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技術 列車運行管理システム

出願人 三菱電機株式会社
発明者 野崎泰隆
出願日 1994年9月9日 (26年3ヶ月経過) 出願番号 1994-215980
公開日 1996年3月19日 (24年9ヶ月経過) 公開番号 1996-072721
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 鉄道交通の監視、制御、保安
主要キーワード 構内作業 換計画 車両基地内 セット時刻 本線側 最終列車 配置計画 運行ダイヤ情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1996年3月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

目的

車両運用計画装置で作成された出入ダイヤ情報を正確迅速に列車運行管理装置入手できるようにする。

構成

車両運用計画作成の指令が出て(S1)、車両運用計画装置により作成された車両運用計画は、運用計画ファイル登録されるとともに(S3)端末装置ディスプレイに表示され(S4)その確認を経て(S5)データ伝送路を介して列車運行管理装置に送信される(S6)。列車運行管理装置で受信された(S7)出入庫番線データはその表示確認(S8、S9)を経て運行ダイヤファイルに登録される(S10)。

概要

背景

図5は従来の列車運行管理システム概略構成を示す図である。図において、1は本線上の列車運行ダイヤ情報を作成、管理する列車運行管理装置、2は列車運行管理装置1内で運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤファイル、3はキーボードディスプレイプリンタからなる端末装置である。4は車両基地内での車両運用計画を作成、管理する車両運用計画装置で、例えば、特開平4−177499号公報に開示されたものである。5は車両運用計画装置4内で車両運用計画情報を格納する運用計画ファイル、6は端末装置、7は端末装置6から出力された帳票である。

列車運行管理装置1は本線上の列車の運行ダイヤ情報(各駅発着時刻番線等)の作成、管理を行うが、そのためには本線と車両基地との間の出入庫制御のための出入庫ダイヤ情報(出入庫番線、出入庫時刻等)も必要となる。ところで、この出入庫ダイヤ情報である例えば出入庫番線データは、日々、車両基地内で行われる各種の検査作業内容等を実施するための車両配置、入換計画などの車両運用計画の立案決定内容に基づき決められるので、日々変化するものである。

従って、図5に示すように、車両運用計画装置4の端末装置6から出力された帳票7からオペレータが、例えば出入庫番線を読み取り、これを出入庫番線データとして帳票の形で作成する。そして、この帳票を手作業によりファクシミリFAX)で本線の列車運行管理装置1側へ送り、ここでは、送られてきた帳票をオペレータが読み取り、手作業で列車運行管理装置1に入力する。帳票が定刻までに車両基地から本線側送付されない場合には、電話等により送付を要求する。また、本線側の都合運行計画に変更が発生した場合には、電話等により本線側から車両基地側に変更要求を行い、車両基地で修正を検討し、問題なければその修正結果を電話等で本線側に連絡し、それに基づき列車運行管理装置1のデータを修正入力する。

概要

車両運用計画装置で作成された出入庫ダイヤ情報を正確迅速に列車運行管理装置で入手できるようにする。

車両運用計画作成の指令が出て(S1)、車両運用計画装置により作成された車両運用計画は、運用計画ファイルに登録されるとともに(S3)端末装置のディスプレイに表示され(S4)その確認を経て(S5)データ伝送路を介して列車運行管理装置に送信される(S6)。列車運行管理装置で受信された(S7)出入庫番線データはその表示確認(S8、S9)を経て運行ダイヤファイルに登録される(S10)。

目的

この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、必要に応じて正確な出入庫ダイヤ情報を本線側で入手することができる列車運行管理システムを得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

本線上の列車運行ダイヤ情報を作成、管理するとともに上記運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤファイルを備えた列車運行管理装置車両基地内での車両運用計画を作成、管理するとともにこの車両運用計画に基づき上記本線と車両基地との間の出入庫制御に必要な出入庫ダイヤ情報を作成する車両運用計画装置、およびこの車両運用計画装置で作成された出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して上記列車運行管理装置に伝送し上記運行ダイヤファイルに格納する手段を備え、上記列車運行管理装置は、上記車両運用計画装置から上記伝送路を介して入力され上記運行ダイヤファイルに格納された出入庫ダイヤ情報を含めた情報により本線上の列車の運行ダイヤ情報の作成、管理を行うようにしたことを特徴とする列車運行管理システム

請求項2

伝送路を介して列車運行管理装置に伝送された出入庫ダイヤ情報を表示する手段、および上記伝送された出入庫ダイヤ情報の運行ダイヤファイルへの格納を指令する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の列車運行管理システム。

請求項3

列車運行管理装置に第1のタイマーを備え、この第1のタイマーがタイムアップしたとき出入庫ダイヤ情報の送付要求を伝送路を介して車両運用計画装置へ送出し、上記車両運用計画装置は上記送付要求に基づき上記出入庫ダイヤ情報を上記伝送路を介して上記列車運行管理装置へ送出するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の列車運行管理システム。

請求項4

車両運用計画装置に第2のタイマーを備え、この第2のタイマーがタイムアップしたとき出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して列車運行管理装置へ送出するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の列車運行管理システム。

請求項5

列車運行管理装置に出入庫ダイヤ情報の変更要求を入力する手段を備え、上記変更要求が入力されたときは当該変更要求を伝送路を介して車両運用計画装置へ送出し、上記車両運用計画装置では上記変更要求に基づき上記出入庫ダイヤ情報を修正し当該修正した出入庫ダイヤ情報を上記伝送路を介して上記列車運行管理装置へ送出するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の列車運行管理システム。

請求項6

伝送路を介して車両運用計画装置に伝送された出入庫ダイヤ情報の変更要求を表示する手段、および上記変更要求に基づく上記出入庫ダイヤ情報の修正を指令する手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の列車運行管理システム。

技術分野

0001

この発明は、本線と車両基地との間の出入庫制御に必要な出入庫ダイヤ情報を含めた情報により本線上の列車運行ダイヤ情報の作成、管理を行う列車運行管理システムに関するものである。

背景技術

0002

図5は従来の列車運行管理システムの概略構成を示す図である。図において、1は本線上の列車の運行ダイヤ情報を作成、管理する列車運行管理装置、2は列車運行管理装置1内で運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤファイル、3はキーボードディスプレイプリンタからなる端末装置である。4は車両基地内での車両運用計画を作成、管理する車両運用計画装置で、例えば、特開平4−177499号公報に開示されたものである。5は車両運用計画装置4内で車両運用計画情報を格納する運用計画ファイル、6は端末装置、7は端末装置6から出力された帳票である。

0003

列車運行管理装置1は本線上の列車の運行ダイヤ情報(各駅発着時刻番線等)の作成、管理を行うが、そのためには本線と車両基地との間の出入庫制御のための出入庫ダイヤ情報(出入庫番線、出入庫時刻等)も必要となる。ところで、この出入庫ダイヤ情報である例えば出入庫番線データは、日々、車両基地内で行われる各種の検査作業内容等を実施するための車両配置、入換計画などの車両運用計画の立案決定内容に基づき決められるので、日々変化するものである。

0004

従って、図5に示すように、車両運用計画装置4の端末装置6から出力された帳票7からオペレータが、例えば出入庫番線を読み取り、これを出入庫番線データとして帳票の形で作成する。そして、この帳票を手作業によりファクシミリFAX)で本線の列車運行管理装置1側へ送り、ここでは、送られてきた帳票をオペレータが読み取り、手作業で列車運行管理装置1に入力する。帳票が定刻までに車両基地から本線側送付されない場合には、電話等により送付を要求する。また、本線側の都合運行計画に変更が発生した場合には、電話等により本線側から車両基地側に変更要求を行い、車両基地で修正を検討し、問題なければその修正結果を電話等で本線側に連絡し、それに基づき列車運行管理装置1のデータを修正入力する。

発明が解決しようとする課題

0005

従来の列車運行管理システムは以上のように構成されているので、毎日、車両基地から送られてくる帳票をもとに出入庫番線等の出入庫ダイヤ情報を手作業により入力しなければならず、入力操作ミスのために誤った番線が登録された結果、列車の出庫遅延あるいは入庫遅延を生じたり、本線ダイヤ乱れや車両基地内の構内作業混乱を招く等の問題点があった。

0006

この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、必要に応じて正確な出入庫ダイヤ情報を本線側で入手することができる列車運行管理システムを得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

この発明の請求項1に係る列車運行管理システムは、本線上の列車の運行ダイヤ情報を作成、管理するとともに上記運行ダイヤ情報を格納する運行ダイヤファイルを備えた列車運行管理装置、車両基地内での車両運用計画を作成、管理するとともにこの車両運用計画に基づき上記本線と車両基地との間の出入庫制御に必要な出入庫ダイヤ情報を作成する車両運用計画装置、およびこの車両運用計画装置で作成された出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して上記列車運行管理装置に伝送し上記運行ダイヤファイルに格納する手段を備えたものである。

0008

また、請求項2に係る列車運行管理システムは、請求項1において、伝送路を介して列車運行管理装置に伝送された出入庫ダイヤ情報を表示する手段、および上記伝送された出入庫ダイヤ情報の運行ダイヤファイルへの格納を指令する手段を備えたものである。

0009

また、請求項3に係る列車運行管理システムは、請求項1または2において、列車運行管理装置に第1のタイマーを備え、この第1のタイマーがタイムアップしたとき出入庫ダイヤ情報の送付要求を伝送路を介して車両運用計画装置へ送出し、上記車両運用計画装置は上記送付要求に基づき上記出入庫ダイヤ情報を上記伝送路を介して上記列車運行管理装置へ送出するようにしたものである。

0010

また、請求項4に係る列車運行管理システムは、請求項1または2において、車両運用計画装置に第2のタイマーを備え、この第2のタイマーがタイムアップしたとき出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して列車運行管理装置へ送出するようにしたものである。

0011

また、請求項5に係る列車運行管理システムは、上記列車運行管理装置に出入庫ダイヤ情報の変更要求を入力する手段を備え、上記変更要求が入力されたときは当該変更要求を伝送路を介して車両運用計画装置へ送出し、上記車両運用計画装置では上記変更要求に基づき上記出入庫ダイヤ情報を修正し当該修正した出入庫ダイヤ情報を上記伝送路を介して上記列車運行管理装置へ送出するようにしたものである。

0012

また、請求項6に係る列車運行管理システムは、請求項5において、伝送路を介して車両運用計画装置に伝送された出入庫ダイヤ情報の変更要求を表示する手段、および上記変更要求に基づく上記出入庫ダイヤ情報の修正を指令する手段を備えたものである。

0013

この発明の請求項1に係る列車運行管理システムの列車運行管理装置は、車両運用計画装置から伝送路を介して入力され運行ダイヤファイルに格納された出入庫ダイヤ情報を含めた情報により本線上の列車の運行ダイヤ情報の作成、管理を行う。

0014

また、請求項2に係る列車運行管理システムにおいては、車両運用計画装置から伝送されてきた出入庫ダイヤ情報は、一旦、列車運行管理装置で表示され、オペレータがこれを確認して指令すると運行ダイヤファイルに格納される。

0015

また、請求項3に係る列車運行管理システムにおいては、第1のタイマーのタイムアップにより出入庫ダイヤ情報の送付要求が出され、車両運用計画装置から列車運行管理装置に出入庫ダイヤ情報が送出される。

0016

また、請求項4に係る列車運行管理システムにおいては、第2のタイマーのタイムアップにより車両運用計画装置から列車運行管理装置に出入庫ダイヤ情報が送出される。

0017

また、請求項5に係る列車運行管理システムにおいては、列車運行管理装置から出入庫ダイヤ情報の変更要求を入力すると、車両運用計画装置ではその変更要求に基づいて出入庫ダイヤ情報が修正され列車運行管理装置に送出される。

0018

また、請求項6に係る列車運行管理システムにおいては、列車運行管理装置から伝送されてきた出入庫ダイヤ情報の変更要求は、一旦車両運用計画装置で表示され、オペレータがこれを確認して指令すると、修正処理が実行される。

0019

実施例1.図1はこの発明の実施例1による列車運行管理システムの概略構成を示す図である。図において、8は列車運行管理装置1と車両運用計画装置4とで情報の授受を行うデータ伝送路である。列車運行管理装置1は従来と同等のものであるが、ここでは、必要な出入庫ダイヤ情報の送付要求や出入庫ダイヤ情報の変更要求をデータ伝送路8を介して車両運用計画装置4に送出する機能も備えている。また、車両運用計画装置4も従来と同等のものであるが、端末装置6から対話形式で運行ダイヤ、車両基本運用編成構成等の情報を入力することにより、車両運用計画に関する基本的ルール(列車運用ルール列車編成管理、検査作業予定等)に基づき、出入庫運用計画、配置計画等を自動作成する。また、作成されたデータを運用計画ファイル5に登録するとともに、運用計画表、配車計画表等の各帳票7を作成する。更に、列車運行管理装置1からの出入庫ダイヤ情報の送付要求や変更要求に応じて必要な情報を作成し、列車運行管理装置1へ送出する機能も備えている。

0020

次に、実施例1における列車運行管理システムの機能および処理の流れを図2フローチャートに基づいて説明する。なお、同図の左端欄は、各ステップの処理を実行する装置(列車運行管理装置1または車両運用計画装置4)の区別を示している。

0021

先ず、車両運用計画装置4の端末装置6により、車両運用計画作成を指令すると(ステップS1で有)、車両運用計画装置4は車両運用計画(出入庫運用計画、車両配置計画等)の自動作成に入る(ステップS2)。車両運用計画の作成が完了すると、運用計画ファイル5に格納登録される(ステップS3)。登録された情報は端末装置6のディスプレイに表示され(ステップS4)、オペレータがその表示内容の確認を行う(ステップS5)。

0022

表示内容に問題がなければ(ステップS5でOK)、オペレータは必要な情報、ここでは出入庫番線データを送出する旨を端末装置6のキーボードを操作することにより指示すると、図示しない伝送インターフェースを経てデータ伝送路8を介して出入庫番線データが車両運用計画装置4から送信される(ステップS6)。ステップS5で表示内容に支障があれば、ステップS1に戻る。

0023

列車運行管理装置1で受信された出入庫番線データは(ステップS7)、その端末装置3のディスプレイに表示される(ステップS8)。列車運行管理装置1側のオペレータはここでその表示内容を確認し(ステップS9)、表示内容に問題がなければ(ステップS9でOK)、送られてきた出入庫番線データを運行ダイヤファイル2に登録する旨指令操作を行う(ステップS10)。表示内容に支障があれば(ステップS9でNO)、登録操作はせず当該フローとしてはそのまま処理を終了し、別途列車運行管理装置1側から車両運用計画装置4に対して計画内容の修正指示を行うことになる。

0024

なお、図2ではこの出入庫番線データの登録処理までしか図示していないが、列車運行管理装置1はこの登録された出入庫番線データを含めた情報により本線上の列車の運行ダイヤ情報の作成、管理を行う。従って、車両運用計画装置4で作成された出入庫番線データは、オペレータによる手入力操作を経ることなく、車両運用計画装置4の運用計画ファイル5からデータ伝送路8を介して列車運行管理装置1の運行ダイヤファイル2へ直接伝送格納されるので、正確で迅速なデータ処理が可能となり、従来の入力操作ミス等による本線ダイヤの乱れ等の発生を未然に防止することができる。

0025

また、この実施例では、図2のステップS9で、送られてきた出入庫番線データの内容をオペレータが確認した後、運行ダイヤファイル2に登録するようにしているのは以下の理由による。即ち、列車運行管理装置1は本線上の列車の運行ダイヤを最優先位置付けた処理を行い、また、車両運用計画装置4は基地内での車両運用を最優先にその計画を作成する。このため、通常は、車両運用計画装置4で作成された出入庫番線データの内容が、本線上の列車ダイヤの運用に支障がないか否かを確認する訳である。例えば、本線の一部の線路を使用して車両基地との出入庫が行われるような場合には、上記した支障の有無の確認が重要となる。従って、施設の条件によっては上記したオペレータによる確認処理を省略し、直接運行ダイヤファイル2に登録するようにしてもよい。

0026

実施例2.なお、実施例1では、車両運用計画の作成を車両運用計画装置4の端末装置6からの指令により起動させるようにしたが、列車運行管理装置1の端末装置3からの指令により、車両運用計画の作成要求を出し、この要求指令をデータ伝送路8を介して車両運用計画装置4に入力し、作成動作を起動させるようにしてもよい。

0027

実施例3.通常は実施例1に示す方式で、例えば翌日の列車運行開始に間に合うように、予め定められた時刻に車両基地のオペレータが車両運用計画作成の指令入力図2のステップS1)を行う。しかし、この入力操作が何らかの原因で行われないと、本線での列車運行管理に支障を来すことになる。実施例3は、このような場合を想定し、列車運行管理装置1にタイマーを設けることにより、必要な出入庫番線データを必要な時点までに確実に得ることができるようにしたものである。以下、図3のフローチャートによりこの実施例3の機能および処理の流れを説明する。

0028

タイマーのカウントアップが検出されると(ステップT1でYES)、既に出入庫番線データの送信があったか否かを判断する(ステップT2)。ここで、タイマーのセット時刻としては、翌日の列車運行開始に間に合わせるよう、例えば、最終列車運行が終了した直後の適当な時刻に設定する。出入庫番線データの送信が既にあれば(ステップT2でYES)そのまま処理を終了する。送信がなければ(ステップT2でNO)、出入庫番線データの要求指令を車両運用計画装置4に対して送信する(ステップT3)。

0029

車両運用計画装置4側でこの要求指令を受信すると(ステップT4)、先ず、要求された出入庫番線データが決定済か否かを判断する(ステップT5)。決定済であれば(ステップT5でYES)、直ちに当該出入庫番線データを送信する(ステップT6)。出入庫番線データが決定されていないときは(ステップT5でNO)、端末装置6に設けられたブザー鳴動させ(ステップT7)オペレータに知らせる。ブザーを確認したオペレータは、端末装置6により車両運用計画作成を指令し(ステップT8)、車両運用計画装置4は車両運用計画の作成に入る(ステップT9)。作成が完了すると、直ちにその出入庫番線データを運用計画ファイル5に登録するとともに(ステップT10)列車運行管理装置1へ送信する(ステップT6)。

0030

列車運行管理装置1で受信された出入庫番線データ(ステップT11)は、端末装置3のディスプレイに表示されるとともに、ブザーを鳴動する(ステップT12)。オペレータはその表示内容を確認し(ステップT13)、問題なければ運行ダイヤファイル2に格納登録する(ステップT14)。

0031

以上のように、この実施例3では、列車運行管理装置1側にタイマーを設け、これを適当な時刻に設定することにより、出入庫番線データが未入手との理由で、例えば翌日の列車運行管理に支障を来すという恐れはなくなり、信頼性の高い列車運行管理システムが実現する。

0032

実施例4.実施例3と同様の目的を果たすため、タイマーを車両運用計画装置4側に備えるようにしてもよい。この場合、このタイマーのカウントアップが検出されると、例えば図3のステップT5以降の処理を行う構成とすればよい。

0033

実施例5.図4はこの発明の実施例5による列車運行管理システムの機能および処理の流れを示すフローチャートである。例えば、出入庫制御が使用頻度の高い番線を経て行われるような場合、本線側の事情で出入庫番線データを変更する必要が生じるときがある。この実施例5はこのような場合を想定したもので、この変更要求を自動的に速やかに処理するものである。オペレータにより列車運行管理装置1側の端末装置3から出入庫番線データの変更要求指令が出されると(ステップU1で有)、直ちにこの変更要求指令がデータ伝送路8を介して車両運用計画装置4に伝えられ(ステップU2、U3)、端末装置6のディスプレイに表示されるとともにブザーを鳴動する(ステップU4)。

0034

車両運用計画装置4側のオペレータはこれを確認し(ステップU5)、OKであれば、即ち修正が可能であれば出入庫番線データの修正処理を行い(ステップU6)、そのデータをデータ伝送路8を介して列車運行管理装置1へ送信する(ステップU7)。列車運行管理装置1では受信した(ステップU8)修正データおよび修正承認の旨が端末装置3のディスプレイに表示され(ステップU9)、直ちに運行ダイヤファイル2に格納登録される(ステップU10)。修正が不可等であれば(ステップU5でNO)処理を終了し、別途その旨列車運行管理装置1側へ通知する。

0035

以上のように、出入庫番線データの変更要求に応じて修正が自動的に速やかに確実に処理され、システムの利便性が向上する。

発明の効果

0036

以上のように、この発明の請求項1に係る列車運行管理システムは、車両運用計画装置で作成された出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して列車運行管理装置に伝送しその運行ダイヤファイルに格納するようにしたので、手作業を経ることがなく、常に正確で迅速な列車運行管理が可能となる。

0037

また、請求項2に係る列車運行管理システムは、列車運行管理装置に伝送された出入庫ダイヤ情報を表示しその格納を指令する手段を備えたので、列車運行管理上不適当なデータの格納を排除することができ、システムの実用性が向上する。

0038

また、請求項3または請求項4に係る列車運行管理システムは、それぞれ第1のタイマーまたは第2のタイマーを備え、そのタイムアップにより必要な出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して列車運行管理装置に送るようにしたので、出入庫ダイヤ情報が未入手との理由で列車運行管理に支障を来す恐れがなくなり、システムの信頼性が向上する。

0039

また、請求項5に係る列車運行管理システムは、列車運行管理装置からの出入庫ダイヤ情報の変更要求に応じて車両運用計画装置で修正した出入庫ダイヤ情報を伝送路を介して列車運行管理装置に送るようにしたので、この修正が自動的に速やかに確実に処理され、システムの利便性が向上する。

0040

また、請求項6に係る列車運行管理システムは、車両運用計画装置に伝送された出入庫ダイヤ情報の変更要求を表示しその修正処理を指令する手段を備えたので、不適切な変更要求を事前に検知することができ、システムの運用効率が向上する。

図面の簡単な説明

0041

図1この発明の列車運行管理システムの概略構成を示す図である。
図2この発明の実施例1による列車運行管理システムの機能および処理の流れを示すフローチャートである。
図3この発明の実施例3による列車運行管理システムの機能および処理の流れを示すフローチャートである。
図4この発明の実施例5による列車運行管理システムの機能および処理の流れを示すフローチャートである。
図5従来の列車運行管理システムの概略構成を示す図である。

--

0042

1列車運行管理装置、2運行ダイヤファイル、3端末装置、4車両運用計画装置、5運用計画ファイル、6 端末装置、8データ伝送路。

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