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技術 布帛テンタにおけるピンニング装置のモータ制御装置

出願人 株式会社市金工業社
発明者 川口裕史
出願日 1994年10月19日 (26年2ヶ月経過) 出願番号 1994-253850
公開日 1996年5月7日 (24年7ヶ月経過) 公開番号 1996-113865
状態 特許登録済
技術分野 繊維材料の処理
主要キーワード 接続線図 比率設定器 張りすぎ ピンニング装置 変速器 パルス発信器 モータ駆動電源 電空変換器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年5月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

目的

布帛の引っ張りすぎによる布帛の左右の目ずれを生じないようにする布帛テンタにおけるピンニング装置モータ制御装置の提供。

構成

布帛7の張力を設定する左右1対張力設定器と、オーバーフィードローラ2と左右1対のピンニング装置(31 、32 、41 、42 、81 、82 )間に配設され、該1対の張力設定器によりそれぞれ設定された張力を布帛7の左端部及び右端部に付与する左右1対の張力付与手段151,152と、張力が設定張力より大きいか小さいかに応じた布帛7の左端部及び右端部の変位をそれぞれ検出する左右1対の変位検出手段171、172と、該1対の変位検出手段171,172の出力により布帛7の左端部及び右端部の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置(31 、32 、41 、42 、81 、82 )の左右の可変速モータ51 ,52 の回転数をそれぞれ制御する手段を備える。

概要

背景

従来の布帛テンタにおけるピンニング装置は、その駆動速度が、オーバーフィードローラの駆動速度に同調した速度となるように、オーバーフィードローラの駆動部にベルト又はチェーンなどの無断変速機を介して連結されたパルス発信器を設け、その出力からオーバーフィードローラの回転速度に比例したパルスを発生させ、そのパルスに基づいて直流モータやACサーボモータ等の可変速モータを回転させて駆動するようにしたもの(特開昭62−162071号公報)や、オーバフィードローラ制御信号ピンニング補正信号(ピンニングローラ速度信号とフィードローラ速度信号とに基づいて所定の演算処理を行って得た信号)とを合成し、この信号で可変速モータを回転させて駆動するようにしたもの(特公平5−12459号公報)や、布帛用テンタを駆動するマスタ速度指令信号比率設定器を介してオーバフィードローラ用モータに入力してオーバフィードロールを駆動すると共にピンニング用モータに入力して駆動するようにしたもの(特公平5−65617号公報)が知られている。

概要

布帛の引っ張りすぎによる布帛の左右の目ずれを生じないようにする布帛テンタにおけるピンニング装置のモータ制御装置の提供。

布帛7の張力を設定する左右1対張力設定器と、オーバーフィードローラ2と左右1対のピンニング装置(31 、32 、41 、42 、81 、82 )間に配設され、該1対の張力設定器によりそれぞれ設定された張力を布帛7の左端部及び右端部に付与する左右1対の張力付与手段151,152と、張力が設定張力より大きいか小さいかに応じた布帛7の左端部及び右端部の変位をそれぞれ検出する左右1対の変位検出手段171、172と、該1対の変位検出手段171,172の出力により布帛7の左端部及び右端部の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置(31 、32 、41 、42 、81 、82 )の左右の可変速モータ51 ,52 の回転数をそれぞれ制御する手段を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

左右1対テンタチェーン布帛供給側にオーバーフィードローラ及び左右1対のピンニングローラを布帛進行方向に沿って順に設けた布帛テンタにおけるピンニング装置モータ制御装置において、布帛の張力を設定する左右1対の張力設定器と、オーバーフィードローラと左右1対のピンニング装置間にそれぞれ配設され、該1対の張力設定器によりそれぞれ設定された張力を布帛の左端部及び右端部にそれぞれ付与する左右1対の張力付与手段と、張力が設定張力より大きいか小さいかに応じた布帛の左端部及び右端部の変位をそれぞれ検出する左右1対の変位検出手段と、該1対の変位検出手段の出力により布帛の左端部及び右端部の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置の左右の可変速モータ回転数をそれぞれ制御する左右1対の制御手段とを備えることを特徴とする布帛テンタにおけるピンニング装置のモータ制御装置。

技術分野

0001

本発明は、布帛テンタにおけるピンニング装置モータ制御装置に関する。

背景技術

0002

従来の布帛のテンタにおけるピンニング装置は、その駆動速度が、オーバーフィードローラの駆動速度に同調した速度となるように、オーバーフィードローラの駆動部にベルト又はチェーンなどの無断変速機を介して連結されたパルス発信器を設け、その出力からオーバーフィードローラの回転速度に比例したパルスを発生させ、そのパルスに基づいて直流モータやACサーボモータ等の可変速モータを回転させて駆動するようにしたもの(特開昭62−162071号公報)や、オーバフィードローラ制御信号ピンニング補正信号(ピンニングローラ速度信号とフィードローラ速度信号とに基づいて所定の演算処理を行って得た信号)とを合成し、この信号で可変速モータを回転させて駆動するようにしたもの(特公平5−12459号公報)や、布帛用テンタを駆動するマスタ速度指令信号比率設定器を介してオーバフィードローラ用モータに入力してオーバフィードロールを駆動すると共にピンニング用モータに入力して駆動するようにしたもの(特公平5−65617号公報)が知られている。

発明が解決しようとする課題

0003

前記第1に示すものは、無断変速器内部の変速用チェーンの緩みや磨耗によってスリップが生じ、又、回転部分の慣性によって起動時及び停止時にオーバーフィードローラとピンニングローラとの間に同調の遅れを生じる。第2及び第3に示すものは、オーバーフィードローラ速度に対してピンニングローラの速度は一定の速度比率運転することになるので、複数の布帛をミシン等で結反して連続してテンタに通布する場合、一方の布帛の後端と他方の布帛の前端が平行に結反されなかったときには、右端部と左端部の長さの違いにより、左右どちらかの耳端部がだぶつき、又、布帛の素材の種類や織り、編みの種類によっても中央部と左右どちらかの耳端部がだぶつくことになるため、オーバーフィードローラとピンニングローラとの間で布帛に弛みを生じ、うまくテンタチェーンピンに布帛を搬送することができずにピン外れをすることで、機械擦れて油などで汚れたり、機械を停止して復旧作業をする間はテンタの熱風ゾーンに溜まっている布帛は熱風が当たって製品に悪い影響を与え、又、上記とは逆にピンニングローラが緩みのないほうを引っ張ってピンニングすることにより、布帛の左右の目ずれを生じるなどの不都合が発生している。

課題を解決するための手段

0004

本発明は、上記の目的を達成するために、左右1対のテンタチェーンの布帛供給側にオーバーフィードローラ及び左右1対のピンニングローラを布帛進行方向に沿って順に設けた布帛テンタにおけるピンニング装置のモータ制御装置において、布帛の張力を設定する左右1対の張力設定器と、オーバーフィードローラと左右1対のピンニング装置間にそれぞれ配設され、該1対の張力設定器によりそれぞれ設定された張力を布帛の左端部及び右端部にそれぞれ付与する左右1対の張力付与手段と、張力が設定張力より大きいか小さいかに応じた布帛の左端部及び右端部の変位をそれぞれ検出する左右1対の変位検出手段と、該1対の変位検出手段の出力により布帛の左端部及び右端部の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置の左右の可変速モータの回転数をそれぞれ制御する左右1対の制御手段とを備えることを特徴とする。

0005

テンタの作動が始まって、オーバーフィードローラ及びピンニングローラが可変速モータにより起動し、それぞれの慣性により、オーバーフィードローラ及びピンニングローラの同調が外れた場合、左右一対の張力付与手段によりそれぞれ設定張力を付与された布帛の左端部及び右端部の張力が設定張力より小さくなって布帛が上又は下に移動し、この移動が該両ローラ間にある左右の変位検出手段により検出され、その検出出力が入力する制御手段により、布帛の左端部及び右端部の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置の左右の可変速モータの回転数がそれぞれ制御される。かくして、オーバーフィードローラとピンニングローラとの間で布帛が弛むことがなく、うまくテンタチェーンのピンに布帛が植え付けられ、ピン外れを生じない。

0006

一方の布帛の後端と他方の布帛の前端が平行に結反されないために布帛の右端部と左端部の長さが異なり、又、布帛の素材の種類や織り、編みの種類によって中央部と左右どちらかの耳端部がだぶついた場合、オーバーフィードローラとピンニングローラとの間で、左右1対の張力付与手段により設定張力を付与されていた布帛の弛んでいた左端部又は右端部の張力が設定張力より小さくなって左端部又は右端部が上又は下に移動し、この移動が左又は右の変位検出手段により検出され、その検出出力が入力する制御手段により、布帛の左端部又は右端部の張力が前記設定張力に成るようにピンニング装置の左又は右の可変速モータの回転数が制御される。かくして、オーバーフィードローラとピンニングローラとの間で布帛が弛むことがなく、うまくテンタチェーンのピンに布帛が植え付けられ、ピン外れを生じない。

0007

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1において、11 、12 は、左右1対のテンタチェーンで、その布帛供給側にオーバーフィードローラ2と左右各1対のピンニングローラ31 、32 及びブラシローラ41 、42 が布帛進行方向に順に配列され、ピンニングローラ31 、32 は、それぞれ可変速モータ51 、52 によりベルト6を介して駆動され、布帛7はオーバーフィードローラ2、セルベージアンカラー81 、82 を経てピンニングローラ31 、32 でテンタチェーン1に取り付けられたピン(図示せず)に植え付けられて進行するようになっている。以上の構成は従来のものと特に異ならない。

0008

本発明は、上記の構成において、布帛7の張力を設定する左右1対の張力設定器と、オーバーフィードローラ2と左右1対のピンニング装置間にそれぞれ配設され、該1対の張力設定器よりそれぞれ設定された張力を布帛の左端部及び右端部にそれぞれ付与する左右1対の張力付与手段と、該1対の張力付与手段によりそれぞれ設定張力を付与された布帛7の左端部及び右端部の張力が設定張力より大きいか小さいかに応じて変化する布帛7の変位を検出する左右1対の変位検出手段と、該1対の変位検出手段の出力により布帛7の張力が前記設定張力になるようにピンニング装置の可変速モータ51 、52 の回転数をそれぞれ制御する左右1対の制御手段とを備えることを特徴とする。

0009

この構成を図面により更に詳細に説明する。上記ピンニング装置は、図1及び2において、ピンニングローラ31 、32 とブラシローラ41 、42 又は、ピンニングローラ31 、32 、ピンニングベルト61 、62 及びブラシローラ41 、42 であり、付属装置として、セルベージアンカラー81 、82 等である。

0010

図2に示すように、オーバーフィードローラ2の可変速モータ9は、モータ制御盤10の電源部を介してモータ駆動電源に接続されると共に該モータ制御盤10の制御部とオーバーフィードローラ速度設定器11を介して主速度設定入力電源12に接続されている。ピンニングローラ31 、32 をそれぞれ駆動するACサーボモータ又は直流モータ等の可変速モータ51 、52 (ブラシローラについては説明を省略する)は、モータ制御盤131 、132 の電源部を介してモータ駆動電源に接続されている。141 、142 は、前記張力設定器で、これは例えば、可変抵抗器14aとこれを介して電源に接続されたポテンショメータ変換器14bとから成り、その入力を可変抵抗器14aで設定することにより設定張力に各対応する出力電流、例えば4〜20mAを出力する。

0011

151 、152 は張力付与手段で、これは、例えば空気圧源に接続された電空変換器15a及びこれに接続されたエアーシリンダ15bとから成り、設定張力に対応する電流が電空変換器15aに入力すると、ここで設定張力に対応する空気圧が出力し、この空気圧が、エアーシリンダ15bのシリンダ内部に入り、この空気圧で先端がロール状の押付け体16を布帛7に押し付けるようになっている。171 、172 は変位検出手段で、これは例えば回転角検出用のシンクロ発振器から成る変位検出器17aと、回転角信号直流電圧に変換する構成を有する変位検出制御盤17bとから成り、布帛7の変位に対応する変位信号を出力する。前記制御手段は、前記モータ制御盤131 、132 の制御部から成り、その入力端子には、変位検出制御盤17bの出力と、オーバーフィードローラ速度設定器11の出力とが入力し、設定張力からの偏差にするような回転信号を出力するようになっている。

0012

次にこの実施例の作用について説明する。テンタが作動し、オーバーフィードローラ2及びピンニングローラ31 、32の可変速モータ9、51 および52 が起動すると、それぞれの慣性の相違により、オーバーフィードローラ2及びピンニングローラ31 、32 の同調が外れるので、オーバーフィードローラ2及びピンニングローラ31 、32 間の布帛7に弛みができ、図3(C)に示すように、左右の張力付与手段151 、152 におけるエアーシリンダ15b、15bの押付け体16,16は図3(A)の状態から上方に移動し、その移動量は、変位検出器17a,17aで検出され、変位検出制御盤17b,17bから出力する変位信号が入力するモータ制御盤131 、132 の出力によりピンニングローラ31 、32 の可変速モータ51 および52 の回転数が増加し、布帛7が設定した張力になる。

0013

設定した張力になると、図3(A)に示すように、エアーシリンダ15bの押付け体16は下降する。これとは逆に、布帛の張力が設定値より大きくなった時は、図3(B)に示すように、前記押付け体16は下降し、モータ制御盤131、132 の出力によりピンニングローラ31 、32 の可変速モータ51 および52 の回転数が減少し、布帛7が設定した張力になり、図3(A)の状態に戻る。複数の布帛7を連続してテンタに通布するために、布帛7の後端部と布帛7の前端部をミシン等で結反した場合、その後端部と前端部が平行に接続されなかったとき、右端部と左端部の長さが異なり、左右どちらかの耳端部がだぶつく。又、布帛7の素材の種類や織り、編みの種類によっては中央部と左右の耳端部とで長さの差が生じて左右どちらかが緩みになる。この様な布帛をテンタに通布した場合、弛みのある左端部又は右端部のエアシリンダ15bの押付け体16が上方に移動し、その移動量が変位検出手段171 又は172 で検出され、それから出力した変位信号でピンニングローラ31 又は32 の可変速モータ51 又は52の回転数が増加し、布帛7の左端部又は右端部が設定した張力になり、弛みが無くなる。

0014

なお、前記実施例で、張力付与手段151 、152 にエアーシリンダ15b,15bすなわち空気圧を用いたが、油圧を用いてもよい。又、シリンダの代わりに、ロータリアクチュエータを用いてもよい。又、エアーシリンダ15bの押付け体116を単独に使用せずに、3本セルベージアンカラー81 、82 のオーバーフィールドローラ寄りの1本目を使用することができる。

発明の効果

0015

本発明は、上述のような構成を有するので、オーバーフィードローラとピンニングローラの慣性の違い等により、その起動時及び停止時において両ローラの間に同調の遅れがあっても、又、布帛が平行に結反されない場合でも、両ローラ間の布帛の弛みによるピン外れを起こすことがなく、又、布帛の引っ張りすぎによる布帛の左右の目ずれを生じないという効果を有する。

図面の簡単な説明

0016

図1(A)及び(B)は、本発明の実施例の側面図及び平面図。
図2本発明の接続線図
図3(A),(B)及び(C)は、いずれもその作動説明図。

--

0017

11 、12テンターチェーン2オーバーフィードローラ
31 、32ピンニングローラ 51 、52可変速モータ
7布帛131 、132モータ制御盤
141 、142張力設定器 151 、152張力付与手段
15a電空変換器15bエアーシリンダ
16押付け体 171 、172変位検出手段

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