図面 (/)

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図面 (5)

目的

本発明は、脳から発生する微弱脳磁波の検出、あるいは材料の欠陥等の非破壊検査に使用されるスクイッド素子センサーを用いた検査装置に関し、磁気シールド用筒体内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することを目的とする。

構成

水平配置される磁気シールド用筒体の内側下面に支持部材を配置し、この支持部材にスクイッド素子センサーが収容されるデュワー部を支持してなるスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記支持部材に、この支持部材を前記磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧する非磁性体からなる押圧手段を設けて構成する。また、前記押圧手段を、前記支持部材に、支持リングを介して前記磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持され、流体の流入により変形し前記内側上面に押圧される可撓性チューブから構成する。

概要

背景

近時、医療関係では、脳から発生する微弱脳磁波を検出し、脳卒中,てんかん等の病気解明を図ることが進められており、脳から発生する微弱な脳磁波を検出するために、患者磁気シールドルーム内に収容し、例えば、液体ヘリウムを用いた超電導量子干渉素子〔以下スクイッド(SQUID)素子という〕センサーにより、脳から発生する微弱な脳磁波を検出することが行われている。

また、近時、機械工学関係では、上述したスクイッド素子センサーを用いた非破壊検査装置により材料の欠陥等を非破壊検査することが行われている。図4は、このようなスクイッド素子センサーを用いた検査装置を示すもので、この装置では、水平配置される円筒状の磁気シールド用筒体1の内側下面に、支持部材3が、磁気シールド用筒体1の軸長方向に移動自在に配置されている。

そして、この支持部材3に逆台形状のスクイッド架台5が支持されており、スクイッド架台5には、スクイッド素子センサーが収容されるデュワー部7が、図の左右方向に移動自在に支持されている。このようなスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、デュワー部7の下方に、人間の頭部を位置させた状態で、デュワー部7を移動することにより脳から発生する微弱な脳磁波の検出が行われる。

また、デュワー部7の下方に、金属等の材料を置いた状態でデュワー部7を移動することにより材料の欠陥等の非破壊検査が行われる。

概要

本発明は、脳から発生する微弱な脳磁波の検出、あるいは材料の欠陥等の非破壊検査に使用されるスクイッド素子センサーを用いた検査装置に関し、磁気シールド用筒体の内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することを目的とする。

水平配置される磁気シールド用筒体の内側下面に支持部材を配置し、この支持部材にスクイッド素子センサーが収容されるデュワー部を支持してなるスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記支持部材に、この支持部材を前記磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧する非磁性体からなる押圧手段を設けて構成する。また、前記押圧手段を、前記支持部材に、支持リングを介して前記磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持され、流体の流入により変形し前記内側上面に押圧される可撓性チューブから構成する。

目的

本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、磁気シールド用筒体の内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することができるスクイッド素子センサーを用いた検査装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

水平配置される磁気シールド用筒体内側下面支持部材を配置し、この支持部材にスクイッド素子センサーが収容されるデュワー部を支持してなるスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記支持部材に、この支持部材を前記磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧する非磁性体からなる押圧手段を設けてなることを特徴とするスクイッド素子センサーを用いた検査装置。

請求項2

請求項1記載のスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記押圧手段は、前記支持部材に、支持リングを介して前記磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持され、流体の流入により変形し前記内側上面に押圧される可撓性チューブからなることを特徴とするスクイッド素子センサーを用いた検査装置。

請求項3

請求項1または2記載のスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記支持部材には、テーブルが移動自在に支持されていることを特徴とするスクイッド素子センサーを用いた検査装置。

技術分野

0001

本発明は、脳から発生する微弱脳磁波の検出、あるいは材料の欠陥等の非破壊検査に使用されるスクイッド素子センサーを用いた検査装置に関する。

背景技術

0002

近時、医療関係では、脳から発生する微弱な脳磁波を検出し、脳卒中,てんかん等の病気解明を図ることが進められており、脳から発生する微弱な脳磁波を検出するために、患者磁気シールドルーム内に収容し、例えば、液体ヘリウムを用いた超電導量子干渉素子〔以下スクイッド(SQUID)素子という〕センサーにより、脳から発生する微弱な脳磁波を検出することが行われている。

0003

また、近時、機械工学関係では、上述したスクイッド素子センサーを用いた非破壊検査装置により材料の欠陥等を非破壊検査することが行われている。図4は、このようなスクイッド素子センサーを用いた検査装置を示すもので、この装置では、水平配置される円筒状の磁気シールド用筒体1の内側下面に、支持部材3が、磁気シールド用筒体1の軸長方向に移動自在に配置されている。

0004

そして、この支持部材3に逆台形状のスクイッド架台5が支持されており、スクイッド架台5には、スクイッド素子センサーが収容されるデュワー部7が、図の左右方向に移動自在に支持されている。このようなスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、デュワー部7の下方に、人間の頭部を位置させた状態で、デュワー部7を移動することにより脳から発生する微弱な脳磁波の検出が行われる。

0005

また、デュワー部7の下方に、金属等の材料を置いた状態でデュワー部7を移動することにより材料の欠陥等の非破壊検査が行われる。

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、磁気シールド用筒体1に加工を施すと、磁気シールド性能が低下するため、磁気シールド用筒体1の内側下面に、支持部材3を充分に固定することが困難であり、支持部材3が振動し易いという問題があった。

0007

そして、このように支持部材3が振動すると、その振動がスクイッド架台5において増幅され、デュワー部7が大きく振動し、磁気シールド用筒体1内に存在する磁界勾配により、デュワー部7内のスクイッド素子センサーに磁気ノイズが検出され、精密な測定が困難になる。また、デュワー部7を、例えば、図の右方向に移動すると、重心の位置がP1からP2に変化するため、支持部材3が振動し、さらに、支持部材3に傾きが生じ、精密な測定が困難になる。

0008

本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、磁気シールド用筒体の内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することができるスクイッド素子センサーを用いた検査装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

請求項1のスクイッド素子センサーを用いた検査装置は、水平配置される磁気シールド用筒体の内側下面に支持部材を配置し、この支持部材にスクイッド素子センサーが収容されるデュワー部を支持してなるスクイッド素子センサーを用いた検査装置において、前記支持部材に、この支持部材を前記磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧する非磁性体からなる押圧手段を設けてなるものである。

0010

請求項2のスクイッド素子センサーを用いた検査装置は、請求項1において、前記押圧手段は、前記支持部材に、支持リングを介して前記磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持され、流体の流入により変形し前記内側上面に押圧される可撓性チューブからなるものである。請求項3のスクイッド素子センサーを用いた検査装置は、請求項1または2において、前記支持部材にはテーブルが移動自在に支持されているものである。

0011

請求項1のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、非磁性体からなる押圧手段により、支持部材が、磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧される。請求項2のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、支持リングを介して磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持される可撓性チューブに、気体液体等の流体を供給すると、可撓性チューブが変形し、可撓性チューブが磁気シールド用筒体の内側上面に押圧され、この反作用により、支持部材が、磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧される。

0012

請求項3のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、支持部材に移動自在に支持されるテーブルにより、被験体の移動が行われる。

0013

以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明する。なお、この実施例のスクイッド素子センサーを用いた検査装置において使用される各構成部材は、アルミニウム真鍮樹脂等の非磁性材料により形成されている。

0014

図1および図2は、本発明のスクイッド素子センサーを用いた検査装置の一実施例を示すもので、符号11は、水平配置される円筒状の磁気シールド用筒体を示している。この磁気シールド用筒体11は、超伝導体円筒あるいは強磁性体パーマロイ円筒により形成されている。

0015

磁気シールド用筒体11の内側下面には、半円状の支持部材13の外周が当接して配置されている。支持部材13の中央上方には、テーブル15が配置されている。このテーブル15は、ベッド17上に載置され、微動送りハンドル19を回動し、微動送り螺子21を回動することにより、図1の左右方向に移動される。

0016

ベッド17は、ガイドベアリング23を介して支持部材13の案内部25に載置されている。そして、ベッド17は、電気サーボモータ27の回転により、駆動送り台形螺子29を回動することにより、磁気シールド用筒体11の軸長方向に沿って移動される。

0017

テーブル15の上方には、図示しないスクイッド素子センサーが収容されるデュワー部31が配置されている。このデュワー部31は、スクイッド架台33に支持されている。デュワー部31は、樹脂ボール35を使用したベアリング37を介して回動自在に支持され、また、案内部材39を介して樹脂製のスライドレール41上を、図1の左右方向に移動自在とされている。

0018

スクイッド架台33の両側は、ガイドベアリング43を介して支持部材13の両端に固定される案内部材45に載置されている。また、スクイッド架台33の両側には、ロッドレスシリンダ47が配置され、ロッドレスシリンダ47の空気供給口49に圧縮空気を供給することにより、スクイッド架台33が磁気シールド用筒体11の軸長方向に移動される。

0019

磁気シールド用筒体11の上側半部には、支持部材13を磁気シールド用筒体11の内側下面に向けて押圧する非磁性体からなる押圧手段51が配置されている。この押圧手段51は、支持部材13の両端に固定される半円状の支持リング53を有している。

0020

支持リング53は、図2に示すように、磁気シールド用筒体11の軸長方向の両側および中央の3個所に配置されている。それぞれの支持リング53には、上端を中心にして、例えば、120度の角度で、図3に示すような凹部53aが形成されている。そして、この凹部53aに、例えば、ゴムからなる可撓性チューブ55が収容されている。

0021

可撓性チューブ55には、空気,窒素等の気体を可撓性チューブ55内に供給するためのエルボ57が配置されている。可撓性チューブ55は、圧力を供給しない状態では、中央が磁気シールド用筒体11と反対側に凹んで凹部55aが形成されており、空気,窒素等の気体を供給すると、図3鎖線のように変形し、磁気シールド用筒体11の内側上面に押圧される。

0022

なお、図2において、符号59は、液体ヘリウム等の充填のためにデュワー部31を搬送する搬送用台車を示しており、デュワー部31の載置部61が昇降シリンダ63により昇降自在とされている。上述したスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、例えば、図2に示したように、磁気遮蔽率の大きい磁気シールド用筒体11の奥部にデュワー部31を位置させ、例えば、デュワー部31の下方に、人間の頭部を位置させた状態で、デュワー部31を移動することにより脳から発生する微弱な脳磁波の検出が行われる。

0023

また、デュワー部31の下方に、テーブル15を位置させ、テーブル15上に金属等の材料を置いた状態でデュワー部31を移動することにより材料の欠陥,変態等の非破壊検査が行われる。そして、検査時には、図示しないボンベ内に収容される空気,窒素等の圧力気体が、図示しないチューブを介して、エルボ57から可撓性チューブ55内に供給され、図3点線で示したように、可撓性チューブ55が変形される。

0024

この変形により、各支持リング53に配置される可撓性チューブ55が磁気シールド用筒体11の内側上面に押圧され、この反作用の反力により、支持部材13が、磁気シールド用筒体11の内側下面に向けて押圧固定される。以上のように構成されたスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、支持リング53を介して磁気シールド用筒体11の内側上面近傍に支持される可撓性チューブ55に、圧力気体を供給すると、可撓性チューブ55が変形し、可撓性チューブ55が磁気シールド用筒体11の内側上面に押圧され、この反力により、支持部材13が、磁気シールド用筒体11の内側下面に向けて押圧されるため、磁気シールド用筒体11の内側下面に、支持部材13を容易,確実に固定することができる。

0025

そして、この実施例では、圧力気体により可撓性チューブ55を変形させ、可撓性チューブ55を磁気シールド用筒体11の内側上面に押圧し、この反力により、支持部材13を、磁気シールド用筒体11の内側下面に向けて押圧するようにしたので、磁気シールド用筒体11に加工を施すことなく、磁気シールド用筒体11の内側下面に、支持部材13を容易,確実に固定することが可能になり、磁気シールド性能が低下することを確実に防止することができる。

0026

また、磁気シールド用筒体11の内側下面に、支持部材13を確実に固定することができるため、支持部材13の振動が殆どなくなり、精密な測定が可能になる。さらに、デュワー部31の移動により重心の位置が変化した場合にも、支持部材13に傾きが生じることがなくなり、精密な測定が可能になる。

0027

また、上述した検査装置では、支持部材13に移動自在に支持されるテーブル15により、デュワー部31の下方に被験体を容易,確実に移動することができる。さらに、以上述べた実施例では、空気,窒素等の圧力気体により可撓性チューブ55を変形させるようにしたので、油圧等を使用する場合に比較して配管系を容易に構成することが可能になり、また、可撓性チューブ55および配管系が油等により汚れることもない。

0028

また、上述した実施例では、磁気シールド用筒体11を円筒状にしたので矩形状等の箱体に比較して高いシールド特性を得ることができる。さらに、磁気シールド用筒体11には、メタル材,磁束トラップする超伝導材が配置されているが、本発明では、可撓性チューブ55により磁気シールド用筒体11の剛性を上げることができ、磁気シールド用筒体11の振動による磁気ノイズの発生を防止することができる。

発明の効果

0029

以上述べたように、請求項1のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、押圧手段により、支持部材が、磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧されるため、磁気シールド用筒体の内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することができ、デュワー部の振動を小さく押さえることができる。

0030

また、押圧手段を非磁性体により形成したので、押圧手段により磁界が乱されることがない。請求項2のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、支持リングを介して磁気シールド用筒体の内側上面近傍に支持される可撓性チューブに、気体,液体等の流体を供給すると、可撓性チューブが変形し、可撓性チューブが磁気シールド用筒体の内側上面に押圧され、この反作用により、支持部材が、磁気シールド用筒体の内側下面に向けて押圧されるため、磁気シールド用筒体の内側下面に、支持部材を容易,確実に固定することができる。

0031

請求項3のスクイッド素子センサーを用いた検査装置では、支持部材に移動自在に支持されるテーブルにより、デュワー部の下方に被験体を容易,確実に移動することができるという利点がある。

図面の簡単な説明

0032

図1本発明のスクイッド素子センサーを用いた検査装置の一実施例を示す横断面図である。
図2図1の検査装置を示す縦断面図である。
図3図1の検査装置の押圧手段を拡大して示す横断面図である。
図4従来の検査装置を示す横断面図である。

--

0033

11磁気シールド用筒体
13支持部材
15 テーブル
31デュワー部
51押圧手段
53支持リング
55 可撓性チューブ

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