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技術 ハブの構成認識方法及びハブの構成認識システム

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 鈴木孝
出願日 1994年9月14日 (26年5ヶ月経過) 出願番号 1994-219756
公開日 1996年3月26日 (24年10ヶ月経過) 公開番号 1996-084158
状態 未査定
技術分野 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード ソースアドレス情報 返送パケット ポート番 通信制御機器 構成認識 上位ポート 周波数発振 ハイパルス
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年3月26日)のものです。
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図面 (19)

目的

現実ネットワーク構成と一致したネットワーク構成を自動的に、かつ、リピータとして許容された遅延時間を越えることなく認識することのできるハブの構成認識方法及びハブの構成認識システムを提供する。

構成

複数のハブH1〜H9と、該ハブを管理するネットワーク管理装置Mとが接続されたネットワークにおいて、親ハブH1が、所定の周波数の信号から成る段数信号を、下位に接続されているハブに送出する。子ハブH2、H3は、前記段数信号を受信し、1/2に分周して自己の段数信号とすると共に下位に接続されているハブに送出する。下位のハブでは、前記段数信号を順次1/2に分周していき、最下位のハブは、前記自己の段数信号を構成認識信号として自己の上位に接続されているハブに送信し、前記構成認識信号を受信したハブは、自己の構成認識信号と合成して新たな構成認識信号として順次上位のハブに送信する。そして、最上位のハブH1において、合成した構成認識信号により、ハブの構成を認識する。

概要

背景

近年、パーソナルコンピュータワークステーションの進歩に伴って、コンピュータ間を高速通信するLAN等の通信方式が普及してきている。これらの通信方式の中には、コンピュータ内に設置する通信ボードだけではなく、これらの通信ボード間の通信制御を行う通信制御機器を必要とするものがある。例えば、10BASE−Tという方式では、通信ボード以外にハブという集線装置を必要とする。

ハブを用いたLANシステムの一例を図17に示す。図17の構成では、通信ボードは、端末Tの中に設置されている。これらの端末T同士の通信制御装置がハブHa〜Heであり、端末Tからのツイストペア線TPが全てハブへ集線される。ところが、LANのような通信機器は、一度設置されると、接続される端末Tの台数は増えていく傾向にある。端末Tが増えれば、必然的にハブ等の機器も増える。通信という性格上、相互接続されていないと意味がないので、ハブ同士も接続する必要がある。ここで、複数台接続されたハブHa〜Heの接続状態を認識しようとすれば、幹線としての伝送線Lに接続されたネットワーク管理装置MとハブHa〜Heとの間で通信を行い、管理情報等のやり取りを行うことにより、ハブHa〜Heの接続状態を認識するようにしなければならない。

ネットワーク機器の普及に伴ってネットワーク管理機能の必要性が増大している。特に、最近では、ネットワーク管理機能として、ネットワーク管理装置M側にグラフィックインターフェースを用いたものが普及してきている。このようなネットワーク管理装置Mでネットワークを管理するときには、ネットワーク管理装置Mの画面上にネットワークの構成図を描く機能が要求される。

ネットワークの構成図を描く方法として、2つの方法がある。1つは、管理者がネットワークの接続情報を入力する方法であり、他の1つは、ネットワーク管理装置Mが各ハブの接続情報を集める方法である。しかし、前者の方法は、管理者の負担になるとともに、入力を間違えると実際のネットワークの構成とは異なったものになってしまう等の欠点があり、後者の方法は、各ハブからネットワーク管理装置M側へ情報を教える手段が必要となる。

ブリッジルータ等のLAN間接続機器では、接続状態を専用パケットを用いて機器同士で情報交換が可能である。しかし、例えば、10BASE−Tハブのようなリピータ機器で構成されたネットワークでは、ハブからの情報交換用パケットがネットワーク全体に伝送されてしまうため、パケット伝送からみれば隣接したハブというものは存在しないということになってしまう。

上記の欠点を改善するために、特開平4−269038号に示すものが提案されている。つまり、図18に示した機能を追加したハブのように、ネットワークから伝送されてきたパケットをFIFOメモリ部15で蓄積しておき、情報交換用のパケットでなければ、送出切換え部16を介してそのままネットワークへリピートし、パケット解析部13で解析した結果、情報交換用のパケットであれば、返送パケット作成部14で作成したパケットを送出切換え部16を介してネットワークへ伝送するようにしているのである。このようにすることにより、情報交換用のパケットがネットワーク全体へ伝送されることを防ぎ、ハブ同士の情報交換を可能としているのである。

概要

現実ネットワーク構成と一致したネットワーク構成を自動的に、かつ、リピータとして許容された遅延時間を越えることなく認識することのできるハブの構成認識方法及びハブの構成認識システムを提供する。

複数のハブH1〜H9と、該ハブを管理するネットワーク管理装置Mとが接続されたネットワークにおいて、親ハブH1が、所定の周波数の信号から成る段数信号を、下位に接続されているハブに送出する。子ハブH2、H3は、前記段数信号を受信し、1/2に分周して自己の段数信号とすると共に下位に接続されているハブに送出する。下位のハブでは、前記段数信号を順次1/2に分周していき、最下位のハブは、前記自己の段数信号を構成認識信号として自己の上位に接続されているハブに送信し、前記構成認識信号を受信したハブは、自己の構成認識信号と合成して新たな構成認識信号として順次上位のハブに送信する。そして、最上位のハブH1において、合成した構成認識信号により、ハブの構成を認識する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

複数のハブがカスケード接続されたネットワークにおいて、前記ハブの内、最上位のハブにおいて前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成認識方法であって、前記ハブの内、最上位のハブは、所定の周波数の信号から成る段数信号を生成し、前記段数信号をポートに接続されたツイストペア線の内の空きペア線送出し、前記ポートに接続された下位のハブでは、前記段数信号が入力され、入力されたポートを上位のハブが接続されたポートと認識し、その他のポートを下位のハブが接続されたポートと認識して、前記段数信号を分周して自己の段数信号とし、前記段数信号は更に下位のハブに送出される毎に分周され、自己の下位に前記段数信号を送出しても応答がないハブでは、自己の下位にハブが接続されていないと判断し、前記分周された段数信号を構成認識信号として自己の上位に接続されているハブに返送し、前記構成認識信号を受けた上位のハブは、自己の段数信号を構成認識信号として、下位に接続されたハブから送出された前記構成認識信号とを合成して新たな構成認識信号とし、自己の上位に接続されているハブに送出して、最上位のハブが、前記構成認識信号の中の前記段数信号の周波数を抽出し、前記抽出した段数信号の周波数に基づいてハブの構成を認識するようにしたことを特徴とするハブの構成認識方法。

請求項2

前記下位のハブにおいて、入力されたパケットキャリアを検出することにより、入力されたポートの番号を認識し、前記ポート番号を符号化して、前記構成認識信号と合成するようにし、前記最上位のハブにおいて、前記符号化したポート番号を認識するようにしたことを特徴とする請求項1記載のハブの構成認識方法。

請求項3

複数のハブがカスケード接続されたネットワークにおいて、前記ハブの内、最上位のハブにおいて前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成認識システムであって、前記ハブの内、最上位のハブは、所定の周波数から成る段数信号を生成する周波数発振部と、所定の周波数を抽出する周波数抽出部とを有して成り、下位のハブは、自己の上位に接続されたハブからの前記段数信号が入力されることにより、自己の上位に接続されたハブのポートを認識し、それ以外のポートを下位のハブが接続されているポートと認識する上位ポート認識部と、前記段数信号を分周する分周部と、前記分周した段数信号を構成認識信号として、自己の下位に接続されたハブから送出された前記構成認識信号と合成して新たな構成認識信号とする合成手段とを有して成り、最上位のハブにおいて、前記周波数抽出部で前記構成認識信号の中の前記段数信号の周波数を抽出するようにしたことを特徴とするハブの構成認識システム。

請求項4

前記下位のハブは、パケットが入力されたポート番号を符号化するエンコーダーを有し、前記合成手段によって、前記符号化したポート番号と、前記構成認識信号とを合成するようにしたことを特徴とする請求項3記載のハブの構成認識システム。

技術分野

0001

本発明は、LAN等の通信機器を接続するためのハブ(集線装置)を用いたネットワークにおけるハブの構成認識方法およびハブの構成認識システムに関するものである。

背景技術

0002

近年、パーソナルコンピュータワークステーションの進歩に伴って、コンピュータ間を高速通信するLAN等の通信方式が普及してきている。これらの通信方式の中には、コンピュータ内に設置する通信ボードだけではなく、これらの通信ボード間の通信制御を行う通信制御機器を必要とするものがある。例えば、10BASE−Tという方式では、通信ボード以外にハブという集線装置を必要とする。

0003

ハブを用いたLANシステムの一例を図17に示す。図17の構成では、通信ボードは、端末Tの中に設置されている。これらの端末T同士の通信制御装置がハブHa〜Heであり、端末Tからのツイストペア線TPが全てハブへ集線される。ところが、LANのような通信機器は、一度設置されると、接続される端末Tの台数は増えていく傾向にある。端末Tが増えれば、必然的にハブ等の機器も増える。通信という性格上、相互接続されていないと意味がないので、ハブ同士も接続する必要がある。ここで、複数台接続されたハブHa〜Heの接続状態を認識しようとすれば、幹線としての伝送線Lに接続されたネットワーク管理装置MとハブHa〜Heとの間で通信を行い、管理情報等のやり取りを行うことにより、ハブHa〜Heの接続状態を認識するようにしなければならない。

0004

ネットワーク機器の普及に伴ってネットワーク管理機能の必要性が増大している。特に、最近では、ネットワーク管理機能として、ネットワーク管理装置M側にグラフィックインターフェースを用いたものが普及してきている。このようなネットワーク管理装置Mでネットワークを管理するときには、ネットワーク管理装置Mの画面上にネットワークの構成図を描く機能が要求される。

0005

ネットワークの構成図を描く方法として、2つの方法がある。1つは、管理者がネットワークの接続情報を入力する方法であり、他の1つは、ネットワーク管理装置Mが各ハブの接続情報を集める方法である。しかし、前者の方法は、管理者の負担になるとともに、入力を間違えると実際のネットワークの構成とは異なったものになってしまう等の欠点があり、後者の方法は、各ハブからネットワーク管理装置M側へ情報を教える手段が必要となる。

0006

ブリッジルータ等のLAN間接続機器では、接続状態を専用パケットを用いて機器同士で情報交換が可能である。しかし、例えば、10BASE−Tハブのようなリピータ機器で構成されたネットワークでは、ハブからの情報交換用パケットがネットワーク全体に伝送されてしまうため、パケット伝送からみれば隣接したハブというものは存在しないということになってしまう。

0007

上記の欠点を改善するために、特開平4−269038号に示すものが提案されている。つまり、図18に示した機能を追加したハブのように、ネットワークから伝送されてきたパケットをFIFOメモリ部15で蓄積しておき、情報交換用のパケットでなければ、送出切換え部16を介してそのままネットワークへリピートし、パケット解析部13で解析した結果、情報交換用のパケットであれば、返送パケット作成部14で作成したパケットを送出切換え部16を介してネットワークへ伝送するようにしているのである。このようにすることにより、情報交換用のパケットがネットワーク全体へ伝送されることを防ぎ、ハブ同士の情報交換を可能としているのである。

0008

しかしながら、上述の方法においては、FIFOメモリ部15へデータを蓄積し、解析をするので、リピータとして許容された遅延時間を越えてしまうという問題があった。

0009

本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、現実ネットワーク構成と一致したネットワーク構成を自動的に、かつ、リピータとして許容された遅延時間を越えることなく認識することのできるハブの構成認識方法及びハブの構成認識システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

請求項1記載の発明は、複数のハブがカスケード接続されたネットワークにおいて、前記ハブの内、最上位のハブにおいて前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成認識方法であって、前記ハブの内、最上位のハブは、所定の周波数の信号から成る段数信号を生成し、前記段数信号をポートに接続されたツイストペア線の内の空きペア線送出し、前記ポートに接続された下位のハブでは、前記段数信号が入力され、入力されたポートを上位のハブが接続されたポートと認識し、その他のポートを下位のハブが接続されたポートと認識して、前記段数信号を分周して自己の段数信号とし、前記段数信号は更に下位のハブに送出される毎に分周され、自己の下位に前記段数信号を送出しても応答がないハブでは、自己の下位にハブが接続されていないと判断し、前記分周された段数信号を構成認識信号として自己の上位に接続されているハブに返送し、前記構成認識信号を受けた上位のハブは、自己の段数信号を構成認識信号として、下位に接続されたハブから送出された前記構成認識信号とを合成して新たな構成認識信号とし、自己の上位に接続されているハブに送出して、最上位のハブが、前記構成認識信号の中の前記段数信号の周波数を抽出し、前記抽出した段数信号の周波数に基づいてハブの構成を認識するようにしたことを特徴とするものである。

0011

請求項2記載の発明は、請求項1記載のハブの構成認識方法において、前記下位のハブにおいて、入力されたパケットのキャリアを検出することにより、入力されたポートの番号を認識し、前記ポート番号を符号化して、前記構成認識信号と合成するようにし、前記最上位のハブにおいて、前記符号化したポート番号を認識するようにしたことを特徴とするものである。

0012

請求項3記載の発明は、複数のハブがカスケード接続されたネットワークにおいて、前記ハブの内、最上位のハブにおいて前記ハブの構成を認識するようにしたハブの構成認識システムであって、前記ハブの内、最上位のハブは、所定の周波数から成る段数信号を生成する周波数発振部と、所定の周波数を抽出する周波数抽出部とを有して成り、下位のハブは、自己の上位に接続されたハブからの前記段数信号が入力されることにより、自己の上位に接続されたハブのポートを認識し、それ以外のポートを下位のハブが接続されているポートと認識する上位ポート認識部と、前記段数信号を分周する分周部と、前記分周した段数信号を構成認識信号として、自己の下位に接続されたハブから送出された前記構成認識信号と合成して新たな構成認識信号とする合成手段とを有して成り、最上位のハブにおいて、前記周波数抽出部で前記構成認識信号の中の前記段数信号の周波数を抽出するようにしたことを特徴とするものである。

0013

請求項4記載の発明は、請求項3記載のハブの構成認識システムにおいて、前記下位のハブは、パケットが入力されたポート番号を符号化するエンコーダーを有し、前記合成手段によって、前記符号化したポート番号と、前記構成認識信号とを合成するようにしたことを特徴とするものである。

0014

請求項1または請求項3記載のハブの構成認識方法またはハブの構成認識システムにあっては、最上位のハブが、所定の周波数の信号から成る段数信号を、自己の下位に接続されたハブに送出し、下位に接続されたハブでは、上位に接続されたハブから入力された段数信号を分周して自己の段数信号とするとともに、下位に接続されたハブに送出し、前記自己の段数信号を構成認識信号として、下位に接続されたハブから入力された構成認識信号と合成し、新たな構成認識信号として上位に接続されたハブに送出し、最上位のハブにおいて、下位に接続されたハブから入力された構成認識信号の中の段数信号の周波数を抽出し、前記抽出した前記段数信号の周波数に基づいてハブの構成を認識するものである。

0015

請求項2または請求項4記載のハブの構成認識方法またはハブの構成認識システムにあっては、前記下位のハブは、構成認識信号が入力されたポートの番号を認識し、前記ポート番号を符号化して、前記構成認識信号に合成して、上位に接続されたハブに送出し、最上位のハブにおいて、符号化したポート番号をCPUにより認識して、前記段数信号の周波数と、前記ポート番号に基づいてハブの構成を認識するものである。

0016

以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例に係るネットワークの全体構成図である。ハブH1をマスター側のハブ、ハブH2〜H9をスレーブ側のハブと便宜上呼ぶことにする。また、ハブH1を親ハブ、ハブH2とH3を子ハブ、ハブH4〜H7を孫ハブ、ハブH8とH9を曾孫ハブと呼ぶことにする。

0017

マスター側のハブの概略構成図を図2に示す。1は分配手段であり、任意のポートに信号を送出するものである。分配手段1は、所定の周波数fc0から成る段数信号を生成する周波数発振部11と、周波数発振部11で生成された段数信号を送出する差動出力部12とを有して成る。2は信号入力手段であり、キャリアを検出するキャリア検出部21と、ハブの構成を認識するための構成認識信号を入力する差動入力部22とを有して成る。キャリア検出部21は、図3に示すように、パケットを入力する差動入力部21aと、差動入力部21aで入力したパケットのキャリアを検出するワンショット回路21bとを有して成る。3は構成認識手段であり、周波数発振部11で生成された段数信号を順次1/2に分周する3つの1/2分周部31と、1/2分周部31で分周された段数信号の周波数の内、必要とする情報を差動入力部22から入力された構成認識信号の中から抽出する周波数抽出部32と、周波数抽出部32からの出力を復調する復調部33と、復調部33の出力からハブが接続されているポート番号を認識するポートコード認識部34とを有して成る。なお、周波数抽出部32は、周波数変換部及びフィルタから成る。ポートコード認識部34は、図4に示すように、4つの異なった周波数fb0〜fb3を抽出するフィルタ34a〜34dと、バッファ34eとを有して成る。7aはエンコーダーであり、キャリア検出部21でキャリア検出することにより認識したポート番号を符号化するものである。17はリピータ部であり、ハブが有している本来の機能であるデータの転送を行うものであり、ポート1〜ポート12を介して受信したパケットを、受信ポート以外のポート1〜ポート12へ送出するものである。18はソースアドレス抽出部であり、パケットの中からソースアドレスを抽出するものである。

0018

次に、スレーブ側のハブの概略構成図を図5に示す。4は周波数合成手段であり、4つの異なった周波数fb0〜fb3を生成する周波数発振部41a〜41dと、周波数発振部41a〜41dで生成された周波数のうち、任意の周波数だけを出力するバッファ部42と、バッファ部42からの出力を合成する合成部43とを有して成る。5は信号入出力手段であり、キャリアを検出するキャリア検出部51と、構成認識信号を入出力する差動入出力部52とを有して成る。差動入出力部52は、図6に示すように、構成認識信号を入力する差動入力部52aと、構成認識信号を出力する差動出力部52bとを有して成る。6は認識分周手段であり、段数信号が入力されたポートを認識する認識部61と、段数信号を1/2に分周する1/2分周部62とを有して成る。認識部61は、図7に示すように、段数信号を入力する差動入力部61aと、差動入力部61aで入力した段数信号をキャリア検出するワンショット回路61bと、差動入力部61aに入力があるポートのみを上位のハブが接続されたポートと認識する上位ポート認識部61cと、段数信号を出力する差動出力部61dとを有して成る。また、上位ポート認識部61cは、ラッチ回路La及びOR回路Orから成る。7bはエンコーダーであり、キャリア検出部51でキャリア検出することにより認識したポート番号を、4ビットに符号化するものである。8は変調手段であり、合成部43から出力された信号を、1/2分周部62によって分周された段数信号をキャリアとして変調するものである。9は合成手段であり、変調手段8から出力された信号と、下位に接続されたハブから送出された構成認識信号とを合成するものである。

0019

本実施例では、信号を入出力する線として、ツイストペア線の内の空きペア線を利用する。図9は本実施例に用いたツイストペア線のペア線の割当を示したものである。10BASE−Tで規定されているものは、1−2ペア線と3−6ペア線の2ペアであり、4−5ペア線と7−8ペア線とは未使用であるので、本実施例では4−5ペア線と7−8ペア線とを図9に示すように用いることとするが、これは一例である。

0020

以下、本実施例の動作を図1に基づいて説明する。親ハブH1には、所定の周波数fc0から成る段数信号を生成する周波数発振部11があり、周波数発振部11で生成された段数信号が、差動出力部12を介して4−5ペア線が接続されているポートに送出される。

0021

親ハブH1が送出した段数信号fc0は、子ハブH2、H3に送られる。そして、子ハブH2、H3は段数信号fc0を1/2分周部62で分周して段数信号fc1をつくり、孫ハブH4〜H7に段数信号fc1を送出する。孫ハブH4〜H7は段数信号fc1を1/2分周部62で分周して段数信号fc2をつくり、曾孫ハブH8、H9に段数信号fc2を送出する。曾孫ハブH8、H9は段数信号fc2を1/2分周部62で分周して段数信号fc3をつくり、これを下位の端末Tが接続されているポートへ送出する。ここで、段数信号fc3を端末Tに送出しても、端末Tは何もしないし、何の影響も受けない。

0022

なお、下位のハブに段数信号を送出しても、故障等により何の応答もない場合には、自己のハブを最下位のハブと認識するようにしてもよい。

0023

本実施例では、fc0=10MHzとしたので、fc1=5MHz、fc2=2.5MHz、fc3=1.25MHzとなる。ここで、マスター側ハブH1の段数信号fc0を10MHzと決めておけば、スレーブ側のハブH2〜H9は、段数信号fcnの値によって、マスター側から何段下位にあるかを認識することができる。図10は、ハブと段数信号fcnとの関係を示したものである。

0024

なお、本実施例では、fc0=10MHzとしたが、必ずしもfc0=10MHzとする必要はない。

0025

ここで、図7及び図8を用いて、上位ポートの認識方法を子ハブH2、H3の場合について説明する。親ハブH1に接続されているポートの場合には、図8に示すように、上位ポート認識信号としてハイパルスゲートGに入力されると、ラッチ回路Laを有効にし、かつOR回路Orを介して差動入力部61aと差動出力部61dの制御端子に入力される。ここで、差動入力部61aの制御端子はハイアクティブで、差動出力部61dはローアクティブであるので、差動入力部61aと差動出力部61dとは排他的に動作する。従って、上位ポート認識信号にハイパルスを入力すると、全てのポートの認識部61の差動入力部61aが有効となり、差動出力部61dは無効となる。そこで、親ハブH1に接続されているポートの差動入力部61aのみに段数信号fc0が入力されると、ワンショット回路61bによってキャリア検出され、ワンショット回路61bからの出力信号ハイレベル)がラッチ回路Laのデータ入力端子Dに入力される。そして、上位ポート認識信号のハイパルスがローレベル遷移した瞬間にラッチ回路Laのデータ入力端子Dの状態がラッチされ、出力端子Qにハイレベルが出力される。

0026

次に、親ハブH1に接続されていないポートの場合には、差動入力部61aには何も入力されないので、ワンショット回路61bの出力はローレベルであり、その信号がラッチ回路Laのデータ入力端子Dに入力され、上位ポート認識信号のハイパルスがローレベルに遷移した瞬間にラッチ回路Laのデータ入力端子Dの状態がラッチされ、出力端子Qからはローレベルが出力される。つまり、上記の一連の動作によって、上位ハブに接続されているポートの認識部61の”4−5ペア”は入力に設定され、上位ハブに接続されていないポートの認識部61の”4−5ペア”は出力に設定される。なお、上記の上位ポート認識方法において、上位ポート認識信号は、ネットワークシステムの構成が変わっても即対応できるように、数分に1回の頻度でアクティブにされる。

0027

次に、スレーブ側のハブH2〜H9のポート経路情報を付加する方法について説明する。図5において、キャリア検出部51にパケットが入力された場合、パケットは、キャリア検出部51によってキャリア検出され、キャリアを検出したことによりパケットを入力したポートの番号を認識し、キャリア検出部51によって認識したポート番号は、エンコーダー7bによりb0〜b3の4ビットに符号化される。図11は、4ビットに符号化されたポート番号の一例を示したものであり、図12は、各ビットb0〜b3に周波数fb0〜fb3を割り当てた一例を示したものである。

0028

なお、本実施例では、ポート番号を4ビットに符号化したが、必ずしも4ビットである必要はなく、ポート番号を符号化した場合のビット数以上なら何ビットに符号化してもよい。また、本実施例では、符号化した各ビットに図12に示すような周波数を割り当てたが、これに限定されるものではない。

0029

次に、図5において周波数発振部41a〜41dは、エンコーダー7bによって符号化された各ビットb0〜b3に対応する4種類の異なった周波数を生成し、各ビットb0〜b3が「1」に対応する周波数だけが、バッファ部42によって出力され、バッファ部42からの出力は、合成部43によって合成される。

0030

図13は、ポート番号が10の場合の合成部43によって合成した周波数のスペクトルを示したものである。合成部43から出力された信号は、被変調信号として変調手段8に入力され、1/2分周部62によって分周された段数信号をキャリアとして変調される。ここで、自己のハブが子ハブの場合の変調信号のスペクトルを図14に示す。

0031

変調手段8によって変調された信号は合成手段9に入力される。そして、パケットが入力されたポートと同じポート番号の7−8ペア線が接続されているポートの差動入力部52aから入力された下位のハブからの構成認識信号は、変調手段8の出力信号と合成手段9で合成され、新たな構成認識信号として上位のハブが接続されているポートに、差動出力部52bを介して送出される。図15は、構成認識信号の流れとそのスペクトルの例を示したものである。ここで、構成認識信号とは、1/2分周部62によって分周された自己の段数信号である。

0032

次に、マスター側のハブH1が構成を認識する方法について説明する。ある端末Tがパケットを出力した場合、何段かのハブを経由して図2における1−2ペア線が接続されたポートにパケットが入力される。そして、1−2ペア線が接続されたポートからパケットが入力されると同時に、パケットが入力されたポートと同じポート番号の7−8ペア線が接続されたポートから、差動入力部22を介して構成認識信号が入力される。また、パケットがキャリア検出部21に入力されると、キャリア検出部21によってキャリアが検出され、パケットが入力されたポート番号が認識される。キャリア検出部21で認識されたポート番号は、エンコーダー7aにより符号化される。これが図2における親ハブのポート経路情報となる。差動入力部22を介して入力された構成認識信号は、周波数抽出部32に入力され、周波数抽出部32において、1/2分周部31によって分周された段数信号fc1〜fc3によって構成認識信号の中の周波数を抽出し、周波数抽出部32からの出力は、復調部33によって復調され、ポートコード認識部34に入力される。ポートコード認識部34は、4つの異なった周波数fb0〜fb3のフィルタ34a〜34dからの出力を、バッファ34eに入力される。そしてバッファ34eからの出力が子ハブ、孫ハブ、曾孫ハブのポート経路情報となる。

0033

パケットのソースアドレス情報は、図2に示すように、リピータ部17から出力されたパケットを、ソースアドレス抽出部18に入力し、ソースアドレス抽出部18において、パケットの中のソースアドレス(MACアドレス)が抽出される。ソースアドレス抽出部18は、CPUでプログラムにより実現されている。

0034

図16に示すように、親ハブのポート経路情報、子ハブのポート経路情報、孫ハブのポート経路情報、曾孫ハブのポート経路情報、及びパケットのソースアドレス情報は、CPU19に読み込まれ、CPU19によってハブと端末の構成が認識される。なお、上記経路情報で値が0の場合は、それに対応するハブが接続されていないことを意味する。例えば、孫ハブのポート経路情報と、曾孫ハブのポート経路情報とが共に0の場合は、孫ハブと曾孫ハブとが接続されていないということである。

0035

ここで、一例をあげる。親ハブのポート経路情報が”1”、子ハブのポート経路情報が”2”、孫ハブのポート経路情報が”3”、曾孫ハブのポート経路情報が”4”、パケットのソースアドレス情報が”00−11−22−33−44−55”とすると、親ハブのポート1に子ハブが接続されていて、子ハブのポート2に孫ハブが接続されていて、孫ハブのポート3に曾孫ハブが接続されていて、曾孫ハブのポート4にソースアドレスが”00−11−22−33−44−55”の端末が接続されていることが認識できる。

0036

上記のように、ある端末がパケットを出力することによって、端末から親ハブまでの接続構成が認識され、これらの接続情報を蓄積することにより、全体の構成を認識することができる。

0037

なお、本実施例では、マスター側のハブH1において、曾孫ハブまで認識可能としたが、必ずしも曾孫ハブまでとする必要はなく、更に下位のハブを認識できるような構成にしてもよい。

0038

本発明によれば、、マスター側のハブは任意のパケットが入力されたときに、そのパケットのソースアドレスを抽出すると同時に、構成認識信号を処理することによって、そのパケットが、自己のハブの何段下位に接続されたハブのどのポートから入力したかという経路情報を知ることができる。この情報により、マスター側のハブは、自己のハブより下位に接続されているハブや端末の構成を認識することができる。

発明の効果

0039

請求項1または請求項3記載のハブの構成認識方法またはハブの構成認識システムにあっては、最上位のハブが、所定の周波数の信号から成る段数信号を、自己の下位に接続されたハブに送出し、下位に接続されたハブでは、上位に接続されたハブから入力した段数信号を分周して自己の段数信号とするとともに、自己の下位に接続されたハブに送出し、自己の段数信号を構成認識信号として、自己の下位のハブから入力した構成認識信号と合成し、新たな構成認識信号として上位に接続されたハブに送出し、最上位のハブにおいて、入力した構成認識信号の中の段数信号の周波数を抽出し、抽出した前記段数信号の周波数に基づいてハブの構成を認識するようにしたので、インテリジェントマスターハブが1台あれば、その下位にインテリジェントではない、つまり、CPUを持たないスレーブハブがカスケード接続されていても、パケットが入力されてから出力するまでの遅延時間に影響を与えることなしに、ネットワークの構成管理が可能となり、ネットワークシステム全体としてのコストが安くなる。

0040

請求項2または請求項4記載のハブの構成認識方法またはハブの構成認識システムにあっては、前記下位のハブは、パケットを入力したポートの番号を認識し、前記ポート番号を符号化して、前記構成認識信号に合成して、上位に接続されたハブに送出し、最上位のハブにおいて、符号化したポート番号をCPUにより認識するようにしたので、構成認識信号の中の段数信号の周波数の認識と同時に、ハブが接続されているポート番号を認識することができるので、ネットワーク管理装置により、ポート番号を含むレベルまでハブの構成を認識することができる。

図面の簡単な説明

0041

図1本発明の一実施例に係るネットワークの全体構成図である。
図2本発明の一実施例に係るマスター側のハブの概略構成図である。
図3本発明の一実施例に係るキャリア検出部の概略構成図である。
図4本発明の一実施例に係るポートコード認識部の概略構成図である。
図5本発明の一実施例に係るスレーブ側のハブの概略構成図である。
図6本発明の一実施例に係る差動入出力手段の概略構成図である。
図7本発明の一実施例に係る認識手段の概略構成図である。
図8本発明の一実施例に係る動作を示す波形図である。
図9本発明の一実施例に係るツイストペア線のペア線の割当である。
図10本発明の一実施例に係るハブと段数信号との関係である。
図11本発明の一実施例に係る符号化されたポート番号の一例である。
図12同上に係る符号化されたポート番号の各ビットに周波数を割り当てた一例である。
図13本発明の一実施例に係るポート番号を符号化して合成した周波数のスペクトルである。
図14本発明の一実施例に係る変調信号のスペクトルの一例である。
図15本発明の一実施例に係る構成認識信号の流れとそのスペクトルである。
図16本発明の一実施例に係るCPUへの情報の入力を示すものである。
図17従来例に係るネットワークを示す全体構成図である。
図18従来例に係るハブの概略構成図である。

--

0042

1分配手段
2信号入力手段
3構成認識手段
4周波数合成手段
5信号入出力手段
6 認識分周手段
7a、7bエンコーダー
8変調手段
9 合成手段
11周波数発振部
12差動出力部
13パケット解析部
14返送パケット作成部
15FIFOメモリ部
16送出切換え部
17リピータ部
18ソースアドレス抽出部
19 CPU
21キャリア検出部
21a差動入力部
21bワンショット回路
22 差動入力部
31 1/2分周部
32周波数抽出部
33復調部
34ポートコード認識部
34a〜34dフィルタ
34eバッファ
41a〜41d 周波数発振部
42 バッファ部
43 合成部
51 キャリア検出部
52 差動入出力部
52a 差動入力部
52b 差動出力部
61 認識部
61a 差動入力部
61b ワンショット回路
61c上位ポート認識部
61d 差動出力部
62 1/2分周部
Mネットワーク管理装置
T端末
TPツイストペア線
L伝送線
Ha〜He、H1〜H9 ハブ
Laラッチ回路
Dデータ入力端子
Q出力端子
Gゲート
Or OR回路

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