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技術 車両用パワーウインドゥ装置

出願人 日産自動車株式会社
発明者 橋本直樹
出願日 1994年9月14日 (26年5ヶ月経過) 出願番号 1994-220476
公開日 1996年4月2日 (24年10ヶ月経過) 公開番号 1996-086147
状態 特許登録済
技術分野 ウイング用動力操作機構 車両の窓
主要キーワード 開閉指令信号 基準負荷 ドア閉成 ドア開閉信号 車両用窓 ハンドルレバー 開放指令 ハードトップ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年4月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

目的

ドアが閉じた状態の場合のみならず、ドアが開いた状態の場合も考慮して、挟み込み状態を適確に検知する車両用パワーウインドゥ装置を提供する。

構成

モータ1が窓を閉成すべく作動している場合のモータの回転速度をパルス発生器5で検知し、入力処理回路13を介してモータ回転速度信号として比較回路17に供給し、比較回路17において記憶データ切換回路15からのドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号と比較する。挟み込み状態によりモータ1の回転速度が低下し、モータ回転速度信号がドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号よりも小さくなった場合、比較回路17から挟み込み検知信号駆動回路11に供給され、モータ1を停止または逆転させ、挟み込み状態を解除する。

概要

背景

モータを利用して、自動車等の車両の窓を開閉する車両用パワーウインドゥ装置は種々のものが開発され、実用化されているが、このような車両用パワーウインドゥ装置は車両の窓の内側の側部に設けられた開閉スイッチを単に押すという操作を行うだけで車両用窓を非常に簡単に開閉することができるため、車両の走行の安全性を向上することができる。

また、上述したように、開閉スイッチを単に押すだけで窓の開閉を行うことができ、従来のように比較的重いハンドルレバーを回転させる必要もないため、子供や老人等のように力の弱い者でも簡単に窓の開閉を行うことができる。

しかしながら、単に開閉スイッチを押すだけで窓を開閉し得るものであるため、誤って開閉スイッチに触れて押してしまって、窓を閉じる動作を行い、この閉じる場合に、窓に物などが挟まってしまうことがある。

このような場合に、窓に挟み込まれてしまった物などをそれ以上強く挟み込んで破壊せず、すぐに取り外し得るように挟み込み状態を検知して、モータを停止させたり、または逆転させる装置が特開昭60−185626号公報に開示されている。

図2は、このように挟み込み状態を検出し、モータを停止または逆転させる装置の構成を示すブロック図である。同図に示す装置は、窓の開閉を指令する操作手段30を有し、該操作手段30からの開閉指令信号コントローラ32を介してモータ31に供給することにより、該モータ31を駆動して、車両の窓を開閉駆動するようにしている。そして、このように窓の開閉を駆動するモータ31の回転をパルス発生器33で検出して、該パルス発生器33はモータの回転に対応したパルスをコントローラ32に供給している。

コントローラ32は、パルス発生器33からのパルスを計数し、該パルスの計数結果に基づいて挟み込み状態を検知するようにしている。具体的には、窓に物などが挟み込まれた場合には、モータ31の回転速度が低下するが、この低下により前記パルス発生器33からのパルスの数も低減するので、コントローラ32はこのパルス数の低減により挟み込み状態を検知することができるのである。

このように挟み込み状態を検知すると、コントローラ32はモータ31をすぐに停止または逆転させ、挟み込まれた物などをすぐに取り除けるようにする。

概要

ドアが閉じた状態の場合のみならず、ドアが開いた状態の場合も考慮して、挟み込み状態を適確に検知する車両用パワーウインドゥ装置を提供する。

モータ1が窓を閉成すべく作動している場合のモータの回転速度をパルス発生器5で検知し、入力処理回路13を介してモータ回転速度信号として比較回路17に供給し、比較回路17において記憶データ切換回路15からのドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号と比較する。挟み込み状態によりモータ1の回転速度が低下し、モータ回転速度信号がドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号よりも小さくなった場合、比較回路17から挟み込み検知信号駆動回路11に供給され、モータ1を停止または逆転させ、挟み込み状態を解除する。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ドアが閉じた状態の場合のみならず、ドアが開いた状態の場合も考慮して、挟み込み状態を適確に検知する車両用パワーウインドゥ装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

車両の窓を開閉するためのモータと、このモータにかかる負荷を検出する負荷検出手段と、車両のドア開閉状態を検知するドア検知手段と、このドア検知手段で検知されたドアの状態が開放状態の場合には、前記負荷検出手段で検出された負荷を第1の所定の基準負荷と比較し、前記ドア検知手段で検知されたドアの状態が閉成状態の場合には、前記負荷検出手段で検出された負荷を第2の所定の基準負荷と比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づいて窓の閉成中における挟み込み状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする車両用パワーウインドゥ装置。

請求項2

前記車両はハードトップ車であることを特徴とする請求項1記載の車両用パワーウインドゥ装置。

技術分野

0001

本発明は、モータを利用して車両用窓開閉する車両用パワーウインドゥ装置に関する。

背景技術

0002

モータを利用して、自動車等の車両の窓を開閉する車両用パワーウインドゥ装置は種々のものが開発され、実用化されているが、このような車両用パワーウインドゥ装置は車両の窓の内側の側部に設けられた開閉スイッチを単に押すという操作を行うだけで車両用窓を非常に簡単に開閉することができるため、車両の走行の安全性を向上することができる。

0003

また、上述したように、開閉スイッチを単に押すだけで窓の開閉を行うことができ、従来のように比較的重いハンドルレバーを回転させる必要もないため、子供や老人等のように力の弱い者でも簡単に窓の開閉を行うことができる。

0004

しかしながら、単に開閉スイッチを押すだけで窓を開閉し得るものであるため、誤って開閉スイッチに触れて押してしまって、窓を閉じる動作を行い、この閉じる場合に、窓に物などが挟まってしまうことがある。

0005

このような場合に、窓に挟み込まれてしまった物などをそれ以上強く挟み込んで破壊せず、すぐに取り外し得るように挟み込み状態を検知して、モータを停止させたり、または逆転させる装置が特開昭60−185626号公報に開示されている。

0006

図2は、このように挟み込み状態を検出し、モータを停止または逆転させる装置の構成を示すブロック図である。同図に示す装置は、窓の開閉を指令する操作手段30を有し、該操作手段30からの開閉指令信号コントローラ32を介してモータ31に供給することにより、該モータ31を駆動して、車両の窓を開閉駆動するようにしている。そして、このように窓の開閉を駆動するモータ31の回転をパルス発生器33で検出して、該パルス発生器33はモータの回転に対応したパルスをコントローラ32に供給している。

0007

コントローラ32は、パルス発生器33からのパルスを計数し、該パルスの計数結果に基づいて挟み込み状態を検知するようにしている。具体的には、窓に物などが挟み込まれた場合には、モータ31の回転速度が低下するが、この低下により前記パルス発生器33からのパルスの数も低減するので、コントローラ32はこのパルス数の低減により挟み込み状態を検知することができるのである。

0008

このように挟み込み状態を検知すると、コントローラ32はモータ31をすぐに停止または逆転させ、挟み込まれた物などをすぐに取り除けるようにする。

発明が解決しようとする課題

0009

上述した従来の装置では、車両の乗降用のドアを閉じた場合のことしか考慮しておらず、ドアを開いた場合のことを考慮していないため、ドアが開いた状態の場合に挟み込み状態を適確に検知することができず、間違って検知してしまうことがある。

0010

更に詳しくは、窓の開閉および挟み込み状態の検知には、窓ガラス窓枠の間の摺動抵抗が関係しており、例えば経年変化等により摺動抵抗が増大すると、モータの負荷が増大するため、モータの回転速度が低下することになり、場合によってはこの回転速度の低下が挟み込み状態近くになることもある。従って、挟み込み状態の検知には摺動抵抗を考慮する必要があり、この摺動抵抗は車両のドアを閉じた状態と開いた状態とで異なることが多々ある。特に、ハードトップ式の車両においては顕著であるが、従来の装置における挟み込み状態の検知は、ドアが閉じた状態の場合についてのみ考慮し、ドアが閉じた状態と開いた状態における摺動抵抗の変化、すなわちドアが開いた状態と閉じた状態においてモータにかかる負荷の変化を全く考慮していないため、特にドアが開いた状態において挟み込み状態を誤検知するという問題がある。

0011

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ドアが閉じた状態の場合のみならず、ドアが開いた状態の場合も考慮して、挟み込み状態を適確に検知する車両用パワーウインドゥ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記目的を達成するため、本発明の車両用パワーウインドゥ装置は、車両の窓を開閉するためのモータと、このモータにかかる負荷を検出する負荷検出手段と、車両のドアの開閉状態を検知するドア検知手段と、このドア検知手段で検知されたドアの状態が開放状態の場合には、前記負荷検出手段で検出された負荷を第1の所定の基準負荷と比較し、前記ドア検知手段で検知されたドアの状態が閉成状態の場合には、前記負荷検出手段で検出された負荷を第2の所定の基準負荷と比較する比較手段と、この比較手段による比較結果に基づいて窓の閉成中における挟み込み状態を判断する判断手段とを有することを要旨とする。

0013

また、本発明の車両用パワーウインドゥ装置は、前記車両はハードトップ車であることを要旨とする。

0014

本発明の車両用パワーウインドゥ装置では、車両の窓を開閉するためのモータにかかる負荷を検出し、ドアの状態が開放状態の場合には、前記検出された負荷を第1の所定の基準負荷と比較し、ドアの状態が閉成状態の場合には、前記検出された負荷を第2の所定の基準負荷と比較し、この比較結果に基づいて窓の閉成中における挟み込み状態を判断している。

0015

また、本発明の車両用パワーウインドゥ装置では、前記車両はハードトップ車である。

0016

以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。

0017

図1は、本発明の一実施例に係わる車両用パワーウインドゥ装置の構成を示すブロック図である。同図に示す車両用パワーウインドゥ装置は、車両の窓を開閉するためのモータ1、車両の乗員によって操作され、窓を開閉するための開閉指令信号、すなわち開放指令信号および閉成指令信号を発生するパワーウインドゥスイッチ3、モータ1の回転速度に対応したパルス信号を発生するパルス発生器5、車両の乗降用のドアの開閉状態を検知して、ドア開閉信号、すなわちドア開放信号およびドア閉成信号を出力するドアスイッチ7、および前記パワーウインドゥスイッチ3、パルス発生器5、ドアスイッチ7からの信号に基づいてモータ1を制御する制御回路9から構成されている。

0018

前記制御回路9は、前記パワーウインドゥスイッチ3から供給される開閉指令信号に基づいてモータ1を駆動する駆動回路11、前記パルス発生器5から供給されるパルス信号を処理して、モータ1の実際の回転速度に対応するモータ回転速度信号を出力する入力処理回路13、前記ドアスイッチ7からドア開放信号およびドア閉成信号を供給され、ドア開放信号に対してはドアの開放状態における挟み込み状態を検知するための予め記憶されているドア開放時モータ回転速度しきい値信号を出力するとともに、ドア閉成信号に対してはドア閉成状態における挟み込み状態を検知するための予め記憶されているドア閉成時モータ回転速度しきい値信号を出力する記憶データ切換回路15、および前記入処理回路13からのモータ回転速度信号を前記記憶データ切換回路15からのドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号と比較して、モータ回転速度信号がドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号よりも小さくなった時、挟み込み検知信号を出力して、該挟み込み検知信号を駆動回路11に供給し、これにより駆動回路11によってモータ1を停止または逆転させて、挟み込み状態を解除する比較回路17から構成されている。

0019

以上のように構成される車両用パワーウインドゥ装置の作用を次に説明する。

0020

車両の乗員がパワーウインドゥスイッチ3を操作し、例えばドア開放信号が駆動回路11に供給されると、駆動回路11はモータ1を駆動し、車両用窓を開放する。また、乗員がパワーウインドゥスイッチ3を操作し、ドア閉成信号が駆動回路11に供給されると、駆動回路11はモータ1を駆動し、車両用窓を閉成する。

0021

このように車両用窓がモータ1によって開閉、特に閉成されつつある場合のモータ1の回転速度がパルス発生器5によってパルス信号として検知され、入力処理回路13に供給され、該入力処理回路13はこのパルス信号を処理して、モータ回転速度信号として比較回路17の一方の入力に供給する。

0022

一方、ドアスイッチ7は、車両のドアの開閉状態を検出し、ドア開放信号またはドア閉成信号を記憶データ切換回路15に供給する。記憶データ切換回路15は、ドアスイッチ7からドア開放信号が供給された場合には、ドア開放時モータ回転速度しきい値信号を比較回路17に供給し、またドアスイッチ7からドア閉成信号が供給された場合には、ドア閉成時モータ回転速度しきい値信号を比較回路17に供給する。

0023

比較回路17は、入力処理回路13からのモータ回転速度信号を記憶データ切換回路15からのドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号と比較する。

0024

この比較回路17における比較において、車両用窓に挟み込みがなく、モータ1が車両用窓を正常にスムーズに駆動している場合にモータ1のモータ回転速度信号は、前記ドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号よりも大きいが、車両用窓に物などが挟み込まれた場合には、モータ1の回転速度が低下するため、入力処理回路13からのモータ回転速度信号は前記ドア開放時モータ回転速度しきい値信号またはドア閉成時モータ回転速度しきい値信号よりも小さくなり、比較回路17から挟み込み検知信号が駆動回路11に供給される。

0025

駆動回路11は、比較回路17から挟み込み検知信号を供給されると、モータ1の動作を即座に停止したり、またはモータ1の回転を逆転させ、これにより挟み込み状態を即座に解除し、挟み込まれた物などをすぐに取り出し得るようにする。

発明の効果

0026

以上説明したように、本発明によれば、車両の窓を開閉するためのモータにかかる負荷を検出し、ドアの状態が開放状態の場合には、前記検出された負荷を第1の所定の基準負荷と比較し、ドアの状態が閉成状態の場合には、前記検出された負荷を第2の所定の基準負荷と比較し、この比較結果に基づいて窓の閉成中における挟み込み状態を判断しているので、ドアの開放時と閉成時とで摺動抵抗が異なる場合、特にハードトップ式の車両の場合でも、ドアの開閉時に関係なく、窓の挟み込み状態を適確に検出することができ、挟み込まれた物などを即座に取り出すことができる。また、挟み込み状態を即座に検知することができるため、モータが過負荷状態のまま通電される状態が早期に解消でき、モータの寿命の低下を防止することもできる。

図面の簡単な説明

0027

図1本発明の一実施例に係わる車両用パワーウインドゥ装置の構成を示すブロック図である。
図2従来の車両用パワーウインドゥ装置の構成を示すブロック図である。

--

0028

1モータ
3パワーウインドゥスイッチ
5パルス発生器
7ドアスイッチ
9制御回路
11駆動回路
15 記憶データ切換回路
17 比較回路

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