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技術 矢板用位置決め部材

出願人 株式会社十和工機
発明者 村崎和雄
出願日 1994年11月25日 (25年7ヶ月経過) 出願番号 1994-314334
公開日 1996年6月4日 (24年1ヶ月経過) 公開番号 1996-144281
状態 未査定
技術分野 杭、矢板の設置・撤去及びそれらの付属品
主要キーワード 内側板部材 外側板部材 結合部同士 スプロケットチェーン 埋設作業 略半円弧状 フック形状 杭打ち機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年6月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

目 的

矢板を隣接する降下済の矢板に簡単に位置決めすることができる矢板用位置決め部材を提供する。

構 成

縦長の矢板(Y)は、平板状の中央部(26)と、この中央部の両側の平板状の傾斜部(27)と、この傾斜部の横側の端部に形成された結合部(28)とを具備している。そして、矢板用位置決め部材(I)は、角部が鈍角であるL字の形状に平断面が形成された内側板部材(51)と、この内側板部材と間隔を有して対向している外側板部材(52)と、内側板部材と外側板部材とを連結する連結部(54,55)とからなっている。そして、内側板部材および外側板部材の横側の一方の端部において、内側板部材の外側板部材に対向する側の面には突出部(56)が形成されており、また、外側板部材の端部(52c)は内側板部材から離れる方向に折れ曲がっている。

概要

背景

従来、矢板を連続的に並べて埋設する際には、矢板が並ぶ予定の場所にオーガにより穴を掘削し、そして、この穴に矢板を降下させ、その後土砂を埋め戻して埋設している。ところで、この矢板は10ないし20mの細長鉄板であり、その両端部には矢板同士を結合するための結合部が形成されており、矢板が埋設された状態では、相互に端部の結合部が結合されている。したがって、矢板を降下する場合には、その矢板の結合部を、隣接の降下済の矢板の結合部に、位置決めして、結合部同士係合させる必要がある。

概要

矢板を隣接する降下済の矢板に簡単に位置決めすることができる矢板用位置決め部材を提供する。

縦長の矢板(Y)は、平板状の中央部(26)と、この中央部の両側の平板状の傾斜部(27)と、この傾斜部の横側の端部に形成された結合部(28)とを具備している。そして、矢板用位置決め部材(I)は、角部が鈍角であるL字の形状に平断面が形成された内側板部材(51)と、この内側板部材と間隔を有して対向している外側板部材(52)と、内側板部材と外側板部材とを連結する連結部(54,55)とからなっている。そして、内側板部材および外側板部材の横側の一方の端部において、内側板部材の外側板部材に対向する側の面には突出部(56)が形成されており、また、外側板部材の端部(52c)は内側板部材から離れる方向に折れ曲がっている。

目的

本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、矢板を隣接する降下済の矢板に簡単に位置決めすることができる矢板用位置決め部材を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

縦長の矢板を隣接する矢板に位置決めする矢板用位置決め部材であって、前記隣接する矢板の長手方向の端部に係合する係合部と、前記隣接する矢板に対して位置決めされる矢板を位置決めする位置決め部とを備えていることを特徴とする矢板用位置決め部材。

請求項2

平板状の中央部と、この中央部の両側の平板状の傾斜部と、この傾斜部の横側の端部に形成された結合部とを具備する縦長の矢板を隣接する矢板に位置決めする矢板用位置決め部材であって、前記隣接する矢板の中央部の長手方向の端部に係合する中央部用係合部と、前記隣接する矢板の傾斜部の長手方向の端部に係合する傾斜部用係合部と、前記隣接する矢板に対して位置決めされる矢板を位置決めする位置決め部とを備えていることを特徴とする矢板用位置決め部材。

請求項3

平板状の中央部と、この中央部の両側の平板状の傾斜部と、この傾斜部の横側の端部に形成された結合部とを具備する矢板を隣接する矢板に位置決めする矢板用位置決め部材であって、前記隣接する矢板の中央部の長手方向の端部に嵌め込まれる凹部を具備する中央部用係合部と、前記隣接する矢板の傾斜部の長手方向の端部に嵌め込まれる凹部を具備する傾斜部用係合部と、前記隣接する矢板に対して位置決めされる矢板の結合部を上下方向に摺動可能な状態で位置決めする位置決め部とを備えていることを特徴とする矢板用位置決め部材。

請求項4

角部が鈍角であるL字の形状に平断面が形成された内側板部材と、この内側板部材と間隔を有して対向している外側板部材と、前記内側板部材と前記外側板部材とを連結する連結部とからなり、そして、前記外側板部材の横側の一方の端部が内側板部材から離れる方向に折れ曲がって形成されていることを特徴とする矢板用位置決め部材。

請求項5

角部が鈍角であるL字の形状に平断面が形成された内側板部材と、この内側板部材と間隔を有して対向している外側板部材と、前記内側板部材と前記外側板部材とを連結する連結部とからなり、そして、前記内側板部材および前記外側板部材の横側の一方の端部において、内側板部材の外側板部材に対向する側の面には突出部が形成されており、また、外側板部材の端部は内側板部材から離れる方向に折れ曲がっていることを特徴とする矢板用位置決め部材。

技術分野

0001

本発明は、複数の矢板を連続的に並べて埋設する際に用いる矢板用位置決め部材に関し、特に、矢板を穴に降下させる場合に、その端部を隣接する降下済の矢板の端部に係合させるための矢板用位置決め部材に関する。

背景技術

0002

従来、矢板を連続的に並べて埋設する際には、矢板が並ぶ予定の場所にオーガにより穴を掘削し、そして、この穴に矢板を降下させ、その後土砂を埋め戻して埋設している。ところで、この矢板は10ないし20mの細長鉄板であり、その両端部には矢板同士を結合するための結合部が形成されており、矢板が埋設された状態では、相互に端部の結合部が結合されている。したがって、矢板を降下する場合には、その矢板の結合部を、隣接の降下済の矢板の結合部に、位置決めして、結合部同士を係合させる必要がある。

発明が解決しようとする課題

0003

そして、この位置決めは、矢板の上端部をクレーンで吊り上げておき、矢板の下端部を人力で隣接の降下済の矢板に位置決めしている。ところで、この矢板は前述の様に10ないし20mの細長い鉄板で、重さは1ton程度あるので、矢板の下端部を人力で位置決めすることはかなり困難である。また、作業者足元には、矢板を埋設するための10ないし20mの深さの穴が存在しており、足場が極めて悪いので、位置決め作業はますます困難となる。

0004

本発明は、以上のような課題を解決するためのもので、矢板を隣接する降下済の矢板に簡単に位置決めすることができる矢板用位置決め部材を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記目的を達成するために、本発明の矢板用位置決め部材(I)は、隣接する矢板の長手方向の端部に係合する係合部と、前記隣接する矢板に対して位置決めされる矢板を位置決めする位置決め部とを備えている。

0006

また、縦長の矢板(Y)は、平板状の中央部(26)と、この中央部の両側の平板状の傾斜部(27)と、この傾斜部の横側の端部に形成された結合部(28)とを具備している。そして、矢板用位置決め部材(I)は、隣接する矢板の中央部の長手方向の端部に係合する中央部用係合部と、隣接する矢板の傾斜部の長手方向の端部に係合する傾斜部用係合部と、前記隣接する矢板に対して位置決めされる矢板を位置決めする位置決め部とを備えている。さらに、この中央部用係合部および傾斜部用係合部が凹部で構成されていることが好ましい。

0007

また、矢板用位置決め部材が、角部が鈍角であるL字の形状に平断面が形成された内側板部材(51)と、この内側板部材と間隔を有して対向している外側板部材(52)と、前記内側板部材と前記外側板部材とを連結する連結部(54,55)とからなり、そして、前記外側板部材の横側の一方の端部が内側板部材から離れる方向に折れ曲がって形成されている場合がある。

0008

さらに、前記内側板部材および前記外側板部材の横側の一方の端部において、内側板部材の外側板部材に対向する側の面には突出部(56)が形成されており、また、外側板部材の端部は内側板部材から離れる方向に折れ曲がっている場合がある。

0009

矢板用位置決め部材の係合部たとえば中央部用係合部および傾斜部用係合部が、隣接する矢板の端部に係合することにより、矢板用位置決め部材は隣接する矢板に取り付けられる。そして、矢板用位置決め部材の位置決め部が、隣接する矢板に対して位置決めされる矢板すなわち穴に降下してくる矢板を位置決めし、矢板の結合部同士を係合させる。

0010

また、矢板用位置決め部材の外側板部材の横側の一方の端部が内側板部材から離れる方向に折れ曲がって形成されている場合には、その折れ曲がりにより形成されている端部が、矢板の前後方向の位置決めを行う。

0011

さらに、矢板用位置決め部材の内側板部材における外側板部材に対向する側の面に突出部が形成されている場合には、この突出部が矢板の左右方向の位置決めを行う。

0012

次に、本発明における矢板の埋設方法の一実施例について説明する。図1は本発明に係る矢板の埋設方法を説明するための正面図である。図2は矢板の埋設方法を説明するための工程図である。図3は穴を掘削している状態での平面図である。図4は矢板を穴に降下させている状態での平面図である。図5ガイド装置の斜視図である。図6図5のガイド装置の断面図である。図7は矢板に取り付けられている状態の位置決め部材の平面図である。図8は位置決め部材を説明するための図7のVIII矢視図である。なお、図1および図2においては、ガイド装置および位置決め部材の図示は省略されている。また、図4においては、位置決め部材が2点鎖線で簡略的に図示されている。

0013

図1において、杭打ち機1のリーダ2には、回転駆動装置4およびホルダー5が上下にスライド可能に取り付けられている。そして、この回転駆動装置4およびホルダー5は、モータ7で駆動される昇降装置としてのスプロケットチェーン8により昇降される。また、回転駆動装置4には、スクリュー羽根を有するオーガ(図示せず)が取り付けられ、その先端に掘削ヘッド10が設けられており、オーガおよび掘削ヘッド10は回転駆動装置4により回転駆動される。そして、このオーガをケーシング11が覆っており、このケーシング11は回動角度を調整することが可能な状態で、ホルダー5に取り付けられている。また、このケーシング11には、二股状の係合部12が設けられており、矢板Yの端部に係合している。これらオーガ、掘削ヘッド10およびケーシング11により掘削装置Kが構成されている。また、杭打ち機1にはウインチ14が搭載されており、矢板Yなどを吊り上げることができる。

0014

そして、この杭打ち機1により矢板Yの埋設作業は行われる。図2(a)に示すように、掘削装置Kにより縦穴21aを掘削し、その穴21aに、図2(b)に示すように、矢板Yaの上端をウインチ14により吊り上げて降下させる。次いで、図2(c)に示すように、掘削装置Kの係合部12を矢板Yaの端部に係合させた状態で、掘削装置Kを掘削ヘッド10を回転させながら降下させて、穴21aに隣接する穴21bを掘削する。この穴21b掘削時に、この掘削装置Kは、掘削した土砂を、矢板Yaが降下している穴21aに排出する。同様にして、図2(d)、図2(e)に示すように、次の矢板Ybを降下し、さらに、穴21bに隣接する穴21cを掘削していく。この作業を順次繰り返していく。そして、最後に、穴21を土砂で埋め戻す。

0015

図3において、矢板Yは細長い平板状の中央部26と、この中央部26の両側の平板状の傾斜部27と、この傾斜部27の横側の端部に形成されたフック形状の結合部28とを具備している。そして、掘削装置Kのケーシング11に設けられている係合部12が矢板Yの結合部28に係合しており、掘削装置Kは結合部28に案内されながら降下して穴21dを掘削している。この結合部28による案内だけでは、結合部28を中心として掘削装置Kが回動するので、掘削装置Kのケーシング11の側面を案内するガイド装置Aが設けられている。このガイド装置Aは、前もって穴21が並ぶ予定の方向に沿って配設された軌道としてのH型鋼31上に設置されて、走行する。

0016

図5および図6において、ガイド装置Aの走行台車33上には、垂直板ガイド用の切り込みが形成された支持板36および支持ローラ37が設けられており、この支持板36および支持ローラ37によりスライド板34が摺動自在に支持されている。この様にして、スライド部材であるスライド板34は走行台車33の走行方向に対して横側に進退自在に設けられている。そして、このスライド板34には目盛りが形成されており、この目盛りを見ながら、スライド板34の突出量を所定の値にし、ロック手段39によりこのスライド板34の上面を押圧して固定する。一方、スライド板34の先端にはガイド部材としてのガイドローラ41が回転自在に取り付けられている。したがって、図3において、掘削装置Kを降下する際には、前もって、H型鋼31上のガイド装置Aを、穴21dが掘削される位置の横に移動させる。そして、スライド板34のガイドローラ41が掘削装置Kのケーシング11の側面を案内できる様に、スライド板34を所定量突出させ、ロック手段39により固定する。その後、掘削装置Kのケーシング11の側面をガイドローラ41に当接し、かつ、ケーシング11の係合部12を矢板Ycの結合部28と係合させてから、掘削装置Kを降下させて掘削する。そして、掘削後、掘削装置Kを上昇させて穴21dから抜き取る。

0017

つぎに、この様にして掘削した穴21dに矢板Ydを降下させる方法について図4図7および図8を用いて説明する。穴21dを掘削する際には、ガイド装置Aのガイドローラ41は掘削装置Kのケーシング11を案内する位置にあったが、矢板Ydを降下する際には、図4に図示するように、スライド板34を走行台車33からさらに突出させて、降下させる矢板Ydの中央部26の側面を案内する位置に、ガイドローラ41を移動させる。なお、矢板Yは交互に設置の向きが替わり、矢板Yの中央部26とH型鋼31との距離が長短を交互に繰り返すので、たとえば矢板Ycを降下させる場合には、スライド板34の突出量は矢板Ydの場合よりも短くなる。

0018

また、図7に示すように、位置決め部材Iを降下済の矢板Ycに取り付け、降下させる矢板Ydの結合部28を位置決めし、矢板Ydの降下の際に矢板Ycの結合部28に係合させる。この位置決め部材Iは、図7および図8に図示するように、内側板部材51および外側板部材52を具備している。この内側板部材51の平断面は、角部が鈍角であるL字の形状をしており、第1板部51aと第2板部51bとからなっている。一方、外側板部材52は内側板部材51と間隔を有して対向しており、内側板部材51の第1板部51aと対向する第1板部52aと内側板部材51の第2板部51bと対向する第2板部52bとを具備している。そして、前記外側板部材52の第2板部52bの端部が内側板部材51の第2板部51bから離れる方向に折れ曲がって、第3板部52cを形成している。なお、内側板部材51の第2板部51bには、外側板部材52の第2板部52bに対向している対向部分と、この対向部分から外側に延在している延在部分とが存在する。

0019

そして、内側板部材51の第1板部51aと外側板部材52の第1板部52aとは連結部54で、また、内側板部材51の第2板部51bと外側板部材52の第2板部52bとは連結部55で連結されている。この連結部54,55は位置決め部材Iの略真ん中の高さに設けられている。さらに、この連結部54,55と略同じ高さに、略半円弧状の突出部56が内側板部材51の第2板部51bの延在部分に形成されている。

0020

図4図7および図8において、この位置決め部材Iを穴21cに降下済の矢板Ycの上端部に嵌め込んで、連結部54,55を矢板Ycの上面に当接させる。すると、内側板部材51の第1板部51aと外側板部材52の第1板部52aとで形成された凹部である中央部用係合部が矢板Ycの中央部26の上端部と係合し、一方、内側板部材51の第2板部51bと外側板部材52の第2板部52bとで形成された凹部である傾斜部用係合部が矢板Ycの傾斜部27の上端部と係合する。位置決め部材Iはこの中央部用係合部および傾斜部用係合部により、矢板Ycに対して上方に抜くことは可能であるが、前後左右には不動の状態で取り付けられる。なお、図7においては、位置決め部材Iは矢板Ycの右側に取り付けられているが、矢板Ycの左側に取り付ける場合には、位置決め部材Iを上下反転して取り付ける。

0021

ついで、この矢板Ycに隣接する矢板Ydを、杭打ち機1のウインチ14により吊り上げて、上方から降下させる。この際に、矢板Ydの下端の結合部28を矢板Ycの上端の結合部28に係合させる必要があるが、図7において、矢板Ydの下端の結合部28を、後方向(図においては上方)には外側板部材52の第3板部52cにより位置決めし、左方向には内側板部材51の第2板部51bの延在部分で位置決めしており、外側板部材52の第3板部52cおよび内側板部材51の第2板部51bが位置決め部として機能している。そして、位置決め部材Iに沿って、矢板Ydを降下させると、矢板Ydの結合部28の下部左端が内側板部材51の円弧状の突出部56に当接し、突出部56に案内されて少し右側に変位した後、さらに矢板Ydは降下し、矢板Ydの結合部28は矢板Ycの結合部28に結合され、この結合された状態で矢板Ydは穴21dに配置される。なお、突出部56は矢板Ycの傾斜部27の上方に位置しており、降下してくる矢板Ydの下端がこの矢板Ycの傾斜部27の上面に載ることがないようにしている。

0022

そして、位置決め部材Iとガイド装置Aは別々に説明したが、穴21dに矢板Ydを降下する際には、両方が同時に用いられる。すなわち、前述のガイド装置Aのガイドローラ41に矢板Ydの中央部26の側面を当接させて、矢板Ydを降下させると、矢板Ydの結合部28が位置決め部材Iにより位置決めされて、隣接する矢板Ycの結合部28と係合する。そして、矢板Ydは、その結合部28が矢板Ycの結合部28と係合された状態を維持し、かつ、ガイドローラ41により中央部26が案内されながら降下する。

0023

さらに、次の穴21e(図示せず)を掘削する場合には、H型鋼31上の走行台車33を移動させ、かつ、ガイド装置Aのガイドローラ41を掘削装置Kのケーシング11の側面を案内する位置にスライド板34の突出量を調整する。この様にして順次穴21を掘削し、矢板Yを降下させる。

0024

以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(1)実施例においては、位置決め部材Iの中央部用係合部は、内側板部材51の第1板部51aと外側板部材52の第1板部52aとで形成された凹部であるが、矢板Yの中央部26に係合できるならば、その形状などは適宜変更可能であり、一対の脚部などで構成することも可能である。同様に、傾斜部用係合部も、矢板Yの傾斜部27に係合できるならば、その形状などは適宜変更可能である。

0025

(2)実施例においては、位置決め部材Iの突出部56は、位置決め部材Iの略真ん中の高さに設けられているが、内側板部材51の突出部56よりも上方の部位を、突出部56と同じ位置まで突出して形成することも可能である。また、位置決め部材Iの連結部54,55よりも上方の部位は必ずしも必要ではない。なお、実施例の様に構成すると、位置決め部材Iを上下反転しても使用可能である。
(3)実施例においては、位置決め部材Iの突出部56は、半円弧状をしているが、その形状は降下してくる矢板Yの結合部28を横方向に変位することができるならば、適宜変更可能で、たとえば三角形などの形状でも可能である。

0026

(4)実施例においては、位置決め部は外側板部材52の第3板部52cおよび内側板部材51の第2板部51bで構成されているが、降下させる矢板Yを位置決めできるならば、その形状や構成は適宜変更可能である。
(5)実施例においては、位置決め部材Iの連結部54,55は、位置決め部材Iの略真ん中の高さに設けられているが、必ずしも真ん中に設ける必要はない。
(6)実施例においては、ガイド装置Aおよび位置決め部材Iの両者を用いているが、ガイド装置Aを用いないで、位置決め部材Iのみを用いて矢板Yを降下させることも可能である。

発明の効果

0027

本発明によれば、矢板用位置決め部材には、係合部および位置決め部が設けられているので、この矢板用位置決め部材により、穴に降下してくる矢板を隣接する矢板に対して位置決めすることができる。したがって、人力により、降下してくる矢板を移動させて位置決めする作業が少なくなる。また、係合部が、中央部用係合部および傾斜部用係合部で構成されている場合には、矢板用位置決め部材をしっかりと隣接する矢板に取り付けることができる。

0028

そして、この中央部用係合部および傾斜部用係合部が凹部で構成されている場合には、矢板用位置決め部材を簡単に隣接する矢板に取り付けることができる。

0029

また、外側板部材の横側の一方の端部が内側板部材から離れる方向に折れ曲がって形成されている場合には、その折れ曲がりにより形成されている端部で、矢板の前後方向の位置決めを行うことができる。

0030

さらに、内側板部材の外側板部材に対向する側の面には突出部が形成されている場合には、この突出部で、矢板の左右方向の位置決めを行うことができる。

図面の簡単な説明

0031

図1図1は本発明に係る矢板の埋設方法を説明するための正面図である。
図2図2は矢板の埋設方法を説明するための工程図である。
図3図3は穴を掘削している状態での平面図である。
図4図4は矢板を穴に降下させている状態での平面図である。
図5図5はガイド装置の斜視図である。
図6図6図5のガイド装置の断面図である。
図7図7は矢板に取り付けられている状態の位置決め部材の平面図である。
図8図8は位置決め部材を説明するための図7のVIII矢視図である。

--

0032

I位置決め部材
Y矢板
26 中央部
27 傾斜部
28 結合部
51内側板部材
52外側板部材
54 連結部
55 連結部
56 突出部

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