段によって、走行体の所定距離間隔毎のラップタイムを計測する構成としたことをその特徴とするものである。

0007

走路を走行方向に単位距離間隔毎の計測位置に引き金信号発生手段を配置しておく。一方、測定手段としては、引き金信号発生手段の近傍に測定手段としての信号受信手段を配置すると共に、走行体には当該の固有番号を持った固有番号発信器が着用させる。また、測定手段としては、走行体に携帯させ、信号受信部及び時間計測部及びこれらのデータを記憶する記憶部を備えたデータ収録器とすることもでき、この場合には引き金信号発生手段としては、引き金信号と共に位置コード信号を送信するものとなし、データ収録器では、各計測位置の位置コードに関する信号と、その計測位置の通過時間に関する信号とを取得して、記憶部に記憶させるようにする。

0008

今、測定手段を信号受信手段で構成した場合には、走行体が走路を走行して、計測位置を通過する時に、引き金信号発生手段からの引き金信号を受信することになり、固有番号発信器が引き金信号を受信すると、それが引き金となって当該の固有番号発信器から固有番号信号が送信される。この固有番号信号は信号受信手段により受信されて、この信号受信手段からの固有番号信号と、計測位置に関する位置識別信号と、受信時間からなる測定データが記憶される。走行体が次の計測位置に到達すると、当該の位置にある引き金信号発生手段からの引き金信号に応じて再び固有番号発信器から固有番号信号を発信して、この固有番号が当該の計測位置における信号受信手段に取り込まれる。そして、この信号受信手段から、前述と同様の計測データが作成される。従って、両計測位置間における時間差を測定すれば、その走行体のラップタイムの計測され、ゴール地点までこの計測を繰り返し行うと、スタート地点からのラップタイムや、ゴール地点から遡るラップタイムの計測を行うことができる。

0009

このように、引き金信号に応じて走行体側から固有番号信号を送信するように構成しているので、気象条件や日照の程度等の影響を受けずに、確実に受信手段で固有番号信号を受信させることができる。また、固有番号発信器は引き金信号発生手段からの引き金信号を受信した時にのみ、固有番号信号を出力することになるから、消費電力を最小限に抑制できる。従って、固有番号発信器の電源としては小型の電池を用いることができるようになり、走行体が携帯する固有番号発信器を小型で軽量なものとすることができる。

0010

ここで、正確な計測を行うためには、引き金信号発生手段が正確な位置に配置されていることが必要である。この引き金信号発生手段は、計測位置に走路の幅全体に及び、かつ走路方向には狭い領域で、固有番号発信器に確実に引き金信号を受信させるようにする。このためには、引き金信号発生手段は、例えば測定位置にゲートを設けて、このゲートから地中ループ状架設するのが好ましい。また、電波以外にも、例えば磁力線や超音波等を引き金信号として用いることができ、この場合には、電磁石超音波発振手段を計測位置における走路の幅方向に多数配設する。要するに、走路の上下方向に向けて引き金信号が送信されるようにすることが、複数の走行体が並走している場合に、各固有番号発信器で確実に引き金信号を受信させる上で好ましい。一方、受信手段は、固有番号発信器からの信号を感度良く受信できる位置に配置されておれば良く、格別配設位置についての制限はない。

0011

一方、測定手段としてデータ収録器を用いる場合には、各計測位置に設けた引き金信号発生手段から送信される信号には、位置コード信号を含ませる。そして、走行体が携帯するデータ収録器には、受信時間を測定するために、クロック発振器を設けて、このクロック発振器によって、常時時間を計測する。そして、引き金信号発生手段からの引き金信号を受信した時に、この受信信号に含まれる位置コード信号と、その受信時の時間に関するデータを記憶部に取り込むようにする。そして、次々に計測位置を通過する毎に、当該の位置コードと受信時間、即ちその通過時間を記憶部に記憶させておき、この記憶データは、後にパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置転送することにより、スタート地点からのラップタイムや、ゴール地点から遡るラップタイムの計測を行うことができる。

0012

走行体が、例えば、前述した競走馬の場合において、その競走馬の競走能力や身体の状況等の判断するためには、単に走行時の速度だけでなく、走行時における循環機能の状態等に関するデータが取得できれば、極めて有益である。これら競走馬の生体に関するデータを取得するには、例えば心拍計等を競走馬に着用させて、走行時に心拍数を測定して、その測定データを蓄積しておき、計測位置において引き金信号を受信した時に、固有番号発信器からの固有番号の送信と共に、この測定データを送信して、この種のデータをも信号受信手段で受信させるか、またはデータ収録器を用いる場合には、計測時間のデータ等と共に記憶部に記憶させるようにする。これによって、競走馬のラップタイムにリンクさせて、それと生体の走行時における必要なデータが得ることができる。従って、このデータを参照することによって、競走馬の能力なり身体状況なりを正確に把握できる。勿論、心拍計以外にも呼吸計体温計等を着用させることができ、このように取得される測定データの種類が多ければ、それだけ走行時の身体状況等の把握をより正確に行えるようになる。また、走行体が競走馬以外の生体であっても、それらの身体の状況に関する種々のデータを取得して、これらのデータをラップタイプのデータとリンクさせることにより、種々の解析が可能となる。また、走行体が自動車オートバイ等の機械である場合には、エンジン回転数や各部位の温度変化等のデータを取得することも可能である。

0013

以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する。以下の実施例においては、競走馬のトレーニングを行うための調教コースにおいて、競走馬の200mのハロン毎のラップタイムを計測するようにしたシステムを示し、また、このラップタイムの計測に加えて走行時の心拍数等生体データを取得するようにするシステムとして構成したものも示すが、必ずしもこのシステムに限定されるものではなく、例えば競走馬のトレーニング以外にも、他の動物の競走におけるトレーニングや、自転車競技,オートバイやモータボート,自動車競走のトレーニングや試走時等におけるラップタイムの自動計測システム等として用いることも可能である。

0014

まず、図1に調教コースの構成を示す。図中において、1は競走馬Hがトレーニングされる走路トラックであって、この走路トラック1にはゴール地点Gが設けられており、またゴール地点Gの手前には、200m毎に計測地点M1 〜Mnが設けられている。なお、走路トラックとしては、ループ状のものに限らず、直線的なトラックや坂路トラック等であっても良い。これらゴール地点G及び各計測地点M1 〜Mn が計測位置である。

0015

以上の調教コースにおいて、競走馬Hの各計測地点の通過ラップタイムを計測するに当っては、図2に示したように、引き金信号発生手段2と信号受信手段3とが各々の計測地点M1 〜Mn 及びゴール地点Gに設けられている。引き金信号発生手段2は、信号発振器2aと引き金信号送信用ループアンテナ2bとから構成され、ループアンテナ2bは走路トラック1の両側に立設したポスト2cの先端部間から地中に埋設するようにしてループ状に架設されている。なお、ループアンテナはこれ以外にも、ポスト間や地中においてループを描くように敷設することも可能であり、また電磁石や超音波発振器等を用いて引き金信号を送信するようにしても良い。要は、複数の競走馬Hがほぼ同時に測定位置を通過しても、全ての競走馬Hが引き金信号を受信できる狭い領域が形成されておれば良い。一方、信号受信手段3は、受信アンテナ3aと計測処理部3bとを備えている。受信アンテナ3aは、引き金信号発生手段2の近傍位置において、走路トラック1の左右に配置されている。競走馬Hは騎乗者(図示せず)が騎乗して、走路トラック1でトレーニングされるようになっている。競走馬H(または騎乗者)は固有番号発信器4を携帯しており、この固有番号発信器4はゼッケンや鞍等に止着するようにして着用される。

0016

引き金信号発生手段2における信号発振器2aは、数百キロヘルツ程度の低い周波数の引き金信号を常時出力するものであり、ループアンテナ2bは走路トラック1の各計測位置を横切るようにして配置されており、走行方向には狭い領域においてこの引き金信号を送信して、競走馬Hがこの引き金信号の送信領域を横切ると、この競走馬Hが携帯している固有番号発信器4がこの引き金信号を検知して、固有番号信号を送信するようになっている。

0017

図3に固有番号発信器4の回路構成を示す。図中において、10は受信用アンテナ、11は低周波増幅回路であって、この受信用アンテナ10は引き金信号発生手段2からの引き金信号を受信するようになっており、低周波増幅回路11は、この引き金信号の周波数帯域の信号を増幅して、読み出し駆動回路12を作動させるようになっている。13は、例えば2値化された複数ビットの信号からなる固有番号記憶部、14シフトレジスタであって、読み出し駆動回路12に引き金信号が取り込まれると、シフトレジスタ14を作動させて、固有番号記憶部13から固有番号信号を読み出されるようになっている。そして、このようにして読み出された固有番号信号は、高周波発振回路15からの高周波信号と合成されて、出力回路16から送信アンテナ17を介して固有番号信号が送信されることになる。なお、この固有番号発信器4の電源としては電池が用いられる。

0018

送信アンテナ17から送信される固有番号信号は、数メガヘルツ〜数百メガヘルツ、好ましくは数十メガヘルツ乃至数百メガヘルツ程度の高い周波数の帯域を用い、微弱な信号とする。ここで、固有番号信号の送信周波数帯域としては、数百キロヘルツ乃至それ以下の周波数帯域を用いることも可能である。低周波帯域の信号を用いれば、消費電力が小さい等の利点があるが、高速に固有番号信号の送信及び受信ができず、0.1秒以下の単位での計測は困難であり、しかも同時に多数の固有番号を受信できないこともある。また、ギガヘルツ帯域の信号を用いる場合には、極めて高い精度の計時が可能であるが、指向性が高過ぎるために、受信アンテナで固有番号信号を捕捉できない場合があり、またギガヘルツ帯域の信号を発生させるためには、消費電力も大きくなる。数十乃至数百メガヘルツ、例えば60メガヘルツ程度の周波数帯域を用いれば、0.01秒乃至それ以下の単位の時間計測が可能となり、調教を行う際のラップタイムの計時には0.01秒単位測定精度があれば十分であり、また指向性も高過ぎることがなく、さらには微弱電波とすることにより、消費エネルギを最小限に抑制できるために、固有番号発信器4の全体を小型化、軽量化が図られる。勿論、計測対象となるものによっては、キロヘルツのものやメガヘルツのものを用いることもできる。

0019

信号受信手段3における計測処理部3bは、図4に示したように、CPU20と、タイマ21,データ識別部22,計測位置識別部23及びメモリ24で構成される。受信用アンテナ3aで固有番号発信器4からの固有番号信号が受信されると、この計数処理部3bに取り込まれて、データ識別部22で固有番号を読み取り、またタイマ21からこの固有番号信号の受信時間が割り出されて、これらと共に計測位置識別部23からの計測位置識別信号を読み出して、メモリ24に記憶させる。このようにメモリ24に記憶された固有番号,タイム及び計測位置識別データからなるデータは適宜のタイミングで、制御用パーソナルコンピュータ5に入力され、この制御用パーソナルコンピュータ5により所定の信号処理を行うことによって、競走馬毎のラップタイムの計測が行われて、そのデータは制御用パーソナルコンピュータ5に付設した外部メモリ6に記憶されるようになっている。そして、このデータは、プリンタ7によりプリントアウトできる。

0020

ここで、信号受信手段3はゴール地点G及び各計測地点M1 〜Mn というように、複数の個所に設けられているから、これら各計測位置における計測処理部3bのタイマ21は正確に一致していなければならない。このために、制御用パーソナルコンピュータ5には、メインタイマを備えており、各計測位置に配置した信号処理手段3における各タイマ21は、このメインタイマにより制御されて、全ての測定位置での時間計測が一致するように設定される。

0021

本実施例は以上のように構成されるものであって、各競走馬Hにはそれぞれ固有番号発信器4を着用させて、走路トラック1に入れて走行させる。ここで、走路トラック1では、多数の競走馬Hが同時にトレーニングするものであり、これら多数の競走馬Hはそれぞれ異なる速度で走行している。競走馬Hはある地点から徐々にから速度を上げて行きゴール地点Gを通過するものもあり、または楽走状態で走路トラック1を2,3周回った後に、速度を上げてゴール地点Gを通過するものや、さらには楽走のままでトレーニングを終えることもある等というように、個々の競走馬に合せたトレーニングが行われる。ここで、200m毎の計測地点M1 〜Mn 及びゴール地点Gからなる各計測位置に配置されている引き金信号発生手段2は引き金信号を常時連続的に送信する状態に保持されている。

0022

競走馬Hが走行して計測位置を通過する時に、当該の競走馬Hが携帯している固有番号発信器4の受信用アンテナ10で引き金信号発生手段2から送信される引き金信号を受信される。このように受信用アンテナ10から取り込まれた引き金信号は低周波増幅器11で増幅されて、読み出し駆動部12に取り込まれる。そこで、この読み出し駆動部12からシフトレジスタ14に読み出し信号が入力されて、固有番号記憶部13から固有番号信号が読み出される。また、これと共に読み出し駆動部12からの信号は高周波発振回路15にも入力されて、この高周波発振回路15からの高周波信号が固有番号信号の搬送信号として合成されて、出力回路17から送信アンテナ18を介して信号受信手段3の受信用アンテナ3aに向けて送信される。

0023

当該の競走馬Hからの固有番号信号が信号受信手段3の受信用アンテナ3aで受信されると、この受信信号が計測処理部3bのCPU20に取り込まれる。そして、この信号取り込み時間がタイマ21から読み出されると共に、固有番号読み取り部22によって、固有番号が読み取られる。そして、これら固有番号と、タイムと共に、計測位置識別部23から読み出された計測位置識別データがメモリ24に記憶させる。そして、これらメモリ24に記憶されているデータは、適宜読み出されて、制御用パーソナルコンピュータ5に取り込まれる。そして、計測地点Mn 〜M1 を次々に通過する毎に前述したと同様のデータの収集を行うことによって、当該の競走馬Hのゴール地点Gから、各計測地点M1 ,M2 ,M3,・・・の各ハロンのラップタイムを記録できるようになる。

0024

以上のように、競走馬Hが携帯する固有番号発信器4は、この固有番号発信器4が引き金信号を受信しない限り、信号を発信しないようになっているから、消費電力を最小限に抑制できる。従って、小型の電池であっても繰り返し長期間使用でき、かつ送信される信号は微弱信号であることからも、固有番号発信器4は小型で軽量なものに形成できる。従って、競走馬Hのゼッケンや鞍等に容易に取り付けることができ、この固有番号発信器4の携帯により競走馬Hが負担となるようなことはない。

0025

ところで、走路トラック1には多数の競走馬がめいめいの速度で走行していることから、追い越しがあり、また何頭かが並走していることもある。従って、複数の競走馬が同時に計測位置を通過することも多々ある。この場合には、固有番号信号が重なり合って、その識別を行えないこともある。このために、固有番号発信器4が引き金信号を受信して、固有番号を発信する際に、1回だけでなく、図5に示したように、複数回の固有番号を発信する。そして、各々の固有番号発信器により発信タイミングをずらせるように、固有番号発信器4の読み出し駆動回路12による読み出しタイミングを設定しておけば良い。

0026

これによって、図5に示したように、固有番号信号Aと固有番号信号Bとが同時に発信されて、第1回目の固有番号の読み取りが不能であったとしても、2回目以降のいずれかの送信時に読み取りが可能となる。ここで、固有番号発信器4からの固有番号信号の周波数を数十メガヘルツとすることによって、所定のタイミングをもって5回乃至それ以上の固有番号信号を発信しても、測定誤差が0.01秒以内に抑制できる。従って、信号受信部3における計測処理部3bにおいいて、そのCPU20で複数回受信した固有番号信号の平均時間を演算することによって、当該の競走馬Hのタイムとするように設定すれば良い。

0027

ところで、競走馬Hの走行時における、所謂心肺機能等の生体に関するデータを測定できれば、特に、この種の測定データは、ラップタイムとリンクさせた状態で取得できれば、その競走馬Hの競走能力や、体調等を知る上で極めて貴重な情報が得られる。このように、競走馬Hの生体に関する測定データを、その走行ラップタイムと共に取得するためには、競走馬Hに携帯させるものとしては、図6に示したように、固有番号だけでなく、所定の測定データも送信できる構成とすれば良い。

0028

同図において、固有番号発信器40は、引き金信号を受信するための受信アンテナ41及び引き金信号の周波数帯域の信号を増幅する低周波増幅回路42を備えており、この低周波増幅回路42で受信した引き金信号を分周カウンタ43で分周することによって、信号を読み出すためのクロック信号を生成する。また、分周カウンタ43には、ラッチ信号回路44が接続されており、このラッチ信号回路44によってラッチ信号が生成されるようになっている。一方、データ出力部として、複数のシフトレジスタ45を並列に設けておく。

0029

これらのシフトレジスタ45は、並列入力直列出力シフトレジスタで構成され、図示のものは4個のシフトレジスタ45a〜45dを設けたものが示されている。第1のシフトレジスタ45aは、固有番号データを出力するためのものであって、このシフトレジスタ45aには固有番号記憶部46を接続しておく。また、第2のシフトレジスタ45b及び第3のシフトレジスタ45cは、2進カウンタ47,48に接続され、これら各2進カウンタ47,48には入力端子47a,48aと接続されて、外部からある種のデジタル信号のデータを取り込むことができるようになっている。さらに、第4のシフトレジスタ45dは、A/Dコンバータ49が接続されており、このA/Dコンバータ49には入力端子49aが接続されている。従って、このA/Dコンバータ49には、外部からある種のアナログ信号のデータを取りこめるようになっている。さらに、50は高周波発振回路、51は出力回路、52は送信アンテナである。

0030

而して、競走馬Hが携帯している固有番号発信器40に、この競走馬Hの生体データとして、例えば心拍数,呼吸数及び体温に関する測定データを固有番号と共に送信することができる。このためには、心拍計と、呼吸計と、体温計とを競走馬に取り付けておく。例えば、心拍計としては、図7に示したように、競走馬Hの体外皮における心臓を囲むように、3つの電極T1 ,T2 ,T3 を固着しておき、これら3つの電極のうちの一つの電極T1 をアース電位となし、2点の電極T2 ,T3 間の電位差を差動増幅器60により取り出して、信号整形器61によってパルス信号となるように信号整形を行う。そして、この信号整形器61に出力端子62を設けて、この出力端子62を、例えば2進カウンタ47の入力端子47aに接続しておく。なお、この心拍計のうち、信号処理部を構成する差動増幅器及び信号整形器は固有番号発信器に内蔵させ、電極T1 ,T2 ,T3 からなるセンサ部分をこの固有番号発信器に着脱可能に接続するようにすることもできる。また、呼吸計は、図示は省略するが、マイクロフォンを競走馬Hの胸部や首等に取り付けておき、このマイクロフォンからの信号を処理して、呼吸毎にパルス信号を発生させるものとすれば良い。そして、この呼吸計は2進カウンタ48の入力端子48aに接続するが、この呼吸計もその信号処理部も固有番号発信器に内蔵させるようにしても良い。さらに、体温計はサーミスタ等で構成したものを競走馬Hに着用させておけば良い。ここで、体温計からの出力信号電圧等からなるアナログ信号であるために、A/Dコンバータ49の入力端子49aに接続する。これら以外でも、万歩計に用いられる加速度センサを着用させれば、計測位置間の歩数も検出でき、この測定歩数を計測位置間の距離で割り算すれば、歩幅も検出できる。

0031

以上のように構成することによって、競走馬Hに心拍計,呼吸計及び体温計といった測定手段を取り付け、これらを固有番号発信器40に接続した状態で、走路トラック1に入れてトレーニングを行うと、このトレーニングの間中、心拍計及び呼吸計からのパルスがそれぞれ2進カウンタ47,48に取り込まれて、心拍数及び呼吸数がカウントされる。また、体温計によって、競走馬Hの体温が検出されて、逐次この検出信号はA/Dコンバータ48に取り込まれる。

0032

この状態で、競走馬Hが計測位置を通過する時に、引き金信号発生手段2からの引き金信号が固有番号発信器40の受信用アンテナ41で受信される。この引き金信号は低周波増幅回路42により増幅されて、分周カウンタ43に送られて、この分周カウンタ43によりクロック信号が生成されると共に、ラッチ信号回路44に送られて、ラッチ信号が生成される。そして、このラッチ信号回路44からのラッチ信号はシフトレジスタ45a〜45dに入力される。これによって、シフトレジスタ45aにおいては、固有番号記憶部46からの固有番号信号が、またシフトレジスタ45b,45cでは、それぞれ2進カウンタ47,48における心拍数カウント値及び呼吸数カウント値が、さらにシフトレジスタ45dにおいては、A/Dコンバータ48から体温のデータが同時に読み出されて、それぞれラッチされる。そして、分周カウンタ43からシフトレジスタ45a〜45dに送られるクロック信号に基づいて、データが順次時系列的に読み出されて、高周波発信回路50からの信号と合成されて、所定の周波数信号として、出力回路51から送信用アンテナ52から送信される。ここで、以上の信号を繰り返し発信する場合には、図7に示したように、分周カウンタ43にリセット部53を設けて、このリセット部53により設定されるリセット時間信号送信時間より所定の時間長く設定しておく。なお、このリセット部53の抵抗とコンデンサ定数を個々の固有番号発信器毎に変えることによって、図5に説明した複数回における信号発信周期を変えることができる。

0033

以上のように、引き金信号発生部2が設けられている計測位置を通過する時に、固有番号信号と、それに加えて心拍数,呼吸数,体温等のデータを固有番号発信器40で送信し、信号受信手段3の受信アンテナ3aでこの信号を受信して、計測処理部3bに伝送された時に、この計数処理部3bにおけるCPU20で、取り込んだ信号から固有番号だけを認識するのではなく、心拍数,呼吸数及び体温に関するデータを識別して、所定の演算処理を行った上で、メモリ24に取り込むことができる。ここで、心拍数及び呼吸数はカウント値として伝送されるから、当該の計測位置で信号が取り込まれた時に、前の計測位置での数から差し引けば、当該の計測単位における心拍数及び呼吸数のデータが得られる。

0034

以上のように、単に競走馬Hのラップタイムだけでなく、このラップタイムにリンクさせて、心拍数,呼吸数,体温等といった生体に関する測定データを取得できるようになると、この種のデータを解析することによって、当該の競走馬Hの競走能力や身体状態等を的確に把握できるようになる。特に、これらの記録を蓄積しておけば、当該の競走馬Hについて、例えばどの程度の瞬発力持続力その他の能力を備えているか等の判定を行うことができ、またトレーニングを実行するに当って、どのような手順で行えば最も効率的なトレーニングを行うことができるか、等の判定を行うこともできることから、以上のようなラップタイムとリンクさせた生体に関するデータを得ることは極めて重要である。

0035

次に、図8乃至図10は本発明の第2の実施例を示すものであって、本実施例においては、走行体である競走馬Hにデータ収録器70を携帯させて、このデータ収録器70によりラップタイムを検出すると共に、生体データとして、心拍数,呼吸数及び体温に関する測定データの検出を行うようにしている。そして、各計測位置には、引き金信号発生手段71が設けられるが、この引き金信号発生手段71は、単に引き金信号を送信するだけでなく、当該の計測位置のコード信号も送信されるようになっている。

0036

従って、引き金信号発生手段71は、図8に示したように、引き金信号を生成する信号発振器72に加えて、当該の位置コード信号を設定する位置コード設定器73を備え、この位置コード設定器73から出力される位置コード信号は、シフトレジスタ74を介して読み出され、出力回路75において、信号発振器72から出力される搬送波に搬送させて、ループアンテナからなる送信アンテナ76から位置コードを含む引き金信号を送信するようになされている。この送信信号としては、例えば300kHz程度の周波数の微弱電波として、位置コード信号をこの周波数の搬送波に搬送されて、繰り返し送信されるようになっている。

0037

競走馬Hが携帯するデータ収録器70は、図9に示したように、受信アンテナ77を有し、この受信アンテナ77は、引き金信号発生手段71のように無線送信される場合には、この引き金信号発生手段71からの位置コード信号を含む引き金信号を受信するものであり、また引き金信号発生手段として、磁石や超音波を用いる場合には、磁気センサ超音波センサで構成される。受信アンテナ77で受信された信号は、増幅器78により増幅されて、検波器79で検波することによって、位置コード信号を認識できるようになっている。また、データ収録器70には、クロック発振器80を有し、このクロック発振器80はタイマとして機能するものであり、このクロック発振器80からのクロック信号はタイマカウンタ81に入力されて、時間の計測が行われるようになっている。

0038

データ収録器70には、さらに図7に示した心拍計82や、呼吸計83及び体温計84からなる測定手段が接続されており、これらの測定手段のうち、心拍計82及び呼吸計83はシュミット回路85,86が接続されており、体温計84には信号増幅器87が接続されている。そして、シュミット回路85,86には、それぞれカウンタ88,89が接続されて、それぞれ心拍数,呼吸数を計数するようになっている。また、体温計84に接続した信号増幅器87には、A/D変換器90が接続されており、このA/D変換器90によって、競走馬Hの体温測定データをデジタル信号に変換するようになっている。

0039

以上のようにして、データ収録器70では、検波器79により検出された通過測定位置についての位置データと、タイマカウンタ81で検出する時間に関するデータ及びカウンタ88によりカウントされた心拍数データ,カウンタ89でカウントされた呼吸数データ及びA/D変換器90によりデジタル信号化された体温測定データは、受信アンテナ77で引き金信号を受信した時に、読み出されるようになっており、このためにこれら検波器79,タイマカウンタ81,カウンタ88,89及びA/D変換器90には、それぞれ並列入力直列出力シフトレジスタからなるシフトレジスタ91〜95が接続されている。受信アンテナ77に接続した増幅器78には、スイッチ付き分周器96が接続されており、受信アンテナ77で引き金信号が受信されると、この分周器96のスイッチが作動して、この分周器96から各シフトレジスタ91〜95に読み出し駆動信号が入力されるようになる。この読み出し駆動信号によって、検波器79から位置データが、またタイマカウンタ81,カウンタ88,89及びA/D変換器90から、その時点での時間,心拍数データ,呼吸数データ及び体温データがそれぞれ各シフトレジスタ91〜95に読み出される。そして、分周器96はクロック発振器80からのクロック信号を分周して、所定の駆動信号を生成するようになっており、この駆動信号がシフトレジスタ91〜95に入力されて、順次各データが順次読み出されるようになっている。そして、以上のデータは、EEPROM等の記憶素子やRAM等からなる記憶部97に記憶されるようになっている。

0040

以上のように、競走馬Hが各計測位置を通過する毎に、それぞれ位置データ,通過時間,心拍数データ,呼吸数データ及び体温データが取得されて、順次記憶部97に記憶されるようになっている。そして、競走馬Hの調教が終了すると、データ収録器70が取り出され、図10に示したように、データ読取器98を介してパーソナルコンピュータ99に転送されて、このパーソナルコンピュータ99によりデータを集計し、編集することによって、例えばゴールからの各ハロン毎のラップタイム表や、ラップ毎の心拍数表及び呼吸表や、全体の運動量を示す運動量表、さらには調教中の体温の変化に関する体温変化表等を作成でき、これらの表をプリンタ100によりプリントアウトすることができる。

発明の効果

0041

以上説明したように、本発明は、走行体に固有番号発信器を携帯させて、走路に沿って所定の距離間隔毎に計測位置毎に設けた引き金信号発生手段からの引き金信号に基づいて、固有番号発信器から、少なくとも固有番号を送信して、信号受信手段で受信させて、少なくともラップタイムを計測するように構成したので、走行体の走行時におけるラップタイム等のデータを自動的に、正確かつ確実に計時できる等の効果を奏する。

図面の簡単な説明

0042

図1本発明の第1の実施例のラップタイム計測装置の全体を示す概略図である。
図2測定位置の構成説明図である。
図3固有番号発信器の回路構成図である。
図4信号受信手段の回路構成図である。
図5固有番号受信手段の受信信号の信号受信タイミングを示す線図である。
図6固有番号以外のデータも送信できるようにした固有番号発信器の回路構成図である。
図7生体データとして、心拍数を測定するための心拍計の概略構成図である。
図8本発明の第2の実施例を示すラップタイム計測装置の引き金信号発生手段の回路構成図である。
図9データ収録器の回路構成図である。
図10コンピュータ機構の回路構成図である。

--

0043

1走路トラック2,71引き金信号発生手段
3信号受信手段 4,40固有番号発信器
5制御用パーソナルコンピュータ10,41,77受信用アンテナ
12読み出し駆動回路13,46 固有番号記憶部
14,45a〜45d,91〜95シフトレジスタ
17,52,76送信アンテナ20 CPU 21タイマ
22 固有番号読み出し部 23計測位置識別部
70データ収録器 79検波器80クロック発振器
81タイマカウンタ82心拍計83呼吸計
84体温計96分周器
H競走馬Gゴール地点M1 〜Mn 計測地点

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 大日本印刷株式会社の「 画像データ提供システム」が 公開されました。( 2020/08/13)

    【課題】運転状態に合わせて適切な静止画を得る。【解決手段】画像データ提供システム10はカメラ11Aを含むドライブレコーダ11と、運転状態検出部30と、カメラ11Aからの画像データを記憶する記憶部23と... 詳細

  • 矢崎エナジーシステム株式会社の「 運転評価システム及び車載器」が 公開されました。( 2020/08/13)

    【課題】適切な安全確認を伴う運転操作がなされたことを把握して、公平かつ正確な運転評価を行うことができる運転評価システム及び車載器を提供する。【解決手段】デジタルタコグラフは、検出した車両の運行情報に基... 詳細

  • 矢崎エナジーシステム株式会社の「 運転評価システム及び車載器」が 公開されました。( 2020/08/13)

    【課題】適切な一時停止がなされたことを把握して、公平かつ正確な運転評価を行うことができる運転評価システム及び車載器を提供する。【解決手段】デジタルタコグラフは、一時停止を指示する道路標示を認識し(S1... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ