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技術 現像剤の充填方法

出願人 ミノルタ株式会社
発明者 江田正美
出願日 1994年9月9日 (25年9ヶ月経過) 出願番号 1994-242012
公開日 1996年3月26日 (24年3ヶ月経過) 公開番号 1996-082990
状態 拒絶査定
技術分野 電子写真における乾式現像
主要キーワード 二次充填 一次充填 次充填 脱気工程 吸引パイプ 画像形成コスト 現像剤供給容器 吸引圧
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年3月26日)のものです。
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図面 (8)

目的

現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということがないようにする。

構成

現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させるにあたり、充填装置20から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によって現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを行うようにし、また充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を供給させながら、供給された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにした。

概要

背景

従来より、複写機プリンター等の画像形成装置においては、現像剤を使用して現像を行うようになっており、これらの画像形成装置に現像剤を供給するにあたっては、現像剤を現像剤供給容器内に充填させ、この現像剤供給容器から現像剤をこれらの画像形成装置に供給するようにしていた。

ここで、上記のように現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、従来においては、一般に充填装置から単に現像剤を現像剤供給容器内に供給させるようにしていたただけであった。

しかし、このように単に現像剤を現像剤供給容器内に供給させたただけでは、現像剤供給容器内に現像剤を高密度に充填させることができず、現像剤供給容器の容積に対する現像剤の充填率が悪くなって、多くの現像剤供給容器が必要となり、そのコストが高く付くと共にその保管場所等も問題となった。また、このように現像剤供給容器に対する現像剤の充填率が悪いと、現像剤供給容器内に充填される現像剤の量が少なくなり、上記のように現像剤供給容器から画像形成装置に現像剤を供給して多くの画像形成を行った場合に、現像剤供給容器内における現像剤がすぐに消費されてしまい、現像剤供給容器を何度も取り換えなければならず、その作業が面倒であると共に、一枚当り画像形成コストも高く付くようになり、さらに多くの画像形成を行うところでは、現像剤が充填された現像剤供給容器を予め複数本用意しておかなければならない等の問題があった。

また、上記のように現像剤供給容器を何度も取り換えるため、消費される現像剤供給容器の数が増え、プラスチック等で構成された現像剤供給容器においてはその廃棄処分等も問題となった。

このため、近年においては、特開平6−110304号公報等に示されるように、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させた後、このように現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加えて、現像剤供給容器内における現像剤の充填密度を高めた後、再度、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させるようにしたものが開発された。

しかし、このように現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加える場合、現像剤供給容器にある程度長い時間振動を加えなければ、現像剤供給容器内における現像剤の充填密度を十分に高めることができず、現像剤供給容器内への現像剤の充填に多くの時間がかかって作業効率が悪くなるという問題があった。

また、現像剤供給容器内における現像剤の充填率を効率よく高めるために、現像剤供給容器に加える振動を強くすると、現像剤供給容器内に充填された現像剤がこの振動によって舞い上がって現像剤供給容器内から飛散したり、また現像剤供給容器が振動時に傷ついたりする等の問題があった。

概要

現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということがないようにする。

現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させるにあたり、充填装置20から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によって現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを行うようにし、また充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を供給させながら、供給された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにした。

目的

この発明は、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる場合における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものである。

すなわち、この発明においては、上記のように現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということもないようにすることを課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によって現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを有することを特徴とする現像剤の充填方法

請求項2

充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたことを特徴とする現像剤の充填方法。

技術分野

0001

この発明は、複写機プリンター等の画像形成装置現像剤を供給するのに使用されている現像剤供給容器内に現像剤を充填させる現像剤の充填方法係り、現像剤供給容器内に現像剤を高密度に効率よく充填させる現像剤の充填方法に関するものである。

背景技術

0002

従来より、複写機やプリンター等の画像形成装置においては、現像剤を使用して現像を行うようになっており、これらの画像形成装置に現像剤を供給するにあたっては、現像剤を現像剤供給容器内に充填させ、この現像剤供給容器から現像剤をこれらの画像形成装置に供給するようにしていた。

0003

ここで、上記のように現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、従来においては、一般に充填装置から単に現像剤を現像剤供給容器内に供給させるようにしていたただけであった。

0004

しかし、このように単に現像剤を現像剤供給容器内に供給させたただけでは、現像剤供給容器内に現像剤を高密度に充填させることができず、現像剤供給容器の容積に対する現像剤の充填率が悪くなって、多くの現像剤供給容器が必要となり、そのコストが高く付くと共にその保管場所等も問題となった。また、このように現像剤供給容器に対する現像剤の充填率が悪いと、現像剤供給容器内に充填される現像剤の量が少なくなり、上記のように現像剤供給容器から画像形成装置に現像剤を供給して多くの画像形成を行った場合に、現像剤供給容器内における現像剤がすぐに消費されてしまい、現像剤供給容器を何度も取り換えなければならず、その作業が面倒であると共に、一枚当り画像形成コストも高く付くようになり、さらに多くの画像形成を行うところでは、現像剤が充填された現像剤供給容器を予め複数本用意しておかなければならない等の問題があった。

0005

また、上記のように現像剤供給容器を何度も取り換えるため、消費される現像剤供給容器の数が増え、プラスチック等で構成された現像剤供給容器においてはその廃棄処分等も問題となった。

0006

このため、近年においては、特開平6−110304号公報等に示されるように、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させた後、このように現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加えて、現像剤供給容器内における現像剤の充填密度を高めた後、再度、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させるようにしたものが開発された。

0007

しかし、このように現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加える場合、現像剤供給容器にある程度長い時間振動を加えなければ、現像剤供給容器内における現像剤の充填密度を十分に高めることができず、現像剤供給容器内への現像剤の充填に多くの時間がかかって作業効率が悪くなるという問題があった。

0008

また、現像剤供給容器内における現像剤の充填率を効率よく高めるために、現像剤供給容器に加える振動を強くすると、現像剤供給容器内に充填された現像剤がこの振動によって舞い上がって現像剤供給容器内から飛散したり、また現像剤供給容器が振動時に傷ついたりする等の問題があった。

発明が解決しようとする課題

0009

この発明は、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる場合における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものである。

0010

すなわち、この発明においては、上記のように現像剤供給容器内に現像剤を充填させるにあたり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できると共に、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる際に、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということもないようにすることを課題とするものである。

課題を解決するための手段

0011

この発明における第1の現像剤の充填方法においては、上記のような課題を解決するため、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる一次充填工程と、この一次充填工程によって現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体脱気させる脱気工程と、この脱気工程によって現像剤中に含まれる気体が脱気された現像剤供給容器内に充填装置から現像剤を充填させる二次充填工程とを行うようにようにしたのである。

0012

なお、この第1の現像剤の充填方法においては、上記のように充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる一次充填工程と二次充填工程との間において、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させる脱気工程を行うようにしていればよく、上記のように二次充填工程を行った後に、更に脱気工程を行い、その後、更に充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を充填させる三次充填工程を行うようにすることも可能である。

0013

また、この発明における第2の現像剤の充填方法においては、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたのである。

0014

この発明における第1の現像剤の充填方法においては、一次充填工程において充填装置から現像剤を現像剤供給容器内に充填させた後、この現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給容器内に充填された現像剤の充填密度が急激に高まり、現像剤供給容器内における現像剤の容積が瞬間的に減少する。

0015

そして、このように現像剤中に含まれる気体を脱気させて現像剤の充填密度を高めて、現像剤供給容器内における現像剤の容積を少なくした後は、二次充填工程において充填装置からこの現像剤供給容器内に再度現像剤を充填させるようにする。

0016

このようにすると、現像剤供給容器内に現像剤が高密度で効率よく充填され、短時間で現像剤供給容器内に多くの量の現像剤が充填されるようになると共に、現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加える場合のように、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということもない。

0017

また、この発明における第2の現像剤の充填方法においては、充填装置から現像剤供給容器内に現像剤を供給させながら、現像剤供給容器内に供給された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給容器内に供給された現像剤中における気体が常に脱気されて、現像剤供給容器内に現像剤が高密度で充填されるようになり、短時間で現像剤供給容器内に多くの量の現像剤が充填されるようになると共に、現像剤が充填された現像剤供給容器に振動を加える場合のように、現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということもない。

0018

以下、この発明の実施例に係る現像剤の充填方法を添付図面に基づいて具体的に説明する。

0019

(実施例1)この実施例における現像剤の充填方法においては、先ず、図1の(A)に示すように、現像剤供給容器10を第1の充填装置20の下に導き、この充填装置20の供給パイプ21を現像剤供給容器10の口部11内に挿入させて、この充填装置20から現像剤1を現像剤供給容器10内に供給し、同図の(B)に示すように、所定量の現像剤1を現像剤供給容器10内に一次充填させるようにした。なお、このようにして現像剤供給容器10内に現像剤1を一次充填させた状態では、この現像剤1中に多くの気体が含まれており、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度は低いものであった。

0020

次に、このように所定量の現像剤1が充填された現像剤供給容器10内に、同図の(C)に示すように、現像剤1を通過させずに気体だけを通過させる吸気用フィルター31を挿入させ、この状態でこの吸気用フィルター31に接続された吸引パイプ32を通して吸引装置30により吸引を行い、現像剤供給容器10内に充填された上記の現像剤1中に含まれる気体を、この吸気用フィルター31を通して吸引装置30により吸引して脱気させるようにした。

0021

このようにして、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させると、同図の(D)に示すように、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の容積が急激に減少して、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度が急激に向上した。

0022

そして、このように現像剤1中に含まれる気体を脱気させた後は、この現像剤供給容器10を第2の充填装置20に導き、同図の(E)に示すように、上記第1の充填装置20の場合と同様に、この第2の充填装置20における供給パイプ21を現像剤供給容器10の口部11内に挿入し、この状態でこの第2の充填装置20から供給パイプ21を通して現像剤供給容器10内に所定量の現像剤1を二次充填させるようにした。

0023

このようにすると、単に充填装置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を供給して、現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させただけの場合に比べて、現像剤供給容器10内における現像剤1の充填密度が非常に高くなり、多くの量の現像剤1が現像剤供給容器10内に充填されるようになった。

0024

次に、上記の実施例1による現像剤の充填方法によって現像剤1を現像剤供給容器10内に充填させるようにした場合と、比較例として、上記のように第1の充填装置20から現像剤供給容器10内に所定量の現像剤1を供給した後、この現像剤供給容器10に振動を与えて現像剤供給容器10内における現像剤1の密度を高め、その後、第2の充填装置20から現像剤を現像剤供給容器10内に充填させるようにした場合とを比較し、この発明の実施例に係る現像剤の充填方法が優れていることを明らかにする。

0025

ここで、上記の現像剤供給容器10としては、現像剤1を収容させる容積が1440ccのものを使用すると共に現像剤1としてトナーを使用し、先ず第1の充填装置20から現像剤供給容器10にそれぞれ500gの現像剤1を一次充填させるようにした。

0026

そして、この実施例の方法では、上記の吸気用フィルター31として、開口寸法が約2μmになった燒結プラスチックで構成されたものを使用し、上記の吸引装置30における吸引圧を0.5気圧に設定して、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させる一方、比較例の方法においては、上記の現像剤供給容器10に適当な振動を加え、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の密度を高めて、その容積を減少させるようにした。

0027

ここで、このように現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させたり、現像剤供給容器10に振動を加える時間を調整し、これらの処理時間の変化によって、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の容積がどのように変化するかを調べ、その結果を図2に示した。なお、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の容積の変化については、それぞれ現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の面の高さを測定し、実施例のように脱気させた場合の変化を○で、比較例のように振動させた場合の変化を△で示した。

0028

この結果、この実施例のように充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させた場合には、現像剤供給容器10内における現像剤1の面が急激に低下して、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度が急激に高くなったのに対して、現像剤供給容器10に振動を加えた比較例の方法では、現像剤1の面が徐々に低下するだけで、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度の変化が少なかった。

0029

次に、上記のように現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させ、また現像剤供給容器10に振動を加えて、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1の容積を減少させた後、それぞれの現像剤供給容器10内に第2の充填装置20から現像剤1を二次充填させ、上記の一次充填と合わせて現像剤供給容器10内に全体としてどれだけの量の現像剤1が充填されたかを調べるようにした。そして、現像剤供給容器10内に全体として充填される現像剤1の量が、上記の処理時間によってどのように変化するかを調べ、実施例のように脱気を行った場合における変化を○で、比較例のように振動を加えた場合における変化を△で図3に示した。なお、脱気や振動を行わなかった場合には、現像剤供給容器10内に充填される現像剤1の量は642g程度であった。

0030

この結果、この実施例のように充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させた場合には、上記のように現像剤供給容器10内における現像剤1の密度が急激に高くなって、現像剤供給容器10内における現像剤1の容積が急激に減少するため、二次充填によって充填できる現像剤1の量も急激に増加し、脱気させる時間が短くても、現像剤供給容器10内に多くの量の現像剤1を充填できるようになった。

0031

これに対して、比較例のように現像剤供給容器10に振動を加えるようにした場合には、上記のように現像剤供給容器10内における現像剤1の容積が徐々に低下するだけであるため、二次充填によって充填できる現像剤1の量も徐々に増加するだけであり、現像剤供給容器10内に現像剤1が十分に充填されるようにするためには、現像剤供給容器10を長い時間振動させなければならず、現像剤供給容器10内に現像剤1を充分に充填させるのに非常長い時間がかかり、作業効率が非常に悪かった。

0032

なお、この実施例1における現像剤の充填方法においては、上記のように第1及び第2の各充填装置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させる一次充填と二次充填との間において、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気する脱気工程を1回行うようにしただけであるが、現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させる充填工程や、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気する脱気工程の数を更に増やしたりすることが可能である。

0033

例えば、上記の図1の(E)に示したように、第2の充填装置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を二次充填させた後、図4の(A)〜(D)に示すように、現像剤1が二次充填された現像剤供給容器10内に吸気用フィルター31を挿入させて、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体をさらにこの吸気用フィルター31を通して脱気させ、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度を高めて、現像剤1の容積を減少させた後、さらにこの現像剤供給容器10内に第3の充填装置20から現像剤1を充填させるようにすることも可能である。

0034

また、この実施例1における現像剤の充填方法においては、現像剤供給容器10に対して現像剤1を一次及び二次充填させるにあたり、第1及び第2の2つの充填装置20を設け、それぞれの充填装置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を充填させるようにしたが、図5に示すように、一つの充填装置20から現像剤供給容器10内に現像剤1を一次充填させた後、このように一次充填された現像剤供給容器10内の現像剤1中に含まれる気体を上記のように吸引装置30により吸気用フィルター31を通して脱気させ、現像剤供給容器10内における現像剤1の密度を高めてその容積を減少させた後、この現像剤供給容器10を上記の充填装置20の位置に戻し、この充填装置20から再度現像剤供給容器10内に現像剤1を供給して二次充填を行うようにすることも可能である。

0035

また、上記の実施例1における現像剤の充填方法においては、現像剤供給容器10内に充填された現像剤1中に含まれる気体を脱気させるにあたり、現像剤供給容器10内に吸気用フィルター31を挿入させ、この吸気用フィルター31を通して現像剤1中に含まれる気体を脱気させるようにしたが、例えば、図6に示すように、現像剤供給容器10の底部に現像剤1を通さずに気体だけを通すフィルター部12を設け、フィルター部12が設けられた現像剤供給容器10の底部に吸引装置30の吸い込み部33をセットして吸引を行い、上記のフィルター部12を通して現像剤1中に含まれる気体を脱気させるようにすることも可能である。

0036

(実施例2)この実施例における現像剤の充填方法においては、現像剤1を充填させる現像剤供給容器10として、上記の図6に示したように、現像剤供給容器10の底部に現像剤1を通さずに気体だけを通すフィルター部12を設けたものを用いるようにした。

0037

そして、この実施例においては、図7に示すように、フィルター部12が設けられた現像剤供給容器10の底部に吸引装置30の吸い込み部33をセットした状態で、この現像剤供給容器10を充填装置20の下に導き、この充填装置20の供給パイプ21を現像剤供給容器10の口部11内に挿入させて、この充填装置20から現像剤1を現像剤供給容器10内に供給させるようにすると共に、上記の吸引装置30により現像剤供給容器10の底部における上記のフィルター部12を通して、現像剤供給容器10内に供給された現像剤1中に含まれる気体を順次脱気させるようにした。

0038

このようにすると、上記の充填装置20から現像剤供給容器10内に供給された現像剤1中に気体が含まれるということが少なく、現像剤供給容器10内に現像剤1が順々に高密度で充填されるようになり、短時間で現像剤供給容器10内に多くの量の現像剤1が充填されるようになった。

発明の効果

0039

以上詳述したように、この発明における現像剤の充填方法においては、一次充填工程において充填装置から現像剤を現像剤供給容器内に充填させた後、この現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給容器内における現像剤の密度が急激に高くなって、現像剤供給容器内における現像剤の容積が急激に減少し、この状態で、二次充填工程において充填装置から現像剤供給容器内に再度現像剤を充填させると、現像剤供給容器内に多くの量の現像剤が効率よく充填されるようになった。

0040

このように、この発明における現像剤の充填方法によって現像剤供給容器内に現像剤を充填させると、現像剤供給容器内に多くの量の現像剤が充填されるようになるため、現像剤供給容器の数が少なくてすみ、そのコストが低減されると共に、この現像剤供給容器から画像形成装置に現像剤を供給した場合に、現像剤供給容器内における現像剤がすぐに消費されてなくなるということもなく、現像剤供給容器を取り換える作業も少なくなって作業性が良くなると共に現像剤供給容器の処理が問題になるということも少なくなり、さらに一枚当りの画像形成コストも安くてすむようになった。

0041

また、この発明における現像剤の充填方法においては、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させるようにしたため、現像剤供給容器に振動を加えて現像剤供給容器内における現像剤の密度を高める場合に比べて、現像剤供給容器内における現像剤の密度の上昇が著しく早くなり、現像剤供給容器内に現像剤を短時間で簡単に高密度に充填できるようになると共に、現像剤供給容器を振動させる場合のように、充填された現像剤が現像剤供給容器内から飛散したり、現像剤供給容器が傷ついたりするということもなかった。

図面の簡単な説明

0042

図1この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法を実施する工程を示した概略工程図である。
図2この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法のように、現像剤が一次充填された現像剤供給容器内において現像剤中に含まれる気体を脱気させた場合と、比較例のように現像剤が一次充填された現像剤供給容器に振動を加えた場合とにおいて、これらの処理時間の変化によって現像剤供給容器内に充填された現像剤の容積がどのように変化するかを示したグラフである。
図3この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法のように、現像剤が一次充填された現像剤供給容器内において現像剤中に含まれる気体を脱気させたり、比較例のように現像剤が一次充填された現像剤供給容器に振動を加えて、現像剤供給容器内における現像剤の容積を減少させた後、二次充填を行った場合において、現像剤供給容器内に収容される現像剤の全体量が上記の処理時間の変化によってどのように変化するかを示したグラフである。
図4この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法において、現像剤供給容器内に現像剤を二次充填させた後、更にこの現像剤供給容器内における現像剤中の気体を脱気させ、その後この現像剤供給容器内に現像剤を三次充填させる工程を示した概略工程図である。
図5この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法において、一つの充填装置を使用して現像剤供給容器内に現像剤を一次充填及び二次充填させる方法を示した概略工程図である。
図6この発明の実施例1に係る現像剤の充填方法において、現像剤供給容器内に充填された現像剤中に含まれる気体を脱気させる方法の変更例を示した概略説明図である。
図7この発明の実施例2に係る現像剤の充填方法において、現像剤供給容器内に現像剤を充填させる状態を示した概略説明図である。

--

0043

1現像剤
10現像剤供給容器
12フィルター部
20充填装置
30吸引装置
31吸気用フィルター
32 吸引パイプ

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